JPH0462796A - 高圧放電灯点灯装置 - Google Patents

高圧放電灯点灯装置

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JPH0462796A
JPH0462796A JP17377490A JP17377490A JPH0462796A JP H0462796 A JPH0462796 A JP H0462796A JP 17377490 A JP17377490 A JP 17377490A JP 17377490 A JP17377490 A JP 17377490A JP H0462796 A JPH0462796 A JP H0462796A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、放電ギャップの放電により高圧放電灯を始動
又は再始動させるイグナイタ部を有する高圧放電灯点灯
装置に関するものである。
〔従来の技術] 第9図及び第10図は、従来の高圧放電灯点灯装置の一
例を示すもので、第9図に示す回路図は、たとえば実開
昭59−52599号公報に示されたものと略同様の回
路であり、この高圧放電灯点灯装置1は、高圧放電ラン
プ2を始動又は再始動させるために高電圧を発生させる
イグナイタ3を有するものである。
高圧放電灯点灯装置1は、電源VSIに接続され高圧ナ
トリウムランプやメタルハライドランプ等の高圧放電ラ
ンプ2に電力を供給すると共に点灯を維持するための点
灯手段4と、高圧放電ランプ2の始動器であるイグナイ
タ3からなる。
点灯手段4は、内部に限流素子を有し、その出力側には
、バイパスコンデンサC1が並列に接続され、そのバイ
パスコンデンサC1と並列関係に高圧放電ランプ2が接
続されており、バイパスコンデンサC1と高圧放電ラン
プ2で形成される閉ループ内に後述のパルストランスP
Tの二次巻線PT2が接続されている。
イグナイタ3は、放電ギャップGを有し、電源VS2に
接続されて放電ギャップGに電力を供給する昇圧回路で
ある直流高圧発生回路5と、該直流高圧発生@路5の出
力線に接続されたコンデンサC2とパルストランスPT
により構成されている。昇圧回路である直流高圧発生回
路5は、たとえば電源VS2を昇圧、整流するもので、
その出力が前記コンデンサC2に接続されており、また
、該コンデンサC2の両端には、パルストランスPTの
一次コイルPTIと放電ギャップGの直列回路が接続さ
れている。
このように構成された高圧放電灯点灯装置1は、以下の
ように動作をする。つまり、電源■slをONすると、
点灯手段4を介してその二次電圧が高圧放電ランプ2の
両端に印加される。次に、イグナイタ3の電源VS2を
ONすると、直流高圧発生回路5が動作してコンデンサ
C2を充電し、そのコンデンサ両端電圧VC2は、第1
0図(a)に示すように徐々に上昇する。その電圧VC
2が放電ギャップGの放電開始電圧VGIに達すると、
放電ギャップGは絶縁破壊し、その際コンデンサC2に
蓄えられた電荷が、パルストランスPTの一次コイルP
T1を介して急激に放電され、コンデンサ両端電圧VC
2は急激に低下する。この時、パルストランスPTの一
次コイルPTIの両端には高電圧が発生し、さらにその
二次コイルPT2には、その巻数比に応じて高圧のパル
ス電圧が発生する。
この高圧のパルス電圧をバイパスコンデンサC1を介し
て高圧放電ランプ2の両端に印加してランプ2を始動さ
せる。なお、第1回目の高圧パルスでランプ2が始動し
ない場合には、上記コンデンサC2の充放電を繰り返し
て連続的にパルス電圧を発生させ、ランプ2が点灯すれ
ば、イグナイタ3のtsvs2をOFFして高圧パルス
の発生を停止させる。
たとえば、第9図に示す回路において、放電ギャップG
の放電開始電圧VGIを数千ボルト、パルストランスP
Tの巻数比を10倍程度に設定すれば、パルストランス
PTの二次巻線PT2には、敵方ボルトの非常に高いパ
