JPH0734201A - エッチング加工性に優れた電子用合金薄板 - Google Patents

エッチング加工性に優れた電子用合金薄板

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JPH0734201A
JPH0734201A JP5201879A JP20187993A JPH0734201A JP H0734201 A JPH0734201 A JP H0734201A JP 5201879 A JP5201879 A JP 5201879A JP 20187993 A JP20187993 A JP 20187993A JP H0734201 A JPH0734201 A JP H0734201A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高精度で均一なエッチングが可能であって、
エッチングファクターが高く、エッチング後のメッキ性
にも優れ、シャドウマスクとした際のむら品位が優れ、
しかもマスクの明るさも極めて良好な電子用合金薄板を
提供すること 【構成】 FeおよびNiを主成分、若しくはFeおよ
びNiとCoまたは/およびCrを主成分とする成分組
成からなり、合金板表面での{331}、{210}お
よび{211}の各結晶面の集積度が、{331}:1
4%以下、{210}:14%以下、{211}:14
%以下であって、且つ、0.2≦{210}/({33
1}+{211})≦1.0を満足する電子用合金薄板
であり、好ましくは板厚方向での平均結晶粒径を10μ
m以下とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシャドウマスクやICリ
ードフレームの材料として好適なエッチング加工性に優
れた電子用合金薄板に関する。
【従来の技術】近年、カラーテレビ受像管のシャドウマ
スクやICリードフレームの材料としてFe−Ni系合
金が使用されている。このFe−Ni系合金は、従来か
ら使用されている低炭素鋼に較べ熱膨張率が著しく小さ
く、このため、例えばFe−Ni系合金薄板を素材とす
るシャドウマスクは、電子ビームにより加熱されても熱
膨張による色ずれの問題は生じにくい。
【0002】シャドウマスクやICリードフレームに用
いられるFe−Ni系合金薄板にはフォトエッチング加
工が施されるが、従来のFe−Ni系合金薄板は低炭素
鋼の材料に較べてエッチング加工性が劣るという難点が
ある。すなわち、Fe−Ni系合金はエッチング液に対
する腐食性が低炭素鋼に較べて著しく小さく、且つ結晶
粒径も低炭素鋼に較べて大きいため、エッチングにより
穿孔した場合に孔径や孔形状のバラツキが大きくなる。
このため、シャドウマスク用材料として用いた場合、エ
ッチングにより穿孔された細孔部に光を透過させるとマ
スクに靄がかったようなむらを生じ、しかも、光を透過
させた際のマスクの明るさが低炭素鋼のマスクに較べ劣
るという欠点がある。特に、近年急増しているファイン
ピッチで孔径が小さい高精細マスクでは上述した問題が
生じやすく、カラーテレビ受像管の品位を著しく低下さ
せてしまう。また、最近では画面の明るさが強く求めら
れる傾向があり、このようなニーズに対してもマスクの
明るさが劣っていることは大きな不利となる。また、I
Cリードフレーム用材料に関しては、近年のICの高密
度化(高集積度化)によりリードフレームのピン間隔が
ファインピッチ化してきており、従来のFe−Ni系合
金では上記のようなエッチング加工性の問題からこのよ
うなピン間隔のファインピッチ化に十分対応できない。
また、従来のFe−Ni系合金は、エッチング後のメッ
キ性が劣るという問題もある。
【0003】従来、Fe−Ni系合金のエッチング加工
性の問題を解決するため、次のような技術が提案されて
いる。 特公平2−9655号公報では、高精度で且つ均一
なエッチングを可能とするインバー合金薄板として、板
表面に{100}結晶面を35%以上集合させた合金薄
板が提案されている。 特開昭62−243782号公報では、エッチング
スピードを向上させ、且つむら品位を向上させために、
Fe−Ni系インバー合金の圧延面に{100}面を集
合させ、表面粗さをRa0.2〜0.7μmおよびSm
100μm以下とし、且つ結晶粒度を粒度番号8.0以
