JPS62157669A - 口金付電球 - Google Patents

口金付電球

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Publication number
JPS62157669A
JPS62157669A JP29849985A JP29849985A JPS62157669A JP S62157669 A JPS62157669 A JP S62157669A JP 29849985 A JP29849985 A JP 29849985A JP 29849985 A JP29849985 A JP 29849985A JP S62157669 A JPS62157669 A JP S62157669A
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JP
Japan
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metal sleeve
bulb
cap
holding
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Application number
JP29849985A
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Inventor
光博 岡野
佐口 典生
金松 進
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Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62157669A publication Critical patent/JPS62157669A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 大発明口金付1珪を以下の項目に従って説明する。
A、産業上の利用分野 B0発明の概要 C8従来技術 C−1,一般的背景 C−2,従来の口金付電球の一例[第17図] D0発明が解決しようとする問題点 E0問題点を解決するための手段 F、実施例 F−1,第1の実施例[第1図乃至第11図] a、バルブ[第1図乃至第7図] b1口金部[第1図乃至第5図、第8 図乃至第11図] b−199ロ金プレート第1図乃至 第5図、第8図、第9図] b−20口金本体[第1図乃至第3 図、第1O図、第11図] b−3,金属スリーブ「填1団乃不 第3図、第10図、第11 図] C1口金プレートの金属スリーブへの 取付け d、端子[第1図] F−2,第2の実施例[第12図乃至第16図] a、保持バンド[第12図乃至第16 図コ b、金属スリーブのバンド取付片 [12図乃至第14図] C6保持バンドの金属スリーブへの取 付け G9発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は新規な口金付電球に関する。詳しくは、例えば
、自動車用の灯具等、その中でも例えば前照灯の光源と
して用いられる電球、特に5フイラメントが封入された
バルブを合成樹脂により形成された口金本体と該口金本
体の先端部に固定された金属スリーブとを有する口金部
に保持して成る口金付電球に関するものであり、金属ス
リーブの口金本体への固定を比較的簡単な固定手段によ
るものであるにも拘らず確実に行なうことができると共
に、上記固定が為された部分が電球の外部からは見えな
いようにして外観を意匠的に好ましいものとすることが
できるようにした新規な口金付電球を提供しようとする
ものである。
(B、発明の概要) 本発明は、フィラメントが封入されたバルブを合成樹脂
により形成された口金本体と該口金本体の先端部に固定
された金属スリーブを有する口金部に保持して成る口金
付電球において、金属スリーブの基端部を口金本体の内
部に設けられた金属リングに溶着することによって固定
し、それにより、金属スリーブの口金本体への固定を比
較的簡単な固定手段によって、確実に行なうことができ
ると共に、上記固定された部分が電球の外部からは見え
ないようにして意匠的に優れた外観となるようにしたも
のである。
(C,従来技術) (c−i、、一般的背景) 例えば、自−車用前照灯の光源に用いられる電球は、一
般に、フィラメントが封入されたバルブと該バルブを保
持する口金部とから成る口金部の構造を有しており、そ
の口金部が前照灯等のランプボディに設けられた所定の
電球取付部に支持されるようになっている。
そして、この種の電球においては、そのバルブに封入さ
れたフィラメントが当該前照灯の所定の位置、例えば、
放物面状の反射鏡の焦点位置に精度良く配置される必要
があるので、口金部とバルブとの位置関係、即ち、口金
部のうち当該前照灯のランプボディの電球取付部に固定
されることによって前照灯に対する位置決めが為される