ルス電圧が発生し、高圧放電ランプ2が消灯直後であっ
て、極めて再始動しにくい状態にあっても瞬時に再始動
できるイグナイタ3が得られる。
第11図及び第12図は、従来の別の高圧放電灯点灯装
置におけるイグナイタの一例を示すもので、特開昭57
−165999号公報に示されたものである。
前記第1の従来例と異なる点は、イグナイタ3が、電源
VS2を昇圧トランスTrで昇圧して放電ギャップGを
駆動させる構成とした点であり、コンデンサC2の両端
電圧VC2は、第12図(b)に示すようにノコギリ波
状になり、電源VS2(同図(al)の半サイクルの期
間に何回も放電ギャップGが放電を繰り返し、パルス本
数が多く得られるものである。
(発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、このように構成された第9図に示す従来
の高圧放電灯点灯装置1においては、放電ギャップG自
身の特性のばらつきゃ、その経時変化又は温度や湿度等
の周囲環境等により放電ギャップGの消弧性能が低下し
、第10図(b)に示すように放電ギャップGが1度放
電をした後、放電が持続し、高圧パルスが電源VS2投
入直後の1度しか発生せず、この1度の高圧パルスで高
圧放電ランプ2が始動しない場合には、ランプ2の消灯
状態が継続し点灯しないという欠点があった。また、こ
のような持続放電が長く続けば、その間は放電ギャップ
Gは略短絡状態であるために、異常発熱による放電ギャ
ップGの劣化を招いたり1、直流裔圧発生回路5が過負
荷となり故障する原因になるといった問題点があった。
また、第11図に示された第2の従来例においても同様
に、第12図(C)に示すように電源VS2の半サイク
ルに1回のパルスしか発生せず、次の半サイクルまで放
電が持続して、やはりランプ2の始動及び再始動性能が
低下し、放電ギャップGの劣化を招くという問題点があ
った。
本発明は、前記背景に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、放電ギャップを利用したイグナイタを
有する高圧放電灯点灯装置において、放電ギャップの持
続放電を防止し、安定したパルスを発生させて、高圧放
電ランプの始動、再始動性能を確保すると共に、放電ギ
ャップの寿命低下を防止した高圧放電灯点灯装置を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため本発明は、高圧放電ランプ2に
電力を供給すると共に、ランプ2の点灯を維持させる点
灯手段4と、放電ギャップGと該放電ギャップGに電力
を供給する昇圧回路5とパルストランスPTとを含んで
なるイグナイタ3とを有する高圧放電灯点灯装置1であ
って、前記点灯手段4の出力側に並列にバイパスコンデ
ンサC1が接続されると共に、該バイパスコンデンサC
1と並列関係に高圧放電ランプ2が接続され、バイパス
コンデンサCIと高圧放電ランプ2で形成される閉ルー
プ内に前記パルストランスPTの二次巻線PT2を有し
、前記放電ギャップGの放電によりパルストランスPT
の両端に高電圧を発生させて前記高圧放電ランプ2を始
動又は再始動させる高圧放電灯点灯装置1において、前
記放電ギャップGが放電した後は、少なくとも前記放電
ギャップGの消弧時間よりも長い時間、前記昇圧回路5
の出力を低下させ前記放電ギャップGへの電力供給を実
質的に制限したことを特徴とするものである。
また、前記高圧放電灯点灯装置1において、前記イグナ
イタ3に電流検出手段6を設け、該電流検出手段6によ
り放電ギャップGの放電を検知し、その出力により前記
イグナイタ3の昇圧回路5を駆動制御するようにしたこ
とを特徴とするものである。
さらには、前記高圧放電灯点灯装置1において、前記点
灯手段4が、直列に接続された2石のスイッチング素子
Q1、Q2を有するインバータ回路と、少なくとも一方
のスイッチング素子たとえばQlの両端にコンデンサた
