JPH0737103B2 - 包装材料 - Google Patents

包装材料

Info

Publication number
JPH0737103B2
JPH0737103B2 JP61118577A JP11857786A JPH0737103B2 JP H0737103 B2 JPH0737103 B2 JP H0737103B2 JP 61118577 A JP61118577 A JP 61118577A JP 11857786 A JP11857786 A JP 11857786A JP H0737103 B2 JPH0737103 B2 JP H0737103B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
rubber
packaging material
heat
whitening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61118577A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6311332A (ja
Inventor
昭一 久保
光雄 岡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to US06/931,863 priority Critical patent/US4818588A/en
Priority to GB8627602A priority patent/GB2184672B/en
Priority to DE3639681A priority patent/DE3639681C2/de
Publication of JPS6311332A publication Critical patent/JPS6311332A/ja
Publication of JPH0737103B2 publication Critical patent/JPH0737103B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Wrappers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金属光沢が良好であり、かつ熱収縮が可能であ
り、主としてシャンプー、リンス、化粧品、電池等の外
装に用いられる包装材料に関する。
〔従来技術およびその問題点〕
熱収縮プラスチックフィルムを有する包装材料による収
縮包装は、シャンプー、リンス、化粧品等のガラスビン
やプラスチックビンの胴部又は全体部の包装や、ビデオ
テープ、カセットテープ等のオーディオ部材の包装、電
池、ドリンク剤の包装、菓子、菓子箱の包装等、今日幅
広く用いられている。しかしながら、収縮プラスチック
フィルムに金属層、例えば、金属蒸着層を有する従来の
包装材を用いて収縮すると金属蒸着層が収縮プラスチッ
クフィルムの収縮についてゆけず、金属蒸着層に亀裂が
発生し、金属光沢が失われ、白化してしまうため、収縮
包装には金属蒸着層を用いることができず、金属光沢を
出すために金属光沢を有するインキ層を用い金属光沢を
出す方法が用いられてきた。しかし、金属インキの場合
もともと充分な金属光沢がないため、充分なに金属光沢
を得ることができない。
また、収縮包装に金属蒸着層を用いる場合が現在ビデオ
テープ、カセットテープの包装等に少々見うけられる
が、この場合には金属蒸着層を収縮のほとんどない面部
に用い、収縮の影響を受けないようにしている。
この場合には、包装体全体に金属蒸着をすることができ
ず、外観・体裁が悪く、また、パスター、シーライト等
の煩雑な工程を行うことが必要となってくるため、包装
材製造工程及び収縮工程において困難な点が多い。
また最近、シャンプー、リンス等の筒状のプラスチック
ビンの胴部に収縮プラスチックフィルムに金属蒸着層を
もうけた包装体を収縮させたものも見うけられるがこの
場合には、例えば前部のネーム部の蒸着層の亀裂による
白化を防止するため、後部や側部のみに収縮させ、前部
をできるたけ収縮させないような手段をとっている。
この場合、収縮させる部分を限定させるため、収縮させ
る前に充分整列させる必要があり、また、部分的に収縮
させるため熱オープントンネルをうまく通すことができ
ず、熱風のコントロール等に非常に困難がある。
この発明は、上述の事情に鑑みなされたもので、その目
的とするところは、熱収縮が可能であり、熱収縮後も金
属光沢が良好な包装材料を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者は、熱収縮による白化を防止するために種々の