上とすることが提案されている。 特開平2−270941号公報では、エッチングス
ピードを向上させるため、Fe−Ni系インバー合金の
圧延面に{200}面を50%以上集積させ、且つC含
有量を0.007wt%以下、不純物元素のうちP:
0.005wt%以下、S:0.005wt%以下、そ
の他の不純物元素の含有量を0.10wt%以下とする
ことが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
の技術ではエッチングの精度および均一性は改善できる
ものの、シャドウマスクとした際の靄がかったむらの発
生を防止できず、また、マスクの明るさも低炭素鋼のマ
スクに較べて劣るという欠点がある。また、の技術で
はエッチングスピードが向上し、且つシャドウマスクと
した際のむら品位は改善されるものの、シャドウマスク
の明るさが低炭素鋼のマスクに較べて劣るという欠点が
ある。また、の技術によって得られるICリードフレ
ーム材はサイドエッチが大きく、リードフレームとして
加工する際に加工精度が劣るという問題がある。
【0005】また、上記したいずれの技術においても、
エッチングにより加工されるICリードフレーム材のメ
ッキ性が劣るという問題がある。例えば、上記の技術
によって得られるICリードフレーム材にハンダメッキ
を施すと、ホイスカと呼ばれる針状結晶が異常に成長
し、品質上の問題を生じる。本発明は、以上のような従
来技術の問題に鑑みなされたもので、高精度で均一なエ
ッチングが可能であって、エッチングファクターが高
く、エッチング後のメッキ性にも優れ、また、シャドウ
マスクとした際のむら品位が優れ、しかもマスクの明る
さも極めて良好な電子用合金薄板を提供することをその
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、Fe−N
i系合金薄板をエッチング穿孔する際に、材料の全面に
亘って大きさ及び形状が均一なエッチング孔を設けるた
めには、エッチング速度を材料の全面に亘って一定で且
つ十分に速くする必要があり、このためにはエッチング
ファクター(図5で定義される)を高めることが重要で
あること、そして、このエッチングファクターを高める
には、エッチング面(合金板表面)での特定の結晶面の
集積度の比率を制御すること、さらには合金板の板厚方
向の結晶粒径を制御することが極めて有効であることを
見出した。さらに、エッチング穿孔後のメッキ性および
シャドウマスクの明るさを優れたレベルとするために
は、エッチング端面(図5のa)の表面粗さ(Ra)を
特定値以下とすることが重要であること、そして、この
ようなエッチング端面の表面粗さはエッチング面(合金
板表面)での特定の結晶面の集積度を制御することによ
り得られることを見出した。
【0007】本発明はこのような知見に基づきなされた
もので、その特徴とする構成は以下の通りである。 (1) FeおよびNiを主成分とする成分組成からな
り、合金板表面での{331}、{210}および{2
11}の各結晶面の集積度が、{331}:14%以
下、{210}:14%以下、{211}:14%以下
であって、且つ下式を満足するエッチング加工性に優れ
た電子用合金薄板。 0.2≦{210}/({331}+{211})≦
1.0 但し {331}:{331}結晶面の集積度(%) {210}:{210}結晶面の集積度(%) {211}:{211}結晶面の集積度(%)
【0008】(2) Fe、NiおよびCoを主成分と
する成分組成からなり、合金板表面での{331}、
{210}および{211}の各結晶面の集積度が、
{331}:14%以下、{210}:14%以下、
{211}:14%以下であって、且つ下式を満足する
エッチング加工性に優れた電子用合金薄板。 0.2≦{210}/({331}+{211})≦
1.0 但し {331}:{331}結晶面の集積度(%) {210}:{210}結晶面の集積度(%) {211}:{211}結晶面の集積度(%)
【0009】(3) Fe、NiおよびCrを主成分と
する成分組成からなり、合金板表面での{331}、
{210}および{211}の各結晶面の集積度が、
{331}:14%以下、{210}:14%以下、
{211}:14%以下であって、且つ下式を満足する
