JP4804679B2 - 固定資産情報管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固定資産情報管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、オフィスのIT(情報技術)化が進み、数多くの情報機器がオフィスに導入されている。一般に、パソコンやディスプレイなどの情報機器の多くは高額であり、これらの情報機器は固定資産として管理している。従来、情報機器を固定資産として管理するために、上記情報機器の背面に、その情報機器の名称や、配置場所や、番号などを記した固定資産ラベルを貼っている。例えば情報機器の配置場所を変更する際、変更すべき情報機器に貼付された固定資産ラベルに記された内容に基いて台帳を照合し、この台帳と上記固定資産ラベルとの設置場所欄に記された設置場所を、新たな設置場所に書き換えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の固定資産ラベルを用いた固定資産管理は、数多くの情報機器を管理すると非常に手間がかかるという問題がある。
【0004】
そこで、本発明の目的は、多くの情報機器の固定資産を容易に管理できる固定資産情報管理システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の固定資産情報管理システムは、固定資産情報を記憶する記憶手段を有する情報機器と、
固定資産情報を記憶する記憶手段を有する周辺機器と、
記情報機器ならびに上記周辺機器に記憶されている上記固定資産情報を管理する固定資産情報管理手段を有するサーバ
備える固定資産情報管理システムにおいて、
上記サーバは、
上記情報機器と、この情報機器を介して上記周辺機器とに接続されていて、
上記情報機器および上記周辺機器の上記固定資産情報が入力される入力手段と、
上記入力手段で入力された上記情報機器および上記周辺機器の上記固定資産情報を、上記情報機器に送信する入力情報送信手段と
ネットワークを介して、上記情報機器に、この情報機器および上記周辺機器の固定資産情報を要求する指令を送信する指令送信手段と、
上記情報機器の固定資産情報送信手段が送信した上記情報機器および上記周辺機器の上記固定資産情報を受信する固定資産情報受信手段と、
上記固定資産情報受信手段が受信した上記情報機器および上記周辺機器の上記固定資産情報を出力する出力手段と、
上記固定資産情報受信手段が受信した上記情報機器および上記周辺機器の上記固定資産情報を格納する固定資産情報格納手段とを備え、
上記情報機器は、
上記サーバと上記周辺機器とに接続されていて、
上記情報機器の記憶手段は、この情報機器の固定資産情報に加えて、上記周辺機器の固定資産情報も記憶し、
上記サーバの入力情報送信手段が送信した上記情報機器および上記周辺機器の上記固定資産情報を受信する入力情報受信手段と
上記周辺機器に、この周辺機器の固定資産情報を要求する指令を送信する指令送信手段と、
上記指令送信手段から上記周辺機器に送信された指令に基づいて、上記周辺機器から送信された上記周辺機器の上記固定資産情報を受信する固定資産情報受信手段と
上記入力情報受信手段が受信した上記周辺機器の上記固定資産情報を、上記周辺機器に送信する入力情報送信手段と
上記ネットワークを介して上記サーバから指令を受信する指令受信手段と、
上記指令受信手段が受信したサーバからの指令に基いて、上記記憶手段に記憶された上記情報機器および上記周辺機器の上記固定資産情報を、上記サーバに送信する固定資産情報送信手段とを備え、
上記周辺機器は、
上記情報機器のみに接続されていて
上記情報機器から指令を受信する指令受信手段と、
上記指令受信手段が受信した上記情報機器からの指令に基いて、上記記憶手段に記憶された上記周辺機器の上記固定資産情報を、上記情報機器に送信する固定資産情報送信手段と、
上記情報機器の入力情報送信手段で送信された上記周辺機器の上記固定資産情報を受信する入力情報受信手段と、
上記入力情報受信手段が受信した上記周辺機器の上記固定資産情報を、上記周辺機器の記憶手段に書き込む入力情報書込手段
備えることを特徴としている。
【0006】
上記構成によれば、情報機器は、固定資産情報を記憶する記憶手段を有し、この記憶手段に記憶された上記情報機器の固定資産情報は、上記サーバの固定資産情報管理手段によって、ネットワークを介してアクセスされて、例えば固定資産情報の読出しや書込み、あるいは変更などが行われて管理される。したがって、従来におけるような固定資産ラベルを用いるよりも、容易に情報機器の固定資産情報が管理される
【0007】
1実施形態の固定資産情報管理システムは、上記情報機器は、
上記ネットワークを介して上記サーバから指令を受信する指令受信手段と、
上記指令受信手段が受信したサーバからの指令に基いて、上記記憶手段に記憶された上記固定資産情報を、上記サーバに送信する固定資産情報送信手段とを備え、
上記サーバは、
上記ネットワークを介して、上記情報機器に、この情報機器の固定資産情報を要求する指令を送信する指令送信手段と、
上記情報機器の固定資産情報送信手段が送信した上記固定資産情報を受信する固定資産情報受信手段と、
上記固定資産情報受信手段が受信した上記固定資産情報を出力する出力手段と、
上記固定資産情報受信手段が受信した上記固定資産情報を格納する固定資産情報格納手段と
を備える。
【0008】
上記実施形態によれば、上記サーバの指令送信手段から、上記ネットワークを介して、上記情報機器の固定資産情報を要求する指令が上記情報機器に送信される。上記情報機器では、上記サーバからの指令が指令受信手段で受信されると、この指令に基いて、上記記憶手段に記憶された上記固定資産情報が、固定資産情報送信手段によって上記サーバに送信される。この送信された情報機器の固定資産情報は上記サーバの固定資産情報受信手段で受信され、この受信された固定資産情報は、上記サーバの出力手段によって出力されると共に、上記サーバの固定資産情報格納手段に格納される。したがって、上記情報機器が多数であっても、この情報機器の固定資産情報は、上記サーバに容易に収集される。
【0009】
