JPH0736868A - 文書作成装置の印刷制御方法及び同装置 - Google Patents
文書作成装置の印刷制御方法及び同装置Info
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- JPH0736868A JPH0736868A JP5182607A JP18260793A JPH0736868A JP H0736868 A JPH0736868 A JP H0736868A JP 5182607 A JP5182607 A JP 5182607A JP 18260793 A JP18260793 A JP 18260793A JP H0736868 A JPH0736868 A JP H0736868A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 印刷対象文書を構成する宛先文字列について
キーワード辞書を参照して該文字列内の「県」、
「市」、「御中」等の文字や文字列からなるキーワード
情報を抽出し(S5)、その抽出されたキーワード情報
が各行の最後の文字あるいは文字列となった状態でその
宛先文字列が印刷されるように印刷対象文書の書式を調
整し(S6〜S11)、印刷の際には各行の最後の文字
がキーワードとされる(S12〜S16)ようになって
いる。特にS16においては第2行以降を第1行の文字
列よりも1文字分だけその行の後ろ側へずらすレイアウ
ト制御を実行する。 【効果】 文字列改行位置を適切に制御する自動改行印
刷機能を提供できる。
キーワード辞書を参照して該文字列内の「県」、
「市」、「御中」等の文字や文字列からなるキーワード
情報を抽出し(S5)、その抽出されたキーワード情報
が各行の最後の文字あるいは文字列となった状態でその
宛先文字列が印刷されるように印刷対象文書の書式を調
整し(S6〜S11)、印刷の際には各行の最後の文字
がキーワードとされる(S12〜S16)ようになって
いる。特にS16においては第2行以降を第1行の文字
列よりも1文字分だけその行の後ろ側へずらすレイアウ
ト制御を実行する。 【効果】 文字列改行位置を適切に制御する自動改行印
刷機能を提供できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文書作成装置の印刷制御
方法及び同装置に関する。
方法及び同装置に関する。
【0002】
【従来の技術】文字列の印刷にあたってはその改行位置
が問題となる場合がある。例えば、はがきへの宛先印刷
を行う場合、その住所などの文字列は適切な位置で改行
される必要がある。つまり「△△県○○市□□町」とい
った住所あった場合、県・市・町といったワードでその
行が終わるのが適切な改行と言え、△△・○○・□□な
どで終わるのは美しくない。そのため、宛先文書の作成
にあたり、1行あたりに入れられる文字数の最大値を考
慮し、改行やスペースなどの挿入によって体裁を整えた
上で印刷を行うこととなる。
が問題となる場合がある。例えば、はがきへの宛先印刷
を行う場合、その住所などの文字列は適切な位置で改行
される必要がある。つまり「△△県○○市□□町」とい
った住所あった場合、県・市・町といったワードでその
行が終わるのが適切な改行と言え、△△・○○・□□な
どで終わるのは美しくない。そのため、宛先文書の作成
にあたり、1行あたりに入れられる文字数の最大値を考
慮し、改行やスペースなどの挿入によって体裁を整えた
上で印刷を行うこととなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1行あ
たりの文字数を正確に把握するのは必ずしも容易とは言
えず、しっかりと体裁と整えたつもりではあったが、印
刷を行ってみると表示とは違った位置で改行されてしま
うような場合もある。したがって、万全を期すためには
試験的に印刷を行う必要もある。
たりの文字数を正確に把握するのは必ずしも容易とは言
えず、しっかりと体裁と整えたつもりではあったが、印
刷を行ってみると表示とは違った位置で改行されてしま
うような場合もある。したがって、万全を期すためには
試験的に印刷を行う必要もある。
【0004】このように、従来、改行位置が問題となる
文字列文書の作成作業は非常に繁雑であった。
文字列文書の作成作業は非常に繁雑であった。
【0005】そこで、本発明は、文字列の改行位置が適
切に制御される自動改行印刷機能を持った文書作成装置
の印刷制御方法及び同装置を提供することを目的とす
る。
切に制御される自動改行印刷機能を持った文書作成装置
