JPH0736951A - Lsiレイアウトの自動配置配線方法及び装置 - Google Patents

Lsiレイアウトの自動配置配線方法及び装置

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JPH0736951A
JPH0736951A JP5181654A JP18165493A JPH0736951A JP H0736951 A JPH0736951 A JP H0736951A JP 5181654 A JP5181654 A JP 5181654A JP 18165493 A JP18165493 A JP 18165493A JP H0736951 A JPH0736951 A JP H0736951A
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JP
Japan
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wiring
cell
layout
automatic
cells
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JP5181654A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Oe
良一 大江
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0736951A publication Critical patent/JPH0736951A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、LSIレイアウトの自動配置配線
方法及び装置、特に、トップダウンによりLSIレイア
ウトの自動配置配線を行う方法及び装置に関し、トップ
ダウン方法において自動配線を適用することができるL
SIレイアウトの自動配置配線方法及び装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 トップダウンによるLSIレイアウトの自動
配置配線を行う方法において、各セル60〜80の各端
子91〜91,93〜93の位置を仮決定する第1工程
と、各端子91〜91,93〜93の位置に従って自動
配線90〜100を行う第2工程と、を含み、第1工程
で各セル60〜80の各端子91〜91,93〜93の
位置を仮決定する際に、同一配線ネットに配置される各
セル60〜80の各端子91〜91,93〜93は、同
一の配線チャンネル上に配置されるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LSIレイアウトの自
動配置配線方法及び装置、特に、トップダウンによりL
SIレイアウトの自動配置配線を行う方法及び装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】LSIのレイアウト設計を自動化するた
めに、自動配置配線方法が使用されており、この自動配
置配線方法として、ボトムアップ方法及びトップダウン
方法がある。
【0003】図7(A)には、ボトムアップ方法に基づ
く自動配置配線が示されている。図7(A)において、
基本となる各セル10,12,14の配置は、既に決定
されており、更に、各セル10,12,14について、
各端子16a,16b,16c,18a,18b,18
c,18d,20a,20bの配置も既に決定されてい
る。そして、各セル10,12,14の各端子16a,
16b,16c,18a,18b,18c,18d,2
0a,20bを所定の配線20−1〜22−7で接続
し、これにより、配置配線が完了する。なお、符号A
1,A2は入力端子を示し、符号Xは出力端子を示す。
【0004】以上のボトムアップ方法では、各セルを予
め用意しておけば、配置配線のみでレイアウトを作成で
きる。ただし、ボトムアップ方法では、レイアウト効率
が低く、図7(A)では、他の配線として用いることが
できるチャンネルが2本24−1,24−2である。
【0005】従って、ボトムアップ方法は、ASIC等
レイアウト効率をある程度犠牲にしても短期間の内に開
発したいような場合に、有効である。一方、トップダウ
ン方法の場合には、ボトムアップ方法のように予め決定
されている端子間の配線を行うのではなく、セル間の配
線が最も効率良くなるようにセル端子位置を決定し、そ
の後、これに従ってセル内のレイアウトを作成する。す
なわち、図7(B)のトップダウン方法に基づく自動配
置配線では、セル10,12,14間の配線22−1〜
22−7が最も効率良くなるように、各セル10,1
2,14の端子16a,16b,16c,18a,18
b,18c,18d,20a,20bを配置し、これに
より、配置配線が完了する。
【0006】以上のトップダウン方法によれば、セル間
の配線が最も効率良くなるように各セルの端子位置を決
定しているので、全体のレイアウトの効率が良い。すな