1実施形態の固定資産情報管理システムは、上記情報機器の固定資産情報は、上記情報機器の名称と、上記情報機器が配置されている場所と、上記情報機器を示す記号と、上記情報機器が購入された日付のうちの2つ以上を含む。
【0010】
上記実施形態によれば、上記情報機器の名称と、上記情報機器が配置されている場所と、上記情報機器を示す記号と、上記情報機器が購入された日付のうちの2つ以上が、上記情報機器の固定資産情報として管理される。
【0011】
1実施形態の固定資産情報管理システムは、上記サーバは、
情報が入力される入力手段と、
上記入力手段で入力された入力情報を、上記情報機器に送信する入力情報送信手段とを備え、
上記情報機器は、
上記サーバの入力情報送信手段が送信した上記入力情報を受信する入力情報受信手段と、
上記入力情報受信手段が受信した上記入力情報を、上記記憶手段に書き込む入力情報書込手段とを備える。
【0012】
上記実施形態によれば、情報が上記サーバの入力手段から入力され、この入力された入力情報は入力情報送信手段によって上記情報機器に送信される。上記送信された入力情報は上記情報機器の入力情報受信手段で受信される。この受信された入力情報は、上記入力情報書込手段によって、この情報機器の記憶手段に書き込まれる。したがって、上記サーバを操作することによって、上記情報機器に、この情報機器の固定資産情報が書き込まれる。
【0013】
1実施形態の固定資産情報管理システムは、上記情報機器は周辺機器に接続されていて、
上記情報機器の記憶手段は、この情報機器の固定資産情報と、上記周辺機器の固定資産情報とを記憶する。
【0014】
上記実施形態によれば、上記情報機器の記憶手段に、この情報機器の固定資産情報と、この情報機器に接続された周辺機器の固定資産情報とが記憶され、したがって、上記情報機器の固定資産情報と共に周辺機器の固定資産情報が管理される。
【0015】
1実施形態の固定資産情報管理システムは、上記周辺機器の固定資産情報は、上記周辺機器の名称と、上記周辺機器が配置されている場所と、上記周辺機器を示す記号と、上記周辺機器が購入された日付のうちの2つ以上を含む。
【0016】
上記実施形態によれば、上記周辺機器の名称と、上記周辺機器が配置されている場所と、上記周辺機器を示す記号と、上記周辺機器が購入された日付のうちの2つ以上が、上記周辺機器の固定資産情報として管理される。
【0017】
1実施形態の固定資産情報管理システムは、上記周辺機器は、
上記周辺機器の固定資産情報を記憶する記憶手段と、
上記情報機器から指令を受信する指令受信手段と、
上記指令受信手段が受信した上記情報機器からの指令に基いて、上記記憶手段に記憶された上記固定資産情報を、上記情報機器に送信する固定資産情報送信手段とを備え、
上記情報機器は、
上記周辺機器に、この周辺機器の固定資産情報を要求する指令を送信する指令送信手段と、
上記周辺機器の固定資産情報送信手段が送信した上記固定資産情報を受信する固定資産情報受信手段と、
上記固定資産情報受信手段が受信した上記固定資産情報を、上記情報機器の記憶手段に書き込む固定資産情報書込手段とを備える。
【0018】
上記実施形態によれば、上記情報機器の指令送信手段から、上記周辺機器の固定資産情報を要求する指令が上記周辺機器に送信される。上記周辺機器では、上記情報機器からの指令が指令受信手段で受信されると、この指令に基いて、上記記憶手段に記憶された上記固定資産情報が、固定資産情報送信手段によって上記情報機器に送信される。この送信された上記周辺機器の固定資産情報は、上記情報機器の固定資産情報受信手段で受信され、上記情報機器の記憶手段に格納される。したがって、上記周辺機器に、この周辺機器の固定資産情報が保持されると共に、上記周辺機器に接続された情報機器に、この周辺機器の固定資産情報が書き込まれる。
【0019】
1実施形態の固定資産情報管理システムは、上記情報機器は、
情報が入力される入力手段と、
上記入力手段で入力された入力情報を、上記周辺機器に送信する入力情報送信手段とを備え、
上記周辺機器は、
上記情報機器の入力情報送信手段で送信された上記入力情報を受信する入力情報受信手段と、
上記入力情報受信手段が受信した上記入力情報を、上記周辺機器の記憶手段に書き込む入力情報書込手段とを備える。
【0020】
上記実施形態によれば、情報が上記情報機器の入力手段から入力され、この入力された入力情報は入力情報送信手段によって上記周辺機器に送信される。上記送信された入力情報は上記周辺機器の入力情報受信手段で受信される。この受信された入力情報は、上記入力情報書込手段によって、この周辺機器の記憶手段に書き込まれる。したがって、上記情報機器を操作することによって、上記周辺機器に、この周辺機器の固定資産情報が書き込まれる。
【0021】
1実施形態の固定資産情報管理システムは、上記周辺機器は、この周辺機器の固定資産情報を出力する出力手段を備える。
【0022】
上記実施形態によれば、上記周辺機器が備える出力手段に、この周辺機器の固定資産情報が出力される。したがって、上記周辺機器の固定資産情報が容易に確認される。
【0023】
1実施形態の固定資産情報管理システムは、上記周辺機器は、上記サーバまたは情報機器の指令に基いて、上記周辺機器の記憶手段に記憶された固定資産情報を上記出力手段に出力させる出力制御手段を備える。
【0024】
上記実施形態によれば、上記サーバまたは情報機器の指令に基いて、上記出力制御手段によって、上記周辺機器の固定資産情報が上記出力手段に出力される。したがって、上記周辺機器の固定資産情報が、上記サーバまたは情報機器の操作によって、容易に確認される。
【0025】
1実施形態の固定資産情報管理システムは、上記周辺機器は、固定資産情報の出力指令が入力される指令入力手段を備え、
上記出力制御手段は、上記指令入力手段に固定資産情報の出力指令が入力されると、上記周辺機器の記憶手段に記憶された固定資産情報を上記出力手段に出力させる。
【0026】
上記実施形態によれば、上記周辺機器では、指令入力手段に、この周辺機器の固定資産情報の出力指令が入力されると、この周辺機器の固定資産情報が上記出力手段に出力される。したがって、上記周辺機器の操作によって、この周辺機器の固定資産情報が容易に確認される。
【0027】
