JPH0735116B2 - データ出力装置 - Google Patents

データ出力装置

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JPH0735116B2
JPH0735116B2 JP61097845A JP9784586A JPH0735116B2 JP H0735116 B2 JPH0735116 B2 JP H0735116B2 JP 61097845 A JP61097845 A JP 61097845A JP 9784586 A JP9784586 A JP 9784586A JP H0735116 B2 JPH0735116 B2 JP H0735116B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、1頁上に複数の矩形領域を設定して、これ
ら各領域に対して書式データを設定し、各領域に対して
入力されたデータを出力するデータ出力装置に関する。
[従来の技術] 従来のワードプロセッサ等においては、所定のキー操作
に従って左マージン、右マージン等を設定することによ
り、印字可能領域を指定することができる。そして、こ
のようにして確保された印字可能領域に対しては予め設
定された書式情報(桁ピッチ、行ピッチ、禁則処理の有
無、縦書きあるいは横書き指定等)に基づいた書式で印
字が行われる。
[発明が解決しようとする課題] このように従来のワードプロセッサにおいては、1ペー
ジに設定可能な印字可能領域は1領域であり、また、1
ページ上に設定可能な書式も1つであるため、複雑な書
式フォーマットの印字を効率良く行うことができないと
いう問題があった。そこで、1ページに設定可能な印字
可能領域を複数領域として、また、1ページ上に設定可
能な書式も複数設定可能にしたものが考えられた。
しかしながら、書式の設定は複数の領域の各書式情報に
ついてすべて設定しなければならず面倒なものであっ
た。
1頁上に複数の区画を設定できる技術は、特開昭59-243
36号公報に開示されている。この公報には、各区画毎に
領域情報(区画基準位置5.1.1)や書式情報(区画内組
方向5.1.2、区画内行間5.1.4、区画内行数5.1.5等)を
設定できる技術が開示されている。
しかしながら、この技術においては、各区画に対する書
式情報の設定にあたっては、各区画毎に設定すべきデー
タ全てをオペレータ自らが書込まねばならない。
従って、区画情報記憶部5.1〜5.nの全ての区画に対し
て、各区画内における全情報の設定作業を繰り返し行わ
なければならず、その設定作業が煩雑なものとなる、と
いう問題がある。
特に、ある区画と他の区画とでその書式情報が全く同一
であるような場合であっても、夫々区画に対して同一の
書式情報をオペレータは全て書込む必要があるため、同
一作業を繰り返すという無駄な作業を必要とする。
また、ある区画と他の区画とでその書式情報のほとんど
の内容は同一であるが、一部の内容のみが異なるような
場合にも、上記同様に全ての情報をオペレータ自ら設定
しなければならないという問題もあった。
この発明の課題は、1頁上の任意の位置にデータ出力領
域を新たに複数設定する際において、その各データ出力
領域に対する書式データの設定を簡易に行えるようにす
ることである。
[課題を解決するための手段] 本発明の手段は次の通りである。
矩形形状のデータ出力領域を1頁上に複数設定する際
は、個々のデータ出力領域毎に、上記1頁上の所望する
任意の位置において、かつ上記矩形形状の縦方向及び横
方向における任意の領域サイズで個別に設定するデータ
出力領域設定手段と、上記設定の複数のデータ出力領域
に対して夫々個別に書式情報を設定する際に、上記各デ
ータ出力領域毎に、矩形形状のデータ出力領域用の書式
情報として予め記憶されていた矩形領域内書式情報の候
補を読み出して表示する表示手段と、上記個々のデータ
出力領域毎に表示された上記矩形領域内書式情報の候補
の内容を、上記個々のデータ出力領域別に必要に応じて
任意に変更する変更手段と、上記データ出力領域設定手
段で設定された個々のデータ出力領域を、そのデータ出
力領域の上記1頁上における先頭位置、及び上記矩形形
状の少なくとも横方向における領域サイズを示す領域位
置情報で記憶すると共に、この個々のデータ出力領域と
対応づけて、上記個々のデータ出力領域毎に表示された
上記矩形領域内書式情報の候補の内容、あるいは上記個
