JPH0736456A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH0736456A
JPH0736456A JP5200375A JP20037593A JPH0736456A JP H0736456 A JPH0736456 A JP H0736456A JP 5200375 A JP5200375 A JP 5200375A JP 20037593 A JP20037593 A JP 20037593A JP H0736456 A JPH0736456 A JP H0736456A
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JP
Japan
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data
automatic accompaniment
keyboard data
keyboard
key
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Pending
Application number
JP5200375A
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English (en)
Inventor
Yoshibumi Kira
義文 吉良
Kazunori Matsuda
寿徳 松田
Takeshi Koike
剛 小池
Junichi Takano
純一 高野
Takayo Hosoda
恭代 細田
Satoshi Fujimoto
諭 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は電子楽器に関し、内部音源と外部音源
とを好みに応じて適当に組み合わせて使用することによ
り効果的なスプリット演奏を可能にした電子楽器を提供
することを目的とする。 【構成】鍵盤装置11と、該鍵盤装置の鍵操作を検出し
てアッパー鍵盤データとロワー鍵盤データとに分けて出
力する鍵情報検出手段30と、所定の演奏形態を指示す
る指示手段12と、該指示手段の指示に応じて前記アッ
パー鍵盤データの通過の許諾又は阻止を切り換える第1
の切換手段31A及び第2の切換手段31Cと、ロワー
鍵盤データの通過の許諾又は阻止を切り換える第3の切
換手段31B及び第4の切換手段31Dと、前記第1又
は第3の切換手段を通過したアッパー又はロワー鍵盤デ
ータに基づき楽音を発生する楽音発生手段32,15
と、前記第2又は第4の切換手段を通過されたアッパー
又はロワー鍵盤データを外部に送信する送信手段36,
14、とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子楽器に内臓される
音源と外部音源とを任意に組み合わせて演奏を行う電子
楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、種々の機能を備えた電子楽器が開
発され実用に供されている。かかる機能として、例えば
スプリット機能、自動伴奏機能、ローカルオン/オフ機
能等がある。
【0003】スプリット機能は、鍵盤上の連続した所定
の2鍵の間をスプリットポイントに設定し、このスプリ
ットポイントから高音域側の鍵をアッパー鍵、低音域側
の鍵をロワー鍵として、例えばロワー鍵にベース音、ア
ッパー鍵にピアノ音をそれぞれ割り当てて複数の音色を
同時に演奏するという機能である。
【0004】また、自動伴奏機能は、演奏者の押鍵に応
じてコードを検出し、検出されたコードに基づいて伴奏
音を発生させる機能である。この自動伴奏機能を実現す
るにあたって上記スプリット機能が用いられている。即
ち、自動伴奏を行う場合は、上記スプリットポイントよ
り低音域側のロワー鍵はコード指定のために用いられ、
アッパー鍵は通常の発音(例えばピアノ音の発音)用と
して用いられる。
【0005】更に、ローカルオン/オフ機能は、鍵盤操
作によって生成された鍵盤データを当該電子楽器の音源
(以下、「内部音源」という)を用いて発音するか否か
を制御する機能である。即ち、ローカルオン状態では、
鍵盤操作によって生成された鍵盤データは、内部音源に
送られて発音されると同時に、MIDIデータに変換さ
れて外部に送信される。一方、ローカルオフ状態では、
鍵盤操作によって生成された鍵盤データは内部音源には
送られず、MIDIデータに変換されて外部に送信され
るのみである。
【0006】図7は、上記スプリット機能、自動伴奏機
能、ローカルオン/オフ機能の各機能を備えた電子楽器
の一般的な構成を示すブロック図である。図において、
10は中央処理装置(以下、「CPU」という)、11
は鍵盤装置、12は操作パネル、13は自動伴奏データ
記憶部、14はMIDIインタフェース回路、15は楽
音信号発生部、16は増幅器及び17はスピーカであ
る。
【0007】CPU10は、ソフトウエアの機能、又は
ソフトウエア及びハードウエアの双方の機能により実現
される押鍵検出部30、ローカルオン/オフ切換部3
1、発音チャンネル割当部32、データ読出部33、コ
ード検出部34、コード展開部35及びMIDIデータ
変換部36を有している。これら各構成要素の詳細につ
いては後述する。
【0008】鍵盤装置11は、音程を指示するための複
数の鍵を備えている。この鍵盤装置11は、各鍵のオン
/オフ状態を1ビットに対応させたビット列からなるデ
ータを出力する。この鍵盤装置11が出力するデータ
は、CPU10の押鍵検出部30に送られる。なお、上
記鍵盤装置11としては、例えば、所謂イニシャルタッ
チデータを検出するために2接点方式の鍵盤装置が用い
られている。
【0009】CPU10の押鍵検出部30は、鍵盤装置
11から送られてきたデータに基づき、押鍵又は離鍵さ
れた鍵のキーナンバ及びイニシャルタッチデータを検出
するものである。この押鍵検出部30で検出されたキー
ナンバ及びイニシャルタッチデータ(以下、「鍵盤デー
タ」と総称する)は、ローカルオン/オフ切換部31及
びMIDIデータ変換部36に送られる。
【0010】CPU10のMIDIデータ変換部36
は、押鍵検出部30から受け取った鍵盤データ又は後述
するコード展開部35から受け取った自動伴奏データを
MIDIフォーマットのデータ(以下、単に「MIDI
データ」という)に変換するものである。このMIDI
データ変換部36で変換されたMIDIデータはMID
Iインタフェース回路14に送られる。
【0011】MIDIインタフェース回路14は、入力
されたMIDIデータを、MIDI規格に則ったMID
I信号に変換して出力するものである。このMIDIイ
ンタフェース回路14から出力されたMIDI信号は、
