JPH0736125A - 写真焼付方法及び写真焼付装置 - Google Patents
写真焼付方法及び写真焼付装置Info
- Publication number
- JPH0736125A JPH0736125A JP17822593A JP17822593A JPH0736125A JP H0736125 A JPH0736125 A JP H0736125A JP 17822593 A JP17822593 A JP 17822593A JP 17822593 A JP17822593 A JP 17822593A JP H0736125 A JPH0736125 A JP H0736125A
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- JP
- Japan
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- image
- information
- color
- data
- strobe
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- Pending
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- Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複雑なアルゴリズムを用いることなく簡略な
構成で色再現性の良好なプリントを作成する。 【構成】 測光器で得られた測光データが規格化部44
に入力され、規格化部44において記憶部38に記憶さ
れた時間帯毎のデータに基づいて規格化された測光デー
タによって露光条件決定に必要な測光データを選択した
後に記憶部38及び露光条件決定部40へ出力する。露
光条件決定部40では、入力されたデータ及び蓄積され
たデータに基づいて露光条件を決定する。露光制御部4
2は露光条件設定部40で決定された露光条件に従って
調光フィルタ60を制御することによってカラーペーパ
26への焼付露光条件を制御する。
構成で色再現性の良好なプリントを作成する。 【構成】 測光器で得られた測光データが規格化部44
に入力され、規格化部44において記憶部38に記憶さ
れた時間帯毎のデータに基づいて規格化された測光デー
タによって露光条件決定に必要な測光データを選択した
後に記憶部38及び露光条件決定部40へ出力する。露
光条件決定部40では、入力されたデータ及び蓄積され
たデータに基づいて露光条件を決定する。露光制御部4
2は露光条件設定部40で決定された露光条件に従って
調光フィルタ60を制御することによってカラーペーパ
26への焼付露光条件を制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真焼付方法及び写真
焼付装置に係り、特に、写真フィルムに撮影された画像
コマの情報に基づいて露光量を定めて良好な色再現で焼
付けることができる写真焼付方法及び写真焼付装置に関
する。
焼付装置に係り、特に、写真フィルムに撮影された画像
コマの情報に基づいて露光量を定めて良好な色再現で焼
付けることができる写真焼付方法及び写真焼付装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】フイルム画像を印画紙へ焼付けるときの
焼付露光量は、フイルムが撮影時に被写体から受けた光
量によって決定され、1コマ毎に異っている。色再現性
の良好なプリントを得るため、従来では、撮影光質や光
源光量をフイルム画面外に記録し、これらの情報に基づ
き撮影条件に応じて焼付露光量を補正している(特開昭
51−117632号公報、特開昭52−13333号
公報)。
焼付露光量は、フイルムが撮影時に被写体から受けた光
量によって決定され、1コマ毎に異っている。色再現性
の良好なプリントを得るため、従来では、撮影光質や光
源光量をフイルム画面外に記録し、これらの情報に基づ
き撮影条件に応じて焼付露光量を補正している(特開昭
51−117632号公報、特開昭52−13333号
公報)。
【0003】また、背景(例えば、赤いカーテン、青
空)からの光の除去を完全に行うことができず、また現
像条件等によって撮影光質情報が変化することがあるた
め、光質を正確に推定することができず、被写体照明光
の光質の変化によって色再現性が悪化することがある。
このため、シヤツタースピード、絞り、日付、時刻、場
所、タイトル、異種光源下での撮影か否か等のデータを
フイルムに記録して焼付露光量決定に利用することが提
案されている(特開昭59−214023号公報、特開
昭64−6933号公報、特開平3−153231号公
報)。
空)からの光の除去を完全に行うことができず、また現
像条件等によって撮影光質情報が変化することがあるた
め、光質を正確に推定することができず、被写体照明光
の光質の変化によって色再現性が悪化することがある。
このため、シヤツタースピード、絞り、日付、時刻、場
所、タイトル、異種光源下での撮影か否か等のデータを
フイルムに記録して焼付露光量決定に利用することが提
案されている(特開昭59−214023号公報、特開
昭64−6933号公報、特開平3−153231号公
報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光質の
推定を行う場合、太陽光線による昼光色の色温度は撮影
時の時刻、季節及び地域によって異なるため、推定精度
を向上させるためには色温度推定のアルゴリズムは複雑
にしなければならない。
推定を行う場合、太陽光線による昼光色の色温度は撮影
時の時刻、季節及び地域によって異なるため、推定精度
を向上させるためには色温度推定のアルゴリズムは複雑
にしなければならない。
【0005】また、オペレーターの検定作業によって被
写体照明光の光質を判定することも行われているが、判
定精度を向上させるためには長期間の経験が必要であ
り、撮影時の条件が反映されたプリントを得ることがで
きない。タングステン光等の判定は容易であるが、撮影
時の季節や地域による光質の違いまでを判定することが
困難なため、推定光質の違いによる露光量の決定の差異
により安定した仕上がりプリントを得ることができな
い。
写体照明光の光質を判定することも行われているが、判
定精度を向上させるためには長期間の経験が必要であ
り、撮影時の条件が反映されたプリントを得ることがで
きない。タングステン光等の判定は容易であるが、撮影
時の季節や地域による光質の違いまでを判定することが
困難なため、推定光質の違いによる露光量の決定の差異
により安定した仕上がりプリントを得ることができな
い。
【0006】本発明は上記事実を考慮して、複雑なアル
ゴリズムを用いることなく簡略な構成で色再現性の良好
なプリントを作成することができる写真焼付方法及び写
真焼付装置を提供することを目的とする。
ゴリズムを用いることなく簡略な構成で色再現性の良好
なプリントを作成することができる写真焼付方法及び写
真焼付装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明の写真焼付方法は、写真フィル
ムに撮影された画像コマの測光値または画像特徴量を表
す画像情報を撮影時間帯別に蓄積し、撮影時間帯別に蓄
積された画像情報と焼き付けるべき画像コマの画像情報
とに基づいて露光量を定めて画像コマを印画紙に焼付け
る。
に請求項1に記載の発明の写真焼付方法は、写真フィル
ムに撮影された画像コマの測光値または画像特徴量を表
す画像情報を撮影時間帯別に蓄積し、撮影時間帯別に蓄
積された画像情報と焼き付けるべき画像コマの画像情報
とに基づいて露光量を定めて画像コマを印画紙に焼付け
る。
【0008】請求項2に記載の発明の写真焼付装置は、
写真フィルムに撮影された画像コマの撮影時間情報を読
み取る読取手段と、前記画像コマの測光値または画像特
徴量を表す画像情報を検出する検出手段と、前記検出手
段により検出された画像情報を多数記憶する記憶手段を
有し、画像コマを読み取った撮影時間情報に対応する撮
影時間帯に分類すると共に、該画像コマの画像情報を該
分類に従って記憶手段に蓄積する蓄積手段と、焼付ける
べき画像コマの撮影時間情報に対応する撮影時間帯とし
て蓄積された画像情報と焼き付けるべき画像コマの画像
情報とに基づいて露光量を定める露光量決定手段と、を
備えている。
写真フィルムに撮影された画像コマの撮影時間情報を読
み取る読取手段と、前記画像コマの測光値または画像特
徴量を表す画像情報を検出する検出手段と、前記検出手
段により検出された画像情報を多数記憶する記憶手段を
有し、画像コマを読み取った撮影時間情報に対応する撮
影時間帯に分類すると共に、該画像コマの画像情報を該
分類に従って記憶手段に蓄積する蓄積手段と、焼付ける
べき画像コマの撮影時間情報に対応する撮影時間帯とし
て蓄積された画像情報と焼き付けるべき画像コマの画像
情報とに基づいて露光量を定める露光量決定手段と、を
備えている。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の写真焼付装置において、前記読取手段は、撮影時のス
トロボ使用の有無の情報を更に読み取り、かつ前記蓄積
手段はストロボ画像コマの画像情報を蓄積しない、こと
を特徴としている。
の写真焼付装置において、前記読取手段は、撮影時のス
トロボ使用の有無の情報を更に読み取り、かつ前記蓄積
手段はストロボ画像コマの画像情報を蓄積しない、こと
