JPH0738374A - セラミックフィルタとその製造方法 - Google Patents
セラミックフィルタとその製造方法Info
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- JPH0738374A JPH0738374A JP20300493A JP20300493A JPH0738374A JP H0738374 A JPH0738374 A JP H0738374A JP 20300493 A JP20300493 A JP 20300493A JP 20300493 A JP20300493 A JP 20300493A JP H0738374 A JPH0738374 A JP H0738374A
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- Japan
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- terminal
- electrode
- input
- frame
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Abstract
(57)【要約】
【構成】L字形のフレーム部11にリード部12と接続片13
を一体成形した入力端子10と、L字形のフレーム部21に
リード部22と接続片23を一体成形した出力端子20と、リ
ード部32と接続部33を一体成形してなるアース端子30
と、表面に入力電極41及び出力電極42を有し裏面にアー
ス電極43を有する圧電振動子40と、中央に孔を有するロ
字状の絶縁体からなり圧電振動子40と厚みが略同じ枠体
80とを具え、アース端子30を中央にして、3本の端子の
リード部12、22、32を同一平面上に平行に配置し、入力
端子10のフレーム部11と出力端子20のフレーム部21を枠
体80に接着固定し、枠体80の孔の中に圧電振動子40を配
置し、接続片13を入力電極41に接続し、接続片23を出力
電極42に接続するとともに、アース端子30を屈曲して接
続部33をアース電極43に接続する。 【効果】リードフレーム上で連続して簡単に組み立てら
れ生産性がよい。枠体80によって端子が補強されるの
で、製造工程においても取扱いが容易である。
を一体成形した入力端子10と、L字形のフレーム部21に
リード部22と接続片23を一体成形した出力端子20と、リ
ード部32と接続部33を一体成形してなるアース端子30
と、表面に入力電極41及び出力電極42を有し裏面にアー
ス電極43を有する圧電振動子40と、中央に孔を有するロ
字状の絶縁体からなり圧電振動子40と厚みが略同じ枠体
80とを具え、アース端子30を中央にして、3本の端子の
リード部12、22、32を同一平面上に平行に配置し、入力
端子10のフレーム部11と出力端子20のフレーム部21を枠
体80に接着固定し、枠体80の孔の中に圧電振動子40を配
置し、接続片13を入力電極41に接続し、接続片23を出力
電極42に接続するとともに、アース端子30を屈曲して接
続部33をアース電極43に接続する。 【効果】リードフレーム上で連続して簡単に組み立てら
れ生産性がよい。枠体80によって端子が補強されるの
で、製造工程においても取扱いが容易である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、短冊形の圧電振動子を
用いた3端子型のセラミックフィルタの構造とその製造
方法に関するものである。
用いた3端子型のセラミックフィルタの構造とその製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のセラミックフィルタとし
ては、図7に示すようなものがある。これは、入力端子
1と出力端子2をベース3の下部に植設し、端子1、2
にそれぞれ形成した一対の突条1a、2aをベース3の
凹部3a内に突出させ、凹部3a内に取付けた圧電振動
子4の下面の電極を突条1a、2aに接触させるととも
に、アース端子5をベース3の上面に固定して突条5a
を圧電振動子4の上面の電極4aにアース端子5の弾性
を利用して接触させ、さらにケース6を被せてベース3
の突起3bを窓孔6aに嵌合した構成である。
ては、図7に示すようなものがある。これは、入力端子
1と出力端子2をベース3の下部に植設し、端子1、2
にそれぞれ形成した一対の突条1a、2aをベース3の