1実施形態の固定資産情報管理システムは、上記周辺機器は画像表示装置である。
【0028】
上記実施形態によれば、上記周辺機器は画像表示装置であり、この画像表示装置の固定資産情報が容易に管理される。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
【0030】
図1は、本発明の実施形態の固定資産情報管理システムの構成図である。この固定資産情報管理システムは、サーバ100と、情報機器としての複数の一体型パソコン101、101・・・および複数のパソコン本体103、103・・・とがネットワーク107に接続されてなる。上記パソコン本体103は、ケーブル104を介して周辺機器としてのディスプレイ装置105に接続されている。上記一体型パソコン101は、パソコン本体とディスプレイ装置とが一体に形成されたパソコンである。
【0031】
上記ネットワーク107は、イーサネット(登録商標)を使用したLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)である。上記パソコン本体103とディスプレイ装置105とを接続するケーブル104は、VGA(ビデオ・グラフィックス・アレイ)ケーブルである。このケーブルは、DVI(デジタル・ビジュアル・インターフェース)ケーブルやUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)ケーブルなど、画像信号と共にデータ信号の通信ができるケーブルであれば何でもよい。
【0032】
上記サーバ100は、図2に示すような構成を有し、CPU(中央演算装置)200と、ROM(読出し専用メモリ)201と、RAM(書込み読出し可能メモリ)202と、固定資産情報格納手段としてのハードディスク203と、出力手段としてのディスプレイ装置204と、入力手段としてのキーボード205およびマウス206と、ネットワークコントロールユニット207とを備える。
【0033】
上記CPU200は、上記RAM202にロードされたプログラムに基いて、このサーバを構成する各部の制御を行う。
【0034】
上記ROM201には、サーバで使用されるプログラムや固定データなどを記憶している。このROM201に格納されたプログラムおよび固定データの一部や、上記ハードディスク203に格納されたプログラムは、必要に応じてRAM202にロードされる。
【0035】
上記ハードディスク203には、サーバを固定資産情報管理手段として機能させる固定資産情報プログラム208が格納されていると共に、従来の固定資産台帳と同一の情報を格納する固定資産データベース209が形成されている。
【0036】
上記ディスプレイ装置204は、液晶ディスプレイであり、上記CPU200の制御の下で情報が表示される。このディスプレイ装置204はCRT(カソード・レイ・チューブ)でもよい。
【0037】
上記キーボード205およびマウス206は、上記ディスプレイ204の表示内容に対応して指令や情報が入力できる。これによって、例えばハードディスク203に形成された固定資産データベース209に格納されている情報の更新、変更、作成などを行う。
【0038】
上記ネットワークコントロールユニット207は、LANアダプタで構成されており、上記ネットワーク107を介して一体型パソコン101やパソコン本体103と情報の送受信を行う。すなわち、このネットワークコントロールユニット207は、上記CPU200の制御の下で、指令送信手段、固定資産情報管理システム資産情報受信手段、および、入力情報送信手段として機能する。なお、上記ネットワークコントロールユニット207はモデムを用いて構成してもよい。
【0039】
上記ハードディスク203に記憶された固定資産情報プログラム208は、起動されると上記RAM202に展開され、この展開されたプログラムに基いて上記CPU200が各部を制御するようになっている。例えば、上記キーボード205およびマウス206から、上記一体型パソコン101およびパソコン本体103の固定資産情報を調べる命令が操作者によって入力されると、上記一体型パソコン101およびパソコン本体103に、その一体型パソコン101およびパソコン本体103の固定資産情報をサーバに送信することを命じるコマンドが、上記ネットワークコントロールユニット207を介して送信される。上記コマンドに応じて上記一体型パソコン101およびパソコン本体103から固定資産情報のデータが送信されると、このデータを上記ネットワークコントロールユニット207が受け取り、この受け取られたデータをCPU200が解析して、上記一体型パソコン101およびパソコン本来103の固定資産情報がディスプレイ装置204に出力される。また、上記ディスプレイ装置204に出力された情報に基いて、操作者がキーボード205およびマウス206で情報を入力すると、この情報が、固定資産情報の書換えを指令する旨のコマンドと共に送信される。また、上記ディスプレイ装置204を用いて、上記一体型パソコン101およびパソコン本体103から送信された固定資産情報と、上記固定資産情報データーベース209に格納されている情報との照合や、差分の検出などが、操作者に分かり易く行われるようになっている。
【0040】
図3は、上記パソコン本体103の構成図であり、このパソコン本体103に接続されたディスプレイ装置105と共に示している。このパソコン本体103は、CPU300と、ROM301と、RAM302と、記憶手段としてのハードディスク303と、ビデオ出力ユニット304と、入力手段としてのキーボード305およびマウス306と、ネットワークコントロールユニット307と、USBユニット308とを備える。
【0041】
上記CPU300は、上記RAM302にロードされたプログラムに基いて、このパソコン本体103およびディスプレイ装置105の制御を行う。
【0042】
上記ROM301は、フォントや、パソコン本体103で使用する各種プログラムや、データなどが記憶されており、それらの一部がRAM302にロードされて使用される。
【0043】
上記ハードディスク303には、このパソコン本体103の固定資産情報310や、固定資産情報読出し書込みプログラム311や、このパソコン本体103で使用する各種プログラムおよびデータが格納されている。