を特徴としている。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の写真焼付装置において、前記読取手段は、撮影時のス
トロボ使用の有無の情報を更に読み取り、かつ前記蓄積
手段はストロボ画像コマを正午を含む時間帯の画像コマ
に分類してストロボ画像コマの画像情報を蓄積する、こ
とを特徴としている。
の写真焼付装置において、前記読取手段は、撮影時のス
トロボ使用の有無の情報を更に読み取り、かつ前記蓄積
手段はストロボ画像コマを正午を含む時間帯の画像コマ
に分類してストロボ画像コマの画像情報を蓄積する、こ
とを特徴としている。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項2に記載
の写真焼付装置において、前記読取手段は、撮影時のス
トロボ使用の有無の情報を更に読み取り、かつ前記蓄積
手段はストロボ画像コマの分類を撮影時間帯に更に加え
て分類する、ことを特徴としている。
の写真焼付装置において、前記読取手段は、撮影時のス
トロボ使用の有無の情報を更に読み取り、かつ前記蓄積
手段はストロボ画像コマの分類を撮影時間帯に更に加え
て分類する、ことを特徴としている。
【0012】
【作用】本発明の写真焼付方法では、写真フィルムに撮
影された画像コマの測光値または画像特徴量を表す画像
情報を撮影時間帯別に蓄積する。従って、画像情報は、
1日の間で異なる色味となる太陽光線の光源色や、季節
による光源色の違い等に応じて蓄積される。この撮影時
間帯別に蓄積された画像情報と焼き付けるべき画像コマ
の画像情報とに基づいて露光量を定めて画像コマを印画
紙に焼付けれる。従って、撮影時間帯毎に特徴のある画
像情報が反映されて、色再現が良好なプリントが得られ
る。
影された画像コマの測光値または画像特徴量を表す画像
情報を撮影時間帯別に蓄積する。従って、画像情報は、
1日の間で異なる色味となる太陽光線の光源色や、季節
による光源色の違い等に応じて蓄積される。この撮影時
間帯別に蓄積された画像情報と焼き付けるべき画像コマ
の画像情報とに基づいて露光量を定めて画像コマを印画
紙に焼付けれる。従って、撮影時間帯毎に特徴のある画
像情報が反映されて、色再現が良好なプリントが得られ
る。
【0013】上記写真焼付方法は、請求項2に記載の写
真焼付装置によって実現可能である。この写真焼付装置
は、読取手段及び検出手段を備えており、読取手段は、
写真フィルムに撮影された画像コマの撮影時間情報を読
み取る。検出手段は、画像コマの測光値または画像特徴
量を表す画像情報を検出する。蓄積手段は検出手段によ
り検出された画像情報を多数記憶する記憶手段を有して
いる。この蓄積手段は、多数の画像コマの各々について
読み取った撮影時間情報に対応する撮影時間帯に分類す
る。これと共に蓄積手段は、該画像コマの画像情報を該
分類に従って記憶手段に蓄積する。露光量決定手段では
焼付けるべき画像コマの撮影時間情報に対応する撮影時
間帯として蓄積された画像情報と焼き付けるべき画像コ
マの画像情報とに基づいて露光量が定められ、この定め
られた露光量で画像コマが印画紙に焼付けられる。
真焼付装置によって実現可能である。この写真焼付装置
は、読取手段及び検出手段を備えており、読取手段は、
写真フィルムに撮影された画像コマの撮影時間情報を読
み取る。検出手段は、画像コマの測光値または画像特徴
量を表す画像情報を検出する。蓄積手段は検出手段によ
り検出された画像情報を多数記憶する記憶手段を有して
いる。この蓄積手段は、多数の画像コマの各々について
読み取った撮影時間情報に対応する撮影時間帯に分類す
る。これと共に蓄積手段は、該画像コマの画像情報を該
分類に従って記憶手段に蓄積する。露光量決定手段では
焼付けるべき画像コマの撮影時間情報に対応する撮影時
間帯として蓄積された画像情報と焼き付けるべき画像コ
マの画像情報とに基づいて露光量が定められ、この定め
られた露光量で画像コマが印画紙に焼付けられる。
【0014】上記読取手段は、請求項3に記載したよう
に撮影時のストロボ使用の有無の情報を更に読み取り、
かつ前記蓄積手段はストロボ画像コマの画像情報を蓄積
しないようにすれば、ストロボ発光により撮影された画
像コマの画像情報は、撮影時間によって分類されること
なく、撮影されたときの画像コマの情報のみで焼付けが
できる。
に撮影時のストロボ使用の有無の情報を更に読み取り、
かつ前記蓄積手段はストロボ画像コマの画像情報を蓄積
しないようにすれば、ストロボ発光により撮影された画
像コマの画像情報は、撮影時間によって分類されること
なく、撮影されたときの画像コマの情報のみで焼付けが
できる。
【0015】また、請求項4に記載したように、読取手
段で、撮影時のストロボ使用の有無の情報を更に読み取
り、かつ前記蓄積手段はストロボ画像コマを正午を含む
時間帯の画像コマに分類してストロボ画像コマの画像情
報を蓄積することによって、昼光色に近いストロボの光
で撮影された画像コマの画像情報は、正午を含む時間帯
に分類でき、この時間帯が含む画像コマの画像情報を反
映させて露光量を決定できる。
段で、撮影時のストロボ使用の有無の情報を更に読み取
り、かつ前記蓄積手段はストロボ画像コマを正午を含む
時間帯の画像コマに分類してストロボ画像コマの画像情
報を蓄積することによって、昼光色に近いストロボの光
で撮影された画像コマの画像情報は、正午を含む時間帯
に分類でき、この時間帯が含む画像コマの画像情報を反
映させて露光量を決定できる。
【0016】更に、請求項5に記載したように、読取手
段が、撮影時のストロボ使用の有無の情報を更に読み取
り、かつ前記蓄積手段はストロボ画像コマの分類を撮影
時間帯に更に加えて分類するようにすることにより、ス
トロボ発光により撮影された画像コマの画像情報は、ス
トロボの光により特有の状態、例えばストロボ光質等が
優先的に蓄積され、この分類によりストロボ発光により
撮影された画像コマの色再現が適正になされる。
段が、撮影時のストロボ使用の有無の情報を更に読み取
り、かつ前記蓄積手段はストロボ画像コマの分類を撮影
時間帯に更に加えて分類するようにすることにより、ス
トロボ発光により撮影された画像コマの画像情報は、ス
トロボの光により特有の状態、例えばストロボ光質等が
優先的に蓄積され、この分類によりストロボ発光により
撮影された画像コマの色再現が適正になされる。
【0017】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。本実施例は、写真焼付装置(プリンタ)10
に本発明を適用したものである。図1に示すように、ネ
ガフイルム20を焼付部に搬送するネガキヤリア12の
下方には、ミラーボツクス18およびハロゲンランプを
備えたランプハウス11が配置されている。ミラーボツ
クス18とランプハウス10との間には、調光フイルタ
60が配置されている。調光フイルタ60は、周知のよ
うにY(イエロー)フイルタ、M(マゼンタ)フイルタ
及びC(シアン)フイルタの3つの色フイルタで構成さ
れいる。
説明する。本実施例は、写真焼付装置(プリンタ)10
に本発明を適用したものである。図1に示すように、ネ
ガフイルム20を焼付部に搬送するネガキヤリア12の
下方には、ミラーボツクス18およびハロゲンランプを
備えたランプハウス11が配置されている。ミラーボツ
クス18とランプハウス10との間には、調光フイルタ
60が配置されている。調光フイルタ60は、周知のよ
うにY(イエロー)フイルタ、M(マゼンタ)フイルタ
及びC(シアン)フイルタの3つの色フイルタで構成さ
れいる。
【0018】ネガキヤリア12の上方には、レンズ2
2、ブラツクシヤツタ24およびカラーペーパ26が順
に配置されており、ランプハウス11から照射されて調
光フイルタ60、ミラーボツクス18およびネガフイル
ム20を透過した光線がレンズ22によってカラーペー
パ26上に結像するように構成されている。
2、ブラツクシヤツタ24およびカラーペーパ26が順
に配置されており、ランプハウス11から照射されて調
光フイルタ60、ミラーボツクス18およびネガフイル
ム20を透過した光線がレンズ22によってカラーペー
パ26上に結像するように構成されている。
【0019】上記の結像光学系の光軸に対して傾斜した
方向でかつネガフイルム20の画像濃度を測光可能な位
置に、画像コマを多数個に分割して測光する測光器30
が配置されている。この測光器30は、2次元イメージ
センサやラインセンサ等で構成され、ネガフィルム20
に記録された画像コマを多数の画素に面分割して走査線
に沿って測光する。この場合、各画素の測光は、R、
G、B3原色について各々行われる。
方向でかつネガフイルム20の画像濃度を測光可能な位
置に、画像コマを多数個に分割して測光する測光器30
が配置されている。この測光器30は、2次元イメージ
センサやラインセンサ等で構成され、ネガフィルム20
に記録された画像コマを多数の画素に面分割して走査線
に沿って測光する。この場合、各画素の測光は、R、
G、B3原色について各々行われる。
【0020】ネガフイルム20には、図3に示すよう
に、ストロボ使用有を示す情報(以下、ストロボ情報と
いう)34が記録されると共に、写真撮影月日、時刻を
示す撮影時情報36が焼付けられている。このストロボ
情報34は、ストロボを使用したときにマーク等によっ
て記録される。また、撮影時情報36としては、写真撮
影月日(年を加えてもよい)および撮影時刻が使用さ
れ、この撮影時情報はカメラの日付、時刻写し込み機構
を利用して写真撮影時に焼付けられる。なお、このネガ
フィルム20に、他の情報、例えば撮影時のLV値をL
V値情報としてバーコード等によって記録してもよい。