部分、例えば、口金部に設けられたフランジ部とバルブ
ζ↓J1:’r多1−917ノモテdyにシn)六シ昂
讐聞ノI;礒(拮Iデ自く調整される必要がある。
このため、この種の口金付電球においては、通常、口金
部を、バルブを保持するバルブ保持部材と当該前照灯に
支持される口金本体と、基端部が該口金本体に固定され
、かつ、先端部に上記バルブ保持部材が固定される金属
スリーブとの3つの部材から構成し、バルブ保持部材の
金属スリーブへの固定は前記位置関係の調整を行なった
後に為すようにされている。
(C−2,従来の口金付電球の一例)[第17図] ところで、このような口金付電球の具体的な構造には従
来から各種のものがあるが、その中に、口金本体が合成
樹脂によって形成されたものがある。
第17図はそのような構造を有する従来の口金付電球の
一例aを示すものである。
bはバルブであり、該バルブbにはフィラメン)c、c
”が封入されると共に、前端において該フィラメン)c
、c’を支持すると共に中間部がピンチシール部dに埋
込状に支持され、かつ、後部がピンチシール部dから突
出されたリード線e、e及びe′、e′が設けられてい
る。
fは口金部である。
gは口金部fの口金本体であり、該口金本体gは合成樹
脂により略円筒状に形成されると共に、口金付電球aの
当該前照灯に対する位置決めを為すためのフランジhが
一体に形成され、また、その内部は隔壁iによって軸方
向に略2分されている。そして、口金本体gの先端部j
は他の部分より稍小径に形成されると共に、その外周面
には複数の小さな凹部に、k、・・―(図面では2個の
み示しである。)が形成されている。
tは金属により略円筒状に形成されたスリーブであり、
該スリーブ先の前端縁から複数の突片m、m、・拳・(
図面では2個のみ示しである。)が突設されている。そ
して、スリーブtは、その後部が口金本体gの先端部j
に外嵌されると共に、その状態で前把手さな凹部に、k
、・・・と対応する部分が該凹部に、k、・・◆側へ向
けてカシメられることにより突部n、n、・・・(図面
では2箇所のみ示しである。)が形成され、かつ、これ
ら突部n、  n、・・・が上記凹部に、k、・豐・に
係合することによって、口金本体gに固定される。
0は略キャップ状に形成された口金プレートであり、該
口金プレートoはこれに形成された係合片p、、p、 
 ・・・と該係合片p、p、・−拳に対向するように形
成された図示しない係合片がバルブbのピンチシール部
dを両側から挾持することによってバルブbに取着され
る。
そして、口金プレート0を前記スリーブtに内嵌した状
態で、口金本体gに形成されたフランジhとフィラメン
)c、c’との間の位置関係の調整が行なわれ、この調
整が行なわれた後、スリーブtの突片m、m、・・争と
口金プレート0とがスポット溶接等によって固定さ゛れ
る。
(D、発明が解決しようとする問題点)上記したように
、従来の口金付電球aにおいては、口金部fを構成する
スリーブtを口金本体gに固定するのに、スリーブ1の
基端部を口金本体gの先端部jに外嵌した状態でスリー
ブ1の一部を口金本体gに対してカシメるといった手段
が採られていたが、このような固定手段によると、その
カシメが甘かったり1.あるいはそのカシメ状態が何ら
かの原因によって弱められるようなことが起ると、スリ
ーブtの口金本体gに対する固定が不確実なものとなる
ため、電球aに強い衝撃が加えられた場合、スリーブt
が口金本体gから抜は落ちてしまう、といった問題があ
る。
また、スリーブtの口金本体gに対するカシメが甘かっ
たりすると、スリーブtの口金本体gに対する周方向に
おける位置が安定しないことになるので、結局、フィラ
メントC,C′の口金本体gに対する位置が不安定なも
のになる、といった問題もある。
更に、このような固定手段によると、スリーブtの外周
面にこれがカシメられることによって複数のへこみが形
成されるため、電球aの見栄えが悪くなる、といった意
匠的な問題もある。
(E、問題点を解決するための手段) 本発明口金付電球は、上記した問題点を解決するために
、フィラメントが封入されたバルブを合成樹脂により形
成された口金本体と該口金本体の先端部に固定された金
属スリーブを有する口金部に保持して成る口金付電球に
おいて、インサート形成により口金本体に金属リングを
設けると共に、金属スリーブの少なくとも基端部を口金
本体に内嵌しかつ該基端部を上記金属リングに溶着する
ことによって金属スリーブを口金本体に固定したもので
ある。
従って、本考案によれば、金属スリーブは、その基端部
が口金本体に設けられた金属リングに溶着されることに
よって口金本体に固定されるので、その固定は極めて確
実なものとなり、また、金属リングは口金本体が合成樹
脂によって型成形される際にインサート成形によって口
金本体に設けられるので、金属スリーブを口金本体に固
定するのに実際に必要となる工程は溶着工程だけで済む