々のデータ出力領域別に必要に応じて変更された新たな
矩形領域内書式情報を記憶する記憶手段と、上記各デー
タ出力領域別に、所望するデータを入力する入力手段
と、上記各データ出力領域に別に入力された各データ
を、印刷用紙1頁上のその対応するデータ出力領域内に
おいて印刷出力する際は、個々のデータ出力領域毎に、
そのデータ出力領域に対応して記憶された矩形領域内書
式情報に基づいた書式で印刷出力する印刷手段と、を有
する。
[作用] 本発明の手段の作用は次の通りである。
矩形形状のデータ出力領域を1頁上に複数設定する際
は、個々のデータ出力領域毎に、上記1頁上の所望する
任意の位置において、かつ所望する任意の領域サイズを
個別に設定し、上記設定の複数のデータ出力領域に対し
て夫々個別に書式データを設定する際に、上記各データ
出力領域を個別に設定する毎に、予め記憶されていた書
式データの候補を読み出して表示する。このようにして
表示された書式データの候補の内容は、上記個々のデー
タ出力領域別に必要に応じて任意に変更する。そして、
上記設定の個々のデータ出力領域は、そのデータ出力領
域の位置及び領域サイズを示す領域情報で記憶手段に設
定記憶されると共に、この個々のデータ出力領域と対応
づけて、上記個々のデータ出力領域の設定毎に表示され
た書式データの候補の内容、あるいは上記個々のデータ
出力領域別に必要に応じて変更された新たな書式データ
が上記記憶手段に設定記憶される。上記各データ出力領
域別に所望するデータを入力して、この入力された各デ
ータを1頁上のその対応するデータ出力領域内において
出力する際は、そのデータ出力領域に対応して設定記憶
された書式データに基づいた書式で印刷出力される。
したがって、1頁上の任意複数の位置において矩形形状
の複数のデータ出力領域を設定することができ、この
際、各データ出力領域の領域サイズは、個々のデータ出
力領域毎に任意に設定することができる。また、この各
データ出力領域に対してそのデータ出力領域内の書式デ
ータを個別に設定する際は、各データ出力領域毎に書式
データ全てを入力する必要はなく、各データ出力領域毎
に候補として表示される書式データを利用して、必要最
低限の変更指定操作をするだけで、個々のデータ出力領
域毎に極めて簡易に書式データを設定することができ
る。
[実施例] 以下、この発明を図面に示す一実施例に基づいて具体的
に説明する。なお本実施例は日本語ワードプロセッサに
適用した例を示している。
構成 第1図はこの日本語ワードプロセッサの基本的な回路構
成図である。図中11はこのワードプロセッサの入力部
で、このキーボード上には各種の文字キー等の他、上下
左右のカーソルキーKA、変更キーKB、印字キーKC、実行
キーKD、終了キーKEが設けられている。
しかして、入力部11から操作キーに対応して出力される
キー入力信号は、入力制御部12に送られて対応するキー
コードに変換されたのちCPU(中央演算処理回路)13に
取り込まれる。CPU13は予め記憶されているマイクロプ
ログラムにしたがって各種の動作、即ち、入力処理、か
な漢字変換処理、書式設定処理、印字処理等を制御す
る。そしてCPU13には座標メモリ14、データメモリ15お
よび書式メモリ16、ワークRAM17、転送用RAM18が双方向
に接続されている。
座標メモリ14はRAMによって構成され、CPU13の制御下で
データの書き込み、読み出し動作が制御される。そし
て、座標メモリ14は記録紙の印字フォーマットに対応し
て複数の印字可能領域を設定する場合に、各印字可能領
域の先頭位置を示す座標位置データ等および各印字可能
領域に対応して設定される書式データを記憶するもの
で、本実施例にあっては行アドレス「0」〜「99」に対
応して100ケの座標位置データが記憶可能となってい
る。したがって、本実施例では座標メモリ14に最大100
ケの印字可能領域が設定可能である。しかして、座標メ
モリ14にはXY座標系の座標位置データ(x、y)が記憶
される他、この座標位置データに対応して文字数が記憶
される。ここで、文字数は印字可能領域内の1行当たり
の文字数で、座標位置データに対応して設定され、これ
によって、印字可能領域の先頭位置(左上端位置)を示
す座標位置データに対して設定文字数および設定桁ピッ
チ分だけ離れた位置が右上端位置となる。この結果、右
上端位置に対応する座標位置データに代わって文字数が
