JPH0734478Y2 - マイクロホン装置 - Google Patents

マイクロホン装置

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JPH0734478Y2
JPH0734478Y2 JP9821189U JP9821189U JPH0734478Y2 JP H0734478 Y2 JPH0734478 Y2 JP H0734478Y2 JP 9821189 U JP9821189 U JP 9821189U JP 9821189 U JP9821189 U JP 9821189U JP H0734478 Y2 JPH0734478 Y2 JP H0734478Y2
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JP
Japan
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microphone
duct
microphone device
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hole
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哲雄 嶋田
稔 高橋
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、空調ダクト内に設置されて、ダクト内部で空
気の流れが、マイクロホン外形やステー外形に当たって
発生する風雑音を、低減したマイクロホン装置に関する
ものである。
〈従来の技術〉 従来、空調ダクトには、音源となる空調装置の送風機か
ら押し出される内部空気の流れがダクト内を圧力をもっ
て流れ、ダクトの内部に突出するマイクロホン、支持用
ステー等の部材、ダクトの内壁表面及び折曲部の内壁面
等々に衝突、或いは摩擦することによって振動音ととも
に、ダクト内のセンサマイクロホンによる風雑音が発生
して、マイクロホンの入力にノイズとして混入し、マイ
クロホンの出力のS/N比を悪くした。この考案はこのよ
うな空調ダクト内に設置されたマイクロホンによる風雑
音や振動騒音を低減させることを目的として、マイクロ
ホンの取り付け構造を改造したマイクロホン装置であ
る。
従来、ダクトの中心軸上にマイクロホンを設置するこの
種のマイクロホン装置は、第2図に示すようなノウズ形
の先端部(31)を備えたキャノンタイプのマイクロホン
(32)を使用する装置が実用されている。
〈考案が解決しようとする課題〉 従って、従来のこの種のマイクロホン装置は、センサマ
イクロホン(32)本体をダクト(6)の中心部に配置す
るので、マイクロホン(32)が大形になり、また、気流
に対して抵抗を少なくするために、断面を円形にするの
が望ましいが、外部表面の仕上げの精度が十分高度でな
いと、余分な風雑音をノイズとして拾い上げるという欠
点があり、更にまた、内部に導線(10)を通したステー
(33)等で支持するので、ステー(33)等に気流が当た
って風雑音を発生し、またマイクロホン装置の内部構造
が複雑になるという問題があった。
そこで、本考案はかかる従来の問題点を解決するため
に、マイクロホンをダクトの壁に埋め込んで配置し、ダ
クトの内部に露出して設けた球殻状のカバーを用いて、
マイクロホン装置に起因する風雑音及び振動雑音を低減
するマイクロホン装置を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 該目的を達成するための本考案の構成を、実施例に対応
する第1図を用いて説明すると、空調ダクト(6)の管
壁に穿った孔(8)に取り付け、球殻状のカバー(7)
を管内に露出して装備したカプセル(4)内に収納され
たセンサマイクロホン(1)の出力を取り出すマイクロ
ホン装置であつて、前記カバー(7)の音源(S)に近
い側の半球は密閉し、他の側の半球に音波導入用の孔
(7a)を穿設した構造としたものである。
〈作用〉 本考案は、このような構造としたものであるから、ダク
ト管壁内にマイクロホンを埋設し、球殻状のカバーをダ
クト壁内に露出することにより、ダクト内に突出物は存
在しないので、ダクト内の空気の流れは障害物に当たる
ことがなく、そのためマイクロホン装置による風雑音は
低く抑えられ、また、空気の流れが乱れることもない。
〈実施例〉 以下本考案の実施例について図面に基づいて説明する。
図中第1図は、本考案の1実施例を示す図で、(1)は
センサマイクロホンで、クッション材(2)を介してPC
