JPH0738470Y2 - 小口径管推進機械の管埋設装置 - Google Patents

小口径管推進機械の管埋設装置

Info

Publication number
JPH0738470Y2
JPH0738470Y2 JP1988147586U JP14758688U JPH0738470Y2 JP H0738470 Y2 JPH0738470 Y2 JP H0738470Y2 JP 1988147586 U JP1988147586 U JP 1988147586U JP 14758688 U JP14758688 U JP 14758688U JP H0738470 Y2 JPH0738470 Y2 JP H0738470Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
small
diameter
diameter pipe
pilot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988147586U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0270093U (ja
Inventor
保之 加藤
辰雄 屋敷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP1988147586U priority Critical patent/JPH0738470Y2/ja
Publication of JPH0270093U publication Critical patent/JPH0270093U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0738470Y2 publication Critical patent/JPH0738470Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は電力管や下水管のような小口径管を地中へ埋
設する小口径管推進機械の管埋設装置に関する。
(従来の技術) パイロット管を先にいれて、それを牽引することにより
埋設管を引き込むという技術として特許第96656号明細
書がある。
しかし上記特許第96656号明細書に記載されたものには
次のような問題があった。
すなわち 拡大ヘッドの推進反力が直線小口径管全体にかかっ
てしまい、細い管や肉厚の薄い管や塩化ビニール管等、
強度の低いものには使用できない。
拡大ヘッドが中空であるため、小口径管の中にまで
土砂が入り込む。
このため入り込んだ土砂を取り除かねばならず手間がか
かってしまう。
(考案が解決しようとする課題) そこで土砂が入り込まないようにし、また直接に小口径
管に推進反力がかからないようにするため、特公昭61-9
745号公報や特開昭58-120996号公報に記載されたものが
公知となっている。
しかし乍ら特公昭61-9745号公報のものは拡大ヘッ
ドはパイロット管によって牽引さてはおらず、小口径管
内から押されてはいるけれども結局小口径管は拡大ヘッ
ドによって牽引されているため、小口径管と拡大ヘッド
の接続及び1本目と2本目等の小口径管同志の接続を強
固にしないと抜けてしまう。
パイロット管をガイドレールのようにして用いられ
ているため、拡大ヘッドは中空である。
このためパイロット管と拡大ヘッド中空穴の隙間から土
砂や泥水が小口径管に流れ込んでしまい取り除かねばな
らず手間がかかってしまう。
さらに隙間に土砂等が噛み込み動かなくなる虞れもあ
る。
パイロット間をクランプしたクランプヘッドを反力
として推進ジャッキにより拡大ヘッドを推進して小口径
管を牽引するため、余分に拡大ヘッド推進装置及びクラ
ンプ装置が必要となるので高価となるばかりでなく、故
障した場合修理するのに穴の中から取り出さなければな
らず、大変である。というような不具合がある。
さらにまた特開58-120996号公報のものでは拡大ヘッド
の推進反力が小口径管にかかってしまい細い管や肉厚の
薄い管や塩化ビニール管等、強度の低いものには使用で
きないというような不具合がある。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされたもの
で、塩化ビニール管や肉厚の薄い鋼管などであっても地
中へ埋設が可能な小口径管推進機械の管埋設装置を提供
しようとするものである。
(課題を解決するための手段及び作用) この考案は上記目的を達成するために、予め地中へ埋設
したパイロット管の先端に埋設すべき小口径管を接続し
て、上記パイロット管を牽引することにより小口径管を
地中へ埋設する小口径管推進機械において、上記パイロ
ット管の先端にテーパ状の拡大ヘッドの小径側を接続
し、拡大ヘッドの大径側端面には、連結杆の一端を接続
し、かつ埋設すべき小口径管の一端を差し込み、連結杆
の他端には小口径管の他端に当接するように押圧板を接
続しており、拡大ヘッドはパイロット管の牽引力により
発進立抗側へ牽引されると共に、小口径管はパイロット
管の牽引力を連結杆を介して押し込まれるようにした小
口径管推進機械の管埋設装置を提供して、小口径管に土
圧がかかることなく、小さな押圧力で小口径管を埋設す
ることができ、従って細い管や薄肉の管や塩化ビニール
管等強度の低いものも甚だ好適である。
(実施例) この考案の一実施例を第1図ないし第4図に示す図面を
参照して詳述する。
第1図及び第2図は小口径管推進機械を示すもので、発
進立抗1内に推進装置2が設置されていて、油圧ユニッ
ト3より供給される油圧によりまず到達立抗4へ向けて