座標メモリ14に設定される。なお、本実施例では印字可
能領域の設定において行方向(縦方向)の設定は行わ
ず、その左上端位置に対応する上記座標位置データと文
字数とによって領域設定が行われる。また座標メモリ14
には書式データが各行アドレスに対応して設定される。
ここで、書式データとしては桁ピッチ、行ピッチ、禁則
処理の有無、縦書きあるいは横書き指定で、各印字可能
領域の設定データに対応して記憶される。
データメモリ15は座標メモリ14に対応して行アドレス
「0」〜「99」のアドレス領域を有する構成で、各行ア
ドレス領域には座標メモリ14に記憶された座標位置デー
タ等によって特定された印字可能領域内に印字されるべ
き文章データが夫々記憶されるものである。
書式メモリ16は書式データを設定する際あるいは設定さ
れた書式データの書式に基づいた印字を行う際に、現在
の書式データを記憶するもので、その書き込み、読み出
しはCPU13によって制御される。
ワークRAM17は座標位置データのX座標成分を記憶する
XレジスタとY座標成分を記憶するYレジスタとを有す
る構成で、文字数算出時に利用される。
転送用RAM18は領域設定を行う際あるいは印字を行う際
に転送すべきデータを一時記憶するもので、領域設定時
には座標位置データ(x、y)、文字数を座標メモリ14
に転送し、座標メモリ14の指定行アドレスに対して設定
登録を行う。この場合、領域カウンタ19は座標メモリ14
およびデータメモリ15の行アドレス領域を指定するカウ
ンタで、この計数値データはCPU13の制御下で座標メモ
リ14、データメモリ15に夫々書込アドレスデータとして
送られる。
読出カウンタ20は領域カウンタ19と同様に座標メモリ1
4、データメモリ15の行アドレス領域を指定するカウン
タで、この計数値データはデータメモリ15内の文章デー
タを座標メモリ14の設定内容に応じたフォーマットで夫
々印字させる場合に読出アドレスデータとして座標メモ
リ14、データメモリ15に夫々送られる。
またCPU13には表示制御部21を介して表示部22が接続さ
れ、CPU13から出力される表示データが表示制御部21で
表示駆動信号に変換されたのち表示部22に送られて表示
される。また、CPU13には印字制御部23を介してプリン
タ24が接続され、CPU13から出力される印字データがプ
リンタ24にセットされた記録紙に印字される。プリンタ
24は24本のサーマル印字素子からなる印字ヘッド24−1
を有するサーマルプリンタによって構成され、24×24ド
ットの文字サイズで1行当たり最大50桁印字可能なもの
である。また、印字制御部23は書式メモリ16からの書式
データに応じた印字制御を行う。
動作 先ず、設定モードにおいて連絡書や履歴書のように印字
フォーマットが定められている定型用紙をプリンタ24に
セットする。しかして、この設定モードにおいては第2
図に示すフローチャートにしたがった動作が実行され
る。即ち、このフローに入ると、書式メモリ16、領域カ
ウンタ19の内容を夫々クリアするイニシャライズ処理が
実行される(ステップS1)。次に、ステップS2〜S4では
定型用紙の印字フォーマットに対応して印字範囲の設定
を行う。
即ち、定型用紙の記入されている罫線や枠に対応する印
字フォーマットに合せてその印字フォーマット通りに印
字可能領域の設定を行うが、この場合、上下左右カーソ
ルキーKAを操作してプリンタ24の印字ヘッド24−1を所
望の位置にセットする。ここで、例えば、第4図に示す
ような印字フォーマットに対応して複数の印字可能領域
(図中斜線を付して示す)PA−1、PA−2、PA−3を設
定するものとする。いま、最初の領域PA−1の設定を行
う場合には、カーソルキーKAを操作して印字ヘッド24−
1を領域PA−1の へ移動させる。この場合、印字ヘッド24−1はカーソル
キーKAが操作される毎に、1文字の文字サイズ分、例え
ば印字サイズが24×24ドットであれば24ドット分ずつ操
作キーの種類に対応して上下、左右のいずれかの方向に
移動される。このようにして領域PA−1の に印字ヘッド24−1をセットしたら、実行キーKDを操作
すると、その座標位置データはワークRAM17から転送用R
AM18に送られて記憶される。ステップS2は上述のような
操作手順によって領域の左端座標を指定入力した場合の
処理である。このようにして領域の左端座標を入力した
ら、次に文字数の指定入力処理(ステップS3)が行われ