エッチング加工性に優れた電子用電子用合金薄板。 0.2≦{210}/({331}+{211})≦
1.0 但し {331}:{331}結晶面の集積度(%) {210}:{210}結晶面の集積度(%) {211}:{211}結晶面の集積度(%)
【0010】(4) Fe、Ni、CoおよびCrを主
成分とする成分組成からなり、合金板表面での{33
1}、{210}および{211}の各結晶面の集積度
が、{331}:14%以下、{210}:14%以
下、{211}:14%以下であって、且つ下式を満足
するエッチング加工性に優れた電子用合金薄板。 0.2≦{210}/({331}+{211})≦
1.0 但し {331}:{331}結晶面の集積度(%) {210}:{210}結晶面の集積度(%) {211}:{211}結晶面の集積度(%)
【0011】(5) 上記(1)、(2)、(3)また
は(4)の合金薄板において、板厚方向での平均結晶粒
径が10μm以下であるエッチング加工性に優れた電子
用合金薄板。
【0012】
【作用】以下、本発明の詳細をその限定理由とともに説
明する。本発明の合金薄板はFeおよびNiを主成分と
する成分組成、またはFeおよびNiとCoまたは/お
よびCrとを主成分とする成分組成からなるもので、こ
れら主成分元素の好ましい含有量およびその限定理由は
以下の通りである。まず、シャドウマスク用材料として
用いられる合金薄板の場合について説明する。
【0013】色ずれの発生を防止するためにシャドウマ
スク用Fe−Ni系合金薄板に要求される30〜100
℃の温度域における平均熱膨張係数の上限値は、2.0
×(1/106)/℃である。熱膨張係数は合金のNi
量に依存し、上記の平均熱膨張係数の条件を満たすNi
量は34〜38wt%である。このためNiは34〜3
8wt%の範囲とすることが好ましい。また、より低い
平均熱膨張係数を得るためにはNiを35〜37wt
%、さらに好ましくは35.5〜36.5wt%とする
ことが望ましい。通常、CoはFe−Ni系合金中に不
可避不純物としてある程度含まれており、Coが1wt
%以下では特性にほとんど影響を与えず、Ni量も上記
範囲でよい。一方、Coを1wt%超〜7wt%含有す
る場合には、上記の平均熱膨張係数の条件を満足するた
めのNi量の範囲は28〜38wt%である。このため
Coを1wt%超〜7wt%含有する場合には、Niは
28〜38wt%の範囲とすることが好ましい。また、
Coを3〜6wt%、Niを30〜33wt%とするこ
とにより、平均熱膨張係数がより低い優れた特性が得ら
れる。また、Coが7wt%を超えると逆に熱膨張係数
が劣化するため、Coの上限は7wt%とすることが好
ましい。
【0014】次に、ICリードフレーム用材料として用
いられる合金薄板の場合について説明すると、ICリー
ドフレーム用Fe−Ni系合金薄板に要求される平均熱
膨張係数の条件を満たすNi量は38〜52wt%であ
る。Niが38wt%未満或いは52wt%超では合金
の平均熱膨張係数が大きくなり過ぎ、半導体素子、ガラ
スおよびセラミックス等との整合性が保てなくなる。こ
のためNiは38〜52wt%の範囲とすることが好ま
しい。上述したようにCoはFe−Ni系合金中に不可
避不純物としてある程度含まれており、Coが1wt%
以下では特性にほとんど影響を与えず、Ni量も上記範
囲でよい。
【0015】一方、ICリードフレーム用の合金薄板で
は、Coを1wt%超〜20wt%の範囲で添加するこ
とにより半導体素子、ガラスおよびセラミックス等との
整合性をより高めることができる。Coが1wt%以下
或いは20wt%超では上記の効果が得られない。Co
を1wt%超〜20wt%含有する場合には、ICリー
ドフレーム用材料としての平均熱膨張係数の条件を満足
するためのNi量の範囲は27〜32wt%である。N
iが27wt%未満或いは32wt%超では熱膨張特性
が逆に劣化してしまう。このためCoを1wt%超〜2
0wt%含有する場合には、Niは27〜32wt%の
範囲とすることが好ましい。また、Crは機械的性質を
改善させることができる元素であるが、反面、熱膨張特
性を劣化させる元素でもある。本発明で意図する熱膨張
特性を得るためのCrの上限は3.0wt%であり、こ
のためCrは3.0wt%を上限として含有させること
ができる。