の印刷制御方法及び同装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の文書作成装置の
印刷制御方法は、印刷対象文書を構成する印刷対象文字
列内のキーワード情報を抽出するステップと、その抽出
されたキーワード情報が各行の最後の文字あるいは文字
列となった状態で上記印刷対象文字列が印刷されるよう
に上記印刷対象文書の書式情報を調整するステップと、
上記印刷対象文字列の各行の印刷処理を実行するステッ
プとを含むことを特徴とする。
印刷制御方法は、印刷対象文書を構成する印刷対象文字
列内のキーワード情報を抽出するステップと、その抽出
されたキーワード情報が各行の最後の文字あるいは文字
列となった状態で上記印刷対象文字列が印刷されるよう
に上記印刷対象文書の書式情報を調整するステップと、
上記印刷対象文字列の各行の印刷処理を実行するステッ
プとを含むことを特徴とする。
【0007】また、本発明の文書作成装置の印刷制御装
置は、印刷対象文書を構成する印刷対象文字列について
キーワード辞書を検索し、このキーワード辞書から上記
印刷対象文字列内のキーワード情報を抽出するキーワー
ド抽出手段と、その抽出されたキーワード情報が各行の
最後の文字あるいは文字列となった状態で上記印刷対象
文字列が印刷されるように上記印刷対象文書の書式情報
を調整する書式調整手段と、上記印刷対象文字列の各行
の印刷処理を実行する印刷処理実行手段とを備えること
を特徴とする。
置は、印刷対象文書を構成する印刷対象文字列について
キーワード辞書を検索し、このキーワード辞書から上記
印刷対象文字列内のキーワード情報を抽出するキーワー
ド抽出手段と、その抽出されたキーワード情報が各行の
最後の文字あるいは文字列となった状態で上記印刷対象
文字列が印刷されるように上記印刷対象文書の書式情報
を調整する書式調整手段と、上記印刷対象文字列の各行
の印刷処理を実行する印刷処理実行手段とを備えること
を特徴とする。
【0008】キーワード抽出手段は、それぞれ優先度が
設定された複数のキーワード情報を持つキーワード辞書
が格納されたキーワード辞書記憶手段と、印刷対象文字
列の文字または文字列についてその先頭文字または文字
列から最後尾の文字または文字列に向かう方向に順番に
上記キーワード辞書を検索したとき、未抽出のキーワー
ド情報に相当する文字または文字列が1個のときにはそ
の文字または文字列を抽出キーワード情報として決定
し、かつこの未抽出のキーワード情報に相当する文字ま
たは文字列が複数個存在するとき上記優先度の高い方の
文字または文字列を抽出キーワード情報として決定する
キーワード検索手段とを備えることが望ましい。
設定された複数のキーワード情報を持つキーワード辞書
が格納されたキーワード辞書記憶手段と、印刷対象文字
列の文字または文字列についてその先頭文字または文字
列から最後尾の文字または文字列に向かう方向に順番に
上記キーワード辞書を検索したとき、未抽出のキーワー
ド情報に相当する文字または文字列が1個のときにはそ
の文字または文字列を抽出キーワード情報として決定
し、かつこの未抽出のキーワード情報に相当する文字ま
たは文字列が複数個存在するとき上記優先度の高い方の
文字または文字列を抽出キーワード情報として決定する
キーワード検索手段とを備えることが望ましい。
【0009】書式調整手段は、印刷対象文字列について
行ピッチ、文字ピッチ、文字サイズのうち少なくとも一
つのパラメータからなる書式情報を調整する機能を有す
ることが望ましい。
行ピッチ、文字ピッチ、文字サイズのうち少なくとも一
つのパラメータからなる書式情報を調整する機能を有す
ることが望ましい。
【0010】また、書式調整手段は、書式情報をなすパ
ラメータを段階的であってかつ変更毎にその値が最適か
否かを判断しつつ最適化してゆく機能を有するものであ
ってもよい。
ラメータを段階的であってかつ変更毎にその値が最適か
否かを判断しつつ最適化してゆく機能を有するものであ
ってもよい。
【0011】または、書式調整手段は、書式情報をなす
複数種のパラメータを1種ずつ順番に変更し、その変更
毎にその値が最適か否かを判断しつつ最適化してゆく機
能を有するように構成されていても良い。
複数種のパラメータを1種ずつ順番に変更し、その変更
毎にその値が最適か否かを判断しつつ最適化してゆく機
能を有するように構成されていても良い。
【0012】本発明の印刷制御によれば、印刷対象文書
としては宛先情報を考えたとき、非常に大きな利益を享
受できる。
としては宛先情報を考えたとき、非常に大きな利益を享
受できる。
【0013】この場合、印刷実行手段は、印刷対象文字
列の第2行以降の文字または文字列が第1行の文字また
