JP3938192B2 - 進捗状況表示装置及び記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の処理の進捗状況を表示する進捗状況表示装置に関する。
近時、パーソナルコンピュータや携帯情報端末装置等の情報処理機器が高機能化し、その情報処理機器内で複数のアプリケーションプログラムを同時に実行することが可能なものが増えてきている。例えば、ウィンドウシステムを利用したマルチ処理機能では、前面のウィンドウでデータベースプログラムを実行しながら、その背後のウィンドウで通信プログラムを実行したりといったことが可能である。
また、業務用に使用目的を特定した処理機能を搭載した携帯型情報端末として、例えば、店舗内で店員が注文を取ったり、商品の在庫を管理する際に使用されるハンディターミナルが普及している。このようなハンディターミナルにおいても上記情報処理機器と同様にウィンドウシステム等を利用したマルチ処理機能を備えたものが増えている。
そして、上記情報処理機器や携帯型情報端末では、プログラム処理中の進捗状況を表示する進捗状況表示機能を備えており、単一処理の進捗状況についてパーセンテージの表示や、進捗バー表示等を行っている。
しかしながら、上記従来の情報処理機器や携帯型情報端末では、プログラム処理中の進捗状況を表示する表示機能を備え、単一処理の進捗状況についてパーセンテージの表示や、進捗バー表示等を行う処理の進捗表示機能を備えていたが、この進捗状況表示機能は単一の処理に対する進捗表示だけであったため、複数の処理が同時に進行している場合には、その複数の処理の進捗状況を同時に表示することができず、ユーザーにとっては処理状況が把握しにくいという問題があった。
また、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワークに接続された複数の処理端末を管理するホストコンピュータにおいては、各処理端末における処理の進捗状況を表示する進捗状況表示機能を搭載するが、単一の処理端末に対する処理の進捗状況を表示するのみであり、やはり複数の処理端末における進捗状況を同時に表示することができず、オペレータにとっては処理状況が把握しにくいという問題があった。
本発明の課題は、処理の進捗状況を通信の方向に応じて識別して表示することにより、処理の進捗状況を把握しやすくすることである。
本発明の進捗状況表示装置は、データ通信の方向を判定する判定手段と、データ通信の処理を実行している際に、当該処理の進捗状況を求める進捗状況算出手段と、前記判定手段により判定されたデータ通信の方向に応じた表示エリアの一端もしくは他端から、前記進捗状況算出手段により求められた処理の進捗状況に応じた識別表示を行なう表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、データ通信の方向に応じた表示エリアの一端もしくは他端から、進捗状況算出手段により求められた処理の進捗状況に応じた識別表示を行なうことにより、データ通信の処理の進捗状況を通信の方向に応じて識別して表示することにより、処理の進捗状況を把握しやすくすることができる。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1〜図10は、本発明を適用した複数のハンディターミナルを管理するデータ処理システムの一実施の形態を示す図である。
まず、構成を説明する。図1は、本実施の形態におけるデータ処理システム1のシステム全体の構成を示すブロック図である。この図1において、データ処理システム1は、複数のハンディターミナル(HT)10と、複数のハンディターミナル10における処理状況を管理するホストコンピュータ20と、各ハンディターミナル10とホストコンピュータ(PC)20との間でデータ通信を行う複数のI/Oボックス30と、から構成されており、ホストコンピュータ20と複数のI/Oボックス30との間は、通信ケーブルC(有線)により接続され、各I/Oボックス30と各ハンディターミナル10との間は光通信(無線)により接続されている。◇したがって、各I/Oボックス30と各ハンディターミナル10は、赤外線等を利用する光通信機能を有する。
ハンディターミナル10は、図2に示すブロック図のように、CPU11、入力装置12、RAM13、光通信部14、表示装置15、印刷装置16、記憶装置17、及び記憶媒体18により構成されており、記憶媒体18を除く各部はバス19に接続されている。
CPU(Central Processing Unit )11は、記憶装置17内に格納されている制御プログラムをRAM13内の図示しないプログラム領域に展開してハンディターミナル10内の各部を制御する処理を実行し、入力装置12から入力される各種指示に応じて各種処理を実行し、その処理結果をRAM13内に格納して表示装置15に表示した後、その処理結果を記憶装置17内の指定された格納先に保存する。
