JPH0752511Y2 - 防音形通気口カバー - Google Patents

防音形通気口カバー

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Publication number
JPH0752511Y2
JPH0752511Y2 JP6918292U JP6918292U JPH0752511Y2 JP H0752511 Y2 JPH0752511 Y2 JP H0752511Y2 JP 6918292 U JP6918292 U JP 6918292U JP 6918292 U JP6918292 U JP 6918292U JP H0752511 Y2 JPH0752511 Y2 JP H0752511Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
soundproof
tubular
vent cover
tubular member
cylinder
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP6918292U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0628529U (ja
Inventor
朗生 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unix Co Ltd
Original Assignee
Unix Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0628529U publication Critical patent/JPH0628529U/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建物の壁面に臨まされ
た通気ダクトの開口端に使用される通気口カバーに関
し、特に建物内外部の音が伝わり難いようにした防音形
通気口カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】防音形換気口カバーについては、吸音材
の吸水による防音性能の低下という問題があるが、例え
ばアルミニウム不織布をエクスパンドメタルにてサンド
イッチ状に圧延して形成した金属系多孔質材料のような
板状の多孔性材料を用いて形成した防音筒をその周囲に
所定の厚みの空気層を形成するようにして組み込むよう
にすれば、この問題に対処できることが知られている
(例えば、実願平1−69068号)。
【0003】ところが、多孔性材料は比較的脆くまた溶
接がきかない等で加工性に難があるので、これを用いて
の防音筒の形成やその換気口カバー内への固定作業がか
なり面倒なものとなる。そして、そのために加工が複雑
化し、また必要な空気層の正確な実現が難しく所期の性
能を必ずしも安定的に実現できない等の問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従って、本考案は、多
孔性材料で形成した防音筒を用いる防音形換気口カバー
について、その防音筒の加工や固定を容易に且つ確実に
行なえるような構造の提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的のため
に、本考案では、建物の壁に臨まされた通気ダクトの開
口端部に嵌合させるための筒部と、この筒部に接続され
たフード部とよりなる通気口カバーについて、多孔質の
薄板材を用いて形成した筒部材と、この筒部材の端面形
状に対応する配列で形成された嵌合溝を有しこの嵌合溝
を介して筒部材の端部と嵌合させられた端部枠部材とよ
りなる防音筒をフード部内に周囲のフード部の内壁との
間に所定幅の空気層を形成する状態で両端の端部枠部材
を介して固定すると共に、この防音筒の筒部材に、これ
に形成された接続開口を介して筒部を接続するようにし
ている。
【0006】
【作用】端部枠部材には例えばプラスチック成形品のよ
うな高精度で品質の安定したものを用いることができる
が、このような端部枠部材を多孔質薄板材製の筒部材の
両端に嵌合で取り付けることにより防音筒を形成するよ
うにしているので、正確な形状、サイズで且つ安定した
構造の防音筒を容易に形成することができる。しかも、
端部枠部材を固定に用いることができるので、防音筒の
フード部内への正確且つ確実な固定を簡単に行なえ、従
って得られる空気層も正確なものとなり、所期の防音性
能を安定して実現できることになる。さらに、必要に応
じて複数の防音筒を多重に重ねることも簡単に行なえる
ので、より高度な防音性能への対応が容易となる。
【0007】
【実施例】以下本考案の実施例を説明する。この実施例
による防音形通気口カバー1は、図1及び図2に示すよ
うに、筒部2(図2)、筒部2に接続されたフード部
3、及びフード部3内に設けられた防音筒4よりなって
おり、図2に示すように建物の壁Wに臨まされた通気ダ
クトの開口端部Pに筒部2を嵌合させて取り付ける構造
とされている。
【0008】フード部3は、筒部2に溶接された蓋部材
3a及び本体部材3bよりなっており、蓋部材3aに対
し本体部材3bが着脱可能とされている。防音筒4は、
アルミニウム不織布をエクスパンドメタルにてサンドイ
ッチ状に圧延して形成した厚み1〜2mm程度の薄板状
の金属系多孔質材料を角筒状に曲折してなる筒部材5の
