JPH0734588Y2 - 複数収納室を有する液体容器 - Google Patents

複数収納室を有する液体容器

Info

Publication number
JPH0734588Y2
JPH0734588Y2 JP1989082044U JP8204489U JPH0734588Y2 JP H0734588 Y2 JPH0734588 Y2 JP H0734588Y2 JP 1989082044 U JP1989082044 U JP 1989082044U JP 8204489 U JP8204489 U JP 8204489U JP H0734588 Y2 JPH0734588 Y2 JP H0734588Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid containers
liquid container
liquid
lids
storage chambers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989082044U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0321219U (ja
Inventor
省三 大橋
彰夫 加々見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tiger Corp
Original Assignee
Tiger Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tiger Corp filed Critical Tiger Corp
Priority to JP1989082044U priority Critical patent/JPH0734588Y2/ja
Publication of JPH0321219U publication Critical patent/JPH0321219U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0734588Y2 publication Critical patent/JPH0734588Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Portable Outdoor Equipment (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、直列(長手)方向に複数の収納室を有する
液体容器に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の複数の収納室を有する液体容器として
は、(イ)米国特許第3465905号公報記載のもの、
(ロ)実公昭61−12025号公報記載のもの、(ハ)実開
昭59−111537号公報記載のもの、(ニ)実開昭62−1096
25号公報記載のものが、知られている。
上記従来例(イ)、(ロ)のいずれも、1つの外装ケー
ス内に2つの内容器を収納した構成である。
従来例(ハ)のものは、蓋体を有する2個の液体容器の
底部を相互に対向して連結してなるものである。
従来例(ニ)のものは、分割された2個の水筒本体の側
部側を横列連結してなるものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかるに、上記従来例(イ)、(ロ)は、いずれも、
内容器は1つの外装ケース内に固着されており、各内容
器を分離して使用するものではないため、各内容器を独
立して単独使用することはできない。
上記(ハ)の構成のものは、2個の液体容器の底部同
士を相互に対向して連結するものであるため、2個の液
体容器を結合した状態で食卓テーブル等に垂直方向に据
え置く場合には、蓋体が載置面となり不安定感があり、
内容液と器体の載置荷重による外的衝撃により該蓋体が
損傷し易い問題があった。
上記(ニ)の構成のものは、両水筒本体それぞれを単
独で持ち運ぶようにしたものではない、という問題があ
った。
この考案は、上記の問題点を解消しようとするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため、この考案は、少なくとも収納
室と蓋体とを有して単独使用可能な液体容器を2個備
え、該2個の液体容器の蓋体同士を対向して直列に配置
し、前記蓋体側同士を連結機構で着脱自在に連結してな
ることを特徴とする。
各液体容器同士を連結する連結機構は、螺合、嵌合、係
合など任意の構造を採用でき、持ち運ぶ際などにおい
て、連結している液体容器同士が一体化され外れないこ
とが必要である。
例えば、連結機構としては、両端側に雌ねじを形成した
環状筒と、この環状筒の一部に連続して形成した把手と
からなり、前記環状筒の各雌ねじに、1対の液体容器の
肩部に形成した雄ねじを螺合して連結するように構成し
たものでもよい。
この場合、環状筒の把手対向側の外周には載置台を設け
ることもできる。
連結機構としては、1対の液体容器の蓋体をコップ兼用
蓋体とし、この両コップ兼用蓋体の一方には雄部を他方