また、CPU11は、ハンディターミナル10の光通信部14の搭載面がI/Oボックス30の光通信部(図示せず)に対向して置かれたことを光通信部14により検出すると、記憶装置17内に格納されている通信制御プログラムをRAM13内の図示しないプログラム領域に展開して、I/Oボックス30を介してホストコンピュータ20との間で後述するデータ通信処理(図4参照)を実行する。
入力装置12は、各種入力機能が予め割り当てられたキースイッチや、選択された処理モードに応じてキー配置を変更する表示装置15の表示画面と一体的に形成されたタッチパネル等により構成され、その各種キー操作やタッチ操作に応じた各種指示信号をCPU11に出力する。
RAM(Random Access Memory)13は、CPU11が実行する各種処理制御プログラムを展開するとともに、その各処理に際して処理される各種データを展開するメモリ領域を形成する。
光通信部14は、CPU11が実行する通信制御処理により制御され、I/Oボックス30内の光通信部との間でデータ通信を実行することにより、I/Oボックス30を介してホストコンピュータ20との間でデータ通信を実行する。
表示装置15は、入力装置12のタッチパネル等と一体的に形成される液晶表示パネル等により構成され、CPU11が実行する各種処理制御プログラムの処理結果や入力装置12から入力されたデータ等を表示するとともに、データ通信状況等を表示する。
印刷装置16は、CPU11が実行する印刷制御処理により制御され、CPU11から入力される印刷データを内蔵する用紙に印字して出力する。
記憶装置17は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記憶媒体18を有しており、この記憶媒体18は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記憶媒体18は、記憶装置17に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記憶媒体18には上記制御プログラム、通信制御プログラム、及び各制御プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
また、この記憶媒体18に記憶するプログラム、データ等は、I/Oボックス30を介して接続されたホストコンピュータ20から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、I/Oボックス30を介して接続されたホストコンピュータ20に上記記憶媒体を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体18に記憶されているプログラム、データをI/Oボックス30を介して使用する構成にしてもよい。
ホストコンピュータ20は、図3(a)に示すブロック図のように、CPU21、入力装置22、RAM23、表示装置24、印刷装置25、記憶装置26、記憶媒体27、及び通信装置28により構成されており、記憶媒体27を除く各部はバス29に接続されている。
CPU21(請求項1記載の特定手段及び進捗状況算出手段と、請求項1、2記載の表示エリア算出手段と、請求項3記載の処理種別判定手段と、請求項1〜5記載の進捗状況表示制御手段と、に対応する。)は、記憶装置26内に格納されているハンディターミナル用管理制御プログラムをRAM23内のワークメモリ234(同図(b)参照)に展開してホストコンピュータ20内の各部を制御する処理を実行し、入力装置22から入力される各種指示に応じて各種処理を実行し、その処理結果をRAM23内に格納して表示装置24に表示した後、その処理結果を記憶装置26内の指定された格納先に保存する。
また、CPU21は、各I/Oボックス30を介して各ハンディターミナル10が光通信により無線接続されたことを確認した場合、記憶装置26内に格納されている通信制御プログラムをRAM23内のワークメモリ234に展開して、I/Oボックス30を介して各ハンディターミナル10との間で後述するデータ通信処理(図5、6参照)を実行する。
このデータ通信処理に際して、CPU21は、同時に通信接続された複数のハンディターミナル10それぞれに対する各データ通信処理の進捗状況を同時に進捗バー表示するため、その進捗バー表示の表示属性として、データ通信方向種別と、データ通信方向に応じたバー表示方向種別と、バー表示色と、データ通信時に処理対象となるホストコンピュータ20内の記憶装置26あるいは記憶媒体27に対応するドライブ種別とを任意設定あるいはデフォルトのまま設定させて、その設定内容をRAM23内の進捗バー表示設定メモリ231(図3(b)参照)に格納し、更にデータ通信処理の実行相手となるハンディターミナル10と、そのハンディターミナル10毎に処理対象種別(データ通信方向種別、ドライブ種別あるいはファイル種別等)とを選択確定させ、その選択確定された処理相手情報と処理対象種別情報とをRAM23内のワークメモリ234に格納する。