凹部3a内に突出させ、凹部3a内に取付けた圧電振動
子4の下面の電極を突条1a、2aに接触させるととも
に、アース端子5をベース3の上面に固定して突条5a
を圧電振動子4の上面の電極4aにアース端子5の弾性
を利用して接触させ、さらにケース6を被せてベース3
の突起3bを窓孔6aに嵌合した構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成では、端子1、2とベース3のインサート成形やア
ース端子5の組み込みなど、組立が面倒なうえ、圧電振
動子と端子の接続状態が接触圧のバラツキによる影響を
受けやすい問題があった。
構成では、端子1、2とベース3のインサート成形やア
ース端子5の組み込みなど、組立が面倒なうえ、圧電振
動子と端子の接続状態が接触圧のバラツキによる影響を
受けやすい問題があった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、このような従来の欠点を解消
し、組立の自動化が容易で生産性がよく、圧電振動子と
端子の接続状態の安定した信頼性の高いセラミックフィ
ルタとその製造方法を提供することを目的とする。
し、組立の自動化が容易で生産性がよく、圧電振動子と
端子の接続状態の安定した信頼性の高いセラミックフィ
ルタとその製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のセラミックフィ
ルタは、略L字形のフレーム部にリード部と接続片が一
体成形されてなる入力端子と、略L字形のフレーム部に
リード部と接続片が一体成形されてなる出力端子と、リ
ード部と接続部が一体成形されてなるアース端子と、表
面に入力電極及び出力電極を有し裏面にアース電極を有
する圧電振動子と、中央に孔を有するロ字状の絶縁体か
らなり圧電振動子と厚みが略同じ枠体とを具え、アース
端子を中央にして、入力端子と出力端子とアース端子の
それぞれのリード部を同一平面上に平行に配置し、入力
端子のフレーム部と出力端子のフレーム部を枠体に接着
固定し、枠体の孔の中に圧電振動子を配置し、入力端子
の接続片を入力電極に接続し、出力端子の接続片を出力
電極に接続するとともに、アース端子を屈曲してその接
続部をアース電極に接続した構成を特徴とする。また、
本発明は、略L字形のフレーム部にリード部と接続片が
一体に設けられた入力端子と、略L字形のフレーム部に
リード部と接続片が一体に設けられた出力端子と、リー
ド部と接続部を有するアース端子とを、共通のリードフ
レームに一体に成形する工程と、中央に孔を有するロ字
状の絶縁体からなる枠体を、入力端子のフレーム部と出
力端子のフレーム部に接着固定する工程と、表面に入力
電極及び出力電極を有し裏面にアース電極を有する圧電
振動子を枠体の孔の中に配置し、入力端子の接続片を入
力電極に接続し、出力端子の接続片を出力電極に接続す
る工程と、アース端子を屈曲成形した後、入力端子と出
力端子を屈曲成形し、アース端子の先端をアース電極に
接続する工程とを具えた製造方法を特徴とする。さら
に、本発明は、略L字形のフレーム部にリード部と接続
片が一体に設けられた入力端子と、略L字形のフレーム
部にリード部と接続片が一体に設けられた出力端子と、
リード部と接続部を有するアース端子とを、共通のリー
ドフレームに一体に成形する工程と、中央に孔を有する
ロ字状の絶縁体からなる枠体を、入力端子のフレーム部
と出力端子のフレーム部に接着固定する工程と、アース
端子の先端が枠体の孔に対向する位置に達するように、
アース端子と入力端子及び出力端子を屈曲成形する工程
と、表面に入力電極及び出力電極を有し裏面にアース電
極を有する圧電振動子を枠体の孔の中に配置し、入力端
子の接続片を入力電極に、出力端子の接続片を出力電極
に、アース端子の先端をアース電極に、それぞれ接続す
る工程とを具えた製造方法を特徴とする。
ルタは、略L字形のフレーム部にリード部と接続片が一
体成形されてなる入力端子と、略L字形のフレーム部に
リード部と接続片が一体成形されてなる出力端子と、リ
ード部と接続部が一体成形されてなるアース端子と、表
面に入力電極及び出力電極を有し裏面にアース電極を有
する圧電振動子と、中央に孔を有するロ字状の絶縁体か
らなり圧電振動子と厚みが略同じ枠体とを具え、アース
端子を中央にして、入力端子と出力端子とアース端子の
それぞれのリード部を同一平面上に平行に配置し、入力
端子のフレーム部と出力端子のフレーム部を枠体に接着
