JPH0734557A - 外壁の目地構造 - Google Patents

外壁の目地構造

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JPH0734557A
JPH0734557A JP5204586A JP20458693A JPH0734557A JP H0734557 A JPH0734557 A JP H0734557A JP 5204586 A JP5204586 A JP 5204586A JP 20458693 A JP20458693 A JP 20458693A JP H0734557 A JPH0734557 A JP H0734557A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
sheet
wall
joint groove
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP5204586A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Tsutada
善宜 蔦田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daiwa House Industry Co Ltd filed Critical Daiwa House Industry Co Ltd
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Publication of JPH0734557A publication Critical patent/JPH0734557A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乾式工法で施工できて、確実な防水性が得ら
れ、かつ化粧も行い易い外壁の目地構造とする。 【構成】 シート状防水材6と、ゴム状弾性体からなる
目地仕上材10とを用いる。シート状防水材6は、隣合
う外壁パネル1,1の面材5および面材下地4間に形成
される目地溝2の両側の溝内面に各々取付けられるもの
であり、先端が目地溝2から十分に突出する幅とする。
両シート状防水材6,6の先端は互いに接着剤7または
ファスナ等で結合する。この結合したシート状防水材6
を目地溝2内に埋め込んで、その外側から目地溝2に目
地仕上材10を嵌合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、外壁の面材間に形成
される目地に乾式目地工法で施される外壁の目地構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すように、一対の外壁パ
ネル31,31間の外壁材32,32間に形成される目
地33は、バックアップ材34と湿式シーリング材35
とによる湿式シーリング工法で水密処理している。36
は外壁下地材である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、湿式工法であ
るため、次の各種の問題点がある。すなわち、a.施工
時期が天候に左右されて工期が長くなる。b.専門の職
人が必要になるうえ、汚れ作業であるために職人の確保
が難しい。c.品質が職人の腕により左右されて安定し
ない。d.外壁材32の伸縮による目地幅の変動により
シーリング材35が切れることがある。e.施工が確実
に行われたかを施工後に確認することが難しく、メンテ
ナンスも難しい。f.プレコート外壁材に対して色合わ
せが困難である。g.工場内での先行作業が難しい。
【0004】このため、乾式目地工法が種々試みられて
いるが、目地溝は寸法ばらつきが大きく、単に弾性シー
ル材を目地溝に圧入する等の構造では、確実な水密性を
得ることが難しい。
【0005】この発明の目的は、乾式工法で施工でき
て、確実な防水性が得られ、かつ化粧も行い易い外壁の
目地構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の外壁の目地構
造は、シート状防水材と、ゴム状弾性体からなる目地仕
上材とを用いたものである。シート状防水材は、隣合う
外壁パネルの面材および面材下地間に形成される目地溝
の両側の溝内面に各々取付けられる。シート状防水材の
幅寸法は、先端が目地溝から十分に突出する寸法とす
る。両シート状防水材の先端は互いに結合する。この結
合したシート状防水材を目地溝内に埋め込んで、その外
側から目地溝に前記目地仕上材を嵌合させる。
【0007】
【作用】シート状防水材は、例えば予め工場で外壁パネ
ルに貼付けておく。現場では、外壁パネルの建込み後
に、目地溝の両側のシート状防水材を結合し、目地仕上
材の嵌合を行う。このように乾式工法で施工できる。ま
た、この構成によると、目地仕上材とシート状防水材と
で二重に防水が行われ、防水性が高められる。両側のシ
ート状防水材は互いに先端が結合され、また基端が目地
溝内面に取付けられるため、高い防水性を得ることがで
きる。しかも、十分に幅寸法に余裕を持たせたシート状
であるため、目地寸法のばらつきや変動にかかわらずに
水密性が確保できる。目地仕上材は目地溝の化粧と防水
を兼ねる。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例を図1に基づいて説明す
