JPH073816Y2 - 直線駆動型モータ - Google Patents

直線駆動型モータ

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JPH073816Y2
JPH073816Y2 JP1988130885U JP13088588U JPH073816Y2 JP H073816 Y2 JPH073816 Y2 JP H073816Y2 JP 1988130885 U JP1988130885 U JP 1988130885U JP 13088588 U JP13088588 U JP 13088588U JP H073816 Y2 JPH073816 Y2 JP H073816Y2
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JP
Japan
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shaft
screw
nut
screw shaft
rotation
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JP1988130885U
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English (en)
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JPH0253256U (ja
Inventor
正 岡部
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コパル電子株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はロータの回転を利用して、回転軸を軸方向に駆
動する直線駆動型モータに関するものである。
(従来の技術) 従来、第9図に示すように、ヨーク20,22より構成され
たステータに固定された取付板23と、カバー13との内部
に軸受機構18,19が納められている。
ロータbはマグネット12とナット部14から成り、軸受機
構18,19により、回転自在に保持されている。
スクリューシャフト17は、そのシャフトねじ部16がロー
タbのナット部14と螺合している。また、スクリューシ
ャフト17の一端には回り止め48が固定されており、ガイ
ド58とスライダー36及びガイドバー61に支えられ、回転
方向運動を抑制し、直線駆動可能な構造となっている。
ここでコイル24,26に通電すると、ヨーク20,22は励磁さ
れ、マグネット12との相互作用によりロータb,ナット部
14は回転し、この回転力はスクリューシャフト17に作用
するが、回り止め48によって回転方向運動が抑制されて
いるため、ねじ作用によってスクリューシャフト17は、
軸方向に移動するような直線駆動型モータが知られてい
る。
(考案が解決しようとする課題) 前記、従来の直線駆動型モータではスクリューシャフト
の回転を防止する回り止め機構が外部に必要であり、モ
ータ単体では軸の直線運動を得られないという問題があ
った。
(課題を解決するための手段) 本考案は、ステータ部(5)と、ロータ部(6)と、ス
クリューシャフト(3)と、ナットねじ部(1)と、軸
受機構(7,8)とを有する直線駆動型モータであって、 スクリューシャフト(3)は、一端にシャフトねじ部
(70)、他端に回転伝達軸部(72)が形成され、この回
転伝達軸部(72)がロータ部(6)の回転中心部に形成
された回転伝達孔部(9)に軸方向に摺動可能に嵌合さ
れ、 ナットねじ部(1)は、ナット(2)を有し、固定部に
取り付けられ、このナット(2)にスクリューシャフト
(3)のシャフトねじ部(70)が螺合して、スクリュー
シャフト(3)の回転を軸方向摺動運動に変換し、 軸受機構(7,8)は、スクリューシャフト(3)を回転
方向及び軸方向に回転及び摺動可能に保持することを特
徴としている。
(作用) 本考案によればロータ部6の回転が回転伝達孔部9から
スクリューシャフト3の回転伝達軸部72を介してスクリ
ューシャフト3に伝達され、スクリューシャフト3のシ
ャフトねじ部70と、固定部に取り付けられたナットねじ
部1のナット2との螺合作用によってスクリューシャフ
ト3が軸方向に回転しながら移動する。
(実施例) 以下、図面に示す実施例により、本考案を詳細に説明す
る。
第1図ないし第8図の実施例において、3はスクリュー
シャフトで、一端にはシャフトねじ部70が形成されてお
り、他端には回転伝達軸部72が形成されている。
6はロータ部で、この回転中心部には、スクリューシャ
フト3に形成されている回転伝達軸部72と、軸方向に摺
動可能に嵌合する回転伝達孔部9が形成されており、外
側には、着磁された円筒状のマグネットが固着されてい
る。
1はナットねじ部で、スクリューシャフト3のシャフト
ねじ部70に螺合するナット2を有し、回転不能に固定部
(例えば、固定板4)に取り付けられている。
7,8は軸受機構で、スクリューシャフト3を回転方向及
び軸方向に、回転及び軸方向に摺動可能に保持してお
り、各々取付板10、ナットねじ部1に固着されている。
5はステータ部で、巻回されたコイルと、このコイルを
囲むように配設されたヨークにより構成されている。
これを動作するには、コイルに通電するとヨークが励磁
され、マグネットとの電磁力によりロータ部6が回転す
る。この回転はロータ部6に形成された回転伝達孔部9
と、スクリューシャフト3に形成された回転伝達軸部72
とにより伝達され、スクリューシャフト3はロータ部6
とともに回転する。
スクリューシャフト3は軸受機構7,8に保持されてお
り、回転方向及び軸方向の摺動が容易に行える構造とな
っている。ここで、スクリューシャフト3に伝達された
