JP3316476B2 - ヒューム回収機におけるフィルタ洗浄装置 - Google Patents

ヒューム回収機におけるフィルタ洗浄装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アーク溶接作業時
に発生するヒューム粉塵を回収するヒューム回収機にお
けるフィルタ洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のターボファン式の集塵装置におい
ては、フィルタに目詰まりを生じて吸引空気量が低下す
ると、フィルタを取り出して清掃若しくは使い捨て式の
新しいフィルタと交換等を行っている。また、フィルタ
の洗浄装置を備えた集塵装置にあっては、振動体により
フィルタに振動を付与してヒューム粉塵を捕集面から剥
離させる方式や、特開平5−329651号公報により
開示されているフィルタの捕集面(濾過時の吸引空気の
流れ方向)に対して逆方向から溶接に使用されるシール
ドガスをパルスジェット状に吹き付けてフィルタの洗浄
を行う方式(いわゆる逆洗作用による洗浄方法)のもの
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】アーク溶接作業時に多
量に発生するヒュームは、通常0.01〜1μmの微細
粒子であるために、一般的な集塵装置ではメッシュ0.
1〜0.5μmのフィルタが使用されている。ところ
で、洗浄装置を備えない集塵装置において、目詰まりを
生じたフィルタを取り出して度々清掃を行う整備作業
は、作業者にとって大変煩わしいものと言えよう。そし
て、フィルタを清掃する際には、フィルタに付着したヒ
ューム粉塵が周囲に散らばるという危惧もあり、清掃作
業も慎重さを要する。上記した振動体による振動方式で
はフィルタを部分的に洗浄することはできるが、目詰ま
りを充分に解消することは困難である。シールドガスを
パルスジェット状にフィルタに吹き付ける逆洗方式にお
いては、シールドガスが袋状のフィルタ内に拡散して圧
力が低下するので、フィルタに強く付着したヒューム粉
塵は吹き飛ばされにくいと考えられる。また、従来の逆
洗方式による洗浄は、油分を含んだヒューム粉塵がフィ
ルタから簡単に剥離されないという不都合を生じてい
た。
【0004】この発明の目的は、フィルタの清掃を短時
間で容易に行うことができるヒューム回収機におけるフ
ィルタ洗浄装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、溶接により生ずるヒューム
を吸引する吸気口を備えたスクリーンタンク内に、筒状
の主フィルタを着脱可能に設けた吸込管を配置し、該吸
込管の排気側を正逆切替運転可能な容積形ブロワーの吸
込側に連結し、該容積形ブロワーの正転運転時に前記吸
気口から吸引した空気中のヒュームの補集を行うと共
に、逆転運転時に吸引した外気を前記フィルタの閉じら
れた内空間に向けて吐出させて同フィルタを洗浄するよ
うに設けたヒューム回収機において、前記主フィルタを
取り付ける取付座に同フィルタの内方中心に位置する固
定軸を立設し、縦長の開口部が周壁にほぼ接線方向に開
放されるように形成された筒状の回転ノズルをその固定
軸に回転自由に設け、前記スクリーンタンクに、逆洗時
の空気を大気側に排出する放出口を開閉するための逆止
弁を設けると共に、該逆止弁を覆う逆洗用フィルタを着
脱可能に設け、前記容積形ブロワーの逆転運転によって
吸引した外気を前記回転ノズル内に導入し、その圧力空
気を回転ノズルの開口部から主フィルタの捕集面の裏側
に噴出させるように構成したことを特徴とする。
【0006】同様の目的を達成するために請求項2に記
載の発明は、溶接により生ずるヒュームを吸引する吸気
口を備えたスクリーンタンク内に、筒状の主フィルタを
着脱可能に設けた吸込管を配置し、該吸込管の排気側と
容積形ブロワーの吸込側とを吸引管により連結し、該容
積形ブロワーの運転により前記吸気口から吸引した空気
中のヒュームの補集を行うヒューム回収機において、前
記主フィルタを取り付ける取付座に同フィルタの内方中
心に位置する固定軸を立設し、縦長の開口部が周壁にほ
ぼ接線方向に開放されるように形成された筒状の回転ノ
ズルをその固定軸に回転自由に設け、前記スクリーンタ
ンクに、逆洗時の空気を大気側に排出する放出口を開閉
するための逆止弁を設けると共に、該逆止弁を覆う逆洗
用フィルタを着脱可能に設け、前記吸引管の管路に、外
