JPS5932756Y2 - スライドテ−ブル - Google Patents

スライドテ−ブル

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Publication number
JPS5932756Y2
JPS5932756Y2 JP1976023864U JP2386476U JPS5932756Y2 JP S5932756 Y2 JPS5932756 Y2 JP S5932756Y2 JP 1976023864 U JP1976023864 U JP 1976023864U JP 2386476 U JP2386476 U JP 2386476U JP S5932756 Y2 JPS5932756 Y2 JP S5932756Y2
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JP
Japan
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base
slide
slide table
permanent magnet
metal plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976023864U
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English (en)
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JPS52116245U (ja
Inventor
得三 中沖
信吾 仁科
Original Assignee
株式会社三豊製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社三豊製作所 filed Critical 株式会社三豊製作所
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Machine Tool Units (AREA)
  • Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は基台にスライド台を一定方向に摺動可能に保持
させたスライドテーブルに関するものである。
第1図は従来のスライドテーブルを使用した一例を示す
もので、投影検査器等の光学測定器に使用されている十
字動テーブルを示したものである。
第1図に釦いて、1は基台2に取付けられたマイクロメ
ータヘッド、3は基台2上に一定方向に摺動自在に取付
けられた第一スライド台、4はこの第一スライド台3に
取付けられたマイクロメータヘッド、5は第一スライド
台3の摺動方向に対して垂直方向に摺動自在に、この第
一スライド台3上に取付けたスライド台である。
この従来のスライドテーブルを使用した十字動テーブル
においては、第1図に示した如くコ字状に形成した第二
スライド台5を第一スライド台3上に摺動可能に嵌合す
ると共に、第一スライド台3の対向する両側面に沿って
V字状の案内溝3A、3Aを形成し、更にこの案内溝3
A、3Aと第二スライド台5との間にボール6.6をそ
れぞれ介して、第二スライド台5を第一スライド台3に
摺動自在に保持させていた。
同様にして第一スライド台3を基台2上に摺動自在に保
持させていた。
筐た、基台2と第一スライド台3、第一スライド台3と
第二スライド台5との間にコイルスプリング(図示時)
をそれぞれ介在装着して、各スライドテーブル3゜5を
その摺動方向に移動させるよう附勢していた。
このため、従来のスライドテーブルを使用した十字動テ
ーブル等においては、各スライド台3゜5の着脱にコイ
ルスプリングが着脱したり、各スライド台3,5を基台
2又は第一スライド台3の端部1で摺動させて取外さな
ければならず、その加工、製作、分解組立が面倒である
という問題があった。
本考案は上記問題を解消するためのもので、基台上に一
定方向へ摺動可能に載置したスライド台を、磁気力によ
り基台上の一定位置に保持させると共に摺動方向に付勢
可能にしたスライドテーブルを提供するものである。
本考案の特徴とするところは、基台と該基台上に配設さ
れたスライド台との各対向面に一対の案内溝を対向させ
てそれぞれ形成し、この一対の対向する案内溝間にボー
ルを介在させて、前記スライド台を案内溝の長手方向へ
摺動可能にさせ、前記基台と前記スライド台との各対向
面には、前記スライド台を前記基台上に保持させる第一
永久磁石と第一金属板とを互いに対向配置させ且つ前記
案内溝の長手方向に延在させて、少なくとも前記基台お
よび前記スライド台の前記第一永久磁石周辺および前記
第一金属板周辺を磁気遅閉してそれぞれ取り付け、更に
前記各対向面には前記スライド台を前記基台の長手方向
中央に引き戻す方向に付勢させる第二永久磁石と第二金
属板とを対向させて、少なくとも前記基台および前記ス
ライド台の前記第二永久磁石周辺および前記第二金属板
周辺を磁気遅閉してそれぞれ取り付けたことにある。
本考案のより望捷しい態様としては、第一永久磁石と第
一金属板の少なくとも一方を基台筐たはスライド台の両
端昔で延長したものである。
曾た、他の望ましい態様は、第一永久磁石と第二永久磁
石を同一長さに形成し、基台の中央部に取り付け、かつ
第一金属板をスライド台の両端1で延長させて取り付け
るとともに、第二金属板を前記永久磁石と同一長さに形
成して前記スライド台の中央部に取り付けたものである
さらに、他の望ましい態様は、各永久磁石および各金属
板を非磁性体を介して基台およびスライド台にそれぞれ
