JPH0736796B2 - リニアモーター式カーテン装置 - Google Patents

リニアモーター式カーテン装置

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JPH0736796B2
JPH0736796B2 JP63320950A JP32095088A JPH0736796B2 JP H0736796 B2 JPH0736796 B2 JP H0736796B2 JP 63320950 A JP63320950 A JP 63320950A JP 32095088 A JP32095088 A JP 32095088A JP H0736796 B2 JPH0736796 B2 JP H0736796B2
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JP
Japan
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movable unit
pitch
field magnet
curtain device
linear motor
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JP63320950A
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JPH02167110A (ja
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忠男 林
正二 花見
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Johnan Manufacturing Co Ltd
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Johnan Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は住宅の窓等に付設するリニアモータ式カーテン
装置に関する。
〔従来技術及び課題〕
リニアモータを利用したカーテン装置は、例えば実開昭
60−98489号公報等で知られている。
従来、この種のカーテン装置は、カーテンレールに、界
磁部と整流子基板を取付けるとともに、整流子基板に接
するブラシを有し、かつブラシに接続したコイルによっ
て界磁部に対向する磁極を生ずる四極の可動ユニットを
移動自在に配して構成していた。
ところで、可動ユニットは小型軽量化されるほど、起動
トルクや消費電力が少なくて済むとともに、異音の発生
が減少し、また、カーテンレール自身の小型化、さらに
は曲線部を含むカーテンレールに対する適用性が良好と
なる。
しかし、従来のリニアモータ式カーテン装置は可動ユニ
ットが四極のため、前後方向の寸法が比較的長くなり、
これ故に可動ユニットの小型軽量化に限界を生じ、前記
要請に応えることができない問題があった。
本発明はこのような従来技術に存在する問題点を解消し
たリニアモータ式カーテン装置の提供を目的とするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るカーテン装置1は、カーテンレール2に、
界磁部と整流子基板を取付けるとともに、整流子基板に
接するブラシを有し、かつブラシに接続したコイルによ
って、界磁部に対向する磁極を生ずる可動ユニットを移
動自在に配してなるカーテン装置を構成するに際して、
界磁部Eの界磁マグネット3における異極(N極とS
極)を交互に配列させるとともに、可動ユニット8の磁
極を界磁マグネット3に対し4/3ピッチに設定した三極
(7a、7b、7c)の構成とし、かつ可動ユニット8が界磁
マグネット3に対して1/3ピッチ移動することにより、
可動ユニット8の磁極7a…における一極の極性が順次反
転するように構成したことを特徴とする。この場合、各
コイル6a、6b、6cは直列接続したループ回路を構成し、
各コイル6a、6b、6cの接続部に、可動ユニット8の磁極
7a、7b、7cと等ピッチに配した三本のブラシ5a、5b、5c
を接続するとともに、整流子基板4における異なる極性
部(正極と負極)を交互に配列させ、かつ各極性部を界
磁マグネット3と等ピッチに設定するとともに、各極性
部の1/3ピッチの部分に絶縁部4sを設けて構成する。
〔作用〕
次に、本発明の作用について説明する。
本発明に係るリニアモータ式カーテン装置1によれば、
可動ユニット8における三つのコイル6a、6b、6cは、そ
の接続関係と整流子基板4及びブラシ5a、5b、5cの作用
により、直列の二コイルと残り一コイルの並列回路に構