両端に後述の端部枠部材6、6を取り付けた構造とさ
れ、この端部枠部材6、6を介して蓋部材3aに固定さ
れており、この固定状態で筒部2の先端が側面の接続開
口7に接続するようにされている。
【0009】端部枠部材6は、プラスチックの平板状成
形物で、嵌合部8、通気開口部9、及び間隔規制部10
を有する構造とされている。嵌合部8は、筒部材5の端
部に嵌合させるためのもので、筒部材5の端面の形状に
対応する配列形状、つまりこの例では長方形状の嵌合溝
11が形成されており、本実施例ではこの嵌合溝11が
二重とされている。即ち、大径用の嵌合溝11cと小径
用の嵌合溝11dとが形成されており、防音筒4のサイ
ズに応じて大径用と小径用を使い分けることができるよ
うにされている。
【0010】通気開口部9は、防音筒4に一端の通気用
の開口部を与えるためのもので、二重の嵌合溝11c、
11dに対応して、通気開口部9eと通気開口部9fに
分けられ、防音筒4が小径の場合には通気開口部9eを
使用し、防音筒4が大径の場合には通気開口部9eと9
fを使用するようになっている。尚、防音筒4の通気用
開口部は一端だけでよいので、端部枠部材6の一方につ
いてはその通気開口部9(9e)を封鎖蓋12で封鎖す
ることになる。
【0011】間隔規制部10は、フード部3の蓋部材3
aとの間に一定の空気層Aa(図2)を与えるためのも
ので、必要な空気層Aaの厚みに対応する幅で基端側に
設けられており、その基端には蓋部材3aへの固定用の
ビス受け部13、13が左右一対にして設けられてい
る。尚、本体部材3bとの間の空気層Abは本体部材3
bと筒部材5の径との関係で与えられることになる。
【0012】
【考案の効果】以上説明してきた如く、本考案による
と、筒部材の両端に端部枠部材を取り付けて防音筒を形
成し、この防音筒をフード部内に両端の端部枠部材を介
して固定するようにしているので、防音形通気口カバー
における防音筒の加工や固定を容易に且つ確実に行な
え、より安定した性能の防音形通気口カバーを効率よく
加工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による防音形通気口カバーの斜視図。
【図2】本考案による防音形通気口カバーの断面図。
【図3】本考案における端部枠部材の平面図。
【符号の説明】
1 防音形通気口カバー 2 筒部 3 フード部 4 防音筒 5 筒部材 6 端部枠部材 11 嵌合溝 Aa 空気層 Ab 空気層 W 壁 P 開口端部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の壁に臨まされた通気ダクトの開口
    端部に嵌合させるための筒部と、この筒部に接続された
    フード部とよりなる通気口カバーにおいて、多孔質の薄
    板材を用いて形成した筒部材と、この筒部材の端面形状
    に対応する配列で形成された嵌合溝を有しこの嵌合溝を
    介して筒部材の端部と嵌合させられた端部枠部材とより
    なる防音筒がフード部内に周囲のフード部の内壁との間
    に所定幅の空気層を形成する状態で両端の端部枠部材を
    介して固定され、且つこの防音筒の筒部材に、これに形
    成された接続開口を介して筒部が接続されていることを
    特徴とする防音形通気口カバー。
JP6918292U 1992-09-09 1992-09-09 防音形通気口カバー Expired - Lifetime JPH0752511Y2 (ja)

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JP6918292U JPH0752511Y2 (ja) 1992-09-09 1992-09-09 防音形通気口カバー

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JP6918292U JPH0752511Y2 (ja) 1992-09-09 1992-09-09 防音形通気口カバー

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Publication Number Publication Date
JPH0628529U JPH0628529U (ja) 1994-04-15
JPH0752511Y2 true JPH0752511Y2 (ja) 1995-11-29

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ID=13395331

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JP6918292U Expired - Lifetime JPH0752511Y2 (ja) 1992-09-09 1992-09-09 防音形通気口カバー

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JP2011237078A (ja) * 2010-05-07 2011-11-24 Kumagai Gumi Co Ltd 遮音ベントキャップ

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JPH0628529U (ja) 1994-04-15

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