MIDI出力端子OUTを介して外部に送信される。こ
のMIDI出力端子OUTから出力されたMIDI信号
は、外部装置としての例えば音源モジュールや他の電子
楽器等に供給され、その外部装置で楽音が発生される。
【0012】このように、鍵盤装置11の操作に応じて
押鍵検出部30で検出された鍵盤データは、常時、MI
DIデータとして外部に送信されるようになっている。
また、コード展開部35でコード展開して作成された自
動伴奏データも、MIDIデータとして外部に送信され
るようになっている。
【0013】操作パネル12は、本電子楽器に各種動作
を指示するものであり、複数のスイッチ、表示器等によ
り構成されている。以下で使用する自動伴奏スイッチ1
2A、ローカルコントロールスイッチ12Bも、この操
作パネル12に搭載されている。自動伴奏スイッチ12
Aは自動伴奏の開始又は停止を制御するスイッチであ
り、ローカルコントロールスイッチ12Bはローカルオ
ン又はローカルオフを切り換えるためのスイッチであ
る。
【0014】CPU10のローカルオン/オフ切換部3
1は、上記ローカルコントロールスイッチ12Bの設定
状態(ローカルオン又はローカルオフ)に応じて、押鍵
検出部30が出力する鍵盤データを、発音チャンネル割
当部32及びコード検出部34に送るか否かを切り換え
るものである。
【0015】即ち、ローカルコントロールスイッチ12
Bでローカルオンが指示されている場合は、ローカルオ
ン/オフ切換部31はスイッチが閉成されたと同様に作
用し、押鍵検出部30からの鍵盤データは発音チャンネ
ル割当部32及びコード検出部34に送られる。この
際、通常演奏モードであれば、コード検出部34に送ら
れた鍵盤データは無視される。一方、自動伴奏モードで
あれば鍵盤データのうち、アッパー鍵の鍵盤データは発
音チャンネル割当部32に送られ、ロワー鍵の鍵盤デー
タはコード検出部34に送られる。
【0016】一方、ローカルコントロールスイッチ12
Bでローカルオフが指示されている場合は、ローカルオ
ン/オフ切換部31はスイッチが開放されたと同様に作
用し、押鍵検出部30からの鍵盤データは発音チャンネ
ル割当部32及びコード検出部34には送られず、MI
DIインタフェース回路14を介して外部に送信される
のみである。
【0017】CPU10のコード検出部34は、上記押
鍵検出部30からローカルオン/オフ切換部31を介し
て送られてきた鍵盤データのうち、ロワー鍵の鍵盤デー
タを受け取ってコード検出を行うものである。従って、
コード検出はローカルオンの場合にのみ行われることに
なる。このコード検出部34で検出されたコードは、コ
ード展開部35に送られる。
【0018】上記自動伴奏データ記憶部13は、自動伴
奏に用いる自動伴奏データを記憶するものであり、例え
ばリードオンリメモリ(以下、「ROM」という)で構
成されている。この自動伴奏データ記憶部13は、CP
U10のデータ読出部33に接続されている。
【0019】CPU10のデータ読出部33は、上記操
作パネル13の自動伴奏スイッチ12Aからの指示に応
じて、上記自動伴奏データ記憶部13から自動伴奏デー
タを読み出すものである。このデータ読出部33で読み
出された自動伴奏データは、コード展開部35に送られ
る。
【0020】CPU10のコード展開部35は、受け取
った自動伴奏データを、コード検出部34から送られて
きたコードに従って展開するものである。このコード展
開部35におけるコード展開により生成された自動伴奏
データは、発音チャンネル割当部32及びMIDIデー
タ変換部36に送られる。
【0021】CPU10の発音チャンネル割当部32
は、上記押鍵検出部30からローカルオン/オフ切換部
31を介して送られてきた鍵盤データ又は上記コード展
開部35から送られてきた自動伴奏データを受け取り、
これらが発音を指示するデータ(以下、「ノートオンデ
ータ」という)である場合は発音チャンネルを割り当
て、消音を指示するデータ(以下、「ノートオフデー
タ」という)である場合は発音チャンネルを解放する処
理を行うものである。
【0022】ここで発音チャンネルとは、後述する楽音
信号発生部15が有するオシレータ(1又は2以上)に
対応するものであり、発音チャンネル割当とは、発音指
示があった場合に、即ち上記押鍵検出部30からローカ
ルオン/オフ切換部31を介してノートオンデータが送
られてきた場合又は上記コード展開部35からノートオ
ンデータが送られてきた場合に、楽音信号発生部15中
のどのオシレータを用いて発音させるかを決定する処理
である。
【0023】発音チャンネル割当部32で発音チャンネ
ルが割り当てられると、その旨の情報と発音指示に係る
ノートオンデータとが楽音信号発生部15に送られる。
【0024】楽音信号発生部15は、上述したように複
数のオシレータを有し、発音チャンネル割当部32で割
り当てられたオシレータを使用してノートオンデータに
基づく楽音信号を発生するものである。この楽音信号発
生部15で発生された楽音信号は増幅器16で所定の増
幅が行われ、スピーカ17を介して放音されることにな
る。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
る従来の電子楽器では、ローカルオンで通常演奏(自動
伴奏でない)を行う場合は、アッパー鍵及びロワー鍵の
双方の鍵盤データに対して内部音源を用いて発音が行わ
れる。また、この発音動作と並行して、上記アッパー鍵
及びロワー鍵の双方の鍵盤データがMIDIデータに変
換され、これがMIDIインタフェース回路14を介し
て外部に送信される。
【0026】また、ローカルオンで自動伴奏を行う場合
は、ロワー鍵の鍵盤データに基づきコード検出が行わ
れ、この検出されたコードを用いて予め自動伴奏データ
記憶部13に記憶されている自動伴奏データがコード展
開されて新たな自動伴奏データが生成され、この新たな
自動伴奏データに対して内部音源による発音が行われ
る。また、この発音動作と並行して上記新たな自動伴奏
データがMIDIデータに変換されて外部に送信され
る。他方、アッパー鍵の鍵盤データに対してはそのまま
内部音源を用いて発音が行われると共に、その鍵盤デー
タがMIDIデータに変換されて外部に送信される。
【0027】一方、ローカルオフの場合は、内部音源に
よる発音は行われず、上記鍵盤データがMIDIデータ
に変換されて外部に送信されるのみである。従って、ロ
ーカルオフの場合はスプリット機能は意味をなさなくな
り、また、コード検出も行われないので当該電子楽器で
自動伴奏を行わせることもできないという問題があっ
た。
【0028】かかる問題を解消するために、アッパー鍵
とロワー鍵とを独立してローカルオン/オフできるよう
