JPH0737314U - 粉塵清掃装置 - Google Patents

粉塵清掃装置

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JPH0737314U
JPH0737314U JP9408491U JP9408491U JPH0737314U JP H0737314 U JPH0737314 U JP H0737314U JP 9408491 U JP9408491 U JP 9408491U JP 9408491 U JP9408491 U JP 9408491U JP H0737314 U JPH0737314 U JP H0737314U
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dust
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water
blower
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Application number
JP9408491U
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English (en)
Inventor
功 河辺
Original Assignee
河辺産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 各種車輛のエレメント、その他粉塵濾過機
材、又はダクト等の粉塵の清掃装置の提供。 【構成】 エレメント等の粉塵濾過器、その他ダクト等
に付着する粉塵を、外気とともに吸い込む吸込口5、及
び清澄空気吹き出し用の吹出口3、並びに汚濁水排出口
4を備えたケーシング1と、このケーシングの吸込口に
連設されるエレメント載置用のターンテーブルを装備
し、エヤーノズル18及び窓孔13を備えた副ケーシン
グ12と、前記ケーシングの吸込口の前方に装備する吸
込用の送風機6と、前記ケーシングの送風機の前方に装
備し、かつ間隔を有するように配備された網目状でなる
粗目のフィルター7、及び不織布状で、かつ厚手でなる
細目のフィルター8とでなる二層式フィルター装置と、
この二層式フィルター装置間に、装備される水道水、清
澄水等水噴射用のノズル10と、で構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種車輛のエレメント、その他粉塵濾過機材、又はダクト等の粉塵 清掃装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知の如く、近時、車輛の排ガス対策の一環として、特に大型車輛のエレメン トの粉塵(各種ごみ、金属粉を含む。)清掃の必要性がさけばれている。
【0003】 このエレメントの粉塵清掃装置(除塵装置)としては、据置式電気掃除機(集 塵機)を付設した比較的大型の粉塵清掃装置、又はターンテーブルを付設した小 型の粉塵清掃装置が採用されている。
【0004】 またダクトの塵埃の付着が、室内環境に種々の悪影響を与えることから、ダク トの定期的な除塵も必要とされている。
【0005】 このダクトの除塵装置としては、大容量のバキュームカーを利用して、ダクト 内の除塵を強制吸引する大型方式と、送風機を利用してダクト内の除塵を、ダク ト外に排除する方式が採用されている。
【0006】 尚粗目フィルターと、細目フィルターとを設けた集塵装置としては、次のよう な文献が、挙げられる。
【0007】 即ち、実公昭55−7229号の電気掃除機、実公昭55−32052号の集 塵装置等がある。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
以上で説明した粉塵清掃装置では、その大部分が、エアーを介して粉塵を取り 除き(以下、原則として、除塵とする。)、この粉塵を、直接集塵機に吸い込む 方式であることから、集塵機の目詰まりが発生し易いものであり、その保守管理 が大変であること、また装置が大型化することから、その設置又は運搬等に困る こと、等の課題が考えられる。
【0009】 尚、一部にターンテーブル及び水を利用する小型の粉塵清掃装置もある。
【0010】 しかし、この装置は、フィルターによる粉塵の捕捉と、この捕捉した粉塵の水 による洗い流しが十分でなく、フィルターの目詰まりが発生し易いこと、又フィ ルターの装備が十分でなく、除塵された粉塵が装置外に、逸散されること、等の 課題が考えられる処である。
【0011】 一方ダクトの除塵装置においても、フィルターによる塵埃の捕捉と、この捕捉 した塵埃の水による洗い流しが十分でなく、フィルターの目詰まりの問題が発生 し易い。また塵埃の逸散等が、十分に考えられる処である。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記に鑑み、本考案は、二層式フィルター装置を内装し、この二層式フィルタ ーに捕捉された粉塵(塵埃を含む)を、水で洗い流し、粉塵をふうじ込めるとと もに、フィルターの目詰まりを皆無とすることを目的として、下記の構成を採用 した。
【0013】 即ち、本考案の粉塵清掃装置は、 エレメント等の粉塵濾過器、その他ダクト等に付着する粉塵を、外気とともに 吸い込む吸込口、及び清澄空気吹き出し用の吹出口、並びに汚濁水排出口を備え たケーシングと、 このケーシングの吸込口の前方に装備する吸込用の送風機と、 前記ケーシングの送風機の前方に装備し、かつ間隔を有するように配備された 網目状でなる粗目のフィルター、及び不織布状で、かつ厚手でなる細目のフィル ターとでなる二層式フィルター装置と、 この二層式フィルター装置間に、装備される水道水、清澄水等水噴射用のノズ ルと、 で構成されている。
【0014】
【作用】
以下、本考案の作用を説明する。
【0015】 先ず、大型車両のエレメントの粉塵清掃について、説明する。
【0016】 この場合は、先ず、副ケーシングのターンテーブル上に、エレメントを載置す る。
【0017】 つづいて、ターンテーブル及び送風機を作動させるとともに、配管に水(水に は、温水を含む。但しこの場合は、後述の冷却なし。)を供給する。
【0018】 この回転するターンテーブル上に載架されたエレメントの所定箇所に、副ケー シングの窓孔をより挿入したエアーノズルの先端噴出口を近接して、粉塵を吹き 落とす。
【0019】 以上の自由な動きが保証されるエアーノズルの操作を介して(即ち、エレメン トの形状に左右されない。)、回転するエレメントの内外周面及び上下面のすべ てを清掃して、これに付着するほぼすべての粉塵を吹き落とす。
