JPH0735654B2 - 概製杭の中掘埋設工法 - Google Patents
概製杭の中掘埋設工法Info
- Publication number
- JPH0735654B2 JPH0735654B2 JP63226057A JP22605788A JPH0735654B2 JP H0735654 B2 JPH0735654 B2 JP H0735654B2 JP 63226057 A JP63226057 A JP 63226057A JP 22605788 A JP22605788 A JP 22605788A JP H0735654 B2 JPH0735654 B2 JP H0735654B2
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- Japan
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- ready
- ring
- tip
- hose
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、先端に拡大部を有する既製杭(ST杭)の中堀
埋設工法に関するものである。
埋設工法に関するものである。
近年、基礎杭の目的である支持力、特に先端支持力の増
大を図るため、先端に段差的拡大部を有する中空の既製
杭、すなわちST杭を使用した中掘埋設工法が多用されつ
つある。この工法は、ST杭をその中空部に挿入したアー
スオーガにより地盤を掘削しつゝ所定の深さまで沈設す
る方法であるが、この沈設されたST杭はその先端に拡大
部を備えているため、通常の単純径杭に比較して大きな
先端支持力が得られ、合計支持力が増大するもの思われ
ていた。しかし、このST杭は、沈設時においてその先端
拡大部により杭周辺地盤の回復が望めず、杭の外周と周
辺地盤との間に大きな隙間を形成することになり、現実
には杭の周面摩擦力が低下するといった欠点がある。
大を図るため、先端に段差的拡大部を有する中空の既製
杭、すなわちST杭を使用した中掘埋設工法が多用されつ
つある。この工法は、ST杭をその中空部に挿入したアー
スオーガにより地盤を掘削しつゝ所定の深さまで沈設す
る方法であるが、この沈設されたST杭はその先端に拡大
部を備えているため、通常の単純径杭に比較して大きな
先端支持力が得られ、合計支持力が増大するもの思われ
ていた。しかし、このST杭は、沈設時においてその先端
拡大部により杭周辺地盤の回復が望めず、杭の外周と周
辺地盤との間に大きな隙間を形成することになり、現実
には杭の周面摩擦力が低下するといった欠点がある。
このような従来の欠点を解消するため、特開昭55−9949
号公報には、杭の先端部に杭本体より大径のフリクショ
ンカッター部を形成するとゝもに、このフリクションカ
ッター部のすぐ上に多数の孔を穿設した導管リングを装
着し、更に先端が前記導管リングに固定されていて他端
が杭本体に沿って配設した導管をバンドで杭本体に取付
けた構成の杭を使用し、杭の沈設作業中において杭外周
面に空気,水或いはグラウト材を前記導管リングから噴
出させることにより杭と土壌との摩擦を切りながら所要
深さまで沈設した後、杭と土壌との空隙層にグラウト材
をを充填するようにした基礎杭の施工方法が開示されて
いる。
号公報には、杭の先端部に杭本体より大径のフリクショ
ンカッター部を形成するとゝもに、このフリクションカ
ッター部のすぐ上に多数の孔を穿設した導管リングを装
着し、更に先端が前記導管リングに固定されていて他端
が杭本体に沿って配設した導管をバンドで杭本体に取付
けた構成の杭を使用し、杭の沈設作業中において杭外周
面に空気,水或いはグラウト材を前記導管リングから噴
出させることにより杭と土壌との摩擦を切りながら所要
深さまで沈設した後、杭と土壌との空隙層にグラウト材
をを充填するようにした基礎杭の施工方法が開示されて
いる。
而して、この発明方法を採用することにより、杭の沈設
が容易となるとゝもに、杭と土壌とが一体となって鉛直
支持力が大きくなり、グラウト材の前記導管は杭に沿っ
て取り付けられているため、従来の杭をそのまま使用で
きるといった諸効果がある。
が容易となるとゝもに、杭と土壌とが一体となって鉛直
支持力が大きくなり、グラウト材の前記導管は杭に沿っ
て取り付けられているため、従来の杭をそのまま使用で
きるといった諸効果がある。
しかし、この特開昭55−9949号公報に開示された発明で
使用するいわゆる杭は、いわゆるST杭ではなく、普通の