に、ストロボ使用有を示す情報(以下、ストロボ情報と
いう)34が記録されると共に、写真撮影月日、時刻を
示す撮影時情報36が焼付けられている。このストロボ
情報34は、ストロボを使用したときにマーク等によっ
て記録される。また、撮影時情報36としては、写真撮
影月日(年を加えてもよい)および撮影時刻が使用さ
れ、この撮影時情報はカメラの日付、時刻写し込み機構
を利用して写真撮影時に焼付けられる。なお、このネガ
フィルム20に、他の情報、例えば撮影時のLV値をL
V値情報としてバーコード等によって記録してもよい。
【0021】上記では情報を数字、バーコード、マーク
で記録したが、全部の情報を数字、バーコードまたはマ
ークのいずれか一種で記録してもよく、また発光ダイオ
ード等で表示される光学マークを用いてもよい。さらに
また、フイルム上へ情報を記録する位置はネガフィルム
上のいずれでもよく、例えば、フイルム画像コマ間、一
方のパーフオレーシヨンをなくしこの部分に情報記録部
を設けて、この情報記録部へ記録してもよい。
で記録したが、全部の情報を数字、バーコードまたはマ
ークのいずれか一種で記録してもよく、また発光ダイオ
ード等で表示される光学マークを用いてもよい。さらに
また、フイルム上へ情報を記録する位置はネガフィルム
上のいずれでもよく、例えば、フイルム画像コマ間、一
方のパーフオレーシヨンをなくしこの部分に情報記録部
を設けて、この情報記録部へ記録してもよい。
【0022】ネガキヤリア12の上流側で、フイルムに
記録された情報の読取り可能な位置には、ストロボ情報
34を光学的に読取る第1のセンサ14と、撮影時情報
36を光学的に読取る第2のセンサ16とが配置されて
いる。第1のセンサ14、第2のセンサ16および測光
器30はマイクロコンピユータで構成された制御回路2
8(図2)に接続されている。制御回路28には、デー
タ等を入力するためのキーボード32が接続されてい
る。また、制御回路28は、調光フイルタ60を制御す
るように接続されている。
記録された情報の読取り可能な位置には、ストロボ情報
34を光学的に読取る第1のセンサ14と、撮影時情報
36を光学的に読取る第2のセンサ16とが配置されて
いる。第1のセンサ14、第2のセンサ16および測光
器30はマイクロコンピユータで構成された制御回路2
8(図2)に接続されている。制御回路28には、デー
タ等を入力するためのキーボード32が接続されてい
る。また、制御回路28は、調光フイルタ60を制御す
るように接続されている。
【0023】図2に示したように、制御回路28は、こ
の制御回路28で行われる各種処理の機能別に規格化部
44、選択部48、露光条件決定部40及び露光制御部
42を含んで構成されている。さらに制御回路28はデ
ータを記憶する記憶部38及びデータを分類する分類部
46を含んでいる。
の制御回路28で行われる各種処理の機能別に規格化部
44、選択部48、露光条件決定部40及び露光制御部
42を含んで構成されている。さらに制御回路28はデ
ータを記憶する記憶部38及びデータを分類する分類部
46を含んでいる。
【0024】制御回路28では、詳細は後述するが、測
光器30で得られた測光データが規格化部44に入力さ
れ、規格化部44において規格化された測光データを用
いて露光条件決定に必要な測光データを選択した後に記
憶部38及び露光条件決定部40へ出力する。露光条件
決定部40は、入力されたデータ及び蓄積されたデータ
にに基づいて露光条件を決定する。露光条件決定部40
は露光制御部42に接続されている。露光制御部42は
露光条件設定部40で決定された露光条件に従って調光
フィルタ60を制御することによってカラーペーパ26
への焼付露光条件を制御する。
光器30で得られた測光データが規格化部44に入力さ
れ、規格化部44において規格化された測光データを用
いて露光条件決定に必要な測光データを選択した後に記
憶部38及び露光条件決定部40へ出力する。露光条件
決定部40は、入力されたデータ及び蓄積されたデータ
にに基づいて露光条件を決定する。露光条件決定部40
は露光制御部42に接続されている。露光制御部42は
露光条件設定部40で決定された露光条件に従って調光
フィルタ60を制御することによってカラーペーパ26
への焼付露光条件を制御する。
【0025】次に、本実施例の作用をマイクロコンピユ
ータによる焼付制御ルーチンと共に説明する。写真焼付
装置10における焼付け制御が開始されると、図6のス
テップ100へ進む。
ータによる焼付制御ルーチンと共に説明する。写真焼付
装置10における焼付け制御が開始されると、図6のス
テップ100へ進む。
【0026】ステップ100ではネガフィルム20の先
頭の画像コマを焼付位置に位置決めする。ステップ10
2では、第1のセンサ14及び第2のセンサ16によっ
てネガフイルム20に記録されたストロボ情報34及び
撮影時情報36が読み取られ、これの情報を取り込む。
次のステップ104では、上記位置決めした画像コマを
測光器30によって多数個の領域に分割して各々の領域
を測光し、測光により得られた多数の3色測光データを
取り込む。
頭の画像コマを焼付位置に位置決めする。ステップ10
2では、第1のセンサ14及び第2のセンサ16によっ
てネガフイルム20に記録されたストロボ情報34及び
撮影時情報36が読み取られ、これの情報を取り込む。
次のステップ104では、上記位置決めした画像コマを
測光器30によって多数個の領域に分割して各々の領域
を測光し、測光により得られた多数の3色測光データを
取り込む。
【0027】次のステップ106では、ステップ102
で取り込んだ撮影時情報36から撮影時間を求め、求め
た撮影時間を以下のように分類することにより画像コマ
を撮影した時間帯を決定する。すなわち、本実施例で
は、1日を4つの時間帯に予め設定し、10時以前を時
間帯Z1、10時〜14時を時間帯Z2、14時〜17
時を時間帯Z3、及び17時以降を時間帯Z4と定めて
いる。従って、撮影時間が何れの時間帯に含まれている
かを判別することによって、画像コマを時間帯Z1〜Z
4の何れかに分類することができる。
で取り込んだ撮影時情報36から撮影時間を求め、求め
た撮影時間を以下のように分類することにより画像コマ
を撮影した時間帯を決定する。すなわち、本実施例で
は、1日を4つの時間帯に予め設定し、10時以前を時
間帯Z1、10時〜14時を時間帯Z2、14時〜17
時を時間帯Z3、及び17時以降を時間帯Z4と定めて
いる。従って、撮影時間が何れの時間帯に含まれている
かを判別することによって、画像コマを時間帯Z1〜Z
4の何れかに分類することができる。
【0028】なお、このステップ106では、上記ステ
ップ102で読み取ったストロボ情報34による分類を
も行っている。すなわち、本実施例では、ストロボ発光
によって撮影された画像コマは、光源色が略昼光色であ
るストロボ光によって撮影された画像コマであると推定
できる。このため、ストロボ発光によって撮影された画
像コマを、この画像コマの撮影時間に拘わらず正午を含
む10時〜14時の時間帯Z2に分類する。
ップ102で読み取ったストロボ情報34による分類を
も行っている。すなわち、本実施例では、ストロボ発光
によって撮影された画像コマは、光源色が略昼光色であ
るストロボ光によって撮影された画像コマであると推定
できる。このため、ストロボ発光によって撮影された画
像コマを、この画像コマの撮影時間に拘わらず正午を含
む10時〜14時の時間帯Z2に分類する。
【0029】次に、ステップ108において、以下で説
明するようにして撮影時間帯に応じた測光データの規格
化を行う。この測光データを規格化するのは、フィルム
種や現像処理によってネガフィルムのフィルム濃度や階
調バランスが異なって同一被写体を撮影してもフィルム
種や現像処理によって画像濃度や色が異なるので、同一
被写体についてフィルム種や現像処理に拘わらず一定の
濃度や色となるように補正するためである。
明するようにして撮影時間帯に応じた測光データの規格
化を行う。この測光データを規格化するのは、フィルム
種や現像処理によってネガフィルムのフィルム濃度や階
調バランスが異なって同一被写体を撮影してもフィルム
種や現像処理によって画像濃度や色が異なるので、同一
被写体についてフィルム種や現像処理に拘わらず一定の
濃度や色となるように補正するためである。
【0030】最初に、制御回路28のメモリに予め記憶
されているネガフィルム20のR、G、B毎の平均マス
ク濃度と、ステップ104で取込んだ3色の測光データ
とを用いて最小のデータを3色の低濃度部測光データM
IN(R)、MIN(G)、MIN(B)として求め記
憶部38に記憶する。
されているネガフィルム20のR、G、B毎の平均マス
ク濃度と、ステップ104で取込んだ3色の測光データ
とを用いて最小のデータを3色の低濃度部測光データM
IN(R)、MIN(G)、MIN(B)として求め記
憶部38に記憶する。
【0031】なお、この平均マスク濃度は各種フィルム
のマスク濃度又は各種フィルムの最低濃度を平均して求
めたものであり、上記の演算時には所定濃度を加減算す
るようにしてもよい。また、測光器30の測光エリアが
画像コマ間に跨がる状態で測光したときの3色測光デー
タの最低濃度値を低濃度部測光データとしてもよい。ま
た、予めネガフィルム20の非画像部分を測光し、測光
結果を用いて低濃度部測光データを求めるようにしても
よく、また、測光データよりマスク濃度又はマスクの色
を予測関数式を用いて求めてもよい。更に、マスク濃度
は上記のように色差または色比により比較するため、マ
スクの色差または色比として求めて用いることが好まし
