JPH0735572B2 - イオン注入装置のベント方法 - Google Patents
イオン注入装置のベント方法Info
- Publication number
- JPH0735572B2 JPH0735572B2 JP59237026A JP23702684A JPH0735572B2 JP H0735572 B2 JPH0735572 B2 JP H0735572B2 JP 59237026 A JP59237026 A JP 59237026A JP 23702684 A JP23702684 A JP 23702684A JP H0735572 B2 JPH0735572 B2 JP H0735572B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- wafers
- disk
- ring
- vacuum container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J37/00—Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
- H01J37/32—Gas-filled discharge tubes
- H01J37/32431—Constructional details of the reactor
- H01J37/3244—Gas supply means
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C14/00—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
- C23C14/22—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
- C23C14/48—Ion implantation
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C14/00—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
- C23C14/22—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
- C23C14/56—Apparatus specially adapted for continuous coating; Arrangements for maintaining the vacuum, e.g. vacuum locks
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、真空容器内に設けられたディスクの円周部
に複数のウエハが装着されるイオン注入装置の当該真空
容器をベントする、即ち当該真空容器内にガスを注入し
てそこを大気圧状態に戻す方法に関し、特にベントに際
してのウエハへの塵埃付着防止方法に関する。
に複数のウエハが装着されるイオン注入装置の当該真空
容器をベントする、即ち当該真空容器内にガスを注入し
てそこを大気圧状態に戻す方法に関し、特にベントに際
してのウエハへの塵埃付着防止方法に関する。
第5図は、従来のイオン注入装置の一例を部分的に示す
概略断面図であり、第6図は第5図のディスク回りを示
す正面図である。真空容器1の蓋2には、ディスク駆動
モータ4によって回転させられるディスク5が取り付け
られている。ディスク5の円周部には複数のウエハ7が
装着されるようになっている。符号3は、軸受及び軸シ
ールである。イオン注入に際しては、まず、ヒンジ12を
支点にしてエアシリンダ(図示省略)等により蓋2を図
中2点鎖線の状態まで開き、大気中でディスク5にウエ
ハ7を複数枚装着する。次に、図中実線のように蓋2を
閉じて、真空容器1を例えば10-6〜10-7Torr程度にまで
真空引きした後ウエハ7にイオン注入を行う。イオン注
入後はベントバルブ13を開いて真空容器1をベント(ガ
スリークとも言う)した後、即ち真空容器1内に窒素ガ
ス等のガスを注入して真空容器1を大気圧状態にした
後、蓋2を開いてディスク5よりウエハ7を取り外す。
概略断面図であり、第6図は第5図のディスク回りを示
す正面図である。真空容器1の蓋2には、ディスク駆動
モータ4によって回転させられるディスク5が取り付け
られている。ディスク5の円周部には複数のウエハ7が
装着されるようになっている。符号3は、軸受及び軸シ
ールである。イオン注入に際しては、まず、ヒンジ12を
支点にしてエアシリンダ(図示省略)等により蓋2を図
中2点鎖線の状態まで開き、大気中でディスク5にウエ
ハ7を複数枚装着する。次に、図中実線のように蓋2を
閉じて、真空容器1を例えば10-6〜10-7Torr程度にまで
真空引きした後ウエハ7にイオン注入を行う。イオン注
入後はベントバルブ13を開いて真空容器1をベント(ガ
スリークとも言う)した後、即ち真空容器1内に窒素ガ
ス等のガスを注入して真空容器1を大気圧状態にした
後、蓋2を開いてディスク5よりウエハ7を取り外す。