は文字列よりも少なくとも1文字分だけその行の最後尾
側にずらすようにこの第2行以降の文字または文字列の
印刷を行うように構成すれば、レイアウトを宛先印刷ら
しくすることが可能となる。
列の第2行以降の文字または文字列が第1行の文字また
は文字列よりも少なくとも1文字分だけその行の最後尾
側にずらすようにこの第2行以降の文字または文字列の
印刷を行うように構成すれば、レイアウトを宛先印刷ら
しくすることが可能となる。
【0014】
【作用】本発明によれば、印刷対象文書を構成する印刷
対象文字列内のキーワード情報を抽出し、その抽出され
たキーワード情報が各行の最後の文字あるいは文字列と
なった状態でその印刷対象文字列が印刷されるように印
刷対象文書の書式を調整し、印刷の際には各行の最後の
文字がキーワードとされるようになっているため、この
キーワードとして行の最後に来るべきものと設定してお
くことにより、不適切な位置での改行が回避され、文字
列の改行位置が適切に制御される自動改行印刷機能を提
供することができる。
対象文字列内のキーワード情報を抽出し、その抽出され
たキーワード情報が各行の最後の文字あるいは文字列と
なった状態でその印刷対象文字列が印刷されるように印
刷対象文書の書式を調整し、印刷の際には各行の最後の
文字がキーワードとされるようになっているため、この
キーワードとして行の最後に来るべきものと設定してお
くことにより、不適切な位置での改行が回避され、文字
列の改行位置が適切に制御される自動改行印刷機能を提
供することができる。
【0015】
【実施例】以下に本発明の実施例について図面を参照し
つつ説明する。
つつ説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例に係る文書作成装
置のハードウエアのシステム構成を示すものである。
置のハードウエアのシステム構成を示すものである。
【0017】この図において、CPU1は装置全体の制
御を行うマイクロプロセッサであり、このCPU1には
入力装置2と表示装置3とプリンタ4とメモリ5と印刷
制御部6とがバスにより接続されている。入力装置2は
キーボードなどからなり、文書作成のための文字入力は
この入力装置2を用いて行い、表示装置3ではその入力
文書データ等の表示を行い、プリンタ4では印刷を行
う。メモリ5は文書や後述する自動改行印刷の制御の際
に使用するキーワードを記憶するRAMである。印刷制
御部6はその自動改行印刷を含む印刷制御を実行するも
ので、本実施例の主要部を構成するものである。
御を行うマイクロプロセッサであり、このCPU1には
入力装置2と表示装置3とプリンタ4とメモリ5と印刷
制御部6とがバスにより接続されている。入力装置2は
キーボードなどからなり、文書作成のための文字入力は
この入力装置2を用いて行い、表示装置3ではその入力
文書データ等の表示を行い、プリンタ4では印刷を行
う。メモリ5は文書や後述する自動改行印刷の制御の際
に使用するキーワードを記憶するRAMである。印刷制
御部6はその自動改行印刷を含む印刷制御を実行するも
ので、本実施例の主要部を構成するものである。
【0018】図2は印刷制御部の制御内容を示すもの
で、同図(a)は制御処理の内容を、同図(b)はメモ
リ5に格納されたキーワード辞書の内容を、それぞれ示
すものである。ここでは宛先印刷を行う場合を例にして
いる。
で、同図(a)は制御処理の内容を、同図(b)はメモ
リ5に格納されたキーワード辞書の内容を、それぞれ示
すものである。ここでは宛先印刷を行う場合を例にして
いる。
【0019】まず、S1においてメモリ5に格納された
文字ピッチや文字サイズのデータに基づいて1行に印刷
できる文字数を計算する。続いてS2では、メモリ5に
格納された印刷文字列の文字データを取出す。
文字ピッチや文字サイズのデータに基づいて1行に印刷
できる文字数を計算する。続いてS2では、メモリ5に
格納された印刷文字列の文字データを取出す。
【0020】その後、S3では未印刷文字の総文字数と
1行に印刷できる文字数とを比較する。例えば、宛先情
報を構成する住所及び宛名の各情報について1行ずつと
考えて住所・宛名両情報合わせて2行という初期値を設
定しておき、その住所・宛名からなる宛先情報について
その2行以内に入るか否かを判定する。
1行に印刷できる文字数とを比較する。例えば、宛先情
報を構成する住所及び宛名の各情報について1行ずつと
考えて住所・宛名両情報合わせて2行という初期値を設
定しておき、その住所・宛名からなる宛先情報について
その2行以内に入るか否かを判定する。
