JPH0645380Y2 - 自動車用ドア−エツジ - Google Patents

自動車用ドア−エツジ

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JPH0645380Y2
JPH0645380Y2 JP1985187448U JP18744885U JPH0645380Y2 JP H0645380 Y2 JPH0645380 Y2 JP H0645380Y2 JP 1985187448 U JP1985187448 U JP 1985187448U JP 18744885 U JP18744885 U JP 18744885U JP H0645380 Y2 JPH0645380 Y2 JP H0645380Y2
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JP
Japan
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door
edge
plate
attached
automobile
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Application number
JP1985187448U
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JPS6294916U (ja
Inventor
太一 田島
Original Assignee
株式会社大成製作所
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Publication date
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車のドアー、特に開放されたドアーの端縁
部を保護するためのドアーエッジに関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
自動車ドアーを開放する際、ドアーの端部が隣接する他
の車輌やガードレール等に接触してこの部分に損傷や塗
装の剥離を生じさせることはしばしば経験することであ
り、接触時の衝撃からドアー端縁を保護する目的でドア
ーエッジを装着することは極めて一般的に行われてい
る。
このような目的を達成するため従来から用いられるドア
ーエッジは、例えば、実開昭51-1912号公報や、実開昭6
0-566600号公報等に記載されているように、ステンレス
スチール等の光輝性を有する金属薄板を、断面U字状乃
至コ字状に折り曲げて棒状体となし、更にこの棒状体を
ドアー端縁の形状に合致するよう屈曲させて形成してお
り、使用に際しては、前記U字状乃至コ字状の溝内にド
アー端縁部を嵌挿するというものであった。
しかしながら上記構造の場合、自動車メーカーにおける
ドアー端縁部の仕上げ方法(仕上げの精度)、特にドア
ー端縁部に近接する裏面のシール剤の仕上げ精度如何に
よってはU字状の棒状体を完全に装着できない場合があ
り、ドアーエッジの装着不能を惹起し易いという問題が
あった。(一般に自動車ドアーは、ドアー外鈑a〔アウ
ターパネル〕の周縁部を裏側に向け断面U字状に折り返
し、このU字状の折り返し部に、裏板b〔インナーパネ
ル〕の周縁部を嵌装して固定するという構造とし、嵌装
部分にはシール剤cを厚く肉盛りして固定している。) このような装着不能のトラブルを解決するものとして、
第5図及び第6図例示のように、適宜幅の金属薄板のう
ち、ドアー端縁に沿う部分を、ドアーの端縁部に対する
係止部となるよう半円弧状に折り曲げ形成し、長さ方向
に沿う両側縁には合成樹脂等で形成した断面コ字状のラ
イナー2a,2aを冠着した棒状体1aを、自動車ドアーDの
端縁屈曲部およびこれに続く表面側の一定幅部分に当接
できるようにし、棒状体1aは、裏面に貼着した接着テー
プ3aを介してドアー端縁部に一体化させ、ドアー裏面に
は棒状体による被覆部分が存在しないよう構成したドア
ーエッジが本願出願人によって開発された(実願昭59-1
84634号)、しかしながらこの構成でも、充分な接着強
度を持った接着テープ3aを使用するとテープ3aの肉厚が
厚くなり過ぎるため、棒状体1aの両端部に取付けたライ
ナー2aの内側(ドアー外鈑aに当接する面)とドアー外
鈑aとの間に隙間が生じ(第6図参照)、この隙間部分
にゴミやワックスの残滓等が滞留して不体裁となるとい
う欠点を有していた。
〔考案の目的〕
本考案はこれらの事情に鑑みてなされたものであり、ド
アーエッジを貼着した際に、棒状体の端部に取付けたラ
イナーとドアー表面との間に隙間が発生しないよう構成
したドアーエッジを提供しようとするものである。
〔実施例〕
以下に本考案の実施の一例を図面を参照して説明する。
本考案は、適宜幅の金属薄板の一方の側縁部を少しだけ
円弧状に折り曲げ形成した棒状体からなるドアーエッジ
本体1、ドアーエッジ本体1の両方の側縁部に長さ方向
にそって装着する端縁保護用の合成樹脂製ライナー2及
び2′並びにドアーエッジ本体1の裏面に取付けた接着
テープ3により構成している。
ドアーエッジ本体1はステンレススチール等の金属薄板
を用いて形成するもので、ドアー外鈑aの開放縁部の表
側に所定幅で当接させる当接板11と、ドアー外鈑aの折
り曲げ部(端縁部)にのみ係止させる半円弧状の係止板
12とで形成すると共に、前記断面形状を有する金属薄板
を、ドアーの端縁形状に合致する棒状体として形成して
いる。
3は、当接板11の裏面に貼着した両面テープ等の接着テ
ープであり、テープ3の表面部をドアーの外鈑aに接着