試験・研究を行った結果、包装材料の金属層の外側に白
化防止用のプライマー層を設ければ、この発明の目的達
成に有効であることを見出し、この発明を完成するに到
った。
すなわち、この発明の包装材料は、少なくとも熱収縮性
プラスチックフィルムの外層と、該フィルム内側に設け
られた白化防止プライマー層、好ましくは同種または異
種のゴム系プライマーの2層からなる白化防止プライマ
ー層と、該プライマー層内面に設けられた金属層、好ま
しくは、金属蒸着層とからなるものであって、必要に応
じて熱収縮性プラスチックフィルムと白化防止プライマ
ー層との間に印刷されたインキ層を設けることができ
る。
この発明の好ましい態様として、金属層の内側に熱接着
性樹脂層を設けることができる。
この発明の他の態様として、金属層の内側に接着層を介
して熱収縮性プラスチックフィルムを設けてもよい。
この発明のさらに他の態様として、金属層の内側表面に
絶縁塗膜を設けることができる。
以下、この発明を具体的に説明する。
この発明において用いることのできる白化防止プライマ
ーとして例えば、ゴム系のプライマーがある。このゴム
系プライマーとしては、天然ゴム系、塩化ゴム系、塩酸
化ゴム系、環化ゴム系、水素ゴム系、酸化ゴム系、チオ
シアノゲンゴム系、グラフト及びブロック共重合体によ
るゴム系等のプライマーなどがある。
この発明において、白化防止プライマー層は、好ましく
は、ゴム系プライマーの2層からなり、この2層は、各
々が接触する他層の種類に応じて適宜変更することが望
ましい。例えば、印刷インキ層とアルミニウム金属蒸着
層との間に白化防止プライマー層を設ける場合、アルミ
ニウム金属蒸着層側に塩化ゴム系プライマーを、印刷イ
ンキ層側に環化ゴム系プライマーを用いることが好適で
ある。
白化防止層の層厚は、プライマーの種類、塗布法、他の
積層材料の種類等に応じて適宜変更することができる。
例えば、その層厚が各層とも、0.5〜2g/m2の割合とする
とグラビアコートし易い。白化防止プライマーの形成法
としては、グラビアコート法などが好ましい。これは、
熱収縮性プラスチックフィルムにコートするので、印刷
インキ層およびプライマー層とも同じグラビアコートに
することが望ましいからである。
この発明において用いることのできる熱収縮性プラスチ
ックフィルムの種類として、ポリ塩化ビニル(PVC)、
ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチ
レンテレフタレート(PET)、ナイロン(NY)、ポリス
チレン(PS)、ポリ塩化ビニリデン、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、直鎖状低密度ポリエチレンこれらの単体
もしくは混合体(共押出フィルムなど)およびラミネー
ト品などがある。この熱収縮性を高めるためにプラスチ
ックフィルムに一軸延伸などの処理を施すことができ
る。
熱収縮性プラスチックフィルムの厚みは、包装材料の用
途、他の層の強度に応じて適宜変更して決定することが
望ましい。例えば、強度面からみて30μm以上必要であ
るが、100μmを超えるとコストアップになる恐れがあ
る。収縮率は、例えばタテ方向で0〜30%、ヨコ方向で
15〜60%である。
外層である熱収縮性プラスチックフィルムの内側表面に
必要に応じて設けられるインキとしては、ビヒクルに顔
料若しくは染料の着色料、可塑剤、安定剤、その他の添
加剤、溶剤若しくは希釈剤を混連してなるものを用い
る。このビヒクルとしては例えば、エチルセルロース、
ニトロセルロース(硝化綿)、エチルヒドロキシセルロ
ース、セルロースアセテートプロピオネート、酢酸セル
ロース等のセルロース誘導体、ポリスチレン、ポリα−
メチルスチレンなどのスチレン樹脂およびスチレン共重
合樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリメチクリル酸エ
チル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチルな
どのアクリル樹脂またはメタクリル酸の単独または共重
合樹脂、ロジン、ロジン変性マレイン酸樹脂、ロジン変
性フェノール樹脂、重合ロジンなどのロジンエステル樹
脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、クマロン樹脂、ビニルトルエ
ン樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共重
合体、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂(ポリウレ