い。
のマスク濃度又は各種フィルムの最低濃度を平均して求
めたものであり、上記の演算時には所定濃度を加減算す
るようにしてもよい。また、測光器30の測光エリアが
画像コマ間に跨がる状態で測光したときの3色測光デー
タの最低濃度値を低濃度部測光データとしてもよい。ま
た、予めネガフィルム20の非画像部分を測光し、測光
結果を用いて低濃度部測光データを求めるようにしても
よく、また、測光データよりマスク濃度又はマスクの色
を予測関数式を用いて求めてもよい。更に、マスク濃度
は上記のように色差または色比により比較するため、マ
スクの色差または色比として求めて用いることが好まし
い。
【0032】次に、多数の3色測光データの各々から低
濃度部測光データMIN(R)、MIN(G)、MIN
(B)を減算することにより修正された3色の測光デー
タ(以下、修正データという)R、G、Bを求める。そ
して、2つの修正データR、Bを撮影時間帯に応じた規
格化テーブル(例として、図4)を用いてGの濃度に変
換することによって規格化(正規化)し、R、G、B毎
の規格化された測光データ(以下、規格化データとい
う)を求める。
濃度部測光データMIN(R)、MIN(G)、MIN
(B)を減算することにより修正された3色の測光デー
タ(以下、修正データという)R、G、Bを求める。そ
して、2つの修正データR、Bを撮影時間帯に応じた規
格化テーブル(例として、図4)を用いてGの濃度に変
換することによって規格化(正規化)し、R、G、B毎
の規格化された測光データ(以下、規格化データとい
う)を求める。
【0033】上記規格化テーブルは記憶部38に記憶さ
れているデータに基づいて作成される。記憶部38に
は、多数本のネガフィルム20に亘って今まで焼付けし
た画像コマの測光データから後述するステップ110の
処理によって得た選択された測光データを3色の濃度別
に分類し、分類した各々のグループに属する測光データ
の各色毎の平均値を演算した結果が時間帯毎に記憶され
ている。
れているデータに基づいて作成される。記憶部38に
は、多数本のネガフィルム20に亘って今まで焼付けし
た画像コマの測光データから後述するステップ110の
処理によって得た選択された測光データを3色の濃度別
に分類し、分類した各々のグループに属する測光データ
の各色毎の平均値を演算した結果が時間帯毎に記憶され
ている。
【0034】なお、上記データはG濃度を基準として測
光データを分類して平均値を算出しているが、R濃度、
B濃度を基準として平均値を算出するようにしてもよ
い。上記測光データの平均値は、多数コマの測光値の平
均値であるので、各グループのG濃度、R濃度、B濃度
の各平均値を規格化した値を積算したときの色相はグレ
イまたグレイに近い時間帯に応じた一定の色相となる。
上記規格化テーブルの一例は、上記平均値を例として図
4に示すように横軸をG濃度、縦軸をR濃度及びB濃度
とする平面座標上にプロットし、プロットした点を結ぶ
ことによって作成され、測光データGの平均値と測光デ
ータRの平均値との関係を示す曲線および測光データG
の平均値と測光データBの平均値との関係を示す曲線で
構成される。
光データを分類して平均値を算出しているが、R濃度、
B濃度を基準として平均値を算出するようにしてもよ
い。上記測光データの平均値は、多数コマの測光値の平
均値であるので、各グループのG濃度、R濃度、B濃度
の各平均値を規格化した値を積算したときの色相はグレ
イまたグレイに近い時間帯に応じた一定の色相となる。
上記規格化テーブルの一例は、上記平均値を例として図
4に示すように横軸をG濃度、縦軸をR濃度及びB濃度
とする平面座標上にプロットし、プロットした点を結ぶ
ことによって作成され、測光データGの平均値と測光デ
ータRの平均値との関係を示す曲線および測光データG
の平均値と測光データBの平均値との関係を示す曲線で
構成される。
【0035】従って、ステップ108では規格化テーブ
ルを用いて修正データR、BがGの濃度に変換されるこ
とになる。例えば図4では、Rの修正データの平均値
R’がGR'に変換され、Bの修正データの平均値B’が
同様にGB'に変換される。このとき修正データGは変換
することなくそのまま使用する。この規格化方法として
は上記の他特開昭56−1039号公報、特開昭62−
144158号公報に記載された方法を使用することが
できる。このような修正データの規格化によりフィルム
種等が異なっても同一の色座標を使用することができ
る。
ルを用いて修正データR、BがGの濃度に変換されるこ
とになる。例えば図4では、Rの修正データの平均値
R’がGR'に変換され、Bの修正データの平均値B’が
同様にGB'に変換される。このとき修正データGは変換
することなくそのまま使用する。この規格化方法として
は上記の他特開昭56−1039号公報、特開昭62−
144158号公報に記載された方法を使用することが
できる。このような修正データの規格化によりフィルム
種等が異なっても同一の色座標を使用することができ
る。
【0036】次のステップ110では、以下に説明する
色座標上において時間帯に応じて設定された境界により
分割された色領域に3色規格化データが属するかを判断
することによって3色規格化データを分類し、この分類
に基づいて測光データの選択を行う。
色座標上において時間帯に応じて設定された境界により
分割された色領域に3色規格化データが属するかを判断
することによって3色規格化データを分類し、この分類
に基づいて測光データの選択を行う。
【0037】図5(1)に示すように、規格化データ
R、Gの差R−Gを横軸とし、規格化データG、Bの差
G−Bを縦軸とする色座標上には、時間帯Z1、Z2、
Z3、Z4に対応する複数の境界C1、C2、C3、C
4が定められている。この色座標の中心L0は、各々の
時間帯におけるグレイ(すなわち、各時間帯における太
陽光源色におけるグレイ)を表している。太陽光源色
(色温度)は、時間帯の移行と共に変化するが、この太
陽光源色の変化に伴ってグレイも変化する。従って、上
記色座標上におけるグレイは殆ど変化しない。このた
め、上記色座標上には、光源に対して眼が順応する現象
と等価な現象が反映されて規格化データが収集される。
R、Gの差R−Gを横軸とし、規格化データG、Bの差
G−Bを縦軸とする色座標上には、時間帯Z1、Z2、
Z3、Z4に対応する複数の境界C1、C2、C3、C
4が定められている。この色座標の中心L0は、各々の
時間帯におけるグレイ(すなわち、各時間帯における太
陽光源色におけるグレイ)を表している。太陽光源色
(色温度)は、時間帯の移行と共に変化するが、この太
陽光源色の変化に伴ってグレイも変化する。従って、上
記色座標上におけるグレイは殆ど変化しない。このた
め、上記色座標上には、光源に対して眼が順応する現象
と等価な現象が反映されて規格化データが収集される。
【0038】この境界C1内の所定色差の領域を色領域
A1とし、正午を含む時間帯Z2に対応する境界C2内
の所定色差の領域を色領域A2とし、境界C3内の所定
色差の領域を色領域A3とし、境界C4内の所定色差の
領域を色領域A4としている。なお、色座標上で設定さ
れた境界内の色領域以外の色領域は、各々色領域Aout
として設定され、この色領域Aout は、時間帯に応じて
設定された境界により色領域の範囲が変化することとな
る。
A1とし、正午を含む時間帯Z2に対応する境界C2内
の所定色差の領域を色領域A2とし、境界C3内の所定
色差の領域を色領域A3とし、境界C4内の所定色差の
領域を色領域A4としている。なお、色座標上で設定さ
れた境界内の色領域以外の色領域は、各々色領域Aout
として設定され、この色領域Aout は、時間帯に応じて
設定された境界により色領域の範囲が変化することとな
る。
【0039】従って、各色領域A1、A2、A3による
測光値で露光制御すれば、太陽光の色温度が変化しても
グレイはグレイとしてプリント再現させることができ
る。なお、時間帯Z4に撮影された画像からは、夕日等
の太陽光源色によって撮影された規格化データが収集さ
れて収集したときのグレイをグレイとしてプリント再現
させる必要がないため、時間帯Z4に対応する境界C4
は上記境界C1、C2、C3と異なる境界を定めてい
る。
測光値で露光制御すれば、太陽光の色温度が変化しても
グレイはグレイとしてプリント再現させることができ
る。なお、時間帯Z4に撮影された画像からは、夕日等
の太陽光源色によって撮影された規格化データが収集さ
れて収集したときのグレイをグレイとしてプリント再現
させる必要がないため、時間帯Z4に対応する境界C4
は上記境界C1、C2、C3と異なる境界を定めてい
る。
【0040】図5(2)には、標準的な太陽光源色であ
る正午を含む時間帯Z2に撮影された画像の規格化デー
タを基準としてプロットする色座標を示した。この時間
帯Z2を基準とする色座標上に、各時間帯Z1,Z3,
Z4に対する規格化データの差を考慮して上記図5
(1)の境界C1、C3、C4に対応する境界C1’、
C3’、C4’を示した。この図から理解されるよう
に、時間帯Z3の撮影画像による規格化データは時間帯
Z2の撮影画像による規格化データに比べてYR色(イ
エロー、レッド)が強くなっている。従って、時間帯Z
3の撮影画像のグレイは、この色座標上で時間帯Z2の
撮影画像のグレイ(L2)に比べてYR色味である所定
点L3に相当する。同様に、時間帯Z1の撮影画像によ
る規格化データは時間帯Z2の撮影画像による規格化デ
ータに比べてCB色(シアン、ブルー)が強くなってい
る。また、時間帯Z1の撮影画像のグレイは、CB色味