【0044】
上記ビデオ信号出力ユニット304は、上記ディスプレイ装置105に、画像情報としてのRGB信号を送出するためのインターフェースである。このビデオ信号出力ユニット304からの信号をディスプレイ装置105に伝送するVGAケーブル104は、DDC/CI(ディスプレイ・データ・チャンネル・コマンド・インターフェース)規格のものを用いると、上記画像情報を送出するとともにデータの送受信が可能になって、上記USBユニット108と上記USBケーブルとが削除できる。
【0045】
上記キーボード305およびマウス306は、操作者がディスプレイ装置105に表示された情報に基いて、指令や情報を入力するのに用いられる。
【0046】
上記ネットワークコントロールユニット307は、上記ネットワーク107を介して、このパソコン本体103と、上記サーバ100や他のパソコン本体103および一体型パソコン101との間のデータの送受信を実行する。すなわち、このネットワークコントロールユニット307は、上記サーバ100からの指令を受信する指令受信手段と、上記サーバ100に固定資産情報を送信する固定資産情報送信手段、および、上記サーバ100からの入力情報を受信する入力情報受信手段として機能する。このネットワークコントロールユニット307は、パソコン本体103がサスペンド状態の際、上記他のサーバ100および情報機器101、103から信号を受取った場合にレジュームする機能を有してもよい。
【0047】
上記USBユニット308は、上記ディスプレイ装置105にUSBケーブル313を介して接続されていて、上記ディスプレイ装置105との間で信号を送受信するようになっている。
【0048】
上記ハードディスク303に格納された固定資産情報310は、図5に示すように、このパソコン本体103が配置されている場所としての資産管理部門と、固定資産番号と、このパソコン本体103を示す記号としての製品名と、このパソコン本体103が購入された日付としての購入日と、備考1と、備考2との項目が設けられたテーブルに、これらの項目に対応する情報が各々書き込まれて形成されている。なお、上記備考2の項目に対応する欄には情報が書き込まれていない。この固定資産情報は、不揮発性メモリに格納してもよい。
【0049】
上記ハードディスク303に格納された固定資産情報読出し書込みプログラム311は、上記サーバー100からの指令に基いて、上記RAM302にロードされて、このパソコン本体103を固定資産情報管理システムの情報機器として機能させる。すなわち、上記CPU300の制御の下で、上記ハードディスク303に格納された固定資産情報310を示すデータを、上記ネットワークコントロールユニット307によって上記サーバ100に送出させたり、上記サーバ100から受信した書換えデータを用いて、上記固定資産情報310の所定の情報を書換えたりするようになっている。また、上記CPU300の制御の下で、上記USBユニット308によってUSBケーブル313を介して上記ディスプレイ装置105と情報を送受信する。すなわち、上記ディスプレイ装置105内に格納されている固定資産情報を読み込んだり、上記ディスプレイ装置105に、固定資産情報を書込んだりするようになっている。上記ディスプレイ装置105から読み込んだ固定資産情報は、上記ネットワークコントロールユニット307によって上記サーバ100に送出される。
【0050】
図4は、上記パソコン本体103に接続されたディスプレイ装置105の構成図である。
【0051】
このディスプレイ装置105は、AD(アナログ・デジタル)コンバータ401と、グラフィックエンジン402と、表示ユニット405と、クロック発生器406と、CPU407と、RAM408と、ROM409と、フラッシュメモリ410と、キーコントローラ411と、フレームバッファ414と、USBユニット416とを備える。
【0052】
上記ADコンバータ401は、上記パソコン本体103からVGAケーブル104を介して受取ったアナログのRGB信号を、デジタル信号に返還してグラフィックエンジンに送出するようになっている。
【0053】
上記グラフィックエンジン402は、上記ADコンバータ401で変換されたデジタル信号を、補正などの画像処理を行って、この処理された信号を上記表示ユニット405に送出する。
【0054】
上記表示ユニット405は、表示デバイスとこの表示デバイスのコントローラとを含むユニットであり、LCD(液晶ディスプレイ)パネルと、LCDドライバと、LCDコントローラとを含んでいる。この表示ユニット405は、上記グラフィックエンジン402から受取った信号に応じて、所定の画像を表示デバイス、すなわちLCDパネルに表示するようになっている。
【0055】
上記クロック発生器406は、このディスプレイ装置105の構成部品の処理を同期させるための同期信号を発生する。
【0056】
上記CPU407は、このディスプレイ装置105の構成部品の制御や、OSおよび各種ドライバの実行を行う。
【0057】
上記RAM408は、上記CPU407が動作するときのコード領域やデータ領域に用いられる。
【0058】
上記ROM409は、上記CPU407が実行するプログラムのコードや、初期データ、あるいは上記CPU407がグラフィックエンジン402を制御する際に用いるパラメータなどを格納している。
【0059】
上記フラッシュメモリ410は、上記CPU407でプログラムが実行される際、スタティックな記憶領域として利用され、このディスプレイ装置105の固定資産情報415がこのフラッシュメモリ内に格納されている。このフラッシュメモリ410は、E2PROM(エレクトリカリ・イレーサブル・プログラマブル・リード・オンリー・メモリ)でもよく、不揮発性のメモリであれば、どのような種類のメモリでもよい。
【0060】
上記キーコントローラ411は、このディスプレイ装置105に装備されている図示しないキー、すなわち入力ボタンからの入力信号を受取って、所定の部品を制御する。
【0061】