上述のようなイオン注入においては、特にレジストを使
用しないイオン注入においては、注入後のウエハ7への
塵埃の付着が製品不良の一因となる。特に、ウエハ7を
研究用とか高集積度のVLSI用等に用いる場合には、ウエ
ハ7への塵埃の付着が大きな問題となる。
用しないイオン注入においては、注入後のウエハ7への
塵埃の付着が製品不良の一因となる。特に、ウエハ7を
研究用とか高集積度のVLSI用等に用いる場合には、ウエ
ハ7への塵埃の付着が大きな問題となる。
上述のような工程でウエハ7に塵埃が最も多く付着する
のはベント時であり、その理由は窒素ガス注入により真
空容器1内に溜まっていた塵埃が舞い上がり、これがウ
エハ7に付着するからである。例えば、あるイオン注入
装置で実験した結果、窒素ガスラインにフィルタが無い
場合は、大きさが0.2〜0.5μmの塵埃が約700個/4″ウ
エハ付着していた。一方、窒素ガスラインに0.2μmの
フィルタを入れた場合には、通常のベント速度(20秒)
の場合は約500個./4″ウエハであり、ベント速度が2分
の場合は約100個/4″ウエハであった。このように、ベ
ント速度を遅くして塵埃の舞い上がりを少なくするとウ
エハ7への塵埃の付着は減少するが、それでも完全に塵
埃の舞い上がり・付着を抑えることはできない。
のはベント時であり、その理由は窒素ガス注入により真
空容器1内に溜まっていた塵埃が舞い上がり、これがウ
エハ7に付着するからである。例えば、あるイオン注入
装置で実験した結果、窒素ガスラインにフィルタが無い
場合は、大きさが0.2〜0.5μmの塵埃が約700個/4″ウ
エハ付着していた。一方、窒素ガスラインに0.2μmの
フィルタを入れた場合には、通常のベント速度(20秒)
の場合は約500個./4″ウエハであり、ベント速度が2分
の場合は約100個/4″ウエハであった。このように、ベ
ント速度を遅くして塵埃の舞い上がりを少なくするとウ
エハ7への塵埃の付着は減少するが、それでも完全に塵
埃の舞い上がり・付着を抑えることはできない。
従ってこの発明は、ベント時のウエハの塵埃付着を防止
することができるイオン注入装置のベント方法を提供す
ることを主たる目的とする。
することができるイオン注入装置のベント方法を提供す
ることを主たる目的とする。
この発明のベント方法は、真空容器内に設けられたディ
スクの円周部に複数のウエハが装着されるイオン注入装
置において、その真空容器内のディスクのウエハ装着面
に対向するように、ガス吹出し用のリング状ノズルであ
ってその全周に亘ってディスク上の全てのウエハ装着場
所の方に向いた複数のガス吹出し穴を有するものを設け
ておき、このリング状ノズルに洗浄なガスを供給してそ
のガス吹出し穴からディスク上の全てのウエハに向けて
ガスを噴出させて全てのウエハの表面に清浄なガス流を
発生させながら、前記真空容器内にガスを注入して当該
真空容器内を大気圧状態に戻すことを特徴とする。
スクの円周部に複数のウエハが装着されるイオン注入装
置において、その真空容器内のディスクのウエハ装着面
に対向するように、ガス吹出し用のリング状ノズルであ
ってその全周に亘ってディスク上の全てのウエハ装着場
所の方に向いた複数のガス吹出し穴を有するものを設け
ておき、このリング状ノズルに洗浄なガスを供給してそ
のガス吹出し穴からディスク上の全てのウエハに向けて
ガスを噴出させて全てのウエハの表面に清浄なガス流を
発生させながら、前記真空容器内にガスを注入して当該
真空容器内を大気圧状態に戻すことを特徴とする。
ベント時、リング状ノズルのガス吹出し穴からディスク
に装着された全てのウエハに向かってベント用のガスが
噴出される。これによって、ディスク上の全てのウエハ
の表面に清浄なガス流を発生させながら真空容器がベン
トされる。この場合、真空容器内に溜まっていた塵埃が
舞い上がっても、全てのウエハの表面は清浄なガス流で
覆われているので、ディスク上の全てのウエハへの塵埃
の付着を防止することができる。
に装着された全てのウエハに向かってベント用のガスが
噴出される。これによって、ディスク上の全てのウエハ
の表面に清浄なガス流を発生させながら真空容器がベン
トされる。この場合、真空容器内に溜まっていた塵埃が
舞い上がっても、全てのウエハの表面は清浄なガス流で
覆われているので、ディスク上の全てのウエハへの塵埃
の付着を防止することができる。
第2図はこの発明を実施するイオン注入装置の一例を部
分的に示す概略断面図であり、第3図は第2図のディス
ク回りを示す正面図であり、第1図は第2図のディスク
回りを拡大して示す断面図である。これらの図におい
て、第5図及び第6図に示した従来例の符号と同一符号
は同等部分を示す。ディスク5の円周部に複数のウエハ
7がウエハ押え6によって押えられて装着されている。
そして蓋2には、真空容器1内のディスク5のウエハ装
着面に対向するように、ウエハ群の内径よりも小さい外
径を有するリング状ノズル8が取り付けられている。リ
ング状ノズル8には、その全周に亘って、ディスク5上
の全てのウエハ装着場所の方に向いた、即ちこの例では
外側に向いた複数のガス吹出し穴8aが設けられている。
