JP3143177U - 水浄化還元ろ過器 - Google Patents

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Abstract

【課題】処理対象水中に含まれる濁度成分、金属イオン、鉛イオン、遊離残留塩素、有機塩素化合物、トリハロメタン,CAT、2−MIB、硝酸性窒素、クリプトスポリジウムなどの菌類など、すべての有害物質を除去できると同時に、還元機能を有する機能水を作り出すことができる水浄化還元ろ過器を提供する。
【解決手段】濁度成分除去、有害塩素化合物、有害金属イオンの吸着を主目的とした第1系列カートリッジ群6と、金属イオン交換、主たるミネラルイオン溶出を目的とした第2系列カートリッジ群7とを備え、該第1および第2系列カートリッジ群を構成する複数個のカートリッジ1a,1b,2a,2bを取付架台5上に載置固定するとともに、接続ジョイント8によって原水導入口9から処理水吐出口10に向かって第1、第2系列カートリッジ群の順に直列接続し、導入した処理対象水を第1、第2系列カートリッジ群の順に通して浄化還元するようにした。
【選択図】 図1

Description

本考案は、水道水、井戸水、工場用水などの処理対象水中に含まれるすべての有害物質を除去できると同時に、還元機能を有する機能水を作り出すことができる水浄化還元ろ過器に関するものである。
従来より、水(原水)中に含まれる赤さび、残留塩素、有機塩素化合物などを除去する手段として、浄水器やプール用ろ過器などの単体ろ過器が広く使用されている。この種のろ過器における浄化機構としては、サンドフィルターおよび活性炭、セラッミックス粒子あるいはUF、MF膜を用いて懸濁物質(SS)を除去するもの、水中の金属イオンを吸着除去するためにカチオンあるいはキレートイオン交換樹脂を単一カートリッジに充填したもの、水中の硝酸性窒素を除去する目的でイオン交換樹脂を充填したもの(特許文献1)、限界ろ過膜(RO)を使用したもの(特許文献2)、また、塩素イオン、臭気、COD成分を吸着除去するために活性炭を用いたもの(特許文献3)などが知られている。しかしながら、これらのろ過器はそれぞれ独立した単体の装置であり、すべての有害物質に対処するには除去対象物質の種類の数だけろ過器を設置する必要があった。
また、還元機能水を得るための電気分解型浄水器、マグネシウム電解活水器なども知られている。さらに、永久磁石などを用いた磁気水処理器においては、通水型インライン方式として別途ろ過器を装着する方法が一般的に知られているが、別途装着したろ過器のカートリッジを外部から磁気によって活性化することは不可能であった。
特開平10−290908号公報(全文、全図) 特開2003−155974号公報(全文、全図) 特開2004−81978号公報(全文、全図)
上記したように、従来のろ過器は、硝酸性窒素、濁度物質(SS)、金属イオン、有機塩素化合物、菌類などのいずかを除去することを目的とするものであり、これらのすべてを同時に除去することはできなかった。上記有害物質のすべてを同時に除去しようとすると、有害物質の種類に対応した数の複数台のろ過器が必要となり、装置が大型化するという問題があった。また、除去対象物質の変更や除去率の変更があった場合などには、ろ過装置全体を交換する必要があった。
また、硝酸性窒素、金属イオン、CAT(農薬成分)、2−MIB(カビ臭)を同時に除去できるRO型ろ過器においては、処理水量が0.1L/min以下と小容量であり、大容量処理には不向きある。そのため、大容量処理に用いるには、前処理システムを組み込む必要があった。
本考案は、上記事情に基づきなされたもので、処理対象水中に含まれる濁度(SS)成分、金属イオン、鉛イオン、遊離残留塩素、有機塩素化合物、トリハロメタン,CAT(農薬成分)、2−MIB(カビ臭)、硝酸性窒素、クリプトスポリジウムなどの菌類など、すべての有害物質を除去できると同時に、還元機能を有する機能水を作り出すことができる水浄化還元ろ過器を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するため、本考案では以下のような構成を採用した。
