JPH0736643A - プリンタ・バッファ - Google Patents

プリンタ・バッファ

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Publication number
JPH0736643A
JPH0736643A JP5178858A JP17885893A JPH0736643A JP H0736643 A JPH0736643 A JP H0736643A JP 5178858 A JP5178858 A JP 5178858A JP 17885893 A JP17885893 A JP 17885893A JP H0736643 A JPH0736643 A JP H0736643A
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JP
Japan
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data
display
printer
unit
personal computer
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Application number
JP5178858A
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English (en)
Inventor
Tomio Toyoda
富美穂 豊田
Atsushi Nishikado
厚志 西門
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のパソコンによる同時使用の事態が発生
した際に起こりがちな事務処理の混乱を防止する。 【構成】 2台のパソコンが接続された送信側ターミナ
ルと、プリンタが接続された受信側ターミナルとは互い
にワイヤレスで結ばれている。送信側ターミナルには、
内部のメモリに現在格納されていて、未だ受信側ターミ
ナルに送信されていない印字データ(未転送データ)の
パソコン毎の個別量を表示器に表示する個別データ量表
示器能及びパソコン毎に未転送データの転送に要する時
間(予測値)を表示部に表示する個別的転送終了予測表
示機能が付加されている。それ故、使用者は、各自のパ
ソコンから個別的に出力された未転送データの残量及び
個別的な転送所要時間を知ることができ、事務処理を円
滑に進めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パソコンやワードプ
ロセッサ等のデータ処理装置(以下、パソコンという)
によって作成された印字データをプリンタに転送するた
めのプリンタ・バッファに関する。
【0002】
【従来の技術】OA(オフィス・オートメーション)化
及びFA(ファクトリ・オートメーション)化の進展に
伴って、複数のパソコンが1台のプリンタを共用するケ
ースが多くなってきている。しかしながら、複数のパソ
コンとプリンタとを単に直接的に接続するのでは、以下
のような支障が生じ、好ましくない。すなわち、プリン
タはパソコンから見れば処理速度が随分遅く、1台のパ
ソコンに1台のプリンタを専有させた場合でも、通常の
シングルタスクのパソコンでは、印刷終了まで他の処理
ができなくなってしまうのに、まして、複数のパソコン
が1台のプリンタを共有することになれば、印刷終了ま
での待ち時間が全体としてますます長くなり、事務処理
の混乱を招いてしまう。これでは、OA化、FA化の意
義が没却されることとなって不都合である。
【0003】そこで、このような不都合を解消するもの
として、プリンタ・バッファが開発されている。この種
のプリンタ・バッファは、複数のパソコンとプリンタと
の間に置かれ、各パソコンから出力された印字データを
内部のメモリに一時保持した後、プリンタの動作状態を
監視しつつ、プリンタに上記印字データを供給するもの
で、このプリンタ・バッファを用いれば、パソコンから
プリンタ・バッファ内部のメモリに印字データを高速に
転送できるので、パソコンは次の処理に迅速に移ること
ができる。
【0004】また、プリンタ・バッファの中には、パソ
コンとプリンタとをワイヤレスで結ぶワイヤレス・プリ
ンタ・バッファと称されるものも存在する。このワイヤ
レス・プリンタ・バッファは、印字データを電波にして
送信する送信側ターミナルと電波とされた印字データを
受信する受信側ターミナルとから構成されており、送信
側ターミナルには複数のパソコンがケーブルを介して接
続され、受信側ターミナルにはプリンタ及びパソコンが