わち、図7(A)のボトムアップ方法では、他の配線と
して用いることができるチャンネルが2本24−1,2
4−2であるが、図7(B)のトップダウン方法では、
他の配線として用いることができるチャンネルが4本2
4−1,24−2,24−3,24−4であり、トップ
ダウン方法によればレイアウト効率が向上することが理
解される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記トップダウン方法
によれば、レイアウト効率が良いという利点があるもの
の、初めに各セルの各端子位置が決定されていないの
で、配線を自動的に行うことができず、マニュアル設計
になるため、開発期間が長くなってしまう。すなわち、
最初に配線を決定するというのは、従来の自動配線のよ
うに位置の決まっている端子間を接続するのとは基本的
に異なるため、自動的に行うことができず、この結果、
開発期間の長期化という問題があった。もっとも、マイ
クロプロセッサ等のように、開発期間をかけてもレイア
ウトの効率化を達成して配線を短くし、素子の高速化を
図りたい場合があり、このような場合には、多大な人手
をかけてマニュアル設計を行っている。
【0008】そこで、本発明はトップダウン方法におい
て自動配線を適用することができるLSIレイアウトの
自動配置配線方法及び装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、トップダウン
によるLSIレイアウトの自動配置配線を行う方法にお
いて、各セル60〜80の各端子91〜91,93〜9
3の位置を仮決定する第1工程と、該各端子91〜9
1,93〜93の位置に従って自動配線90〜100を
行う第2工程と、を含み、前記第1工程で各セル(60
〜80)の各端子(91〜91,93〜93)の位置を
仮決定する際に、同一配線ネットに配置される各セル
(60〜80)の各端子(91〜91,93〜93)
は、同一の配線チャンネル上に配置される。
【0010】
【作用】本発明では、各セルの各端子の仮決定(好まし
くは互いに接続される端子が一直線状に並ぶように決
定)することにより、自動配線を行う。これにより、配
線数の見積もりが可能である。また、セルの配置のいれ
換えを行ったり、端子位置を同一列上に配置して配線チ
ャンネルの共通化等を図ると、最適な配線となるよう
に、セルの配置及び端子位置を決定することが可能であ
る。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例
を説明する。図1には、本発明の実施例による自動配置
配線方法が示されており、(A),(B)はそれぞれ、
そのブロック回路,フローチャートを示す。
【0012】図1(A)のブロック回路において、バス
26には、キーボード28,表示装置30,メモリ3
2,プリンタ34が接続され、更に、バス26には、セ
ルの配置を決定する手段36,セルの端子位置を仮決定
する手段38,自動配線を行う手段40が接続されてい
る。
【0013】また、図1(B)のフローチャートにおい
て、ステップ42で始まりステップ44でセルの配置を
決定し、ステップ46である配線ネットに着目し、ステ
ップ48で端子位置を仮決定し、ステップ50で自動配
線を行う。なお、ステップ44,46,48は、それぞ
れ前記図1(A)のセル配置決定手段36,端子位置仮
決定手段38,自動配線手段40により実行される。
【0014】次のステップ52で、全ての配線ネットに
ついて前記ステップ46,48,50の処理が終了して
いない場合には、ステップ46に戻るが、全ての配線ネ
ットについて処理が終了している場合には、配線数を見
積もった後に、ステップ54に進む。ステップ54でセ
ルの配置の入れ換えを行う場合には、ステップ44に戻
るが、セルの配置の入れ換えを行わない場合には、ステ
ップ56に進み、終了する。そして、セルの配置の入れ
換えに基づく各場合について配線数の見積もりを比較
し、最適な配置配線になるようにセルの配置及びセルの
端子位置を決定する。
【0015】次に、図2のデコーダ回路を例にとり、配
線数の見積もり及び配置配線の最適化を考える。図2に
は、3入力8出力のデコーダ回路が示されており、該デ
コーダ回路は、3つのインバータ回路INV−0〜IN
V−2,及び8つのナンド回路NAND−0〜NAND
−7を含む。なお、符号A,B,Cは、入力端子を示
し、符号X0〜X7は出力端子を示す。
【0016】そして、図3〜図6には、上記図2のデコ
ーダ回路の自動配置配線を行う過程が示されている。ま
ず、図3にはセルの初期配置が示され、セル60,6
2,64は、それぞれ、前記インバータ回路INV−0
〜INV−2を構成し、セル66〜80は、それぞれ、
前記ナンド回路NAND−0〜NAND−7を構成す
る。
【0017】図4では、上記図3のセルに端子位置を仮
決定し、自動配線を行っている。なお、符号82,8
4,86は、それぞれ、VDD配線領域,VSS配線領
域、セル内配線領域であり、これらの領域には、端子位
置を設定することができず、それ以外の領域88を用い