成され、この接続関係において各コイル7a…の接続位置
が可動ユニット8の移動と共に、順次ローテイションす
る。即ち、界磁マグネット3に対して可動ユニット8の
磁極7a、7b、7cが1/3ピッチ移動することにより、その
一磁極の極性が順次反転し、この結果、可動ユニット8
の各磁極と界磁マグネット3の各磁極間には常に吸引関
係が成立し、可動ユニット8はカーテンレール2に沿っ
て走行する。
〔実施例〕
以下には本発明に係る好適な実施例を挙げ、図面に基づ
き詳細に説明する。
まず、カーテン装置1の構成について、第1図〜第3図
を参照して説明する。
第3図において、2はカーテンレールであり、断面略矩
形に形成する。カーテンレール2の底面2dには長手方向
にスリット11を形成し、カーテンを吊下げる複数のラン
ナ(不図示)をスライド自在に配する。一方、カーテン
レール2の前面2fの内面には第4図に示す導体パターン
を有する整流子基板4を取付ける。導体パターンは長手
方向に正極性部4aと負極性部4bが交互に配列するととも
に、各極性部4a、4b…における1/3ピッチの部分には絶
縁部4sを設ける。なお、整流子基板4には、さらにパル
ス信号を検出して速度制御を行うための速度制御用パタ
ーン、全開・全閉位置で停止させるための位置検出用パ
ターンを備えている。他方、カーテンレール2の後面2r
には長手方向にスリット13を形成し、その外側に断面矩
形のマグネット保持部14を設ける。マグネット保持部14
にはヨーク15と界磁マグネット3を取付け、界磁部Eを
構成する。界磁マグネット3は第6図に示すように長手
方向にN極3a…とS極3b…が交互に配列し、その磁極ピ
ッチは前記整流子基板4の導体パターンにおける極性部
4a、4b…のピッチと一致する。
なお、カーテンレール2にはその上面2uに横方向へ突出
するフランジ16、17を一体に設ける。カーテンレール2
はこのフランジ16、17を挟むステー18によって室内壁等
に取付けることができる。
一方、カーテンレール2の内部には可動ユニット8を移
動自在に配する。可動ユニット8はベースプレート21を
備え、その中程には前後に並んだ一対の軸受部22、23を
設け、鉛直方向のシャフト24、25を有するローラ部26、
27を回動自在に支持するとともに、前後の下端には軸受
部28、29を設けて水平方向のシャフト30、31を有するロ
ーラ部32、33を回動自在に支持する。また、ローラ部3
2、33のさらに前方又は後方には押子支持部34、35が延
出し、ゴム製の押子36、37を支持する。以上の軸受部2
2、23、28、29、押子支持部34、35はベースプレート21
を例えばプレス等する際に一体成形される。一方、ベー
スプレート21には第3図に示すような三つのコア38a、3
8b、38cを溶接等により長手方向へ等間隔に固着する。
なお、各コア38a…はその先端面に広幅の鍔を有する。
また、各コア38a…のピッチは前記界磁マグネット3に
おける各磁極の4/3倍ととなるように選定する。さらに
また、各コア38a、38b、38cにはコイル6a、6b、6cをそ
れぞれ巻回する。一方、ベースプレート21には第2図に
示す接続基板39を取付け、この接続基板39に前記整流子
基板4に接する三つのブラシ5a、5b、5cを取付ける。各
ブラシ5a…は長手方向へ等間隔で配列させ、そのピッチ
は前記コア38a…のピッチに等しい。また、各ブラシ5a
…間には各コイル6a…の両端のワイヤをそれぞれ接続す
る。この場合、接続基板39の導体パターンを用いて接続
し、各コイル6a…を相互に直列接続するとともに、ルー
プ接続する。なお、接続基板39は速度制御用パターン及
び位置制御用パターンに接する他の三つのブラシを備え
ている。
よって、可動ユニット8をカーテンレール2の内部に挿
入すれば、第3図のようにローラ部26、27は後面2rの内
面に当接して滑動し、かつローラ部32、33は底面2dを滑
動して長手方向へ自由に移動できる。
次に、カーテン装置1の動作について第5図及び第6図
を参照して説明する。
まず、ブラシ5a、5b、5cは第4図において仮想線で示す
ように整流子基板4上に接する。この際、必ずいずれか
の一つのブラシが絶縁部4sに位置するとともに、他の二
つのブラシは互いに異なる極性部4a又は4bに接し、この
関係は可動ユニット8の任意位置で生ずる。よって、各
コイル6a…は整流子基板4側からみると、第5図のよう
に直列接続された二つのコイル(例えば6aと6b)と残り
の一つのコイル(例えば6c)の並列回路Sとなり、可動
ユニット8が界磁マグネット3に対して1/3ピッチ移動
すると、同回路Sにおいて各コイル6a…の接続関係がロ