【0021】このとき、例えば、 「 … 県 … … 番地 … … 様」 という宛先が対象となり、各行共に1行以内に収まる文
字数の場合にはS3の判断はYESとなる。したがっ
て、逆に「 … 県 … … 番地」が1行に収まらず
2行以上に跨がるような場合にはS3の判断はNOとな
る。事例は希であると考えられるが「… … 様」の宛
名についても1行に収まらない場合にはS3の判断がN
Oとなる。
字数の場合にはS3の判断はYESとなる。したがっ
て、逆に「 … 県 … … 番地」が1行に収まらず
2行以上に跨がるような場合にはS3の判断はNOとな
る。事例は希であると考えられるが「… … 様」の宛
名についても1行に収まらない場合にはS3の判断がN
Oとなる。
【0022】また、例えば、 「 … 県 … … 番地 … ハイツ … 号」 という住所、 「 … …係御中 ご担当 … … 殿」 という宛名 のように2行に別けて作成されたものである場合には、
文字数に係わらず1行には収容できないとの判定を下
し、S3の判断はNOとなる。
文字数に係わらず1行には収容できないとの判定を下
し、S3の判断はNOとなる。
【0023】このS3における判断がNOの場合、S4
にて最初の行の印刷か否かを判断する。
にて最初の行の印刷か否かを判断する。
【0024】その判断の結果、最初の行の場合にS5に
おいてキーワード検索を行う。この際に図3に示すキー
ワード辞書を使用する。
おいてキーワード検索を行う。この際に図3に示すキー
ワード辞書を使用する。
【0025】この辞書には住所において1行の最後に来
るべきワード、ここでは、「都・道・府・県、郡・支
庁、市、区、町・村、御中、殿・様」などがキーワード
として設定されている。よって、「△△県○○市□□
町」という住所が宛先となっている場合、「県・市・
町」がキーワードとして検出される。
るべきワード、ここでは、「都・道・府・県、郡・支
庁、市、区、町・村、御中、殿・様」などがキーワード
として設定されている。よって、「△△県○○市□□
町」という住所が宛先となっている場合、「県・市・
町」がキーワードとして検出される。
【0026】また、この辞書の各キーワードには優先順
位が設定されており、キーワードと同じ文字または文字
列が連続する場合でも、それら文字または文字列のうち
優先順位が高い方をキーワードとして決定することで、
キーワードと同じ文字または文字列を含む住所でもキー
ワードを間違いなく検出する。例えば、「△△県市○
市」という住所を考える。この場合、「県」と「市」と
が連続し、キーワードが連続することは有り得ないので
どちらかをキーワードとして決定しなければならない。
優先順位が設定されていないと、どちらをキーワードに
して良いものか不明である。が、「県」が「市」よりも
高いという優先順位により「県」がキーワードとして決
定されることとなる。そして、「県」に続く「市」はキ
ーワードではありえないので、「市○市」という名前の
市でもその文字列の最後の「市」がキーワードであるこ
とが容易に判明することとなる。
位が設定されており、キーワードと同じ文字または文字
列が連続する場合でも、それら文字または文字列のうち
優先順位が高い方をキーワードとして決定することで、
キーワードと同じ文字または文字列を含む住所でもキー
ワードを間違いなく検出する。例えば、「△△県市○
市」という住所を考える。この場合、「県」と「市」と
が連続し、キーワードが連続することは有り得ないので
どちらかをキーワードとして決定しなければならない。
優先順位が設定されていないと、どちらをキーワードに
して良いものか不明である。が、「県」が「市」よりも
高いという優先順位により「県」がキーワードとして決
定されることとなる。そして、「県」に続く「市」はキ
ーワードではありえないので、「市○市」という名前の
市でもその文字列の最後の「市」がキーワードであるこ
とが容易に判明することとなる。
【0027】続いて、S6において最後のキーワードま
で1行に収まるか否かについて判断する。この際、全て
の文字列が2行に収まらないことはS3の判断で明らか
であり、また住所や宛名が改行して編集されている場合
は最低必要な行数が明らかであることから、S6では、
既に1行増やし、最初の行のキーワードまでが1行以内
に収容されるか否かを判定する。このとき、基準文字ピ
ッチ、サイズでの1行以内に入る文字数と印刷宛先文字
列の文字数との比較によってその判断を実行する。
で1行に収まるか否かについて判断する。この際、全て
の文字列が2行に収まらないことはS3の判断で明らか
であり、また住所や宛名が改行して編集されている場合
