JPH073505Y2 - フロッピーディスクドライブのキャリッジ構造 - Google Patents

フロッピーディスクドライブのキャリッジ構造

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JPH073505Y2
JPH073505Y2 JP1987185015U JP18501587U JPH073505Y2 JP H073505 Y2 JPH073505 Y2 JP H073505Y2 JP 1987185015 U JP1987185015 U JP 1987185015U JP 18501587 U JP18501587 U JP 18501587U JP H073505 Y2 JPH073505 Y2 JP H073505Y2
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JP
Japan
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arm
carriage
carriage body
leaf spring
floppy disk
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JP1987185015U
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JPH0190158U (ja
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雅昭 佐川
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はフロッピーディスクドライブに用いられるキャ
リッジの構造に関するものである。
〔従来の技術〕
第３図乃至第５図はこの種のキャリッジの従来例を示し
ており、実開昭61-37168号公報に提案されているもので
ある。
図においてキャリッジはキャリッジ体20とアーム21とリ
ーフバネ22等からなり、図示せぬパルスモータにより案
内軸23に沿って磁気ディスク24の半径方向に移送され
る。
磁気ディスク24の非挿入状態では、アーム21はその持ち
上げ用突部43を図示せぬ持ち上げ機構によって持ち上げ
られ、一対の支持部42を回動中心として第３図の矢印方
向に移動した位置に拘束されており、下側磁気ヘッド27
から所定量離間させている。
磁気ディスク24が挿入されてそのクランプが行われる
と、これと連動して前記持ち上げ機構によるアーム21の
上方持ち上げ拘束状態が解除され、アーム21は圧縮バネ
47の弾性力によって下降し、両磁気ヘッド27、38が磁気
ディスク24を挾持して情報の書込、読取りを行うように
なっている。アーム21の基端部でその回動中心になって
いる支持部42は同一半径の円弧で形成され、アーム21が
その持ち上げ用突部43を持ち上げると押え部34に当接し
アームがわずかしかねじれないようになっている。
しかしながら第５図に示すようにリーフバネ22と支持部
の円弧中心が同じ高さにないとアーム21を持ち上げた時
キャリッジと支持部の当接接点はＡからＢへと移動して
しまいキャリッジ体20からはずれてしまうという欠点が
あった。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上記従来技術の欠点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、キャリッジ体に固定されたリーフバネ
の位置を、キャリジ体に回動可能に固定されたアームの
回動中心となる基端部の高さ方向の中心から偏位させた
場合でも、基端部がキャリッジ体からはずれることがな
いため、リーフバネを基端部の高さ方向の任意の位置に
設定することが可能な、極めて設計自由度の高い改善さ
れたフロッピーディスクドライブのキャリッジ構造を提
供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案における構成は下記の
通りである。
磁気ヘッドを搭載したキャリッジ体と、リーフバネを介
して前記キャリッジ体に回動可能に連結されたアームと
を備えたキャリッジ構造において、前記アームの回動中
心となる基端部が前記リーフバネとほゞ同じ高さに同一
の中心を持つ２つの異なった径の円弧で構成したことを
特徴とする。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
第１図は本考案によるキャリッジ構造の一実施例を示す
側面図、第２図はアームの基端部が回動した時を示す要
部作動図である。
図において下ヘッド８を搭載したキャリッジ体１は案内
軸４をガイドにフロッピーディスク５の半径方向に図示
せぬステッピングモータにより移動する。上ヘッド７を
搭載したアーム２はプラスチックで出来ておりその一部
にリーフバネ３がインサート成形されており、このリー
フバネ３を介してアーム２は前記キャリッジ体１に回動
可能に固定されている。アーム２の持ち上げ用突部６を
図示せぬ持ち上げ機構により一定量持ち上げるとアーム
２はその基端部10を回動中心として一定量回動する。基
端部10はリーフバネ３とほゞ同じ高さに中心を持つ２つ
の径の異なった円弧R1、R2で形成されており、この回動
時キャリッジ体１と押え板９とのスキを一定に保ちなが
ら且つキャリッジ体１との当接接点が前後に移動しない
ようになっている。
〔考案の効果〕
以上の説明で明らかなように、本考案によればキャリッ
ジ体に固定されたリーフバネの位置が、キャリッジ体に
回動可能に固定されたアームの回動中心となる基端部の
高さ方向の中心から偏位させた場合でも、キャリッジ体
との当接接点が移動しないため、基端部がキャリッジ体
よりはずれてしまうことを防止する。したがって、キャ
リッジ体へのリーフバネの高さ方向の固定位置を自由に
設定可能となり、設計の自由度を大きくすると言う効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の一実施例を示すキャリッジ構造の側面
図、第２図はアームが回動した状態を示す要部拡大図で
あり、第３図は従来のキャリッジ構造を示す断面図、第
４図は第３図の要部拡大図、第５図は第３図のアームの
回動状態を示す要部拡大図である。 １……キャリッジ体、２……アーム、３……リーフバ
ネ、４……案内軸、５……フロッピーディスク、６……
持ち上げ用突部、７……上ヘッド、８……下ヘッド、９
……押え板、10……基端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】磁気ヘッドを搭載したキャリッジ体と、リ
    ーフバネを介して前記キャリッジ体に回動可能に連結さ
    れたアームとを備えたキャリッジ構造において、前記ア
    ームの回動中心となる基端部が前記リーフバネとほゞ同
    じ高さに同一の中心を持つ２つの異なった径の円弧で構
    成したことを特徴とするフロッピーディスクドライブの
    キャリッジ構造。
JP1987185015U 1987-12-04 1987-12-04 フロッピーディスクドライブのキャリッジ構造 Expired - Lifetime JPH073505Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0190158U JPH0190158U (ja) 1989-06-14
JPH073505Y2 true JPH073505Y2 (ja) 1995-01-30

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6137168U (ja) * 1984-08-07 1986-03-07 アルプス電気株式会社 磁気ヘツド組立体

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JPH0190158U (ja) 1989-06-14

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