そして、CPU21は、ハンディターミナル10からの送信要求あるいは入力装置22からの通信処理起動指示によりデータ通信処理を開始すると、今回のデータ通信処理相手として選択されたハンディターミナル10の同時通信台数を設定し、その同時通信台数から各進捗バーの表示太さを計算し、ワークメモリ234に格納された処理対象種別情報を全データ通信処理相手について読み出し、その全データ通信処理が完了するまでの処理量(全データ通信に係る全処理時間)を求め、選択されたハンディターミナル10毎にデータ通信処理を実行する。
そして、CPU21は、通信接続されたハンディターミナル10毎にデータ通信処理の終了を検出し、データ通信処理が完了したハンディターミナル10があれば、処理終了台数を減じた同時通信台数で進捗バーの表示太さを再計算し、また、各データ通信処理の進捗状況に応じた現在の処理量と、その完了するまでの処理量とから現在の処理終了割合を求め、各データ通信処理に対応した進捗バーの表示制御を、後述する進捗表示処理(図7参照)により実行する。
入力装置22は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボード及びマウスを含み、押下されたキーの押下信号やマウスの位置信号をCPU21に出力する。
RAM23は、図3(b)に示すように、進捗バー表示設定メモリ231、完了処理量メモリ232、現在終了割合メモリ233、及びワークメモリ234を有する。進捗バー表示設定メモリ231は、上記データ通信処理に際して設定される進捗バー表示の表示属性として、データ通信方向種別と、データ通信方向に応じたバー表示方向種別と、バー表示色と、を対応付けて格納する。完了処理量メモリ232は、上記データ通信処理に際してCPU21により求められる各データ通信処理の完了処理量を格納する。現在終了割合メモリ233は、上記データ通信処理に際してCPU21により求められる各データ通信処理の現在終了割合を格納する。ワークメモリ234は、上記CPU21により実行される各種処理プログラムや各種処理データを格納するとともに、上記データ通信処理に際して選択確定された処理相手情報と処理対象種別情報とを格納する。
表示装置24は、CRT(Cathode Ray Tube)等により構成され、CPU21から入力される表示データを表示し、上記データ通信処理に際してCPU21から入力される進捗バー表示データに応じて、通信接続されたハンディターミナル10との間のデータ通信の進捗状況を表示する。
印刷装置25は、CPU21が実行する印刷制御処理により制御され、CPU21から入力される印刷データを内蔵する用紙に印字して出力する。
記憶装置26は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記憶媒体27を有しており、この記憶媒体27は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記憶媒体27は、記憶装置26に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記憶媒体27には上記ハンディターミナル用管理制御プログラム、データ通信処理プログラム、進捗表示処理プログラム、及び各処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
また、この記憶媒体27に記憶するプログラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通信回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体27に記憶されているプログラム、データを通信回線を介して使用する構成にしてもよい。
次に、本実施の形態の動作を説明する。まず、ハンディターミナル10において実行されるデータ通信処理について図4に示すフローチャートに基づいて説明する。
CPU11は、ハンディターミナル10の光通信部14の搭載面がI/Oボックス30の光通信部(図示せず)に対向して置かれたことを光通信部14により検出すると、記憶装置17内に格納されている通信制御プログラムをRAM13内の図示しないプログラム領域に展開して、I/Oボックス30を介してホストコンピュータ20との間で図4のデータ通信処理を開始する。
図4のデータ通信処理において、CPU11は、まず、ホストコンピュータ20から通信要求を受信したか否かを確認し(ステップS1)、ホストコンピュータ20から通信要求を受信しなければ、入力装置12から送信指示信号を受信したか否かを確認する(ステップS2)。送信指示信号を受信しなければ、入力装置12からの入力指示か否かを判別し(ステップS3)、入力指示でもなければステップS1に戻り、入力指示であれば、その指示内容に応じた処理を実行して(ステップS4)、ステップS1に戻る。
また、送信指示信号を受信すると、CPU11は、光通信部14及びI/Oボックス30を介してホストコンピュータ20に送信要求信号を送信し(ステップS5)、記憶装置17内に格納された送信すべきデータを読み出してホストコンピュータ20に送信する(ステップS6)。そして、CPU11は、データ送信状態を監視して、データ送信の終了を確認すると(ステップS7)、終了通知信号をホストコンピュータ20に送信して(ステップS8)、ステップS1に戻る。