杭の先端部にフリクションカッター部を形成するとゝも
に、この杭及びその上に繋ぐ中杭や上杭にも導管を夫々
取付けなければならないので単価が高くなること、この
杭と中杭或いは上杭を連結する場合に、前記各導管の開
口端部を互いに接続する必要があり手数がかかること、
杭を地盤に沈設した施工後に導管は埋め殺しとなるため
不経済であるといった諸問題点がある。
使用するいわゆる杭は、いわゆるST杭ではなく、普通の
杭の先端部にフリクションカッター部を形成するとゝも
に、この杭及びその上に繋ぐ中杭や上杭にも導管を夫々
取付けなければならないので単価が高くなること、この
杭と中杭或いは上杭を連結する場合に、前記各導管の開
口端部を互いに接続する必要があり手数がかかること、
杭を地盤に沈設した施工後に導管は埋め殺しとなるため
不経済であるといった諸問題点がある。
本発明は、上記のような特開昭55−9949号公報に開示さ
れた発明が奏する前記効果を具備し、且つその問題点を
解決した工法を提供することを目的としたものであり、
その要旨は、先端に拡大部を有しその直上に外方に向け
多数の孔を穿設したリング状パイプを配設してなる既製
杭を、その中空部にアースオーガーを挿入して地盤を掘
削しつゝ沈設するとゝもに、前記既製杭を所定深さまで
に沈設した後、先端を前記リング状パイプに着脱可能と
なるように連結したホースを介して杭周固定液を前記リ
ング状パイプから噴出せしめ、既製杭と周辺地盤との間
隙を前記杭周固定液で充填した後、前記ホース内に高い
圧力を付与してその先端を前記リング状パイプから離脱
せしめ、ホースを地上に引き上げることを特徴とする既
製杭の中堀埋設工法にある。
れた発明が奏する前記効果を具備し、且つその問題点を
解決した工法を提供することを目的としたものであり、
その要旨は、先端に拡大部を有しその直上に外方に向け
多数の孔を穿設したリング状パイプを配設してなる既製
杭を、その中空部にアースオーガーを挿入して地盤を掘
削しつゝ沈設するとゝもに、前記既製杭を所定深さまで
に沈設した後、先端を前記リング状パイプに着脱可能と
なるように連結したホースを介して杭周固定液を前記リ
ング状パイプから噴出せしめ、既製杭と周辺地盤との間
隙を前記杭周固定液で充填した後、前記ホース内に高い
圧力を付与してその先端を前記リング状パイプから離脱
せしめ、ホースを地上に引き上げることを特徴とする既
製杭の中堀埋設工法にある。
以下、本発明を第1図乃至第6図に示す実施例により詳
細に説明する。なお、第1図は本発明に係る中堀埋設工
法に適用される既製杭の要部を示す正面図で、第2図は
同既製杭に装着されるリング状パイプの斜視図、第3図
は同リング状パイプの既製杭に対する取付け状態を示す
拡大断面図でであり、第4図は他の実施例の既製杭に対
するリング状パイプの取付け状態を示す斜視図、第5図
及び第6図は本発明に係る中堀埋設工法の施工工程を示
す断面図である。
細に説明する。なお、第1図は本発明に係る中堀埋設工
法に適用される既製杭の要部を示す正面図で、第2図は
同既製杭に装着されるリング状パイプの斜視図、第3図
は同リング状パイプの既製杭に対する取付け状態を示す
拡大断面図でであり、第4図は他の実施例の既製杭に対
するリング状パイプの取付け状態を示す斜視図、第5図
及び第6図は本発明に係る中堀埋設工法の施工工程を示
す断面図である。
図において、1は中空部の既製杭で、長手方向に沿って
同一の直径で形成された直状円柱部2と、該直状円柱部
2の先端部にテーパ部3を介して連結され、且つ前記直
状円柱部2より大径な拡大部4とからそれぞれ構成され
ている。5はアースオーガで、先端には地盤Aを切削す
るビット5aが取付けられている。
同一の直径で形成された直状円柱部2と、該直状円柱部
2の先端部にテーパ部3を介して連結され、且つ前記直
状円柱部2より大径な拡大部4とからそれぞれ構成され
ている。5はアースオーガで、先端には地盤Aを切削す
るビット5aが取付けられている。
6は既製杭1の前記拡大4の直上に装着されるリング状
パイプで、該噴出パイプ6は既製杭1の直状円柱部2に
嵌挿できる大きさの内径を有しているとゝもに、その外
形直径は前記拡大4の外形直径より小さく形成されてい
る。すなわち、リング状パイプの外周面が拡大部4の外
周面から出ないように設定してある。また、リング状パ
イプ6の外周面には、円周に沿って複数個の噴射口6aが
形成されているとゝもに、リング状パイプ6の一部に
は、その上面側に短長なジョイントパイプ7が直立状に
連結されており、その固定手段は、第3図に示すよう