部の圧縮機に接続される吐出管を切換弁を介して接続
し、該圧縮機から供給される圧力空気を前記回転ノズル
内に導入し、その圧力空気を回転ノズルの開口部から主
フィルタの捕集面の裏側に噴出させて主フィルタの洗浄
を施すように構成したことを特徴とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載のヒューム回収機におけるフィルタ洗浄装
置において、前記回転ノズルの開口部を通過するときの
逆洗用空気の噴出圧力を0.02〜0.1(kgf/cm
G)、流速を50〜100(m/秒)に設定し、該回
転ノズル内に前記吸気口から吸引した空気を導入するバ
イパス弁を設けることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の作用及び効果】(1)ヒュームの捕集 溶接により生ずるヒュームは、容積形ブロワーの運転に
より周囲の空気と一緒に吸気口からスクリーンタンク内
に吸引され、主フィルタから回転ノズルの開口部を通過
し、この時にヒュームは主フィルタにより捕集される。
主フィルタにより濾過されて開口部を通過した清浄な空
気は、吸込管を通って容積形ブロワーに導かれ、同ブロ
ワーの吐出口から大気に放出される(請求項1及び請求
項2の発明)。 (2)フィルタの洗浄 (請求項1の発明)容積形ブロワーの逆転運転により同
ブロワーの吐出口から逆洗用空気が吸引され、吸引され
た空気は圧力が高められ吸込管を通って回転ノズル内に
導入される。その圧力空気は回転ノズルの開口部を通過
した際に同ノズルに回転力を付与する。しかして、回転
ノズルは主フィルタの捕集面の裏側に圧力空気を開口部
から噴出させつつ回転移動し、主フィルタ全体を均一に
洗浄する。主フィルタの捕集面に付着したヒューム粉塵
は一様に吹き飛ばされて、殆どのものがスクリーンタン
クの底に落下する。ついで、主フィルタを通過した逆流
空気は、ヒューム粉塵の一部を巻き込んだままスクリー
ンタンクの放出口、逆洗用フィルタを順に通過する。そ
の逆洗用フィルタによってヒューム粉塵の一部が分離さ
れ、清浄とされた空気が大気に放出される。
【0009】(請求項2の発明)フィルタの洗浄を施す
場合には容積形ブロワーの運転を中止し、手動又は自動
操作による切替弁によって吸引管の管路を閉じると共に
吐出管の管路を開く。そして、工場等に設置された圧縮
機の空気源を利用して吐出管に圧力空気を供給すると、
その圧力空気は吸込管を経て回転ノズル内に導入され
る。それ以降の作用については、上記請求項1の発明の
項で述べた作用と同様であるので、説明を省略する。
【0010】請求項1又は請求項2に記載のヒューム回
収機のフィルタ洗浄装置において、回転ノズルの開口部
を通過するときの逆洗用空気の噴出圧力を0.02〜0.
1(kgf/cmG)、流速を50〜100(m/
秒)に設定することにより、フィルタに水分や油分を含
んだ微粉塵が付着している場合の洗浄に、特に有効であ
る。その条件設定に伴い回転ノズルの開口部の面積は減
少するが、フィルタを通過した吸引空気を吸込管に円滑
に導入するためのバイパス弁を回転ノズルに設けること
により、開口部における吸引抵抗の増加を防止してい
る。
【0011】このヒューム回収機におけるフィルタ洗浄
装置は、逆洗用空気作用によって主フィルタの内方に配
置した回転ノズルを回転させつつ同フィルタの捕集面の
裏側に圧力空気を噴出させる構成とすることにより、主
フィルタ全体を均一に洗浄することができる。さらに
は、フィルタに水分や油分を含んだ微粉塵が付着してい
る場合についても、回転ノズルの開口部から噴出する逆
洗用空気の圧力及び流速を一定条件に設定することによ
り顕著な洗浄効果を奏する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態例を
図面に基づいて説明する。図1はヒューム回収機の正面
図、図2はフィルタ洗浄装置の縦断正面図、図3は同装
置の要部を示す断面図、図4は回転ノズルの一部切欠正
面図、図5は同ノズルの要部の断面図、図6は複数の開
口部を設けた回転ノズルの断面図、図7は回転ノズルに
バイパス弁を設けたフィルタ洗浄装置の縦断正面図、図
8はバイパス弁を設けた回転ノズルの一部切欠正面図、
図9は同ノズルの要部の断面図、図10は外部の圧縮機
を利用する形式のヒューム回収機の正面図である。
【0013】図1に示すヒューム回収機Cは、キャスタ
ー2を備えた台車1にフィルタ洗浄装置10と容積形ブ
