JPH0734521Y2 - 記録媒体保持装置 - Google Patents

記録媒体保持装置

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JPH0734521Y2
JPH0734521Y2 JP68390U JP68390U JPH0734521Y2 JP H0734521 Y2 JPH0734521 Y2 JP H0734521Y2 JP 68390 U JP68390 U JP 68390U JP 68390 U JP68390 U JP 68390U JP H0734521 Y2 JPH0734521 Y2 JP H0734521Y2
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movable table
gear
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moving
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JP68390U
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JPH0394653U (ja
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忠男 荒田
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Tanashin Denki Co Ltd
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Tanashin Denki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、CD(コンパクトディスク)やテープカセット
等の記録媒体を保持し、モータにより駆動されて引出位
置と収納位置との間で移動制御される移動台が収納位置
にあるとき、その移動台がモータの駆動によらず不本意
に引出されないようにした記録媒体保持装置に関する。
(従来の技術) 例えば特公昭63−48095号公報には、CD(コンパクトデ
ィスク)を載置保持する移動台を、装置本体に対する引
出位置と収納位置との間を移動可能に設け、この移動台
を歯車式動力伝達機構を介してモータにより往復動させ
る構成の記録媒体保持装置が開示される。そして移動台
を引出した状態でそこに載置されるCDの着脱を可能と
し、移動台が収納位置にあるとき、そこに載置されたCD
を再生に供するものとなっている。
この装置にあっては、移動台が収納位置にあり、そこに
載置されたCDが再生に供せられているとき、例えばCDを
ターンテーブル上にクランプするクランパ機構に連動さ
せて該移動台を収納位置にロックするようにしている。
そしてこれによって収納位置にある移動台が不本意に引
出されないように工夫されている。
(考案が解決しようとする課題) ところが上述した構成の装置にあっては、移動台を収納
位置にロックするための機構として、クランパ機構等の
再生動作と連動する部材を設ける必要があり、装置構成
が複雑化すると云う問題があった。
本考案はこのような事情を考慮してなされたもので、移
動台を収納位置に確実にロックし、その不本意な引出し
を阻止することのできる簡易な構成の記録媒体保持装置
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、モータの動力を歯車式動力伝達機構を介して
移動台に伝達して、該移動台を収納位置と引出位置との
間で移動させる記録媒体保持装置に係るもので、 前記歯車式動力伝達機構を構成する歯車の1つであっ
て、前記移動台の移動方向と直交する方向に軸を有する
歯車に前記移動体と対向する係合突起を設けると共に、
前記移動台が収納位置にあるとき上記係合突起が、上記
歯車の中心またはその近傍を通り、且つ前記移動台の移
動方向と平行な直線上に位置するように設定し、 一方、前記移動台には、前記直接上に位置し、且つ前記
移動台が収納位置にあるとき前記係合突起に近接した収
納方向側の位置に被係合部を設け、 収納位置にある前記移動台の、モータの駆動によらない
不本意な引出しを、前記係合突起と被係合部との係合に
より阻止するようにしたことを特徴とするものである。
(作用) 上記構成によれば、移動台が収納位置にあるとき、歯車
に突設された係合突起は、移動台に設けた被係合部の移
動経路上に位置し、移動台に設けられた被係合部は上記
係合突起に近接する収納方向側の位置に位置決めされ
る。
この状態で移動台を引出位置に移動させるべくモータを
起動すると、係合突起を設けた歯車が回転し、この歯車
の回転が移動台に伝達されて移動台が移動開始するの
が、このとき既に前記歯車の回転によって係合突起が前
記直線上から離脱しているので、被係合部は係合突起に
邪魔されることなしに移動する。
これに対して上記状態からモータを起動することなく移
動台を引出そうとすると、この移動台の移動力が歯車に
対して逆向きに伝達され、これによって歯車が回転しよ
うとするが、その回転によって係合部が前記直線上から
離脱する前に該係合部に対して移動台の被係合部が係合
するので、これによって移動台の移動が阻止される。
(実施例) 以下、図面補を参照して本考案の一実施例について説明
する。
第1図は実施例装置を組込んで構成されるディスク型記
録媒体再生装置の要部概略構成を示す斜視図で、第2図
はその平面構成図である。
図中1は平面長方形状の基板で、その長手方向略中間部