とえばC3を介して直列に接続されるインダクタンスL
と、高圧放電ランプ2とで構成され、前記スイッチング
素子Q1、Q2をチョッパ動作させると共に、そのチョ
ッパ動作の時間を前記放電ギャップGの消弧時間よりも
長く設定し、前記イグナイタ3の昇圧回路5が前記イン
バータ回路の出力に前記コンデンサたとえばC3を介し
て接続されたことを特徴とするものである。
また、前記高圧放電灯点灯装置1において、前記インバ
ータ回路が、電源に直列に接続された第1のスイッチン
グ素子と第2のスイッチング素子からなる第1の直列回
路と、該第1の直列回路に並列に接続された第3のスイ
ッチング素子と第4のスイッチング素子からなる第2の
直列回路とを有してなり、前記第1及び第2の直列回路
の中点間に接続されるインダクタンスと高圧放電ランプ
が直列に接続され、前記インバータ回路の出力が、前記
イグナイタの昇圧回路に、イグナイタの入力側に設けた
コンデンサC5を介して接続されたことを特徴とするも
のである。
〔作用〕
上記のように構成したことにより、請求項1記載の高圧
放電灯点灯装置1においては、放電ギャップGが放電直
後は、その放電ギャップGの消弧時間よりも長い期間、
昇圧回路5の出力を低下させているため、昇圧回路5か
ら放電ギャップGへの電力の供給が実質的に制限され、
その間に放電ギヤングGが消弧して放電が停止し、持続
放電することがなくなる。
また、−請求項2記載の高圧放電灯点灯装置1において
は、放電ギヤングGの放電を検出する電流検出手段6を
設け、電流検出手段6により放電ギヤングGの放電を検
知して、少なくとも放電持続中は、昇圧回路5から放電
ギャップGへの電力の供給を実質的に停止させたため、
この間に放電ギヤングGが消弧して放電が停止し、持続
放電することがなくなる。
さらには、請求項3記載の高圧放電灯点灯装置1におい
ては、点灯手段4であるインバータ回路を構成する2石
のスイッチング素子Q1、Q2をチョッパ動作させ、そ
のチョッパ動作の時間を前記放電ギャップGの消弧時間
よりも長く設定し、その出力をコンデンサたとえばC3
を介してイグナイタ3に接続し、イグナイタ3の昇圧回
路を駆動制御したため、放電ギャップGの放電中は、放
電ギャップGへの電力の供給が実質的に停止され、放電
ギャップGが消弧して放電が停止し、持続放電すること
がなくなる。
また、請求項4記載の高圧放電灯点灯装置1においては
、点灯手段4であるインバータ回路の4石のスイッチン
グ素子をチョッパ動作させ、そのチョッパ動作の時間を
前記放電ギャップGの消弧時間よりも長く設定し、その
出力をイグナイタ3の入力側に設けたコンデンサC5を
介してイグナイタ3の昇圧回路に接続し、これを駆動制
御したため、放電ギャップGの放電中は、放電ギヤ、プ
Gへの電力の供給が実質的に停止され、放電ギャップG
が消弧して放電が停止し、持続放電することがなくなる
〔実施例〕
第1図乃至第3図は、本発明の第1の実施例を示すもの
で、前記従来例と異なる点は、昇圧回路である直流高圧
発生回路5を1石のフライバンクコンバータで構成した
点である。つまり、電源■S2にトランスFBTの一次
コイルとスイッチング素子Qを直列に接続し、スイッチ
ング素子Qを高周波発振と低周波発振のAND回路出力
により高周波で駆動し、そのAND回路の出力の休止区
間(略低周波発振の休止区間T2に等しくなる)を放電
ギャップGの消弧時間T4より長くしたものであり、こ
の間に放電ギャップGの放電は消弧し、スイッチング素
子QがONの時には、トランスFBTの一次コイルに電
流を流しエネルギーを蓄積し、スイッチング素子QがO
FFの時には、このエネルギーをダイオードDを介して
コンデンサC2に充電させるものである。
本願発明者は、前記従来例において放電ギャップGが持
続放電するのは、放電ギャップGが放電した際に、コン
デンサC2から放電電流11が流れ、この放電開始以降
においても直流高圧発生回路5からはコンデンサC2に