タン+硝化綿などを含む)、ブチラール樹脂などのうち
一種ないし二種以上を選択して使用することができる。
この発明において用いられるインキの選択は、被印刷物
への印刷適性、密着性等から行なわれる。例えば、熱収
縮性フィルムがポリ塩化ビニルであるとき、例えば、ゴ
ム系、アクリル系、および塩ビ系のものを用いることが
できる。
この発明において、インキでプラスチックフィルムの内
表面に所望の文字・模様を施す方式、すなわち、印刷方
式は、グラビア印刷、オフセット印刷、シルクスクリー
ン印刷、オフセットグラビア印刷、静電印刷、ジェット
プリントなどの通常の方法でよい。また、白化防止プラ
イマーの形成方法もインキと同じ上記印刷方式である。
金属層は、白化防止プライマー層の表面に、真空蒸着
法、スパッタ法、イオンプレーティング法等により所望
の金属膜を形成して設けることができる。この際に用い
られる金属は特に制限されず、種々の金属を用いること
ができる。例えば、金、銀、銅、プラチナ、鉛、亜鉛、
カドニウム、ニッケル、コバルト、スズ、アルミニウ
ム、マグネシウム、チタン、ベリリウム、リチウム、ガ
リウム、セレン、テルル、クロム、マンガン、アンチモ
ン、ビスマスなどがある。
この蒸着に際して、必要性により被蒸着面の所定箇所に
蒸着アンカーとシーライトプライヤーを塗布し、この処
理面に真空蒸着によって金属膜を形成し、次いで水洗し
シーラントプライヤー塗布箇所の蒸着膜を剥離させるシ
ーライト加工を行って、部分蒸着してもよい。
金属層の厚みは、例えば100〜900Å、好ましくは、300
〜600Åである。上記下限未満では金属光輝性が充分で
なく、逆に上記上限を超えると高収縮時に亀裂が生じる
おそれがある。
この発明の好ましい態様として、金属層の内側に熱接着
性樹脂層を設けることができる。
この熱接着性樹脂(ホットメルト接着剤)は、融点が60
〜120℃であり、熱収縮させた際、被包装内容物、例え
ば乾電池本体の外壁に密に接着するものであり、乾電池
の包装に用いる場合、電気抵抗値が104〜∞〔ohm〕を有
するものである。この発明において用いることのできる
熱接着性樹脂として、例えば、ガムロジン、ウッドロジ
ン、トール油ロジン等のロジン系、シェラック、コパー
ル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラール、カルナバ
ロウ、カンデリラロウ、木ロウ、ミツロウ、無水ラノリ
ンロウ、パラフィンロウ、マイクロクリスタリンワック
ス、モンタンロウ、地ロウ、セレシン、ペトロラタン、
ワセリン、ポリエチレンワックス、塩化パラフィン、脂
肪酸アミド、セラックロウ、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタ
クリル酸共重合体、サーリンなどがある。
この発明の好ましい一態様として、金属層の内側に接着
層を介して熱収縮性プラスチックフィルムを設けること
ができる。
この態様に用いることのできるプラスチックの種類とし
て、前に挙げた外層のプラスチックがある。このフィル
ムの厚みは、例えば30〜70μmとすることができる。
接着層の接着剤は、被接着物に応じて適宜変更できる
が、例えばポリエステル・イソシアネート系2液型およ
びポリアクリル酸エステル2液型などがある。なお、接
着剤の塗布は、内層フィルムにコートで行なうことが望
ましい。金属層に直接コートすると、金属層にダメージ
を与えるおそれがあるからである。
この発明の好ましい態様として最内層を絶縁塗膜(コー
ト層)とすることができる。この絶縁塗膜としては、コ
ート絶縁塗膜としては、コート後の電気抵抗値が104
∞(ohm〕となる材料を塗布したものである。
絶縁塗膜の形成に用いることのできる絶縁性インキとし
ては、フェノール樹脂、キシレン樹脂、尿素樹脂、メラ
ミン樹脂、ケトン樹脂、クロマン−インデン樹脂、石油
樹脂、テルペン樹脂、環化ゴム系樹脂、塩化ゴム系樹
脂、アルキド樹脂、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、ポ
リ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、ポ
リ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチ
ラール、塩素化ポリプロピレン、スチレン樹脂、エポキ
シ樹脂、ポリウレタン、セルロール誘導体樹脂などがあ
る。これらをピンホールがないように、また電気抵抗値
が104Ω以上になるようにコーティングし、絶縁層とす
る。
厚さとしては1μ以上、40μ以下が望ましい。1μ以下
だと、電気絶縁性が悪い場合があり、40μ以上だとコー