固定し、枠体の孔の中に圧電振動子を配置し、入力端子
の接続片を入力電極に接続し、出力端子の接続片を出力
電極に接続するとともに、アース端子を屈曲してその接
続部をアース電極に接続した構成を特徴とする。また、
本発明は、略L字形のフレーム部にリード部と接続片が
一体に設けられた入力端子と、略L字形のフレーム部に
リード部と接続片が一体に設けられた出力端子と、リー
ド部と接続部を有するアース端子とを、共通のリードフ
レームに一体に成形する工程と、中央に孔を有するロ字
状の絶縁体からなる枠体を、入力端子のフレーム部と出
力端子のフレーム部に接着固定する工程と、表面に入力
電極及び出力電極を有し裏面にアース電極を有する圧電
振動子を枠体の孔の中に配置し、入力端子の接続片を入
力電極に接続し、出力端子の接続片を出力電極に接続す
る工程と、アース端子を屈曲成形した後、入力端子と出
力端子を屈曲成形し、アース端子の先端をアース電極に
接続する工程とを具えた製造方法を特徴とする。さら
に、本発明は、略L字形のフレーム部にリード部と接続
片が一体に設けられた入力端子と、略L字形のフレーム
部にリード部と接続片が一体に設けられた出力端子と、
リード部と接続部を有するアース端子とを、共通のリー
ドフレームに一体に成形する工程と、中央に孔を有する
ロ字状の絶縁体からなる枠体を、入力端子のフレーム部
と出力端子のフレーム部に接着固定する工程と、アース
端子の先端が枠体の孔に対向する位置に達するように、
アース端子と入力端子及び出力端子を屈曲成形する工程
と、表面に入力電極及び出力電極を有し裏面にアース電
極を有する圧電振動子を枠体の孔の中に配置し、入力端
子の接続片を入力電極に、出力端子の接続片を出力電極
に、アース端子の先端をアース電極に、それぞれ接続す
る工程とを具えた製造方法を特徴とする。
【0006】
【実施例】図1及び図2は、本発明のセラミックフィル
タの一実施例を示している。これらの図において、10は
略L字形の幅広いフレーム部11にリード部12と接続片13
を一体成形した入力端子、20はフレーム部11と同様な略
L字形のフレーム部21にリード部22と接続片23を一体成
形した出力端子である。リード部12はL字形のフレーム
部11の角から引き出され、リード部22はL字形のフレー
ム部21の一端から引き出されている。30は、リード部32
と接続部33を一体に成形したアース端子、40は表面に入
力電極41及び出力電極42を有し裏面にアース電極43を有
する圧電振動子である。圧電振動子40は長さ方向の伸び
振動を行う。入力端子10と出力端子20とアース端子30
は、アース端子30を中央にして、各端子のリード部12、
22、32が同一平面上に位置し且つ互いに平行になるよう
に配置してある。
タの一実施例を示している。これらの図において、10は
略L字形の幅広いフレーム部11にリード部12と接続片13
を一体成形した入力端子、20はフレーム部11と同様な略
L字形のフレーム部21にリード部22と接続片23を一体成
形した出力端子である。リード部12はL字形のフレーム
部11の角から引き出され、リード部22はL字形のフレー
ム部21の一端から引き出されている。30は、リード部32
と接続部33を一体に成形したアース端子、40は表面に入
力電極41及び出力電極42を有し裏面にアース電極43を有
する圧電振動子である。圧電振動子40は長さ方向の伸び
振動を行う。入力端子10と出力端子20とアース端子30
は、アース端子30を中央にして、各端子のリード部12、
22、32が同一平面上に位置し且つ互いに平行になるよう
に配置してある。
【0007】フレーム部11とフレーム部21は、中央に孔
81を有するロ字状の絶縁体からなる枠体80に接着固定し
てあり、この孔81の中に圧電振動子40が取付けてある。
フレーム部11、21の対向面からは、それぞれ接続片13及
び接続片23が、圧電振動子40の振動の節であるその中央
部に向かって、各端子部12、22、32と平行に延びてい
る。そして、圧電振動子40の長手方向の中央部におい
て、入力端子10の接続片13を入力電極41に半田付けし、
出力端子20の接続片23を出力電極42に半田付けしてあ
る。アース端子30は、接続部33が圧電振動子40のアース
電極43側に位置するように屈曲成形してあり、接続部33
の先端をアース電極43に半田付けしてある。そして、圧
電振動子40の周りに空隙50を形成した状態で、リード部
12、22、32を除いた部分を熱硬化性樹脂等からなる樹脂