にした電子楽器が本出願人により考えられている。この
電子楽器によれば、アッパー鍵をローカルオフ状態に
し、ロワー鍵をローカルオン状態にすることにより、ア
ッパー鍵の楽音は外部音源で発生させ、ロワー鍵でコー
ド検出を行って内部音源を用いて伴奏音を発生させると
いう演奏形態が可能となっている。
【0029】しかしながら、MIDIデータの送信はア
ッパー鍵又はロワー鍵に関係なく常時行われるため、ス
プリット機能を用いて通常演奏を行う場合に、アッパー
鍵をローカルオフ状態にしてもロワー鍵はローカルオン
状態が維持されるので、ロワー鍵に対する楽音は必ず内
部音源と外部音源との両方で発生されてしまうという問
題があった。
【0030】また、自動伴奏機能を用いて自動伴奏を行
う場合も、自動伴奏データに基づく楽音を内部音源で発
音されると共に、ロワー鍵で押さえた音が外部音源で発
音されてしまうという問題もあった。
【0031】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
ので、内部音源と外部音源とを好みに応じて適当に組み
合わせて使用することにより効果的なスプリット演奏を
行うことのできる電子楽器を提供することを目的とす
る。
【0032】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
の電子楽器は、上記目的を達成するために、鍵盤装置
と、該鍵盤装置の押鍵又は離鍵を検出してアッパー鍵盤
データとロワー鍵盤データとに分けて出力する鍵情報検
出手段と、所定の演奏形態を指示する指示手段と、該指
示手段の指示に応じて前記鍵情報検出手段が出力するア
ッパー鍵盤データの通過の許諾又は阻止を切り換える第
1の切換手段及び第2の切換手段と、前記指示手段の指
示に応じて前記鍵情報検出手段が出力するロワー鍵盤デ
ータの通過の許諾又は阻止を切り換える第3の切換手段
及び第4の切換手段と、前記第1又は第3の切換手段を
通過したアッパー鍵盤データ又はロワー鍵盤データに基
づき楽音を発生する楽音発生手段と、前記第2又は第4
の切換手段を通過したアッパー鍵盤データ又はロワー鍵
盤データを外部に送信する送信手段、とを具備したこと
を特徴とする。
【0033】また、同様の目的で、請求項2に記載の本
発明の電子楽器は、鍵盤装置と、該鍵盤装置の押鍵又は
離鍵を検出してアッパー鍵盤データとロワー鍵盤データ
とに分けて出力する鍵情報検出手段と、所定の演奏形態
を指示する指示手段と、該指示手段の指示に応じて前記
鍵情報検出手段が出力するアッパー鍵盤データの通過の
許諾又は阻止を切り換える第1の切換手段及び第2の切
換手段と、前記指示手段の指示に応じて前記鍵情報検出
手段が出力するロワー鍵盤データの通過の許諾又は阻止
を切り換える第3の切換手段及び第4の切換手段と、前
記第3の切換手段を通過したロワー鍵盤データに基づき
自動伴奏データを生成する自動伴奏情報生成手段と、前
記第1若しくは第3の切換手段を通過したアッパー鍵盤
データ若しくはロワー鍵盤データ、又は前記自動伴奏情
報生成手段で生成された自動伴奏データに基づき楽音を
発生する楽音発生手段と、前記第2若しくは第4の切換
手段を通過したアッパー鍵盤データ若しくはロワー鍵盤
データ又は前記自動伴奏情報生成手段で生成された自動
伴奏データを外部に送信する送信手段、とを具備したこ
とを特徴とする。
【0034】さらに同様の目的で、請求項3に記載の本
発明の電子楽器は、請求項1又は請求項2に記載の前記
送信手段が、前記アッパー鍵盤データ若しくはロワー鍵
盤データ、又は前記自動伴奏データをMIDIデータに
変換して出力することを特徴とする。
【0035】
【作用】請求項1に記載の本発明の電子楽器において
は、鍵情報検出手段は、鍵盤装置が操作されたことを検
出して得られる鍵盤データをアッパー鍵盤データとロワ
ー鍵盤データとに分けて出力する。そして、指示手段で
所定の演奏形態が指示されると、第1〜第3の切換手段
におけるアッパー鍵盤データ又はロワー鍵盤データの通
過の許諾又は阻止が上記指示に応じて切り換えられる。
【0036】この切り換えによって、アッパー鍵盤デー
タが第1の切換手段を通過し、又はロワー鍵盤データが
第3の切換手段を通過して楽音発生手段に供給された場
合に、楽音発生手段で上記アッパー鍵盤データ又はロワ
ー鍵盤データに基づいて楽音が発生される。また、上記
の切り換えによって、アッパー鍵盤データが第2の切換
手段を通過し、又はロワー鍵盤データが第4の切換手段
を通過して送信手段に供給された場合に、上記アッパー
鍵盤データ又はロワー鍵盤データが外部に送信されるよ
うになっている。
【0037】これにより、鍵情報検出手段から出力され
るアッパー鍵盤データ又はロワー鍵盤データを楽音発生
手段に送るか否か、また、外部に送信するか否かをそれ
ぞれ別個独立に制御することができるので、内部音源と
外部音源とを任意の組み合わせで使用して演奏を行うこ
とができる。従って、従来のロワー鍵に対する楽音は必
ず内部音源と外部音源との両方で発生されるという問題
を解消できるものとなっている。
【0038】また、請求項2に記載の本発明の電子楽器
においては、鍵情報検出手段は、鍵盤装置が操作された
ことを検出して得られる鍵盤データをアッパー鍵盤デー
タとロワー鍵盤データとに分けて出力する。そして、指
示手段で所定の演奏形態が指示されると、第1〜第3の
切換手段におけるアッパー鍵盤データ又はロワー鍵盤デ
ータの通過の許諾又は阻止が上記指示に応じて切り換え
られる。
【0039】この切り換えによって、アッパー鍵盤デー
タが第1の切換手段を通過し、又はロワー鍵盤データが
第3の切換手段を通過して楽音発生手段及び自動伴奏情
報生成手段に供給された場合に、楽音発生手段で上記ア
ッパー鍵盤データ又はロワー鍵盤データに基づいて楽音
が発生されると共に、自動伴奏情報生成手段で自動伴奏
データが生成され、この自動伴奏データに基づいて楽音
が発生される。
【0040】また、上記の切り換えによって、アッパー
鍵盤データが第2の切換手段を通過し、又はロワー鍵盤
データが第4の切換手段を通過して送信手段に供給され
た場合、又は自動伴奏情報生成手段で生成された自動伴
奏データが送信手段に供給された場合に、上記アッパー
鍵盤データ、ロワー鍵盤データ又は自動伴奏データが外
部に送信されるようになっている。
【0041】これにより、自動伴奏機能を使用する場合
に、ロワー鍵盤データを外部に送信することを抑止でき
るので、従来の自動伴奏機能を用いて自動伴奏を行う場
合に、ロワー鍵で押さえた音が外部音源で発音されてし
まうという問題を解消できるものとなっている。
【0042】さらに、請求項3に記載の本発明の電子楽
器においては、鍵情報検出手段で生成されたアッパー鍵
盤データ及びロワー鍵盤データ、又は自動伴奏情報生成
