JPH0737060Y2 - 天井設置型フアンコイルユニット - Google Patents

天井設置型フアンコイルユニット

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Publication number
JPH0737060Y2
JPH0737060Y2 JP1992041217U JP4121792U JPH0737060Y2 JP H0737060 Y2 JPH0737060 Y2 JP H0737060Y2 JP 1992041217 U JP1992041217 U JP 1992041217U JP 4121792 U JP4121792 U JP 4121792U JP H0737060 Y2 JPH0737060 Y2 JP H0737060Y2
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JP
Japan
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rear plate
duct
chamber
blower
main body
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Expired - Lifetime
Application number
JP1992041217U
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English (en)
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JPH062012U (ja
Inventor
陽 滝浪
Original Assignee
木村工機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はフアンとモータを一体
的に形成してなる所謂フアンモータを取付けすると共に
送風ダクト又はチャンバーを本体の後部に簡単容易に連
設行わしめんとする天井設置型フアンコイルユニットに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種天井設置型フアンコイルユ
ニットは図3、図4に示す如く送風機Fと電動機Mとが
夫々各個別にフアンブロック取付板アに取付けられてお
り且つ本体の後部にダクト、チャンバーを連結する手段
として、予じめ本体の後部送気口の外周口周縁ウに適宜
の形状の取付けアングル片エを突出設け、該連結片を介
してダクトまたはチャンバー等の接続連結が行われてい
たのである。しかして上記、構造は送風機3A及び電動
機3Bとが各別体構造であるが為に取付板アに取付する
場合には多数の取付部材を必要とし、且つまた該取付け
作業として非常に煩雑な手数を要し、更に本体後部にお
けるダクト接続が上記のフアン取付けと各個別の作業に
て行われているが為に殊に天井等高所における取付け諸
作業に相当なる労力と時間を要し、危険性懸念もすこぶ
る大である等種々の欠点を有していたのである。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】この考案は上記、欠点
に鑑みて従来、送風機と電動機とが夫々個別に取付けら
れていた煩雑性を解決し、送風機と電動機を一体化に形
成すると共にダクト、チャンバー等の接続作業を簡単、
容易として作業能率を大幅にアップ行わしめんとするを
その主な目的としている。
【0004】また、この考案は上記、室内に冷暖風の送
供と同時に適当な加湿は勿論、除湿時の再熱をも同時に
行わしめ、更に該作用と同時に室内への騒振音の流出を
阻止し、室内に常時、健康的にて静粛な環境を求め得よ
うとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記、目的を達成する手
段としてこの考案に係るフアンコイルユニットの構造は
空気調和機本体1内に適宜形成せる送風通路A内に熱交
換コイル2を設置し、且つ該熱交換コイル2の下方に底
板cを軸方向に対して相対状に緩傾装設すると共に該底
板cの傾斜底部に適宜巾間のドレン導出口9を開口設
け、該導出口9下方にドレンパン6を配置してなる本体
1において、該本体1の後方の送気口部分に送風機3A
と電動機3Bを一体にしたフアンモータ3を後板4の送
風口8に脱着自在に固定すると共に上記、後板4の周縁
を折曲してダクト接続用折曲縁5を一体的に折曲し形成
した後板4を連設固定し、しかる後に上記ダクト接続用
折曲縁5にダクトまたはチャンバーCを嵌装行わしめる
ことによって本体1の後部にフアンモータ3及びダクト
またはチャンバーCを一体的に連結するように構成せし