取り付け、各永久磁石および各金属板と前記基台または
前記スライド台との磁気遅閉をさせたものである。
さらに、他の望ましい態様は、基台釦よびスライド台を
非磁性体より形成し、各永久磁石および各金属板と前記
基台またはスライド台との磁気遅閉をさせたものである
本考案は、上記構成により、構造が簡単で、製作が容易
になり、基台とスライド台を機械的に結合して拘束する
ものがないため、分解時には、スライド台を永久磁石の
磁気吸引力に抗して移動方向へずらすことにより容易に
分解できるようになり、しかも、組立時には、スライド
台を基台上に載置するだけで良くなって、組立、分解が
極めて簡単にできるようになる。
以下本考案の一実施例を第2図から第5図に基づき説明
する。
第2図〜第4図において、基台7及びスライド台8は鋳
鉄により板状に形成したもので、この基台γ上にはスラ
イド台8を載置し、上記基台7とスライド台8との各対
向面γA、8Aには、一対のV字状の案内溝7B 、7
Bと8B 、8Bとをそれぞれ対向させて形成する。
捷た、上記案内溝7B、7B内にボール保持板9,9を
それぞれ嵌挿すると共に、このボール保持板9,9に形
成した長孔9A、9Aに上記案内溝7f3t7Bの長手
方向中央に突出させた位置規制ピン10,10を遊嵌し
、このボール保持板9,9を案内溝7B。
7Bの長手方向に一定距離摺動自在に設ける。
そしてこのボール保持板9,9の長手方向の両端にボー
ル11をそれぞれ回転自在に保持させて、各ボール11
を上記対向する案内溝7B 、8B間にそれぞれ介在さ
せ、スライド台8を案内溝7B。
8Bの長手方向に摺動自在に設ける。
尚基台7はスライド台8より上記案内溝7Bの長手方向
に長く形成する。
更に上記基台7及びスライド台8の各対向面7A、8A
に開口させた各凹部7C,8C,8C’内には、磁気連
間をさせる真鍮又はアル□ニウム等より形成した非磁性
体12及び13,14をそれぞれ嵌合固着する。
そして非磁性体12には、基台7の中央に位置させて、
上記案内溝7Bと平行にのびる同一長さの保持溝12A
、12Bを形成すると共に、非磁性体13には、上記保
持溝12Aに対向させて、案内溝8Bと平行にスライド
台8の両端付近1でのびる保持溝13Aを形成し、上記
非磁性体14の長手方向中央には、上記保持溝12Bに
対向させて、保持溝14Aを形成する。
更に峠己保持溝12A内に第一永久磁石15を嵌合固着
すると共に、上記保持溝13A内に鉄を主体とする第一
金属板16を嵌合固着して、第一永久磁石15と第一金
属板16とを対向させ、この第一永久磁石15と第一金
属板16との間に作用する磁気引力によりスライド台8
を基台7上に保持させる。
昔た、上記保持溝12B内に第二永久磁石11を嵌合固
着すると共に、保持溝14A内に鉄を主体とする第二金
属板18を嵌合固着して、第二永久磁石17と第二金属
板18とを対向させて第二永久磁石17と第二金属板1
8との間に磁気引力を作用させる。
尚上記各永久磁石15゜17は第5図に示した如く厚み
方向に磁化させておく。
ここで基台Iの長手方向中央よりスライド台8をその長
手方向に変位させた場合、上記第二永久磁石17と第二
金属板18とが基台7の長手方向にずれて対向する。
この場合、第二永久磁石17と第二金属板18との間に
は第二永久磁石17と第二金属板18とが重なる方向に
磁気引力が作用し、スライド台8は基台Iの長手方向中
央に位置するよう基台7の長手方向に附勢される。
尚上記第一金属板16及び第二金属板18を、鉄を主体
とすを金属より形成したが、必ずしも単なる金属板であ
る必要はなく、磁気を保持させて永久磁石としてもよい
そして、非磁性体12゜13.14を介して、上記基台
7及びスライド台8に各永久磁石15,17及び各金属
体16.18を取付け、各永久磁石15,17と基台7
及び各金属体16,18とスライド台8との磁気連間を
させているが、必ずしもとの構成である必要はなく、基
台1及びスライド台8を非磁性金属より形成して上記非
磁性体12,13.14を省略するようにしてもよい。
また、上述のスライドテーブルは、光学測定器の十字動
テーブル、その他側定器及び工作機械におけるスライド
テーブルとして使用するものである。
本考案は、以上説明したように、基台とスライド台に設
けた案内溝間にボールを介装して、スライド台を7定方
向に摺動自在に基台に支持させ、基台とスライド台とに
永久磁石と金属板を取り付けて、これらの間に磁気吸引
力が作用するようにし、以って、スライド台を基台上に
保持させるよに構成したので、案内溝とボールはスライ
ド台と基台を分離(離反)する方向に機械的に拘束する
ことがない。
したがって、スライド台と基台はこれらの間に作用する
磁気吸引力よりも大きな力で移動方向にずらすことによ
り容易に分解できる。
しかも、組立時はスライド台を基台上に単に載置するの
みでよいので、組立作業も極めて簡単に行なうことがで
きる。
また、その構造も簡単であるので、加工や製作も容易で
ある等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスライドテーブルを使用した従来の十字
動テーブルを示す側面図、第2図は本考案に使用する基
台の平面図で、図中二点鎖線は本考案に使用するスライ
ド台を重ねた状態を示す。 第3図は本考案に使用するスライド台の平面図、第4図
は基台とスライド台との関係を示す断面図、第5図は本
考案に使用する永久磁石の斜視図である。 1・・・基台、8・・・スライド台、7A、8A・・・
対向面、7B、8B・・・案内溝、7C,8C,8C’
・・・凹部、11・・・ボール、12,13,14・・