手段で生成された自動伴奏データを、MIDIデータに
変換して外部に送信するようにしている。これにより、
外部音源としてMIDI規格に則って作成された種々の
音源、例えば音源モジュールや他の電子楽器等を接続す
ることができるようになっている。
【0043】
【実施例】以下、本発明の実施例につき図面を参照しな
がら詳細に説明する。
【0044】図1は、本発明に係る電子楽器の実施例の
概略的な構成を示すブロック図である。なお、以下にお
いては、「従来の技術」の欄で図7を参照しながら説明
した構成要素と同一又は相当する構成要素には同一符号
を付して説明を省略乃至簡略化する。
【0045】図1において、10はCPU、11は鍵盤
装置、12は操作パネル、13は自動伴奏データ記憶
部、14はMIDIインタフェース回路、15は楽音信
号発生部、16は増幅器及び17はスピーカである。
【0046】CPU10は、ソフトウエア機能、又はソ
フトウエア及びハードウエアの両機能が相まって実現さ
れる押鍵検出部30、切換部31A,31B,31C,
31D、発音チャンネル割当部32、データ読出部3
3、コード検出部34、コード展開部35及びMIDI
データ変換部36を有して構成されている。
【0047】また、CPU10は、図示しないタイマを
内蔵しており、一定時間間隔で割込を発生するようにな
っている。このタイマ割込の回数は、図示しないRAM
に設けられたタイマカウンタで計数される。このタイマ
カウンタは、後述する自動伴奏処理において、自動伴奏
のイベントの有無、即ち自動伴奏データを発音(又は外
部に送出)するタイミングが到来したか否かを調べるた
めに使用される。
【0048】鍵盤装置11は、従来例で説明したものと
同じである。押鍵検出部30は鍵情報検出手段に対応す
るものであり、その機能は、鍵盤データをアッパー鍵盤
データとロワー鍵盤データとに分けて各別に出力する点
を除けば、従来例で説明したものと同じである。ここ
で、アッパー鍵盤データとは、スプリットポイントより
高音域側の鍵の鍵盤データであり、ロワー鍵盤データと
は、スプリットポイントより低音域側の鍵の鍵盤データ
をいう。
【0049】この押鍵検出部30で検出されたアッパー
鍵盤データは切換部31A及び切換部31Cに送られ、
ロワー鍵盤データは切換部31B及び切換部31Dに送
られる。
【0050】操作パネル12は、本電子楽器に各種動作
を指示するものであり、複数のスイッチ、表示器等によ
り構成されている。本実施例で使用する自動伴奏スイッ
チ12A、システムスイッチ12Cは、この操作パネル
12に搭載されている。自動伴奏スイッチ12Aは、従
来例で説明したと同様に、自動伴奏の開始又は停止を制
御するスイッチであり、具体的には後述するデータ読出
部33における自動伴奏データの読み出し開始/停止を
指示するために使用される。
【0051】システムスイッチ12Cは指示手段の一部
に対応するものであり、本電子楽器をシステム設定モー
ドに移行させるスイッチである。このシステムスイッチ
12Cの押下によりシステム設定モードに移行された状
態で、本電子楽器の種々の動作を規定する種々のパラメ
ータが設定されるようになっている。本発明の特徴であ
る各種演奏形態を規定するための切換部31A〜31D
の切換制御もこのシステム設定モードで行われる。
【0052】即ち、本電子楽器の各演奏形態は、例え
ば、操作パネル12に設けられた指示手段の一部として
のバリュースイッチとインクリメントダイヤル等(図示
しない)を用いて、RAM(図示しない)に設けられた
アッパー発音フラグ、アッパーMIDIフラグ、ロワー
発音フラグ及びロワーMIDIフラグ(以下、これらを
総称して「ローカルコントロールフラグ」という)を所
定値に設定することにより決定される。ローカルコント
ロールフラグのセット状態と演奏形態との関係は図6に
示されている。
【0053】なお、操作パネル12には、上記以外の各
種スイッチ、例えば音色切換スイッチ、音量変更スイッ
チ、リズム変更スイッチ等が設けられているが、本発明
とは直接関係しないので説明は省略する。
【0054】切換部31Aは第1の切換手段に対応する
ものであり、アッパー発音フラグの設定状態に応じて押
鍵検出部30が出力するアッパー鍵盤データの通過の許
諾又は阻止を制御するものである。即ち、アッパー発音
フラグがオンであれば、切換部31Aはスイッチが閉成
された場合と同様に作用し、押鍵検出部30が出力する
アッパー鍵盤データを通過させて発音チャンネル割当部
32に送る。
【0055】一方、アッパー発音フラグがオフであれ
ば、切換部31Aはスイッチが開放された場合と同様に
作用し、押鍵検出部30が出力するアッパー鍵盤データ
の通過は阻止され、発音チャンネル割当部32へ送られ
ない。
【0056】切換部31Bは第2の切換手段に対応する
ものであり、ロワー発音フラグの状態に応じて押鍵検出
部30が出力するロワー鍵盤データの通過の許諾又は阻
止を制御するものである。即ち、ロワー発音フラグがオ
ンであれば、切換部31Bはスイッチが閉成された場合
と同様に作用し、押鍵検出部30が出力するロワー鍵盤
データを通過させて発音チャンネル割当部32及びコー
ド検出部34に送る。
【0057】一方、ロワー発音フラグがオフであれば、
切換部31Bはスイッチが開放された場合と同様に作用
し、押鍵検出部30が出力するロワー鍵盤データの通過
は阻止され、発音チャンネル割当部32及びコード検出
部34へは送られない。
【0058】切換部31Cは第3の切換手段に対応する
ものであり、アッパーMIDIフラグの設定状態に応じ
て押鍵検出部30が出力するアッパー鍵盤データの通過
の許諾又は阻止を制御するものである。即ち、アッパー
MIDIフラグがオンであれば、切換部31Cはスイッ
チが閉成された場合と同様に作用し、押鍵検出部30が
出力するアッパー鍵盤データを通過させてMIDIデー
タ変換部36に送る。
【0059】一方、アッパーMIDIフラグがオフであ
れば、切換部31Cはスイッチが開放された場合と同様
に作用し、押鍵検出部30が出力するアッパー鍵盤デー
タの通過は阻止され、MIDIデータ変換部36へ送ら
れない。
【0060】切換部31Dは第4の切換手段に対応する
ものであり、ロワーMIDIフラグの設定状態に応じて
押鍵検出部30が出力するロワー鍵盤データの通過の許
諾又は阻止を制御するものである。即ち、ロワーMID
Iフラグがオンであれば、切換部31Dはスイッチが閉
成された場合と同様に作用し、押鍵検出部30が出力す
るロワー鍵盤データを通過させてMIDIデータ変換部
36に送る。
【0061】一方、ロワーMIDIラグがオフであれ
ば、切換部31Dはスイッチが開放された場合と同様に
作用し、押鍵検出部30が出力するロワー鍵盤データの
