JPH08294866A - ブラスト装置の粉塵除去装置及び研掃材噴出装置 - Google Patents

ブラスト装置の粉塵除去装置及び研掃材噴出装置

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JPH08294866A
JPH08294866A JP10114695A JP10114695A JPH08294866A JP H08294866 A JPH08294866 A JP H08294866A JP 10114695 A JP10114695 A JP 10114695A JP 10114695 A JP10114695 A JP 10114695A JP H08294866 A JPH08294866 A JP H08294866A
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Mitsugi Kai
貢 甲斐
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ARUKU SEIGIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 研掃材と粉塵を分離して、研掃材を再利用す
るブラスト装置の粉塵除去装置を提供する。 【構成】 空洞室5上の排気ファン37は、各粉塵フィ
ルター36を通じて集塵室3内の空気を吸引し、この空
気を排気している。これにより、集塵室3内は、負圧と
なる。このため、研掃室2内の空気は、集塵ヘッド2
5、集塵管26、及び粉塵濾過部27を通じて集塵室3
へと流れ込む。粉塵濾過部27は、研掃室2からの空気
に含まれる粒状の研掃材を抽出して溜めるとともに、微
細な粉塵を空気と共に集塵室3へと通過させる。集塵室
3において、粉塵は、落下して滑り台34上を滑り、排
出口34aの近傍に溜まる。粉塵濾過部27内に研掃材
が十分に溜まると、この研掃材が返送管を介して研掃室
2のホッパー11に返送され、再利用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、研掃材を空気と共に
金属表面に吹き付け、この金属表面を研掃するブラスト
装置に関し、特に研掃材に混入した粉塵を除去する粉塵
除去装置、及び研掃材を空気と共に吹き付けるための研
掃材噴出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のブラスト装置は、研掃室を有
し、この研掃室内で噴出ノズルから研掃材を空気と共に
噴出して、この研掃材を金属表面に吹き付け、この金属
表面を研掃するものである。この研掃室内では、金属の
粉塵が浮遊するので、排気ファンによって、この粉塵を
除去し、これを廃棄していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、排気フ
ァンによって、研掃室内の粉塵を除去する場合、粉塵に
混じって、研掃材も除去されるので、粉塵と共に研掃材
も廃棄することとなり、研掃材が直ぐに減るという不都
合を生じた。
【0004】一方、研掃材を噴出する噴出ノズルには、
空気供給管と研掃材供給管がそれぞれ1本ずつ接続され
るが、このような構造では、研掃材と空気の流れが脈動
し易いという問題があった。
【0005】そこで、第1発明の課題は、研掃材と粉塵
を分離して、研掃材を再利用するブラスト装置の粉塵除
去装置を提供することにある。
【0006】また、第2発明の課題は、噴出ノズルから
噴出される研掃材と空気の流れの脈動を防止するブラス
ト装置の研掃材噴出装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1発明のブラスト装置の粉塵除去装置において
は、研掃室と、研掃室内に配置され、研掃材を空気と共
に噴出する噴出ノズルと、研掃室の底部に設けられ、研
掃材を収集するホッパーと、ホッパーから噴出ノズルへ
と研掃材を導き、この研掃材を空気と共に噴出ノズルか
ら噴出させる噴出手段と、研掃室の上部に接続され、下
方へと導かれる集塵経路と、集塵室と、集塵室内に配置
され、集塵経路の下端が臨む受け皿と、集塵室内に設け
られた粉塵フィルターと、集塵室から粉塵フィルターを
通じて空気を吸引して排気する排気手段と、受け皿から