上記フレームバッファ414は、上記パソコン本体103からの画像情報以外の情報であって上記表示ユニット405に表示させる情報を、上記グラフィックエンジン402に送出するために蓄えるRAMである。このフレームバッファ414には、上記CPU407で実行されるプログラムによって、表示ユニット405に表示すべき情報が貯えられる。
【0062】
上記USBユニット416は、上記パソコン本体103のUSBユニット308にUSBケーブル313を介して接続されて、上記パソコン本体103のUSBユニット308とデータの送受信を行う。
【0063】
上記フラッシュメモリ410に記憶された上記ディスプレイ装置105の固定資産情報415は、上記パソコン本体103の固定資産情報310と同様に、図五に示すようなテーブルからなり、各々の項目に対応する情報が書き込まれている。このディスプレイ装置105の固定資産情報415は、上記パソコン本体103の固定資産情報310と同一のフォーマットで記されている。なお、上記固定資産情報415は、フラッシュメモリ410以外のメモリや、ハードディスクなどに記憶してもよい。また、上記固定資産情報以外の例えば機器の管理者名や、メモリー容量、やCPUなどのハードウエアスペック情報や、オプション機器の有無などの情報を格納しても良い。
【0064】
図1の固定資産情報管理システムに含まれる一体型パソコン101は、上記パソコン本体103の構成部と、上記ディスプレイ装置105の構成部とを一体に備えて形成されている。したがって、上記一体型パソコン101は、上記ディスプレイ装置105に接続されたパソコン本体103と、略同一の機能を有して略同一の動作をする。
【0065】
上記構成のサーバ100と、上記パソコン本体103およびディスプレイ装置105と、上記一体型パソコン101とを備える固定資産情報管理システムは、以下のように動作する。
【0066】
上記サーバ100の操作者によって、上記ハードディスク203に格納された固定資産情報プログラム208が起動され、この固定資産情報管理システムに含まれる情報機器の固定資産情報を調べる命令が入力される。そうすると、上記サーバ100のネットワークコントロールユニット207を介して、固定資産情報をサーバに送信する旨のコマンドが、ネットワーク107を経由して、この固定資産情報管理システムに含まれる複数のパソコン本体103、103・・・と、複数の一体型パソコン101、101・・・に送信される。このコマンドを受け取った上記パソコン本体103は、上記ハードディスク303に格納された固定資産情報310の内容を示すデータを、上記サーバ100に送信する。また、上記パソコン本体103は、このパソコン本体103に接続された上記ディスプレイ装置105の固定資産情報を調べて、このディスプレイ装置105の固定資産情報の内容を示すデータを上記サーバ100に送信する。上記一体型パソコン101もまた、上記パソコン本体103と同様にハードディスクに格納された固定資産情報の内容を示すデータを、上記サーバ100に送信する。上記データを受信した上記サーバ100は、上記複数のパソコン本体103、103・・・およびディスプレイ装置105、105・・・と、上記複数の一体型パソコン101、101・・・とについての固定資産情報を集計して、この集計結果を上記ディスプレイ装置204に表示する。また、上記パソコン本体103、103・・・と、上記ディスプレイ装置105、105・・・と、上記一体型パソコン101、101・・・とについての固定資産情報を、上記ハードディスクの固定資産情報データベース209に格納する。
【0067】
図6は、上記サーバ100と、パソコン本体103と、ディスプレイ装置105とで実行される処理を、上記サーバ100と、1台のパソコン本体103およびディスプレイ装置105とについて示したフローチャートである。以下、図6を用いて、上記サーバ100が、上記パソコン本体100およびディスプレイ装置105から固定資産情報を得る工程を、時系列で説明する。
【0068】
まず、サーバにおいて、固定資産情報プログラム208が起動されて、処理が開始される。
【0069】
続いて、操作者の操作に対応して、サーバ100がパソコン本体103に固定資産情報を要求するコマンドを送信する(S601)。図7は、上記コマンドの一例である。このコマンドは、ヘッダ部701とデータ部702とで構成されており、上記ヘッダ部701には、サーバ100とパソコン本体103との通信プロトコルに応じたヘッダを使用する。上記データ部702には、サーバー100とパソコン本体103との間で予め決めておいた命令に対応する値を記入するようにしておき、図7では、固定資産情報を要求する命令を示すコマンド値である01を記入している。
【0070】
一般的なLAN接続では、ブロードキャストコマンドを利用してメッセージを発信することにより、ネットワーク上のすべての情報機器に対して、固定資産情報の要求コマンドが発信される。サーバと情報機器との間の送受信のプロトコルは、一般的にはTCPやUDPなどが使用されることが多いが、他のプロトコルでもよい。
【0071】
続いて、ネットワークを介して送信された上記固定資産情報を要求するコマンドを、パソコン装置103が受信する。(S602)、
上記パソコン装置103では、上記コマンドを受信すると、このコマンドのデータ内容を解釈して、その内容が固定資産情報を要求する内容であれば、ハードディスク303に格納されている固定資産情報読出し書込みプログラムを起動する(S603)。上記パソコン装置103は、上記受信したコマンドの内容が上記固定資産情報を要求する内容であれば、上記固定資産情報読出し書込みプログラムを起動するようにしておく。
【0072】
上記固定資産情報読出し書込みプログラムが起動されて、上記ハードディスク303に格納されている固定資産情報を読み出し(S604)、この固定資産情報の内容をRAM302に保存する。
【0073】
次に、固定資産情報読出し書込みプログラムの動作の下で、このパソコン本体103に接続されているディスプレイ装置105に対して、USBケーブル313を介して固定資産情報要求コマンドを送信する(S605)。ここにおいて、上記USBケーブルを介さずに、VGAケーブルを介してコマンドを送信してもよく、また、DVIケーブルでパソコン本体103とディスプレイ装置105とを接続して、DDC/CI規格のデータによってコマンドを送信してもよい。
