JPH0737595Y2 - 便座装置 - Google Patents

便座装置

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JPH0737595Y2
JPH0737595Y2 JP12815289U JP12815289U JPH0737595Y2 JP H0737595 Y2 JPH0737595 Y2 JP H0737595Y2 JP 12815289 U JP12815289 U JP 12815289U JP 12815289 U JP12815289 U JP 12815289U JP H0737595 Y2 JPH0737595 Y2 JP H0737595Y2
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JP
Japan
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toilet seat
lead wire
case
electrical component
seat device
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JP12815289U
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JPH0367200U (ja
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理 松原
健一 金子
伸治 川合
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、便座の電気ヒータ,温度センサ等の電装品が
取付けられた便座装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の便座装置としては、特開昭60−106424号
公報に示されるものが知られている。これは、電気ヒー
タ、温度センサ及び着座センサ等の少なくとも1個から
なる第1電装品が内蔵された便座と、該便座に形成され
リード線挿通路が形成された第1枢軸部と、制御部及び
切替スイツチ等の少なくとも一個からなる第2電装品が
内蔵されたケースと、該ケースに形成され前記第1枢軸
部と嵌合して前記便座を回動可能に支承する第2枢軸部
と、前記リード線挿通路に挿通され前記第1電装品と前
記第2電装品とを接続するリード線とを有したものであ
つた。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記した便座装置であると、リード線は回動側
である便座に配設された第1電装品と固定側であるケー
スに配設された第2電装品とを接続していることから、
便座回動時、リード線の一端が便座と共に回動し他端が
ケースと共に非回動となる。これにより、リード線が便
座の回動に伴い回動角分ねじれリード線の耐久性が低下
し、最悪の場合にはリード線が断線する恐れがあつた。
故に、本考案は、リード線の最大ねじれ角を小さくして
便座回動時におけるリード線の単位長さ当たりのねじれ
を小さくすることを、その技術敵課題とするものであ
る。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記技術的課題を解決するために本考案において講じた
技術的手段は、便座及びケースに夫々固定され前記便座
がその回動範囲における略中央に位置した時リード線の
ねじれ角を零とするように前記リード線を固定する固定
部材を有したことである。
(作用) 上記技術的手段は次のように作用する。便座の回動時、
リード線は便座回動範囲略中央を基準に正逆両方にねじ
れる。これにより、便座の回動によるリード線の最大ね
じれ角が半減し、便座回動時におけるリード線の単位長
さ当たりのねじれを小さくなる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。第1図及び第2図に示されるように、便器1の後部
にはケース2が配設されている。このケース2には便器
1上に載置可能な便座3が回動可能に保持されている。
第3図に示されるように、ケース2は略コ字状を呈して
おり、その対向する部分の両側壁にはケース2内部に延
在し且つ内部に嵌合穴4aが形成された円筒形状を呈する
ヒンジ部4が夫々形成されている。便座3の両側壁には
便座3内に延在し且つ内部に嵌合穴5bが形成された円筒
形状を呈するヒンジ部5が夫々形成されている。このヒ
ンジ部4,5の嵌合穴4a,5aに枢軸6が嵌合され、これによ
り、便座3がケース2の対向する部分に挟まれた形でケ
ース2に回動可能に保持される。
第1図ないし第3図に示されるように、便座3内には電
気ヒータ7及び温度センサ8が配設されている。ケース
2内には電気ヒータ7及び温度センサ8を制御する制御
回路9が配設されている。この電気ヒータ7及び温度セ
ンサ8はリード線10を介して制御回路9に接続されてい
る。枢軸6は貫通穴6aが形成された円筒形状を呈してお
り、この貫通穴6aはヒンジ部5に形成された入口5b及び
ヒンジ部4に形成された出口4bと連通している。この入
口5b,貫通穴6a及び出口4b内にリード線10が挿通され電
気ヒータ7及び温度センサ8と制御回路9とを接続して
いる。このリード線10は便座7内及びケース2内に固定