ホッパーへと研掃材を返送する返送手段とを備えてい
る。
【0008】また、第2発明のブラスト装置の研掃材噴
出装置においては、研掃材を空気と共に噴出する噴出ノ
ズルと、噴出ノズルに接続され、空気を該噴出ノズルへ
と圧送する空気供給管と、噴出ノズルに接続され、研掃
材を空気と共に該噴出ノズルへと導く複数の研掃材供給
管と、各研掃材供給管に設けられ、これらの研掃材供給
管に流入する空気の量を調節する複数の空気調節弁とを
備え、前記噴出ノズルは、噴出孔を持つ負圧室と、この
負圧室内で噴出孔に対向配置され、空気供給管からの空
気を吹き出す空気吹き出し口と、この空気吹き出し口の
周囲に配置され、各研掃材供給管からの研掃材を吹き出
す複数の研掃材吹き出し口とを有している。
【0009】
【作用】上記構成の第1発明では、噴出手段によって、
研掃材がホッパーから噴出ノズルへと導かれ、この噴出
ノズルから噴出される。この研掃材は、ホッパー内に落
下して収集され、再び噴出ノズルへと導かれて噴出され
る。一方、研掃室の上部には、集塵経路が接続されてい
る。この集塵経路は、集塵室に至る。排気手段は、この
集塵室内の空気を粉塵フィルターを通じて吸引してい
る。このため、集塵室は、負圧となり、研掃室内の空気
が集塵経路を介して集塵室へと流入する。この集塵経路
の下端が受け皿に臨むので、集塵室に流入する空気は、
この受け皿の上を通過する。この際、空気に混入してい
る再利用可能な研掃材が受け皿に集まる。これは、研掃
材が再利用可能であれば、この研掃材の粒が大きく、こ
のような大きな粒の研掃材が受け皿に速やかに落下する
ためである。また、空気に混入している粉塵は、微粒子
であるから、空気に乗って流れ過ぎ、受け皿には残らな
い。返送手段は、この受け皿内の研掃材をホッパーへと
戻すので、この研掃材が再利用される。
【0010】また、第2発明では、空気供給管が噴出ノ
ズルの負圧室内の空気吹き出し口に接続され、各研掃材
供給管が噴出ノズルの負圧室内のそれぞれの研掃材吹き
出し口に接続されている。空気吹き出し口が負圧室の噴
出孔に対向するので、この空気吹き出し口から吹き出し
た空気は、ほぼ真っ直ぐに噴出孔に流れ、この噴出孔か
ら噴出する。この際、空気吹き出し口の近傍周囲が負圧
になるので、各研掃材吹き出し口からは、研掃材が流出
する。これらの研掃材吹き出し口からの研掃材は、空気
の流れに乗って、この噴出ノズルの噴出孔から噴出す
る。ここで、各空気調節弁によって、各研掃材供給管に
流入する空気の量を調節することができる。これによ
り、各研掃材供給管から流出する空気及び研掃材の量を
調節することができ、各研掃材供給管からの流出量を適
宜に均衡させれば、研掃材と空気の流れの脈動を抑える
ことができる。また、噴出ノズルにおいては、各研掃材
吹き出し口を空気吹き出し口の周囲に配置したので、研
掃材が空気に均質に混合する。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面を参照し
て説明する。
【0012】図1乃至図6は、第1発明の粉塵除去装置
の一実施例、及び第2発明の研掃材噴出装置の一実施例
を適用したブラスト装置を示している。図1は、このブ
ラスト装置の外観を示し、図2は、上方から見て示し、
図3は、前方から見て示し、図4は、後方から見て示
し、図5は、右側方から見て示し、図6は、左側方から
見て示している。
【0013】このブラスト装置は、下側の送風室1、上
側前方の研掃室2、この研掃室2の背面に隣接する集塵
室3、この集塵室3の左側に隣接する補助室4、この集
塵室3の上側に重なる空洞室5に区分される。
【0014】送風室1には、送風機6が配設されてい
る。この送風機6には、送風ホース7が接続されてお
り、この送風ホース7が補助室4に導かれ、空気タンク
8の吸入口8aに接続されている。また、この送風室1
には、研掃室2の底部のホッパー11が配置されてい
る。このホッパー11の下端には、研掃材収集管12が
接続され、この研掃材収集管12の下端に各研掃材送出
口13,14が設けられている。
【0015】研掃室2には、覗き窓15が設けられてい
る。また、この研掃室2には、各腕差し入れ孔16が形
成されており、これらの孔16にそれぞれのゴム手袋
(図示せず)が取り付けられる。これらのゴム手袋は、
両手だけでなく、両腕を被うものである。さらに、この