すなわち、請求項1記載の水浄化還元ろ過器は、濁度成分除去、有害塩素化合物、有害金属イオンの吸着を主目的とした第1系列カートリッジ群と、金属イオン交換、主たるミネラルイオン溶出を目的とした第2系列カートリッジ群とを備え、該第1および第2系列カートリッジ群のそれぞれは、除去対象物質に応じた複数個のカートリッジから構成され、これら複数個のカートリッジを取付架台上に載置固定するとともに、接続ジョイントによって原水導入口から処理水吐出口に向かって第1系列カートリッジ群、第2系列カートリッジ群の順に直列接続し、導入された処理対象水を第1カートリッジ群から第2カートリッジ群の順に通して浄化還元することを特徴とするものである。
請求項2記載の水浄化還元ろ過器は、請求項1記載の水浄化還元ろ過器において、前記第1および第2系列カートリッジ群を構成する各カートリッジについて、不織布フィルターをストレーナとして用いた整流板によってカートリッジ内に充填されているろ材(剤)間を仕切ることにより、充填ろ材(剤)を層分けしたことを特徴とするものである。
請求項3記載の水浄化還元ろ過器は、請求項1または請求項2記載の水浄化還元ろ過器において、前記第1および第2系列カートリッジ群を構成する各カートリッジについて、充填ろ材(剤)の種類と処理対象水のカートリッジ通過順番を変更可能としたことを特徴とするものである。
請求項4記載の水浄化還元ろ過器は、請求項1〜3のいずれかに記載の水浄化還元ろ過器において、前記カートリッジを直列接続する接続ジョイントについて、接続ジョイントのフレキシブルチューブ先端面に、断面半球状をしたシーリング用突起が通水穴の周りを一周してリング状に一体形成されていることを特徴とするものである。
請求項5記載の水浄化還元ろ過器は、請求項1〜4のいずれかに記載の水浄化還元ろ過器において、前記第1および第2系列カートリッジ群を構成する各カートリッジを、取付架台上に直線状に一列に並べて載置固定するとともに、該直線状一列に並んだカートリッジの側面近傍位置に磁気活水ユニットを並設し、該磁気活水ユニットから放射される磁気によってカートリッジ内部を通過する処理対象水を磁気活性化することを特徴とするものである。
請求項6記載の水浄化還元ろ過器は、請求項5記載の水浄化還元ろ過器において、前記磁気活水ユニットと対面するろ過器ケースの外側面にSUS板を取り付けたことを特徴とするものである。
請求項1記載の水浄化還元ろ過器によれば、濁度成分除去、有害塩素化合物、有害金属イオンの吸着を主目的とした第1系列カートリッジ群と、金属イオン交換、主たるミネラルイオン溶出を目的とした第2系列カートリッジ群を備えているので、処理対象水中に含まれる濁度(SS)成分、金属イオン、鉛イオン、遊離残留塩素、有機塩素化合物、トリハロメタン,CAT(農薬成分)、2−MIB(カビ臭)、硝酸性窒素、クリプトスポリジウムなどの菌類など、すべての有害物質を単一のろ過器で除去して浄化還元することができる。
請求項2記載の水浄化還元ろ過器によれば、カートリッジ内の充填ろ材(剤)間を、不織布フィルターをストレーナとして用いた整流板で仕切って層分けしているので、充填ろ材(剤)同士が混合することを防止できるととともに、通過する処理対象水の水道ショートカットを防止することができる。また、処理対象水と充填ろ材(剤)間に発生する摩擦エネルギーによる充填ろ材(剤)微粉末の流出も防止することができる。
請求項3記載の水浄化還元ろ過器によれば、カートリッジの充填ろ材(剤)の種類やカートリッジ通水順番を変えることにより、除去対象物質の変更や処理対象水の違いなどに対して柔軟に対処することでき、水道水、井戸水、工場用水など、あらゆる処理対象水について簡単かつ確実に浄化還元することができる。
請求項4記載の水浄化還元ろ過器によれば、カートリッジ接続時、接続チューブのフレキシブルチューブ先端面に形成した断面半球状のシーリング用突起が相手側接触面に密着するので、Oリング、その他のパッキン材を使用することなしに水密性を確保することができ、各カートリッジを水漏れなく確実に直列接続することができる。
請求項5記載の水浄化還元ろ過器によれば、直列状一列に並んだカートリッジの側面近傍位置に磁気活水ユニットを並設したので、磁気活水ユニットから放射される磁気を効果的に各カートリッジに照射することができ、カートリッジ内部を通過する処理対象水を効率的に磁気活性化することができる。
請求項6記載の水浄化還元ろ過器によれば、磁気活水ユニットと対面するろ過器ケースの外側面にSUS板を取り付けたので、ケース外にも磁気を放射することができ、カートリッジ内の液体を活性化すると同時に、ケース外の液体も活性化することができる。