には雌部をそれぞれ形成し、この雄部と雌部とを嵌合す
るように構成することもできる。
連結機構としては、1対の液体容器の肩部等に設けた把
手の一方に突条を他方に嵌合溝を形成し、この突条を嵌
合溝に嵌合するように構成することもできる。
〔作用〕
単独使用可能な2個の液体容器の蓋体同士を対向して直
列に配置して、該蓋体側同士を連結機構で連結すること
によって、2個の独立した液体容器が一体的に組み立て
られて、一体的に持ち運ぶことができる。
上記2個の液体容器の結合状態において、それぞれの液
体容器はその底部を食卓テーブル等に蓋体を支障なく据
え置きできる。また両液体容器の蓋体側は、前記連結機
構による連結を解除しない限り、連結機構で連結されて
いるため、前記蓋体が不用意に取り外されることがな
く、また連結機構により蓋体同士が相互に保護される。
連結機構で連結されている液体容器は、その連結機構に
よる結合を取り外すことにより、2個の独立した液体容
器として、それぞれ持ち運びでき単独使用することがで
きる。
〔第1実施例〕 この考案の第1実施例を第1図ないし第4図に基づいて
以下に説明する。
(1)は少なくとも収納室(10)と蓋体(11)を有し単
独使用可能な独立した液体容器であって、第1図では2
個の液体容器(1)、(1)を頭部つまり蓋体(11)、
(11)同士を対向するように直列に配置し、両液体容器
(1)、(1)同士の頭部側つまり蓋体(11)、(11)
側同士を連結機構(20)で着脱自在に連結しており、そ
の連結状態を各液体容器(1)、(1)に共用する把手
(22)により位置決めするようにしてある。
2つの液体容器(1)、(1)は、第1図に示すように
形状や大きさ等が同一構造としてあるが、異なる構造の
ものであってもよい。この液体容器(1)は、ステンレ
ススチール製の内ケース(2)と外装ケース(3)間に
真空二重空間(4)を形成するとともに、底部(15)に
は底板(5)が固定され、上部開口には断熱材(6a)を
充填した栓体(6)が外装ケース(3)の首部に螺合し
てあり、さらに栓体(6)を被覆する如く蓋体(11)も
兼ねる内コップ(7)が被冠してある。栓体(6)の上
板には装飾片(6b)が超音波溶着などにより埋め込んで
ある。各液体容器(1)は、独立して単体として使用す
るときには、第3図の如く、第1図の内コップ(7)を
取り外して、蓋体(11)も兼ねる外コップ(8)を外装
ケース(3)の肩部(3a)に螺合(9)するようにして
ある。逆に、第3図の単独使用の液体容器(1)の外コ
ップ(8)を取り外して第1図示の如く内コップ(7)
を取り付け2つの液体容器(1)、(1)の蓋体(1
1)、(11)側同士を連結機構(20)で着脱自在に連結
して、2個の液体容器(1)、(1)を一体的に持ち運
びできるようにしている。
なお、第3図の栓体(6)は第1図のものとは異なるプ
ッシュ栓を使用している。
連結機構(20)としては、両端側に雌ねじ(21a)、(2
1a)を形成した環状筒(21)と、この環状筒(21)の一
部に連続して形成した把手(22)とで構成し、前記環状
筒(21)の各雌ねじ(21a)に、蓋体(11)、(11)側
(頭部)同士を対向配置した1対の液体容器(1)、
(1)の肩部の雄ねじ(1a)を螺合して連結し、前記把
手(22)は把手部(22a)を把持して持ち運びできるよ
うにしてある。
また、環状筒(21)の把手(22)対向側の外周には載置
台(24)を設けてあり、この載置台(24)をテーブル等
に置くことにより第1図示の如く水平姿勢で安定して置
くことができるようにしてある。この載置台(24)は実
施例のように2本の脚であってもよく、1つの台盤状の
ものであってもよいし、また載置台(24)を把手として
も利用できる。
液体容器(1)、(1)は結合状態で第2図の如く垂直
姿勢にしてそれぞれの底部(15)をテーブル等に置くこ
ともできる。このようにして据え置いたとしても、蓋体
(11)、(11)は据え置き面にないので損傷することも
なく耐久性が図られる。
環状筒(21)の内部中央には第1図の如く仕切板(21
b)を形成すれば、各液体容器(1)のねじ込み具合の
過不足を知ることができるので、便利である。
(35)は蓋であって、コップを兼用するものでもよい。
〔第2実施例〕 第5図ないし第7図は第2実施例を示す。
このものの連結機構(20)は、2個の液体容器(1)、
(1)の蓋体(11)をなすコップ兼用蓋体(40)、(4
1)同士を直列に対向配置し、この両コップ兼用蓋体(4
0)、(41)の一方には雄部(42)を他方には雌部(4
3)をそれぞれ形成し、この雄部(42)と雌部(43)と
を嵌合するように構成してある。雄部(42)は偏形カム
板状に突出形成するとともに、雌部(43)は偏形カム板
状の雄部(42)が嵌り合うような形状の凹部としてあ
る。この雌部(43)と雄部(42)とを嵌合した状態で両
者を回動して、両液体容器(1)、(1)に設けた把手
(22)、(23)同士が一直線上になるように位置合わせ
することにより、両液体容器(1)、(1)同士がしっ
かりと連結される。第5図〜第7図において、(3)は
液体容器(1)の外装ケース、(10)は収納室、(15)