研掃室2内の底部には、先のホッパー11が取り付けら
れており、このホッパー11の上側開口部の略中央にテ
ーブル17が支持されている。
【0016】この研掃室2には、2個の噴出ノズル1
8,19が設けられている。一方の噴出ノズル18は、
空気ホース21を介して空気タンク8の排気口8bに接
続されるとともに、2本の研掃材ホース22を介してホ
ッパー11の下方の2つの研掃材送出口13に接続され
ている。同様に、他方の噴出ノズル19は、空気ホース
23を介して空気タンク8の排気口8cに接続されると
ともに、2本の研掃材ホース24(図10に示す)を介
してホッパー11の下方の2つの研掃材送出口14に接
続されている。
【0017】この研掃室2の天板には、集塵ヘッド25
が固定されている。この集塵ヘッド25には、集塵管2
6が接続されており、この集塵管26が補助室4に導入
され、粉塵濾過部27の吸入口27aに接続されてい
る。
【0018】この粉塵濾過部27の大部分は、集塵室3
に配置されている。この粉塵濾過部27は、吸入口27
a、屈曲経路27b、受け皿28、筒体29からなり、
この筒体29が第1電動開閉弁31及び第2電動開閉弁
32を介して返送管33に接続され、更にホッパー11
へと接続されている。
【0019】集塵室3の底部には、滑り台34が設けら
れている。この滑り台34の排出口34aが集塵室3か
ら突出しており、この排出口34aに蓋35が嵌め込ま
れている。
【0020】この集塵室3の天井には、3個の円筒型の
粉塵フィルター36が設けられている。これらの粉塵フ
ィルター36は、空洞室5に通じ、この空洞室36が排
気ファン37に通じている。
【0021】図7は、噴出ノズル18(又は噴出ノズル
19)の構造を詳しく示している。この噴出ノズル18
の内側には、負圧室41が形成され、この負圧室41の
右側に噴出孔41aが形成されている。この噴出孔41
aに対向して、空気吹き出し口41bが設けられてお
り、この空気吹き出し口41bが空気ホース21(又は
空気ホース23)に接続されている。この空気吹き出し
口41bの近傍周囲には、2つの研掃材吹き出し口41
cが設けられており、これらの研掃材吹き出し口41c
が各研掃材ホース22(又は各研掃材ホース24)に接
続さている。
【0022】図8は、ホッパー11の下方を拡大して示
している。研掃材収集管12は、その途中に開閉弁(図
示せず)を有し、エアシリンダ43によって、この開閉
弁が開閉される。この研掃材収集管12の下端には、第
1継手44が接続され、更に、その下に第2継手45が
接続されている。第1継手44の左側には、空気調節弁
46が設けられており、その右側が空気調節弁47を介
して一方の研掃材送出口13に接続されている。また、
第2継手45の右側も、空気調節弁48を介して他方の
研掃材送出口13に接続されている。
【0023】図9に示すように各研掃材送出口13の側
方に、各研掃材送出口14が並設されている。これらの
研掃材送出口14についても、第1及び第2継手44,
45各空気調節弁46,47,48が設けられており、
研掃材収集管12の下端が第1継手44や第2継手45
を介して各研掃材送出口14に接続され、その途中に各
空気調節弁46,47,48が接続されている。
【0024】さて、このような構成のブラスト装置にお
いては、研掃室2の扉49を開閉して、金属製の被研掃
物をテーブル17上に置き、研掃材を空気と共に、各噴
出ノズル18,19から噴出させて、この研掃材を被研
掃物に吹き付け、この被研掃物の表面を研掃する。
【0025】図10には、各噴出ノズル18,19から
研掃材を噴出させるための機能が概略的に示されてい
る。同図から明らかなように、送風機6から送風ホース
7を介して空気タンク8へと空気を送り込み、この空気
タンク8から各空気ホース21,23を介して各噴出ノ
ズル18,19へと空気を供給する。
【0026】噴出ノズル18においては、図7に示すよ
うに空気ホース21が空気吹き出し口41bに接続され
ているので、空気が空気吹き出し口41bから吹き出
す。この空気は、負圧室41を通り、噴出孔41aから
外部へと直ちに噴出する。この空気の流れによって、負
圧室41の内部が負圧となる。
【0027】一方、ホッパー11の下方の各研掃材送出
口13については、図8に示すように3個の空気調節弁