である所定点L1に相当する。更に、時間帯Z4の撮影
画像による規格化データは時間帯Z2の撮影画像による
規格化データに比べてYR色が強く、このグレイは、Y
R色味が強い所定点L4に相当する。ここで、時間帯Z
4の撮影画像では夕日等による強いYR色味の測光デー
タが収集されることになるが、上記で述べたように、強
いYR色味の測光データは露光制御に不要なため、この
YR色味の補正が弱くなるように色領域が定まってい
る。従って、YR色味を有するグレイによりプリントさ
れ、夕日等の雰囲気を再現できる。
る正午を含む時間帯Z2に撮影された画像の規格化デー
タを基準としてプロットする色座標を示した。この時間
帯Z2を基準とする色座標上に、各時間帯Z1,Z3,
Z4に対する規格化データの差を考慮して上記図5
(1)の境界C1、C3、C4に対応する境界C1’、
C3’、C4’を示した。この図から理解されるよう
に、時間帯Z3の撮影画像による規格化データは時間帯
Z2の撮影画像による規格化データに比べてYR色(イ
エロー、レッド)が強くなっている。従って、時間帯Z
3の撮影画像のグレイは、この色座標上で時間帯Z2の
撮影画像のグレイ(L2)に比べてYR色味である所定
点L3に相当する。同様に、時間帯Z1の撮影画像によ
る規格化データは時間帯Z2の撮影画像による規格化デ
ータに比べてCB色(シアン、ブルー)が強くなってい
る。また、時間帯Z1の撮影画像のグレイは、CB色味
である所定点L1に相当する。更に、時間帯Z4の撮影
画像による規格化データは時間帯Z2の撮影画像による
規格化データに比べてYR色が強く、このグレイは、Y
R色味が強い所定点L4に相当する。ここで、時間帯Z
4の撮影画像では夕日等による強いYR色味の測光デー
タが収集されることになるが、上記で述べたように、強
いYR色味の測光データは露光制御に不要なため、この
YR色味の補正が弱くなるように色領域が定まってい
る。従って、YR色味を有するグレイによりプリントさ
れ、夕日等の雰囲気を再現できる。
【0041】従って、設定された境界により分割された
色領域のいずれの色領域に3色規格化データが属するか
を判断することによって3色規格化データを分類し、測
光データの選択を行う。例えば、画像コマの時間帯が時
間帯Z2の場合、境界C2が設定され、3色規格化デー
タは色領域A2と色領域Aout との境界を境にして分類
されることになり、3色規格化データは画像コマの撮影
時間帯に応じたグレイに相当するデータとそれ以外のデ
ータとに分類されることになる。本ステップ108で
は、この時間帯に応じたグレイに相当する規格化データ
を含む色領域(A1,A2,A3,A4の何れか)に属
している測光データを選択する。
色領域のいずれの色領域に3色規格化データが属するか
を判断することによって3色規格化データを分類し、測
光データの選択を行う。例えば、画像コマの時間帯が時
間帯Z2の場合、境界C2が設定され、3色規格化デー
タは色領域A2と色領域Aout との境界を境にして分類
されることになり、3色規格化データは画像コマの撮影
時間帯に応じたグレイに相当するデータとそれ以外のデ
ータとに分類されることになる。本ステップ108で
は、この時間帯に応じたグレイに相当する規格化データ
を含む色領域(A1,A2,A3,A4の何れか)に属
している測光データを選択する。
【0042】これにより、例えば、従来、被写体のY色
と夕日等の光源の色温度との差異が判別されずに光源色
のY色成分が除外されたデータにより露光量が決定され
て不自然に強いY色味でプリントされるような測光デー
タが選択されることなく、時間帯に応じて最適な測光デ
ータを選択することができる。
と夕日等の光源の色温度との差異が判別されずに光源色
のY色成分が除外されたデータにより露光量が決定され
て不自然に強いY色味でプリントされるような測光デー
タが選択されることなく、時間帯に応じて最適な測光デ
ータを選択することができる。
【0043】なお、上記ではG−B、R−Gを軸とする
色座標を用いて3色規格化データを分類したが、3原色
のうちの1色または2色以上の組合せ(例えば、Dx −
Dy、Dx /Dy 、Dx /(Dx +Dy +Dz )、Dx
+Dy +Dz 、Dx −K、D x /K等、ただし、x、
y、zはそれぞれR、G、Bの互いに異なる1つの色を
表わし、Kは定数である。)を軸とする座標軸、すなわ
ち上記以外の色差または色比を軸とする座標軸を2次元
または3次元の色座標に用いることができる。
色座標を用いて3色規格化データを分類したが、3原色
のうちの1色または2色以上の組合せ(例えば、Dx −
Dy、Dx /Dy 、Dx /(Dx +Dy +Dz )、Dx
+Dy +Dz 、Dx −K、D x /K等、ただし、x、
y、zはそれぞれR、G、Bの互いに異なる1つの色を
表わし、Kは定数である。)を軸とする座標軸、すなわ
ち上記以外の色差または色比を軸とする座標軸を2次元
または3次元の色座標に用いることができる。
【0044】また、上記色領域は、色座標の原点、原画
像の特定色に関する値、多数の画像コマの平均値から求
めた値、測光データの最小値、特定画像コマの測光デー
タから求めた値、予め定められた定数値等から基準点を
定めてもよい。さらに基準点の値は関数式やテーブルに
よって与えられた値であってもよい。この場合、例えば
画像の濃度によって基準値が変化するような関数式やテ
ーブル値であってもよい。なお、上記特定色としては、
中性色や肌色、多数の画像コマの平均値から求めた色を
採用することができる。また、色領域として所定色を原
点とする座標上に設けられた原点からの距離が不規則な
色領域を用いてもよい。
像の特定色に関する値、多数の画像コマの平均値から求
めた値、測光データの最小値、特定画像コマの測光デー
タから求めた値、予め定められた定数値等から基準点を
定めてもよい。さらに基準点の値は関数式やテーブルに
よって与えられた値であってもよい。この場合、例えば
画像の濃度によって基準値が変化するような関数式やテ
ーブル値であってもよい。なお、上記特定色としては、
中性色や肌色、多数の画像コマの平均値から求めた色を
採用することができる。また、色領域として所定色を原
点とする座標上に設けられた原点からの距離が不規則な
色領域を用いてもよい。
【0045】ステップ112では、上記で選択した測光
データのR、G、B毎の平均値MD1R 、MD1G 、M
D1B を求めた後に、選択した色領域に属している測光
データを記憶部38に記憶されている時間帯に応じたデ
ータに蓄積する。具体的には、まず選択測光データを濃
度別に複数のグループに分類する。記憶部38には前述
のように濃度別の測光データの平均値が記憶されてい
る。そこで、以下の式(1)に示したように、分類した
各々のグループに属するm個の測光データDmjと(j:
R、G、Bのうちのいずれか1つを表す)、記憶部38
の対応する濃度のn個の測光データの平均として記憶さ
れた平均値AVojと、の平均値AVj を演算する。算出
された平均値はステップ106において決定された時間
帯のデータとして記憶部38に格納する。
データのR、G、B毎の平均値MD1R 、MD1G 、M
D1B を求めた後に、選択した色領域に属している測光
データを記憶部38に記憶されている時間帯に応じたデ
ータに蓄積する。具体的には、まず選択測光データを濃
度別に複数のグループに分類する。記憶部38には前述
のように濃度別の測光データの平均値が記憶されてい
る。そこで、以下の式(1)に示したように、分類した
各々のグループに属するm個の測光データDmjと(j:
R、G、Bのうちのいずれか1つを表す)、記憶部38
の対応する濃度のn個の測光データの平均として記憶さ
れた平均値AVojと、の平均値AVj を演算する。算出
された平均値はステップ106において決定された時間
帯のデータとして記憶部38に格納する。
【0046】 AVj ={(D1j+D2j+・・+Dmj)+n・AVoj}/(m+n) −−−(1)
【0047】ステップ114では選択測光データの平均
値に基づいて記憶部38から同濃度におけるR、G、B
毎の画像データMD2j を求める。この画像データMD
2jは、以下の式(2)に示すように、ステップ112
で求めた測光データのG濃度の平均値MD1G をMD'
(G)とし、このMD'(G)を、上記記憶部38に記憶
されている測光値の平均値から作成した規格化テーブル
を用い内挿または外挿(補間)によって逆変換してR濃
度MD'(R)、B濃度MD'(B)を求め、R、G、B濃
度MD'(R)、MD'(G)、MD'(B)の各々に低濃度
部測光データMIN(R)、MIN(G)、MIN
(B)を加算することにより求められる。
値に基づいて記憶部38から同濃度におけるR、G、B
毎の画像データMD2j を求める。この画像データMD
2jは、以下の式(2)に示すように、ステップ112
で求めた測光データのG濃度の平均値MD1G をMD'
(G)とし、このMD'(G)を、上記記憶部38に記憶
されている測光値の平均値から作成した規格化テーブル
を用い内挿または外挿(補間)によって逆変換してR濃
度MD'(R)、B濃度MD'(B)を求め、R、G、B濃
度MD'(R)、MD'(G)、MD'(B)の各々に低濃度
部測光データMIN(R)、MIN(G)、MIN
(B)を加算することにより求められる。
【0048】
【数1】
【0049】なお、上記では選択測光データの濃度をG
濃度で代表させ、記憶部38及び第2の記憶手段36に
記憶されたデータから、G濃度の平均値MD1G と同濃
度における画像データを求めているが、R濃度またはB