【0020】 このようにして、吹き落とされた粉塵は、送風機を介して二層フィルター装置 に向かって、送風され、先ず、網目状でなる粗目のフィルター(以下、単に粗目 のフィルターとする。)で、比較的粗の粉塵が捕捉される。
【0021】 この粗目のフィルターを通過した、微小(微細)な粉塵は、水噴射用のノズル より噴き出されるミスト(水滴も含む)を介して、湿潤され、下方に落下すると ともに、不織布状で、かつ厚手でなる細目のフィルター(以下、単に細目のフィ ルターとする。)で確実に捕捉される。
【0022】 一方除塵された美しい空気は、ミストを介して冷却された後、細目のフィルタ ーを通過して、既にミストを介して冷却された状態で、ケーシングに前方側に開 設した吹出口より排気される。
【0023】 尚細目のフィルターに捕捉(付着)された粉塵は、水噴射用のノズルより噴射 されるミストを介して洗い流され、ケーシングの内底面に到り、この洗い流され た粉塵は、前記湿潤状態となって下方に落下した粉塵とともに、汚濁水となって ケーシング外に排出される。
【0024】 以上のようにして、エレメントの清掃作業が終了した後は、エアーノズルを副 ケーシングより抜き取り、ターンテーブルの回転又は水道水の供給等を停止した 後、副ケーシングの天蓋板を開放し、もって清掃された当該エレメントを取り外 す。
【0025】 尚乗用車、小型車等の車輛用エレメントの場合は、原則として、エレメントを 、例えば手で把持し、副ケーシング内に位置させた後、エアーノズルを介して粉 塵を吹き落とす方式でなす場合もあり得る。
【0026】 次に、ダクト清掃の場合について、説明する。
【0027】 この場合は、先ずケーシングを移動等し(限定されず)、ダクトの吹出口、又 はこの吹出口に連通されたホースを、ケーシングの吸込口に密着状態に取付けた 後、前述のエレメント清掃の場合と、同じ操作をもって作業する。
【0028】 但し、この清掃の場合は、原則として、エアーノズルを使用せず、送風機の吸 引力を利用する。
【0029】 そして、吸引除塵された塵埃の捕捉、及び排除、並びに美しい空気の排気は、 前述のエレメント清掃の場合と、ほぼ同様である。
【0030】 以上のようにして清掃作業が終了後は、ケーシングよりダクト等を外す。
【0031】 尚以上で説明した、清掃方法は一例であり、前述の説明に限定されない。
【0032】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0033】 1は取外し自在の天蓋板2を備え、その前方(図面上向かって左側を云う。以 下同じ、)下側に清澄空気吹き出し用の吹出口3、及びその前方底面に汚濁水排 出口4を備えたケーシングで、このケーシング1の内底面1aは、前方に向かっ て傾斜している。
【0034】 このケーシング1には、送風機6が配設され、ケーシング1の吸込口5より吸 い込んだ粉塵(塵埃)を、この送風機6を介して、ケーシング1の前方に送り込 む構成となっている。 尚前記吸込口5には、後述する副ケーシングが連設されたり、又は図示しな
い 、例えばダクト、ホース等(このダクト等の使用には、この吸込口5の寸法が変 更される場合もある。)が取付けられる。
【0035】 7はケーシング1の送風機6の前方に取外し自在に設けられた網目状でなる粗 目のフィルターで、この粗目のフィルター7は、前記送風機6を介して送り込ま れた空気中に含まれる比較的大きな粉塵を取り除く。
【0036】 尚望ましくは、粗目のフィルター7の上側は盲板7aとするとよい。
【0037】 8はケーシング1の粗目のフィルター7の前方に取外し自在に設けられた高密 度の不織布で(不織布、又は不織布類似の素材を含む)、かつ厚手でなる細目の フィルターで、この細目のフィルター8は、前記粗目のフィルター7を通過して 一次除塵された空気中に混入する微小な粉塵を捕捉する役目をなす。
【0038】 尚細目のフィルター8の下方側には、汚濁水通過用の透孔8aが設けられる場 合もあり得る。
【0039】 9は前記粗目のフィルター7の盲板7aの近傍で、ケーシング1の幅方向(図 1で手前と奥面方向を云う。)に設けられた数個の水噴射用のノズル10を備え た配管で、この配管9は図示しない水道管とホース11を介して連通されている 。尚水には温水が含まれる。
【0040】 図中12は前記ケーシング1の吸込口5に連設される窓孔13付き天蓋板14 を備えた副ケーシングで、この副ケーシング12の内底面12aにはターンテー ブル15が回転自在に軸支されている。
【0041】 尚副ケーシング12の内底面12aは、傾斜しており、前記ケーシング1の内 底面1aの傾斜と合致する(同じ傾斜角度を保持する)構成となっている。
【0042】 図中16はキャスター、17は粗目のフィルター7と細目のフィルター8で、 かつケーシング1内に形成されるチャンバーを示す。
【0043】 そして、本考案では、前記粗目のフィルター7及び細目のフィルター8並びに チャンバー16とで二層式フィルター装置を構成する。
【0044】 図中18はエアーノズル、19はエレメントを示す。
【0045】
【考案の効果】
本考案は、以上で詳述した如く、ケーシング内に二層式フィルター装置を配備 し、この二層フィルター装置で捕捉した粉塵を、水噴射用のノズルより噴射され るミストで洗い流す構成としたので、下記の効果を有する。
【0046】 (1)装置が小型化した。
【0047】 (2)微小な粉塵も確実に捕捉し、かつ洗い流すことができる。
【0048】 (3)ケーシングより吹き出される空気は、美麗であり、かつ冷却されている 。 (4)細目のフィルターに捕捉された粉塵も、確実に洗い流し、目詰まりの発 生も皆無である。
【0049】 また本考案のケーシングには、窓孔とターンテーブルを備えた副ケーシングを 連設し、エレメント用の粉塵清掃装置となし得る構成であり、下記の効果を有す る。
【0050】 (5)エレメントの形状に影響されずに、エアーノズルを使いこなせ、もって 各種型状のエレメントの粉塵清掃作業ができる。
【0051】 (6)大型車輛から小型車輛のエレメントの粉塵清掃作業に使用できる。
【0052】 (7)装置全体が簡略化されており、故障が少なく、その取り扱いも容易であ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置全体の断面図である。
【図2】装置全体の天蓋板を取外した平面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 1a 内底面 2 天蓋板 3 吹出口 4 排出口 5 吸込口気孔 6 送風機 7 粗目のフィルター 7a 盲板 8 細目のフィルター 8a 透孔 9 配管 10 ノズル 11 ホース 12 副ケーシング 12a 内底面 13 窓孔 14 天蓋板 15 ターンテーブル 16 キャスター 17 チャンバー 18 エアーノズル 19 エレメント