されたグロメツト11により保持されており、便座2がそ
の回動範囲において略中央に位置した時つまり回動角θ
に対してθ/2回動した時、第4図に示されるように、リ
ード線10のねじれ角が零となるように保持されている。
これにより、便座3の載置状態では第5図に示されるよ
うに、リード線10は逆方向にθ/2ねじれ、全開状態では
第6図に示されるように、正方向にθ/2ねじれる。この
ように、リード線10は第5図及び第6図に示されるよう
に、最大で正逆夫々θ/2のみねじれ、便座3の回動角θ
に対してリード線10の最大ねじれ角αは半減する。これ
により、リード線10の単位長さ当たりのねじれが小さく
なり、リード線10の耐久性の低下を防止することができ
る。
〔考案の効果〕
本考案と同様な課題を解決するには特開平1−56026号
公報に示されるように、リード線のねじれスパンを長く
することにおり単位長さ当たりのねじれを小さくするこ
とも考えられるが、固定部材を同一線上に配設しなけれ
ばならず且つこの間の距離も大きくとらなくてはならな
いため、設計自由度が小さく、意匠的にも不利なもので
ある。しかし、本考案は、電気ヒータ、温度センサ及び
着座センサ等の少なくとも1個からなる第1電装品が内
蔵された便座と、該便座に形成されリード線挿通路が形
成された第1枢軸部と、制御部及び切替スイツチ等の少
なくとも一個からなる第2電装品が内蔵されたケース
と、該ケースに形成され前記第1枢軸部と嵌合して前記
便座を回動可能に支承する第2枢軸部と、前記リード線
挿通路に挿通され前記第1電装品と前記第2電装品とを
接続するリード線とを有する便座装置において、前記便
座及び前記ケースに夫々固定され前記便座がその回動範
囲における略中央に位置した時前記リード線のねじれ角
を零とするように前記リード線を固定する固定部材を有
して便座装置を構成したので、上記した問題点もなく、
便座の回動によるリード線の最大ねじれ角を半減し、便
座回動時におけるリード線の単位長さ当たりのねじれを
小さくすることができる。これにより、リード線の耐久
性の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る便座装置の平面図、第2図は第1
図の部分拡大側面図、第3図は第1図の主要部断面図、
第4図ないし第6図はリード線のねじれ状態を表す説明
図である。 2……ケース,3……便座,4……ヒンジ部(第2枢軸
部),5……ヒンジ部(第1枢軸部),6……枢軸(第1枢
軸部),7……電気ヒータ(第1電装品),8……温度セン
サ(第1電装品),9……制御回路(第2電装品),10…
…リード線,11……グロメツト(固定部材),6a……貫通
穴(リード線挿通路),5b……入口(リード線挿通路),
6b……出口(リード線挿通路)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−197420(JP,A) 特開 昭62−84725(JP,A) 実開 平1−81997(JP,U) 実開 昭59−101798(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気ヒータ、温度センサ及び着座センサ等
    の少なくとも1個からなる第1電装品が内蔵された便座
    と、該便座に形成されリード線挿通路が形成された第1
    枢軸部と、制御部及び切替スイツチ等の少なくとも一個
    からなる第2電装品が内蔵されたケースと、該ケースに
    形成され前記第1枢軸部と嵌合して前記便座を回動可能
    に支承する第2枢軸部と、前記リード線挿通路に挿通さ
    れ前記第1電装品と前記第2電装品とを接続するリード
    線とを有する便座装置において、前記便座及び前記ケー
    スに夫々固定され前記便座がその回動範囲における略中
    央に位置した時前記リード線のねじれ角を零とするよう
    に前記リード線を固定する固定部材を有する便座装置。
JP12815289U 1989-10-31 1989-10-31 便座装置 Expired - Fee Related JPH0737595Y2 (ja)

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JPH0367200U JPH0367200U (ja) 1991-06-28
JPH0737595Y2 true JPH0737595Y2 (ja) 1995-08-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012205818A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Toto Ltd 暖房便座装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012205818A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Toto Ltd 暖房便座装置

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JPH0367200U (ja) 1991-06-28

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