通過は阻止され、MIDIデータ変換部36へ送られな
い。
【0062】発音チャンネル割当部32は楽音発生手段
の一部に対応するものであり、上記押鍵検出部30から
切換部31Aを介して送られてきたアッパー鍵盤デー
タ、切換部31Bを介して送られてきたロワー鍵盤デー
タ、又は後述するデータ読出部33からコード展開部3
5を介して送られてきた自動伴奏データを受け取り、こ
れらがノートオンデータである場合は発音チャンネルを
割り当て、ノートオフデータである場合は発音チャンネ
ルを解放する処理を行うものである。この発音チャンネ
ル割当部32の機能は、従来例で説明したものと同じで
ある。
【0063】自動伴奏データ記憶部13及びデータ読出
部33は自動伴奏情報生成手段の一部に対応するもので
あり、従来例で説明したものと同じ機能を有するもので
ある。自動伴奏スイッチ12Aによって自動伴奏が開始
されることによりデータ読出部33で読み出された自動
伴奏データは、コード展開部35に送られる。
【0064】コード検出部34は自動伴奏情報生成手段
の一部に対応するものであり、上記押鍵検出部30から
切換部31Bを介して送られてきたロワー鍵盤データを
受け取ってコード検出を行うものである。従って、コー
ド検出はロワー発音フラグがオンの場合に行われること
になる。このコード検出部34で検出されたコードは、
コード展開部35に送られる。
【0065】コード展開部35は自動伴奏情報生成手段
の一部に対応するものであり、データ読出部33から受
け取った自動伴奏データを、コード検出部34から送ら
れてきたコードに従って展開するものである。このコー
ド展開部35におけるコード展開により生成された自動
伴奏データは、発音チャンネル割当部32及びMIDI
データ変換部36に送られる。
【0066】即ち、自動伴奏スイッチ12Aが押下され
ることにより自動伴奏が開始され、且つロワー発音フラ
グがオンであれば、データ読出部33で読み出された自
動伴奏データはコード展開されて発音チャンネル割当部
32及びMIDIデータ変換部36に送られる。これに
よりロワー発音フラグがオンの場合には、自動伴奏音は
本電子楽器の音源で発音されることになる。
【0067】MIDIデータ変換部36及びMIDIイ
ンタフェース回路14は送信手段に対応するものであ
る。MIDIデータ変換部36は、押鍵検出部30から
のアッパー鍵盤データ及びロワー鍵盤データを受け取る
他に、コード展開部35からの自動伴奏データをも受け
取ることを除けば、その機能は従来例で説明したものと
同じである。
【0068】MIDIインタフェース回路14の出力端
子OUTから出力された楽音信号は、例えば外部音源モ
ジュールに送られる。この外部音源モジュールとして
は、独立の音源モジュールの他に、例えば他の電子楽器
の音源を使用することができる。
【0069】楽音信号発生部15は楽音発生手段の一部
に対応するものであり、従来例で説明したものと同じで
ある。この楽音信号発生部15が出力する楽音信号は増
幅器16に送られる。増幅器16及びスピーカ17は従
来例で説明したものと同じであり、上記楽音信号発生部
15からの楽音信号は増幅器で増幅されてスピーカ17
に供給され、このスピーカ17で楽音が放音されること
になる。
【0070】次に、上記の構成において、本電子楽器の
動作につき、図2〜図5に示したフローチャートを参照
しながら説明する。
【0071】図2(A)は、本電子楽器のメインルーチ
ンを示すフローチャートであり、電源の投入により起動
される。即ち、電源が投入されると、先ず、初期化処理
が行われる(ステップS10)。この初期化処理は、C
PU10の内部状態を初期状態に設定するとともに、図
示しないRAMに定義されているレジスタ、カウンタ或
いはフラグ等を初期状態に設定する処理である。
【0072】この初期化処理において、アッパー発音フ
ラグ、ロワー発音フラグ、アッパーMIDIフラグ及び
ロワーMIDIフラグはそれぞれ「1」にセットされ、
図6に示した演奏形態「1」の状態に設定される。ま
た、この初期化処理では、楽音信号発生部15に所定の
データを送り、電源投入時に不要な音が発生されるのを
防止する処理も行われる。
【0073】この初期化処理が終了すると、次いで、パ
ネル処理が行われる(ステップS11)。このパネル処
理の詳細は、図3のフローチャートに示されている。
【0074】パネル処理では、先ず、パネルイベントの
有無が調べられる(ステップS20)。これは以下のよ
うにして行われる。即ち、先ずCPU10が操作パネル
12をスキャンすることにより、各スイッチのオン/オ
フ状態を示すパネルデータ(以下、「新パネルデータ」
という)を各スイッチに対応したビット列として取り込
む。
【0075】次いで、前回読み込んで図示しないRAM
に既に記憶されているパネルデータ(以下、「旧パネル
データ」という)と、今回読み込んだ新パネルデータと
を比較し、相違するビットをオンにしたイベントマップ
を作成する。このステップS20におけるパネルイベン
トの有無の判断は、このイベントマップを参照し、オン
になっているビットが存在するか否かを調べることによ
り行われる。
【0076】ここでパネルイベントがないことが判断さ
れると、何等の処理をも行うことなくこのパネル処理ル
ーチンからリターンしてメインルーチンに戻る。一方、
パネルイベントがあることが判断されると、そのイベン
トは自動伴奏スイッチ12Aのイベントであるか否かが
調べられる(ステップS21)。これは、上記で作成し
たイベントマップ中の自動伴奏スイッチ12Aに対応す
るビットがオンになっているか否かを調べることにより
行われる。
【0077】そして、自動伴奏スイッチ12Aのイベン
トであることが判断されると、次いで、そのイベントは
オンイベントであるか否かが調べられる(ステップS2
2)。これは、上記新パネルデータ中の自動伴奏スイッ
チ12Aに対応するビットがオンになっているか否かを
調べることにより行われる。この場合、上記新パネルデ
ータ中の自動伴奏スイッチ12Aに対応するビットがオ
ンになっていればオンイベント、オフになっていればオ
フイベントがあった旨がそれぞれ判断されることにな
る。
【0078】上記ステップS22でオンイベントである
ことが判断されると、自動伴奏フラグが「1」にセット
される(ステップS24)。同時に、図示しないRAM
に設けられたタイマカウンタのカウントアップが開始さ
れる。
【0079】一方、オンイベントでない、つまりオフイ
ベントであることが判断されると、自動伴奏フラグが
「0」にクリアされる(ステップS23)。同時に、タ
イマカウンタのカウントアップが停止される。なお、上
記ステップS21で自動伴奏スイッチ12Aのイベント
でないことが判断されると、上記ステップS22〜S2
