JPH073794U - 液体浄化装置 - Google Patents
液体浄化装置Info
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- JPH073794U JPH073794U JP3706493U JP3706493U JPH073794U JP H073794 U JPH073794 U JP H073794U JP 3706493 U JP3706493 U JP 3706493U JP 3706493 U JP3706493 U JP 3706493U JP H073794 U JPH073794 U JP H073794U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 分解,組立,取扱い容易で長期間の使用が可
能なコンパクトな液体浄化装置を提供する。 【構成】 複数の環状永久磁石を同軸に連接した第1中
空筒状コア20内にこれと同様で小径の第2中空筒状コ
ア30を緩挿したコア組付体10を非磁性体のケース内
に保持した活性化ユニット3の上部に、ろ過カートリッ
ジ40を着脱自在に連結し、浄化すべき液体が活性化ユ
ニット3を流過した後ろ過カートリッジ40を流過する
ように構成したもの。
能なコンパクトな液体浄化装置を提供する。 【構成】 複数の環状永久磁石を同軸に連接した第1中
空筒状コア20内にこれと同様で小径の第2中空筒状コ
ア30を緩挿したコア組付体10を非磁性体のケース内
に保持した活性化ユニット3の上部に、ろ過カートリッ
ジ40を着脱自在に連結し、浄化すべき液体が活性化ユ
ニット3を流過した後ろ過カートリッジ40を流過する
ように構成したもの。
Description
【0001】
本考案は、液体浄化装置、詳しくは水,酒,ジュース,酢その他の各種液体を 磁場の振動による変動磁場の磁気作用およびろ過作用を利用して活性化し浄化す る装置に関するものである。
【0002】
近年、磁気エネルギー等の不可視エネルギーによって水分子クラスターに影響 を与えることが認識され、磁石による微小エネルギーを利用して液体を活性化し 浄化する装置が種々提案されている。しかしながら、従来の磁石を利用する浄化 装置では、液体が固定された磁石の廻り又は内部を通過する間に液体に磁気作用 を及ぼすものであるが十分な活性化が図れず、また液体が磁石に直接接触するも のでは磁石の劣化が避けられないという問題があった。 このような問題点を解消し、磁場の振動による変動磁場の磁気作用を利用して 液体を活性化,浄化する磁化浄化装置が特公平4−62796号公報によって提 案されている。
【0003】
本考案は、前記従来の変動磁場の磁気作用を利用した磁化浄化装置を発展させ 、さらにろ過機能を付加し、分解,組立,取扱い容易で、コンパクトな液体浄化 装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
本考案は、軸方向に磁化された複数の環状永久磁石を同軸に互いに異極又は同 極を対向させて連接した第1中空筒状コア内に、これと同様で径の小さい第2中 空筒状コアを同軸に軸方向に変位自在に緩挿したコア組付体を、この中空部を経 る流路を設けた非磁性体のケース内に保持して活性化ユニットとし、該活性化ユ ニットの上部にろ材を充填したろ過カートリッジを着脱自在に連結し、液体が前 記活性化ユニットの流路を流過した後前記ろ過カートリッジを流過するように構 成したことを特徴とする液体浄化装置であり、また前記活性化ユニットに前記ろ 過カートリッジを上下に反転連結自在としたり、前記ろ過カートリッジを分割自 在とし、さらに前記活性化ユニットを液体流入部を備えた台座に着脱自在に連結 し、該台座に前記活性化ユニットとろ過カートリッジを覆うカバーの下端部を支 持せしめたことをも特徴とする液体浄化装置である。
【0005】
本考案の液体浄化装置においては、活性化ユニット内のコア組付体は第1中空 筒状コア内に第2中空筒状コアが緩挿されて各環状永久磁石の磁力で浮遊した変 位自在な状態にあり、流体エネルギー等が作用すると第1中空筒体コア内で第2 中空筒状コアが振動して変動磁界が発生する。 すなわち、活性化ユニットを液体が流過する間にその運動エネルギーによって 内部の第2中空筒状コアが振動し、流体の磁気モーメントと磁界の相互作用によ って流体の双極分子が励起され、分子運動エネルギーが電気エネルギーに変化し て内部エネルギーが励起されるため、流体分子のスピン形態に物理的変化を惹起 させて準安定な活性化状態に移行する。この結果、例えば飲料水の浄化に際して は、分離(解離)を短時間の間に繰り返すことにより飲料水を構成する水分子ク ラスター集団を活性化させ自然原始水に近づけて、おいしい水とすることができ 、酒類その他の各種液体の活性化にも有効である。 このようにして活性化された液体は、さらにろ過カートリッジを通過すること によって液体中の濁質等が分離され、清澄化されて流出する。なお、ろ過カート リッジに充填されるろ材としては、砂,アンスラサイト,粒状セラミック,活性 炭等を単独又は組合せて使用することができる。