ケーブルを介して接続されるようになっている。このよ
うなワイヤレス・プリンタ・バッファを多数配設するよ
うにすれば、ケーブルを張り巡らす煩雑さを回避でき、
パソコンやプリンタの増設作業や移設作業が極めて容易
になると共に、多数のパソコンによる複数のプリンタの
共用が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
プリンタ・バッファ(ワイヤレス・プリンタ・バッファ
にあっては、送信側ターミナル)には、内部のメモリに
現在格納されていて、未だプリンタ(又は、受信側ター
ミナル)に転送(送信)されていない印字データ(以
下、未転送データともいう)の残量を表示器に表示する
データ量表示機能、及び上記未転送データの残量をプリ
ンタ(又は、受信側ターミナル)に全部転送するのに要
すると予測される時間を表示器に表示する転送終了予測
表示機能が付加されている。
【0006】これらの機能により、使用者は、「自分の
パソコンからの出力データがプリンタ・バッファ(又は
送信ターミナル)内部のメモリにあとどれだけ残ってい
るのか」、「あとどれほどの時間で転送が完了するの
か」が一目で分かるため、例えば、遠隔にあるプリンタ
のところへ印刷物を取りに行くおよその時間の見当をつ
けることができる。
【0007】しかしながら、このような使い勝手の良さ
は、1台のプリンタ・バッファ(又は送信側ターミナ
ル)が1台のパソコンによって専用される場合に限ら
れ、1台のプリンタ・バッファ(又は送信側ターミナ
ル)が複数のパソコンによって同時に使用される事態が
生じた場合には、当てはまらない。後者の場合には、メ
モリ内の未転送データの中には、別人のパソコンからの
出力分も含まれているので、表示器に未転送データの残
量が表示されても、「自分のパソコンからの出力分がメ
モリ内にあとどれだけ残っているのか」、「自分のパソ
コンからの出力分はどれほどの時間で転送が完了するの
か」が分からないため、使い勝手の良さに今一歩欠ける
という問題があった。
【0008】この発明は、上述の背景の下になされたも
ので、1台のプリンタ・バッファ(又は送信側ターミナ
ル)に対して複数のパソコンによる同時使用の事態が発
生した際に起こりがちな事務処理の混乱を防止すること
ができるプリンタ・バッファを提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、複数のパソコンが接続され
る入力部と、プリンタが接続される出力部と、上記各パ
ソコンから供給された印字データを一時格納する記憶部
と、上記プリンタにその動作状態を監視しつつ上記印字
データを転送する転送制御部とを備えるプリンタ・バッ
ファであって、表示部と、表示項目を選択するための操
作部と、上記複数のパソコンからそれぞれ供給されて上
記記憶部に現在格納されている印字データであって、未
だ上記プリンタに転送されていない印字データについ
て、その全データ量及び上記パソコン毎の個別データ
量、又は/並びに、全データの転送所要予測時間及び上
記パソコン毎の個別データの転送所要予測時間をそれぞ
れ算出する演算部と、使用者による上記操作部の操作に
基づいて、上記演算部による上記算出結果を上記表示部
に選択的に表示する表示制御部とが付加されていること
を特徴としている。
【0010】また、請求項2記載の発明は、複数のパソ
コンが接続される送信側ターミナルと、プリンタが接続
される受信側ターミナルとから構成され、上記各パソコ
ンから供給された印字データをワイヤレスで上記プリン
タに転送するワイヤレス・プリンタ・バッファであっ
て、少なくとも、上記送信側ターミナルには、上記各パ
ソコンから供給された印字データを一時格納する記憶部
と、表示部と、表示項目を選択するための操作部と、上
記複数のパソコンからそれぞれ供給されて上記記憶部に
現在格納されている印字データであって、未だ上記受信
側ターミナルに転送されていない印字データについて、
その全データ量及び上記パソコン毎の個別データ量、又
は/並びに、全データの転送所要予測時間及び上記パソ
コン毎の個別データの転送所要予測時間をそれぞれ算出
する演算部と、使用者による上記操作部の操作に基づい
て、上記演算部による上記算出結果を上記表示部に選択
的に表示する表示制御部とが備えられていることを特徴
としている。
【0011】
【作用】この発明の構成によれば、複数のパソコンによ
る同時使用の場面において、各使用者は、上記操作部を
操作することにより、記憶部内に残留する未転送データ
のパソコン毎の個別量、又は/及び、パソコン毎の未転
送データの転送に要する時間(予測値)を表示部に表示