4の処理はスキップされる。
【0080】上記自動伴奏フラグは、図示しないRAM
に定義されたフラグであり、本電子楽器が自動伴奏モー
ドにあるか通常演奏モードにあるかを記憶するものであ
る。自動伴奏モードとは、自動伴奏データ記憶部13に
記憶された自動伴奏データに基づいて自動伴奏音を発生
するモードである。この自動伴奏フラグは、後述する自
動伴奏処理ルーチンにおいて参照される。
【0081】次いで、システムスイッチ12Cのオンイ
ベントであるか否かが調べられる(ステップS25)。
これは、上記パネルイベントマップ中のシステムスイッ
チ12Cに対応するビットがオンになっており、且つ、
上記新パネルデータのシステムスイッチ12Cに対応す
るビットがオンになっているか否かを調べることにより
行われる。
【0082】ここで、システムスイッチ12Cのオンイ
ベントであることが判断されると、システム設定処理が
行われる(ステップS26)。システム設定処理とは、
例えば図示しないバリュースイッチとインクリメントダ
イヤル等を用いて本電子楽器の演奏に必要な種々のパラ
メータを設定する処理である。このシステム設定処理の
1つとして、所定のパネル操作によりアッパー発音フラ
グ、ロワー発音フラグ、アッパーMIDIフラグ及びロ
ワーMIDIフラグのセット/リセットが行われる。
【0083】これにより、何れかの演奏形態が設定さ
れ、以降においては、設定された演奏形態で動作するこ
とになる。その後、このパネルイベント処理ルーチンか
らリターンしてメインルーチンに戻る。
【0084】一方、上記ステップS25でシステムスイ
ッチ12Cのオンイベントでないことが判断されると、
「その他のスイッチ処理」が行われる(ステップS2
7)。この「その他のスイッチ処理」は、操作パネルに
設けられた上記以外のスイッチ操作に対する処理であ
る。
【0085】例えば、音色切換スイッチの操作に対応す
る音色切換処理、音量変更スイッチの操作に対応した音
量変更処理、リズム変更スイッチの操作に対応したリズ
ム変更処理等が行われる。各スイッチに対応する処理の
内容は、本発明とは直接関係しないので説明は省略す
る。その後、このパネルイベント処理ルーチンからリタ
ーンしてメインルーチンに戻る。
【0086】メインルーチンでは、次いで、鍵盤処理が
行われる(ステップS12)。この鍵盤処理の詳細は、
図4のフローチャートに示されている。
【0087】鍵盤処理では、先ず、鍵盤イベントの有無
が調べられる(ステップS40)。これは以下のように
して行われる。即ち、先ずCPU10の押鍵検出部30
で鍵盤装置11をスキャンすることにより、各鍵のオン
/オフ状態を示すデータ(新鍵盤データという)を各鍵
に対応したビット列として取り込む。
【0088】次いで、前回読み込んで図示しないRAM
に既に記憶されている鍵盤データ(旧鍵盤データとい
う)と、今回読み込んだ新鍵盤データとを比較し、相違
するビットをオンにしたイベントマップを作成する。こ
のステップS40で行う鍵盤イベントの有無の判断は、
このイベントマップに、オンになっているビットが存在
するか否かを調べることにより行われる。
【0089】ここで鍵盤イベントがないことが判断され
ると、何等の処理をも行わずにこの鍵盤処理ルーチンか
らリターンしてメインルーチンに戻る。一方、鍵盤イベ
ントがあることが判断されると、次いで、アッパー発音
フラグがオンであるか否かが調べられる(ステップS4
1)。
【0090】なお、アッパー発音フラグがオンであって
も、他のローカルコントロールフラグのセット状態によ
っては本実施例では「不使用」となっている演奏形態が
存在するが(図6参照)、かかる「不使用」の演奏形態
は、図示しない処理によりアッパー発音フラグがオフに
なっている場合と同等に取扱われるものとする。以下に
行うロワー発音フラグ、アッパーMIDIフラグ及びロ
ワーMIDIフラグの判断においても同様である。
【0091】ここでアッパー発音フラグがオンであるこ
とが判断されると、アッパー鍵のイベントに対する発音
が行われる(ステップS42)。即ち、アッパー発音フ
ラグがオンにセットされていれば切換部31Aのスイッ
チが閉成されたと同様に作用するので、押鍵検出部30
から出力されたアッパー鍵盤データは切換部31Aを介
して発音チャンネル割当部32に送られる。
【0092】発音チャンネル割当部32は、受け取った
アッパー鍵盤データが、ノートオンデータである場合は
発音チャンネルの割当てを行い、割り当てられた発音チ
ャンネルに関する情報及びアッパー鍵盤データを楽音信
号発生部15に送る。これにより、楽音信号発生部15
では、割り当てられた発音チャンネルを用いて楽音信号
が生成され、増幅器16及びスピーカ17を介して発音
が行われる。その後、ステップS43に分岐する。
【0093】一方、ノートオフデータである場合は、発
音チャンネル割当部32は発音チャンネルの検索を行
う。そして、検索された発音チャンネルに関する所定の
データを楽音信号発生部15に送る。これにより、その
発音チャンネルにおける楽音信号の生成が中止され、増
幅器16及びスピーカ17を介して発音されていた楽音
が停止される。その後、ステップS43に分岐する。
【0094】上記ステップS41で、アッパー発音フラ
グがオンでないことが判断され、又はアッパー鍵に対す
る発音処理が終了すると、次いで、ロワー発音フラグが
オンであるか否かが調べられる(ステップS43)。そ
して、ロワー発音フラグがオンであることが判断される
と、次いで、自動伴奏フラグがオンであるか否かが調べ
られる(ステップS44)。ここで自動伴奏フラグがオ
ンでないことが判断されると、つまり通常演奏モードで
あることが判断されると、ロワー鍵のイベントに対する
発音が行われる(ステップS45)。その後、ステップ
S47に分岐する。
【0095】このロワー鍵に対する発音処理の内容は、
上述したアッパー鍵に対する発音処理と同じであるので
説明は省略する。
【0096】一方、上記ステップS44で、自動伴奏フ
ラグがオンであることが判断されると、コード検出処理
が行われる(ステップS46)。即ち、コード検出部3
4は、ロワー鍵盤データを入力してコード検出を行い、
検出されたコードをコード展開部35に送る。コード展
開処理は、後述する自動伴奏処理で行われる。その後、
ステップS47に分岐する。
【0097】上記ステップS43で、ロワー発音フラグ
がオンでないことが判断され、又はロワー鍵に対する発
音若しくはコード検出が終了すると、次いで、アッパー
MIDIフラグがオンであるか否かが調べられる(ステ
ップS48)。そして、アッパーMIDIフラグがオン
であることが判断されると、アッパー鍵盤データのMI
DI送信処理が行われる(ステップS48)。
