JPH0736346Y2 - 曲面表示パネル装置 - Google Patents
曲面表示パネル装置Info
- Publication number
- JPH0736346Y2 JPH0736346Y2 JP1990124900U JP12490090U JPH0736346Y2 JP H0736346 Y2 JPH0736346 Y2 JP H0736346Y2 JP 1990124900 U JP1990124900 U JP 1990124900U JP 12490090 U JP12490090 U JP 12490090U JP H0736346 Y2 JPH0736346 Y2 JP H0736346Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polarizing plate
- film
- display panel
- lcd
- curved display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
この考案は、偏光板の必要なTNタイプのフィルムLCDを
用いた曲面表示パネル装置に関するものである。
用いた曲面表示パネル装置に関するものである。
従来は、第２図に図示したように、基板にポリマーフィ
ルムを用いたフィルムLCD（液晶）ａは、フレキシビリ
ティーに富む特長があるため、フィルムLCDaを予め曲面
加工化した押え板ｄとライトガイドｅ間にサンドイッチ
構造に挟んで固定した表示装置が製作されている。
ルムを用いたフィルムLCD（液晶）ａは、フレキシビリ
ティーに富む特長があるため、フィルムLCDaを予め曲面
加工化した押え板ｄとライトガイドｅ間にサンドイッチ
構造に挟んで固定した表示装置が製作されている。
しかし、ポリマーフィルム基板ｂは、偏光板ｃに全面接
着で貼付されているため、約0.1mm程度厚さのポリマー
フィルム基板ｂの厚さに、約0.2mm程度厚さの偏光板ｃ
の厚さを加えた厚さがフィルムLCDaの厚さとなり、フレ
キシビリティーを大きく損なう、その結果、曲げ曲率を
小さく加工できない、ポリマーフィルム基板にストレス
が掛かる、偏光板の耐久性に悪影響を与える等の問題点
がある。 本考案は、上記従来の技術の問題点に鑑みて創案された
もので、所定の小さい曲げ曲率に加工可能で、ストレス
の加わらない曲面表示パネル装置の提供を目的としてい
る。
着で貼付されているため、約0.1mm程度厚さのポリマー
フィルム基板ｂの厚さに、約0.2mm程度厚さの偏光板ｃ
の厚さを加えた厚さがフィルムLCDaの厚さとなり、フレ
キシビリティーを大きく損なう、その結果、曲げ曲率を
小さく加工できない、ポリマーフィルム基板にストレス
が掛かる、偏光板の耐久性に悪影響を与える等の問題点
がある。 本考案は、上記従来の技術の問題点に鑑みて創案された
もので、所定の小さい曲げ曲率に加工可能で、ストレス
の加わらない曲面表示パネル装置の提供を目的としてい
る。
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本考案における曲面表示パ
ネル装置においては、偏光板の必要なTNタイプのフィル
ムLCDを用いた曲面表示パネルにおいて、前記偏光板
は、保護カバー、ライトガイド等の板状パネルに貼付さ
れ、前記フィルムLCDと少なくとも一枚の前記偏光板が
離間して配置されていることを特徴としている。
ネル装置においては、偏光板の必要なTNタイプのフィル
ムLCDを用いた曲面表示パネルにおいて、前記偏光板
は、保護カバー、ライトガイド等の板状パネルに貼付さ
れ、前記フィルムLCDと少なくとも一枚の前記偏光板が
離間して配置されていることを特徴としている。
ライトガイドの内側面に沿って偏光板を貼付し、この偏
光板の表面にフィルムLCDを貼付する。その際に、偏光
板の両端部に接着剤又はスペーサを介在させてフィルム
LCDが取付けられている。 また、このフィルムLCDの両端部に押え板を配置して、
該押え板をライトガイドにビス止めして固定する。 さらに、フィルムLCDの表面側には、所定距離離れて偏
光板の表面に保護カバーを貼付した偏光板を配置する。
光板の表面にフィルムLCDを貼付する。その際に、偏光
板の両端部に接着剤又はスペーサを介在させてフィルム
LCDが取付けられている。 また、このフィルムLCDの両端部に押え板を配置して、
該押え板をライトガイドにビス止めして固定する。 さらに、フィルムLCDの表面側には、所定距離離れて偏
光板の表面に保護カバーを貼付した偏光板を配置する。