【0074】
上記固定資産情報要求コマンドをディスプレイ装置105が受信すると(S606)、このディスプレイ装置105は、上記コマンドが固定資産情報要求コマンドであると解釈した場合、フラッシュメモリの所定のエリアから固定資産情報を読み出す(S607)。続いて、上記USBケーブル313による通信経路を介して、上記固定資産情報の内容を示すデータをパソコン本体103に送信する(S608)。
【0075】
上記パソコン本体103は、上記ディスプレイ装置105から固定資産情報のデータを受信すると(S609)、このディスプレイ装置105の固定資産情報のデータと共にパソコン本体103の固定資産情報のデータを、サーバ100に送信する(S610)。図8(a)、(b)は、上記パソコン本体103からサーバに送信されるデータの一例を示す図である。この固定資産情報のデータも、基本的な構造は、図7に示した固定資産情報要求コマンドのデータの構造と同じであり、ヘッダ部801とデータ部802とで構成されている。パソコン本体とディスプレイ装置との両方が固定資産情報を有する場合、上記固定資産情報のデータは、図8(a)に示すように、パソコン本体103の固定資産情報とディスプレイ装置105の固定資産情報とが連続して記されたデータの構造を有する。パソコン本体のみが固定資産情報を有する場合は、図8(b)に示すようなパソコン本体の固定資産情報のみを有するデータが、サーバ100に送信される。
【0076】
上記サーバ100は、上記パソコン本体103から上記固定資産情報のデータを受信し(S611)、上記固定資産情報プログラムの動作の下で、上記固定資産情報のデータの内容を解析して、これによって得られた固定資産情報を表にして、サーバのディスプレイ装置204に表示する(S612)。このディスプレイ装置204に表示される表は、従来の固定資産台帳に記していた固定資産情報と同様の情報が記されている。図9は、上記サーバのディスプレイ装置204に表示された表901の一例である。この表901には、ネットワークに接続された複数のパソコン本体およびディスプレイ装置の固定資産情報が記されている。この表901では、表記順の番号と、固定資産番号と、管理部門と、製品名と、購入日と、備考1と、関係機種との項目に対応して、各々の情報が記入される。上記関係機種の項目は、その情報機器が他の情報機器に接続されている場合、その接続された情報機器の固定資産情報が記入されるようになっている。例えば、番号5の固定資産番号ABC−0004のモニターは、固定資産番号がABC−0078の情報機器、すなわち、番号4のパソコンに接続されていることが分かる。この図9に表示された表と同様のテーブルが、上記サーバ100のハードディスク203の固定資産情報データベース209に保存される。
【0077】
図6では、サーバ100が、固定資産情報プログラムの動作の下で、パソコン本体103およびディスプレイ装置105の固定資産情報を読み出す際に実行される処理を示したが、上記パソコン本体103の固定資産情報やディスプレイ装置105の固定資産情報を、サーバ100の操作者が書き込む際においても、同様の処理が行わる。すなわち、上記パソコン本体103の固定資産情報プログラム208を起動した後、操作者が、上記パソコン本体103およびディスプレイ装置105の固定資産情報を所定の情報に書き込む指令を入力する。そうすると、上記サーバ100は、パソコン本体103に、固定資産情報を書き込むコマンドを送信する。この固定資産情報を書き込むコマンドを、ネットワークを介して、パソコン装置103が受信する。上記コマンドを受信したパソコン装置103は、このコマンドの内容を解釈して、ハードディスク303に格納されている固定資産情報読出し書込みプログラムを起動する。上記固定資産情報読出し書込みプログラムが起動されて、このプログラムの動作の下で、上記パソコン装置103の制御によって、上記ハードディスク303に、上記コマンドと共にサーバ100から受信したデータを用いて固定資産情報を書き込む。続いて固定資産情報読出し書込みプログラムの動作の下で、このパソコン本体103に接続されているディスプレイ装置105に対して、固定資産情報書き込みコマンドを送信する。この固定資産情報書き込みコマンドをディスプレイ装置105が受信すると、このディスプレイ装置105は、上記コマンドの内容を解釈し、このコマンドと共に受信したデータを用いてフラッシュメモリの所定のエリアに固定資産情報を書き込む。このようにして、上記サーバ100を操作して所定の固定資産情報を入力することによって、上記パソコン本体103およびディスプレイ装置105に、固定資産情報を容易に書き込むことができる。
【0078】
以上のように、本実施形態の固定資産情報管理システムによれば、上記一体型パソコン101やパソコン本体103やディスプレイ装置105などの情報機器および周辺機器の固定資産情報が、上記サーバ100の操作のみによって容易に管理できる。つまり、多くの配置場所に配置された多数の情報機器および周辺機器について、従来におけるように情報機器および周辺機器に貼付された固定資産ラベルを逐一調べることなく、固定資産情報をサーバ100のディスプレイ装置204に迅速に表示させることができる。さらに、配置場所などが変更されて固定資産情報を変更すべき情報機器などについて、上記サーバ100のキーボード205で上記固定資産情報のうちの変更すべき情報を入力することによって、容易に上記固定資産情報を変更できる。また、上記サーバ100の固定資産情報データベース209に格納された情報を用いて、例えば項目に関する所定の条件についての検索を実行することによって、所望の情報を少ない手間で迅速に得ることができる。
【0079】
上記実施形態では、パソコン本体103に周辺機器としてのディスプレイ装置105を接続したが、上記周辺機器は、例えばプリンタやスキャナなどのディスプレイ装置以外の他の周辺機器を接続してもよい。この場合、上記パソコン本体103は、このパソコン本体103とプリンタおよびスキャナとを接続するUSBケーブルやSCSIケーブルなどを介して、上記プリンタおよびスキャナと固定資産情報に関するデータを送受信する。
【0080】