に、既製杭1内に埋め込んだ複数本のアンカー8、ある
いは、第4図に示すように、バンド9に挿入された複数
本のリング10によりリング状パイプ6を保持させた後、
既製杭1の直状円柱部2にバンド9を巻きつけて固定
し、後付けにより既製杭1の拡大部4の直上に装着して
ある。
パイプで、該噴出パイプ6は既製杭1の直状円柱部2に
嵌挿できる大きさの内径を有しているとゝもに、その外
形直径は前記拡大4の外形直径より小さく形成されてい
る。すなわち、リング状パイプの外周面が拡大部4の外
周面から出ないように設定してある。また、リング状パ
イプ6の外周面には、円周に沿って複数個の噴射口6aが
形成されているとゝもに、リング状パイプ6の一部に
は、その上面側に短長なジョイントパイプ7が直立状に
連結されており、その固定手段は、第3図に示すよう
に、既製杭1内に埋め込んだ複数本のアンカー8、ある
いは、第4図に示すように、バンド9に挿入された複数
本のリング10によりリング状パイプ6を保持させた後、
既製杭1の直状円柱部2にバンド9を巻きつけて固定
し、後付けにより既製杭1の拡大部4の直上に装着して
ある。
11は既製杭1の直状円柱部2に沿って配置したホース
で、このホース11の先端は、上記リング状パイプ6のジ
ョイントパイプ7に対して着脱自在に連結されており、
ホース11の上端部は、図示しないホースリールに巻かれ
た後、杭周固定液の圧送ポンプに連結されている。
で、このホース11の先端は、上記リング状パイプ6のジ
ョイントパイプ7に対して着脱自在に連結されており、
ホース11の上端部は、図示しないホースリールに巻かれ
た後、杭周固定液の圧送ポンプに連結されている。
つぎに、前記実施例により既製杭1の中堀埋設施工工程
について説明するに、先ず打設する地盤Aに既製杭1の
拡大部4を下にして直立し、その上端部に図示しない杭
打機をセットするとゝもに、既製杭1の中空部に挿入し
たアースオーガ5の上端部に図示しない駆動機が連結さ
れている。
について説明するに、先ず打設する地盤Aに既製杭1の
拡大部4を下にして直立し、その上端部に図示しない杭
打機をセットするとゝもに、既製杭1の中空部に挿入し
たアースオーガ5の上端部に図示しない駆動機が連結さ
れている。
そこで、第5図に示すように、従来の中堀工法と同様、
アースオーガ5のビット5aの回転により地盤Aを掘削し
つゝ、杭打機の反力により既製杭1を沈設する。そし
て、この既製杭1が所定の深さに沈設され後、既製杭1
の拡大部4によって発生するゆるんだ既製杭1の周辺地
盤の隙間に、ホース11を介して拡大部4の直上に装着し
たリング状パイプ6の噴射口6aから杭周固定液を噴射充
填され、下方から上方まで順次浸透させ乍ら満たして行
く。この場合、ホース11は既製杭1の拡大部4が下降す
るにしたがってリールから繰り出されるとゝもに、拡大
部4によって発生する周辺地盤の隙間をスムーズに下降
することになる。
アースオーガ5のビット5aの回転により地盤Aを掘削し
つゝ、杭打機の反力により既製杭1を沈設する。そし
て、この既製杭1が所定の深さに沈設され後、既製杭1
の拡大部4によって発生するゆるんだ既製杭1の周辺地
盤の隙間に、ホース11を介して拡大部4の直上に装着し
たリング状パイプ6の噴射口6aから杭周固定液を噴射充
填され、下方から上方まで順次浸透させ乍ら満たして行
く。この場合、ホース11は既製杭1の拡大部4が下降す
るにしたがってリールから繰り出されるとゝもに、拡大
部4によって発生する周辺地盤の隙間をスムーズに下降
することになる。
このようにして、杭周固定液により既製杭1の上方まで
杭周固定部12が形成されたときには、第6図に示すよう
に、ホース11内に高い圧力を付与し、リング状パイプ6
のジョイントパイプ7からホース11の先端部を離脱さ
せ、その後にホース11の上端部をリールに巻き取りなが
ら引き上げる。この場合、杭周固定液はまだ固まってい
ないので、ホース11の巻取りには大きな力を必要とせ
ず、手動或いは小さな動力源で間に合う。
杭周固定部12が形成されたときには、第6図に示すよう
に、ホース11内に高い圧力を付与し、リング状パイプ6
のジョイントパイプ7からホース11の先端部を離脱さ
せ、その後にホース11の上端部をリールに巻き取りなが
ら引き上げる。この場合、杭周固定液はまだ固まってい
ないので、ホース11の巻取りには大きな力を必要とせ
ず、手動或いは小さな動力源で間に合う。
なお、本発明において、既製杭1の先端支持力を発現さ
せるため、必要に応じて拡大部4の先端周辺に硬化支持