濃度で代表させてもよく、選択測光データの3色平均濃
度と同濃度における画像データを求めるようにしてもよ
い。
濃度で代表させ、記憶部38及び第2の記憶手段36に
記憶されたデータから、G濃度の平均値MD1G と同濃
度における画像データを求めているが、R濃度またはB
濃度で代表させてもよく、選択測光データの3色平均濃
度と同濃度における画像データを求めるようにしてもよ
い。
【0050】次のステップ116では、選択測光データ
の平均値MD1j 、及び記憶部38からの画像データM
D2j を各々重み付けするための重み係数K1、K2を
決定し、露光制御量Dijを算出する。本実施例では露光
制御量Dijを次の(3)式を用いて算出する。
の平均値MD1j 、及び記憶部38からの画像データM
D2j を各々重み付けするための重み係数K1、K2を
決定し、露光制御量Dijを算出する。本実施例では露光
制御量Dijを次の(3)式を用いて算出する。
【0051】 Dij=K1・MD1j +K2・MD2j −−−(3) 但し、j:R、G、Bのうちのいずれか1つを表す i:個々のフィルムを表す 上記の重み係数K1、K2は、予め定めた値が初期値と
して設定されており、各種の条件に応じて変更される。
して設定されており、各種の条件に応じて変更される。
【0052】この条件としては、記憶部38に記憶され
ているデータ量、焼付けを行う画像コマの濃度、焼付け
を行う画像コマのカラーフェリア、ネガフィルムの経時
劣化、撮影光源の色温度等があり、これらの条件に応じ
て特有の色バランスとなるように撮影したシーンの特徴
等に応じて重みを付すようにしてもよい。
ているデータ量、焼付けを行う画像コマの濃度、焼付け
を行う画像コマのカラーフェリア、ネガフィルムの経時
劣化、撮影光源の色温度等があり、これらの条件に応じ
て特有の色バランスとなるように撮影したシーンの特徴
等に応じて重みを付すようにしてもよい。
【0053】決定した重み係数は上記(3)式に代入さ
れ、露光制御量Dijが算出される。なお、上記では各デ
ータの重み付けとして、(3)式に従って各データの重
み付き積算値である露光制御量Dijを演算しているが、
これに限定されるものではなく、各データの重み付けと
して重み付き平均値を演算するようにしてもよい。
れ、露光制御量Dijが算出される。なお、上記では各デ
ータの重み付けとして、(3)式に従って各データの重
み付き積算値である露光制御量Dijを演算しているが、
これに限定されるものではなく、各データの重み付けと
して重み付き平均値を演算するようにしてもよい。
【0054】次に、この決定された露光制御量を用いて
以下の(4)式に基づいて露光条件を決定する。
以下の(4)式に基づいて露光条件を決定する。
【0055】 logEj =Sj ・Aj (Dij−Dφj )+Kj ・・・(4) 但し、j :R、G、Bのうちのいずれか1つ logE:露光量の対数 Dij :露光制御量 Dφj :基準ネガフィルムの濃度 Kj :カラーペーパ及び写真焼付装置によって定ま
る定数 Sj :スロープコントロール係数(=0.5 〜2.0 ) Aj :カラーコレクション係数(≒1.0 ) ステップ118では上記で求めたR、G、B毎の露光量
から成る露光条件を露光制御回路42に設定し、露光制
御回路42によって焼付位置に位置決めした画像コマが
上記露光条件でカラーペーパ26へ焼付露光される。次
のステップ126では、写真焼付装置10にセットされ
たネガフィルム20の全ての画像コマの焼付けが終了し
たか否か判定する。ステップ126の判定が否定された
場合にはステップ100へ戻って次の画像コマを焼付位
置に位置決めし、測光、露光条件決定、焼付の各処理を
行う。一方、ステップ126の判定が肯定された場合に
は、上記処理を終了する。
る定数 Sj :スロープコントロール係数(=0.5 〜2.0 ) Aj :カラーコレクション係数(≒1.0 ) ステップ118では上記で求めたR、G、B毎の露光量
から成る露光条件を露光制御回路42に設定し、露光制
御回路42によって焼付位置に位置決めした画像コマが
上記露光条件でカラーペーパ26へ焼付露光される。次
のステップ126では、写真焼付装置10にセットされ
たネガフィルム20の全ての画像コマの焼付けが終了し
たか否か判定する。ステップ126の判定が否定された
場合にはステップ100へ戻って次の画像コマを焼付位
置に位置決めし、測光、露光条件決定、焼付の各処理を
行う。一方、ステップ126の判定が肯定された場合に
は、上記処理を終了する。
【0056】このように本実施例では、撮影した時間帯
に応じて測光データに関係するデータを蓄積してこの蓄
積されたデータを露光制御量に反映させているため、そ
の時間帯に対応する最適なグレイが設定されたプリント
として原画像が色再現される。従って、昼と夕方等の1
日の間で画像コマの色味が変化する場合であっても、複
雑なアルゴリズムを用いることなく、上記のように簡略
なアルゴリズムで色再現が良好なプリントを得ることが
できる。
に応じて測光データに関係するデータを蓄積してこの蓄
積されたデータを露光制御量に反映させているため、そ
の時間帯に対応する最適なグレイが設定されたプリント
として原画像が色再現される。従って、昼と夕方等の1
日の間で画像コマの色味が変化する場合であっても、複
雑なアルゴリズムを用いることなく、上記のように簡略
なアルゴリズムで色再現が良好なプリントを得ることが
できる。
【0057】なお、上記では、全ての蓄積データを記憶
しているがネガフィルム毎の傾向を反映させるために記
憶部を追加してもよい。すなわち、ネガフィルム1本分
のデータを記憶する第2の記憶部を更に設け、同一ネガ
フィルム内ではデータを蓄積しかつネガフィルムが交換
されるとその内容を消去するようにする。この場合、ス
テップ114の処理と同様に第2の記憶部の平均値を求
めると共に、重み係数を定め、重み係数の付与による第
2の記憶部の平均値を反映させた露光制御量を求める
(上記の(3)式)。これによって、上記ステップ10
0乃至ステップ126の処理を繰り返すに従って、この
第2の記憶部に記憶されるデータ量が徐々に増加する。
これにより、第2の記憶部から上記記憶部38と同様の
処理を追加すれば、ネガフィルム毎の全体的な色バラン
スの傾向、すなわち、フィルムの特性(3色感度バラン
ス、3色階調バランス、3色濃度バランス等)が正確に
反映され、精度が更に向上することになる。
しているがネガフィルム毎の傾向を反映させるために記
憶部を追加してもよい。すなわち、ネガフィルム1本分
のデータを記憶する第2の記憶部を更に設け、同一ネガ
フィルム内ではデータを蓄積しかつネガフィルムが交換
されるとその内容を消去するようにする。この場合、ス
テップ114の処理と同様に第2の記憶部の平均値を求
めると共に、重み係数を定め、重み係数の付与による第
2の記憶部の平均値を反映させた露光制御量を求める
(上記の(3)式)。これによって、上記ステップ10
0乃至ステップ126の処理を繰り返すに従って、この
第2の記憶部に記憶されるデータ量が徐々に増加する。
これにより、第2の記憶部から上記記憶部38と同様の
処理を追加すれば、ネガフィルム毎の全体的な色バラン
スの傾向、すなわち、フィルムの特性(3色感度バラン
ス、3色階調バランス、3色濃度バランス等)が正確に
反映され、精度が更に向上することになる。
【0058】また、画像コマを時間帯別に色補正する場
合には、例えば、被写体が明らかに黄色味を帯びる午後
5時以降の画像コマについて色補正を弱めるようにする
ことが好ましい。これにより、時間帯別にその時間帯の
色温度推移による雰囲気を積極的にプリントに反映させ
ることができる。
合には、例えば、被写体が明らかに黄色味を帯びる午後
5時以降の画像コマについて色補正を弱めるようにする
ことが好ましい。これにより、時間帯別にその時間帯の
色温度推移による雰囲気を積極的にプリントに反映させ
ることができる。
【0059】上記実施例では、ストロボ発光によって撮
影された画像コマを、この画像コマの撮影時間に拘わら
ず正午を含む10時〜14時の時間帯Z2に分類した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、次に、第
1のセンサによって検出するストロボ情報を用いてスト
ロボ撮影された画像コマを撮影時間帯の分類から分離し
て別個に分類する本発明の第2実施例を説明する。本実
施例の構成は上記実施例と同一のため、同一の部分には
同一の符号を付し、説明を省略する。
影された画像コマを、この画像コマの撮影時間に拘わら
ず正午を含む10時〜14時の時間帯Z2に分類した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、次に、第
1のセンサによって検出するストロボ情報を用いてスト
ロボ撮影された画像コマを撮影時間帯の分類から分離し
て別個に分類する本発明の第2実施例を説明する。本実
施例の構成は上記実施例と同一のため、同一の部分には
同一の符号を付し、説明を省略する。
【0060】本実施例における制御回路28の分類部4
6は、画像コマについて撮影時間帯及びストロボ撮影か
否かを分類する。これにより、焼付けるべき画像コマが
撮影時間に拘束されないストロボ発光によって撮影され
た画像コマであるか否かを、画像コマ毎に分類すること
ができる。
6は、画像コマについて撮影時間帯及びストロボ撮影か
否かを分類する。これにより、焼付けるべき画像コマが
撮影時間に拘束されないストロボ発光によって撮影され
た画像コマであるか否かを、画像コマ毎に分類すること