は最低必要な行数が明らかであることから、S6では、
既に1行増やし、最初の行のキーワードまでが1行以内
に収容されるか否かを判定する。このとき、基準文字ピ
ッチ、サイズでの1行以内に入る文字数と印刷宛先文字
列の文字数との比較によってその判断を実行する。
【0028】S6の判断の結果、1行以内に収まらない
場合、S7に進み、ここでは、印刷可能なように、行ピ
ッチ、文字ピッチ、文字サイズなどの調整を行うことと
なる。
場合、S7に進み、ここでは、印刷可能なように、行ピ
ッチ、文字ピッチ、文字サイズなどの調整を行うことと
なる。
【0029】このS7では、例えば、次のような条件を
採用する。すなわち、基準行ピッチ以下で且つ限界行
ピッチ以上(換言すれば、基準行数以上で且つ限界行数
以下)、基準文字ピッチ以下で且つ限界文字ピッチ以
上、基準文字サイズ以下で且つ限界文字サイズ以上、
という条件を満たす各値を求めて行く。その際、条件
〜間には優先順位を設け、各条件〜には階級的な
値を設けておく。
採用する。すなわち、基準行ピッチ以下で且つ限界行
ピッチ以上(換言すれば、基準行数以上で且つ限界行数
以下)、基準文字ピッチ以下で且つ限界文字ピッチ以
上、基準文字サイズ以下で且つ限界文字サイズ以上、
という条件を満たす各値を求めて行く。その際、条件
〜間には優先順位を設け、各条件〜には階級的な
値を設けておく。
【0030】そして、まず、文字ピッチを1ランク狭め
る。それでもだめなら文字サイズを1ランク下げる。さ
らに、だめなら行数をもう1行増やすように行ピッチを
1ランク狭める。このような処理を繰返すことにより、
全文字列が収まったところで計算を終了し、各値及び印
刷制御フラグをレジスタに保持しておく。条件〜す
べて限界に至るまで、このような処理を繰返しても全文
字列が収まらない場合、印刷不可の制御フラグをレジス
タに保持しておく。
る。それでもだめなら文字サイズを1ランク下げる。さ
らに、だめなら行数をもう1行増やすように行ピッチを
1ランク狭める。このような処理を繰返すことにより、
全文字列が収まったところで計算を終了し、各値及び印
刷制御フラグをレジスタに保持しておく。条件〜す
べて限界に至るまで、このような処理を繰返しても全文
字列が収まらない場合、印刷不可の制御フラグをレジス
タに保持しておく。
【0031】そして、S8では文字あるいは行ピッチを
変更するかどうか判断する。この際に各ピッチについて
の上記制御フラグがセットされているか否かを確認する
こととなる。
変更するかどうか判断する。この際に各ピッチについて
の上記制御フラグがセットされているか否かを確認する
こととなる。
【0032】S8の判断で文字ピッチや行ピッチを変更
するとの判断が出た場合、S9において文字ピッチ・行
ピッチを縮めるように各データ値を小さく変更する。S
8の判断で変更なし、となった場合にはS9をスキップ
する。
するとの判断が出た場合、S9において文字ピッチ・行
ピッチを縮めるように各データ値を小さく変更する。S
8の判断で変更なし、となった場合にはS9をスキップ
する。
【0033】続いて、S10は印字サイズを変更するか
どうか判断する。この際においても文字サイズについて
の制御フラグがセットされているか否かの確認によって
その判断が行われるようになっている。
どうか判断する。この際においても文字サイズについて
の制御フラグがセットされているか否かの確認によって
その判断が行われるようになっている。
【0034】S10で文字サイズを変更すると判断した
場合、S11で印字サイズを1回り小さくするようにそ
のデータ値を変更する。S10での判断の結果、文字サ
イズを変更しないと判断した場合にはS11はスキップ
する。
場合、S11で印字サイズを1回り小さくするようにそ
のデータ値を変更する。S10での判断の結果、文字サ
イズを変更しないと判断した場合にはS11はスキップ
する。
【0035】そして、S3,S4,S6の判断がYES
となるか、S11までの自動改行のための書式調整処理
が終了すると、S12に移り、このS12において1行
分の印刷をするバッファに1行に入るだけのキーワード
までの文字をセットし、S13では印刷文字列の文字数
データからバッファにセットした数を引き、S14でそ
のバッファ内の文字データをプリンタに出力して印刷す
ることとなる。
となるか、S11までの自動改行のための書式調整処理
が終了すると、S12に移り、このS12において1行
分の印刷をするバッファに1行に入るだけのキーワード
までの文字をセットし、S13では印刷文字列の文字数
データからバッファにセットした数を引き、S14でそ
のバッファ内の文字データをプリンタに出力して印刷す