層13を形成する下記の如き根固め施工を併せて施すこと
もできる。すなわち、図示しないが、先ずアースオーガ
5の先端部に組み込まれたノズルから根固め材を噴射し
て支持地盤土砂と攪拌混合させて強固な支持地盤を作る
方法や、或いはアースオーガを引き抜いた後に注入管ロ
ッドを挿入し、このロッドを回転しながら先端の高圧噴
射ノズルより水を高圧噴射して支持地盤を予備掘削し、
所定の深さまでロッドを挿入する。次いで、ロッドに回
転を与えたまま硬化性材料を高圧噴射して注入しながら
ロッドを引き上げることにより既製杭の先端に硬化支持
層を形成する方法等を採用することが出来る。
せるため、必要に応じて拡大部4の先端周辺に硬化支持
層13を形成する下記の如き根固め施工を併せて施すこと
もできる。すなわち、図示しないが、先ずアースオーガ
5の先端部に組み込まれたノズルから根固め材を噴射し
て支持地盤土砂と攪拌混合させて強固な支持地盤を作る
方法や、或いはアースオーガを引き抜いた後に注入管ロ
ッドを挿入し、このロッドを回転しながら先端の高圧噴
射ノズルより水を高圧噴射して支持地盤を予備掘削し、
所定の深さまでロッドを挿入する。次いで、ロッドに回
転を与えたまま硬化性材料を高圧噴射して注入しながら
ロッドを引き上げることにより既製杭の先端に硬化支持
層を形成する方法等を採用することが出来る。
上記の沈設及び充填作業が全て完了すると、第6図に示
すように、既製杭1の直状円柱部2の周辺地盤の全域に
は、杭周固定液により所定の杭周固定部12ができあがる
ため、大きな摩擦力が発生し、また、既製杭1の先端に
は硬化支持層13が形成されるため、大きな摩擦力が発現
し、全体として大きな支持力が得られる。
すように、既製杭1の直状円柱部2の周辺地盤の全域に
は、杭周固定液により所定の杭周固定部12ができあがる
ため、大きな摩擦力が発生し、また、既製杭1の先端に
は硬化支持層13が形成されるため、大きな摩擦力が発現
し、全体として大きな支持力が得られる。
本発明に係る既製杭の中堀埋設工法は、上記のように、
先端に拡大部を有しその直上に外方に向け多数の孔を穿
設したリング状パイプを配設してなる既製杭を、その中
空部にアースオーガーを挿入して地盤を掘削しつゝ沈設
するとゝもに、前記既製杭を所定深さまで沈設した後、
先端を前記リング状パイプに着脱可能となるように連結
したホースを介して杭周固定液を前記リング状パイプか
ら噴出せしめ、既製杭と周辺地盤との間隙を前記杭周固
定液で充填した後、前記ホース内に高い圧力を付与して
その先端を前記リング状パイプから離脱せしめ、ホース
を地上に引き上げる構成であるから、(1)この既製杭
には汎用のST杭を使用することができる。(2)この既
製杭(下杭)の上に中杭或いは上杭等を連結する場合に
も杭同志の連結作業だけであり、手数がかからない。
(3)各杭にホースを取り付る必要がないため、少ない
とも中杭或いは上杭は従来のものを使用することが出来
るとゝもに、搬送時におけるホースの損傷等を防止する
ための手段を講じることも不必要である。(4)杭の建
込完了後にホースを引き上げるためホースを繰り返して
使用することができ、経済的であるといった諸効果があ
る。
先端に拡大部を有しその直上に外方に向け多数の孔を穿
設したリング状パイプを配設してなる既製杭を、その中
空部にアースオーガーを挿入して地盤を掘削しつゝ沈設
するとゝもに、前記既製杭を所定深さまで沈設した後、
先端を前記リング状パイプに着脱可能となるように連結
したホースを介して杭周固定液を前記リング状パイプか
ら噴出せしめ、既製杭と周辺地盤との間隙を前記杭周固
定液で充填した後、前記ホース内に高い圧力を付与して
その先端を前記リング状パイプから離脱せしめ、ホース
を地上に引き上げる構成であるから、(1)この既製杭
には汎用のST杭を使用することができる。(2)この既
製杭(下杭)の上に中杭或いは上杭等を連結する場合に
も杭同志の連結作業だけであり、手数がかからない。
(3)各杭にホースを取り付る必要がないため、少ない
とも中杭或いは上杭は従来のものを使用することが出来
るとゝもに、搬送時におけるホースの損傷等を防止する
ための手段を講じることも不必要である。(4)杭の建
込完了後にホースを引き上げるためホースを繰り返して
使用することができ、経済的であるといった諸効果があ
る。
第1図は本発明に係る中堀埋設工法に適用される既製杭
の要部を示す正面図、第2図は同既製杭に装着されるリ
ング状パイプの斜視図、第3図は同リング状パイプの既
製杭に対する取付け状態を示す拡大断面図、第4図は他