ができる。
【0061】分類部46に接続された記憶部38には、
ストロボ発光によって撮影された多数の画像コマの測光
データを、時間帯に応じて記憶された測光データとは別
個に記憶している。従って、記憶部38に記憶されたデ
ータから生成される規格化テーブルは、撮影時間帯及び
ストロボ撮影による画像コマ毎に作成することができ
る。
ストロボ発光によって撮影された多数の画像コマの測光
データを、時間帯に応じて記憶された測光データとは別
個に記憶している。従って、記憶部38に記憶されたデ
ータから生成される規格化テーブルは、撮影時間帯及び
ストロボ撮影による画像コマ毎に作成することができ
る。
【0062】次に、図7のフローチャートを参照して本
実施例の作用を説明する。ステップ104で画像コマを
測光した後のステップ122では、ステップ102で取
り込んだストロボ情報34から測光した画像コマがスト
ロボ撮影された画像コマか否かを判定する。ストロボ撮
影された画像コマの場合には、撮影時間に拘わらずスト
ロボ画像コマとして分類される。一方、ストロボ画像コ
マでない場合には、上記実施例と同様に、撮影時情報3
6から撮影時間を求め、求めた撮影時間に対応して時間
帯を決定する。次のステップ124では、上記実施例で
説明した撮影時間帯にストロボ撮影された画像コマの分
類を追加してこの分類に応じて上記と同様にして測光デ
ータの規格化を行う。
実施例の作用を説明する。ステップ104で画像コマを
測光した後のステップ122では、ステップ102で取
り込んだストロボ情報34から測光した画像コマがスト
ロボ撮影された画像コマか否かを判定する。ストロボ撮
影された画像コマの場合には、撮影時間に拘わらずスト
ロボ画像コマとして分類される。一方、ストロボ画像コ
マでない場合には、上記実施例と同様に、撮影時情報3
6から撮影時間を求め、求めた撮影時間に対応して時間
帯を決定する。次のステップ124では、上記実施例で
説明した撮影時間帯にストロボ撮影された画像コマの分
類を追加してこの分類に応じて上記と同様にして測光デ
ータの規格化を行う。
【0063】従って、本実施例では、時間帯に応じて色
味が変化する分類に略均一な色味となるストロボ撮影さ
れた画像コマの分類を増加させているため、最適な色再
現が実現できる。また、ストロボ撮影された画像コマに
関するデータを独立して記憶するようにしているため、
ストロボ撮影された画像コマが有する特有の特徴を露光
制御量に的確に反映させることができる。
味が変化する分類に略均一な色味となるストロボ撮影さ
れた画像コマの分類を増加させているため、最適な色再
現が実現できる。また、ストロボ撮影された画像コマに
関するデータを独立して記憶するようにしているため、
ストロボ撮影された画像コマが有する特有の特徴を露光
制御量に的確に反映させることができる。
【0064】上記実施例では、撮影された時間帯で測光
データを分類したが、これに限定されるものではなく、
例えば撮影した年月等から季節による分類を加えてもよ
い。このようにすることによって、季節毎にデータを分
類でき、例えば、夏の昼過ぎに比べてY味が多い冬の昼
過ぎに撮影された画像コマであっても適正なグレイとし
てプリント再現さすこともできるし、Y味を多めにグレ
イを設定して季節としての情報をもプリントに反映させ
ることもできる。
データを分類したが、これに限定されるものではなく、
例えば撮影した年月等から季節による分類を加えてもよ
い。このようにすることによって、季節毎にデータを分
類でき、例えば、夏の昼過ぎに比べてY味が多い冬の昼
過ぎに撮影された画像コマであっても適正なグレイとし
てプリント再現さすこともできるし、Y味を多めにグレ
イを設定して季節としての情報をもプリントに反映させ
ることもできる。
【0065】この例として、測光値の分類に適用させた
第3実施例を説明する。本実施例は、測光データから画
素の濃度を求め、この画素の濃度と色味とから画像コマ
を分類し露光制御を行うものである。なお、上記実施例
と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
第3実施例を説明する。本実施例は、測光データから画
素の濃度を求め、この画素の濃度と色味とから画像コマ
を分類し露光制御を行うものである。なお、上記実施例
と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
【0066】本実施例では、図5に示した色座標を用い
て測光データを分類することに代えて、図8に示したよ
うに、規格化データB、Gの差B−Gを縦軸とし、規格
化データの濃度値、すなわち3色規格化データの平均値
(R+B+G)/3を横軸とした座標平面上に設定され
た季節に対応する領域によって測光データを分類する。
図8では、得られるデータに差異が多い夏と冬とに対し
て、境界Csに挟まれた領域As、境界Cwに挟まれた
Awの2領域を定めている。これは、夏の昼過ぎに比べ
て冬の昼過ぎに撮影された画像コマはY味が多いという
ように、統計的に季節に応じて色味が変化することに基
づくものである。
て測光データを分類することに代えて、図8に示したよ
うに、規格化データB、Gの差B−Gを縦軸とし、規格
化データの濃度値、すなわち3色規格化データの平均値
(R+B+G)/3を横軸とした座標平面上に設定され
た季節に対応する領域によって測光データを分類する。
図8では、得られるデータに差異が多い夏と冬とに対し
て、境界Csに挟まれた領域As、境界Cwに挟まれた
Awの2領域を定めている。これは、夏の昼過ぎに比べ
て冬の昼過ぎに撮影された画像コマはY味が多いという
ように、統計的に季節に応じて色味が変化することに基
づくものである。
【0067】従って、撮影時情報36によって領域を設
定し、上記実施例のように、設定された境界に挟まれた
領域とそれ以外の領域とのいずれの領域に3色規格化デ
ータが属するかを判断することによって3色規格化デー
タを分類し、測光データの選択を行う。このように、画
像コマが撮影された季節の特徴を表す確度が高い領域に
属している測光データを選択する。これにより、画像コ
マが撮影された季節として色味が変動するときであって
も露光制御量に反映させて色再現を良好にプリントする
ことができる。
定し、上記実施例のように、設定された境界に挟まれた
領域とそれ以外の領域とのいずれの領域に3色規格化デ
ータが属するかを判断することによって3色規格化デー
タを分類し、測光データの選択を行う。このように、画
像コマが撮影された季節の特徴を表す確度が高い領域に
属している測光データを選択する。これにより、画像コ
マが撮影された季節として色味が変動するときであって
も露光制御量に反映させて色再現を良好にプリントする
ことができる。
【0068】上記ではB−G及び(R+B+G)/3を
軸とする座標平面を用いて3色規格化データを分類した
が、他の色の組み合わせでもよい。また、上記境界によ
って定められる領域は、図9に示したように座標軸を交
換した座用平面上で設定してもよく、この領域の形状を
変化させてもよい。すなわち、この領域は上記統計的に
求めた値に限定されず、最適な色再現が実現可能な領域
を予め求めておき、この領域を設定してもよく、蓄積さ
れたデータからもとめてもよい。
軸とする座標平面を用いて3色規格化データを分類した
が、他の色の組み合わせでもよい。また、上記境界によ
って定められる領域は、図9に示したように座標軸を交
換した座用平面上で設定してもよく、この領域の形状を
変化させてもよい。すなわち、この領域は上記統計的に
求めた値に限定されず、最適な色再現が実現可能な領域
を予め求めておき、この領域を設定してもよく、蓄積さ
れたデータからもとめてもよい。
【0069】なお、上記実施例において、焼付けを行う
画像コマの色や色分布が、前に焼付けを行った画像コマ
と大きく異なっていた場合には、例えばあるシーンを撮
影した一連の画像コマの焼付けが終了したと判断するこ
とができ、以降の画像コマの色や色分布は上記一連の画
像コマと大きく異なっていると類推することができる。
このような場合に上記データを消去して記憶部38に記
憶されたデータを用いて露光条件を決定すれば、プリン
ト合格率が向上する。
画像コマの色や色分布が、前に焼付けを行った画像コマ
と大きく異なっていた場合には、例えばあるシーンを撮
影した一連の画像コマの焼付けが終了したと判断するこ
とができ、以降の画像コマの色や色分布は上記一連の画
像コマと大きく異なっていると類推することができる。
このような場合に上記データを消去して記憶部38に記
憶されたデータを用いて露光条件を決定すれば、プリン
ト合格率が向上する。
【0070】また、上記実施例では記憶部に、選択測光
データを濃度別に分類し分類した各々の平均値を演算し
た結果を記憶していたが、選択測光データを全て記憶す
るようにしてもよい。また、全ての測光データや測光デ
ータを濃度別に分類し分類した各々の平均値を演算した
結果を記憶するようにしてもよい。また上記実施例では
選択測光データを用いて露光条件を決定するようにして
いたが、規格化測光データ、記憶部38に記憶されたデ
ータを規格化したデータを用い、平均濃度から求めた平
均的な露光条件に対する露光補正量を求め、露光条件を
決定するようにしてもよい。
データを濃度別に分類し分類した各々の平均値を演算し
た結果を記憶していたが、選択測光データを全て記憶す
るようにしてもよい。また、全ての測光データや測光デ
ータを濃度別に分類し分類した各々の平均値を演算した
結果を記憶するようにしてもよい。また上記実施例では
選択測光データを用いて露光条件を決定するようにして