電力が供給され続けるため、放電ギヤングGに流れ込む
電流12が流れ続けることが原因であることを発見し、
本発明をなしたものである。
第2図は、基本動作を示すもので、まずこれに基づいて
説明すると、本発明は、コンデンサC2への電力供給つ
まり、直流高圧発生回路5の出力を間欠的にして、その
休止区間T2を放電ギャップGの消弧時間T4よりも長
くしているため、時間toにおいてイグナイタ3の電源
VS2をONすると、放電ギャップGの両端電圧■Gは
、同図(b)のように徐々に上昇し、これが放電ギヤノ
ブGの放電開始電圧VGIに達すると、時間t1で放電
してコンデンサC2の電荷が放出され、ギャップGには
同図(C)に示すような放電電流IGが流れる。
この電流ICは、時間とともに減衰し、時間t2にて遮
断され、放電が停止される。この時間L1からt2まで
の期間が放電ギャップGの消弧時間T4となる。したが
って、この期間T4よりも長い期間、直流高圧発生回路
5の休止区間T2を設け、電源から放電ギャップGへの
流れ込み電流を制限したものである。
第3図は、第1図に示す本発明の第1の実施例における
動作を示すもので、低周波発振の休止区間T2が、略直
流高圧発生回路5の休止区間となるものであり、その他
の動作は、前記第2図に示した動作と同様である。
このように構成したことにより、放電ギャップGが放電
直後は、その放電ギャップGの消弧時間よりも長い期間
、昇圧回路5の出力を低下させているため、昇圧回路5
から放電ギャップGへの電力の供給が実質的に制限され
、その間に放電ギャップGが消弧して放電が停止し、持
続放電することがなくなる。このため、イグナイタ3か
ら安定してパルスが発生させることができ、ランプの始
動、再始動の信軌性を向上させると共に、放電ギャップ
の寿命低下を防止できる。
なおここで、イグナイタ3の直流高圧発生回路5がON
している時間と、コンデンサC2が充電を開始してから
放電ギャップGが放電と開始するに至るまでの時間T3
は特に合わせる必要はなく、また、直流高圧発生回路5
の休止期間は、その出力がゼロである停止期間のみでは
なく、その出力が動作時におけるものに比べて極めて低
レベルであって、ギャップGへの電力の供給が実質的に
ほとんど行われない状態をも含むものである。
第4図は、本発明の第2の実施例を示し、特にそのイグ
ナイタ3を示すものであり、前記第1の実施例と異なる
点は、前記パルストランスPTに電流検出手段である三
次巻線6を設け、放電ギャップGの放電電流を検出し、
この出力により、昇圧トランスTrの一次側を、たとえ
ばサイリスタTh等により駆動制御するように構成した
点である。
このイグナイタ3においては、前記サイリスタTh等が
駆動中は、昇圧トランスTrの二次側のコンデンサC2
に高電圧を得、前記電流検出手段6が放電電流を検出し
た時は、少なくとも放電ギャップGの消弧時間は、昇圧
トランスTrの一次側のスイッチング素子であるサイリ
スタTh等の動作を停止させて、放電ギャップGへの電
力の供給を停止するものである。
このように構成したため、本実施例における高圧放電灯
点灯装置1においては、電流検出手段6により放電ギャ
ップGの放電を検知した後で少なくとも放電ギャップG
の消弧時間は、昇圧回路5から放電ギャップGへの電力
の供給を停止させるため、放電ギャップGが消弧して放
電が持続することがなくなるため、前記第1の実施例と
同様の効果を奏する。
第5図及び第6図は、本発明の第4の実施例に係るイグ
ナイタを示すもので、前記第1の実施例と異なる点は、
イグナイタ3の電源側にタイマー回路7を設け、タイマ
ー回路7によりイグナイタ3を駆動制御するもので、そ
のタイマー回路7による電源OFF時間が前記放電ギャ
ップGの消弧時間よりも長く設定されたものであり、こ
の間は、昇圧回路5から放電ギャップGへの電力の供給
を停止したものである。
このように構成しても、前記第1の実施例と同様の効果
を奏する。