図10は、他の実施形態のディスプレイ装置を示す図である。このディスプレイ装置1001は、上記パソコン本体103に接続されるディスプレイ装置である。このディスプレイ装置1001は、画像表示部1002と、複数のボタン1003と、電源ボタン1004を備える。このディスプレイ装置1001は、複数のボタン1003のうちのMENUボタンと、SELECTボタンとを同時に押しながら電源ボタン1004を押下すると、このディスプレイ装置のメモリに格納された固定資産情報が読み出されて、この固定資産情報の表1006が上記画像表示部1002に表示される。すなわち、上記MENUボタンと、SELECTボタンと、電源ボタン1004とで、固定資産情報の出力指令が入力される指令入力手段として機能する。したがって、このディスプレイ装置1001が接続されているパソコン本体103が起動していない場合や、上記パソコン本体103がネットワークに接続されていない場合であっても、上記ディスプレイ装置1001の固定資産情報が容易に確認できる。なお、上記ディスプレイ装置は、固定資産情報の表示の指令を入力するためのボタンを1つ設け、この1つのボタンを押下すると画像表示部1002に固定資産情報の表1006を表示するようにしてもよい。
【0081】
【発明の効果】
以上より明らかなように、本発明の固定資産情報管理システムによれば、固定資産情報を記憶する記憶手段を有する情報機器と、ネットワークを介して上記情報機器の固定資産情報にアクセスして、上記固定資産情報を管理する固定資産情報管理手段を有するサーバとを備えたので、従来におけるような固定資産ラベルを用いるよりも、容易に情報機器の固定資産情報が管理できる
【0082】
1実施形態の固定資産情報管理システムによれば、上記情報機器は、上記ネットワークを介して上記サーバから指令を受信する指令受信手段と、上記指令受信手段が受信したサーバからの指令に基いて、上記記憶手段に記憶された上記固定資産情報を、上記サーバに送信する固定資産情報送信手段とを備え、上記サーバは、上記ネットワークを介して、上記情報機器に、この情報機器の固定資産情報を要求する指令を送信する指令送信手段と、上記情報機器の固定資産情報送信手段が送信した上記固定資産情報を受信する固定資産情報受信手段と、上記固定資産情報受信手段が受信した上記固定資産情報を出力する出力手段と、上記固定資産情報受信手段が受信した上記固定資産情報を格納する固定資産情報格納手段とを備えるので、上記情報機器が多数であっても、この情報機器の固定資産情報が上記サーバに容易に収集できる。
【0083】
1実施形態の固定資産情報管理システムによれば、上記情報機器の固定資産情報は、上記情報機器の名称と、上記情報機器が配置されている場所と、上記情報機器を示す記号と、上記情報機器が購入された日付のうちの2つ以上を含む。
【0084】
1実施形態の固定資産情報管理システムによれば、上記サーバは、情報が入力される入力手段と、上記入力手段で入力された入力情報を、上記情報機器に送信する入力情報送信手段とを備え、上記情報機器は、上記サーバの入力情報送信手段が送信した上記入力情報を受信する入力情報受信手段と、上記入力情報受信手段が受信した上記入力情報を、上記記憶手段に書き込む入力情報書込手段とを備えるので、上記サーバを操作することによって、上記情報機器に、この情報機器の固定資産情報を書き込むことができる。
【0085】
1実施形態の固定資産情報管理システムによれば、上記情報機器は周辺機器に接続されていて、上記情報機器の記憶手段は、この情報機器の固定資産情報と、上記周辺機器の固定資産情報とを記憶するので、上記情報機器の固定資産情報と共に周辺機器の固定資産情報が管理できる。
【0086】
1実施形態の固定資産情報管理システムによれば、上記周辺機器の固定資産情報は、上記周辺機器の名称と、上記周辺機器が配置されている場所と、上記周辺機器を示す記号と、上記周辺機器が購入された日付のうちの2つ以上を含む。
【0087】
1実施形態の固定資産情報管理システムによれば、上記周辺機器は、上記周辺機器の固定資産情報を記憶する記憶手段と、上記情報機器から指令を受信する指令受信手段と、上記指令受信手段が受信した上記情報機器からの指令に基いて、上記記憶手段に記憶された上記固定資産情報を、上記情報機器に送信する固定資産情報送信手段とを備え、上記情報機器は、上記周辺機器に、この周辺機器の固定資産情報を要求する指令を送信する指令送信手段と、上記周辺機器の固定資産情報送信手段が送信した上記固定資産情報を受信する固定資産情報受信手段と、
上記固定資産情報受信手段が受信した上記固定資産情報を、上記情報機器の記憶手段に書き込む固定資産情報書込手段とを備えるので、上記周辺機器に、この周辺機器の固定資産情報を保持できると共に、上記周辺機器に接続された情報機器に、この周辺機器の固定資産情報を書き込むことができる。
【0088】
1実施形態の固定資産情報管理システムによれば、上記情報機器は、情報が入力される入力手段と、上記入力手段で入力された入力情報を、上記周辺機器に送信する入力情報送信手段とを備え、上記周辺機器は、上記情報機器の入力情報送信手段で送信された上記入力情報を受信する入力情報受信手段と、上記入力情報受信手段が受信した上記入力情報を、上記周辺機器の記憶手段に書き込む入力情報書込手段とを備えるので、上記情報機器を操作することによって、上記周辺機器に、この周辺機器の固定資産情報を書き込むことができる。
【0089】
1実施形態の固定資産情報管理システムによれば、上記周辺機器は、この周辺機器の固定資産情報を出力する出力手段を備えるので、上記周辺機器の固定資産情報を容易に確認できる。
【0090】
1実施形態の固定資産情報管理システムによれば、上記周辺機器は、上記サーバまたは情報機器の指令に基いて、上記周辺機器の記憶手段に記憶された固定資産情報を上記出力手段に出力させる出力制御手段を備えるので、上記周辺機器の固定資産情報を、上記サーバまたは情報機器の操作によって、容易に確認できる。
【0091】
1実施形態の固定資産情報管理システムによれば、上記周辺機器は、固定資産情報の出力指令が入力される指令入力手段を備え、上記出力制御手段は、上記指令入力手段に固定資産情報の出力指令が入力されると、上記周辺機器の記憶手段に記憶された固定資産情報を上記出力手段に出力させるので、例えば上記情報機器に接続されていない場合であっても、上記周辺機器を操作することによって、この周辺機器の固定資産情報を容易に確認できる。