46,47,48が設けられている。これらの空気調節
弁46,47,48を適宜に開いておけば、噴出ノズル
18の負圧室41が負圧なので、これらの研掃材送出口
13からそれぞれの研掃材ホース22を介して噴出ノズ
ル18へと空気が流れる。この空気の流れに乗って、研
掃材が各研掃材送出口13から各研掃材ホース22を介
して噴出ノズル18へと供給され、この噴出ノズル18
の各研掃材吹き出し口41cから研掃材が流出する。こ
の研掃材は、負圧室41内の空気の流れに乗り、この空
気と共に噴出孔41aから噴出する。
【0028】もう1つの噴出ノズル19についても、全
く同様に、研掃材が空気と共に噴出する。
【0029】各空気調節弁46,47,48からの空気
の流入量を適宜に設定することにより、研掃材と空気の
流れの脈動を抑制することができる。これは、2つの研
掃材送出口から噴出ノズルに至る2つの経路に基づく2
つの脈動が相殺されるためと考えられる。
【0030】また、各噴出ノズル18、19において
は、各研掃材吹き出し口41cを空気吹き出し口41b
の周囲に配置したので、研掃材が空気に均質に混合す
る。
【0031】各噴出ノズル18,19から噴出した研掃
材は、被研掃物の表面に吹き付けられてから、ホッパー
11内に自然落下し、研掃材収集管12に集められ、後
に、各噴出ノズル18,19へと再び供給される。した
がって、研掃材は、循環して繰り返し使用される。
【0032】なお、研掃材の粒の大きさ、噴出ノズル1
8への研掃材の供給量に応じて、各空気調節弁46,4
7,48の開く程度を変更する必要がある。
【0033】このような研掃に際し、研掃室2内には、
粉塵が発生し、この粉塵が研掃材と共に浮遊する。この
粉塵は、除去せねばならない。
【0034】図11には、研掃室2内の粉塵を除去する
ための機能が概略的に示されている。同図において、空
洞室5上の排気ファン37は、各粉塵フィルター36を
通じて集塵室3内の空気を吸引し、この空気を排気して
いる。これにより、集塵室3内は、負圧となる。このた
め、研掃室2内の空気は、集塵ヘッド25、集塵管2
6、及び粉塵濾過部27を通じて集塵室3へと流れ込
む。
【0035】粉塵濾過部27において、空気は、図4か
ら明らかなように屈曲経路27bを通過して受け皿28
に一旦吹き付けられ、この後に集塵室3内に流入する。
この受け皿28への吹き付けにより、空気に混入してい
る粒状の研掃材は、受け皿28に落下し、筒体29内に
溜まる。また、空気に混入している微細な粉塵は、この
空気の流れに乗ったまま粉塵濾過部27を通過し、集塵
室3に至る。
【0036】すなわち、粉塵濾過部27は、研掃室2か
らの空気に含まれる粒状の研掃材を抽出して溜めるとと
もに、微細な粉塵を空気と共に集塵室3へと通過させ
る。
【0037】集塵室3において、粉塵は、自然落下する
か、あるいは各粉塵フィルター36の壁面に一旦付着し
た後、これらのフィルター36の壁面から払い落とさ
れ、滑り台34上を滑って、排出口34aの近傍に溜ま
る。この排出口34aの蓋35を開いて、この排出口3
4aから粉塵を取り出し、この粉塵を廃棄する。
【0038】なお、各粉塵フィルター36の壁面に付着
している粉塵を払い落とすために、図5に示すバルブ5
1を間欠的に開いて、空気ボンベ52の空気を空洞室5
のノズル53へと間欠的に送り込み、これにより各粉塵
フィルター36を振動させている。
【0039】一方、粉塵濾過部27の筒体29内に研掃
材が十分に溜まると、図6に示す第1電動開閉弁31を
開いて、この筒体29内の研掃材を落とし込み、この研
掃材を第1電動開閉弁31と第2電動開閉弁32間に移
動させる。この後、第1電動開閉弁31を閉じるととも
に、第2電動開閉弁32を開き、更に空気調節弁54を
開く。
【0040】ここで、排気ファン37によって、研掃室
2内が負圧に保たれているので、空気調節弁54から返
送管33を介して研掃室2へと空気が流れる。この空気
の流れに乗って、第1と第2電動開閉弁31,32間の
研掃材が返送管33を介して研掃室2のホッパー11に
導かれる。
【0041】したがって、研掃材が研掃室2の集塵ヘッ
ド25から吸い出されても、この研掃材は、粉塵濾過部
27で抽出されて溜められ、この後にホッパー11へと
返される。このため、粉塵の除去に伴い、研掃材が直ち
に減少することはなく、研掃材の消費量を大幅に節約す