パイロット管5を推進させるようになっている。
パイロット管5の先端が到達立抗4に到達したら先端の
パイロットヘッド5aを外して、パイロット管5より径の
大きい小口径管6を拡大ヘッド8を介してパイロット管
5の先端に接続し、パイロット管5を発進立抗1内の推
進装置2により牽引して、パイロット管5に接続された
小口径管6を第2図に示すように地中へ引き込むもの
で、小口径管6が塩化ビニール管や肉厚の薄い鋼管など
の場合に、この考案の埋設装置を使用する。
この考案は第3図に示すようにパイロット管5の先端に
螺着可能な拡大ヘッド8を有している。
上記拡大ヘッド8はパイロット管5と接続するねじ部8a
が小径なテーパ状をなしていて、大径側には1本目の小
口径管61の一端が嵌合する嵌合部8bが形成されている。
小口径管61は予め一端側に上記嵌合部8aへ嵌合自在な小
径部6aが、そして他端側に上記小径部6aが嵌合自在な凹
段部6bがそれぞれ形成されている。
また上記拡大ヘッド8の大径側端面の中心には連結杆9
の一端が着脱自在に螺着されている。
上記連結杆9は小口径管6の1本当たりの長さよりやや
長く形成されていて、他端側には別の連結杆9が接続ナ
ット10により順次連結できるようになっている。
次に上記小口径管6の埋設方法を説明すると、第1図に
示すパイロット管5の埋設工程によりパイロット管5の
先端が到達立抗4へ到達したら、パイロットヘッド5aを
外して第3図に示す拡大ヘッド8のねじ部8aを螺着する
と共に、1本目の小口径管61の小口径管6aを拡大ヘッド
8の嵌合部8bへ嵌合する。
そして小口径管6の凹段部6bに第3図に示す押圧板11を
嵌合して、押圧板11の中心部を貫通する連結杆9の先端
にナット12を螺合する。
つぎにこの状態でパイロット管5を発進立抗1側へ牽引
すると、まず拡大ヘッド8が地中へ引き込まれて、拡大
ヘッド8により地中に小口径管6よりやや大径な穴が形
成され、その穴内に小口径管6が押圧板11により押され
ながら押し込められるため、小口径管6には周囲の土の
摩擦力のみが加わり、これによって小さな押し込み力で
小口径管6を埋設することができる。
1本目の小口径管61の埋設が完了したら、連結杆9に連
結杆9を継ぎ足した後、第4図に示すように2本目の小
口径管62を接続して、再びパイロット管6を牽引する。
以下上記操作を拡大ヘッド8が発進立抗1へ達するまで
繰り返すもので、拡大ヘッド8が発進立抗1側へ突出し
たら、拡大ヘッド8は発進立抗4側で、それぞれ回収を
すればよい。
なお、第5図は小口径管6を地中へ押し込む際の抵抗を
少なくするための別の実施例を示すもので、拡大ヘッド
8内に通路8cを形成して、大径側端面に開口する通路8c
の一端に潤滑材供給管13の一端が接続され、通路8cの他
端は嵌合部8bより外側の端面に開口されている。
そして潤滑材供給管13の他端は、小口径管6内を通って
到達立抗4付近の地上に設置された潤滑材供給ポンプ14
に接続されていて、このポンプ14より水や滑材などの潤
滑材が供給されるようになっている。
これによって小口径管6の押し込み時、小口径管6と地
山の間に潤滑材が注入されるため、押し込み時の摩擦抵
抗を大幅に低減できると共に、より大径な小口径管6の
埋設も可能となる。
一方第6図は連結杆9にパイロット杆5を利用した別の
実施例で、拡大ヘッド8の大径側端面にパイロット管5
が接続され、このパイロット管5の後端にねじ軸15の一
端が螺着されている。
また小口径管6の他端にはスペーサ16を介して押圧管17
が接続されていると共に、押圧管17の他端に上記ねじ軸
15他端に螺装されたナット18が当接されていて、このナ
ット18により押圧管17を介して小口径管6を押し込むよ
うになっている。
(考案の効果) この考案は以上詳述したようにしてなり、下記のような
顕著な効果がある。
すなわち (1) パイロット管の先端に拡大ヘッドを接続したの
で拡大ヘッドを引っ張ると同時に連結杆を介して押圧板
により小口径管を押し込むので、拡大ヘッドは土圧を受
けるが、小口径管は拡大ヘッドにただ差し込まれている
だけであって、拡大ヘッドに推進方向のガイドが設けら
れているに過ぎず、拡大ヘッドにかかる土圧は小口径管
には伝わらない。
従って小口径管の押圧力は拡大ヘッドによって形成され
た穴を前進するだけの摩擦力でよいため、小口径管は大
きな力がかからない。
よって小口径管の強度は低くても破損することはなく、
細い杆や肉厚の薄いものや塩化ビニール管等にも使用で
きる。
(2) 拡大ヘッドは中実なので、小口径管内に土砂が
入り込むこともなく、小口径管内の手入れは簡単でよ
い。
(3) 拡大ヘッドと小口径管の接続あるいは小口径管
同志の接続は位置ずれしない程度に差し込むだけなの
で、接続部は加工精度を要しなく、しかも加工は簡単で
ある。
(4) 小口径管の両端部にねじ部等の接続するための
加工や部品が不要であって、差し込みや嵌め込み等横ず
れしない程度のストッパー部材があればよいのである。
さらに後から小口径管を押しているから簡単な接続でも
抜け出したり外れたりすることはない。
また小口径管には埋設時に負荷があまりかからないの
で、破損もおきにくいため、埋設の信頼性は向上し、不
具合発生のための費用や工期の増大も低減できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はパイロット
管推進時の説明図、第2図はパイロット管牽引時の説明
図、第3図はこの装置の断面図、第4図は同作用説明
図、第5図及び第6図は他の実施例を示す説明図であ
る。 5……パイロット管、6……小口径管 8……拡大ヘッド、8c……通路 9……連結杆