例えば、0.8〜1mmφ程度のガス吹出し穴8aが10〜数十mm
程度の間隔で複数個設けられている。このリング状ノズ
ル8には、図示しないガス源から、ベントバルブ10及び
フィルター11を経由してベント用の清浄なガス、例えば
窒素ガスが供給される。尚、窒素ガス供給用のパイプの
一部分はフレキシブルになっており、蓋2を2点鎖線の
ように開いても支障は無い、又、リング状ノズル8の全
面にはこの例ではしゃへい板9が取り付けられている。
分的に示す概略断面図であり、第3図は第2図のディス
ク回りを示す正面図であり、第1図は第2図のディスク
回りを拡大して示す断面図である。これらの図におい
て、第5図及び第6図に示した従来例の符号と同一符号
は同等部分を示す。ディスク5の円周部に複数のウエハ
7がウエハ押え6によって押えられて装着されている。
そして蓋2には、真空容器1内のディスク5のウエハ装
着面に対向するように、ウエハ群の内径よりも小さい外
径を有するリング状ノズル8が取り付けられている。リ
ング状ノズル8には、その全周に亘って、ディスク5上
の全てのウエハ装着場所の方に向いた、即ちこの例では
外側に向いた複数のガス吹出し穴8aが設けられている。
例えば、0.8〜1mmφ程度のガス吹出し穴8aが10〜数十mm
程度の間隔で複数個設けられている。このリング状ノズ
ル8には、図示しないガス源から、ベントバルブ10及び
フィルター11を経由してベント用の清浄なガス、例えば
窒素ガスが供給される。尚、窒素ガス供給用のパイプの
一部分はフレキシブルになっており、蓋2を2点鎖線の
ように開いても支障は無い、又、リング状ノズル8の全
面にはこの例ではしゃへい板9が取り付けられている。
作用に付いて説明すると、イオン注入終了後、蓋2を閉
じたままの状態で(即ち第2図の実線の状態で)ベント
バルブ10を開き、フィルター11で塵埃を取り除いた清浄
な窒素ガスをリング状ノズル8に送り、これを各ガス吹
出し穴8aからディスク5上の全てのウエハ7に向けて噴
出させて全てのウエハ7の表面に清浄なガス流FOを発生
させながら、真空容器1内に窒素ガスを注入してベント
する。即ち、真空容器1内を大気圧状態に戻す。この
時、真空容器1内に溜まっていた塵埃が舞い上がって
も、全てのウエハ7の表面は清浄なガス流FOで覆われて
いるので、ディスク上の全てのウエハ7への塵埃の付着
を防止することができる。又、ベント以前にウエハ7に
塵埃が付着していたとしても、これはガス流FOにより吹
き飛ばされて除去される。
じたままの状態で(即ち第2図の実線の状態で)ベント
バルブ10を開き、フィルター11で塵埃を取り除いた清浄
な窒素ガスをリング状ノズル8に送り、これを各ガス吹
出し穴8aからディスク5上の全てのウエハ7に向けて噴
出させて全てのウエハ7の表面に清浄なガス流FOを発生
させながら、真空容器1内に窒素ガスを注入してベント
する。即ち、真空容器1内を大気圧状態に戻す。この
時、真空容器1内に溜まっていた塵埃が舞い上がって
も、全てのウエハ7の表面は清浄なガス流FOで覆われて
いるので、ディスク上の全てのウエハ7への塵埃の付着
を防止することができる。又、ベント以前にウエハ7に
塵埃が付着していたとしても、これはガス流FOにより吹
き飛ばされて除去される。
更に、この実施例のようにリング状ノズル8の全面にし
ゃへい板9を設けると、第1図の点線のような塵埃を含
むガス流FBが発生したとしても、しゃへい板9によって
ガス流FBがウエハ7の方へ巻き込まれるのが防止される
ため、ウエハ7への塵埃付着防止はより完全となる。
ゃへい板9を設けると、第1図の点線のような塵埃を含
むガス流FBが発生したとしても、しゃへい板9によって
ガス流FBがウエハ7の方へ巻き込まれるのが防止される
ため、ウエハ7への塵埃付着防止はより完全となる。
真空容器1内が大気圧状態になると、ヒンジ12を支点に
して蓋2を第2図の2点鎖線の状態まで開く。蓋2を開
いた状態では、蓋2の上方よりクリーンユニット(図示
省略)からの清浄な空気流が流されており、蓋2を開い
た時に飛散した塵埃がこの空気流により取り除かれた時
点でベントバルブ10を閉じる。その後、ハンドリング装
置(図示省略)によりディスク5上の注入済みのウエハ
7を回収し、未注入のウエハの装着を行う。
して蓋2を第2図の2点鎖線の状態まで開く。蓋2を開
いた状態では、蓋2の上方よりクリーンユニット(図示
省略)からの清浄な空気流が流されており、蓋2を開い
た時に飛散した塵埃がこの空気流により取り除かれた時
点でベントバルブ10を閉じる。その後、ハンドリング装
置(図示省略)によりディスク5上の注入済みのウエハ
7を回収し、未注入のウエハの装着を行う。
第4図は、リング状ノズルの他の例を示す部分断面図で
ある。この例では、リング状ノズル8の全周に亘って、
前記外側に向いた複数のガス吹出し穴8aの他に、ウエハ
装着場所とは反対方向に向いた、即ちこの例では内側に
向いた複数のガス吹出し穴8bを設けている。ガス吹出し
穴8bの大きさ、間隔等は前述したガス吹出し穴8aと略同
じである。この代わり、第1図に示したようなしゃへい
板9は設けていない。ベント時、ガス吹出し穴8bから内