めたことを特徴としている。
【0006】また上記の構成において、梅雨季等におい
て除湿と再熱を必要とする場合には上記、熱交換コイル
2前部の送風通路内または送気口の前部に、内部にヒー
タ等適宜の加熱機構10を設けてなる加熱チヤンバー1
1を一体的に連結する。
【0007】更にこの考案においては、請求項第1項ま
たは第2項記載の空気調和機において、本体1の前部
に、器内に消音機構7`を適宜に配設してなる消音チャ
ンバー7を連結せしめたことを特徴としている。
【0008】また上記による送風機3Aと電動機3Bの
取付け構造においても後板4に開設せる送風口8の口周
縁に適宜形状の取付金具3aを取付け設け、該取付金具
3aを介して送風機3Aと電動機3B一体形のフアンモ
ータ3を後板4に着脱自在に取付け装設すると共に後板
4の周縁に付設形成してなるダクト接続用折曲縁5にダ
クトまたはチャンバーCを嵌装することによって本体の
後部に従来各個別作業として行われていたフアンモー
タ、ダクト、チャンバーCを容易、確実に一体的に連結
することが出来得るのである。
【0009】
【作用】上記、構造よりなるフアンコイルユニットを天
井内に設置し、しかる後に電動機3を駆動行わしめるこ
とによって、該送風が送風口8前方の送風通路A内に送
風し、該送風された空気が熱交換コイル2にて適当温度
に熱交換が行われ、適当温度に化した冷暖空気が機体前
方に連設せる送気ダクトを通して室内の所定箇所に適宜
の冷暖風を送風行わしめることが出来得るのである。ま
た上記、本体1の前部に加熱チャンバー11及び消音チ
ャンバー7を必要において連設することによって除湿時
の再熱を同時に行わしめることも出来得、且つホテル、
研究室等の如く消音を必要とする室内においても非常に
静粛にて殆ど無音の冷暖風を容易確実に送風することが
出来得のである。
【0010】
【実施例】本体1は内部中央に熱交換コイル2を配置し
該熱交換コイル2の両側に左右相対状の側板aと上板
b、底板cにて形成された送風通路Aを有している。ま
た上記、底板cは熱交換コイル2の下軸方向に向かって
緩い傾斜面とし送風通路A内を滴下するドレンをその中
央のドレン導出口9に寄集してドレンパン6内に収容す
る。また送風通路A内には適宜の加湿器が設置されてい
る。
【0011】フアンブロックBは送風機3Aと電動機3
Bを図2にて示す如く、送風機機枠3`内に電動機3B
を嵌装して一体的に組み合わしてなるものであってフア
ンモータ3を形成すると共に該フアンモータ3を後板4
の送風口8の適宜箇所に脱着自在に取付けしてなるもの
である。なお上記の取付け手段として後板4に開口され
た送風口8の口周縁に予じめ適宜形状の取付金具3aを
取付けし、これにフアンモータ3の送風筒口部分を脱着
自在に嵌装し固定する。またその他、後板4の送風口8
の口周縁に送風筒口部分を嵌挿し接続部分を直接に溶接
するか、ビス等を用いて一体的に固定行わしめることも
可能である。
【0012】ダクト接続用折曲縁5は上記、フアンモー
タ3を一体的に取付け設けてなる後板4の周辺を折曲形
成し、これにダクトまたはチャンバーCを接続固定しょ
うとするものであって、上記フアンモータ一体形の後板
4を本体1の後部に接続し、しかる後に上記、後板4の
ダクト接続用折曲縁5にダクトまたはチャンバーCの口
周部を単に嵌装行わしめることによってダクトまたはチ
ャンバーCを簡単容易に接続連結行わしめことが出来得
るのである。また設置場所等の関係によっては上記、フ
アンモータ3とダクト接続用折曲縁5を付設せる後板4
は本体1の後部のみに限定することなく前部に入替え設
置することも出来得る。
【0013】また上記の構成において、必要とする場合
には熱交換コイル2前部の送風通路A内または送気口の
前部に、内部にヒータ等適宜の加熱機構10を設けてな
る加熱チャンバー11を連接行わしめることによって送
風空気内に加熱空気が混入し除湿時の再熱を同時に求め
ることも出来得る。
【0014】更にこの考案においては、本体1の前部に
器内に適宜構造の消音機構7`を付設し、前部に吹出口
を有してなる消音チャンバー7を連結行わしめることに
よって 送風通路Aより空気と共に室内に流出する騒振
音の洩出をも完全確実に消去し、室内に常時、静粛な冷
暖風を送風することも出来得る。
【0015】
【考案の効果】上記の如くこの考案は従来各個別に形成
されていた送風機と電動機を一体形に組み合わしてなる
フアンモータ3を後板4に脱着自在に設置すると共に該
後板4の周縁にダクトまたはチャンバーCのダクト接続
用折曲縁5を付設形成してなるものであるから、従来、
本体後部に各異別に取付けられていたフアンモータの取
付け作業及びダクト、チャンバーの接続作業等が最も少
ない部材にて極めて簡単確実に接続が得られ、高所間に
