JPH0735296Y2 - 口金付電球 - Google Patents

口金付電球

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JPH0735296Y2
JPH0735296Y2 JP1989010605U JP1060589U JPH0735296Y2 JP H0735296 Y2 JPH0735296 Y2 JP H0735296Y2 JP 1989010605 U JP1989010605 U JP 1989010605U JP 1060589 U JP1060589 U JP 1060589U JP H0735296 Y2 JPH0735296 Y2 JP H0735296Y2
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JP
Japan
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cap body
glass
pinch seal
base
seal portion
Prior art date
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JP1989010605U
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JPH02101461U (ja
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正敏 米山
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案口金付電球を以下の項目に従って説明する。
A.産業上の利用分野 B.考案の概要 C.従来技術 D.考案が解決しようとする課題 E.課題を解決するための手段 F.実施例 a.ガラス球 b.口金部 b−1.キャップ体 b−2.筒状体 c.ガラス球とキャップ体との結合 d.キャップ体と筒状体との結合 G.考案の効果 (A.産業上の利用分野) 本考案は新規な口金付電球に関する。詳しくは、ガラス
球と口金部との結合が確実に為され、自動車用灯具の光
源として使用した場合にも耐振性の問題が生じないよう
にした新規な口金付電球を提供しようとするものであ
る。
(B.考案の概要) 本考案口金付電球は、フィラメントが封入されたガラス
球のピンチシール部を保持したプレート部の周縁から後
方へ延びた筒状の周壁部を有するキャップ体の該周壁部
の一部の略矩形をした部分を切り起こして内方へ突出さ
せその前後方向に延びる先端縁がガラス球のピンチシー
ル部の側面に弾接する複数の弾接片を形成し、これによ
って、ガラス球のピンチシール部が上記弾接片により軸
方向に隔った箇所で長い区間に亘って保持されるため、
ガラス球の口金部への保持がきわめて安定かつ確実に為
される。しかして、自動車用灯具の光源として使用した
場合にも、耐振性の問題が生じない。
(C.従来技術) 口金付電球には種々のものがあるが、その中の一に、ガ
ラス球に形成された扁平状のピンチシール部を金属製キ
ャップ体のプレート部に形成した弾性を有する保持舌片
によって両側から挟んで支持するものがある。
(D.考案が解決しようとする課題) ところで、上記した口金付電球にあっては、ピンチシー
ル部のガラス球に近い部分で、しかも、軸方向には極く
短い部分を保持舌片により弾発的に挟持しているだけで
あるので、ガラス球の先端等に作用する回動モーメント
に弱く、例えば、自動車用灯具の光源として使用した場
合、耐振性に問題が生じて来る。
(E.課題を解決するための手段) 本考案口金付電球は、上記課題を解決するために為され
たもので、キャップ体をガラス球のピンチシール部を保
持したプレート部と該プレート部の周縁から後方へ延び
た筒状の周壁部とから形成し、周壁部の一部の略矩形を
した部分を内方へ切り起こしてその前後方向に延びる先
端縁がピンチシール部の側面に弾接する複数の弾接片を
形成したものである。
従って、本考案口金付電球によれば、ガラス球と口金部
との間の結合においてピンチシール部が上記弾接片によ
り軸方向に長い区間に亘って挟持されるため、ガラス球
を軸方向に直交する方向に回動させようとするモーメン
トに対して強く、その口金部への保持が安定かつ確実に
為される。しかして、自動車用灯具の光源として使用し
た場合にも、耐振性の問題が生じない。
(F.実施例) 以下に本考案口金付電球の詳細を図示した実施例1に従
って説明する。
(a.ガラス球) 2はガラス球であり、ガラス管の前端が排気部3で後端
が扁平状のピンチシール部4で閉じられて内部が密閉さ
れたガラス容器5を備えている。6、6′はリード線で
あり、その中間の部分がピンチシール部4をガラス容器
5の軸方向、即ち、前後方向に貫通され、ピンチシール
部4に保持されている。そして、該リード線6、6′の
内端6a、6′aはガラス容器5の軸線上で前後に離間し
て位置している。7はフィラメントであり、ガラス容器
5の軸線上に位置しており、その両端がリード線6、
6′の内端6a、6′a間に支持されている。そして、ガ