向きのガス流FIが発生する。このガス流FIもしゃへい板
9と同様の作用をし、点線のような塵埃を含むガス流FB
が発生したとしても、ガス流FIによってガス流FBがウエ
ハ7の方へ巻き込まれるのが防止される。従ってウエハ
7への塵埃付着防止は、しゃへい板9を設けたのと同様
に、より完全となる。
ある。この例では、リング状ノズル8の全周に亘って、
前記外側に向いた複数のガス吹出し穴8aの他に、ウエハ
装着場所とは反対方向に向いた、即ちこの例では内側に
向いた複数のガス吹出し穴8bを設けている。ガス吹出し
穴8bの大きさ、間隔等は前述したガス吹出し穴8aと略同
じである。この代わり、第1図に示したようなしゃへい
板9は設けていない。ベント時、ガス吹出し穴8bから内
向きのガス流FIが発生する。このガス流FIもしゃへい板
9と同様の作用をし、点線のような塵埃を含むガス流FB
が発生したとしても、ガス流FIによってガス流FBがウエ
ハ7の方へ巻き込まれるのが防止される。従ってウエハ
7への塵埃付着防止は、しゃへい板9を設けたのと同様
に、より完全となる。
尚、リング状ノズル8はイオン注入前のウエハの清掃に
も使用することができる。即ち、蓋2を閉じて真空排気
装置(図示省略)を運転して、ディスク5を回転させな
がらリング状ノズル8より窒素ガスを噴射してウエハ上
の塵埃を吹き飛ばして除去することも可能である。
も使用することができる。即ち、蓋2を閉じて真空排気
装置(図示省略)を運転して、ディスク5を回転させな
がらリング状ノズル8より窒素ガスを噴射してウエハ上
の塵埃を吹き飛ばして除去することも可能である。
以上説明したようにこの発明によれば、リング状ノズル
に清浄なガスを供給してそのガス吹出し穴からディスク
上の全てのウエハに向けてガスを噴出させて全てのウエ
ハの表面に清浄なガス流を発生させながら真空容器をベ
ントするので、ベント時に、真空容器内に溜まっていた
塵埃が舞い上がっても、ディスク上の全てのウエハの表
面は清浄なガス流で覆われており、従ってディスク上の
全てのウエハ塵埃の付着を防止することができる。又、
ベント以前にウエハ塵埃が付着していたとしても、それ
を上記ガス流によって吹き飛ばして除去することができ
るという効果も得られる。
に清浄なガスを供給してそのガス吹出し穴からディスク
上の全てのウエハに向けてガスを噴出させて全てのウエ
ハの表面に清浄なガス流を発生させながら真空容器をベ
ントするので、ベント時に、真空容器内に溜まっていた
塵埃が舞い上がっても、ディスク上の全てのウエハの表
面は清浄なガス流で覆われており、従ってディスク上の
全てのウエハ塵埃の付着を防止することができる。又、
ベント以前にウエハ塵埃が付着していたとしても、それ
を上記ガス流によって吹き飛ばして除去することができ
るという効果も得られる。
第1図、第2図はディスク回りを拡大して示す断面図で
ある。第2図は、この発明を実施するイオン注入装置の
一例を部分的に示す概略断面図である。第3図、第2図
のディスク回りを示す正面図である。第4図は、リング
状ノズルの他の例を示す部分断面図である。第5図は、
従来のイオン注入装置の一例を部分的に示す概略断面図
である。第6図は、第5図のディスク回りを示す正面図
である。 1…真空容器、5…ディスク、7…ウエハ、8…リング
状ノズル、8a,8b…ガス吹出し穴、9…しゃへい板、FO,
FI,FB…ガス流。
ある。第2図は、この発明を実施するイオン注入装置の
一例を部分的に示す概略断面図である。第3図、第2図
のディスク回りを示す正面図である。第4図は、リング
状ノズルの他の例を示す部分断面図である。第5図は、
従来のイオン注入装置の一例を部分的に示す概略断面図
である。第6図は、第5図のディスク回りを示す正面図
である。 1…真空容器、5…ディスク、7…ウエハ、8…リング
状ノズル、8a,8b…ガス吹出し穴、9…しゃへい板、FO,
FI,FB…ガス流。
Claims (3)
- 【請求項1】真空容器内に設けられたディスクの円周部
に複数のウエハが装着されるイオン注入装置において、
その真空容器内のディスクのウエハ装着面に対向するよ
うに、ガス吹出し用のリング状ノズルであってその全周
に亘ってディスク上の全てのウエハ装着場所の方に向い
た複数のガス吹出し穴を有するものを設けておき、この
リング状ノズルに清浄なガスを供給してそのガス吹出し
穴からディスク上の全てのウエハに向けてガスを噴出さ
せて全てのウエハの表面に清浄なガス流を発生させなが
ら、前記真空容器内にガスを注入して当該真空容器内を
大気圧状態に戻すことを特徴とするイオン注入装置のベ
ント方法。 - 【請求項2】リング状ノズルの全面にしゃへい板を設け
た特許請求の範囲第1項記載のイオン注入装置のベント
方法。 - 【請求項3】リング状ノズルの全周に亘ってウエハ装着
場所とは反対方向に向いた複数のガス吹出し穴を更に設
けた特許請求の範囲第1項記載のイオン注入装置のベン