固定させている。
2,及び2′はドアーエッジ本体1の長さ方向に沿う端縁
部に装着した端縁保護用のライナーであり合成樹脂薄
膜、或いは合成ゴム等を用いて構成している。
前記する二つのライナーのうち当接板11の外側に装着す
るライナー2は、第3図及び第4図に詳細に示すよう
に、先端部分(ドアーエッジ本体1に嵌合する溝部の反
対側部分)に、自動車ドアーの外鈑aに向かって傾斜し
た舌状片21を形成し、舌状片21の内側面が自動車ドアー
Dの外鈑aに密着できるようにしている。
なお、舌状片21の傾斜は自動車ドアーDの外鈑aとの間
に生じる隙間よりも強い傾斜を持つよう形成することが
望ましく、これにより自動車ドアーDに装着した時に、
この傾斜面が自動車ドアーDの外鈑a部分によって多少
押し返されて強固な密着を図ることができる。
ドアーエッジ本体1の端部に形成する係止板12の屈曲度
の深さ(円弧の深さ)の選択は自由であり、第3図例示
のように屈曲板12の屈曲端縁部がドアー外鈑aの屈曲部
の半分程度を被覆できるような屈曲形状とする場合のほ
か、第4図例示のように、比較的大きな円弧を形成し、
ドアーの屈曲端縁部のほぼ全体を被覆できるような大き
な屈曲形状とすることもできる。
ドアーエッジ本体1の端縁に装着する端縁保護用ライナ
ー2,2′の幅や色彩は自由に選択できる。
なお、実施例では舌状片21を一方のライナー2のみに設
けたが、これに限定されるものではなく屈曲板12に装着
した他方のライナー2′にも同様の処理を施すことがで
きることは勿論である。
〔考案の効果〕
上記のように構成した本考案の効果は以下の通りであ
る。
(1)ドアーエッジ本体1の形状を、ドアー外鈑aの開
放端縁部の表側に所定の幅で当接する当接板11と外鈑a
の折り曲げ部にのみ当接する係止板12とで形成し、係止
板12の端部はドアー外鈑aの内側まで食い込まないよう
形成したので、ドアー外鈑aの屈曲端部の折り返し片の
端部とシール剤cの肉盛り部との距離り小さい場合で
も、このシール剤cの塗布面に影響されることなくドア
ー端縁に対する装着を正確に行うことができる。
(2)ドアーエッジ本体1の端縁に装着したライナーの
うち、少なくとも表側に位置するライナー2の端部に舌
状片21を形成し、この舌状片21が自動車ドアーDの外鈑
a表面に密着するよう構成したので、ドアーエッジを装
着した際に、ライナー2の端部とドアー表面との間に第
6図例示のような隙間を生じることがなく、装着部を常
に体裁よく且つ清潔に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車ドアーに装着した状態を示す斜視図、第
2図はドアーエッジの斜視図、第3図は一部を断面とし
一部を切欠したドアーエッジの斜視図、第4図は自動車
ドアーに装着した状態を示す横断面図、第5図は従来品
のドアーエッジを一部を断面として示した斜視図、第6
図は従来品を自動車ドアーに装着した状態で示した横断
面図である。 1……ドアーエッジ本体、D……自動車ドアー、a……
ドアー外鈑、11……当接板、12……係止板、2、2′…
…ライナー、21……舌状片、3……接着テープ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】適宜幅の金属薄板の端部をドアーの端縁部
    に係止できるよう少しだけ円弧状に折り曲げ形成したド
    アーエッジ本体、ドアーエッジ本体の両方の側縁部にそ
    の長さ方向に沿って装着する端縁保護用の合成樹脂製ラ
    イナー、及び、ドアーエッジ本体の裏面に取付けた接着
    テープにより構成するものであり、ドアーエッジ本体
    は、自動車ドアー外鈑の開放端縁部の表側に所定幅で当
    接する当接板と、外鈑の屈曲部にのみ当接係止する係止
    板とで形成した棒状体を、自動車ドアーの端縁形状に合
    致するよう形成してエッジ本体を形成するとともに、ド
    アーエッジ本体の両方の側縁部に長さ方向に沿って装着
    する合成樹脂製ライナーのうち、少なくとも外鈑に接す
    る面のライナーは、その先端部分に、自動車ドアーの外
    鈑に接するよう傾斜させた舌状片を一体的に突出形成
    し、舌状片の裏面側が自動車ドアーの外鈑面に密着でき
    るよう構成してなる自動車用ドアーエッジ。
JP1985187448U 1985-12-05 1985-12-05 自動車用ドア−エツジ Expired - Lifetime JPH0645380Y2 (ja)

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JPS6294916U JPS6294916U (ja) 1987-06-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS511912U (ja) * 1974-06-21 1976-01-08
JPS6056600U (ja) * 1983-09-26 1985-04-20 井上エムテ−ピ−株式会社 装飾用樹脂モ−ル
JPS60121975U (ja) * 1984-01-27 1985-08-17 トヨタ自動車株式会社 自動車のホイ−ルア−チモ−ルの取付け構造
JPS6144024A (ja) * 1984-08-07 1986-03-03 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd 自動車用ドアエツジプロテクタ−

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