層60で被覆してある。
81を有するロ字状の絶縁体からなる枠体80に接着固定し
てあり、この孔81の中に圧電振動子40が取付けてある。
フレーム部11、21の対向面からは、それぞれ接続片13及
び接続片23が、圧電振動子40の振動の節であるその中央
部に向かって、各端子部12、22、32と平行に延びてい
る。そして、圧電振動子40の長手方向の中央部におい
て、入力端子10の接続片13を入力電極41に半田付けし、
出力端子20の接続片23を出力電極42に半田付けしてあ
る。アース端子30は、接続部33が圧電振動子40のアース
電極43側に位置するように屈曲成形してあり、接続部33
の先端をアース電極43に半田付けしてある。そして、圧
電振動子40の周りに空隙50を形成した状態で、リード部
12、22、32を除いた部分を熱硬化性樹脂等からなる樹脂
層60で被覆してある。
【0008】次に、このセラミックフィルタの製造方法
の一実施例について、図3〜図6を参照して説明する。
まず、一枚の導電板を打抜き加工して、入力端子10及び
アース端子30、出力端子20を連続して設けた図3に示す
ようなリードフレーム70を成形する。そして、図4のよ
うに、アース端子30の先端を入力端子10のフレーム部11
から切り離して、接続部33が図で下方に位置するように
アース端子30を屈曲成形するとともに、枠体80をフレー
ム部11とフレーム部21に接着固定する。次いで、枠体80
の孔81の中に圧電振動子40を取付け、図5のように入力
端子10の接続片13を入力電極41に半田付けし、出力端子
20の接続片23を出力電極42に半田付けする。さらに、図
6にリードフレーム70を裏返して示すように、アース端
子30の接続部33が圧電振動子40のアース電極43に対向す
るように、入力端子10と出力端子20のリード部12、22を
屈曲成形して長さを縮め、接続部33をアース電極43に半
田付けする。
の一実施例について、図3〜図6を参照して説明する。
まず、一枚の導電板を打抜き加工して、入力端子10及び
アース端子30、出力端子20を連続して設けた図3に示す
ようなリードフレーム70を成形する。そして、図4のよ
うに、アース端子30の先端を入力端子10のフレーム部11
から切り離して、接続部33が図で下方に位置するように
アース端子30を屈曲成形するとともに、枠体80をフレー
ム部11とフレーム部21に接着固定する。次いで、枠体80
の孔81の中に圧電振動子40を取付け、図5のように入力
端子10の接続片13を入力電極41に半田付けし、出力端子
20の接続片23を出力電極42に半田付けする。さらに、図
6にリードフレーム70を裏返して示すように、アース端
子30の接続部33が圧電振動子40のアース電極43に対向す
るように、入力端子10と出力端子20のリード部12、22を
屈曲成形して長さを縮め、接続部33をアース電極43に半
田付けする。
【0009】なお、圧電振動子40の取付けは、アース端
子30の先端が枠体80の孔81に対向する位置に達するよう
に入出力端子10、20のリード部12、22とアース端子30を
屈曲成形した後の工程で行ってもよい。このときは、圧
電振動子40は枠体80の孔81の中で、且つ入出力端子10、
20の接続片13、23とアース端子30の接続部33の間に挿入
されることになる。したがって、この別な実施例の場合
には圧電振動子40の入出力電極41、42と接続片13、23と
の接続、及び圧電振動子40のアース電極43と接続部33と
の半田付けを同時に行うことも出来る。
子30の先端が枠体80の孔81に対向する位置に達するよう
に入出力端子10、20のリード部12、22とアース端子30を
屈曲成形した後の工程で行ってもよい。このときは、圧
電振動子40は枠体80の孔81の中で、且つ入出力端子10、
20の接続片13、23とアース端子30の接続部33の間に挿入
されることになる。したがって、この別な実施例の場合
には圧電振動子40の入出力電極41、42と接続片13、23と
の接続、及び圧電振動子40のアース電極43と接続部33と
の半田付けを同時に行うことも出来る。
【0010】以上のようにして圧電振動子40の取付けを
終えた後、例えば圧電振動子40をワックスで被覆してか
ら、デュポン社のデュレッツ(商標)などの外装用の溶
融樹脂に浸漬して、リード部12、22、32を除いた残りの
部分を樹脂層60で被覆し、さらに樹脂層60を加熱して硬
化させると同時に、圧電振動子40の周りのワックスを多