ロワー45とを設置している。フィルタ洗浄装置10の
箱状のスクリーンタンク11は、その側部に吸引される
空気中に混入したスパッタを分離するスパッタトラップ
を兼ねた吸気導入室12を設けている。図2に示すよう
に、その吸気導入室12の上部に形成された吸気口13
には、ヒュームの吸引時に吸気口13を開放する逆止弁
14を設け、その入口側に吸入空気量を調節する手動調
整弁15、吸引ホース16を順に取り付ける。17はス
クリーンタンク11の上方の開口11aを塞ぐための蓋
部材であり、同タンク11にネジ18で取り付けられて
いる。その蓋部材17の中央には逆洗時の空気を大気側
に排出する放出口19を形成し、その放出口19を開閉
するための逆止弁20を設ける。21はその逆止弁20
の周囲を覆う逆洗用フィルタであって、この逆洗用フィ
ルタ21は上端に押え板22をあてがわれネジ23によ
って着脱可能に設けられている。24はヒューム粉塵を
溜めるための引き出し状の回収容器であり、この回収容
器24はスクリーンタンク11の下方の開口11bに挿
入するように設けられている。
【0014】スクリーンタンク11内にほぼL字形の吸
込管25を中央に配置し、その吸込管25の吸入側25
aに、短かい円筒部26aの中心位置に固定軸27を立
設した取付座26が設けられている。その固定軸27に
はベアリング28、29を介して円筒形の回転ノズル3
5を回転自由に装着し、その回転ノズル35の上端フラ
ンジ36に固定板30をあてがいネジで締め付けて同ノ
ズル35を取り付ける。図4、図5に示すように、その
回転ノズル35の周壁37には、縦長の開口部38がほ
ぼ接線方向に開放されるように形成されている。その開
口部38は一箇所とされているが、図6に示すように、
円周方向に等分に複数(三)箇所を設けることも可能で
ある。
【0015】40はメッシュ0.1〜0.5μmの襞状不
織布を用いて円筒形に形成した主フィルタであって、そ
の主フィルタ40は前記回転ノズル35の外側に配置さ
れており、その下端を取付座26に載せてその上端に固
定板41をあてがい、蝶ネジ42を前記固定軸27に締
め付けることにより取り付けられている。
【0016】容積形ブロワー45の吸込側45aと前記
吸込管25の排気側25bとは、図1に示すように吸引
管46で連結されている。47はブロワー45の吐出側
45bに接続された排気管である。その容積形ブロワー
45としては、正逆回転の切替運転を可能とした3葉式
ルーツブロワーを用いるが、逆回転運転時には吸込側4
5aが吐出側になり、吐出側45bが吸込側となる。以
上により、ヒューム回収機Cが構成される。
【0017】次に、フィルタに水分や油分を含んだ微粉
塵が付着している場合の洗浄に有効なフィルタ洗浄装置
110を図7に示す。この場合には、回転ノズル135
の開口部138を通過するときの逆洗用空気の噴出圧力
を0.02〜0.1(kgf/cmG)、流速を50〜
100(m/秒)に設定するように同ノズル35を製作
するのが最適である。その条件設定に伴い回転ノズル1
35の開口部138の面積は減少するが、図8、図9に
示すように、回転ノズル135の周壁137にバイパス
孔137aを形成してそのバイパス孔137aを開閉す
るバイパス弁139を設け、これによりフィルタ140
を通過した吸引空気を吸込管125に円滑に導入して開
口部138における吸引抵抗の増加の防止を図るように
する。その他の構成については、前記フィルタ洗浄装置
10の構成と同様であるので説明を省く。
【0018】かかる構成になるヒューム回収機Cの作動
について説明する。 (1)ヒュームの捕集 溶接により生ずるヒュームは、容積形ブロワー45の運
転により周囲の空気と一緒に吸引ホース16から吸引さ
れ、吸気導入室12を通ってスクリーンタンク11内に
入り、主フィルタ40から回転ノズル35の開口部38
を通過し、この時にヒュームは主フィルタ40により捕
集される。図1及び図2において、吸引された空気の流
れ方向を破線で示す。ついで、主フィルタ40により濾
過されて回転ノズル35の開口部38を通過した清浄な
空気は、吸込管25を通って容積形ブロワー45の吸込
側45aに導かれ、吐出側45bの排気管47から大気
に放出される。
【0019】(2)フィルタの洗浄 容積形ブロワー45の逆転運転により同ブロワーの排気
管47から逆洗用空気が吸引され、吸引された空気は圧
力が高められ吸込管25を通って回転ノズル35内に導
