JPH0737810Y2 - 研削盤 - Google Patents

研削盤

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JPH0737810Y2
JPH0737810Y2 JP1989007017U JP701789U JPH0737810Y2 JP H0737810 Y2 JPH0737810 Y2 JP H0737810Y2 JP 1989007017 U JP1989007017 U JP 1989007017U JP 701789 U JP701789 U JP 701789U JP H0737810 Y2 JPH0737810 Y2 JP H0737810Y2
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JP
Japan
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wheel
stroke
grinding
head
axis
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JP1989007017U
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English (en)
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JPH02100762U (ja
Inventor
猛 藤井
Original Assignee
ワシノ機械株式会社
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Publication date
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、例えば光学式倣い研削盤などの研削盤に係
り、更に詳細にはといし車のストローク変更装置を改良
した研削盤に関する。
(従来の技術) 一般に、研削盤としての例えば光学式倣い研削盤ではワ
ークを投影器のスクリーンに投影して、その投影像によ
り研削加工を行なう。そのため、砥石軸におけるストロ
ークの上死点は投影器の焦点位置より若干上となる必要
がある。
従来の光学式倣い研削盤における砥石軸昇降装置は、偏
心量が可変のクランク装置によってストロークの変更を
行なっており、ストロークの変更に伴なってといし車の
上死点,下死点位置が変化する。したがって、といし車
を取付けた昇降台をクランク位置に対して移動可能と
し、ストロークを変更する都度昇降台の位置を変更して
いる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上述した従来のといし車昇降装置はストロー
クを変更する都度、昇降台の位置を変更しているため、
非常に操作が煩しいという問題があった。
この考案の目的は、上記問題点を改善するため、ストロ
ークを変更する際の昇降台の位置における変更の操作を
容易にした研削盤を提供することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この考案は、テーブル(2
7)に載置されたワークに、回転自在かつ昇降自在なと
いし車(9)で研削加工を行う研削盤(1)であって、
前記といし車(9)を備えた昇降自在な昇降台(41)を
といしヘッド(11)に設け、このといしヘッド(11)と
前記昇降台(41)との間に形成された空間にガイド部材
(43)を設け、このガイド部材(43)を前記といしヘッ
ド(11)に対してシャフト(47)を支点としてストロー
ク方向へ揺動自在に設け、前記といしヘッド(11)に回
転自在に支承されたクランク軸(49)に偏心ピン(51)
を設けると共にこの偏心ピン(51)の先端を前記ガイド
溝(45)に設け、前記昇降台(41)にストローク方向と
直交する方向へ移動自在かつ固定自在な移動部材(55)
を前記ガイド溝(45)内に設けてなることを特徴とする
ものである。
(作用) この考案の研削盤を採用することにより、テーブル(2
7)に載置されたワークに、回転自在かつ昇降自在なと
いし車(9)により研削加工が行われる。といしヘッド
(11)にはといし車(9)を備えた昇降自在な昇降台
(41)が設けられている。この昇降台(41)と前記とい
しヘッド(11)との間に形成された空間にはガイド部材
(43)が設けられている。しかも、このガイド部材(4
3)は前記といしヘッド(11)に対してシャフト(47)
を支点としてストローク方向へ摺動自在に設けられてい
る。さらに、前記といしヘッド(11)に回転自在に支承
されたクランク軸(49)には偏心ピン(51)が設けられ
ていると共にこの偏心ピン(51)の先端は前記ガイド溝
(45)に設けられている。しかも昇降台(41)にはスト
ローク方向と直交する方向へ移動自在かつ固定自在な移
動部材(55)が前記ガイド溝(45)内に設けられてい
る。
したがって、移動部材(55)をストローク方向と直交す
る方向へ移動せしめると共に固定せしめることにより、
常にといし車(9)の上死点を一定にしてストロークの
変更が行われるから、ストロークにおける変更の操作が