・非磁性体、15・・・第一永久磁石、16・・・第一
金属体、17・・・第二永久磁石、18・・・第二金属
体。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)基台と該基台上に配設されたスライド台との各対
    向面に一対の案内溝を対向させてそれぞれ形成し、この
    一対の対向する案内溝間にボールを介在させて、前記ス
    ライド台を案内溝の長手方向へ摺動可能にさせ、前記基
    台と前記スライド台との各対向面には、前記スライド台
    を前記基台上に保持させる第一永久磁石と第一金属板と
    を互いに対向配置させ且つ前記案内溝の長手方向に延在
    させて少なくとも前記基台および前記スライド台の前記
    第一永久磁石周辺および前記第一金属板周辺を磁気遅閉
    してそれぞれ取付け、更に前記各対向面には前記スライ
    ド台を前記基台の長手方向中央に引戻す方向に付勢させ
    る第二永久磁石と第二金属板とを対向させて少なくとも
    前記基台および前記スライド台の前記第二永久磁石周辺
    および前記第二金属板周辺を磁気遅閉してそれぞれ取付
    けたことを特徴とするスライドテーブル。
  2. (2)上記第一永久磁石と上記第一金属板との少なくと
    も一方を上記基台又は上記スライド台の両端筐で延長し
    た実用新案登録請求の範囲第1項記載のスライドテーブ
    ル。
  3. (3)上記第一永久磁石と上記第二永久磁石とを同一長
    さに形成して、上記基台の中央部に取付け、且つ上記第
    一金属板を上記スライド台の両端まで延長させて上記ス
    ライド台に取付けると共に、上記第二金属板を上記各永
    久磁石と同一長さに形成して、上記スライド台の中央部
    に取付けた実用新案登録請求の範囲第1項記載のスライ
    ドテーブル。
  4. (4)上記基台を上記スライド台の摺動力向に、上記ス
    ライド台より長くした実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のスライドテーブル。
  5. (5)上記各永久磁石及び各金属板を非磁性体を介して
    上記スライド台及び上記基台にそれぞれ取付け、各永久
    磁石及び各金属板と上記スライド台又は上記基台との磁
    気遅閉をさせるようにした実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のスライドテーブル。
  6. (6)上記スライド台及び上記基台を非磁性体より形成
    し上記各永久磁石及び上記各金属板と上記スライド台又
    は上記基台との磁気遅閉をさせるようにした実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のスライドテーブル。
JP1976023864U 1976-02-28 1976-02-28 スライドテ−ブル Expired JPS5932756Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976023864U JPS5932756Y2 (ja) 1976-02-28 1976-02-28 スライドテ−ブル

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JP1976023864U JPS5932756Y2 (ja) 1976-02-28 1976-02-28 スライドテ−ブル

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Publication Number Publication Date
JPS52116245U JPS52116245U (ja) 1977-09-03
JPS5932756Y2 true JPS5932756Y2 (ja) 1984-09-13

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ID=28483769

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Families Citing this family (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5751772Y2 (ja) * 1977-09-22 1982-11-11
JPS5847434U (ja) * 1981-09-28 1983-03-30 株式会社明電舎 ベツドのスライド装置
JPS59113318A (ja) * 1982-12-20 1984-06-30 Toshiba Corp 移動テ−ブル装置
JP6305249B2 (ja) * 2013-07-16 2018-04-04 株式会社平出精密 ステージ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49100516A (ja) * 1973-01-31 1974-09-24

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JPS49100516A (ja) * 1973-01-31 1974-09-24

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JPS52116245U (ja) 1977-09-03

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