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め地中へ埋設したパイロット管5の先端
    に埋設すべき小口径管6を接続して、上記パイロット管
    5を牽引することにより、小口径管6を地中へ埋設する
    小口径管推進機械において、上記パイロット管5の先端
    にテーパ状拡大ヘッド8の小径側を接続し、拡大ヘッド
    8の大径側端面には、連結杆9の一端を接続し、かつ埋
    設すべき小口径管6の一端を差し込み、連結杆9の他端
    には小口径管6の他端に当接するように押圧板11を接続
    しており、拡大ヘッド8はパイロット管5の牽引により
    発進立坑1側へ牽引されると共に、小口径管6はパイロ
    ット管5の牽引力を連結杆9を介して押圧板10により押
    し込まれることを特徴とする小口径管推進機械の管埋設
    装置。
  2. 【請求項2】上記拡大ヘッド8は中実であることを特徴
    とする請求項(1)記載の小口径管推進機械の管埋設装
    置。
JP1988147586U 1988-11-14 1988-11-14 小口径管推進機械の管埋設装置 Expired - Lifetime JPH0738470Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988147586U JPH0738470Y2 (ja) 1988-11-14 1988-11-14 小口径管推進機械の管埋設装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988147586U JPH0738470Y2 (ja) 1988-11-14 1988-11-14 小口径管推進機械の管埋設装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0270093U JPH0270093U (ja) 1990-05-28
JPH0738470Y2 true JPH0738470Y2 (ja) 1995-09-06

Family

ID=31418126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988147586U Expired - Lifetime JPH0738470Y2 (ja) 1988-11-14 1988-11-14 小口径管推進機械の管埋設装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0738470Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005021216A1 (de) * 2005-05-07 2006-11-09 Kögler, Rüdiger, Dr.-Ing. Verfahren und Vorrichtungen zur grabenlosen Verlegung von Rohrleitungen

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS504491U (ja) * 1973-05-12 1975-01-17
JPS58120996A (ja) * 1982-01-12 1983-07-19 積水化学工業株式会社 管布設方法
JPS619475A (ja) * 1984-06-25 1986-01-17 Toyoda Gosei Co Ltd ゴム用接着剤組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0270093U (ja) 1990-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
PL321804A1 (en) Method of removing hollow bodies buried in soil
JPH0738470Y2 (ja) 小口径管推進機械の管埋設装置
US7699123B2 (en) Bore hole sleeve reaming apparatus and method
US6799923B2 (en) Trenchless water pipe replacement device and method
US4067200A (en) Device and method for installing ducts in holes produced by soil piercing tool
JPH0236758B2 (ja)
JPH0334493Y2 (ja)
JPH04130395U (ja) 小口径管の推力分散装置
JPS5945077B2 (ja) 小口径の軟質ダクトを推進埋設する方法
JPH0511978Y2 (ja)
JPH0131679Y2 (ja)
JPH07553Y2 (ja) 小口径管推進機械の管埋設装置
JP2007215284A (ja) 管路内布設ケーブル引抜き前処理治具及び工法
JPH0531640B2 (ja)
JP2952105B2 (ja) 泥水加圧式推進工法に用いられる配管材
JP3526406B2 (ja) 小口径管路推進機の先端装置用ケーブル・ホースの防護カバー及び収納方法
JPS5837386A (ja) 推進管の連結方法
JP2619267B2 (ja) 推進管の滑材注入配管方法
RU2023935C1 (ru) Способ протаскивания трубопровода
JPH0748797Y2 (ja) 牽引埋設工法用の埋設管
JPH0344614B2 (ja)
JPH0458878B2 (ja)
JPH0252760B2 (ja)
JPH0549895U (ja) 小口径管推進装置
JP2905677B2 (ja) 小口径管埋設用掘進機および埋設管の引き戻し方法とその装置