ーテイションする。この関係に基づく可動ユニット8の
各磁極7a…の極性が第6図に示す。
今、Poの位置では三つの磁極7a、7b、7cの極性は、
「N、S、N」となる。なお、ブラシ5a、5b、5cの接触
点をKa、Kb、Kcで示す。この場合、可動ユニット8は矢
印H方向に吸引される。可動ユニット8が界磁マグネッ
ト3に対して1/3ピッチだけ移動すると第一の磁極7aが
「N」から「S」に反転し、さらに1/3ピッチ移動する
と第二の磁極7bが「S」から「N」に反転し、さらに1/
3ピッチ移動すると第三の磁極7cが「N」から「S」に
反転する。そして、さらに1/3ピッチ移動すると第一の
磁極7aが再び「S」から「N」に反転する。このよう
に、一極の磁性が1/3ピッチの移動に従って順次反転す
る。この際、界磁マグネット3との関係では吸引関係を
維持し、可動ユニット8は矢印H方向へ移動する。
よって、可動ユニット8をカーテンレール2における第
一のランナと第二のランナの間に位置させれば、押子36
又は37はランナを押し、カーテンを開閉できる。
以上、実施例について詳細に説明したが、本発明はこの
ような実施例に限定されるものではなく、細部の構成、
形状、素材等において本発明の要旨を逸脱しない範囲で
任意に変更できる。
〔発明の効果〕
このように、本発明に係るリニアモータ式カーテン装置
は、界磁部の界磁マグネットにおける異極を交互に配列
するとともに、可動ユニットの磁極を界磁マグネットに
対し4/3ピッチに設定した三極構成とし、各コイルを直
列接続してループ回路を構成するとともに、各コイルの
接続部に、可動ユニットの磁極と等ピッチに配した三本
のブラシを接続し、他方、整流子基板における異なる極
性部を交互に配列し、かつ各極性部を界磁マグネットと
等ピッチに設定するとともに、各極性部の1/3ピッチの
部分に絶縁部を設け、可動ユニットが界磁マグネットに
対して1/3ピッチ移動したときに、可動ユニットの磁極
における一極の極性が順次反転するように構成したた
め、可動ユニット、さらには装置全体の小型軽量化が図
れ、トルク性能や省電力性を向上させることができる。
特に可動ユニットは可動方向の長さが短くなり、曲線部
を有するカーテンレールに対しても適用性が良好にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明に係るカーテン装置における可動ユニッ
トの正面図、 第2図:同可動ユニットにおける接続基板の背面図、 第3図:第1図中A−A線断面図、 第4図:同カーテン装置における整流子基板のパターン
図、 第5図:同カーテン装置におけるコイルの接続関係を示
す回路図、 第6図:同カーテン装置の作用説明図。 尚図面中、 1:カーテン装置、2:カーテンレール 3:界磁マグネット、4:整流子基板 4s:絶縁部 5a,5b,5c:ブラシ 6a,6b,6c:コイル 7a,7b,7c:磁極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カーテンレールに、界磁部と整流子基板を
    取付けるとともに、整流子基板に接するブラシを有し、
    かつブラシに接続したコイルによって界磁部に対向する
    磁極を生ずる可動ユニットを移動自在に配してなるリニ
    アモータ式カーテン装置において、界磁部の界磁マグネ
    ットにおける異極を交互に配列するとともに、可動ユニ
    ットの磁極を界磁マグネットに対し4/3ピッチに設定し
    た三極構成とし、各コイルを直列接続してループ回路を
    構成するとともに、各コイルの接続部に、可動ユニット
    の磁極と等ピッチに配した三本のブラシを接続し、他
    方、整流子基板における異なる極性部を交互に配列し、
    かつ各極性部を界磁マグネットと等ピッチに設定すると
    ともに、各極性部の1/3ピッチの部分に絶縁部を設け、
    可動ユニットが界磁マグネットに対して1/3ピッチ移動
    したときに、可動ユニットの磁極における一極の極性が
    順次反転するように構成したことを特徴とするリニアモ
    ータ式カーテン装置。
JP63320950A 1988-12-20 1988-12-20 リニアモーター式カーテン装置 Expired - Lifetime JPH0736796B2 (ja)

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JP2789335B2 (ja) * 1987-03-06 1998-08-20 株式会社 城南製作所 カーテン駆動装置

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