板(3)に取り付け、更にアングル(13)によってマイ
クロホンカプセル(4)に固定されている。カプセル
(4)は台板(5)によって、ダクト(6)の壁管に穿
った取り付け孔(8)に取り付けてある。
マイクロホン(1)を収納したカプセル(4)に取り付
けた球殻状のカバー(7)は、ダクト(6)の管内に露
出して配置してあり、振動源の送風機の音源(S)に近
い側の半球には透孔は設けてなく密閉状態で、反対側の
音源(S)から遠い半球に導入孔(7a)が穿ってある。
そして、前記導入孔(7a)の開口部を金網等の音響フィ
ルター材(9)で被ってある。
前記のダクト(6)管内に露出したカバー(7)は、全
体に球殻状の緩い曲面に形成して、管内の空気の振動が
伝播する流れの態様を乱さないようにしてある。そし
て、配置したマイクロホン(1)の出力を導線(10)を
経て、その出力を取り出すことができる。
本考案はこのような構造としたものであるから、マイク
ロホン(1)はダクト(6)の管内の空気の流れを乱さ
ず、マイクロホン(1)をクッション材(2)を介して
カプセル(4)に取り付けてあるので、ダクト(6)の
壁の振動は遮断されてマイクロホン(1)に伝わらな
い。また、マイクロホン(1)のダクト(6)への着脱
も従来に比して極めて容易である。
以上本考案の代表的と思われる実施例について説明した
が、本考案は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定さ
れるものではなく、本考案にいう構成要件を備え、かつ
本考案にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する範
囲内において適宜改変して実施することができるもので
ある。
〈考案の効果〉 以上の説明から既に明らかなように本考案は、管壁中に
埋め込んで、取り付けたカプセルの中に、マイクロホン
を配置して設けてあり、管内に露出したカプセルのカバ
ーは薄い球殻状であるので、風雑音は低く押さえられ、
S/N比の大きいマイクロホン出力を取り出すことができ
る。
従って、本考案のマイクロホンは従来のキャノン形に比
較して小形であって、ステー等の余分の機材を必要とせ
ず、装置の構造が簡単にできるので安価にできあがると
ともに、球殻状のカバーをダクト管内に露出せしめたの
で、従来の如く、ダクト中央部に支持される構造よりは
気流に当たる部分が大幅に小さくなっているので、気流
から受ける力が弱くなり、振動に強くなる効果がある。
また、ダクト管内にマイクロホンを位置させないので、
空気の流れを乱さず、更に、球殻状のカバーの頂部か
ら、管内の気流の流れる方向に音波導入孔を設けてある
ので、直接気流はカプセル内に流入せずに、金網等の音
響フィルターに当たって流入するので、カプセル内に流
入する気流は勢力が弱められる等の実用上の顕著な効果
を期待することができるに至ったのである。
以上のように、本考案は簡単な構造で有効にダクト管内
の風雑音を除去できるマイクロホン装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成を示す断面図、第2図は従来例の
図である。 図中、(1)はセンサマイクロホン、(4)はマイクロ
ホンカプセル、(6)は空調ダクト、(7)はカバー、
(7a)は音波導入孔、(8)は取り付け孔、(9)は音
響フィルター、(S)は音源となる送風機である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空調ダクト(6)の管壁に穿った孔(8)
    に取り付け、球殻状のカバー(7)を管内に露出して装
    備したカプセル(4)内に収納されたセンサマイクロホ
    ン(1)の出力を取り出すマイクロホン装置であつて、
    前記カバー(7)の音源(S)に近い側の半球は密閉
    し、他の側の半球に音波導入用の孔(7a)を穿設したマ
    イクロホン装置。
  2. 【請求項2】前記請求項に記載のカバー(7)の音波
    導入孔(7a)を、音響フィルター材(9)で被ったマイ
    クロホン装置。
JP9821189U 1989-08-22 1989-08-22 マイクロホン装置 Expired - Fee Related JPH0734478Y2 (ja)

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JPH0336299U JPH0336299U (ja) 1991-04-09
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