ことになる。
(F、実施例) 以下に、本発明口金付電球の詳細を添附図面に示した各
実施例に従って説明する。
尚、図面に示した各実施例は本発明口金付電球を自動車
用前照灯の光源として用いられる口金付ハロゲン電球に
適用したものである。
(F−1,第1の実施例)[第1図乃至第11図] 第1図乃至第11図は本発明口金付電球を口金付ハロゲ
ン電球に適用した第1の実施例1を示すものである。
(a、バルブ)[第1図乃至第7図1 2はハロゲン電球1のバルブである。3は後端(第1図
における上側へ向う方向を前方とし、下側へ向う方向を
後方とする。以下の説明において向きを示すときはこの
方向によるものとする。)がピンチシール部4で、前端
が排気部5で閉じられて密閉状とされたガラス球である
6.6、・φ・はリード線であり、ピンチシール部4を
貫通されて、中間部がピンチシール部4に保持されてい
る。
7.7はガラスブリッジであり、ガラス球3内でリード
線6.6、φ参〇を両側から挟むように溶着されている
。そして、リード線6.6、・・・の適宜のものの先端
間にフィラメント8.8が張架されている。
ピンチシール部4は略扁平状を為しており、幅方向にお
ける両側において両側面に突条部9.9、・・・が形成
されて、横断面形状は略工字状を為している。また、ピ
ンチシール部4の両側面の下端寄りの位置には係合突部
10.10形成されている。
尚、ガラス球3の中には不活性ガスと適当なハロゲンガ
スが封入されている。
以上のようにしてバルブ2が形成されている。
(b、口金部)[第1図乃至第5図、第8図乃至第11
図] 11は前記バルブ2を保持する口金部である。
該口金部11はバルブ2のガラス球3をピンチシール部
4で保持する口金プレートと所定の前照灯のランプボデ
ィに支持される口金本体と該口金本体に取着され、かつ
、上記口金プレートが固定される金属スリーブとから成
る。
(b−1,口金プレート)[第1図乃至第5図、第8図
、第9図] 12は口金プレートである。
口金プレート12はばね弾性を有する金属板で形成され
ており、平面形状で略円形を為している。
そして、該口金プレート12の周縁からは短い筒状の円
環部13が形成されている。
口金プレート12の保持面14には2対の中間部え片1
5.15.15′、15′と2対の側部押え片16.1
6.16′、16′が切り起こし状に形成されている。
中間部え片15.15と15’、15′とは互いに対向
して形成されており、保持面12から後方へ向けて折り
曲げられており、互いの後端17.17と17′、17
′とが互いに近づくように傾斜されている。側部押え片
16.16と16′、16′とは互いに対向して形成さ
れており、保持面14から前方へ向けてかつ前端18.
18と18′、18′とが互いに近づくように傾斜され
て折り曲げられている。そして、これら押え片15.1
5.15′、15’、1B、16.16′、16′の各
間にはこれら押え片により多くの弾性を付与するための
スリット19.19.19及び19′、19′、19′
が形成されている。
また、側部押え片16.16及び16′。
16′の外側には空間20.20が形成されていて、こ
の空間20.20と前記各部え片を形成することによっ
て形造られる空間とが連続されることによって、上方か
ら見てバルブ2のピンチシール部4の断面形状に対応し
た略工字状を為す空間が形成されるようにされている。
しかして、バルブ2はそのガラス球3のピンチシール部
4が上方から口金プレート12の押え片15と15′、
15と15′、16と16′、16と16′の各間に、
第5図で良く解るように、押え片16.16.16′、
16′の前端18.18.18′、18′がガラス球3
の後端部に接するまで、挿入される。この状態で、中間
部え片15.15.15’、15’は、その後端部17
.17.17′、17′が保持面14の後方でバルブ2
のピンチシール部4の中間部の側面に両側から弾接する
。このとき、側部押え片16.16.16’、16’の
外側の側端縁がピンチシール部4の突条9.9、・拳・
ノ互イニ対向する側面と当接せしめられる。また、中間
部え片15.15.15′、15′の後端17.17.
17′、17′はピンチシール部4の側面に形成された
係合突部10.10の前面と係合し、これによって、バ
ルブ2の口金プレート12からの抜けが防止される。
(b−2、口金本体)[第1図乃至第3図、第10図、
第11図] 21は口金本体であり、熱可塑性を有する合成樹脂によ
って型成形されて成る。
この口金本体21は、略筒状を為しており、その内部は
中間部に設けられた隔壁22によってバルブ保持部23
とコネクタ一部24とに分けられている。そして、隔壁
22には端子取付孔25.25.25が形成されている
。また1口金本体21の外周面には外方へ向って張り出
したフランジ26が一体に形成されており、該フランジ
26の外周縁には3つの位置決め用の切欠27.27.