第7図及び第8図は、本発明の第3の実施例を示すもの
で、前記第1の実施例と異なる点は、点灯手段を2石の
ハーフブリッジ式インバータ回路で構成し、そのインバ
ータ回路の出力からコンデンサを介してイグナイタの電
源をとったものである。
本実施例における点灯手段は、直列に接続された2石の
スイッチング素子Q1、Q2を有するインハータ回路と
、一端がその直列回路の両端にぞれぞれ接続され他端が
高圧放電ランプの一端に接続される2個のコンデンサC
3、C4と、前記直列に接続されたスイッチング素子Q
1、Q2の中点と前記高圧放電ランプの他端間に接続さ
れるインダクタンスLからなり、前記ランプ2と並列関
係にバイパスコンデンサC1が接続され、そのバイパス
コンデンサC1とランプ2で形成される閉ループ内にパ
ルストランスPTの二次S線P T 2が設けられてな
っている。このような構成のインバータ回路の出力から
前記コンデンサC3、C4を介してイグナイタ3の昇圧
回路5の電源が接続される。また、イグナイタ3の昇圧
回路5の電源側にはコンデンサC5が接続されている。
このような構成の高圧放電等装置1においては、まず期
間TIはスイッチング素子Ql、Q2を交互に高周波で
ON、OFFさせ、期間T2は一方のスイッチング素子
(たとえばQ2)をOFFにし、他方のスイッチング素
子(たとえばQl)を高周波でON、OFFさせるいわ
ゆるチョッパ動作をさせるもので、端子a、b間の電圧
は第8図(dlに示すように期間TIでは高周波の電圧
が、期間T2では直流の電圧が発生する。
またイグナイタ3は、その電源を、前述のインバータ回
路の出力である端子a、b間から得ているため、期間T
1間は、その出力が高周波であるため、コンデンサC5
を介して昇圧トタンスTrの一次側が駆動され、昇圧さ
れた電圧がダイオードD3、D4により整流されてコン
デンサC2に充電される。つまり、第8図(b)に示す
ように放電ギャップGの両端電圧が徐々に上昇し、その
電圧が放電開始電圧VGIに達すると、同図(C)に示
すような放電電流IGが流れ、この際にパルストランス
PTの二次側に高圧パルス電圧が発生し、これがコンデ
ンサC1を介して高圧放電ランプ2に印加されるもので
ある。また、期間12間では、端子a、b間の電圧が同
図(d)に示すように略直流となるため、これが、コン
デンサC5によってカントされ、イグナイタ3の動作が
停止し、コンデンサC2への充電電流は停止し、放電は
コンデンサC2の電荷が消失した時点で停止し、したが
って、放電ギャップGが持続放電を生ぜず、本実施例に
おいても前記第1の実施例と同様の効果を奏する。
なお、本実施例においてはランプが点灯すれば、スイッ
チング素子Q1、Q2をチョッパ動作のみをさせること
によりイグナイタ3の動作を完全に停止させ、ランプ2
を安定に点灯維持させることができる。また、前記実施
例においては、点灯手段が2石のハーフブリッジ式イン
バータ回路である場合の説明を行ったが、本発明はこれ
に限らず、4石のスイッチング素子を用いたフルブリッ
ジインバータ回路であっても良いことは勿論である。
〔発明の効果〕
このように構成したことにより、放電ギャップGが放電
直後は、その放電ギャップGの消弧時間よりも長い期間
、昇圧回路5の出力を低下させているため、昇圧回路5
から放電ギャップGへの電力の供給が実質的には行われ
ず、その間に放電ギ十ツブGが消弧して放電が停止し、
持続放電することがなくなる。このため、イグナイタ3
から安定してパルスが発生させることができ、ランプの
始動、再始動の信顧性を向上させると共に、放電ギャッ
プの寿命低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例を示す回路図、第2図
(a)〜(d)は、イグナイタの各部の動作状態を示す
タイムチャート、第3図(a)〜(C)は、同上の基本
構成におくるタイムチャート、第4図は、本発明の第2