ることとなる。
【0036】その後、S15で印刷文字列の文字数デー
タを参照して残りの印刷文字があるかどうかを判断す
る。その結果、残りの印刷文字列がある場合、次の行の
印刷開始位置を1文字下にずらしてS3に戻る。残りの
文字が無い場合、印刷処理は終了となる。
タを参照して残りの印刷文字があるかどうかを判断す
る。その結果、残りの印刷文字列がある場合、次の行の
印刷開始位置を1文字下にずらしてS3に戻る。残りの
文字が無い場合、印刷処理は終了となる。
【0037】図4は印刷文字列の一具体例を示すもの
で、同図(a)は宛先文書データ、同図(b)は印刷結
果を示している。住所・宛名一括して5行、という制限
があるとする。
で、同図(a)は宛先文書データ、同図(b)は印刷結
果を示している。住所・宛名一括して5行、という制限
があるとする。
【0038】(a)に示すように、 「○○○県○○○市○○○町○○−○○ … …部御中 … …殿 」 という宛先住所を印刷する場合、S1にて1行あたりに
入る文字数を計算するが、ここでは文字ピッチや文字サ
イズの初期値により7文字と計算されたとする。
入る文字数を計算するが、ここでは文字ピッチや文字サ
イズの初期値により7文字と計算されたとする。
【0039】次いで、S2を介してS3の判断が行わ
れ、上記の文書例で、住所は1行に印刷できる文字数7
文字よりも多いことからNOの判断がなされ、また宛名も
2行に別けて書かれているため、自動改行用の書式調整
処理へ移行することとなる。
れ、上記の文書例で、住所は1行に印刷できる文字数7
文字よりも多いことからNOの判断がなされ、また宛名も
2行に別けて書かれているため、自動改行用の書式調整
処理へ移行することとなる。
【0040】S4を経由してS5では「県」、「市」、
「町」、「御中」、「殿」の各キーワードが抽出され
る。
「町」、「御中」、「殿」の各キーワードが抽出され
る。
【0041】そして、S6において、各キーワードまで
の位置が1行に収まるかを判断する。上記宛先例では、
まず、「県」について判定する。「県」までは4文字で
あるから、問題なく収まるが、残りの文字が13文字で
キーワードとの関係で住所・宛名含めて6行必要なこと
となり、到底5行には収まらない。そこで、次の「市」
について判定する。この「市」までは8文字であるた
め、7文字より多く、1行以内には収まらない。そこ
で、S7の実行を決定する。なお、第2行目以降の文字
列の印刷は後述するS16において第1行目より1文字
下げるというレイアウト処理を行うが、このS6の判断
や次述するS7に含まれる判断処理では第2行目につい
ては先頭に1文字分のスペースが入ることを考慮してそ
の処理を実行する。
の位置が1行に収まるかを判断する。上記宛先例では、
まず、「県」について判定する。「県」までは4文字で
あるから、問題なく収まるが、残りの文字が13文字で
キーワードとの関係で住所・宛名含めて6行必要なこと
となり、到底5行には収まらない。そこで、次の「市」
について判定する。この「市」までは8文字であるた
め、7文字より多く、1行以内には収まらない。そこ
で、S7の実行を決定する。なお、第2行目以降の文字
列の印刷は後述するS16において第1行目より1文字
下げるというレイアウト処理を行うが、このS6の判断
や次述するS7に含まれる判断処理では第2行目につい
ては先頭に1文字分のスペースが入ることを考慮してそ
の処理を実行する。
【0042】このS7では、文字ピッチ、文字サイズ、
行ピッチの各値について操作する毎にS6のような判定
を行い、全文字列が印刷可能になるまで数値調整する。
ここでは、まず、文字ピッチを1ランク狭める。これに
より、1行印刷可能文字数が10文字になったとする。
ここでS6のような判断を行うわけであるが、上記文書
例では、第1行目が「○○○県○○○市」、第2行目が
「○○○町○○−○○」、第3行目が「… …部御
中」、第4行目が「 … …殿」となり、4行に収まる
ようになる。よって、これで全文字列が印刷可能になる
ため、文字ピッチは1行に10文字になるように変更
し、文字サイズは基準サイズのまま、行ピッチは全部で
4行になるように変更することこと決定する。
行ピッチの各値について操作する毎にS6のような判定
を行い、全文字列が印刷可能になるまで数値調整する。
ここでは、まず、文字ピッチを1ランク狭める。これに
より、1行印刷可能文字数が10文字になったとする。
ここでS6のような判断を行うわけであるが、上記文書
例では、第1行目が「○○○県○○○市」、第2行目が
「○○○町○○−○○」、第3行目が「… …部御