27(図面では2個のみ示しである。)が形成されてい
る。
28はフランジ26より前方の位置で口金本体21の外
周面に形成された環状の嵌合溝であり、該嵌合溝28に
は0(オー)リング状のシール材が嵌合取着され、この
電球がランプボディに取り付けられる際の口金本体21
とランプボディとの間の防水に寄与する。
29はバルブ保持部23の内周面と隔壁22の前面とが
交わる部分に設けられた金属リングである。該金属リン
グ29はバルブ保持部23の内径と略等しい内径を有す
るリング状に形成された基部29aと、該基部29aの
後端縁から内方に向って突設された幅狭のフランジ部2
9bとが一体に形成されて成る。そして、金属リング2
9は口金本体21が合成樹脂により型成形されるとき、
所謂インサート成形によって当該合成樹脂に埋込まれる
ように設けられ、口金本体21が成形された状態におい
て、バルブ保持部23の後端部に位置され、その内周面
がバルブ保持部23の内周面と面一になるようにされる
と共に、そのフランジ部29bが隔壁22の前面の外周
縁に沿って位置されるように設けられる。
尚、口金本体21の内部には所定の端子が設けられてい
るが、これについては後述する。
(b−3、金属スリーブ)[第1図乃至第3図、第10
図、第11図] 30は金属スリーブである。
金属スリーブ30は前記口金本体21のバルブ保持部2
3に内嵌し得る外径を有し、かつ、前記口金プレート1
2の円環部13が内嵌され得る内径を有している。そし
て、該金属スリーブ30の前端には数個の、例えば、6
個乃至8個の小さな突片31.31、・・・が前方へ向
って一体に突設されている。
また、金属スリーブ30の後端縁からも数個の、例えば
、6個乃至8 ([!!の突片32.32、拳・φが周
方向に適当な間隔を置いて後方へ突出するように形成さ
れている。
そこで、この金属スリーブ30を前記口金本体21に固
定する手段について、第10図及び第11図によって説
明する。
先ず、金属スリーブ30をバルブ保持部23にその後側
の突片32.32、・・Φの後端が隔壁22の前面、即
ち、金属リング29のフランジ部29bに当接されるま
で挿入する。これによって、金属スリーブ30の下側の
突片32.32、・拳・が金属リング29の基部29a
と対向接触するように位置される。
この状態のまま、金属スリーブ30の突片32.32、
e働・と金属リング29の基部29aとをスポット溶接
により溶着する。
しかして、金属スリーブ30はその後端寄りの大部分が
口金本体21に内嵌された状態で、その後端部が口金本
体21に固定されることになる。
(C,口金フレートの金属スリーブへの取付け) 前記した口金プレート12は、バルブ2を保持した状態
で口金本体21に対する位置調整が為された後、口金本
体21に固定された金属スリーブ30に取付けられる。
即ち、口金プレート12の円環部13を口金本体21に
固定された金属スリーブ30に内嵌する。そして、円環
部13を金属スリーブ30に対して摺動させて、口金本
体21のフランジ26とバルブ2のフィラメント8.8
との間の位置関係が正しくなるように調整し、フィラメ
ント8.8とフランジ26との間の位置関係が正しくさ
れたところで、金属スリーブ30の突片31.31、・
壷・と口金プレート120円環部13との間をスポット
溶接により固定する。
尚、この金属スリーブ30と口金プレート12との間の
固定はスポット溶接による固定に限らず、その他の固定
手段、例えば、半田付けによって固定しても良い、そし
て半田付けによる場合には、スポット溶接用の突片31
.31.  φ拳・は不要となる。
(d、端子)[第1図] 33.33.33は前記口金本体21のコネクタ一部2
4内に配置される端子である。各端子33は基端部に主
部に対して直角に折り曲げられた取付片34が形成され
ており、該取付片34には反主部側へ突出、した筒部3
5が形成されている。
しかして、端子33.33.33の取付片34.34.
34に形成された筒部35.35.35が口金本体21
の隔壁22に形成された端子取付孔25.25.25に
コネクタ一部24側から挿通され、そして、各筒部35
.35.35のバルブ保持部23側に突出した先端部を
カシメ、これによって端子33.33.33が口金本体
21のコネクタ一部24内に配置せしめられる。
尚、バルブ2のピンチシール部4の端部から突出された
リード線6,6、・・・はそれぞれ対応した端子33.