させることができる。それ故、使用者は、各自のパソコ
ンから個別的に出力された未転送データの残量、又は/
及び、個別的な転送所要時間を知ることもできる。もち
ろん、従来と同様に、記憶部内に残留する未転送データ
の全体量又は/及び未転送データの全部を転送するのに
要する時間(予測値)を表示することもできる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。図1はこの発明の一実施例であるワイ
ヤレス・プリンタ・バッファを用いた印字システムの電
気的構成を示すブロック図であり、同ワイヤレス・プリ
ンタ・バッファは、1台の送信側ターミナル1と、1台
の受信側ターミナル2とから構成されている。また、図
2は、上記送信側ターミナル1の機械的外観構成を示す
正面図である。なお、受信側ターミナル2の機械的外観
構成は、送信側ターミナル1のそれと同一であるので図
示を省略する。また、図1の印字システムにおいては、
単一のワイヤレス・プリンタ・バッファしか図示されて
いないが、以下の説明の都合上、この印字システムが適
用されている構内には、同種のワイヤレス・プリンタ・
バッファが複数設置されていて、送信側ターミナル1
は、所定の設定行為により、任意の受信側ターミナル2
に印字データを送信できるようになっている。
【0013】図1において、上記送信側ターミナル1
は、インタフェース回路3,4、CPU(中央処理装
置)5、メモリ6、表示器7、スイッチ8及び送信回路
9から構成されている。セントロニクス準拠のインタフ
ェース回路3,4には、ケーブルを介してパソコン10
a,10bが接続され、パソコン10a,10bが出力
する印字データをCPU5へ供給する。
【0014】CPU5は、メモリ6を構成するROMに
記憶された処理プログラムを、同じくメモリ6を構成す
るワークRAMを用いて実行することにより装置各部を
制御する。すなわち、CPU5は、インタフェース回路
3,4を介して、それぞれの出力元から供給される印字
データが混成しないように、取り込んだ印字データに出
力元を表示する識別コードを付加する。そして、識別コ
ードを付加された印字データを一旦、同じくメモリ6を
構成するデータRAMに記憶した後、所定のタイミング
で上記データRAMに記憶された印字データを送信回路
9へ順次供給する。また、CPU5は、データRAM内
に保持される未転送データの全体量及び個別量(パソコ
ン10a,10b毎のデータ量)を逐次算出すると共
に、未転送データの全ての送信を完了するのに要する時
間を全体的にかつ個別的(パソコン10a,10b毎)
に逐次算出する。そして、算出結果を、使用者の求めに
応じて、表示器7に表示する。これらの動作はマルチタ
スク処理によって行われる。
【0015】メモリ6は、上記したように、処理プログ
ラムを記憶するROM、CPU5の作業領域が設定され
るワークRAM、インタフェース回路3,4を介してパ
ソコン10a,10bから転送される印字データが一時
保持される大容量データRAM(約1MB)、及びID
番号、装置番号等の各種設定項目が格納される書換可能
なEEPROM等から構成されている。表示器7は、図
2に示すように、4個の7セグメントLED表示素子に
よって構成され、送信側ターミナル2の各種設定状態及
び動作状態を表示する。スイッチ8は、同図に示すよう
に、電源スイッチ8aと、機能を切り換えるとき、設定
内容を変更するとき、表示内容を切り換えるとき(例え
ば、メモリ6のデータRAM内のデータ量を見るとき)
等に使用するバッファスイッチ8b及びセレクトスイッ
チ8cとから構成されている。また、上記送信回路9
は、CPU5によって制御され、メモリ6のデータRA
Mに一時記憶された印字データを、特定小電力無線方式
(周波数帯:1200MHz帯、無線間データ伝送速
度:32Kbps)によりアンテナ9aを介して、送信
先の受信側ターミナル2に送信する。
【0016】一方、受信側ターミナル2は、インタフェ
ース回路11,12、受信回路13、CPU14、メモ
リ15、表示器16及びスイッチ17から構成されてい
る。上記インタフェース回路11には、送信側ターミナ
ル1と同様に、パソコン10cが接続されており、他方
のインタフェース回路12にはケーブルを介してプリン
タ18が接続されている。受信回路13は、送信側ター
ミナル1のアンテナ9aから放射された電波を、アンテ
ナ13aを介して受信し、検波・復調した後、デジタル
の印字データとしてCPU14へ供給する。
【0017】CPU14は、メモリ15を構成するRO
Mに記憶された処理プログラムを、同じくメモリ15を