【0006】 また、活性化ユニット,ろ過カートリッジ等は連結自在であるために分解,点 検,清掃等が容易であり、ろ過カートリッジを活性化ユニットに対して上下に反 転連結自在とすれば、ろ材の目詰まり解消時にろ過カートリッジを反転させて連 結して通液するのみでろ材の逆洗浄が可能になり、またろ過カートリッジを分割 自在とすればろ材の交換を便利にすることができる。 さらに、活性化ユニットを液体流入部を備えた台座に着脱自在に連結し、この 台座に活性化ユニット,ろ過カートリッジを覆うカバーの下端部を支持させ、主 要部をすべて隠蔽して外観をすっきりとすることができ、使用時の違和感を和ら げることができる。 なお、使用中断時においては、装置内に残留する液体は活性化ユニットを通過 して活性化されているため、雑菌の繁殖を抑制することができる。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。 図1は全体の縦断正面図で、液体の流入管1が開口した台座2には本体31 と 蓋32 とをビス等で結合する非磁性体のケース内に後述する環状永久磁石群から なるコア組付体10を保持した活性化ユニット3が保持されてパッキン4を介し てねじ込まれ、このケース中央には活性化ユニット3の流路5内に嵌挿される流 路51 が貫通形成されている。 活性化ユニットコア3は、図2に示すように、非磁性体のケース33 内にコア 組付体10を水密的に封入したものである。このコア組付体10は、大きな径の 略円筒状の第1中空筒状コア20と小さな径の略円筒状の第2中空筒状コア30 とで構成され、第1中空筒状コア20内に第2中空筒状コア30が軸方向に変位 自在に緩挿されている。 第1中空筒状コア20は、図3に示すように、軸方向に磁化された3個の環状 永久磁石21が軸方向に異極が対向するように連接され、第1中空筒状コア20 の上下の端部にN極とS極とが位置している。 第2中空筒状コア30は、図4に示すように、軸方向に磁化された5個の環状 永久磁石31が軸方向に異極が対向するように連接され、第2中空筒状コア30 の上下の端部にN極とS極とが位置している。この環状永久磁石31は、外径が 第1中空筒状コア20の環状永久磁石21の内径より若干小さく、また厚みも薄 いものが用いられている。第2中空筒状コア30は、端部の磁極が第1中空筒状 コア30の磁極と同じ上下位置関係となるように、第1中空筒状コア20内に緩 挿される。なお、上述した第1中空筒状コア20は3個の環状永久磁石21から 、また第1中空筒状コア30は5個の環状永久磁石31から構成されるが、これ らの環状永久磁石21,31の数は任意に定めることができ、これらの数等の設 定で所望の振動特性が得られる。 また、上述した第1,第2中空筒状コア20,30は環状永久磁石21,31 を異極が対向するように連接したが、同極が対向するように連接することも可能 である。 さらに、第1中空筒状コア20内に第2中空筒状コア30を互いの端部の磁極 が同じ上下位置関係で緩挿されているが、第1中空筒状コア20の端部の磁極と 第2中空筒状コア30の端部の磁極とが異なるように構成することも可能である 。そして、第1中空筒状コア20の端部の磁極と第2の中空筒状コア30の端部 の磁極とを異ならせることで、磁気による軸受効果を発揮し、十分なマグネット クッションの効果が得られる。 さらにまた、活性化ユニット3は、環状永久磁石21が同極を対向するように 配列された第1中空筒状コア20内に環状永久磁石31が異極を対向するように 配列された第2中空筒状コア30を緩挿して構成することもでき、また逆に、環 状永久磁石21が異極を対向するように配列された第1中空筒状コア20内に環 状永久磁石31が同極を対向するように配列された第2中空筒状コア30を緩挿 して構成することも可能である。 このように第1中空筒体コア20内に第2中空筒体コア30を緩挿したコア組 付体10は、図2のように第1中空筒体20の上下にクッションパッキン11を 介在させて非磁性体のケース内に保持されるが、このケースにはコア組付体10 の中空部内を経る流路5が形成されている。
【0008】 40はろ過カートリッジで、内部にはろ材、例えば中央部に粒状活性炭充填層 411 ,412 、その外側にセラミックボール充填層421 ,422 が通水性の 枠43で上下に対称的に支持され、上下の両端には活性化ユニット3の蓋32 に ねじ込まれて流路51 に連なる液体の流出入部44が形成され、これらの流出入 口部44はセラミックボール充填層421 ,422 からセラミックボールの流出 を防ぐ取外し自在なスクリーン45で覆われており、ろ過カートリッジ40は上 下を反転させて活性化ユニット3にねじ込むことができる。 また、ろ過カートリッジ40は中央で2分割され、それぞれをOリング46を 介在させてコネクターナット47で連結するようにすればろ過カートリッジ40 内のろ材交換に便利である。 このようなろ過カートリッジ40の一方の流出入部44を活性化ユニット3の 蓋32 にねじ込んで流路51 に連通させ、浄化すべき液体が流入管1から活性化 ユニット3およびろ過カートリッジ40を経て活性化,浄化され、ろ過ユニット 40の頂部の流出入部44から流出するようにする。 また、台座2の周囲にカバーモール48を設け、活性化ユニット3およびろ過 カートリッジ40を覆い頂部の流出入部44を露出するカバー49の下端部をカ バーモール48内に支持させ、流出入部44に螺合する開口を有する締付キャッ プ50でカバー49を締付け固定することもできる。 そして使用に際しては、流入管1に給水源を接続し、締付けキャップ50に適 当な吐出管を接続して使用する。
【0009】
以上述べたように本考案によれば、極めてコンパクトな装置で変動磁場の磁気 作用を利用した液体の活性化にろ過機能を付加して液体の活性化と浄化を効果的 に行い、分解,組立,取扱いを容易にし、さらにはろ材の逆洗浄を容易にし、長 期間の効果的使用を可能にすることができる。