回転運動は、固定部に回転不能に取り付けられたナッッ
トねじ部1のナット2と、スクリューシャフト3のシャ
フトねじ部70との螺合により、軸方向摺動運動に変換さ
れる。
なお、前記本考案の実施例では、回転伝達孔部9及び回
転伝達軸部72は、断面小判型の形状で示したが、本考案
はこれに限らず、凹溝形状、ピン形状等でもよい。
(考案の効果) 以上、詳細に説明したように本考案によれば、ロータ部
の回転中心部に形成された回転伝達孔部と、スクリュー
シャフトの一端に形成され、この回転伝達孔部と軸方向
に摺動可能に嵌合された回転伝達軸部と、スクリューシ
ャフトの他端に形成されたシャフトねじ部と、固定部に
回転不能に取り付けられ、シャフトねじ部と螺合するナ
ットを有するナットねじ部と、スクリューシャフトを回
転方向及び軸方向に回転及び摺動可能に保持する軸受機
構とで構成しているので、外部にスクリューシャフトの
回転を防止する回り止め機構が不要となり、装置の小型
化、低価格化ができる。また、ねじの螺合により、回転
運動から直線運動への変換を行っているため、小さなト
ルクのモータで、押す方向、引く方向の両方向に対して
大きな推力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す断面図、第2図は第
1図のA-A′線に沿う断面図、第3図ないし第7図は本
考案のロータ部を示す左側面図、断面図、右側面図、左
側面の斜視図、右側面の斜視図、第8図はスクリューシ
ャフトの斜視図、第9図は従来例を示す断面図である。 1……ナットねじ部、2……ナット、3……スクリュー
シャフト、4……取付板、5……ステータ部、6……ロ
ータ部、7,8……軸受機構、9……回転伝達孔部、10…
…固定板、70……シャフトねじ部、72……回転伝達軸
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステータ部(5)と、ロータ部(6)と、
    スクリューシャフト(3)と、ナットねじ部(1)と、
    軸受機構(7,8)とを有する直線駆動型モータであっ
    て、 スクリューシャフト(3)は、一端にシャフトねじ部
    (70)、他端に回転伝達軸部(72)が形成され、この回
    転伝達軸部(72)がロータ部(6)の回転中心部に形成
    された回転伝達孔部(9)に軸方向に摺動可能に嵌合さ
    れ、 ナットねじ部(1)は、ナット(2)を有し、固定部に
    取り付けられ、このナット(2)にスクリューシャフト
    (3)のシャフトねじ部(70)が螺合して、スクリュー
    シャフト(3)の回転を軸方向摺動運動に変換し、 軸受機構(7,8)は、スクリューシャフト(3)を回転
    方向及び軸方向に回転及び摺動可能に保持する、 直線駆動型モータ。
JP1988130885U 1988-10-07 1988-10-07 直線駆動型モータ Expired - Lifetime JPH073816Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988130885U JPH073816Y2 (ja) 1988-10-07 1988-10-07 直線駆動型モータ

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JP1988130885U JPH073816Y2 (ja) 1988-10-07 1988-10-07 直線駆動型モータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0253256U JPH0253256U (ja) 1990-04-17
JPH073816Y2 true JPH073816Y2 (ja) 1995-01-30

Family

ID=31386448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988130885U Expired - Lifetime JPH073816Y2 (ja) 1988-10-07 1988-10-07 直線駆動型モータ

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JP (1) JPH073816Y2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5588561A (en) * 1978-12-26 1980-07-04 Aisan Ind Co Ltd Linear step motor
JPS58108775U (ja) * 1982-01-19 1983-07-25 群馬日本電気株式会社 リニアモ−タ
JPS61116944A (ja) * 1984-11-08 1986-06-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd ステツピングモ−タ
JPS61139257A (ja) * 1984-12-10 1986-06-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 直線運動型モ−タ
JPS61254060A (ja) * 1985-05-02 1986-11-11 Automob Antipollut & Saf Res Center ストロ−クタイプのステツプモ−タ
JP2570711Y2 (ja) * 1993-06-18 1998-05-13 宇部興産株式会社 直接押出プレスにおけるシャー装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0253256U (ja) 1990-04-17

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