る。この処理は指定領域内においてその幅方向に入力さ
れる文字数を置数入力するもので、これによって入力さ
れた文字数は転送用RAM18に記憶される。そして、実行
キーKDが操作されると、次のステップS4に進み、転送用
RAM18内の座標位置データ(x、y)および文字数が領
域カウンタ19の値でアドレス指定される座標メモリ14の
エリアに転送されてその設定登録が行われる。いま、最
初の領域に対する設定が行われた場合であるから、領域
カウンタ19の値は「0」、したがって座標メモリ14の行
アドレス「0」に対応するエリアに領域PA−1の左端座
標並びに文字数が設定される。
このような領域設定が終ると、次に書式メモリ16の内容
が読み出されてそこにデータが有るかが調べられる(ス
テップS5、S6)。最初は書式データの入力を行っていな
いので、次のステップS7、S8では書式データの設定が行
われる。即ち、ステップS7で通常のキー操作手順にした
がって桁ピッチの指定、行ピッチの指定、禁則処理の有
無、タテ/ヨコ印字指定が行われると、指定入力された
書式データは座標メモリ14および書式メモリ16に書き込
まれる(ステップS8)。この場合座標メモリ14は領域カ
ウンタ19の値でアドレス指定されるので、最初は座標メ
モリ14の行アドレス「0」に対応するエリアに書式デー
タが設定される。
このようにして最初の領域設定とこれに対応する書式デ
ータの設定が終ると、次に領域に対する設定可能状態へ
移すために領域カウンタ19の値を+1するインクリメン
ト処理(ステップS9)が実行される。そして、キー入力
待ち状態となる(ステップS10)。ここで、終了キーKE
(ステップS11)、カーソルキーKA(ステップS12)の操
作有無が調べられ、いずれのキーが操作されるまでキー
待ちとなる。いま、カーソルキーKAが操作された場合に
はステップS2に戻り、次の領域(第4図の領域PA−2)
に対する設定処理(ステップS2〜S4)が行われる。これ
によって、領域PA−2の の座標と文字数が座標メモリ14の行アドレス「1」に対
応するエリアに設定される。そして、書式メモリ16の内
容が読み出され、データの有無が調べられるが(ステッ
プS5、S6)、いま書式メモリ16には最初の領域PA−1に
対する書式データが記憶保持されているので、ステップ
S6でそのことが検出されてステップS13〜S20の実行に移
る。
これらの処理は、前回設定した書式データに変更がなけ
ればこの書式データを今回の領域に対する書式データと
して使用するための処理である。即ち、先ず、書式メモ
リ16から桁ピッチ、行ピッチが読み出されて一定時間表
示される(ステップS13)。ここで、変更があるときに
は変更キーKBが操作されるが変更キーKBが一定時間内に
操作されなければ、そのことがステップS14で検出さ
れ、書式メモリ16から禁則処理有/無のデータが読み出
され、一定時間表示される(ステップS16)。そして、
この場合においても変更キーKBが一定時間内に操作され
なければステップS17からステップS19へ進み、書式メモ
リ16からタテ/ヨコ印字のデータが読み出され一定時間
表示される。この場合、タテ/ヨコ印字も変更がなけれ
ば一定時間経過しても変更キーKBは操作されないので、
そのことがステップS20で検出され、ステップS8に進
み、書式メモリ16内の書式データが全て読み出され、座
標メモリ14の指定エリアに設定される。したがって、前
回の領域に対応して設定された書式に変更がなければ、
その書式をそのまま今回の書式データとして設定するこ
とができるので、設定操作の簡略化が可能となる。ま
た、各書式項目のうちその一部のみを変更する場合に
は、変更しようとする書式データが表示れている期間に
変更キーKBを操作すれば、それに対応して桁ピッチ、行
ピッチの指定(ステップS15)、禁則処理有無の変更
(ステップS18)、タテ/ヨコ印字の変更(ステップS2
1)が行われる。なお、書式項目の全てを変更する場合
にはその書式項目が表示されている各期間に夫々変更キ
ーKBを操作すればよい。
しかして、2番目の書式データの設定が終ると、領域カ
ウンタ19の値が+1されるので(ステップS9)、次の領
域(第4図の領域PA−3)に対する設定可能となり、上
述のようにして領域設定および書式設定が行われる。そ
して、全ての領域に対しての設定が終ったら、終了キー
KEを操作する。すると、そのことがステップS11で検出
され、この設定モードが解除される。