おける作業として何らの危険性の懸念もない等益大な考
案である。特にこの考案においては、上記の如く送風機
と電動機を一体形としたものであるから、後板4への取
付け作業工程も大幅に短縮出来得るは勿論、フアンブロ
ック全体構造も小型に形成出来得る、軽量にてメンテナ
ンス等の作業も容易である等種々の利点を併せ有してい
る。しかも後板4の周縁部がダクト接続用折曲縁5にて
一体的に折曲形成されているが為に機体周縁が非常に剛
強である等の効果をも有している。
【0016】またこの考案においては請求項第2項記載
の如く、熱交換コイル2前部の送風通路A内または送気
口の前部に、内部にヒータ等適宜の加熱機構10を設け
てなる加熱チャンバー11を連接行わしめることによっ
て、室内に除湿時の再熱をも同時に行われ、常時健康的
最適な室内環境を求めることが出来得る。
【0017】またこの考案においては請求項第3項記載
の如く、消音チャンバー7を加熱チャンバー11の送風
口に連接するか、或いは本体1の前部に直接に連設行わ
しめることによって空気中の流出騒振音を完全確実に消
去し、室内に静粛な冷暖風を配風出来得る効果も有して
いる。
【図面の簡単な説明】
【図3】 従来の天井設置型フアンコイルユニットの内
部構造を示す縦断面図、
【図4】 同上、送風機と電動機の取付け状体を示す正
面図、
【図1】 この考案に係る天井設置型フアンコイルユニ
ットの一実施態様を示す縦断面図、
【図2】 同上、送風機と電動機の取付け状体を示す正
面図である。
【符号の説明】
3 フアンモータ 4 後板 5 ダクト接続用折曲縁 7 消音チャンバー 11 加熱チャンバー

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機内に形成せる送風通路A内に熱交換コ
    イル2を設置し、且つ該熱交換コイル2の下方に底板c
    を軸方向に対して相対状に緩傾装設すると共に該底板c
    の傾斜底部に適宜巾間のドレン導出口9を開口設け、該
    導出口9下方にドレンパン6を配置してなる本体1にお
    いて、該本体1の後方の送気口部分に送風機3Aと電動
    機3Bを一体にしたフアンモータ3を後板4の送風口8
    に脱着自在に固定すると共に上記、後板4の周縁を折曲
    してダクト接続用折曲縁5を一体的に折曲し形成した後
    板4を連設固定し、しかる後に上記ダクト接続用折曲縁
    5にダクトまたはチャンバーCを嵌装行わしめることに
    よって本体1の後部にフアンモータ3及びダクトまたは
    チャンバーCを一体的に連結するように構成せしめたこ
    とを特徴とする天井設置型フアンコイルユニット。
  2. 【請求項2】 上記、請求項第1項記載の如く、内部に
    熱交換コイル2を配置し、該熱交換コイル2の下方にド
    レンパン6を設置してなる空調機本体1の後部送気口
    に、送風機3Aと電動機3Bを一体にしたフアンモータ
    3を脱着自在に取付すると共に該周縁にダクト接続用折
    曲縁5を折曲形成せる後板4を連設固定し、該ダクト接
    続用折曲縁5を介してダクトまたはチャンバーCを嵌装
    するように構成してなる天井設置型フアンコイルユニッ
    トにおいて、上記、熱交換コイル2前部の送風通路内ま
    たは送気口の前部に、内部にヒータ等適宜の加熱機構を
    設け除湿時の再熱を同時に行わしめるべく加熱チヤンバ
    ー11を一体的に連結せしめたことを特徴とする天井設
    置型フアンコイルユニット。
  3. 【請求項3】 上記、請求項第1項または第2項記載の
    空気調和機においいて、本体1の前部に、器内に適宜の
    消音機構を配設してなる消音チャンバー7を一体的に連
    結せしめたことを特徴とする天井設置型フアンコイルユ
    ニット。
  4. 【請求項4】 上記、請求項第1項に記載せる後板4と
    フアンモータ3との取付け構造において、該後板4に開
    設せる送風口8の口周縁に適宜形状の取付金具3aを取
    付けし、該取付金具3aを介してフアンモータ3を後板
    4に着脱自在に取付け構成せしめたことを特徴とする天
    井設置型フアンコイルユニット。
JP1992041217U 1992-06-16 1992-06-16 天井設置型フアンコイルユニット Expired - Lifetime JPH0737060Y2 (ja)

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JPH062012U JPH062012U (ja) 1994-01-14
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