入される。これにより、回転ノズル35は主フィルタ4
0の捕集面の裏側40aに開口部38から圧力空気を勢
いよく噴出させつつ回転移動するため、主フィルタ40
は全体に均一に洗浄される。主フィルタ40の捕集面に
付着したヒューム粉塵は一様に吹き飛ばされて、下方の
回収容器24に落下して蓄積される。ついで、主フィル
タ40を通過した逆流空気は、ヒューム粉塵の一部を巻
き込んだままスクリーンタンク11の放出口19、逆洗
用フィルタ21を順に通過する。ヒューム粉塵の一部は
その逆洗用フィルタ21によって分離され、清浄とされ
た空気が大気に放出される。図1及び図2において、逆
洗用空気の流れ方向を実線で示す。
【0020】次に、外部の圧縮機を利用する形式のヒュ
ーム回収機C′について説明する。このヒューム回収機
C′におけるフィルタ洗浄装置210については、上記
ヒューム回収機Cのフィルタ洗浄装置10と同一の構成
とする。このため、前記構成部分に付した符号を二百番
台の符号として同一構成部分に付し、その説明を省く。
図10に示すように、吸込管の排気側225bと容積形
ブロワー245の吸込側245aとを連結する吸引管2
46の管路に手動又は自動操作による第1切換弁250
を設け、その第1切換弁250より吸込管の排気側22
5b寄りに吐出管251を分岐する。その吐出管251
の管路には、第2切換弁252を介して外部の工場等に
設置された圧縮機300に連結する接続口253を設け
る。なお、第1切換弁250と第2切換弁252に代え
て、吸引管246の管路に三方切換弁を用いることもで
きる。
【0021】かかる構成になるヒューム回収機C′の作
動について説明するに、ヒュームの捕集を行う場合に
は、第1切替弁250によって吸引管246の管路を開
くと共に吐出管251の管路を第2切換弁252により
閉じておく。次に、フィルタの洗浄を施す場合には容積
形ブロワー245の運転を中止し、第1切替弁250に
よって吸引管246の管路を閉じると共に吐出管251
の管路を第2切換弁252により開く。そして、圧縮機
300の空気源を接続口253に連結して吐出管251
に圧力空気を供給すると、その圧力空気は吸込管を経て
図示しない回転ノズル内に導入される。それ以降の作用
については、上記したヒューム回収機Cの項で述べた作
用と同様であるので、説明を省略する。図10におい
て、吸引された空気の流れ方向を破線で示し、逆洗用空
気の流れ方向を実線で示した。
【0022】以上、このヒューム回収機におけるフィル
タ洗浄装置は、逆洗用空気作用によって主フィルタの内
方に配置した回転ノズルを回転させつつ同フィルタの捕
集面の裏側に圧力空気を噴出させる構成とすることによ
り、主フィルタ全体を均一に効率的に洗浄することがで
きる。加えて、フィルタに水分や油分を含んだ微粉塵が
付着している場合については、回転ノズルの開口部から
噴出する逆洗用空気の圧力及び流速を一定条件に設定す
ることにより、従来の洗浄装置に比較して顕著な洗浄効
果が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヒューム回収機の正面図
【図2】フィルタ洗浄装置の縦断正面図
【図3】同装置の要部を示す断面図
【図4】回転ノズルの一部切欠正面図
【図5】同ノズルの要部の断面図
【図6】複数の開口部を設けた回転ノズルの断面図
【図7】回転ノズルにバイパス弁を設けたフィルタ洗浄
装置の縦断正面図
【図8】バイパス弁を設けた回転ノズルの一部切欠正面
【図9】同ノズルの要部の断面図
【図10】外部の圧縮機を利用する形式のヒューム回収
機の正面図
【符号の説明】
C、C′→ヒューム回収機 10→フィルタ洗浄装置 11→スクリーンタンク 1
2→吸気導入室 13→吸気口 16→吸引ホース 19→放出口 20
→逆止弁 21→逆洗用フィルタ 25→吸込管 25a→吸入側
25b→排気側 26→取付座 27→固定軸 35→回転ノズル 37
→周壁 38→開口部 40→主フィルタ 45→容積形ブロワー 45a→吸
込側 45b→吐出側 46→吸引管 110→フィルタ洗浄装置 111→スクリーンタンク
125→吸込管 126→取付座 127→固定軸 135→回転ノズル
137→周壁 138→開口部 139→バイパス弁 140→主フィ
ルタ 210→フィルタ洗浄装置 211→スクリーンタンク
212→吸気導入室 216→吸引ホース 225b→吸込管の排気側 24