上述の如く各領域に夫々対応してその領域設定および書
式設定が終了したら、各領域内に印字すべき文章データ
の入力を行う。この場合、文章データの入力は領域毎に
行われ、所定の領域指定操作で先ず、最初の領域を指定
すると、文章データはデータメモリ15の行アドレス
「0」に対応するエリアに書き込まれる。そして、次の
領域を指定すると、行アドレス「1」に対応するエリア
に文章データが書き込まれる。以下、同様に文章データ
は指定領域に順次書き込まれる。
次に、データメモリ15の内容を定型用紙に印字する場合
の動作について説明する。先ず、定型用紙のセットを行
うが、この場合、定型用紙の各印字可能領域のうち最初
に設定した領域、即ち、第4図の領域PA−1の を確認しながら、その を通り用紙の左端と交わる位置に印字ヘッド24−1が来
るようにセットする。この状態において印字キーKCを操
作すると、第3図のフローが実行開始される。先ず、読
出カウンタ20の内容がクリアされる(ステップS31)。
したがって、最初は読出カウンタ20の値は「0」とな
り、この値で座標メモリ14がアドレス指定される結果、
座標メモリ14の行アドレス「0」に対応するエリアから
座標位置データおよび文字数が読み出され、転送用RAM1
8にセットされる(ステップS32)。また、座標メモリ14
の指定エリアからは書式データが読み出されて書式メモ
リ16にセットされる(ステップS33)。そして、転送用R
AM18の内容が印字制御部23に送られ、その結果、印字ヘ
ッド24−1が座標位置へ移動される(ステップS24)。
したがって、最初は領域PA−1の に印字ヘッド24−1がセットされる。次に、指定文字数
分のデータがデータメモリ15の指定エリアから読み出さ
れ、書式メモリ16の内容に応じた書式で印字される(ス
テップS35)。このようにして最初の領域PA−1の1行
目に対する印字が終ると、次のステップS36に進み、改
行処理が行われる。即ち、座標位置データyに24ドット
(文字サイズ)および行間ドットが夫々加算され、これ
が新たなY座標のデータとなる。このようにしてY座標
の変更(改行)処理が終ると、データメモリ15の指定エ
リア、いまの場合には行アドレス「0」に対応するエリ
アにデータが残っているかの判断が行われ(ステップS3
7)、全てのデータの印字が終了していなければステッ
プS34に戻る。その結果、領域PA−1の2行目の位置に
印字ヘッド24−1が移動され、この2行目に設定文字数
分のデータが設定書式に応じて印字される。そして、改
行され、次の3行目にデータがあれば再びステップS34
に戻る。このようにして領域PA−1に対する印字が行わ
れるが、この場合、印字ヘッド24−1は領域PA−1の範
囲内で移動するので、データはその範囲内に印字される
ことになる。
しかして領域PA−1に対するデータが全て印字される
と、ステップS38、S39に進み、領域カウンタ19と読出カ
ウンタ20の値が一致するかが調べられる。いま、領域カ
ウンタ19には領域設定数に応じた値がセットされている
ので、最初の領域PA−1に対する印字終了時点ではステ
ップS39に進み、読出カウンタ20の値が+1されて
「1」となる。そして、ステップS32に戻り、次の行ア
ドレス「1」に対応する座標メモリ14のエリアから座標
位置データおよび文字数が読み出されて転送用RAM18に
セットされる。このため、印字ヘッド24−1はステップ
S34の処理で領域PA−2の に移動される。即ち、印字ヘッド24−1は領域PA−1に
対する印字が終ると、直ちに次の領域PA−2の へ移動され、この領域PA−2に対する印字処理(ステッ
プS34〜S37)が実行される。このようにして領域PA−2
に対する印字が終ると、読出カウンタ20の値が+1され
たのち、再びステップS32に戻るため、領域PA−3に対
する印字処理に移る。そして、この領域PA−3の印字が
終ると、第3図の印字動作は終了する。
なお、上記実施例は印字可能領域の設定に際してその幅
方向の設定のみを行い縦(行)方向の設定は行わない
が、第5図に示すように、領域のスタート位置(左上
端) とエンド位置(右下端) の座標位置を設定するようにすれば、横方向および縦方
向の設定が可能となる。
また、書式データとしては上記実施例に限らず、倍角指
定有無等であってもよい。
[発明の効果] 本発明によれば、1頁上の任意の位置において矩形形状
の複数のデータ出力領域を設定することができ、この