33.33の筒部35.35.35に挿通され、そして
、端子33.33.33の取付片34.34.34に半
田付け36.36.36される。
(F−2,第2の実施例)[第12図乃至第16図] 第12図乃至第16図は本発明口金付電球を口金付ハロ
ゲン電球に適用した第2の実施例IAを示すものである
尚、この第2の実施例に示す口金付ハロゲン電球IAが
前記第1の実施例に示した口金付ハロゲン電球1と相違
するところは、口金部11のうちバルブ2を保持する部
材がバンド状のものである点と、これに伴なって、金属
スリーブ30の上記バルブ保持部材を支持する部分が前
記した突片31.31、・・・と異なるものである点の
みである。
(a、保持バンド)[第12図乃至第16図]37はバ
ルブ2のピンチシール部4を巻回することによってバル
ブ2を保持する保持バンドであり、該保持バンド37は
ばね弾性を有する一枚の板金材料をプレス成形して形成
されている。
38は前後方向から見て全体として略コ字状を為すよう
に屈曲された保持部であり、該保持部38は互いに対向
する2枚の保持片39.40と該保持片39.40の一
端間を連結している連結片41とから成る。そして、保
持片39.40の長手方向における略中間部はこの間の
間隔が略両端部の間の間隔より狭くなるように互いに内
側へ向けて屈曲されており、また、一方の保持片40の
反連結片41側の端部は他方の保持片39側へ略直角に
屈曲され、かつ、その屈曲された部分の先端から反連結
片41側へ向けて更に直角に屈曲されている。
従って、2枚の保持片39.40の反連結片41側の各
端部が接合された状態において、バルブ2のピンチシー
ル部4の外周形状と略同じ大きさの略I字状を成す空間
が形成される。
尚、一方の保持片40の連結片41と平行に対向する部
分40aの略中央部には連結片41側へ向けて突出する
突状部42が形成されており、また、連結片41は上記
部分40a側へ向って屈曲した略くの字状に形成されて
いる。
43.44は保持片39.40の前端縁の略中間部から
互いに反対側へ向けて屈曲された突片である。
また、45.46は保持片39.40の後端縁の略中間
部から互いに反対側へ向けて延び、かつ、先端へ行くに
従って次第に拡幅される略扇状を成す取付部であり、該
取付部45.46の各先端縁に外接する円の径は金属ス
リーブ30の内径と等しいか稍小さくされている。そし
て、取付部45及び46の先端寄りの部分の両側端縁に
寄った部分には前方へ向けて突出した突片47.47及
び47′、47′が切起し状に形成されている。48.
48及び48′、48′は突片47.47及び47′、
47′が切り起されたことによって形成された孔である
このように構成された保持バンド37は、次のようにし
てバルブ2のピンチシール部4に巻着される。
即ち、保持部38の保持片39.40と連結片41とに
よって囲まれた空間に保持片39と40とが稍拡開した
状態でバルブ2のピンチシール部4を挿通する。この挿
通はガラス球3が突片43.44に当接するまで為され
、それから、保持片39と40がピンチシール部4に接
触するようにする。この状態では取付部45.46の基
端部がピンチシール部4に形成された係合突部10.1
0に当接される。そして、保持片39.40の反連結片
41側の端部を接合し、この部分をスポット溶接等によ
って固定する。
しかして、ピンチシール部4の両端面が相対的に連結片
41のく字形の屈曲点と一方の保持片40の突条部42
をそれぞれ外側へ押圧するようになるので、ピンチシー
ル部4はこの押圧力によって生ずる反力により、保持部
38により締め付けられた状態で保持されることになる
尚、バルブ2の保持バンド37から前方への抜は止めは
ピンチシール部4に形成された係合突部10.10が取
付部45.46の基端部に係合することによって為され
、また、保持バンド37に44に当接することによって
阻止される。
(b、金属スリーブのバンド取付片)[第12図乃至第
14図] 49.49、・・・は金属スリーブ3OAの前端縁から
前方へ向って突出するように設けられたバンド取付片で
あり、これらバンド取付片49.49、・命・はその前
端部50.50、・・・が金属スリーブ30Aの軸心側
に寄って位置されると共に前記保持バンド37の取付部
45.46に形成された孔48.48.48’、48′
と各別に対応して位置されるように中間部から後方の部
分が傾斜されている。
尚、この実施例における金属スリーブ3OAの長さは口
金本体21のバルブ保持部23の長さより稍短かくされ
ている。また、バンド取付片49.49、・・・の前端
部50.50.−−−は保持バンド37に形成された突
片47.47.47′、47′の各別に対応するものと
平行な向(C,保持バンドの金属スリーブへの取付け)
そこで、保持バンド37は、バルブ2を保持した状態で
金属スリーブ3OAに次のようにして取り付けられる。
即ち、金属スリーブ30Aのバンド保持片49.49、
・・番の前端部50.50、・φΦを保持バンド37の
孔48.48.48′、48′に挿通して前端部50.