中」、第4行目が「 … …殿」となり、4行に収まる
ようになる。よって、これで全文字列が印刷可能になる
ため、文字ピッチは1行に10文字になるように変更
し、文字サイズは基準サイズのまま、行ピッチは全部で
4行になるように変更することこと決定する。
【0043】よって、続くS8の判断はYESになり、
S9で文字ピッチが変更される。そして、S10の判断
もYESになり、S11で行ピッチが変更されることと
なるのである。その後、S12で上記第1行の文字列を
バッファにセットし、S13で残り文字数情報からバッ
ファにセットした分の文字数“8”を引き、S14で上
記第1行目の印刷を実行する。そして、S15での判断
がYESになるため、S4を経由してS16に移り、第
2行目の上記文字列の先頭文字を1文字分下げた形で印
刷されるようにプリンタ4に制御信号を与える。その
後、S12でその第2行目も文字をセットし、以降第1
行目と同様の処理を行う。そして、第4行目の印刷終了
後、S15の判断がNOとなり、ENDとなる。
S9で文字ピッチが変更される。そして、S10の判断
もYESになり、S11で行ピッチが変更されることと
なるのである。その後、S12で上記第1行の文字列を
バッファにセットし、S13で残り文字数情報からバッ
ファにセットした分の文字数“8”を引き、S14で上
記第1行目の印刷を実行する。そして、S15での判断
がYESになるため、S4を経由してS16に移り、第
2行目の上記文字列の先頭文字を1文字分下げた形で印
刷されるようにプリンタ4に制御信号を与える。その
後、S12でその第2行目も文字をセットし、以降第1
行目と同様の処理を行う。そして、第4行目の印刷終了
後、S15の判断がNOとなり、ENDとなる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、印
刷対象文書を構成する印刷対象文字列内のキーワード情
報を抽出し、その抽出されたキーワード情報が各行の最
後の文字あるいは文字列となった状態でその印刷対象文
字列が印刷されるように印刷対象文書の書式を調整し、
印刷の際には各行の最後の文字がキーワードとされるよ
うになっているため、このキーワードとして行の最後に
来るべきものと設定しておくことにより、不適切な位置
での改行が回避され、文字列の改行位置が適切に制御さ
れる自動改行印刷機能を提供することができる。
刷対象文書を構成する印刷対象文字列内のキーワード情
報を抽出し、その抽出されたキーワード情報が各行の最
後の文字あるいは文字列となった状態でその印刷対象文
字列が印刷されるように印刷対象文書の書式を調整し、
印刷の際には各行の最後の文字がキーワードとされるよ
うになっているため、このキーワードとして行の最後に
来るべきものと設定しておくことにより、不適切な位置
での改行が回避され、文字列の改行位置が適切に制御さ
れる自動改行印刷機能を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例に係る印刷制御機能が組込ま
れる文書作成装置のハードウエアシステム構成を示すブ
ロック図。
れる文書作成装置のハードウエアシステム構成を示すブ
ロック図。
【図2】図1に示す印刷制御部の処理内容を示すフロー
チャート。
チャート。
【図3】図2に示すキーワード検索において使用される
キーワード辞書の構成を示す説明図。
キーワード辞書の構成を示す説明図。
【図4】図1〜3に示す装置による宛先印刷例を示す説
明図。
明図。
1 CPU 2 入力装置 3 表示装置 4 プリンタ 5 メモリ 6 印刷制御部 S5 キーワード情報抽出ステップ S6〜S11 書式調整ステップ S12〜S16 印刷処理実行ステップ
Claims (8)
- 【請求項1】印刷対象文書を構成する印刷対象文字列内
のキーワード情報を抽出するステップと、 その抽出されたキーワード情報が各行の最後の文字ある
いは文字列となった状態で前記印刷対象文字列が印刷さ
れるように前記印刷対象文書の書式情報を調整するステ
ップと、 前記印刷対象文字列の各行の印刷処理を実行するステッ
プとを含むことを特徴とする文書作成装置の印刷制御方
法。 - 【請求項2】印刷対象文書を構成する印刷対象文字列に
ついてキーワード辞書を検索し、該キーワード辞書から
前記印刷対象文字列内のキーワード情報を抽出するキー
ワード抽出手段と、 その抽出されたキーワード情報が各行の最後の文字ある
いは文字列となった状態で前記印刷対象文字列が印刷さ
れるように前記印刷対象文書の書式情報を調整する書式
調整手段と、 前記印刷対象文字列の各行の印刷処理を実行する印刷処
理実行手段とを備えることを特徴とする文書作成装置の