ティングがむつかしい。
また押し出しコーティング法によっても絶縁層を作るこ
とができる。これに用いることのできるものに、熱可塑
性樹脂などがあり、その樹脂として、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、
ポリスチレン、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレ
ン−メタクリル酸、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、エチレン−α−
オレフィン共重合体エラストマー、酸変性ポリオレフィ
ン、スチレン−ブタジエン−アクリロニトリル共重合
体、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリスルホン、ポ
リアセタール、ポリメチルメチクリレート、ポリフェニ
レンオキシド、ポリウレタン、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリブタジエンテレフタレートなどがある。
この発明の包装材料は、被包装物の包装に用いる際、シ
ート状材料から通常、筒状物に調製される。筒状への貼
り合せ法として、高周波シール法、溶剤接着法、接着剤
を用いる方法などがある。
この発明の包装材料は、筒状に形成された後、所望の被
包装物の本体をなかに入れ、適当な方法で加熱して熱収
縮させ、その本体に密着させて使用される。この熱収縮
に際し、包装材料の熱収縮率を12%以下にすることが望
ましい。この発明による包装材料を用いれば15%の熱収
縮率でも外観、金属光沢は良好であるが、12%以下では
完全に白化を防止することができるからである。
〔作 用〕
本発明の包装材料を熱収縮させた際、白化防止プライマ
ー層が、熱収縮により生じた応力を吸収する緩衝材の作
用をし、金属層の亀裂の発生を防止させると考えられ
る。白化防止プライマー層を複数層に、特に、外側の環
化ゴム系プライマー層と内側の塩化ゴム系プライマー層
とからなる2層にしたとき、著しい白化防止効果が得ら
れる。このメカニズムは、必ずしも明らかではないが、
熱収縮により生じる応力を、塩化ゴム系プライマー層、
環化ゴム系プライマー層の順に積層することにより徐々
に緩和することができる。また、2種のプライマー層間
においては、応力緩和の為ずれが生ずるものと考えられ
る。特に、上記の塩化ゴム系プライマー層/環化ゴム系
プライマー層の積層が、プライマー層の柔軟性、堅さ、
熱変形性、などにより最良の組合せてあると考えられ
る。なお、この説明はこの発明のより良い理解のためで
あって、この発明の範囲を限定するものではない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明は、白化防止プライマー
層が熱収縮時の金属層の亀裂の発生を防止することによ
り、美しい金属光沢を有する熱収縮包装ができるという
効果がある。
この他に、電池の外装に応用すると、この発明の包装材
料によって次の効果が得られる。
(a) 包装の厚みを薄くすることができるので、電池
本体の容量を増大させて電池能力を向上させることが可
能である。
(b) 安価なプラスチックフィルムを基材とするの
で、さらに電池の製造原価を低減することができる。
(c) 印刷層が外層のプラスチックフィルムで保護さ
れているので、絵柄の汚れが少ない。
(d) 包装材の内層に絶縁性の材料を用いているの
で、電池の漏電を防止することができ、また、電池内の
薬剤から金属蒸着層を保護することができる。
〔実施例〕
この発明を、以下の具体的な例によって詳しく説明す
る。
製造方法の具体的な説明として、他も同様の為実施例3
について説明する。
実施例3の製造方法 三菱樹脂製の熱収縮性塩化ビニルフィルム(ヒシレック
ス502Y)(40μ)に大日精化製VSインキをグラビア40μ
深度版にて裏印刷を2度行い、次に塩化ゴム系プライマ
ーをグラビア40μ深度版にて2度コートする。
ゴム系プライマー面に50Å厚でアルミニウムを蒸着す
る。 ……A 次にヒシレックス502Y(40μ)に武田薬品製タケラック
A−540とタケネートA−50を8対1に混合、酢酸エチ
ルにて希釈し、5g/m2の塗布量にて均一にコートする。
……B 次にAとBを貼り合せ実施例3の包材を作成する。次に
包材をインキ面が外面になる様にチューブ状に筒貼り
し、収縮率を変えてテストした。
下記第1表に示すように、実施例1〜5、比較例1〜2
について、同様に評価した。その結果を第1表に示す。
下記第2表に示すような層構成および層厚を有する包装
材料を実施例3と同様に製造した。