の実施例を示す回路図、第5図は、本発明の第3の実施
例を示す回路図、第6図は、同上のスイッチ素子のタイ
ムチャート、第7図は、本発明の第4の実施例を示す回
路図、第8図(a)〜(d)は、同上の各部の動作状態
を示すタイムチャート、第9図は、従来の高圧放電灯点
灯装置の一例を示す回路図、第10図は、同上のコンデ
ンサC2の両端電圧を示すもので、(alは正常時、(
ト))は異常時、第11図は、従来の別の高圧放電灯点
灯装置の一例を示す回路図、第12図は、同上の電源と
コンデンサC2の両端電圧を示すもので、(a)は電源
波形、(ト))はコンデンサの両端電圧の正常時、(C
)はコンデンサの両端電圧の異常時を示すものである。 1−高圧放電灯点灯装置 2−高圧放電ランプ3−イグ
ナイタ     4−点灯手段5−・−昇圧回路   
   6−電流検出手段C1−バイパスコンデンサ C3、C4、C5−コンデンサ G−放電ギャップ PT−−−パルストランス P T 2−二次巻線 Ql、Q2−スイッチング素子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高圧放電ランプに電力を供給すると共に前記ラン
    プの点灯を維持させる点灯手段と、放電ギャップと該放
    電ギャップに電力を供給する昇圧回路とパルストランス
    とを含んでなるイグナイタとを有する高圧放電灯点灯装
    置であって、前記点灯手段の出力側に並列にバイパスコ
    ンデンサが接続されると共に、該バイパスコンデンサと
    並列関係に高圧放電ランプが接続され、バイパスコンデ
    ンサと高圧放電ランプで形成される閉ループ内に前記パ
    ルストランスの二次巻線を有し、前記放電ギャップの放
    電により前記パルストランスの二次巻線の両端に高電圧
    を発生させて前記高圧放電ランプを始動又は再始動させ
    る高圧放電灯点灯装置において、前記放電ギャップが放
    電した直後は、少なくとも放電ギャップの消弧時間より
    も長い期間、前記昇圧回路の出力を低下させ前記放電ギ
    ャップへの電力供給を実質的に制限したことを特徴とす
    る高圧放電灯点灯装置。
  2. (2)前記イグナイタに電流検出手段を設け、該電流検
    出手段により放電ギャップの放電を検知し、その出力に
    より前記イグナイタの昇圧回路を駆動制御する構成とし
    たことを特徴とする請求項1記載の高圧放電灯点灯装置
  3. (3)前記点灯手段が、直列に接続された2石のスイッ
    チング素子を有するインバータ回路と、少なくとも一方
    のスイッチング素子の両端にコンデンサを介して直列に
    接続されるインダクタンスと、高圧放電ランプとで構成
    され、前記スイッチング素子をチョッパ動作させると共
    に、そのチョッパ動作の時間を前記放電ギャップの消弧
    時間よりも長く設定し、前記イグナイタの昇圧回路が前
    記インバータ回路の出力に前記コンデンサを介して接続
    されたことを特徴とする請求項1記載の高圧放電灯点灯
    装置。
  4. (4)前記インバータ回路が、電源に直列に接続された
    第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子から
    なる第1の直列回路と、該第1の直列回路に並列に接続
    された第3のスイッチング素子と第4のスイッチング素
    子からなる第2の直列回路とを有してなり、前記第1及
    び第2の直列回路の中点間にインダクタンスと高圧放電
    ランプが直列に接続され、前記インバータ回路の出力が
    、前記イグナイタの昇圧回路に、イグナイタの入力側に
    設けたコンデンサを介して接続されたことを特徴とする
    請求項3記載の高圧放電灯点灯装置。
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