は液体容器(1)の底部を示す。
〔第3実施例〕 第8図と第9図は第3実施例を示す。
このものの連結機構(20)は、2個の液体容器(1)、
(1)の肩部等に設けた把手(22)、(23)の一方に突
条(50)を他方に嵌合溝(51)を形成し、この突条(5
0)を嵌合溝(51)に嵌合できるようにしてある。そこ
で、蓋体(11)ともなるコップ兼用蓋体(40)、(41)
同士を対向して直列に配置してから、前記把手の一方の
突条(50)を他方の嵌合溝(51)に嵌合することにより
両液体容器(1)、(1)は連結される。前記嵌合状態
においては把手(22)、(23)が直ちに液体容器
(1)、(1)の連結状態を位置決めするものである。
前記突条(50)と嵌合溝(51)とは、例えば第10図
(A)、(B)に示すように、嵌合した状態では不用意
に外れないように抜け止め構造とする方が好ましい。す
なわち、把手(23)には嵌合溝(51)に交差して連通す
る連通穴(52)を形成し、この連通穴(52)には、係止
部(54)が常時嵌合溝(51)内に臨むようにバネ(55)
により付勢したロック片(53)が嵌め込まれており、こ
のロック片(53)の係止部(54)はつまみ(56)をバネ
(55)の弾発力に抗して押し下げることにより、嵌合溝
(51)内から沈入するようにしてある。従って、把手
(22)を把持して、バネ(55)の弾発力に抗し係止部
(54)を押圧しながら突条(50)を嵌合溝(51)内に摺
動して、突条(50)の嵌合凹部(57)に係止部(54)が
係入すると、バネ(55)の弾発力により突条(50)とロ
ック片(53)が自動的にロックされるようにするとよ
い。その他任意の構造を採り得る。
なお、(58)は前板である。(54)は前側をテーパ面と
するとよい。
この考案は、単独使用可能な2個の液体容器を連結機構
で着脱自在に連結しているため、該2個の液体容器の連
結(結合)により異なる内容液を収納できるし、各液体
容器の連結を解除することにより異なる内容液を吸飲す
ることができる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、(1)単独使用可能な2個の液体容
器の蓋体同士を対向して直列に配置し、前記蓋体側同士
を連結機構で着脱自在に連結して、両液体容器の結合状
態では両端側は底部となるようにしているから、この結
合状態においてはいずれの液体容器でもその底部をテー
ブル等に安心して据え置きできる。
(2)この考案の2個の液体容器は、両液体容器の結合
状態を解除して両液体容器を分離しない限り、常態時に
は前述の連結機構により連結されているから、両液体容
器の蓋体は前記連結機構により保護され、そのため、両
液体容器の蓋体が、外的衝撃などによる影響から防止さ
れる。
(3)この考案の2個の液体容器は、いずれも、少なく
とも収納室と蓋体とを有し単独使用可能なものからなる
から、連結機構による連結を解除してそれぞれ独立した
液体容器として、単独で持ち運びでき使用勝手の良いも
のとなる。
(4)環状筒の把手対向側の外周には載置台を設けてい
るので、この載置台をテーブル上に置くことにより液体
容器が安定して据え置きできる。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの考案の実施例を示す。 第1図は連結した液体容器を水平状態に配置した第1実
施例の部分縦断面図、 第2図は上記の連結した液体容器を垂直状態に配置した
場合の縮小側面図、 第3図は第1図の液体容器の一部縦断面図、 第4図は第1図A−A線断面図、 第5図は第2実施例の部分縦断面図、 第6図は第5図の正面図、 第7図はコップ兼用蓋体の雄部と雌部の結合状態を示す
分解斜視図、 第8図は第3実施例の正面図、 第9図は第8図の要部の分解斜視図、 第10図(A)は突条と嵌合溝の変形例の分解斜視図、 第10図(B)は第10図(A)の一部縦断面図である。 (1)…液体容器、(1a)…雄ねじ、(7)…内コッ
プ、(8)…外コップ、(10)…収納室、(11)…蓋
体、(15)…底部、(20)…連結機構、(21)…環状
筒、(21a)…雌ねじ、(22)、(23)…把手、(22a)
…把持部、(24)…載置台、(40)、(41)…コップ兼
用蓋体、(42)…雄部、(43)…雌部、(50)…突条、
(51)…嵌合溝、(53)…ロック片、(54)…係止部、
(55)…バネ、(56)…つまみ、(57)…係合凹部。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも収納室(10)と蓋体(11)とを
    有して単独使用可能な液体容器(1)を2個備え、該2
    個の液体容器の蓋体(11)、(11)同士を対向して直列
    に配置し、前記蓋体(11)、(11)側同士を連結機構
    (20)で着脱自在に連結してなることを特徴とする複数
    収納室を有する液体容器。
  2. 【請求項2】連結機構(20)としては、両端側に雌ねじ
    (21a)、(21a)を形成した環状筒(21)と、この環状
    筒(21)の一部に連続して形成した把手(22)とからな
    り、前記環状筒(21)の各雌ねじ(21a)に、1対の液