また、ステップS1において、ホストコンピュータ20から通信要求を受信すると、CPU11は、ステップS9に移行し、その通信要求内容がデータ受信であるか否かを確認し、データ受信であれば、ホストコンピュータ20から送信されたデータをI/Oボックス30及び光通信部14を介して受信して、その受信データを記憶装置17内に格納し(ステップS10)、ホストコンピュータ20からの終了通知信号の受信を確認すると(ステップS11)、ステップS1に戻る。
次に、ホストコンピュータ20において実行されるデータ通信処理について図5、6に示すフローチャートに基づいて説明する。
CPU21は、各I/Oボックス30を介して各ハンディターミナル10が光通信により無線接続されたことを確認した場合、記憶装置26内に格納されている通信制御プログラムをRAM23内のワークメモリ234に展開して、I/Oボックス30を介して各ハンディターミナル10との間で図5、6のデータ通信処理を開始する。
このデータ通信処理に際して、CPU21は、まず、進捗バー表示設定、通信相手選択、処理対象種別の各メニュー項目を含むデータ通信に関わるメニュー画面を表示装置24に表示し(ステップS21)、進捗バー表示設定が選択されたか否かを判別する(ステップS22)。進捗バー表示設定が選択されなければ、進捗バーの表示属性を予めRAM23内の進捗バー表示設定メモリ231に設定されたデフォルトのままとしてステップS24に移行し、進捗バー表示設定が選択されれば、その進捗バー表示の表示属性として、データ通信方向種別と、データ通信方向に応じたバー表示方向種別と、バー表示色と、データ通信時に処理対象となるホストコンピュータ20内の記憶装置26あるいは記憶媒体27に対応するドライブ種別とを任意設定させ、その設定内容を進捗バー表示設定メモリ231に格納する(ステップS24)。
次いで、CPU21は、データ通信の処理実行相手となるハンディターミナル10と、そのハンディターミナル10毎に処理対象種別(データ通信方向種別(アップロード、ダウンロード)、そのデータ通信対象のドライブ種別あるいはファイル種別等)とを選択確定させ(ステップS24〜S26)、その選択確定された処理相手情報と処理対象種別情報とをRAM23内のワークメモリ234に格納する。
そして、CPU21は、ハンディターミナル10からの送信要求あるいは入力装置22からの通信処理起動指示によりデータ通信処理を開始すると(ステップS27)、今回のデータ通信処理相手として選択されたハンディターミナル10の同時通信台数を設定し、その同時通信台数から各進捗バーの表示太さを計算する(ステップS28)。
次いで、CPU21は、ワークメモリ234に格納された処理対象種別情報(データ通信方向種別、ドライブ種別あるいはファイル種別等)を全データ通信処理相手について読み出し(ステップS30〜S32)、その全データ通信処理が完了するまでの処理量(全データ通信処理に係る処理時間)を求めて、その処理量をRAM23内の完了処理量メモリ232に格納し(ステップS33)、選択された処理相手先のハンディターミナル10毎に、読み出した各処理対象種別情報に従って通信装置28により各データ通信処理を実行する(ステップS34)。
そして、CPU21は、通信接続されたハンディターミナル10毎にデータ通信処理終了の有無を検出し(ステップS35)、終了したデータ通信処理がなければステップS39に移行し、終了したデータ通信処理が有れば、その終了したデータ通信処理が受信処理(アップロード)か送信処理(ダウンロード)かを確認する(ステップS36)。送信処理であれば、終了通知信号を通信装置28により該当するI/Oボックス30に通信接続されたハンディターミナル10に送信する(ステップS37)。
そして、CPU21は、ステップS36において終了したデータ通信処理が受信処理である場合、たまはステップS37で終了通知信号を送信した後、今回の全データ通信処理が終了したか否かを判別する(ステップS38)。今回の全データ通信処理が終了していれば本データ通信処理を終了し、今回の全データ通信処理が終了していなければ、データ通信処理が終了した台数を減じた通信台数で各進捗バーの表示太さを再計算する(ステップS39)。
次いで、CPU21は、各データ通信処理の現在の処理量と、ステップS33で完了処理量メモリ232に格納した処理量とにより、現在までの各データ通信処理の終了割合を求めて、RAM23内の現在終了割合メモリ233に格納する(ステップS40)。そして、CPU21は、その求めた現在までの各データ通信処理の終了割合を対応する各進捗バー表示の割合とし(ステップS41)、この各進捗バー表示の割合と、ステップS39で計算した進捗バー数、バー表示太さ、及び進捗バー表示メモリ231に格納された各データ通信に対応する表示バー属性(データ通信方向種別、データ通信方向に応じたバー表示方向種別)に従い、進捗バー表示を表示装置24に表示する進捗表示処理を実行する(ステップS42)。