実施例について図面に参照して説明する。 CFL8をエッヂ照明光源とするライトガイド７の前面に
は、偏光板３が貼付されている。 このライトガイド７は、所定曲率に曲げ加工され、偏光
板３はこのライトガイド７の内側面に沿って貼付されて
いる。 曲面パネルの場合は、通常、曲面に固定するため、板状
パネルが必要であるが、本実施例ではライトガイド７が
該板状パネルを兼ねている。 また、フィルムLCD2は、TNタイプの偏光板３が付着され
ていないフィルムLCDが使用され、該フィルムLCD2は偏
光板３の表側両端部に、接着剤又はスペーサ６を用いて
固定されている。 なお、フィルムLCD2と偏光板３間には、接着剤やスペー
サ６を用いず、直接偏光板３の表面にフィルムLCD2を配
置してもよい。 前記フィルムLCD2の両端部は、押え板５で押さえられ、
ライトガイド７にビス９止めして固定されている。 さらに、フィルムLCD2の表面側には、直接フィルムLCD2
に接触しないように、一定距離離れて、ほぼ同曲率の偏
光板31が配置され、この偏光板31の表面には保護カバー
４が貼付されている。 なお、本実施例では、ライトガイド７による照明として
いるが、直接照明の場合は、拡散板上（図示省略）に偏
光板３を貼付してもよい。 また、照明を用いない場合は、フィルムLCD2の背面に偏
光板３を貼付した固定板（図示省略）を配置してもよ
い。 さらに、本実施例では、フィルムLCD2の両面に２枚の偏
光板３を配置したTNタイプのフィルムLCDを用いている
が、偏光板３を１枚使用するGHLCD等の場合でも、必要
により保護カバー４やライトガイド７に取付けてもよ
い。 また、保護カバー４やライトガイド７の曲率は、フィル
ムLCD2の曲率と必ずしも同じく成形する必要はない。 逆に、フィルムLCD2の曲率が小さい場合は、保護カバー
４やライトガイド７の曲率は、フィルムLCD2の曲率より
大きくした方がよい。 なお、Ｂは、目の位置を示している。
は、偏光板３が貼付されている。 このライトガイド７は、所定曲率に曲げ加工され、偏光
板３はこのライトガイド７の内側面に沿って貼付されて
いる。 曲面パネルの場合は、通常、曲面に固定するため、板状
パネルが必要であるが、本実施例ではライトガイド７が
該板状パネルを兼ねている。 また、フィルムLCD2は、TNタイプの偏光板３が付着され
ていないフィルムLCDが使用され、該フィルムLCD2は偏
光板３の表側両端部に、接着剤又はスペーサ６を用いて
固定されている。 なお、フィルムLCD2と偏光板３間には、接着剤やスペー
サ６を用いず、直接偏光板３の表面にフィルムLCD2を配
置してもよい。 前記フィルムLCD2の両端部は、押え板５で押さえられ、
ライトガイド７にビス９止めして固定されている。 さらに、フィルムLCD2の表面側には、直接フィルムLCD2
に接触しないように、一定距離離れて、ほぼ同曲率の偏
光板31が配置され、この偏光板31の表面には保護カバー
４が貼付されている。 なお、本実施例では、ライトガイド７による照明として
いるが、直接照明の場合は、拡散板上（図示省略）に偏
光板３を貼付してもよい。 また、照明を用いない場合は、フィルムLCD2の背面に偏
光板３を貼付した固定板（図示省略）を配置してもよ
い。 さらに、本実施例では、フィルムLCD2の両面に２枚の偏
光板３を配置したTNタイプのフィルムLCDを用いている
が、偏光板３を１枚使用するGHLCD等の場合でも、必要
により保護カバー４やライトガイド７に取付けてもよ
い。 また、保護カバー４やライトガイド７の曲率は、フィル
ムLCD2の曲率と必ずしも同じく成形する必要はない。 逆に、フィルムLCD2の曲率が小さい場合は、保護カバー
４やライトガイド７の曲率は、フィルムLCD2の曲率より
大きくした方がよい。 なお、Ｂは、目の位置を示している。
本考案は、上述の通り構成されているので、次に記載す
る効果を奏する。 フィルムLCDは、偏光板が全面接着により貼付せず又フ
ィルムLCDには偏光板が貼付されていないため、フィル
ムLCDは薄く加工でき、小さい曲面加工が容易となり、
かつ曲率の小さい表示パネルに加工できる。 また、フィルムLCDは、偏光板の曲げによるストレスが
加わらず、外観的にも優れ、又、耐久性も向上する。 フィルムLCDの曲率より、偏光板の曲率を大きくとるこ
とができ、さらに、偏光板の耐久性の向上を図ることが
できる。
る効果を奏する。 フィルムLCDは、偏光板が全面接着により貼付せず又フ
ィルムLCDには偏光板が貼付されていないため、フィル
ムLCDは薄く加工でき、小さい曲面加工が容易となり、