の実施例の既製杭にリング状パイプを取付ける状態を示
す斜視図、第5図及び第6図は本発明に係る中堀埋設工
法の施工工程を示す断面図である。 1……既製杭(ST杭)、2……直状円柱部、3……テー
パ部、4……拡大部、5……アースオーガ、6……リン
グ状パイプ、6a……噴出口、11……ホース、12……杭周
固定部、13……支持硬化層、A……地盤。
の要部を示す正面図、第2図は同既製杭に装着されるリ
ング状パイプの斜視図、第3図は同リング状パイプの既
製杭に対する取付け状態を示す拡大断面図、第4図は他
の実施例の既製杭にリング状パイプを取付ける状態を示
す斜視図、第5図及び第6図は本発明に係る中堀埋設工
法の施工工程を示す断面図である。 1……既製杭(ST杭)、2……直状円柱部、3……テー
パ部、4……拡大部、5……アースオーガ、6……リン
グ状パイプ、6a……噴出口、11……ホース、12……杭周
固定部、13……支持硬化層、A……地盤。
Claims (1)
- 【請求項1】先端に拡大部を有しその直上に外方に向け
多数の孔を穿設したリング状パイプを配設してなる既製
杭を、その中空部にアースオーガーを挿入して地盤を掘
削しつゝ沈設するとゝもに、前記既製杭を所定深さまで
沈設した後、先端を前記リング状パイプに着脱可能とな
るように連結したホースを介して杭周固定液を前記リン
グ状パイプから噴出せしめ、既製杭と周辺地盤との間隙
を前記杭周囲定液で充填した後、前記ホース内に高い圧
力を付与してその先端を前記リング状パイプから離脱せ
しめ、ホースを地上に引き上げることを特徴とする既製
杭の中堀埋設工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63226057A JPH0735654B2 (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 概製杭の中掘埋設工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63226057A JPH0735654B2 (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 概製杭の中掘埋設工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0274718A JPH0274718A (ja) | 1990-03-14 |
JPH0735654B2 true JPH0735654B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=16839122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63226057A Expired - Fee Related JPH0735654B2 (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 概製杭の中掘埋設工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735654B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS559949A (en) * | 1978-07-07 | 1980-01-24 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Installing process for foundation pile |
JPS5733614A (en) * | 1980-08-08 | 1982-02-23 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Method for sinking installed pile through internal excavation |
-
1988
- 1988-09-09 JP JP63226057A patent/JPH0735654B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0274718A (ja) | 1990-03-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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