て、セル間の配線が設定するように配線の割り当てを行
う。
【0018】割り当ての方法としては、各セル配線ネッ
トに着目し、そのネットに接続される各セルの各端子が
同じチャンネル上に並ぶように、端子位置を仮決定し、
自動配線を行う。これを全ての配線ネットについて行
い、配線を全て割り当てる。すなわち、図4において、
黒丸“・”は、各セル60〜80の端子を示し、配線9
0は、端子91〜91を介して、セル60,74,7
6,78,80に接続されており、他の配線94,9
6,98,100についても同様に構成されている。
【0019】上記図4の配置配線では、2チャンネル分
の領域102が余っていることが分かる。このように余
ったチャンネル領域は、他の配線のために用いることが
可能であるので、レイアウトの効率化のためには、でき
るだけ配線を詰めて配置し、他の配線に使用できるチャ
ンネル領域を多く余らせておくことが集積度の向上につ
ながる。
【0020】図4のセルの配置状態のままでは、これ以
上配線を詰めることができないので、ここで、セルの配
置の入れ換えを行い、図5の状態を得る。図5では、イ
ンバータ回路INV−0〜INV−2を構成するセル6
0〜64とナンド回路NAND−4〜NAND−7を構
成するセル66〜72とナンド回路NAND−4〜NA
ND−7を構成するセル74〜80との間に配置してい
る。
【0021】これまでは、セル内の端子を同一列上に仮
配置しているので、図5のような場合にも、必要な配線
チャンネルを減らすことができないが、ここで、図6に
示されるように、INV−0を構成するセル60内の端
子91´,93´を同一列上に配置することを許して、
再配線を行う。そうすると、配線90,92について配
線チャンネルの共通化が図られ、他の配線に使用できる
配線チャンネルを1本多く、すなわち3本余らせること
ができ、他の配線に使用できるチャンネル領域104は
増加する。なお、セル内の端子を同一列上に配置できる
か否かは、セル内のレイアウトを考えながら決定する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各セルの各端子の位置を仮決定しているので、トップダ
ウン方法において自動配線を行うことができ、配線数の
見積もりが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による自動配置配線方法を示
し、(A),(B)は、それぞれそのブロック回路図,
フローチャート図である。
【図2】3入力8出力デコーダ回路の回路図である。
【図3】セルの初期配置を示す図である。
【図4】端子位置を仮決定し、自動配線を行った状態を
示す図である。
【図5】セルの配置の入れ換えを行って状態を示す図で
ある。
【図6】再配線後の状態を示す図である。
【図7】自動配置配線方法の概略を示し、(A)はボト
ムアップ方法に基づく自動配置配線を示し、(B)はト
ップダウン方法に基づく自動配置配線を示す。
【符号の説明】
36…セル配置決定手段 38…端子位置仮決定手段 40…自動配線手段 60〜80…セル 90〜100…配線 91〜91,93〜93…端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トップダウンによるLSIレイアウトの
    自動配置配線を行う方法において、各セル(60〜8
    0)の各端子(91〜91,93〜93)の位置を仮決
    定する第1工程と、該各端子(91〜91,93〜9
    3)の位置に従って自動配線(90〜100)を行う第
    2工程と、を含み、前記第1工程で各セル(60〜8
    0)の各端子(91〜91,93〜93)の位置を仮決
    定する際に、同一配線ネットに配置される各セル(60
    〜80)の各端子(91〜91,93〜93)は、同一
    の配線チャンネル上に配置されることを特徴とするLS
    Iレイアウトの自動配置配線方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、前記第2
    工程の後に、セル(60〜80)の配置の入れ換えを行
    う第3工程を含み、第1工程,第2工程及び第3工程が
    繰り返されることを特徴とするLSIレイアウトの自動
    配置配線方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法を実施する装置にお
    いて、セル(60〜80)の配置を決定する手段(3
    6)と、端子(91〜91,93〜93)の位置を仮決
    定する手段(38)と、自動配線(90〜100)を行
    う手段(40)と、含むことを特徴とするLSIレイア
    ウトの自動配置配線装置。
JP5181654A 1993-07-22 1993-07-22 Lsiレイアウトの自動配置配線方法及び装置 Withdrawn JPH0736951A (ja)

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