【0098】即ち、MIDIデータ変換部36は、押鍵
検出部30から送られて来たアッパー鍵盤データをMI
DIデータに変換し、MIDIインタフェース回路14
に送る。MIDIインタフェース回路14は、受け取っ
たMIDIデータをMIDI規格に則ったMIDI信号
に変換し、MIDI出力端子OUTを介して外部に出力
する。その後、ステップS49に分岐する。
【0099】上記ステップS47で、アッパーMIDI
フラグがオンでないことが判断され、又はアッパー鍵の
MIDIデータ送信が終了すると、次いで、ロワーMI
DIフラグがオンであるか否かが調べられる(ステップ
S49)。そして、ロワーMIDIフラグがオンである
ことが判断されると、ロワー鍵盤データのMIDI送信
処理が行われる(ステップS50)。
【0100】即ち、MIDIデータ変換部36は、押鍵
検出部30から送られて来たロワー鍵盤データをMID
Iデータに変換し、MIDIインタフェース回路14に
送る。MIDIインタフェース回路14は、受け取った
MIDIデータをMIDI規格に則ったMIDI信号に
変換し、MIDI出力端子OUTを介して外部に出力す
る。その後、この鍵盤処理ルーチンからリターンしてメ
インルーチンに戻る。また、上記ステップS49で、ロ
ワーMIDIフラグがオンでないことが判断された場合
も、この鍵盤処理ルーチンからリターンしてメインルー
チンに戻る。
【0101】メインルーチンでは、次いで、自動伴奏処
理が行われる(ステップS13)。この自動伴奏処理の
詳細については、図5のフローチャートに示されてい
る。
【0102】自動伴奏処理では、先ず、自動伴奏フラグ
が「1」であるか否かが調べられる(ステップS5
0)。そして、自動伴奏フラグが「0」、即ち通常演奏
モードであることが判断されると、何等の処理を行うこ
となくこの自動伴奏処理ルーチンからリターンしてメイ
ンルーチンに戻る。
【0103】一方、自動伴奏フラグが「1」、即ち、自
動伴奏モードであることが判断されると、タイマカウン
タの内容と、自動伴奏データ記憶部13から読み出した
自動伴奏データに含まれるステップタイム値とが比較さ
れ(ステップS51)、これらが一致するか否かが調べ
られる(ステップS52)。
【0104】そして、一致することが判断された場合
は、データ読出部33によって自動伴奏データ記憶部1
3から自動伴奏データを読み出す(ステップS53)。
そして、この読み出された自動伴奏データはコード展開
部35に送られる。
【0105】次いで、コード展開処理が行われる(ステ
ップS54)。このコード展開処理は、コード展開部3
5がデータ読出部33から受け取った自動伴奏データ
を、コード検出部34から送られてきたコードに従って
展開するものである。このコード展開部35におけるコ
ード展開により生成された自動伴奏データは、発音チャ
ンネル割当部32及びMIDIデータ変換部36に送ら
れる。
【0106】次いで、発音処理が行われる(ステップS
55)。即ち、コード展開部35で生成された自動伴奏
データが発音チャンネル割当部32に送られることによ
り、上述した鍵盤処理ルーチン(図4)のステップS4
2で説明したと同様の方法で、発音が行われる。
【0107】次いで、データアドレスのインクリメント
が行われる(ステップS56)。即ち、自動伴奏データ
が記憶されている自動伴奏データ記憶部13のアドレス
がインクリメントされる。これにより、次回の自動伴奏
処理においては、次の自動伴奏データを用いて発音が行
われることになる。
【0108】次いで、自動伴奏データのMIDI送信が
行われる(ステップS60)。即ち、コード展開部35
からMIDIデータ変換部36に送られた自動伴奏デー
タがMIDIフォーマットのデータに変換され、MID
Iインタフェース回路14を介して外部に送信される。
その後、この自動伴奏処理ルーチンからリターンしてメ
インルーチンに戻る。
【0109】一方、上記ステップS52で、タイマカウ
ンタの内容と自動伴奏データ中のステップタイム値とが
一致しないことが判断されると、次のトラック(パー
ト)へ移行するための処理が行われる(ステップS5
7)。即ち、複数のパートの自動伴奏が行われている場
合に、次のトラック(パート)に対して上記と同様の処
理を行うべく、例えば、自動伴奏データの読出アドレス
等を変更する処理が行われる。
【0110】次いで、自動伴奏の終了か否かが調べられ
る(ステップS58)。即ち、現在処理している自動伴
奏データが、自動伴奏の終了を意味するENDマークを
有するデータであるか否かが調べられる。そして、自動
伴奏の終了でないことが判断されると、この自動伴奏処
理ルーチンからリターンしてメインルーチンに戻る。
【0111】一方、上記ステップS58で自動伴奏の終
了であることが判断されると、自動伴奏停止処理及びエ
ンディング処理が行われる(ステップS59)。即ち、
自動伴奏フラグを「0」にクリアすると共に、タイマカ
ウンタのカウントアップを停止させる。次いで、自動伴
奏の終了を示すデータをMIDI送信し(ステップS6
0)、その後、この自動伴奏処理ルーチンからリターン
してメインルーチンに戻る。
【0112】以上の処理が終了してこの自動伴奏処理ル
ーチンからリターンしてメインルーチンに戻ると、メイ
ンルーチンでは、次いで、「その他の処理」が行われる
(ステップS14)。この「その他の処理」では、上述
した以外の各種処理が行われる。
【0113】このように、メインルーチンのステップS
11〜S14の繰り返し実行の過程で、パネル操作又は
鍵盤操作に応じたイベントが発生すると、そのイベント
に対応する処理を行うことにより電子楽器の各種機能が
実現される。
【0114】また、上記のCPU10の処理とは別途独
立に、図2(B)に示すように、タイマ割込処理が行わ
れる。このタイマ割込処理は、CPU10のタイマによ
り一定周期で発生される割込を受け付けてタイマカウン
タをインクリメントする処理である(ステップS1
5)。このタイマカウンタの内容は、上述したように、
自動伴奏処理において、発音タイミングを検出するため
に使用される。
【0115】以上説明したように、この実施例において
は、押鍵検出部30は、鍵盤装置11が操作されたこと
を検出して得られる鍵盤データをアッパー鍵盤データと
ロワー鍵盤データとに分けて出力する。そして、操作パ
ネル12で所定の演奏形態が指示されると、切換部31
A〜31Dにおけるアッパー鍵盤データ又はロワー鍵盤
データの通過の許諾又は阻止が上記指示に応じて切り換
えられる。
【0116】この切り換えによって、アッパー鍵盤デー
タが切換部31Aを通過し、又はロワー鍵盤データが切
換部31Bを通過して発音チャンネル割当部32に供給
された場合に、この発音チャンネル割当部32で発音チ
