JPH0734795A - トンネル内装板 - Google Patents

トンネル内装板

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JPH0734795A
JPH0734795A JP5182384A JP18238493A JPH0734795A JP H0734795 A JPH0734795 A JP H0734795A JP 5182384 A JP5182384 A JP 5182384A JP 18238493 A JP18238493 A JP 18238493A JP H0734795 A JPH0734795 A JP H0734795A
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JP
Japan
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tunnel
interior plate
bent
interior finish
plate body
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JP5182384A
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JP3260014B2 (ja
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Katsuhito Inagaki
勝仁 稲垣
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Sekisui Jushi Corp
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Sekisui Jushi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トンネルの側壁に沿ってきれいに湾曲して取
り付けできる金属製トンネル内装板を提供する。 【構成】 金属製矩形状の内装板本体1の両側縁部をそ
の長さ方向に沿って裏側に180度の角度で折り返し、
この折り返し部2を内装板本体1裏面と面接触させて曲
折縁部3を設ける。曲折縁部3を内装板本体1の表側又
は裏側に内装板本体1に対して5〜30度の角度分だけ
曲折し、内装板本体1に適度な剛性を付与する。この適
度な剛性によってトンネル内装板をトンネルの側壁に沿
ってきれいに湾曲して取り付けできるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は道路等のトンネルの側壁
に取り付けられるトンネル内装板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金属製のトンネル内装板として、
例えば図5の如く、矩形状の内装板本体5の両側縁部が
その長さ方向に沿って裏側に180度の角度で折り返さ
れ、この折り返し部6が内装板本体5裏面と面接触され
た平板状のものがある。又、図6の如く、矩形状の内装
板本体5の両側縁部がその長さ方向に沿って表側に18
0度の角度で折り返され、この折り返し部6が凸状に湾
曲されて内装板本体5裏面との間に隙間が形成されたも
のがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
図5の場合は、内装板全体が平板状となされていること
から、製造時の表面塗装がしやすく、トンネルに取り付
けた後の表面の清掃がしやすい反面、剛性が弱い欠点が
ある。この剛性が弱いことから、トンネル側壁に下地胴
縁を介して取り付けた際、内装板が取り付け部に引張ら
れて下地胴縁の影響を顕著に受け、ねじれ等が発生しや
すいと共にトンネル側壁に沿ってきれいに湾曲しがた
く、美観を損なう問題点がある。
【0004】又、後者の図6の場合は、折り返し部が凸
状に湾曲されて内装板本体裏面との間に隙間が形成され
ていることから、剛性が強すぎ、トンネル側壁に下地胴
縁を介して取り付けた際、内装板が元の平板に戻ろうと
してトンネル側壁に沿ってきれいに湾曲しがたく、美観
を損なう問題点がある。しかも、折り返し部が表側に位
置して湾曲されていることから、トンネルに取り付けた
後の表面の清掃時に折り返し部に埃やごみがたまり清掃
しにくい問題点がある。
【0005】本発明はかかる従来の問題点を解消したト
ンネル内装板を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明者は種々試験研究の結果、トンネル内装板に
適度な剛性を付与することによりきれいに湾曲取り付け
できることを見いだし、本発明を完成したものである。
すなわち、本発明トンネル内装板は、トンネルの側壁に
沿って湾曲されて取り付けられる金属製矩形状のトンネ
ル内装板において、内装板本体の両側縁部がその長さ方
向に沿って裏側に折り返され、この折り返し部が内装板
本体裏面と面接触されて曲折縁部が設けられ、曲折縁部
がその長さ方向に沿って内装板本体の表側又は裏側に曲
折されて内装板本体に対して斜め外方に位置されたもの
である。
【0007】
【作用】適度な剛性を有し、トンネル側壁に下地胴縁を
介して取り付けた際、ねじれ等が発生せず、トンネル側
壁にほぼ沿うようにして湾曲し、表面が滑らかな湾曲面
となる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明について説
明する。図面において、Aは本発明トンネル内装板であ
って、例えばステンレス鋼板等の金属板を基板とし、そ
の表面に無機質塗装が施されているが、必ずしもこれに
限定されず金属製となされておればよい。トンネル内装
板Aは一般に縦長の矩形状となされ、図4の如くトンネ
ル4の側壁に沿って上下方向に湾曲されて取り付けられ
るものである。
【0009】トンネル内装板Aは、縦長の矩形状の内装
板本体1の両側縁部がその長さ方向に沿って裏側に18
0度の角度で折り返され、この折り返し部2が内装板本
体1裏面と面接触されて曲折縁部3が設けられている。
この曲折縁部3は、図2又は図3の如く、その長さ方向
に沿って内装板本体1の表側又は裏側に曲折されて内装
板本体1に対して斜め外方に位置されている。又、曲折
縁部3の幅、換言すれば折り返し部2の幅は一般に5〜
10mm程度となされている。
【0010】上記曲折縁部3は、内装板本体1の表側又
は裏側に曲折されて内装板本体1に対して斜め外方に位
置されるのであるが、この曲折縁部3の内装板本体1に
対する曲折角度αは図2や図3の如く鋭角であればよ
く、内装板本体1に適度な剛性を付与すると共に、内装
板本体1の湾曲に支障が生じないようになされておれば
よい。この曲折角度αは一般に45度以下とくに5〜3
0度となされていると、最適な剛性を内装板本体1に付
与できると共に、内装板本体1をきれいに湾曲すること
ができが好ましい。
【0011】しかして、本発明トンネル内装板Aはトン
ネル4の側壁に横方向に取り付けられた複数本の下地胴
縁(図示せず)に取り付けられ、上記曲折された曲折縁
部3により適度な剛性が発揮され、トンネル側壁にほぼ
沿うように湾曲される。
【0012】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明トンネル内装
板は、両側縁部の折り返し部が内装板本体裏面と面接触
されて曲折縁部が設けられ、曲折縁部が内装板本体の表
側又は裏側に曲折されて内装板本体に対して斜め外方に
位置されているので、適度な剛性を有すると共に内装板
のねじれ等を防止でき、トンネル側壁に取り付けた際、
トンネル側壁にほぼ沿うようにしてきれいに湾曲でき、
従来の如く美観を損なうようなことがない。しかも、製
造時の表面塗装やトンネルに取り付けた後の清掃もしや
すい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明トンネル内装板の一実施例を示す全体斜
視図である。
【図2】図1のトンネル内装板の一部切欠横断面図であ
る。
【図3】本発明トンネル内装板の他の実施例を示す一部
切欠横断面図である。
【図4】トンネル内装板を取り付けたトンネルを示す断
面図である。
【図5】従来のトンネル内装板の例を示す一部切欠横断
面図である。
【図6】従来のトンネル内装板の他の例を示す一部切欠
横断面図である。
【符号の説明】
A トンネル内装板 1 内装板本体 2 折り返し部 3 曲折縁部 4 トンネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネルの側壁に沿って湾曲されて取り
    付けられる金属製矩形状のトンネル内装板において、内
    装板本体の両側縁部がその長さ方向に沿って裏側に折り
    返され、この折り返し部が内装板本体裏面と面接触され
    て曲折縁部が設けられ、曲折縁部がその長さ方向に沿っ
    て内装板本体の表側又は裏側に曲折されて内装板本体に
    対して斜め外方に位置されたトンネル内装板。
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