孔質の樹脂層60を通して溶け出させるか、あるいは樹脂
層60に吸収させるなどして除去し、圧電振動子40と樹脂
層60の間に空隙50を形成する。そして、3本の端子10、
20、30をリードフレーム70から切り離せば、図1及び図
2のようなセラミックフィルタが完成する。なお、空隙
50を形成する方法としては、紫外線を照射することによ
り収縮する樹脂層60を用いるなど、他の公知の手段を採
ることができる。また、上記実施例ではリードフレーム
70の取扱いを容易にするために、アース端子30の先端を
入力端子10のフレーム部11に連結するようにしたが、ア
ース端子30の先端はリードフレーム70の打抜き成形時に
初めからフレーム部11と切り離しておいてもよい。
終えた後、例えば圧電振動子40をワックスで被覆してか
ら、デュポン社のデュレッツ(商標)などの外装用の溶
融樹脂に浸漬して、リード部12、22、32を除いた残りの
部分を樹脂層60で被覆し、さらに樹脂層60を加熱して硬
化させると同時に、圧電振動子40の周りのワックスを多
孔質の樹脂層60を通して溶け出させるか、あるいは樹脂
層60に吸収させるなどして除去し、圧電振動子40と樹脂
層60の間に空隙50を形成する。そして、3本の端子10、
20、30をリードフレーム70から切り離せば、図1及び図
2のようなセラミックフィルタが完成する。なお、空隙
50を形成する方法としては、紫外線を照射することによ
り収縮する樹脂層60を用いるなど、他の公知の手段を採
ることができる。また、上記実施例ではリードフレーム
70の取扱いを容易にするために、アース端子30の先端を
入力端子10のフレーム部11に連結するようにしたが、ア
ース端子30の先端はリードフレーム70の打抜き成形時に
初めからフレーム部11と切り離しておいてもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明のセラミックフィルタは、圧電振
動子と略同じ厚みの枠体を入出力端子のフレーム部に固
定したので、機械的な強度を高められるばかりでなく、
ワックス等の空隙形成材料の塗布量を均一化し易い。ま
た、端子に一体成形した接続片を半田付け等の手段で圧
電振動子に直接接続するので、圧電振動子と端子の接続
状態の安定した信頼性の高いセラミックフィルタが得ら
れる。さらに、本発明による製造方法によれば、リード
フレーム上で連続して簡単に組み立てられ、自動化が容
易で生産性を向上しうる効果がある。
動子と略同じ厚みの枠体を入出力端子のフレーム部に固
定したので、機械的な強度を高められるばかりでなく、
ワックス等の空隙形成材料の塗布量を均一化し易い。ま
た、端子に一体成形した接続片を半田付け等の手段で圧
電振動子に直接接続するので、圧電振動子と端子の接続
状態の安定した信頼性の高いセラミックフィルタが得ら
れる。さらに、本発明による製造方法によれば、リード
フレーム上で連続して簡単に組み立てられ、自動化が容
易で生産性を向上しうる効果がある。
【図1】 本発明の一実施例を示す図2のA−A線断面
図
図
【図2】 同、側面断面図
【図3】 同セラミックフィルタの製造方法を示す工程
図
図
【図4】 同セラミックフィルタの製造方法を示す工程
図
図
【図5】 同セラミックフィルタの製造方法を示す工程
図
図
【図6】 同セラミックフィルタの製造方法を示す工程
図
図
【図7】 従来例を示す分解斜視図
10 入力端子 11・21 フレーム部 12・22 リード部 20 出力端子 30 アース端子 32 リード部 40 圧電振動子 41 入力電極 42 出力電極 43 アース電極 80 枠体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沢田 稔 埼玉県比企郡玉川村大字玉川字日野原828 番地 東光株式会社玉川工場内 (72)発明者 梅津 伸吉 埼玉県比企郡玉川村大字玉川字日野原828 番地 東光株式会社玉川工場内
Claims (3)
- 【請求項1】 略L字形のフレーム部にリード部と接続
片が一体成形されてなる入力端子と、略L字形のフレー
ム部にリード部と接続片が一体成形されてなる出力端子
と、リード部と接続部が一体成形されてなるアース端子
と、表面に入力電極及び出力電極を有し裏面にアース電
極を有する圧電振動子と、中央に孔を有するロ字状の絶
縁体からなり該圧電振動子と厚みが略同じ枠体とを具
え、アース端子を中央にして、入力端子と出力端子とア