かつ曲率の小さい表示パネルに加工できる。 また、フィルムLCDは、偏光板の曲げによるストレスが
加わらず、外観的にも優れ、又、耐久性も向上する。 フィルムLCDの曲率より、偏光板の曲率を大きくとるこ
とができ、さらに、偏光板の耐久性の向上を図ることが
できる。
第１図は本考案に係る装置の断面図、第２図は従来例の
曲面表示パネル装置の断面図である。
曲面表示パネル装置の断面図である。
１……曲面表示パネル装置 ２……フィルムLCD、3,31……偏光板 ４……保護カバー、５……押え板 ６……接着剤、７……ライトガイド
Claims (1)
- 【請求項１】偏光板の必要なTNタイプのフィルムLCDを
用いた曲面表示パネルにおいて、前記偏光板は、保護カ
バー、ライトガイド等の板状パネルに貼付され、前記フ
ィルムLCDと少なくとも一枚の前記偏光板が離間して配
置されていることを特徴とする曲面表示パネル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990124900U JPH0736346Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 曲面表示パネル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990124900U JPH0736346Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 曲面表示パネル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0481120U JPH0481120U (ja) | 1992-07-15 |
| JPH0736346Y2 true JPH0736346Y2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=31872530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990124900U Expired - Lifetime JPH0736346Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 曲面表示パネル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0736346Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100955438B1 (ko) * | 2002-11-26 | 2010-05-04 | 이 잉크 코포레이션 | 가요성 전자 회로 및 디스플레이 |
| JP5094250B2 (ja) * | 2007-07-10 | 2012-12-12 | 株式会社ジャパンディスプレイイースト | 表示装置 |
| JP2010039441A (ja) * | 2008-08-08 | 2010-02-18 | Hitachi Displays Ltd | 液晶表示装置 |
| JP5265000B2 (ja) * | 2009-04-30 | 2013-08-14 | 三菱電機株式会社 | 表示装置 |
| JP5174781B2 (ja) * | 2009-10-15 | 2013-04-03 | 三菱電機株式会社 | 表示装置およびその製造方法 |
| US20180329239A1 (en) * | 2015-11-19 | 2018-11-15 | Sakai Display Products Corporation | Display device and method for producing display device |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60146224A (ja) * | 1984-01-10 | 1985-08-01 | Ricoh Co Ltd | 液晶表示装置 |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP1990124900U patent/JPH0736346Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0481120U (ja) | 1992-07-15 |
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