以下、本考案の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は実施の形態に係る水浄化還元ろ過器の内部構造を示す図、図2は各カートリッジに充填されたろ材(剤)の例を示す図である。
この実施の形態に係る水浄化還元ろ過器は、図1に示すように、接続ジョイント8によって直列接続された4本のカートリッジリッジ1a,1b、2a,2bと、磁気活水ユニット3とから構成されており、4本のカートリッジ1a,1b、2a,2bをろ過器ケース4内の取付架台5上に直線状一列に並べて載置固定するとともに、これら4本のカートリッジの側面に沿わせて磁気活水ユニット3を並設し、さらに磁気活水ユニット3と対面するろ過器ケース4の外側面にはSUS(ステンレス)板12を取り付けたものである。
前記第1カートリッジ1aと第2カートリッジ1bは、濁度(SS)成分除去、有害塩素化合物、有害金属イオンの吸着を主目的とした第1カートリッジ群6を構成している。また、第3カートリッジ2aと第4カートリッジ2bは、金属イオン交換、主たるミネラルイオン溶出を目的とした第2カートリッジ群7を構成している。そして、これら第1、第2カートリッジ群6,7を構成する4本のカートリッジは、ろ過器ケース4の左側面(図1(b)において)に設けられた原水導入口9から右側面に設けられた処理水吐出口10に向かって、接続ジョイント8によって直列接続されている。
図2に示すように、第1カートリッジ群6を構成する第1カートリッジ1aには、ろ材(剤)として、上流側から下流側に向かって、粒状活性炭、銀添着活性炭が順に充填されているとともに、第2カートリッジ1bには、ゼオライトが充填されている。なお、充填されたろ材(剤)が混ざり合ったり流れ出たりあるいは水道ショートカットが生じることがないようにするため、各ろ材(剤)間およびカートリッジの出入り口には整流板11が嵌挿され、充填ろ材(剤)を層状に仕切っている。
また、第2カートリッジ群7を構成する第3カートリッジ2aには、ろ材(剤)として、上流側から下流側に向かって、半導体セラミックス、CRRセラミックス、麦飯石セラミックスが順に充填されているとともに、第4カートリッジ2bには、還元セラミックスと鉛除去繊維フィルターが順に充填されている。なお、充填されたろ材(剤)が混ざり合ったり流れ出たりあるいは水道ショートカットが生じることがないようにするため、各ろ材(剤)間およびカートリッジの出入り口には整流板11が嵌挿され、充填ろ材(剤)を層状に仕切っている。
図3に、前記整流板11の構造例を示す。この整流板11は、円筒状のケーシング11a内に、SUS(ステンレス)製金網11bと、ストレーナの役目を果たす不織布フィルター11cを重ね合わせて取り付けるとともに、ケーシング11aの外周面に水密用のOリング11dを備えたものである。
図4に、接続ジョイント8の構造例を示す。この接続ジョイント8は、軟質塩化ビニルなどからなるフレキシブルチューブ8aの左右両端部に螺着式の取付用カップリング8bを備えたもので、取り付け用カップリング8bを相手側の取付口に螺着することにより、各カートリッジ間、原水導入口9、処理水吐出口10の間を水密に接続するものである。
なお、図示例の接続ジョイント8の場合、フレキシブルチューブ8aの先端面に、断面半球状をしたシーリング用突起8dが通水穴8cの周りを一周してリング状に一体形成されており、カートリッジ接続時、該シーリング用突起8dが相手側接触面に密着することにより、Oリング、その他のパッキン材を使用することなしに水密に接続できるものである。
図5〜図7に、磁気活水ユニット3の構造を示す。この磁気活水ユニット3は、先に本出願人が特許第1774297号として特許を取得した「流体の磁化浄化装置」と同じ構造になるものであって、流体の持つ磁気モーメント(スピン)と磁界の相互作用によって処理対象水の水質の改善と浄化を図るものである。
すなわち、この磁気活水ユニット3は、図5に示すように、軸方向に磁化された中空盤状永久磁石3aを互いに異極(N極とS極)が接するように同軸に複数個連接して所定厚みとした中空筒状コア3b(図5(a))と、該中空筒状コア3bの中空部内に緩挿可能な大きさからなり、かつ、軸方向に磁化された中空盤状永久磁石3cを互いに異極(N極とS極)が接するように同軸に複数個連接して所定厚みとした中空筒状コア3d(図5(b))とを用意し、中空筒状コア3bの軸心中空部に中空筒状コア3dを磁気浮遊状態に緩挿することによって中空筒体3e(図5(c))を形成し、この中空筒体3eを非磁性体のケース3f内に必要な数だけ並設(図6,図7)したものである。