容易に行われる。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第3図およひ第4図を参照するに、研削盤としての光学
式倣い研削盤1で、特に加工情報を記憶装置に入力し、
これから出力するための操作盤3を備えている。この操
作盤3は記憶装置および記憶装置に基づく研削盤の自動
制御装置を収めた筐体5を付属している。
光学式倣い研削盤1には、基台7の上部左側にといし車
9を保持するといしヘッド11が、といし車9をといし車
9の先端付近のまわりに回動自在に支承してある。とい
し車9は、といしヘッド11に沿って昇降自在に設けてあ
る。といしヘッド11の回動を案内するコラム13の裏面に
設けられた電動機の如き駆動手段15によりベルトを介し
てといし車9を回転して研削加工を行なうものである。
コラム13は下面に摺動面を有し、受台17の上面に形成し
た案内溝に沿い、X軸方向(第3図において紙面に対し
て直交する方向)に移動する。
受台17の下面には、X軸方向にといし車9およびといし
ヘッド11を備えたコラム13を移動するための移動自在な
移動台19が設けてあり、その移動台19の下面には、とい
し車9およびといしヘッド11を備えたコラム13をY軸方
向(第3図において左右方向)に移動するためのY軸移
動手段21が設けてある。
基台7の前面には、X軸ハンドル23,Y軸ハンドル25が設
けてあり、このX軸ハンドル23およびY軸ハンドル25を
作業者が手動で操作することにより、といし車9および
といしヘッド11を備えたコラム13がX軸方向,Y軸方向へ
移動可能となっている。
機台7の上面右側のといし車9と対向する位置には、ワ
ークを挟持するテーブル27が設けてあり、テーブル27は
下面に設けられたX軸移動台29の案内面に沿ってX軸ハ
ンドル31によってX軸方向に移動自在となっている。
X軸移動台29の下面には、Y軸方向に移動自在な案内面
を有するY軸移動台33が設けてあり、そのY軸移動台33
の右端部に設けられたY軸ハンドル35の回転により、Y
軸移動台33はY軸方向へ移動する。また、Y軸移動台33
はZ軸方向(第3図において上下方向)に移動自在であ
り、電動機ごときZ軸移動手段37により昇降するもので
ある。
上記構成により、ワークはテーブル27に載置され、X
軸,Y軸およびZ軸方向に位置決めされると共に、といし
車9を所定の回転数で回転させて、といし車9をX軸お
よびY軸方向に移動せしめることによって、といし車9
でワークに研削加工が施されるることになる。
といし車9とワークの研削面の上方には、研削面を投影
する投影器が設けてあり、基台7の上方に設けられたス
クリーン39に、といし車9とワークが投影される。この
投影の倍率は数段階選択可能となっている。
前記といしヘッド11にはといし車9を備えた昇降台41が
第1図に示されているように、ストローク方向(第1図
において紙面に対して直交する方向)へ昇降自在に設け
られている。この昇降台41とといしヘッド11との間に形
成された空間にはガイド部材43が設けられており、この
ガイド部材43には前記ストローク方向と直交した方向
(第1図において左右方向)にガイド溝45が形成されて
いる。
このガイド部材43の第1図において右側には回転自在な
シャフト47が枢支されている。また、といしヘッド11の
第1図において左側には回転自在なクランク軸49が支承
されており、このクランク軸49の先端(第1図において
下端)には偏心ピン51が設けられており、この偏心ピン
51は前記ガイド溝45内に入れられている。
上記構成により、クランク軸49を回転させると、偏心ピ
ン51によりガイド部材43は前記シャフト47の中心Aを支
点として、第2図に示したごとく、角度αの揺動運動が
行なわれることとなる。
このガイド部材43の揺動各αは昇降台41のストローク方
向とのなす角を直角から昇降台41の下降方向への角度を
なすようにクランク軸49の中心Bと偏心ピン51の中心C
との偏心量Dを設定することによって決められる。
前記昇降台41にはストローク変更装置53が設けられてい
る。すなわち昇降台41にストローク方向と直角に移動お
よび固定が可能なピン55を、ガイド溝45に前記偏心ピン
51と干渉しないように入れられている。このピン55には
ナット部材57が一体的に設けられており、このナット部
材57にはボールねじ59が螺合されている。このボールね
じ59は前記昇降台41に設けられている。
上記構成により、ボールねじ59の一端(第1図において
左端)に治具を装着してボールねじ59を回転せしめる
と、ナット部材57が第1図において左右方向に移動す
る。その結果、シャフト47の中心Aとピン55の中心Eと
の距離Fが変化することとなる。
したがって、昇降台41はシャフト47の中心Aとピン55の
中心Eとの距離Fおよびガイド部材43の揺動角αの関係
から、L=F・tanαの寸法を上下に移動可能にするこ
とができる。而して、距離Fの寸法を変更することによ
り、昇降台41の上下方向におけるストロークを変更して
も上死点の位置は一定となる。
このように、昇降台41のストロークをストローク変更装
置53で変更しても上死点の位置は一定で行なわれるた
め、ストロークにおける変更の装置を容易に行なうこと