【0092】
1実施形態の固定資産情報管理システムによれば、上記周辺機器は画像表示装置であり、この画像表示装置の固定資産情報が容易に管理できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の固定資産情報管理システムを示す構成図である。
【図2】 図1の固定資産情報管理システムのサーバ100を示す構成図である。
【図3】 図1の固定資産情報管理システムのパソコン本体103を示す構成図である。
【図4】 図3のパソコン本体103に接続されたディスプレイ装置105を示す構成図である。
【図5】 パソコン本体103のハードディスク303に格納された固定資産情報310を示す図である。
【図6】 サーバ100と、パソコン本体103と、ディスプレイ装置105とで実行される処理を示したフローチャートである。
【図7】 サーバ100がパソコン本体103に固定資産情報を要求するコマンドの一例を示した図である。
【図8】 図8(a)、(b)は、パソコン本体103からサーバに送信される固定資産情報のデータであって、図8(a)は、パソコン本体103とこのパソコンに接続されたディスプレイ装置105との固定資産情報のデータを示した図であり、図8(b)は、パソコン本体103のみの固定資産情報のデータを示した図である。
【図9】 サーバのディスプレイ装置204に、固定資産情報が記された表901が表示された様子を示す図である。
【図10】 他の実施形態のディスプレイ装置を示す図である。
【符号の説明】
100 サーバ
103 パソコン本体
104 ケーブル
105 ディスプレイ装置
107 ネットワーク

Claims (5)

  1. 固定資産情報を記憶する記憶手段を有する情報機器と、
    固定資産情報を記憶する記憶手段を有する周辺機器と、
    記情報機器ならびに上記周辺機器に記憶されている上記固定資産情報を管理する固定資産情報管理手段を有するサーバ
    備える固定資産情報管理システムにおいて、
    上記サーバは、
    上記情報機器と、この情報機器を介して上記周辺機器とに接続されていて、
    上記情報機器および上記周辺機器の上記固定資産情報が入力される入力手段と、
    上記入力手段で入力された上記情報機器および上記周辺機器の上記固定資産情報を、上記情報機器に送信する入力情報送信手段と
    ネットワークを介して、上記情報機器に、この情報機器および上記周辺機器の固定資産情報を要求する指令を送信する指令送信手段と、
    上記情報機器の固定資産情報送信手段が送信した上記情報機器および上記周辺機器の上記固定資産情報を受信する固定資産情報受信手段と、
    上記固定資産情報受信手段が受信した上記情報機器および上記周辺機器の上記固定資産情報を出力する出力手段と、
    上記固定資産情報受信手段が受信した上記情報機器および上記周辺機器の上記固定資産情報を格納する固定資産情報格納手段とを備え、
    上記情報機器は、
    上記サーバと上記周辺機器とに接続されていて、
    上記情報機器の記憶手段は、この情報機器の固定資産情報に加えて、上記周辺機器の固定資産情報も記憶し、
    上記サーバの入力情報送信手段が送信した上記情報機器および上記周辺機器の上記固定資産情報を受信する入力情報受信手段と
    上記周辺機器に、この周辺機器の固定資産情報を要求する指令を送信する指令送信手段と、
    上記指令送信手段から上記周辺機器に送信された指令に基づいて、上記周辺機器から送信された上記周辺機器の上記固定資産情報を受信する固定資産情報受信手段と
    上記入力情報受信手段が受信した上記周辺機器の上記固定資産情報を、上記周辺機器に送信する入力情報送信手段と
    上記ネットワークを介して上記サーバから指令を受信する指令受信手段と、
    上記指令受信手段が受信したサーバからの指令に基いて、上記記憶手段に記憶された上記情報機器および上記周辺機器の上記固定資産情報を、上記サーバに送信する固定資産情報送信手段とを備え、
    上記周辺機器は、
    上記情報機器のみに接続されていて
    上記情報機器から指令を受信する指令受信手段と、
    上記指令受信手段が受信した上記情報機器からの指令に基いて、上記記憶手段に記憶された上記周辺機器の上記固定資産情報を、上記情報機器に送信する固定資産情報送信手段と、
    上記情報機器の入力情報送信手段で送信された上記周辺機器の上記固定資産情報を受信する入力情報受信手段と、
    上記入力情報受信手段が受信した上記周辺機器の上記固定資産情報を、上記周辺機器の記憶手段に書き込む入力情報書込手段
    備えることを特徴とする固定資産情報管理システム。
  2. 請求項1に記載の固定資産情報管理システムにおいて、
    上記周辺機器は、この周辺機器の固定資産情報を出力する出力手段を備えることを特徴とする固定資産情報管理システム。
  3. 請求項2に記載の固定資産情報管理システムにおいて、
    上記周辺機器は、上記サーバまたは情報機器の指令に基いて、上記周辺機器の記憶手段に記憶された固定資産情報を上記出力手段に出力させる出力制御手段を備えることを特徴とする固定資産情報管理システム。
  4. 請求項2または3に記載の固定資産情報管理システムにおいて、
    上記周辺機器は、固定資産情報の出力指令が入力される指令入力手段を備え、
    上記出力制御手段は、上記指令入力手段に固定資産情報の出力指令が入力されると、上記周辺機器の記憶手段に記憶された固定資産情報を上記出力手段に出力させることを特徴とする固定資産情報管理システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の固定資産情報管理システムにおいて、
    上記周辺機器は画像表示装置であることを特徴とする固定資産情報管理システム。
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