上記構造になる磁気活水ユニット3は、ケース3f内に収容した中空筒体3eから磁気が発生し、ケース3f外へと放射される。したがって、この磁気活水ユニット3の近傍に配置されているカートリッジ1a,1b,2a,2bに処理対象水が流れると、流体の持つ磁気モーメント(スピン)と磁界の相互作用によって流体の分子が励起され、流体分子の内部エネルギーを変化させる。これによって流体が磁気活性化され、内部系態に物理的変化を生じて水質の改善と浄化が実現されるものである。
図1の水浄化還元ろ過器において、処理対象水(原水)は、ケース4の側面に形成された原水導入口9から流入され、第1カートリッジ群6を構成する第1カートリッジ1a、第2カートリッジ1bを通った後、第2カートリッジ群7を構成する第3カートリッジ2a,第4カートリッジ2bを通り、処理水吐出口11から吐出される。
そして、導入された処理対象水が原水流出口9から処理水吐出口11まで流れていく間に、第1のカートリッジ群6において濁度(SS)成分除去、有害塩素化合物、有害金属イオンの吸着などが行なわれ、第2カートリッジ群7において金属イオン交換、主たるミネラルイオン溶出が行なわれ、さらに、磁気活水ユニット3によって水質の改善と浄化が行なわれ、処理対象水は磁気活性化された浄化還元機能水となって吐出される。
また、磁気活水ユニット3と対面するろ過器ケース4の側面にはSUS板12が取り付けられているので、磁気活水ユニットの磁気をケース外にも効率的に放射することができる。このため、カートリッジ内の液体を活性化すると同時に、ケース外の液体も活性化することが可能となる。
なお、前記第1および第2系列カートリッジ群6,7を構成する各カートリッジ1a,1b,2a,2bは、カートリッジ充填ろ材(剤)の種類および処理対象水のカートリッジ通過順番を変更することが可能である。
上記構成になる本考案の水浄化還元ろ過器について、性能試験を行なった。なお、この性能試験は、財団法人日本食品分析センターにて行なわれたものである。
(1)遊離残留塩素除去性能試験
試験概要:JISS3201 1999「家庭用浄水器試験方法」の連鎖式浄水器によって、遊離残留塩素を2±0.2mg/Lの濃度に、水温を20±3℃に設定した試料水を調整し、本考案の水浄化還元ろ過器にろ過流量3.0L/minで10分間通水後、ろ過水および試料水を採取して遊離残留塩素を測定した。また、ろ過水および試料水の測定値から除去率を算出した。なお、ろ過水中の濃度が検出限界以下の場合は、検出限界から求めた。試験結果を表1に示す。
Figure 0003143177
(2)総トリハロメタン除去性能試験
試験概要:JISS3201 1999「家庭用浄水器試験方法」の連鎖式浄水器によって、総トリハロメタン構成物質を表2の濃度に、水温を20±3℃に設定した試料水を調整し、本考案の水浄化還元ろ過器にろ過流量3.0L/minで10分間通水後、ろ過水および試料水を採取して総トリハロメタンを測定した。また、ろ過水および試料水の測定値から除去率を算出した。試験結果を表3に示す。
Figure 0003143177
Figure 0003143177
(3)CAT除去性能試験
試験概要:JISS3201 1999「家庭用浄水器試験方法」の連鎖式浄水器によって、CAT(2-クロロ-4, 6-ビスエチルアミノ-1, 5-トリアジン)を0.0030±0.0006mg/Lの濃度に、水温を20±3℃に設定した試料水を調整し、本考案の水浄化還元ろ過器にろ過流量3.0L/minで10分間通水後、ろ過水および試料水を採取してCATを測定した。試験結果を表4に示す。
Figure 0003143177
(4)溶解性鉛ろ過能力試験
試験概要:JISS3201 1999「家庭用浄水器試験方法」の連鎖式浄水器によって、鉛を0.050±0.005mg/Lの濃度に、水温を20±3℃に設定した試料水を調整し、本考案の水浄化還元ろ過器にろ過流量3.0L/minで10分間通水後、ろ過水および試料水を採取して溶解性鉛を測定した。また、ろ過水および試料水の測定値から除去率を算出した。試験結果を表5に示す。