【図1】本考案の一実施例を示す縦断正面図である。
【図2】活性化ユニットの説明断面図である。
【図3】活性化ユニットを構成する第1中空筒状コアの
縦断面図である。
縦断面図である。
【図4】活性化ユニットを構成する第2中空筒状コアの
縦断面図である。
縦断面図である。
1 流入管 2 台座 3 活性化ユニット 5 流路 10 コア組付体 20 第1中空筒体コア 21 環状永久磁石 30 第2中空筒状コア 31 環状永久磁石 40 ろ過カートリッジ 44 流出入部 47 コネクターナット 48 カバーモール 49 カバー 50 締付キャップ
Claims (4)
- 【請求項1】 軸方向に磁化された複数の環状永久磁石
を同軸に互いに異極又は同極を対向させて連接した第1
中空筒状コア内に、これと同様で径の小さい第2中空筒
状コアを同軸に軸方向に変位自在に緩挿したコア組付体
を、この中空部を経る流路を設けた非磁性体のケース内
に保持して活性化ユニットとし、該活性化ユニットの上
部にろ材を充填したろ過カートリッジを着脱自在に連結
し、液体が前記活性化ユニットの流路を流過した後前記
ろ過カートリッジを流過するように構成したことを特徴
とする液体浄化装置。 - 【請求項2】 前記活性化ユニットに前記ろ過カートリ
ッジを上下に反転連結自在とした請求項1記載の液体浄
化装置。 - 【請求項3】 前記ろ過カートリッジを分割自在とした
請求項1又は2記載の液体浄化装置。 - 【請求項4】 前記活性化ユニットを液体流入部を備え
た台座に着脱自在に連結し、該台座に前記活性化ユニッ
トとろ過カートリッジを覆うカバーの下端部を支持せし
めた請求項1,2又は3記載の液体浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993037064U JP2570007Y2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 液体浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993037064U JP2570007Y2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 液体浄化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH073794U true JPH073794U (ja) | 1995-01-20 |
JP2570007Y2 JP2570007Y2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=12487129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993037064U Expired - Lifetime JP2570007Y2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 液体浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2570007Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002066564A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-05 | Dedo Suisen Kk | 磁気処理装置 |
JP2011504456A (ja) * | 2007-02-02 | 2011-02-10 | ディーブイビー グローバル, エルエルシー | 黄金比調和化水および水溶液 |
KR20220063490A (ko) * | 2020-11-10 | 2022-05-17 | 선현준 | 자화수 생성장치 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6119493U (ja) * | 1984-07-05 | 1986-02-04 | 株式会社 三然 | 家庭用浄水器 |
JPS61155088U (ja) * | 1985-03-13 | 1986-09-26 | ||
JPH0372992A (ja) * | 1989-08-10 | 1991-03-28 | Kentosu:Kk | 浄水器 |
JPH0462796A (ja) * | 1990-06-29 | 1992-02-27 | Matsushita Electric Works Ltd | 高圧放電灯点灯装置 |
-
1993
- 1993-06-15 JP JP1993037064U patent/JP2570007Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20220063490A (ko) * | 2020-11-10 | 2022-05-17 | 선현준 | 자화수 생성장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2570007Y2 (ja) | 1998-04-28 |
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Legal Events
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