第2表に示される包装材料を用いて、収縮率が3%,5
%,8%,12%になるように高周波シール法でチューブを
形成した。これに単一乾電池を入れ、80℃のオーブンで
熱収縮させた。接着性と金属光沢性を測定した。その結
果を第3a,3b表に示す。
なお、接着性は、手でその強さを測定した。また、金属
光沢性は、(1)試料を乾電池より切り取り、スガ試験
機製グロスメータで60゜角にて測定し、(2)目視によ
り観察した。
表1,表3a,3bから判るように、本発明による白化防止プ
ライマー層を用いたことによって、熱収縮後に白化防止
もしくは低減させることができる。
白化防止プライマー層を、複数の層(実施例1〜4,8〜1
2)、特に外側の環化ゴム系プライマー層と内側の塩化
ゴム系プライマー層とからなるゴム系プライマーの2層
(実施例8〜10)、にすると、非常に良好な白化防止効
果を発揮することがわかる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも熱収縮性プラスチックフィルム
    の外層と、 前記熱収縮性プラスチックフィルムの内側に設けられ、
    天然ゴム、塩化ゴム、塩素化ゴム、環化ゴム、水素ゴ
    ム、酸化ゴム、チオシアノゲンゴム、グラフト共重合体
    ゴムおよびブロック共重合体ゴムからなる群から選ばれ
    た白化防止プライマー層と、 前記プライマー層内面に設けられた金属層、 とからなることを特徴とする、包装材料。
  2. 【請求項2】前記熱収縮性プラスチックフィルムと白化
    防止プライマー層との間にインキ層を有する、特許請求
    の範囲第1項に記載の包装材料。
  3. 【請求項3】前記金属層が金属蒸着層である、特許請求
    の範囲第1項または第2項に記載の包装材料。
  4. 【請求項4】前記白化防止プライマー層が、同種または
    異種のゴムの2層からなる、特許請求の範囲第1項ない
    し第3項のいずれか1項に記載の包装材料。
  5. 【請求項5】前記金属層の内側に熱接着性樹脂層が設け
    られてなる、特許請求の範囲第1項ないし第4項のいず
    れか1項に記載の包装材料。
  6. 【請求項6】前記金属層の内側に接着層を介して熱収縮
    性プラスチックフィルムを設けた、特許請求の範囲第1
    項ないし第5項のいずれか1項に記載の包装材料。
  7. 【請求項7】前記金属層の内側表面に絶縁塗膜が設けら
    れてなる、特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれ
    か1項に記載の包装材料。
  8. 【請求項8】前記2層からなる白化防止プライマー層
    が、外側の環化ゴム系プライマー層と内側の塩化ゴム系
    プライマー層とからなる、特許請求の範囲第4項に記載
    の包装材料。
JP61118577A 1985-11-20 1986-05-23 包装材料 Expired - Lifetime JPH0737103B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/931,863 US4818588A (en) 1985-11-20 1986-11-18 Packaging materials
GB8627602A GB2184672B (en) 1985-11-20 1986-11-19 Packaging materials
DE3639681A DE3639681C2 (de) 1985-11-20 1986-11-20 Verpackungsmaterial

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61-65482 1986-03-24
JP6548286 1986-03-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6311332A JPS6311332A (ja) 1988-01-18
JPH0737103B2 true JPH0737103B2 (ja) 1995-04-26

Family

ID=13288359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61118577A Expired - Lifetime JPH0737103B2 (ja) 1985-11-20 1986-05-23 包装材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0737103B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0536681Y2 (ja) * 1987-08-31 1993-09-16