より一端側に本考案に係る記録媒体保持装置2が設けら
れている。この記録媒体保持装置2は第3図乃至第6図
に示すように、大略的には基板1の上面に固定された基
台3と、この基台3上に矢印A,B方向に往復動自在に装
着された移動台4とからなる。
この移動台4はその上面にトレー5を介して記録媒体
(CD)6を載置保持可能な平面略正方形状をなしてお
り、その中央に円形の透孔7を、また左右両側縁部に係
合溝8,8を有している。これらの係合溝8,8内に前記トレ
ー5が、その左右両側縁部を係脱自在に、且つ移動自在
に係合されている。そしてこのトレー5の上面の円形凹
部9内に記録媒体6が載置保持されるものとなってい
る。
また移動台4は歯車式動力伝達機構11を介してモータ10
からの動力が伝達されて移動駆動され、基板1の一端側
の収納位置と、この収納位置から基板1の外側に引出さ
れて記録媒体6の着脱を可能とする引出位置との間を往
復動される。
即ち、移動台4は、その先端部に突設した突壁部25にガ
イド孔26を穿設しており、このガイド孔26を、前記基台
3の上側に位置してその前後壁相互間に掛け渡されたガ
イド軸27に摺動自在に係合させている。また移動台4の
左右に設けたスリット(図示せず)は、前記基台3の左
右側壁上端に設けたフランジ部28,28に係合されてい
る。このような支持構造により、移動台4は基台3上に
矢印A,B方向に移動自在に設けられている。
ここで上記歯車式動力伝達機構11は、第4図に示すよう
にモータ10の回転軸に固定されたピニオン12と、このピ
ニオン12に噛合する第1歯車13,この第1歯車13と同軸
一体な小径の第2歯車14を備えている。この第2歯車14
の回転が、第3歯車15およびこれと同軸一体な小径の第
4歯車16を介して、第5乃至第9歯車17,〜21に伝達さ
れる。そして直線状に配列され、同一方向に回転駆動さ
れる第5歯車17,第7歯車19,第9歯車21は、移動台4の
突壁部25の側面に形成されたラック22に噛合しており、
該ラック22を介して移動台4が矢印A,B方向に移動駆動
される。
尚、記録媒体保持装置2の上方には、トレー5と同様な
複数枚のトレー積層し、各トレーにCDを載置したマガジ
ンが設けられる。また第1図および第2図において29
は、トレー5を収納位置にある移動台4上のトレー5、
またはマガジン内のトレーを再生機構30のターンテーブ
ル31との間で移動させる掴持具である。この掴持具29
は、図示しないモータにより駆動されて上下方向(矢印
C,D方向)および前後方向(矢印E,F方向)に移動されよ
うになっており、図示しないばねにより付勢偏倚されて
複数のトレー5の切欠係合部5aに択一的に係合する。
ここでこの実施例装置が特徴とするところは、第3歯車
15の上面に係合突起24を突設形成すると共に、移動台4
の略中央部下面には、該移動台4が収納位置にあると
き、矢印A方向に向けて上記係合突起24と係合可能な被
係合部23を一体に突設形成した点である。
即ち、第3歯車15の上面に形成された係合突起24は、歯
車式動力伝達機構11によって移動台4を収納位置(矢印
B方向移動限界位置)に移動させた第4図に示す状態に
おいて、該第3歯車15の中心またはその近傍を通り、且
つ移動台4の移動方向と平行な直線l上であって、上記
第3歯車15の中心より引出し方向(矢印A方向)側とな
る位置、またはその近傍位置に設けられている。また移
動台4の略中央部下面に設けられた被係合突起23は、前
記直線l上を移動するように設けられ、第4図に示すよ
うに移動台4が収納位置にあるとき、前記第3歯車15の
係合突起24に対して第3歯車15の中心側に位置して該係
合突起24と近接するように定められている。
しかして上記係合突起24と被係合突起23との係合の回避
は、モータ10の駆動による第3歯車15の図中時計回り方
向への回転に伴う係合突起24の前記直線l上からの離脱
によりなされる。また第3歯車15の回転を伴うことなし
に移動台4が引出し方向(矢印A方向)へ移動しようと
した場合、被係合突起23の係合突起24への係合によりそ
の移動が阻止されるものとなっている。
次に上記構成の記録媒体保持装置2の動作について説明
する。
第6図に示すように移動台4を再生装置本体の外側に引
出した状態で、該移動台4上のトレー5に記録媒体(C
D)6を載置し、図示しないローディングスイッチを押
すと、或いは移動台4を若干押込むとモータ10が起動さ
れ、その回転動力がピニオン12から第1〜第9歯車14,
〜21を介してラック22に伝達され、移動台4が矢印B方
向へ移動駆動される。そして移動台4が第3歯乃至第5
図に示す収納位置に達すると、図示しない位置検出手段
によってモータ10が停止される。
このようにして移動台4が収納位置に達したとき、第3
歯車15は、その上面に設けた係合突起24が前述した直線
l上に位置する回転角度で停止する。このとき移動台4
の下面に突設した被係合突起23は、第4図および第5図
に示すように、係合突起24の図中右側、つまり収納方向
側に若干離れた状態で位置する。
しかしてこの状態において移動台4を手で矢印A方向に
引出そうとすると、矢印A方向に移動しようとする移動
台4のラック22を介して第3歯車15が回転する前に該移
動台4の被係合突起23が第3歯車15の係合突起24に係合
し、その移動が阻止される。これによって移動台4の不
本意な引出しが禁止されている。
これに対して収納位置にある移動台4を装置本体外部の
引出し位置に引出すべくイジェクト操作スイッチを操作
すると、これに伴ってモータ10が逆回転駆動され、これ