る。この外壁の目地構造は、一対の隣接する外壁パネル
1,1間の目地溝2に適用される。各外壁パネル1は、
パネルフレーム3の屋外面に、外壁下地材4および外壁
面材5を貼付けたものである。各外壁パネル1のパネル
フレーム3は、角パイプ等からなる柱11に取付けられ
る。外壁下地材4は耐水合板等からなり、外壁面材5に
はセメント板やスレート板等が用いられる。
【0009】各外壁パネル1には、同図(B)のよう
に、外壁下地材4または外壁面材5にシート状防水材6
を前もって工場等で貼付けておく。あるいは現場で、外
壁パネル1の建込み前にシート状防水材6の取付けを行
う。シート状防水材6は、樹脂シート等からなり、目地
溝2から十分に突出する幅寸法の帯状のものとする。シ
ート状防水材6の取付けは、図2の例のように外壁下地
材4と外壁面材5との間に挟み込む状態に行っても良
い。
【0010】外壁パネル1の建込み後に、図1(C)の
ように両側のシート状防水材6,6の先端を相互に結合
する。この実施例では、シート状防水材6,6の結合
は、接着剤7で行っている。接着剤7は粘着剤であって
も良い。接着剤7の代わりに、両面粘着テープまたは両
面接着テープを使用しても良い。シート状防水材6,6
の結合構造としては、この他に、図3(A)に示すよう
に両側のシート状防水材6,6に一体形成した係合突条
7と蟻状係合溝8とからなるファスナ9で嵌込み結合す
るものとしても良く、また図3(B)のように面ファス
ナ10で結合させても良い。
【0011】図1(C)のようにシート状防水材6,6
を結合した後、その外側から図1(A)のように目地溝
2内に目地仕上材10を嵌合させる。目地仕上材10
は、ゴムまたは合成樹脂等のゴム状弾性体からなり、両
側面に複数枚の弾性ひれ部10aが一体に形成してあ
る。
【0012】この構成によると、目地仕上材10とシー
ト状防水材6とで二重に防水が行われ、防水性が高めら
れる。シート状防水材6は、基端が外壁パネル1に貼ら
れ、先端が互いに接着剤7で結合されるので、高い防水
性が得られる。しかも、十分に幅に余裕を持つシート状
のものであるため、目地幅の寸法ばらつきにかかわらず
に雨水等の確実な止水が行える。したがって自由度の高
い納まりとなる。また、施工後の外壁面材5の伸縮に伴
う目地幅の変動に対しても、安定した防水性が得られ
る。目地仕上材10は、ゴム等の弾性体からなるため、
目地溝2の化粧も兼ね、外壁材5がプレコートの場合で
も色を合わせ易い。しかも汚れが生じ難い。目地仕上材
10は取り替えも簡単に行え、メンテナンスも楽であ
る。
【0013】さらに、シート状防水材6,6を結合し、
目地仕上材10を圧入するだけの乾式工事で施工できる
ため、シール工事が簡単でシーリング専門職を必要とせ
ず、作業者の技能によって品質が左右されない。また、
シール工事完了後でも点検が容易に行える。シート状防
水材6の外壁パネル1の取付け作業は予め工場でも行え
るので、これよっても現場作業が削減できる。
【0014】
【発明の効果】この発明の外壁の目地構造は、両側の外
壁パネルに取付けられるシート状防水材を先端で結合
し、その外側から目地溝内にゴム状弾性体の目地仕上材
を嵌合させるものであるため、目地寸法の多少のばらつ
きや変動によっても確実な防水性を得ることができ、か
つ化粧も行い易い。また、乾式工法で施工できるため、
工期が短縮され、専門職が不要で品質も安定し、シーリ
ングの切れの問題もなく、施工後の点検も容易に行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の一実施例の水平断面図、
(B),(C)は施工過程の説明図である。
【図2】シート状防水材の取付構造の変形例を示す施工
過程の水平断面図である。
【図3】シート状防水材の先端結合部の各変形例を示す
断面図である。
【図4】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1…外壁パネル、2…目地溝、3…パネルフレーム、4
…外壁下地材、5…外壁材、6…シート状防水材、7…
接着剤、9…ファスナ、12…面ファスナ、10…目地
仕上材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣合う外壁パネルの面材および面材下地
    間に形成される目地溝の両側の溝内面に、先端が目地溝
    から十分に突出する幅のシート状防水材を各々取付け、
    両シート状防水材の先端を互いに結合し、この結合した
    シート状防水材を目地溝内に埋め込んで前記目地溝にゴ
    ム状弾性体からなる目地仕上材を嵌合させた外壁の目地
    構造。
JP5204586A 1993-07-26 1993-07-26 外壁の目地構造 Pending JPH0734557A (ja)

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JP5204586A JPH0734557A (ja) 1993-07-26 1993-07-26 外壁の目地構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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