50、・・φを相対的に孔48.48.48′、48′
に対して摺動させてバルブ2のフィラメント8.8と口
金本体21のフランジ26との間の位置関係が正しくな
るように調整し、その調整が正しく為されたところで、
バンド取付片49.49、・・・の前端部50.50.
 −・・と保持バンド37の突片47.47.47′、
47′とをプラズマ溶接等により固定する。
これによって、バルブ2が保持バンド37及び金属スリ
ーブ30Aを介して口金本体21に保持されることにな
る。
(G、発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明口金
付電球は、フィラメントが封入されたバルブを合成樹脂
により形成された口金本体と該口金本体の先端部に固定
された金属スリーブを有する口金部に保持して成る口金
付電球であって、インサート形成により口金本体に金属
リングを設けると共に、金属スリーブの少なくとも基端
部を口金本体に内嵌しかつ該基端部を上記金属リングに
溶着することによって金属スリーブを口金本体に固定し
たことを特徴とする。
従って、本考案によれば、金属スリーブは、その基端部
が口金本体に設けられた金属リングに溶着されることに
よって口金本体に固定されるので、その固定は極めて確
実なものとなり、従って、その固定状態が極めて安定し
たものとなる。
これによって、バルブに封入されたフィラメントと口金
本体との間の位置関係が安定的に維持されることになる
また、金属リングは口金本体が合成樹脂によって型成形
される際にインサート成形によって口金本体に設けられ
るので、金属スリーブを口金本体に固定するのに実際に
必要となる工程は溶着工程だけで済むことになる。
そして、本発明における金属スリーブと口金本体との間
の固定は口金本体の内部において為されるので、その固
定が為された部分が電球外部から見えることがなく、従
って、電球の外観が非常にすっきりとしたものになる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第11図は本発明口金付電球の第1の実施例
を示すものであり、第1図は縦断側面図、第2図は全体
の斜視図、第3図は全体の分解斜視図、第4図はバルブ
を口金プレートに取着した状態の斜視図、第5図はバル
ブと口金プレートとの結合状態を示す要部拡大断面図、
第6図はバルブの拡大側面図、第7図は第6図の■−■
線に沿う断面図、第8図は口金プレートの拡大正面図、
第9図は口金プレートの拡大側面図、第10図及び第1
1図は金属スリーブを口金本体に取着するための作業工
程の一例を示すもので、第10図は金属スリーブが口金
本体に取着される前の状態における要部の拡大断面図、
第11図は金属スリーブが口金本体に取着された状態に
おける要部の拡大断面図、第12図乃至第16図は本発
明口金付電球の第2の実施例を示すものであり、第12
図は縦断側面図、第13図は全体の斜視図、第14図は
全体の分解斜視図、第15図はバルブ保持バンドの拡大
正面図、第16図はバルブ保持バンドの拡大斜視図、8
17図は従来の口金付電球の一例を示す縦断側面図であ
る。 符号の説明 1俸・・口金付電球、  2・・・バルブ。 8・・−フィラメント、  11・・を口金部、21・
・・口金本体、 29・・・金属リング、 30・・・金属スリーブ、 IAoφ・口金付電球。 30A串参〇金属スリーブ 出 願 人 株式会社小糸製作所 代理人弁理士  小  松  祐  冶、、x+−,1
−・、 ゛処〉・ 魁穫図 第2図 第4図 第9図 第10図 膠卸拡で路面図(取羞快) 第11図 第13図 第14図 第1b図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 フィラメントが封入されたバルブを合成樹脂により形成
    された口金本体と該口金本体の先端部に固定された金属
    スリーブを有する口金部に保持して成る口金付電球であ
    って、 インサート形成により口金本体に金属リングを設けると
    共に、 金属スリーブの少なくとも基端部を口金本体に内嵌しか
    つ該基端部を上記金属リングに溶着することによって金
    属スリーブを口金本体に固定した ことを特徴とする口金付電球
JP29849985A 1985-12-30 1985-12-30 口金付電球 Pending JPS62157669A (ja)

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ID=17860501

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