US6623821B1 (en) * 1995-03-31 2003-09-23 E. I. Du Pont De Nemours And Company Heat-shrinkable, heat-sealable polyester film for packaging
JP4949542B2 (ja) * 1998-12-07 2012-06-13 大日本印刷株式会社 透明バリアフィルム、それを使用した積層材および包装用容器
JP4879377B2 (ja) * 1998-12-08 2012-02-22 大日本印刷株式会社 透明バリアフィルム、それを使用した積層材および包装用容器
JP4836342B2 (ja) * 2001-03-29 2011-12-14 大倉工業株式会社 バッグインボックス用内袋、及び、内容物の取り出し方法
JP4942694B2 (ja) * 2008-03-27 2012-05-30 株式会社フジシールインターナショナル 熱収縮性ラベル
JP5222027B2 (ja) * 2008-05-30 2013-06-26 サカタインクス株式会社 シュリンク包装用印刷インキ組成物、シュリンク包装用印刷物の製造方法およびシュリンク包装用印刷物
CN114497785B (zh) * 2022-01-19 2023-10-20 岚图汽车科技有限公司 一种用于动力电池的复合绝缘膜及动力电池

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51102072A (ja) * 1975-03-06 1976-09-09 Mitsubishi Plastics Ind Netsushushukuseinokinzokujochakushitafuirumu mataha shiitonoseizohoho
JPS5213566A (en) * 1975-07-22 1977-02-01 Shigeki Yamada Shrinkkfilm applied metallic printing

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6311332A (ja) 1988-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4818588A (en) Packaging materials
US5346765A (en) Cover tape for packaging chip type electronic parts
KR930007344B1 (ko) 이물질의 침투를 방지하는 포장테이프
JPH0737103B2 (ja) 包装材料
CN102171109A (zh) 盖带
KR101530590B1 (ko) 셀 파우치 및 그 제조방법
JPS62177864A (ja) 外装材料
JP2020175918A (ja) 印刷方法
JPH07106610B2 (ja) 金属光沢を施こしたプラスチツク成形品
JP3854317B2 (ja) 蓋材
JP3807178B2 (ja) クリーン性を有する透明防湿包装体
JP3255893B2 (ja) カバーフィルム
JPS62119859A (ja) 外装材料
JP5482100B2 (ja) 金属缶用印刷フィルム、その製造方法及び製造装置
JPH0628936B2 (ja) 金属光沢に優れた熱収縮性シ−ト
JP2000167968A (ja) 高防湿積層体
JP3168201B2 (ja) 熱収縮性包装用フイルム
CN113165312A (zh) 覆盖膜及使用其的电子零件包装体
JP2021066500A (ja) 電子レンジ加熱用の蓋付容器
JP7505630B2 (ja) 電子レンジ加熱用の蓋付容器
JPH0659712B2 (ja) 遮光性包装材料
JP7088128B2 (ja) チューブ容器用シール材およびチューブ容器
EP4253049A1 (en) Heat transfer sheet, combination of heat transfer sheet and body to be transferred, method for manufacturing heat transfer sheet, and method for manufacturing transfer article
JP7451937B2 (ja) 電子レンジ加熱用の蓋付容器
JP2022147867A (ja) チューブ容器胴部形成用積層シート、チューブ容器およびキャップ付きチューブ容器