によって第3歯車15が逆回転されて係合突起24が前記直
線l上から離脱する。また第3歯車15の回転がラック22
を介して移動台4に伝達され、移動台4が矢印A方向に
移動する。このようにして移動台4が移動するとき、係
合突起24が既に直線l上から離脱しているので、被係合
突起23は係合突起24と係合することがなく、従って移動
台4の移動が係合突起24によって妨げられることがな
い。
つまりモータ10の動力を歯車式動力伝達機構11を介して
移動台4に伝達して該移動台4を収納位置と引出位置と
の間で移動させる装置において、上述した如く第3歯車
15に係合突起24を設けると共に、移動台4に被係合突起
23を設け、第3歯車15の回転と移動台4の移動との動力
伝達遅れを利用して、第3歯車15から移動台4に動力伝
達がなされるときには係合突起24と被係合突起23との係
合が回避されるようにし、また移動台4から第3歯車15
に逆向きに動力伝達がなされるときにだけ係合突起24と
被係合突起23とが係合するようにしている。従って再生
動作部材との連動部材を設ける必要がなく、非常に簡易
にして効果的に移動台4の不本意な引出しを禁止するこ
とができる。
尚、実施例ではディスク型記録媒体再生装置に適用した
場合について述べたが、カセット式テープレコーダのカ
セットローディング装置にも同様に適用可能である。
(効果) 以上説明したように本考案によれば、モータの動力を歯
車式動力伝達機構を介して移動台に伝達して該移動台を
収納位置と引出位置との間で移動させる装置において、 歯車式動力伝達機構の歯車に係合突起を設けると共に、
移動台に被係合部を設け、歯車の回転と移動台の移動と
の動力伝達遅れを利用して、歯車から移動台に動力伝達
がなされるときには係合突起と被係合部との係合が回避
されるようにし、また移動台から歯車に逆向きに動力伝
達がなされるときにだけ係合突起と被係合突起とが係合
するようにしているので、非常に簡易にして効果的に移
動台の不本意な引出しを禁止し、収納位置に安定にロッ
クすることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は実施例装
置を備えたディスク型記録媒体再生装置の要部概略構成
を示す斜視図、第2図はその平面構成図、第3図は移動
台が収納位置にある状態を示す平面図、第4図は第3図
の状態を一部切欠して示す図、第5図は第4図のV−V
線に沿う断面図、第6図は移動台が引出位置にある状態
を示す平面図である。 4…移動台,6…記録媒体(CD),10…モータ,11…歯車式
動力伝達機構,15…第3歯車,22…ラック,23…被係合突
起(被係合部),24…係合突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体を保持する移動台(4)に歯車式
    動力伝達機構(11)を介してモータ(10)の動力を伝達
    して上記移動台を収納位置と引出位置との間で往復動さ
    せる記録媒体保持装置において、 前記歯車式動力伝達機構の歯車の1つであって、前記移
    動台の移動方向と直交する方向に軸を有する歯車(15)
    に前記移動体と対向する係合突起(24)を設けると共
    に、前記移動台が収納位置にあるとき上記係合突起が、
    上記歯車の中心またはその近傍を通り、且つ前記移動台
    の移動方向と平行な直線上に位置するように設定し、 一方、前記移動台には、前記直線上に位置し、且つ前記
    移動台が収納位置にあるとき前記係合突起に近接した収
    納方向側の位置に被係合部(23)を設け、 収納位置にある前記移動台の不本意な引出しを前記係合
    突起と被係合部との係合により阻止するようにしたこと
    を特徴とする記録媒体保持装置。
JP68390U 1990-01-09 1990-01-09 記録媒体保持装置 Expired - Lifetime JPH0734521Y2 (ja)

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JP68390U JPH0734521Y2 (ja) 1990-01-09 1990-01-09 記録媒体保持装置

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JP68390U JPH0734521Y2 (ja) 1990-01-09 1990-01-09 記録媒体保持装置

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Publication Number Publication Date
JPH0394653U JPH0394653U (ja) 1991-09-26
JPH0734521Y2 true JPH0734521Y2 (ja) 1995-08-02

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ID=31504620

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JP68390U Expired - Lifetime JPH0734521Y2 (ja) 1990-01-09 1990-01-09 記録媒体保持装置

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JPH0394653U (ja) 1991-09-26

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