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレメント等の粉塵濾過器、その他ダク
    ト等に付着する粉塵を、外気とともに吸い込む吸込口、
    及び清澄空気吹き出し用の吹出口、並びに汚濁水排出口
    を備えたケーシングと、 このケーシングの吸込口の前方に装備する吸込用の送風
    機と、 前記ケーシングの送風機の前方に装備し、かつ間隔を有
    するように配備された網目状でなる粗目のフィルター、
    及び不織布状で、かつ厚手でなる細目のフィルターとで
    なる二層式フィルター装置と、 この二層式フィルター装置間に、装備される水道水、清
    澄水等水噴射用のノズルと、 で構成されている粉塵清掃装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のケーシングの吸込口に、窓孔
    を備えた副ケーシングを連設し、 この副ケーシングに、エレメント載置用のターンテーブ
    ルを装備する構成とした請求項1の粉塵清掃装置。
  3. 【請求項3】 請求項1のケーシングの天蓋板と、二層
    式フィルター装置の粗目のフィルター、及び細目のフィ
    ルターと、が着脱自在に構成されている請求項1の粉塵
    清掃装置。
JP9408491U 1991-11-18 1991-11-18 粉塵清掃装置 Pending JPH0737314U (ja)

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JP9408491U JPH0737314U (ja) 1991-11-18 1991-11-18 粉塵清掃装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010051852A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Nippon Muki Co Ltd 空気浄化装置及び空気浄化装置のフィルタ交換方法
JP2010051851A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Nippon Muki Co Ltd 空気浄化装置及び空気浄化装置のフィルタ交換方法
CN114522934A (zh) * 2022-02-18 2022-05-24 安徽禾吉循环经济园有限公司 农作物秸秆除尘设备及其除尘方法

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