JPH073491Y2 - 磁気ヘツド装置 - Google Patents

磁気ヘツド装置

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JPH073491Y2
JPH073491Y2 JP1987020359U JP2035987U JPH073491Y2 JP H073491 Y2 JPH073491 Y2 JP H073491Y2 JP 1987020359 U JP1987020359 U JP 1987020359U JP 2035987 U JP2035987 U JP 2035987U JP H073491 Y2 JPH073491 Y2 JP H073491Y2
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JP
Japan
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magnetic head
support member
head device
metal
lower support
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JP1987020359U
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JPS63130968U (ja
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徳明 工藤
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は磁気ヘッド装置に係り、特に原価低減及び精度
の向上を図った磁気ヘッド装置に関する。
従来の技術 例えば磁気ディスクに対して記録再生を行なうディスク
装置には、第8図に示される構成の磁気ヘッド装置1が
設けられている。同図に示す磁気ヘッド装置1は、夫々
磁気ヘッド2が固定された下側支持部材3及び、この下
側支持部材3と対向配設された上側支持部材4とにより
構成されている(上側支持部材4に取付けられた磁気ヘ
ッドは図に現われず)。磁気ディスクは、上下一対の支
持部材3,4の間に介装され、両支持部材3,4が適宜な押圧
力にて磁気ディスクの両面に磁気ヘッド2を押圧付勢す
ることにより良好な磁気記録再生を実現する構成となっ
ている。
従来における磁気ヘッド装置1では、下側支持部材3は
硬質性の合成樹脂を樹脂成形することにより形成してい
た。また上側支持部材4は、金属製の板バネ部5とジン
バルプレート6が取付けられた合成樹脂よりなるホルダ
部7とにより構成されていた。尚、磁気ヘッド装置1は
磁気ヘッド2の記録再生位置を変位させるため、移動さ
せる必要がある。図中8で示す孔は磁気ヘッド1の移動
を案内する案内シャフト(図示せず)が挿通される挿通
孔である。この挿通孔8も下側支持部材3の形成時に一
体的に形成されていた。
考案が解決しようとする問題点 しかるに従来の磁気ヘッド装置1は、各支持部材3,4の
一部又は全部が樹脂成形により形成されていたため、下
側支持部材3においては高精度に挿通孔8を形成せねば
ならず、一方、上側支持部材4においては板バネ部5と
ホルダ部7とをインサート成形により形成する必要があ
り、樹脂成形に用いる金型が複雑化し、その製造が難し
く量産性が悪いという問題点があった。また成形時に生
ずる熱収縮(金型及び成形される樹脂の双方に生ずる)
により寸法精度が劣化するという問題点があった。
そこで本考案では支持部材を金属製とすることにより、
上記問題点を解決した磁気ヘッド装置を提供することを
目的とする。
問題点を解決するための手段及び作用 上記問題点を解決するために本考案になる磁気ヘッド装
置では、上側磁気ヘッドが配設された上側支持部材と、
下側磁気ヘッドが配設された下側支持部材と、上記上側
支持部材と上記下側支持部材とを固定する固定部材と、
案内軸が嵌合して摺動する案内軸摺動部材とを有する磁
気ヘッド装置において、 上記上側支持部材を、金属のプレス加工により形成した
ヘッド支持部材とバネ部材とを接合した構成とし、上記
下側支持部材を、金属のプレス加工により形成し、上記
固定部材及び案内軸摺動部材を、金属のプレス加工又は
ダイカストにより形成した。
磁気ヘッド装置を上記構成とすることにより、樹脂成形
に起因して生じていた寸法精度の劣化を防止し得、ま
た、複雑な樹脂成形用の金型が不要となるため原価低減
を図ることができ、また、容易にかつ精度良く加工でき
るため加工工数の低減を図ることができる。
実施例 第1図及び第2図に本考案になる磁気ヘッド装置の一実
施例を示す。各図に示す磁気ヘッド装置9は、磁気ディ
スクの両面に対して記録再生を行なうディスク装置(図
示せず)に設けられるものであり、大略して下側支持部
材10,上側支持部材11,固定部材12等より構成されてい
る。
下側支持部材10はアルミニウム,鉄或はダイカスト合金
等の金属より形成された板状部材であり、所定位置には
ジンバルプレート13及びその上部に磁気ヘッド14が配設
されている。この下側支持部材10はプレス加工(せん断
加工)により容易に形成することができ、また高い加工
精度をもって形成される。また小なる厚さ寸法で必要と
される強度を実現でき、下側支持部材10を金属製とする
ことにより徒に磁気ヘッド装置9の重量が大となるよう
なことはない。下側支持部材10の下部3箇所に取付けら
れた15はガイドバー摺動部材であり、これも金属よりな
り、溶接により固定されている。このガイドバー摺動部
材15に形成された挿通孔16にはディスク装置に設けられ
るガイドバーが挿通され、これに沿って磁気ヘッド装置
9は磁気ディスクに対して変位し、適宜位置で記録再生
が行なわれる。このガイドバー摺動部材15の形成もブロ
ック状の部材に孔を形成し、これを溶接するのみの簡単
な作業である。
上側支持部材11は板バネ部17とホルダ部18とにより構成
され、板バネ部17は鋼材により、またホルダ部18は下側
支持部材10と同様にダイカスト合金等より形成されてい
る。この金属よりなる板バネ部17及びホルダ部18は共に
プレスせん断加工により加工され、溶接されることによ
り一体化され上側支持部材11を構成する。
ホルダ部18に形成されてなる角孔部19にはジンバルプレ
ート20が配設され、その下部には磁気ヘッドが取付けら
れている(磁気ヘッドは図に現われず)。この上側支持