ト方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59237026A JPH0735572B2 (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | イオン注入装置のベント方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59237026A JPH0735572B2 (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | イオン注入装置のベント方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61113765A JPS61113765A (ja) | 1986-05-31 |
JPH0735572B2 true JPH0735572B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=17009288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59237026A Expired - Lifetime JPH0735572B2 (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | イオン注入装置のベント方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735572B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2566308B2 (ja) * | 1989-01-12 | 1996-12-25 | 東京エレクトロン株式会社 | ロードロック装置を備えた処理装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5261182A (en) * | 1975-11-14 | 1977-05-20 | Stanley Electric Co Ltd | Method of purifying material to be vacuum evaporated |
JPS5632722A (en) * | 1979-08-24 | 1981-04-02 | Hitachi Ltd | Ion implanting apparatus |
JPS5953659B2 (ja) * | 1980-04-11 | 1984-12-26 | 株式会社日立製作所 | 真空室中回転体の往復動機構 |
-
1984
- 1984-11-09 JP JP59237026A patent/JPH0735572B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61113765A (ja) | 1986-05-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2954059B2 (ja) | エッジリンス機構 | |
JPH0684864A (ja) | 処理装置 | |
US6220771B1 (en) | Wafer backside protection apparatus | |
US5976312A (en) | Semiconductor processing apparatus | |
JP3012328B2 (ja) | 圧力密閉室内の基板をガス中の汚染物質から保護する方法および装置 | |
JPH0735572B2 (ja) | イオン注入装置のベント方法 | |
JPH04174848A (ja) | レジスト塗布装置 | |
JPH05326471A (ja) | 半導体製造装置のクリーニング方法 | |
JPH09298136A (ja) | 基板処理方法およびその装置 | |
US6068881A (en) | Spin-apply tool having exhaust ring | |
JPH1154400A (ja) | 荷電ビーム描画装置及び方法 | |
JPH0426760A (ja) | スパッタリング装置 | |
JPS6353943A (ja) | 半導体製造装置 | |
JPH0586475A (ja) | 真空成膜装置 | |
JPS5952563A (ja) | コ−テイング装置 | |
JP2658710B2 (ja) | レジスト塗布装置 | |
JP2000257750A (ja) | 真空脱ガス設備の排ガス用真空弁 | |
JP3617712B2 (ja) | 基板回転処理装置 | |
JP2907877B2 (ja) | 塗布装置および塗布方法 | |
JP3320628B2 (ja) | 試料の搬入搬出方法および試料の搬入搬出支援装置 | |
JP3215984B2 (ja) | 真空装置及びその使用方法 | |
JP2001189299A (ja) | 減圧化状態を利用した半導体ウェハーのエッチング処理方法およびその装置 | |
JPS62252128A (ja) | 半導体製造装置の基板導入装置 | |
JPH04320025A (ja) | 化学気相成長装置 | |
JPH0778745A (ja) | レジスト現像用ウエハ把持装置 |