際、各データ出力領域の矩形形状の縦方向及び横方向の
領域サイズは、個々のデータ出力領域毎に任意に設定す
ることができる。
また、この各データ出力領域毎に、その個々のデータ出
力領域内の矩形領域内書式情報を個別に設定する際は、
各データ出力領域毎に書式情報を全て入力する必要はな
く、矩形形状のデータ出力領域用の書式情報として予め
記憶されていた矩形領域内書式情報を利用して、必要最
低限の変更指定操作をするだけで、個々のデータ出力領
域毎に、極めて簡易に矩形領域内書式情報を設定するこ
とができる。
更に、設定された各データ出力領域毎に対応して入力さ
れた各データは、印刷用紙1頁上における対応するデー
タ出力領域である矩形領域内において、個々のデータ出
力領域毎の矩形領域内書式情報に基づいた書式で、個別
に印刷出力することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例のワードプロセッサのブロック回路図、
第2図は実施例の設定動作を示したフローチャート、第
3図は実施例の印字動作を示したフローチャート、第4
図は実施例の領域設定の具体例を示した図、第5図は実
施例の変形例で、領域設定の他の例を示した図である。 11……入力部、13……CPU、14……座標メモリ、15……
データメモリ、23……印字制御部、24……プリンタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−92077(JP,A) 特開 昭61−51289(JP,A) 特開 昭60−262677(JP,A) 特開 昭59−24336(JP,A) 特開 昭59−94139(JP,A) 特開 昭59−220364(JP,A) Newton 別冊 ワードプロセッサ のすべて 最新版(1983−10−13) 株式 会社教育社 P.133−134

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形形状のデータ出力領域を1頁上に複数
    設定する際は、個々のデータ出力領域毎に、上記1頁上
    の所望する任意の位置において、かつ上記矩形形状の縦
    方向及び横方向における任意の領域サイズで個別に設定
    するデータ出力領域設定手段と、 上記設定の複数のデータ出力領域に対して夫々個別に書
    式情報を設定する際に、上記各データ出力領域毎に、矩
    形形状のデータ出力領域用の書式情報として予め記憶さ
    れていた矩形領域内書式情報の候補を読み出して表示す
    る表示手段と、 上記個々のデータ出力領域毎に表示された上記矩形領域
    内書式情報の候補の内容を、上記個々のデータ出力領域
    別に必要に応じて任意に変更する変更手段と、 上記データ出力領域設定手段で設定された個々のデータ
    出力領域を、そのデータ出力領域の上記1頁上における
    先頭位置、及び上記矩形形状の少なくとも横方向におけ
    る領域サイズを示す領域位置情報で記憶すると共に、こ
    の個々のデータ出力領域と対応づけて、上記個々のデー
    タ出力領域毎に表示された上記矩形領域内書式情報の候
    補の内容を、あるいは上記個々のデータ出力領域別に必
    要に応じて変更された新たな矩形領域内書式情報を記憶
    する記憶手段と、 上記各データ出力領域別に、所望するデータを入力する
    入力手段と、 上記各データ出力領域別に入力された各データを、印刷
    用紙1頁上のその対応するデータ出力領域内において印
    刷出力する際は、個々のデータ出力領域毎に、そのデー
    タ出力領域に対応して記憶された矩形領域内書式情報に
    基づいた書式で印刷出力する印刷手段と、を具備したこ
    とを特徴とするデータ出力装置。
JP61097845A 1986-04-30 1986-04-30 データ出力装置 Expired - Lifetime JPH0735116B2 (ja)

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JP61097845A JPH0735116B2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30 データ出力装置

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