いたが、規格化測光データ、記憶部38に記憶されたデ
ータを規格化したデータを用い、平均濃度から求めた平
均的な露光条件に対する露光補正量を求め、露光条件を
決定するようにしてもよい。
【0071】また、上記実施例では特定画像コマに対す
る測光、露光条件決定、焼付けから成る処理を、ネガフ
ィルム20の先頭の画像コマから順に行っていたが、例
えば最初にネガフィルム20の全ての画像コマの測光を
行った後に露光条件決定、焼付けを順次行うようにして
もよい。
る測光、露光条件決定、焼付けから成る処理を、ネガフ
ィルム20の先頭の画像コマから順に行っていたが、例
えば最初にネガフィルム20の全ての画像コマの測光を
行った後に露光条件決定、焼付けを順次行うようにして
もよい。
【0072】さらに、最初に、測光した画像コマ数が所
定数となるまで、または選択した測光データ数が所定数
となるまで測光を行って記憶部38に測光データを蓄積
しておき、次に、各画像コマに対して測光、露光条件決
定、焼付けから成る処理を行うようにしてもよい。特に
測光した画像コマ数が所定数となるまで測光を行った後
に焼付け等を行う場合には、測光位置と焼付位置とを上
記所定数の画像コマの長手方向寸法に相当する距離以上
離せば、ネガフィルム20を巻戻すことなく一連の処理
を行うことができる。
定数となるまで、または選択した測光データ数が所定数
となるまで測光を行って記憶部38に測光データを蓄積
しておき、次に、各画像コマに対して測光、露光条件決
定、焼付けから成る処理を行うようにしてもよい。特に
測光した画像コマ数が所定数となるまで測光を行った後
に焼付け等を行う場合には、測光位置と焼付位置とを上
記所定数の画像コマの長手方向寸法に相当する距離以上
離せば、ネガフィルム20を巻戻すことなく一連の処理
を行うことができる。
【0073】また、上記実施例では情報の読み取りは、
光学的な検出に限定されるものではなく、磁気的または
電気的に記憶された情報を読み取ってフィルム種を判断
するようにしてもよい。さらにフィルムに記録された画
像を分光的に測光した結果に基づいて判断するようにし
てもよい。
光学的な検出に限定されるものではなく、磁気的または
電気的に記憶された情報を読み取ってフィルム種を判断
するようにしてもよい。さらにフィルムに記録された画
像を分光的に測光した結果に基づいて判断するようにし
てもよい。
【0074】また、1回目の焼付け時に件番号と選択測
光データの平均値(または選択測光データ)とを写真焼
付装置10に記憶しておくと共に、プリントの裏面に件
番号を印字しておき、焼直しを行う場合には、焼直した
い画像コマの件番号を写真焼付装置10に入力し、上記
記憶したデータを取り込んで露光条件を決定するように
してもよい。また、新たに測光して上記取り込んだデー
タと比較すれば画像コマが褪色したか否かを判断するこ
とも可能である。
光データの平均値(または選択測光データ)とを写真焼
付装置10に記憶しておくと共に、プリントの裏面に件
番号を印字しておき、焼直しを行う場合には、焼直した
い画像コマの件番号を写真焼付装置10に入力し、上記
記憶したデータを取り込んで露光条件を決定するように
してもよい。また、新たに測光して上記取り込んだデー
タと比較すれば画像コマが褪色したか否かを判断するこ
とも可能である。
【0075】更に、上記ではストロボ情報、撮影時情報
等をフイルムに記録する例について説明したが、フイル
ムに連結した磁気記録部、またはフイルムに磁気カー
ド、ICカード、IC等の記憶手段を付随させてこの記
憶手段に記憶するようにしてもよい。
等をフイルムに記録する例について説明したが、フイル
ムに連結した磁気記録部、またはフイルムに磁気カー
ド、ICカード、IC等の記憶手段を付随させてこの記
憶手段に記憶するようにしてもよい。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、撮
影時間帯に応じて変動する光源の色温度を撮影時間情報
から推定できるため、色再現性の良好なプリントを得る
ことができる、という効果が得られる。
影時間帯に応じて変動する光源の色温度を撮影時間情報
から推定できるため、色再現性の良好なプリントを得る
ことができる、という効果が得られる。
【0077】また、画像コマに関する情報を蓄積してい
るため、地域や季節変化によって変動する色や色味の補
正を蓄積したデータから求めることができ、累積的に確
度が高くなるデータによって最適な色再現を行うことが
できる、という効果が得られる。
るため、地域や季節変化によって変動する色や色味の補
正を蓄積したデータから求めることができ、累積的に確
度が高くなるデータによって最適な色再現を行うことが
できる、という効果が得られる。
【図1】本発明が適用可能な写真焼付装置の概略図であ
る。
る。
【図2】制御回路の概略構成を示すブロック図である。
【図3】ネガフィルムを示す平面図である。
【図4】規格化曲線を示す線図である。
【図5】(1)は3色規格化データを分類するための色
座標を示す線図であり、(2)は正午を含む時間帯を基
準として他の時間帯の色領域を仮想的に示した色座標を
示す線図である。
座標を示す線図であり、(2)は正午を含む時間帯を基
準として他の時間帯の色領域を仮想的に示した色座標を
示す線図である。
【図6】第1実施例の焼付制御の流れを示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図7】第2実施例の焼付制御の流れを示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図8】第3実施例の3色規格化データを分類するため
の座標平面上における領域を示す線図である。
の座標平面上における領域を示す線図である。
【図9】第3実施例の他の例である、3色規格化データ
を分類するための座標平面上における領域を示す線図で
ある。
を分類するための座標平面上における領域を示す線図で
ある。
10 写真焼付装置 14 第1のセンサ 16 第2のセンサ 28 制御回路 30 測光器 38 記憶部 46 分類部
Claims (5)
- 【請求項1】 写真フィルムに撮影された画像コマの測
光値または画像特徴量を表す画像情報を撮影時間帯別に
蓄積し、撮影時間帯別に蓄積された画像情報と焼き付け
るべき画像コマの画像情報とに基づいて露光量を定めて
画像コマを印画紙に焼付ける写真焼付方法。 - 【請求項2】 写真フィルムに撮影された画像コマの撮
影時間情報を読み取る読取手段と、 前記画像コマの測光値または画像特徴量を表す画像情報
を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された画像情報を多数記憶する
記憶手段を有し、画像コマを読み取った撮影時間情報に
対応する撮影時間帯に分類すると共に、該画像コマの画
像情報を該分類に従って記憶手段に蓄積する蓄積手段
と、 焼付けるべき画像コマの撮影時間情報に対応する撮影時
間帯として蓄積された画像情報と焼き付けるべき画像コ
マの画像情報とに基づいて露光量を定める露光量決定手
段と、 を備えた写真焼付装置。 - 【請求項3】 前記読取手段は、撮影時のストロボ使用
の有無の情報を更に読み取り、かつ前記蓄積手段はスト
ロボ画像コマの画像情報を蓄積しない、ことを特徴とす
る請求項2に記載の写真焼付装置。 - 【請求項4】 前記読取手段は、撮影時のストロボ使用
の有無の情報を更に読み取り、かつ前記蓄積手段はスト
ロボ画像コマを正午を含む時間帯の画像コマに分類して
ストロボ画像コマの画像情報を蓄積する、ことを特徴と
する請求項2に記載の写真焼付装置。 - 【請求項5】 前記読取手段は、撮影時のストロボ使用
の有無の情報を更に読み取り、かつ前記蓄積手段はスト
ロボ画像コマの分類を撮影時間帯に更に加えて分類す
る、ことを特徴とする請求項2に記載の写真焼付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17822593A JPH0736125A (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 写真焼付方法及び写真焼付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17822593A JPH0736125A (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 写真焼付方法及び写真焼付装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0736125A true JPH0736125A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=16044783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17822593A Pending JPH0736125A (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 写真焼付方法及び写真焼付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736125A (ja) |
-
1993
- 1993-07-19 JP JP17822593A patent/JPH0736125A/ja active Pending
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