印刷制御装置。 - 【請求項3】キーワード抽出手段は、 それぞれ優先度が設定された複数のキーワード情報を持
つキーワード辞書が格納されたキーワード辞書記憶手段
と、 印刷対象文字列の文字または文字列についてその先頭文
字または文字列から最後尾の文字または文字列に向かう
方向に順番に前記キーワード辞書を検索したとき、未抽
出のキーワード情報に相当する文字または文字列が1個
のときにはその文字または文字列を抽出キーワード情報
として決定し、かつ該未抽出のキーワード情報に相当す
る文字または文字列が複数個存在するとき前記優先度の
高い方の文字または文字列を抽出キーワード情報として
決定するキーワード検索手段とを備えることを特徴とす
る請求項2記載の文書作成装置の印刷制御装置。 - 【請求項4】書式調整手段は、印刷対象文字列について
行ピッチ、文字ピッチ、文字サイズのうち少なくとも一
つのパラメータからなる書式情報を調整する機能を有す
ることを特徴とする請求項2、3のうちいずれか1項記
載の文書作成装置の印刷制御装置。 - 【請求項5】書式調整手段は、 書式情報をなすパラメータを段階的であって、かつ変更
毎にその値が最適か否かを判断しつつ最適化してゆく機
能を有することを特徴とする請求項4記載の文書作成装
置の印刷制御装置。 - 【請求項6】書式調整手段は、 書式情報をなす複数種のパラメータを1種ずつ順番に変
更し、その変更毎にその値が最適か否かを判断しつつ最
適化してゆく機能を有することを特徴とする請求項4、
5のうちいずれか1項記載の文書作成装置の印刷制御装
置。 - 【請求項7】印刷対象文書は、 宛先情報から構成されていることを特徴とする請求項2
〜6のうちいずれか1項記載の文書作成装置の印刷制御
装置。 - 【請求項8】印刷実行手段は、 印刷対象文字列の第2行以降の文字または文字列が第1
行の文字または文字列よりも少なくとも1文字分だけそ
の行の最後尾側にずらすように該第2行以降の文字また
は文字列の印刷を行うことを特徴とする請求項7記載の
記載の文書作成装置の印刷制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5182607A JPH0736868A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 文書作成装置の印刷制御方法及び同装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5182607A JPH0736868A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 文書作成装置の印刷制御方法及び同装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0736868A true JPH0736868A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=16121252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5182607A Pending JPH0736868A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 文書作成装置の印刷制御方法及び同装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736868A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008176880A (ja) * | 2007-01-19 | 2008-07-31 | Rohm Co Ltd | 記録装置 |
JP2011222116A (ja) * | 2011-06-27 | 2011-11-04 | Rohm Co Ltd | 記録装置 |
-
1993
- 1993-07-23 JP JP5182607A patent/JPH0736868A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008176880A (ja) * | 2007-01-19 | 2008-07-31 | Rohm Co Ltd | 記録装置 |
JP2011222116A (ja) * | 2011-06-27 | 2011-11-04 | Rohm Co Ltd | 記録装置 |
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