ラス容器5の密閉空間が所要のガス等によって満たされ
てガラス球2が形成される。
(b.口金部) 8は口金部であり、キャップ体と筒状体とから成る。
(b−1.キャップ体) 9がキャップ体であり、円板状をしたプレート部10の周
縁から後方へ向って突出した短い筒状をした周壁部11が
金属板材料で一体に形成されて成る。
プレート部10には中心を通って横断して両端にまで達し
た挿通孔12が形成されている。挿通孔12の対向した縁の
両端近くから互いの先端が近づくように斜め後方へ向っ
て突出した保持舌片13、13、13′、13′が形成されてい
る。これら保持舌片13、13、13′、13′の先端部13a、1
3a、13′a、13′aは後方に向って折り曲げられてい
る。保持舌片13と13との間及び13′と13′との間の部分
で、かつ、これら保持舌片13、13、13′、13′と稍離間
したところから互いに近づく方向に突片14、14′が突設
されており、これら突片14、14′の先端部14a、14′a
は湾曲されながら後方に折り曲げられている。そして、
これら突片14、14′の先端部14a、14′a間の間隔が保
持舌片13、13の先端部13a、13aと13′、13′の先端部1
3′a、13′aとの間の間隔より僅かに広く形成されて
いる。
尚、挿通孔12はプレート部10を横断して両端に達するま
で形成されているので、周壁部11は対向した2箇所にプ
レート部10と連続していない部分11a、11aが出来、該部
分1a、11aが大きな弾性を有する部分となる。
周壁部11には略L字状をしたスリット15、15、15′、1
5′が形成され、これらスリット15、15、15′、15′の
前後方向に延びる部分15a、15a、15′a、15′aは周壁
部11の後端に達し、また、前部15b、15b、15′b、15′
bは前後方向に延びる部分15a、15a、15′a、15′aか
ら遠去かるに従って前方へ変位するように傾斜されてい
る。
そして、上記スリット15、15、15′、15′と周壁部11の
後縁とによって3方を囲まれた略矩形を為す部分16、1
6、16′、16′が内方へ向って折り曲げられて前後方向
に延びる先端縁16a、16a、16′a、16′aを有する弾接
片とされる。
そして、これら弾接片16、16、16′、16′の先端縁16
a、16a、16′a、16′aは、正面から見た状態で、前記
保持舌片13、13、13′、13′の先端部13a、13a、13′
a、13′aと略対応したところに位置している。
キャップ体9の周壁部11の後端には互いに反側に位置し
た2箇所であってスリット15と15との間及び15′と15′
との間に係合切欠17、17′が形成されている。これら係
合切欠17、17′の側縁は緩やかに傾斜していて係合切欠
17、17′の幅が後端に行くに従って徐々に拡くなるよう
になっている。そして、係合切欠17、17′の前縁17a、1
7′aは筒状をした周壁部11の軸線と垂直な一の面内に
あるようにされている。また、係合切欠17と17′とはそ
の幅が17の方が大きくされている。
(b−2.筒状体) 18は筒状体である。
19は略円筒状に形成された金属筒であり、その内径、特
に、前端部の内径はキャップ体9の周壁部11の外径と同
じか僅かに小さく形成されている。
金属筒19の後端は一体の後側板20によって閉塞されてお
り、該後側板20の中央部に半円形の孔21が形成され、か
つ、周縁寄りにも一つ小孔22が形成されている。
23は絶縁ガラスであり、金属筒19の後側板20の中央に形
成された孔21を塞ぎ、かつ、後方へ突出するように取着
されている。そして、該絶縁ガラス23にはこの中央を前
後に貫通した挿通孔23aが形成されており、かつ、後端
には導電性金属から成るハト目24が固着され、該ハト目
24の孔24aは前記挿通孔23aと連通されている。
25、25′は金属筒19の前後方向における間より稍前の位
置で内方へ突出された係合突片であり、金属筒19の互い
に対向した部分を内側切り起して形成されている。そし
て、これら係合突片25、25′はその幅がキャップ体9の
上記係合切欠17、17′の前縁17a、17′aと同じか僅か
に小さくされている。従って、係合切欠17′はその前縁
17′aが係合突片25と当接するまで係合することはでき
ない。これによって、係合切欠17は係合突片25と、係合
切欠17′は係合突片25′と係合されるようになってい
る。
26、26′は金属筒19の後端寄りの位置の互いに反対側の
外面から突設された係合ピンである。
(c.ガラス球とキャップ体との結合) しかして、ガラス球2をキャップ体9に結合するには、
ガラス球2のピンチシール部4をその後端からキャップ
体9の挿通孔12で保持舌片13、13と13′、13′との間に
挿入する。これによって、ピンチシール部4の反対側に
位置した2つの側面に保持舌片13、13と13′、13′がそ
れらの先端部13a、13a、13′a、13′aで弾接し、これ
によって、ガラス球2がキャップ体9のプレート部10に
保持される。
また、これと同時に、弾接片16、16及び16′、16′の前
後方向に延びる各先端縁16a、16a及び16′a、16′aが
ピンチシール部4の互いに反対側に位置した2つの側面