5→容積形ブロワー 245a→吸込側 245b→吐出側 246→吸引管 250→第1切換弁 251→吐出管 252→第2切
換弁 253→接続口 300→外部の圧縮機
フロントページの続き (72)発明者 加藤 雅美 愛知県海部郡蟹江町大字蟹江本町字ホの 割160番地の1 株式会社アンレット内 (72)発明者 加藤 利明 愛知県海部郡蟹江町大字蟹江本町字ホの 割160番地の1 株式会社アンレット内 (72)発明者 久米 光一 愛知県海部郡蟹江町大字蟹江本町字ホの 割160番地の1 株式会社アンレット内 (72)発明者 横井 隆志 愛知県海部郡蟹江町大字蟹江本町字ホの 割160番地の1 株式会社アンレット内 (72)発明者 戸谷 春夫 愛知県海部郡蟹江町大字蟹江本町字ホの 割160番地の1 株式会社アンレット内 (56)参考文献 特開 平1−210007(JP,A) 特開 平11−70307(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 9/32 B01D 46/24 B08B 5/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接により生ずるヒュームを吸引する吸
    気口を備えたスクリーンタンク内に、筒状の主フィルタ
    を着脱可能に設けた吸込管を配置し、該吸込管の排気側
    を正逆切替運転可能な容積形ブロワーの吸込側に連結
    し、該容積形ブロワーの正転運転時に前記吸気口から吸
    引した空気中のヒュームの補集を行うと共に、逆転運転
    時に吸引した外気を前記フィルタの閉じられた内空間に
    向けて吐出させて同フィルタを洗浄するように設けたヒ
    ューム回収機において、前記主フィルタを取り付ける取
    付座に同フィルタの内方中心に位置する固定軸を立設
    し、縦長の開口部が周壁にほぼ接線方向に開放されるよ
    うに形成された筒状の回転ノズルをその固定軸に回転自
    由に設け、前記スクリーンタンクに、逆洗時の空気を大
    気側に排出する放出口を開閉するための逆止弁を設ける
    と共に、該逆止弁を覆う逆洗用フィルタを着脱可能に設
    け、前記容積形ブロワーの逆転運転によって吸引した外
    気を前記回転ノズル内に導入し、その圧力空気を回転ノ
    ズルの開口部から主フィルタの捕集面の裏側に噴出させ
    るように構成したことを特徴とするヒューム回収機にお
    けるフィルタ洗浄装置。
  2. 【請求項2】 溶接により生ずるヒュームを吸引する吸
    気口を備えたスクリーンタンク内に、筒状の主フィルタ
    を着脱可能に設けた吸込管を配置し、該吸込管の排気側
    と容積形ブロワーの吸込側とを吸引管により連結し、該
    容積形ブロワーの運転により前記吸気口から吸引した空
    気中のヒュームの補集を行うヒューム回収機において、
    前記主フィルタを取り付ける取付座に同フィルタの内方
    中心に位置する固定軸を立設し、縦長の開口部が周壁に
    ほぼ接線方向に開放されるように形成された筒状の回転
    ノズルをその固定軸に回転自由に設け、前記スクリーン
    タンクに、逆洗時の空気を大気側に排出する放出口を開
    閉するための逆止弁を設けると共に、該逆止弁を覆う逆
    洗用フィルタを着脱可能に設け、前記吸引管の管路に、
    外部の圧縮機に接続される吐出管を切換弁を介して接続
    し、該圧縮機から供給される圧力空気を前記回転ノズル
    内に導入し、その圧力空気を回転ノズルの開口部から主
    フィルタの捕集面の裏側に噴出させて主フィルタの洗浄
    を施すように構成したことを特徴とするヒューム回収機
    におけるフィルタ洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記回転ノズルの開口部を通過するとき
    の逆洗用空気の噴出圧力を0.02〜0.1(kgf/c
    G)、流速を50〜100(m/秒)に設定し、該
    回転ノズル内に前記吸気口から吸引した空気を導入する
    バイパス弁を設けることを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載のヒューム回収機におけるフィルタ洗浄装
    置。
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