構成するワークRAMを用いて実行することにより装置
各部を制御する。すなわち、CPU14は、受信回路1
3を経由して送信側ターミナル1から供給された印字デ
ータ及びインタフェース回路11を介してパソコン10
cから転送された印字データをメモリ15を構成するデ
ータRAMに一時記憶すると共に、プリンタ18の動作
状態を監視しつつ、上記データRAM内に一時記憶され
た印字データをインタフェース回路12を介してプリン
タ18に順次供給して印字を行わせる。なお、CPU1
4は、受信回路13を経由して送信側ターミナル1から
供給された印字データについては、無線回線の状態不良
に起因する誤りを伴うことがあることから、データ誤り
があるか否かを判断し、誤りの程度に応じて自己訂正又
は再送要求を行う。
【0018】メモリ15は、上記したように、処理プロ
グラムを記憶するROM、CPU14の作業領域が設定
されるワークRAM、受信回路13、インタフェース回
路11を経由してパソコン10a,10b,10cから
供給される印字データが一時保持される大容量データR
AM(約1MB)、及びID番号、装置番号等の各種設
定項目が格納される書換可能なEEPROM等から構成
されている。表示器16は、送信側ターミナル1の表示
器7と同様に、4個の7セグメントLED表示素子によ
って構成され、受信側ターミナル2の各種設定状態及び
動作状況を表示する。また、スイッチ17は、送信側タ
ーミナル1のスイッチ8と同様に、電源スイッチと、機
能を切り換えるとき、設定内容を変更するとき、表示内
容を切り換えるとき等に使用するバッファスイッチ及び
セレクトスイッチとから構成されている。
【0019】次に、図3を参照して、この例の送信側タ
ーミナル1のCPU5が行う表示動作について説明す
る。 ◇ID番号、装置番号表示 バッファスイッチ8bやセレクトスイッチ8cを押さず
に、送信側ターミナル1に電源が投入されると、表示モ
ードが設定され、CPU5は、これより表示動作を開始
する。CPU5は、まず、ステップSP11において、
この送信側ターミナル1が属するグループのID番号を
表示器7に暫時表示する。次に、ステップSP12へ移
り、この送信側ターミナル1自身の装置番号を暫時表示
する。この後、CPU5は、ステップSP21へ進み、
送信先表示を行う。なお、CPU5は、図3に示す表示
動作を行うと共に、マルチタスク処理により他の重要な
データ処理をも行っている。
【0020】◇送信先表示 ステップSP21においては、CPU5は、インタフェ
ース回路3を経由して供給されたパソコン10aからの
印字データの送信先(受信側ターミナル2)を表示す
る。この結果、パソコン10aからの出力データの送信
先が装置番号1番の受信側ターミナルに設定されている
ときは、表示器7には「A−P1」と表示される。ここ
で、「A」は、パソコン10aを表し、「P」は受信側
ターミナル1を表している。CPU5は、使用者からの
設定/表示内容の変更操作がない限り、ステップSP2
1にとどまって、「A−P1」を表示器7に表示し続け
る。 この状態において、使用者は、パソコン10bか
らの印字データの送信先(受信側ターミナル2)表示を
見たいときには、バッファスイッチ8b及びセレクトス
イッチ8cを同時に押下する。バッファスイッチ8b及
びセレクトスイッチ8cが同時にオンとされると、CP
U5は、インタフェース回路4を経由して供給されたパ
ソコン10bからの印字データの送信先(受信側ターミ
ナル2)を表示器7に表示する。この結果、パソコン1
0bの印字データの送信先が装置番号5番の受信側ター
ミナルに設定されているときは、表示器7から「A−P
1」の表示が消去され、代わりに、「b−P5」が表示
される。ここで、「b」は、パソコン10bを表してい
る。ステップSP22の状態において、使用者が、再
び、バッファスイッチ8b及びセレクトスイッチ8cを
同時に押下して同時にオンとすると、CPU5は、ステ
ップSP21へ戻り、再び、表示内容を「b−P5」か
ら「A−P1」に切り換える。なお、当該送信先表示状
態(ステップSP21)において、使用者は、セレクト
スイッチ8cを押下することにより、送信先を変更する
ことができる。変更された送信先は、メモリ6のEEP
ROMに書き込まれ、電源を切っても記憶される。一
方、送信先表示状態(ステップSP21)において、使
用者がメモリ6のデータRAM内に保持される未転送デ
ータ量の表示を見たい場合には、バッファスイッチ8b
を押下する。バッファスイッチ8bがオンとされると、
CPU5はこれよりステップSP31へ移行してデータ
量を表示する。