Figure 0003143177
(5)硝酸性窒素除去性能試験
試験概要:硝酸性窒素の濃度を15mg/Lに、水温を20±3℃に設定した水を調整し、本考案の水浄化還元ろ過器にろ過流量3.0L/minで10分間通水後、ろ過水および原水を採取して硝酸性窒素を測定した。試験結果を表6に示す。
Figure 0003143177
実施の形態に係る水浄化還元ろ過器の内部構造を示すもので、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図である。 図1中のカートリッジのろ材(剤)充填例を示す図である。 図2中の整流仕切板の構造を示すもので、(a)は平面図、(b)は縦断面である。 図1中の接続ジョイントの構造を示すもので、(a)は一部切断正面図、(b)は取付用カップリング部分の底面図、(c)はフレキシブルチューブの先端面に形成されたシーリング用突起部分の拡大断面図である。 磁気活水ユニットの構成部品を示すもので、(a)は径の大きな中空筒状コアの断面図、(b)は径の小さな中空筒状コアの断面図、(c)は(a)と(b)の中空筒状コアを組み合わせた中空筒体の断面図である。 図5(c)の中空筒体を並べることによって得られる磁気活水ユニットの断面図である。 図6中のVII−VII線断面図である。
符号の説明
1a 第1カートリッジ
1b 第2カートリッジ
2a 第3カートリッジ
2b 第4カートリッジ
3 磁気活水ユニット
4 ろ過器ケース
5 取付架台
6 第1系列カートリッジ群
7 第2系列カートリッジ群
8 接続ジョイント
8a フレキシブルチューブ
8d シーリング用突起
9 原水導入口
10 処理水吐出口
11 整流板
12 SUS板

Claims (6)

  1. 濁度成分除去、有害塩素化合物、有害金属イオンの吸着を主目的とした第1系列カートリッジ群と、金属イオン交換、主たるミネラルイオン溶出を目的とした第2系列カートリッジ群とを備え、
    該第1および第2系列カートリッジ群のそれぞれは、除去対象物質に応じた複数個のカートリッジから構成され、
    これら複数個のカートリッジを取付架台上に載置固定するとともに、接続ジョイントによって原水導入口から処理水吐出口に向かって第1系列カートリッジ群、第2系列カートリッジ群の順に直列接続し、
    導入された処理対象水を第1カートリッジ群から第2カートリッジ群の順に通して浄化還元することを特徴とする水浄化還元ろ過器。
  2. 請求項1記載の水浄化還元ろ過器において、
    前記第1および第2系列カートリッジ群を構成する各カートリッジについて、不織布フィルターをストレーナとして用いた整流板によってカートリッジ内に充填されているろ材(剤)間を仕切ることにより、充填ろ材(剤)を層分けしたことを特徴とする水浄化還元ろ過器。
  3. 請求項1または請求項2記載の水浄化還元ろ過器において、
    前記第1および第2系列カートリッジ群を構成する各カートリッジについて、充填ろ材(剤)の種類と処理対象水のカートリッジ通過順番を変更可能としたことを特徴とする水浄化還元ろ過器。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の水浄化還元ろ過器において、
    前記カートリッジを直列接続する接続ジョイントについて、接続ジョイントのフレキシブルチューブ先端面に、断面半球状をしたシーリング用突起が通水穴の周りを一周してリング状に一体形成されていることを特徴とする水浄化還元ろ過器。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の水浄化還元ろ過器において、
    前記第1および第2系列カートリッジ群を構成する各カートリッジを、取付架台上に直線状に一列に並べて載置固定するとともに、該直線状一列に並んだカートリッジの側面近傍位置に磁気活水ユニットを並設し、該磁気活水ユニットから放射される磁気によってカートリッジ内部を通過する処理対象水を磁気活性化することを特徴とする水浄化還元ろ過器。
  6. 請求項5記載の水浄化還元ろ過器において、
    前記磁気活水ユニットと対面するろ過器ケースの外側面にSUS板を取り付けたことを特徴とする水浄化還元ろ過器。
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