このCPU21により実行される進捗表示処理の詳細について図7に示すフローチャートに基づいて説明する。図7において、CPU21は、まず、ステップS39で計算した進捗バー数分のバー表示太さの進捗バー表示エリアを表示装置24の表示画面上に確保し(ステップS421)、最初のデータ通信処理に対応する表示バー属性(データ通信方向種別、データ通信方向に応じたバー表示方向種別)を指定して進捗バー表示設定メモリ231から読み出す(ステップS422)。
この進捗バー表示設定メモリ231内のデータ通信処理に対応する表示バー属性の設定例を図8に示す。この場合、「処理状態」の欄に各データ通信処理のデータ通信方向種別が設定され、「表示状態」の欄に各データ通信方向に応じたバー表示方向種別が設定され、「色」欄に各データ通信処理に対応する進捗バーの表示色が設定されている。
したがって、ステップS422では、最初のデータ通信処理に対応する表示バー属性として、「アップロード」、「右から左」、「赤」が指定されて読み出される。次いで、CPU21は、読み出した表示バー属性の進捗バーの表示移動方向は「右から」か「左から」かを判別し(ステップS423)、「左から右」であれば、上記ステップS41において求められた現在の進捗バー表示割合で左からの移動により、当該データ通信処理に対応する進捗バーを読み出した表示色で進捗バー表示エリア内に表示する(ステップS424)。また、「右から左」であれば、上記ステップS41において求められた現在の進捗バー表示割合で右からの移動により、当該データ通信処理に対応する進捗バーを読み出した表示色で進捗バー表示エリア内に表示する(ステップS425)。
すなわち、最初のデータ通信処理に対応する表示バー属性「アップロード」、「右から左」、「赤」であれば、ステップS425において、進捗バー表示エリア内に現在の進捗バー表示割合で右からの移動により、当該データ通信処理に対応する進捗バーが赤色で表示される。
そして、CPU21は、ステップS424あるいはステップS425で表示した進捗バーに対応するデータ通信の相手先種別(ハンディターミナル10の識別番号等)を、その進捗バー表示の近傍に表示し(ステップS426)、今回の進捗バー表示処理数は最後か否か、すなわち、現在のデータ通信処理状態により進捗バー表示エリア内に同時表示する進捗バー表示数分の表示処理を終了したか否かを判別する(ステップS427)。進捗バー表示処理数が最後でなければ、次のデータ通信処理に対応する表示バー属性を指定して進捗バー表示設定メモリ231から読み出し(ステップS428)、ステップS423に戻り、同様に次の現在のデータ通信処理状態に対応する進捗バーを進捗バー表示エリア内に表示する。また、進捗バー表示処理数が最後であれば、CPU21は、図6のステップS34に戻って、各データ通信処理の終了検出、及び現在の処理終了割合を求めて図7の進捗表示処理を繰り返し実行する。
以上のホストコンピュータ20においてデータ通信処理中に実行される進捗表示処理により、図9(a)あるいは同図(b)に示すように、同時にデータ通信処理中の複数のハンディターミナル10に対する進捗バー表示を行うことができる。
図9(a)は、3台のハンディターミナル10との間でデータ通信処理を同時に実行している際に、表示装置24の表画面に設定された進捗バー表示エリアにおける各進捗バー(1)〜(3)の表示状態を示した図であり、そのデータ通信方向に応じて、バー(1)で示す進捗バーは左から右への移動で青色(同図(c)参照)で表示され、バー(2)で示す進捗バーは左から右への移動で赤色で表示され、バー(3)で示す進捗バーは右から左への移動で緑色で表示された場合を示している。また、図9(a)の左側の表示は処理対象装置(I/Oボックス等)、処理状態(状態:アップロード等)、処理ファイル名(ファイル名:A等)を表し、右側の表示は処理割合を%で表している。
図9(b)は、進捗バー表示部分だけを示し、6台のハンディターミナル10との間でデータ通信処理を同時に実行している際に、表示装置24の表画面に設定された進捗バー表示エリアにおける各進捗バー(1)〜(6)の表示状態を示した図であり、そのデータ通信方向に応じて同図(a)と同様に、移動方向とバー表示色が設定されて表示されている。
この図9(a)、(b)の進捗バー表示例では、表示装置24の表示画面全体を進捗バー表示エリアとしているが、データ通信以外の処理やデータ通信に関わる処理画面が既に表示されている場合、図10に示すように、表示画面の一部に進捗表示領域、すなわち進捗バー表示エリアを設定して表示するようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態における複数のハンディターミナル10を管理するデータ処理システム1では、ホストコンピュータ20が複数のI/Oボックス30を介して無線接続された複数のハンディターミナル10との間でデータ通信処理を同時に実行する際に、その各データ通信処理の進捗状況を同一表示画面内に進捗バーとして同時表示可能としたため、ホストコンピュータ20のオペレータは、複数のハンディターミナル10との間で実行中のデータ通信処理の進捗状況を一見して把握することができる。