ができる。特に、光学式倣い研削盤1においてはスクリ
ーン39で前記ストローク上死点を投影器の焦点位置より
若干上で行なうために上死点が一定であると操作面で有
効である。
なお、この考案は前述した実施例に限定されることな
く、適宜な変更を行なうことにより、その他の態様で実
施し得るものである。
[考案の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、この
考案によれば、テーブル(27)に載置されたワークに、
回転自在かつ昇降自在なといし車(9)により研削加工
が行われる。といしヘッド(11)にはといし車(9)を
備えた昇降自在な昇降台(41)が設けられている。この
昇降台(41)と前記といしヘッド(11)との間に形成さ
れた空間にはガイド部材(43)が設けられている。しか
も、このガイド部材(43)は前記といしヘッド(11)に
対してシャフト(47)を支点としてストローク方向へ揺
動自在に設けられている。さらに、前記といしヘッド
(11)に回転自在に支承されたクランク軸(49)には偏
心ピン(51)が設けられていると共にこの偏心ピン(5
1)の先端は前記ガイド溝(45)に設けられている。し
かも昇降台(41)にはストローク方向と直交する方向へ
移動自在かつ固定自在な移動部材(55)が前記ガイド溝
(45)内に設けられている。
したがって、移動部材(55)をストローク方向と直交す
る方向へ移動せしめると共に固定せしめることにより、
常にといし車(9)の上死点を一定にしてストロークの
変更を行うことができる。而して、ストロークにおける
変更の操作を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る主要部を示し、といしヘッド部
分の拡大平面図、第2図は第1図におけるII-II線に沿
った矢視図、第3図はこの考案を実施する一実施の光学
式倣い研削盤の正面図、第4図は第3図における右側面
図である。 1……光学式倣い研削盤、9……といし車 11……といしヘッド、17……テーブル 41……昇降台、43……ガイド部材 53……ストローク変更装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テーブル(27)に載置されたワークに、回
    転自在かつ昇降自在なといし車(9)で研削加工を行う
    研削盤(1)であって、前記といし車(9)を備えた昇
    降自在な昇降台(41)をといしヘッド(11)に設け、こ
    のといしヘッド(11)と前記昇降台(41)との間に形成
    された空間にガイド部材(43)を設け、このガイド部材
    (43)を前記といしヘッド(11)に対してシャフト(4
    7)を支点としてストローク方向へ揺動自在に設け、前
    記といしヘッド(11)に回転自在に支承されたクランク
    軸(49)に偏心ピン(51)を設けると共にこの偏心ピン
    (51)の先端を前記ガイド溝(45)に設け、前記昇降台
    (41)にストローク方向と直交する方向へ移動自在かつ
    固定自在な移動部材(55)を前記ガイド溝(45)内に設
    けてなることを特徴とする研削盤。
JP1989007017U 1989-01-26 1989-01-26 研削盤 Expired - Lifetime JPH0737810Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989007017U JPH0737810Y2 (ja) 1989-01-26 1989-01-26 研削盤

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JP1989007017U JPH0737810Y2 (ja) 1989-01-26 1989-01-26 研削盤

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Publication Number Publication Date
JPH02100762U JPH02100762U (ja) 1990-08-10
JPH0737810Y2 true JPH0737810Y2 (ja) 1995-08-30

Family

ID=31211674

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989007017U Expired - Lifetime JPH0737810Y2 (ja) 1989-01-26 1989-01-26 研削盤

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4411599Y1 (ja) * 1965-08-04 1969-05-14
JPS5626542B2 (ja) * 1973-11-10 1981-06-19

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JPH02100762U (ja) 1990-08-10

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