【0021】◇データ量表示 ステップSP31において、CPU5は、メモリ6のデ
ータRAMに現在残留して格納されている未転送データ
の全体量を表示器7に表示する。例えば、未転送データ
の全体量が1.012MBのときは、表示器7には「1
012」と表示される。CPU5は、使用者からの表示
内容の変更操作がない限り、ステップSP31にとどま
って、未転送データの全体量を表示器7に表示し続ける
が、未転送データの全体量は、時々刻々と増減されるも
のなので、これに伴って、表示される数量も時々刻々と
増減される。この状態において、使用者は、パソコン1
0aからの出力に係る未転送データの個別量表示を見た
いときには、バッファスイッチ8b及びセレクトスイッ
チ8cを同時に押下する。バッファスイッチ8b及びセ
レクトスイッチ8cが同時にオンとされると、CPU5
は、未転送データのうちパソコン10aの出力分を表示
器7に表示する。例えば、パソコン10aのデータ量が
512KBのときは、表示器7には「A512」と表示
される。次に、使用者は、パソコン10bからの出力に
係る未転送データの個別量表示を見たいときには、再
び、バッファスイッチ8b及びセレクトスイッチ8cを
同時に押下する。バッファスイッチ8b及びセレクトス
イッチ8cが同時にオンとされると、CPU5は、未転
送データのうちパソコン10bの出力分を表示器7に表
示する。例えば、パソコン10aのデータ量が500K
Bのときは、表示器7には「b500」と表示される。
この状態において、使用者が、バッファスイッチ8b及
びセレクトスイッチ8cを同時に押下して同時にオン状
態にすると、CPU5は、再び、未転送データの全体量
を表示器7に表示する。当該データ量表示状態(ステッ
プSP31)において、使用者によって、セレクトスイ
ッチ8cのみがオンとされると、CPU5は、上述の送
信先表示(ステップSP21)へ戻り、一方、バッファ
スイッチ8bのみがオンとされると、CPU5はこれよ
りステップSP41へ移行して送信終了予想時間を表示
する。
【0022】◇送信終了予想時間表示 ステップSP41において、CPU5は、未転送データ
の全ての送信を完了するのに要する時間(予測値)を表
示器7に表示する。例えば、送信終了予想時間が52分
と算出されたときは、表示器7には「−−52」と表示
される。この状態において、使用者は、パソコン10a
からの出力に係る未転送データの個別送信終了予想時間
を把握したいときには、バッファスイッチ8b及びセレ
クトスイッチ8cを同時に押下する。バッファスイッチ
8b及びセレクトスイッチ8cが同時にオンとされる
と、CPU5は、未転送データのうちパソコン10aの
出力分のみを送信するのに要する時間を表示器7に表示
する。例えば、パソコン10aに係る個別送信終了予想
時間が32分のときは、表示器7には「−−32」と表
示される。次に、使用者は、パソコン10bからの出力
に係る未転送データの個別送信終了予想時間を把握した
いときには、再び、バッファスイッチ8b及びセレクト
スイッチ8cを同時に押下する。バッファスイッチ8b
及びセレクトスイッチ8cが同時にオンとされると、C
PU5は、未転送データのうちパソコン10bの出力分
のみを送信するのに要する時間を表示器7に表示する。
例えば、パソコン10bに係る個別送信終了予想時間が
20分と算出されたときは、表示器7には「−−20」
と表示される。この状態において、使用者が、バッファ
スイッチ8b及びセレクトスイッチ8cを同時に押下し
て同時にオン状態にすると、CPU5は、再び、未転送
データの全ての送信を完了するのに要する時間を表示器
7に表示する。送信終了予想時間表示状態(ステップS
P41)において、使用者によって、セレクトスイッチ
8cのみがオンとされると、CPU5は、上記した送信
先表示(ステップSP21)へ戻り、一方、バッファス
イッチ8bのみがオンとされると、CPU5はステップ
SP31へ移行して上述のデータ量を表示する。
【0023】上記構成によれば、複数のパソコンによる
同時使用の場面においても、使用者は、各自のパソコン
から個別的に出力された未転送データの残量、及びそれ
ぞれの未転送データの転送に要する時間を知ることがで
きる。それ故、事務処理を円滑に進めることができる。
【0024】以上、この発明の実施例を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られる
ものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、プリ
ンタ・バッファはワイヤレスに限らず、ケーブル接続の
ものに適用しても良い。また、送信側ターミナルに接続