ース端子のそれぞれのリード部を同一平面上に平行に配
置し、入力端子のフレーム部と出力端子のフレーム部を
該枠体に接着固定し、該枠体の孔の中に圧電振動子を配
置し、入力端子の接続片を該入力電極に接続し、出力端
子の接続片を該出力電極に接続するとともに、アース端
子を屈曲して該接続部を該アース電極に接続したことを
特徴とするセラミックフィルタ。 - 【請求項2】 略L字形のフレーム部にリード部と接続
片が一体に設けられた入力端子と、略L字形のフレーム
部にリード部と接続片が一体に設けられた出力端子と、
リード部と接続部を有するアース端子とを、共通のリー
ドフレームに一体に成形する工程と、中央に孔を有する
ロ字状の絶縁体からなる枠体を、入力端子のフレーム部
と出力端子のフレーム部に接着固定する工程と、表面に
入力電極及び出力電極を有し裏面にアース電極を有する
圧電振動子を該枠体の孔の中に配置し、入力端子の接続
片を該入力電極に接続し、出力端子の接続片を該出力電
極に接続する工程と、アース端子を屈曲成形した後、入
力端子と出力端子を屈曲成形し、アース端子の先端を該
アース電極に接続する工程とを具えたことを特徴とする
セラミックフィルタの製造方法。 - 【請求項3】 略L字形のフレーム部にリード部と接続
片が一体に設けられた入力端子と、略L字形のフレーム
部にリード部と接続片が一体に設けられた出力端子と、
リード部と接続部を有するアース端子とを、共通のリー
ドフレームに一体に成形する工程と、中央に孔を有する
ロ字状の絶縁体からなる枠体を、入力端子のフレーム部
と出力端子のフレーム部に接着固定する工程と、アース
端子の先端が該枠体の孔に対向する位置に達するよう
に、アース端子と入力端子及び出力端子を屈曲成形する
工程と、表面に入力電極及び出力電極を有し裏面にアー
ス電極を有する圧電振動子を該枠体の孔の中に配置し、
入力端子の接続片を該入力電極に、出力端子の接続片を
該出力電極に、アース端子の先端を該アース電極に、そ
れぞれ接続する工程とを具えたことを特徴とするセラミ
ックフィルタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5203004A JP2896053B2 (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | セラミックフィルタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5203004A JP2896053B2 (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | セラミックフィルタの製造方法 |
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JPS59212015A (ja) * | 1983-05-18 | 1984-11-30 | Toko Inc | 圧電濾波器およびその製造方法 |
JPS6144930U (ja) * | 1984-08-28 | 1986-03-25 | 東光株式会社 | 圧電濾波器 |
JPS6328364A (ja) * | 1986-07-19 | 1988-02-06 | Sueo Yamamoto | 豆腐製造における凝固剤の注入方法 |
JPS6424978U (ja) * | 1987-08-04 | 1989-02-10 | ||
JPS6448691A (en) * | 1987-07-15 | 1989-02-23 | Westinghouse Electric Corp | Depth-control laser boring method and device |
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1993
- 1993-07-23 JP JP5203004A patent/JP2896053B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
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JPS59212015A (ja) * | 1983-05-18 | 1984-11-30 | Toko Inc | 圧電濾波器およびその製造方法 |
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