部材11も上側支持部材10の形成と同様に金属で形成する
ことにより容易にかつ精度良く形成することができる。
加えて、インサート成形等の作業の面倒な形成工程をな
くすることができる。
固定部材12はダイカスト合金等よりなる直方体状の部材
で、上下面に夫々ネジ孔21a,21bが形成されており、ネ
ジ22a,22bにて下側及び上側支持部材10,11を固定部材12
に螺着する(下面のネジ孔及びネジは図に現われず)。
これにより磁気ヘッド装置9が形成される。
上記構成の磁気ヘッド装置9は各支持部材10,11を金属
にて形成することにより、従来の樹脂成形の際必要とさ
れた複雑な構成の金型が不用となる。尚、プレス加工に
おいてプレス型は必要であるが、前記のようにプレス成
形される各部品は簡単な構成である。よって、各支持部
材10,11を形成するのに必要とされる金型構造の簡素化
を行なうことができると共に金型の製作時間が短縮され
金型費用の低減を図ることができる。
次に本考案になる磁気ヘッド装置の変形例について第3
図乃至第7図を用いて説明する。
第3図には、固定部材12に代えて固定部23を、ガイドバ
ー摺動部材15に代えてガイドバー摺動部24を夫々支持部
材25に一体的に形成した構成が示されている。固定部23
及びガイドバー摺動部24は金属よりなる支持部材25の形
成時に曲げ加工を施すことにより形成されている。また
ガイドバーが挿通される挿通孔16に代えて、メタルブッ
シュ又は樹脂ブッシュ等の挿通管26がガイドバー摺動部
24に取付けられている。このように、固定部23及びガイ
ドバー摺動部24を支持部材25と一体的に形成することに
より、部品点数削減及び製造工程の簡素化を図ることが
できる。更に支持部材25では、磁気ヘッド14をジンバル
プレートを介在させないで直接支持部材25に位置決めし
固定した。この構成とすることにより部品点数の削減を
図ることができる。
第4図に示される支持部材31は、金属よりなる板バネ部
32をホルダ部33に向け長く延在させると共に磁気ヘッド
14の配設位置に対応する板バネ部32の所定位置に溝部34
を形成し、ジンバルプレートを板バネ部32に直接形成し
たものである。この構成とすることにより、更に部品点
数を削減することができる。尚、板バネ部32とホルダ部
33は溶接により接合される。
更に、第5図は磁気シールドを行なうシールド板37をホ
ルダ部38に溶接することより記録再生特性を向上させた
支持部材39を、第6図はホルダ部40に磁気ヘッド(図に
現われず)が可動するための支点41を絞り加工により形
成した支持部材42を、第7図はホルダ部43に磁気ヘッド
の可動支点となるピン44を圧入,接着,溶接等により固
定した支持部材45を夫々示している。上記のように、支
持部材を金属とすることにより種々の態様の磁気ヘッド
装置を実現することが可能となる。
考案の効果 上述の如く本考案になる磁気ヘッド装置によれば、上側
支持部材及び下側支持部材を、金属のプレス加工により
形成し、固定部材及び案内軸摺動部材を、金属のプレス
加工又はダイカストにより形成することにより、寸法精
度の劣化を防止でき、また、従来必要とされた複雑な構
造を有した樹脂成形のための金型が不要となるため金型
の製作時間の短縮及び金型費用の低減ができ、また、容
易にかつ精度良く加工できるため加工工数を低減でき、
また、支持部材としての条件を満足する金属材料は同条
件を満足させる合成樹脂に比べて材料原価及び製造原価
が安いため製品コストを低減できる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる磁気ヘッド装置の一実施例の斜視
図、第2図は第1図に示す装置の分解斜視図、第3図乃
至第7図は本考案になる磁気ヘッド装置の変形例を夫々
説明するための斜視図、第8図は従来の磁気ヘッド装置
の一例を示す斜視図である。 9……磁気ヘッド装置、10……下側支持部材、11……上
側支持部材、12……固定部材、13,20……ジンバルプレ
ート、14……磁気ヘッド、15……ガイドバー摺動部材、
17,32……板バネ部、18,33,38,40,43……ホルダ部、23
……固定部、24……ガイドバー摺動部、25,31,39,42,45
……支持部材、26……挿通管、37……シールド板、41…
…支点、44……ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上側磁気ヘッドが配設された上側支持部材
    と、下側磁気ヘッドが配設された下側支持部材と、上記
    上側支持部材と上記下側支持部材とを固定する固定部材
    と、案内軸が嵌合して摺動する案内軸摺動部材とを有す
    る磁気ヘッド装置において、 上記上側支持部材を、金属のプレス加工により形成した
    ヘッド支持部材とバネ部材とを接合した構成とし、 上記下側支持部材を、金属のプレス加工により形成し、 上記固定部材及び案内軸摺動部材を、金属のプレス加工
    又はダイカストにより形成した磁気ヘッド装置。
JP1987020359U 1987-02-14 1987-02-14 磁気ヘツド装置 Expired - Lifetime JPH073491Y2 (ja)

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JP1987020359U JPH073491Y2 (ja) 1987-02-14 1987-02-14 磁気ヘツド装置

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JP1987020359U JPH073491Y2 (ja) 1987-02-14 1987-02-14 磁気ヘツド装置

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JPS63130968U JPS63130968U (ja) 1988-08-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61296580A (ja) * 1985-06-24 1986-12-27 Hitachi Ltd 磁気デイスクヘツド支持装置

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JPS63130968U (ja) 1988-08-26

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