ャンネルが割り当てられ、楽音信号発生部15で上記ア
ッパー鍵盤データ又はロワー鍵盤データに基づいて楽音
信号が発生される。また、上記の切り換えによって、ア
ッパー鍵盤データが切換部31Cを通過し、又はロワー
鍵盤データが切換部31Dを通過してMIDIデータ変
換部36に供給された場合に、上記アッパー鍵盤データ
又はロワー鍵盤データがMIDIインタフェース回路1
4を介して外部に送信されるようになっている。
【0117】これにより、押鍵検出部30から出力され
るアッパー鍵盤データ又はロワー鍵盤データを発音チャ
ンネル割当部32に送るか否か、また、外部に送信する
か否かをそれぞれ別個独立に制御することができるの
で、内部音源と外部音源とを任意の組み合わせで使用し
て演奏を行うことができる。従って、従来のロワー鍵に
対する楽音は必ず内部音源と外部音源との両方で発生さ
れるという問題を解消できるものとなっている。
【0118】また、自動伴奏が指定されている場合は、
アッパー鍵盤データが切換部31Aを通過し、又はロワ
ー鍵盤データが切換部31Bを通過して発音チャンネル
割当部32及びコード検出部34に供給された場合に、
楽音信号発生部15で上記アッパー鍵盤データ又はロワ
ー鍵盤データに基づいて楽音が発生されると共に、コー
ド展開部35で生成された自動伴奏データに基づいて楽
音が発生される。また、上記の切り換えによって、アッ
パー鍵盤データが切換部31Cを通過し、又はロワー鍵
盤データが切換部31Dを通過してMIDIデータ変換
部36に供給された場合、又はコード展開部35で生成
された自動伴奏データがMIDIデータ変換部36に供
給された場合に、上記アッパー鍵盤データ、ロワー鍵盤
データ又は自動伴奏データがMIDIインタフェース回
路14を介して外部に送信されるようになっている。
【0119】これにより、自動伴奏機能を使用する場合
に、ロワー鍵盤データを外部に送信することを抑止でき
るので、従来の自動伴奏機能を用いて自動伴奏を行う場
合に、ロワー鍵で押さえた音を外部音源で発音してしま
うという問題を解消できるものとなっている。
【0120】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
内部音源と外部音源とを好みに応じて適当に組み合わせ
て使用することにより効果的なスプリット演奏を行うこ
とのできる電子楽器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子楽器の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の実施例の動作(メインルーチン、タイ
マ割込処理)を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施例の動作(パネル処理)を示すフ
ローチャートである。
【図4】本発明の実施例の動作(鍵盤処理)を示すフロ
ーチャートである。
【図5】本発明の実施例の動作(自動伴奏処理)を示す
フローチャートである。
【図6】本発明の実施例の演奏形態を説明するための図
である。
【図7】従来の電子楽器の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 CPU 11 鍵盤装置 12 操作パネル 13 自動伴奏データ記憶部 12A 自動伴奏スイッチ 12B システムスイッチ 14 MIDIインタフェース回路 15 楽音信号発生部 16 増幅器 17 スピーカ 30 押鍵検出部 31A、31B、31C、31D 切換部 32 発音チャンネル割当部 33 データ読出部 34 コード検出部 35 コード展開部 36 MIDIデータ変換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高野 純一 静岡県浜松市寺島町200番地 株式会社河 合楽器製作所内 (72)発明者 細田 恭代 静岡県浜松市寺島町200番地 株式会社河 合楽器製作所内 (72)発明者 藤本 諭 静岡県浜松市寺島町200番地 株式会社河 合楽器製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵盤装置と、 該鍵盤装置の押鍵又は離鍵を検出してアッパー鍵盤デー
    タとロワー鍵盤データとに分けて出力する鍵情報検出手
    段と、 所定の演奏形態を指示する指示手段と、 該指示手段の指示に応じて前記鍵情報検出手段が出力す
    るアッパー鍵盤データの通過の許諾又は阻止を切り換え
    る第1の切換手段及び第2の切換手段と、 前記指示手段の指示に応じて前記鍵情報検出手段が出力
    するロワー鍵盤データの通過の許諾又は阻止を切り換え
    る第3の切換手段及び第4の切換手段と、 前記第1又は第3の切換手段を通過したアッパー鍵盤デ
    ータ又はロワー鍵盤データに基づき楽音を発生する楽音
    発生手段と、 前記第2又は第4の切換手段を通過したアッパー鍵盤デ
    ータ又はロワー鍵盤データを外部に送信する送信手段、 とを具備したことを特徴とする電子楽器。
  2. 【請求項2】 鍵盤装置と、 該鍵盤装置の押鍵又は離鍵を検出してアッパー鍵盤デー
    タとロワー鍵盤データとに分けて出力する鍵情報検出手
    段と、 所定の演奏形態を指示する指示手段と、 該指示手段の指示に応じて前記鍵情報検出手段が出力す
    るアッパー鍵盤データの通過の許諾又は阻止を切り換え
    る第1の切換手段及び第2の切換手段と、 前記指示手段の指示に応じて前記鍵情報検出手段が出力
    するロワー鍵盤データの通過の許諾又は阻止を切り換え
    る第3の切換手段及び第4の切換手段と、 前記第3の切換手段を通過したロワー鍵盤データに基づ
    き自動伴奏データを生成する自動伴奏情報生成手段と、 前記第1若しくは第3の切換手段を通過したアッパー鍵
    盤データ若しくはロワー鍵盤データ、又は前記自動伴奏
    情報生成手段で生成された自動伴奏データに基づき楽音
    を発生する楽音発生手段と、 前記第2若しくは第4の切換手段を通過したアッパー鍵
    盤データ若しくはロワー鍵盤データ又は前記自動伴奏情
    報生成手段で生成された自動伴奏データを外部に送信す
    る送信手段、 とを具備したことを特徴とする電子楽器。
  3. 【請求項3】 前記送信手段は、前記アッパー鍵盤デー
    タ若しくはロワー鍵盤データ、又は前記自動伴奏データ
    をMIDIデータに変換して出力することを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の電子楽器。
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