される複数のパソコンは2台に限らない。また、上述の
実施例においては、送信側ターミナルにのみデータ量表
示機能及び送信終了予測表示機能を設けるようにした場
合について述べたが、これに限らず、受信側ターミナル
にも、適宜、データ量表示機能等を設けるようにするこ
とも考えられる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のプリン
タ・バッファは、複数のパソコンによる同時使用の場面
においても、各使用者は、上記操作部を操作することに
より、記憶部内に残留する未転送データのパソコン毎の
個別量、又は/及び、パソコン毎に未転送データの転送
に要する時間(予測値)を表示部に表示させることがで
きるので、使用者は、各自のパソコンから個別的に出力
された未転送データの残量、又は/及び、個別的な転送
所要時間を知ることもできる。それ故、事務処理を円滑
に進めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるワイヤレス・プリン
タ・バッファを用いた印字システムの電気的構成を示す
ブロック図である。
【図2】同ワイヤレス・プリンタ・バッファを構成する
送信側ターミナルの機械的外観構成を示す正面図であ
る。
【図3】同送信側ターミナルの動作説明に供される説明
図である。
【符号の説明】
1 送信側ターミナル 2 受信側ターミナル 3 インタフェース回路(入力部) 5 CPU(転送制御部、演算部、表示制御部) 6 メモリ(記憶部) 7 表示器(表示部) 8 スイッチ(操作部) 9 送信回路(出力部) 10a,10b パソコン(データ処理装置) 18 プリンタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ処理装置が接続される入力
    部と、プリンタが接続される出力部と、前記各データ処
    理装置から供給される印字データを一時格納する記憶部
    と、前記プリンタにその動作状態を監視しつつ前記印字
    データを転送する転送制御部とを備えるプリンタ・バッ
    ファであって、 表示部と、 表示項目を選択するための操作部と、 前記複数のデータ処理装置からそれぞれ供給されて前記
    記憶部に現在格納されている印字データであって、未だ
    前記プリンタに転送されていない印字データについて、
    その全データ量及び前記データ処理装置毎の個別データ
    量、又は/並びに、全データの転送所要予測時間及び前
    記データ処理装置毎の個別データの転送所要予測時間を
    それぞれ算出する演算部と、 使用者による前記操作部の操作に基づいて、前記演算部
    による前記算出結果を前記表示部に選択的に表示する表
    示制御部とが付加されてなることを特徴とするプリンタ
    ・バッファ。
  2. 【請求項2】 複数のデータ処理装置が接続される送信
    側ターミナルと、プリンタが接続される受信側ターミナ
    ルとから構成され、前記各データ処理装置から供給され
    た印字データをワイヤレスで前記プリンタに転送するワ
    イヤレス・プリンタ・バッファであって、 少なくとも、前記送信側ターミナルには、 前記各データ処理装置から供給された印字データを一時
    格納する記憶部と、 表示部と、 表示項目を選択するための操作部と、 前記複数のデータ処理装置からそれぞれ供給されて前記
    記憶部に現在格納されている印字データであって、未だ
    前記受信側ターミナルに転送されていない印字データに
    ついて、その全データ量及び前記データ処理装置毎の個
    別データ量、又は/並びに、全データの転送所要予測時
    間及び前記データ処理装置毎の個別データの転送所要予
    測時間をそれぞれ算出する演算部と、 使用者による前記操作部の操作に基づいて、前記演算部
    による前記算出結果を前記表示部に選択的に表示する表
    示制御部とが備えられていることを特徴とするプリンタ
    ・バッファ。
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JP (1) JPH0736643A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010140257A1 (ja) 2009-06-05 2010-12-09 大阪エヌ・イー・ディー・マシナリー株式会社 流体を利用する個体計数装置

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