    体容器(1)、(1)の肩部に形成した雄ねじ(1a)を
    螺合して連結するように構成してある請求項(1)記載
    の複数収納室を有する液体容器。
  3. 【請求項3】環状筒(21)の把手(22)対向側の外周に
    は載置台(24)を設けてある請求項(2)記載の複数収
    納室を有する液体容器。
  4. 【請求項4】連結機構(20)としては、1対の液体容器
    (1)、(1)の蓋体(11)、(11)をコップ兼用蓋体
    (40)、(41)とし、この両コップ兼用蓋体(40)、
    (41)の一方には雄部(42)を他方には雌部(43)をそ
    れぞれ形成し、この雄部(42)と雌部(43)とを嵌合す
    るように構成してある請求項(1)記載の複数収納室を
    有する液体容器。
  5. 【請求項5】連結機構(20)としては、1対の液体容器
    (1)、(1)に設けた把手(22)、(23)の一方に突
    条(50)を他方に嵌合溝(51)を形成し、この突条(5
    0)を嵌合溝(51)に嵌合するようにしてある請求項
    (1)記載の複数収納室を有する液体容器。
JP1989082044U 1989-07-11 1989-07-11 複数収納室を有する液体容器 Expired - Lifetime JPH0734588Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989082044U JPH0734588Y2 (ja) 1989-07-11 1989-07-11 複数収納室を有する液体容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989082044U JPH0734588Y2 (ja) 1989-07-11 1989-07-11 複数収納室を有する液体容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0321219U JPH0321219U (ja) 1991-03-01
JPH0734588Y2 true JPH0734588Y2 (ja) 1995-08-09

Family

ID=31628510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989082044U Expired - Lifetime JPH0734588Y2 (ja) 1989-07-11 1989-07-11 複数収納室を有する液体容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0734588Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59111537U (ja) * 1983-01-18 1984-07-27 久保田金属株式会社 携帯用ポツト
JPS62109625U (ja) * 1985-12-27 1987-07-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0321219U (ja) 1991-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20020074334A1 (en) Convertible travel mug
US5630523A (en) Interconnected fluid containers
US20060060556A1 (en) Bottle cap in which a straw is mountable
US20080025018A1 (en) Water bottle-container-flashlight apparatus
US5752604A (en) Pill container
JPH0734588Y2 (ja) 複数収納室を有する液体容器
USD296422S (en) Combined container, lid and carrying handle
JPS6341333Y2 (ja)
JPS5827935Y2 (ja) ボトルにおける把手
EP4122836A1 (en) Bottle easy to carry and clean
JPS6333812Y2 (ja)
US20220388706A1 (en) Bottle easy to carry and clean
JPH0455335U (ja)
JPH0634284Y2 (ja) 液体容器の収納ケ−ス
JP2500173Y2 (ja) 携帯容器
JPH0339385Y2 (ja)
JPS602822Y2 (ja) 保温弁当容器
JPS6333813Y2 (ja)
JPH068024Y2 (ja) 上下に2つの容器を嵌合係止できる蓋体
JPH0333641Y2 (ja)
JP3050536U (ja) 着脱自在の携帯部材を備えた包装用容器
JPS5843544Y2 (ja) ガラス容器用把手
JPS6432339U (ja)
JPS5942993Y2 (ja) 魔法瓶
JPH0518288Y2 (ja)