に弾接しこれを両面から弾発的に挟持する。これによっ
て、ピンチシール部4は弾接片16、16及び16′、16′に
より軸方向に長い区間に亘って挟持される。
(d.キャップ体と筒状体との結合) キャップ体9と筒状体18とを結合するには、キャップ体
9の周壁部11を筒状体18の前端部に内嵌する。このとき
周壁部11の外径と筒状体18の内径との寸法差が余りなく
とも、周壁部11の部分11a、11aに弾性があるため、この
嵌合はスムーズに為される。そして、キャップ体9の係
合切欠17を筒状体18の係合突片25に、また、係合切欠1
7′を係合突片25′にそれぞれ係合し、係合切欠17、1
7′の前縁17a、17′aがそれぞれ係合突片25、25′に当
接するようにする。この状態でキャップ体9の周壁部11
と筒状体18の金属筒19との間をスポット溶接により固着
する。
27、27′は接続リードであり、その内端はガラス球2の
ピンチシール部4後端から導出されリード線6、6′の
外端6b、6′bとスポット溶接により接続され、一方の
接続リード27の外端27aは絶縁ガラス23の挿通孔23a、ハ
ト目24の孔24aに順次挿通された後ハト目24の外面に沿
って折曲され、該ハト目24に半田付け28されている。ま
た、他方の接続リード27′の外端27′aは金属筒19の後
側板20に形成された小孔22に挿通された後、該後側板20
に沿って曲折され後側板20に半田付け28′される。尚、
各接続リード27、27′の外端27a、27′aの折り曲げ方
向は、第4図で良く解るように反対方向になっており、
この折り曲げによって接続リード27、27′の内端に作用
する倒れ方向が反対向きになって打ち消し合ってガラス
球2に影響を与えないようになっている。
(G.考案の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本考案口金
付電球は、フィラメントが封入されたガラス球と該ガラ
ス球を保持した口金部とから成り、口金部は筒状体とキ
ャップ体とから成り、キャップ体はガラス球のピンチシ
ール部を挿通する挿通孔と該挿通孔の縁部に位置してガ
ラス球のピンチシール部を弾発的に挟持する保持舌片と
を備えたプレート部と、該プレート部の周縁から後方へ
延びる筒状を為し、該筒状部分の一部の略矩形をした部
分が内側に向って切り起こされてその前後方向に延びる
先端縁がガラス球のピンチシール部の側面に弾接する複
数の弾接片を有する周壁部とから成り、キャップ体が筒
状体に結合されたことを特徴とする。
従って、本考案口金付電球によれば、ガラス球と口金部
との間の結合においてピンチシール部が上記弾接片によ
り軸方向に長い区間に亘って挟持されるため、ガラス球
を軸方向に直交する方向に回動させようとするモーメン
トに対して強く、その口金部への保持が安定かつ確実に
為される。しかして、自動車用灯具の光源として使用し
た場合にも、耐振性の問題が生じない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案口金付電球の実施の一例を示すものであ
り、第1図は斜視図、第2図は分解斜視図、第3図は垂
直断面図、第4図は背面図、第5図乃至第7図はキャッ
プ体を示すもので、第5図は正面図、第6図は第5図の
VI-VI線に沿う断面図、第7図は第5図のVII-VII線に沿
う断面図、第8図乃至第10図は筒状体を示すもので、第
8図は正面図、第9図は第8図のIX-IX線に沿う断面
図、第10図は第8図のX−X線に沿う断面図である。 符号の説明 1……口金付電球、2……ガラス球、4……ピンチシー
ル部、7……フィラメント、8……口金部、9……キャ
ップ体、10……プレート部、11……周壁部、12……挿通
孔、13、13′……保持舌片、16、16′……弾接片、16
a、16′a……先端縁、18……筒状体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィラメントが封入されたガラス球と該ガ
    ラス球を保持した口金部とから成り、 口金部は筒状体とキャップ体とから成り、 キャップ体はガラス球のピンチシール部を挿通する挿通
    孔と該挿通孔の縁部に位置してガラス球のピンチシール
    部を弾発的に挟持する保持舌片とを備えたプレート部
    と、該プレート部の周縁から後方へ延びる筒状を為し、
    該筒状部分の一部の略矩形をした部分が内側に向かって
    切り起こされてその前後方向に延びる先端縁がガラス球
    のピンチシール部の側面に弾接する複数の弾接片を有す
    る周壁部とから成り、 キャップ体が筒状体に結合された ことを特徴とする口金付電球
JP1989010605U 1989-01-30 1989-01-30 口金付電球 Expired - Lifetime JPH0735296Y2 (ja)

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JPH02101461U JPH02101461U (ja) 1990-08-13
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