ることができる。
【0042】なお、第1発明の粉塵除去装置は、上記実
施例に限定されるものでなく、適宜に変形しても構わな
い。同様に、第2発明の研掃材噴出装置についても、適
宜に変形することができ、例えば1つの噴出ノズルに3
本以上の研掃材ホースを接続しても良い。
【0043】
【効果】以上説明したように、第1発明の粉塵除去装置
では、空気に混入している粉塵を除去するとともに、こ
の空気に混入している研掃材を抽出して、この研掃材を
再利用するので、従来の装置と比較すると、研掃材を大
幅に節約することができる。
【0044】また、第2発明の研掃材噴出装置では、空
気供給管、及び複数の研掃材供給管を噴出ノズルに接続
しており、各空気調節弁によって、各研掃材供給管から
噴出ノズルに流出する空気の量及び研掃材の量を調節す
るので、各研掃材供給管からの流出量を適宜に均衡させ
て、研掃材と空気の流れの脈動を抑制することができ
る。また、噴出ノズルにおいては、各研掃材吹き出し口
を空気吹き出し口の周囲に配置したので、研掃材が空気
に均質に混合する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1及び第2発明の各実施例を適用したブラス
ト装置を示す斜視図
【図2】図1のブラスト装置を上方から見て示す平面図
【図3】図1のブラスト装置を前方から見て示す断面図
【図4】図1のブラスト装置を後方から見て示す断面図
【図5】図1のブラスト装置を右側方から見て示す断面
【図6】図1のブラスト装置を左側方から見て示す断面
【図7】図1のブラスト装置における噴出ノズルを示す
断面図
【図8】図1のブラスト装置におけるホッパーの下方を
示す側面図
【図9】図1のブラスト装置における各研掃材送出口を
示す正面図
【図10】図1のブラスト装置における各噴出ノズルか
ら研掃材を噴出させるための機能を概略的に示す図
【図11】図1のブラスト装置における研掃室内の粉塵
を除去するための機能を概略的に示す図
【符号の説明】
1 送風室 2 研掃室 3 集塵室 4 補助室 5 空洞室 6 送風機 7 送風ホース 8 空気タンク 11 ホッパー 18,19 噴出ノズル 21,23 空気ホース 22,24 研掃材ホース 25 集塵ヘッド 26 集塵管 27 粉塵濾過部 28 受け皿 31 第1電動開閉弁 32 第2電動開閉弁 33 返送管 34 滑り台 36 粉塵フィルター 37 排気ファン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研掃室と、 研掃室内に配置され、研掃材を空気と共に噴出する噴出
    ノズルと、 研掃室の底部に設けられ、研掃材を収集するホッパー
    と、 ホッパーから噴出ノズルへと研掃材を導き、この研掃材
    を空気と共に噴出ノズルから噴出させる噴出手段と、 研掃室の上部に接続され、下方へと導かれる集塵経路
    と、 集塵室と、 集塵室内に配置され、集塵経路の下端が臨む受け皿と、 集塵室内に設けられた粉塵フィルターと、 集塵室から粉塵フィルターを通じて空気を吸引して排気
    する排気手段と、 受け皿からホッパーへと研掃材を返送する返送手段とを
    備えるブラスト装置の粉塵除去装置。
  2. 【請求項2】 研掃材を空気と共に噴出する噴出ノズル
    と、 噴出ノズルに接続され、空気を該噴出ノズルへと圧送す
    る空気供給管と、 噴出ノズルに接続され、研掃材を空気と共に該噴出ノズ
    ルへと導く複数の研掃材供給管と、 各研掃材供給管に設けられ、これらの研掃材供給管に流
    入する空気の量を調節する複数の空気調節弁とを備え、 前記噴出ノズルは、噴出孔を持つ負圧室と、この負圧室
    内で噴出孔に対向配置され、空気供給管からの空気を吹
    き出す空気吹き出し口と、この空気吹き出し口の周囲に
    配置され、各研掃材供給管からの研掃材を吹き出す複数
    の研掃材吹き出し口とを有するブラスト装置の研掃材噴
    出装置。
JP10114695A 1995-04-25 1995-04-25 ブラスト装置の粉塵除去装置及び研掃材噴出装置 Pending JPH08294866A (ja)

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