なお、上記実施の形態では、複数のハンディターミナル10とホストコンピュータ20との間のデータ通信処理について進捗バーを表示する例を示したが、処理の進捗状況を表示する対象とするシステムは限定されるものではなく、例えば、サーバーと複数のクライアントとの間で実行される各種処理等にも本発明による進捗状況表示機能が適用可能である。
なお、上記実施の形態では、複数の処理の進捗状況を進捗バーにより同時表示する例を示したが、複数の処理の進捗状況を数値だけで表示したり、円グラフ、あるいは物体移動等で表示するようにしてもよい。
また、複数の処理の進捗状況は、処理完了予測時間を求めて、この予測時間に対する現在までの処理時間の割合により求めるようにしてもよい。また、複数の処理の進捗状況を示す各表示サイズは均等でなくともよく、処理内容、通信デバイスの種類等に応じて異なる表示サイズとしてもよい。
さらに、外部の通信端末と関連した処理以外の自己の装置間(例えば、フロッピー(登録商標)ディスクからハードディスクへのデータ書き込み等)の処理の進捗状況を表示するようにしても良く、また、インターネット等を介して外部の他の装置との間の処理の進捗状況を表示するようにしてもよい。
また、表示サイズの制約から表示領域内に進捗状況の表示が多数あって一度に表示できない場合は、一定時間毎に表示を切り換えを行って進捗状況の表示を異ならせ(1面は進捗状況1〜10、2面は進捗状況11〜20等)れば、多数の進捗状況を確認させることができる。
また、進捗状況表示領域内に納まるように進捗表示バーを均等に自動割り付けせず、固定サイズの進捗バーを表示するものであってもよい。
本発明を適用した実施の形態におけるデータ処理システム1のシステム全体の構成を示すブロック図である。 図1のハンディターミナル10の要部構成を示すブロック図である。 (a)は図1のホストコンピュータ20の要部構成を示すブロック図、(b)は同図(a)のRAM23内のメモリ構成を示す図である。 図2のハンディターミナル10内のCPU11により実行されるデータ通信処理を示すフローチャートである。 図3(a)のホストコンピュータ20内のCPU21により実行されるデータ通信処理の一部を示すフローチャートである。 図5に続くCPU21により実行されるデータ通信処理の一部を示すフローチャートである。 図6のステップS42においてCPU21により実行される進捗表示処理を示すフローチャートである。 図7の進捗表示処理において参照される進捗バー表示設定メモリ231内の設定例を示す図である。 図7の進捗表示処理において表示装置24に表示される進捗バーの表示例を示す図であり、(a)は3台と同時通信した場合の進捗バーの表示例を示す図、(b)は6台と同時通信した場合の進捗バーの表示例を示す図、(c)は同図(a)、(b)の各進捗バーの表示色を示す図である。 図7の進捗表示処理において表示装置24に表示される進捗バー表示エリアの設定例を示す図である。
符号の説明
1 データ処理システム
10 ハンディターミナル
20 ホストコンピュータ
11、21 CPU
12、22 入力装置
13、23 RAM
14 光通信部
15、24 表示装置
16、25 印刷装置
17、26 記憶装置
18、27 記憶媒体
28 通信装置
19、29 バス
231 進捗バー表示設定メモリ
232 完了処理量メモリ
233 現在終了割合メモリ
234 ワークメモリ
30 I/Oボックス

Claims (3)

  1. データ通信の方向を判定する判定手段と
    データ通信の処理を実行している際に、当該処理の進捗状況を求める進捗状況算出手段と、
    前記判定手段により判定されたデータ通信の方向に応じた表示エリアの一端もしくは他端から、前記進捗状況算出手段により求められた処理の進捗状況に応じた識別表示を行なう表示制御手段と
    を備えたことを特徴とする進捗状況表示装置。
  2. 前記進捗表示制御手段は、複数のデータ通信に対応して複数の表示エリアへ夫々の進捗状況に応じた識別表示を行なうことを特徴とすることを特徴とする請求項1記載の進捗状況表示装置。
  3. コンピュータを、
    データ通信の方向を判定する判定手段
    データ通信の処理を実行している際に、当該処理の進捗状況を求める進捗状況算出手段、
    前記判定手段により判定されたデータ通信の方向に応じた表示エリアの一端もしくは他端から、前記進捗状況算出手段により求められた処理の進捗状況に応じた識別表示を行なう表示制御手段
    として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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