【0016】以上述べた主成分元素以外の元素について
は、シャドウマスク用材料或いはICリードフレーム用
材料として要求される諸特性を確保するという観点か
ら、C:0.0050wt%以下、Mn:0.50wt
%以下、Si:0.20wt%以下、N:0.0050
wt%以下、O:0.0050wt%以下、B:0.0
050wt%とすることが望ましい。
【0017】次に、本発明の最大の特徴である合金板表
面での結晶面の集積度およびその比率と合金板の板厚方
向での平均結晶粒径について説明する。本発明者らは、
上述した成分組成を有する合金薄板表面での{33
1}、{210}および{211}の各結晶面の集積度
とこれらの結晶面の集積度の比率を特定の範囲に制御す
ることにより、エッチングファクターを効果的に高める
ことができるとともに、図5のaで示されるエッチング
端面の表面粗さ(Ra)を小さくし、シャドウマスクの
明るさのレベル及びエッチング後のメッキ性を優れたも
のにできることを見出した。
【0018】図1は、合金板表面での{331}、{2
10}および{211}の各結晶面の集積度が種々異な
るFe−Ni系合金薄板、Fe−Ni−Co系合金薄
板、Fe−Ni−Cr系合金薄板およびFe−Ni−C
o−Cr系合金薄板をフォトエッチングし、得られたフ
ラットマスク(エッチングにより穿孔されたままのシャ
ドウマスク用合金薄板)の光線透過率とエッチング端面
の表面粗さ(Ra)との関係を示したものである。ここ
で、フラットマスクの光線透過率は、フラットマスクの
光線透過量を測定し、この値を同寸法の低炭素鋼からな
るフラットマスクの光線透過量で割ることにより求め
た。また、エッチング端面の表面粗さは後述する実施例
に示す方法で測定した。
【0019】なお、上述した各結晶面の集積度は、板表
面のX線回折により得られる(111)、(200)、
(220)、(311)、(331)、(420)およ
び(422)の各回折面のX線回折強度から求めること
ができる。例えば、{331}結晶面の集積度は(33
1)回折面の相対X線強度比を(111)、(20
0)、(220)、(311)、(331)、(42
0)および(422)の各回折面の相対X線強度比の和
で割ることにより求めることができる。また、{21
0}および{211}の各結晶面の集積度も同様にして
求めることができる。ここで、相対X線回折強度比とは
各回折面で測定されたX線回折強度をその回折面の理論
X線強度で割ったものである。例えば、(111)回折
面の相対X線回折強度比は(111)回折面のX線回折
強度を(111)回折面のX線回折理論強度で割ったも
のである。また、{210}、{211}の各結晶面の
集積度は、それぞれこれらの結晶面と方位的に等しい
(420)、(422)回折面の相対X線回折強度比を
上記の(111)から(422)までの7個の回折面の
相対X線回折強度比の和で割ることにより求めることが
できる。
【0020】図1によれば、{331}、{210}お
よび{211}の各結晶面の集積度が{331}:14
%以下、{210}:14%以下、{211}:14%
以下の場合には、エッチング端面の表面粗さがRa0.
90μm以下となってフラットマスクの光線透過率が
1.0以上となり、従来の低炭素鋼のフラットマスク以
上の明るさが得られることが判る。また、合金薄板をI
Cリードフレーム用材料に適用する場合のエッチング後
のメッキ性についても、上記の各結晶面の集積度を{3
31}:14%以下、{210}:14%以下、{21
1}:14%以下とすることでエッチング端面の表面粗
さがRa0.90μm以下となる結果、優れたハンダメ
ッキ性が得られることも確認できた。
【0021】{331}、{210}および{211}
の各結晶面の集積度のいずれかが上記範囲から外れた場
合には、エッチング端面の表面粗さがRa0.9μm超
となり、上記したような特性が得られないが、このよう
な合金薄板のエッチング端面をミクロ的に観察すると微
細なピット(凹凸)が全面に生成していることから、エ
ッチング端面の表面粗さがRa0.9μm超となるの
は、このようなピットが生成されるためであると考えら
れる。なお、フラットマスクの明るさとエッチング端面
の表面粗さとの関係については、他の粗さパラメータと
の相関も調べたが、最も強い相関を示したものが中心線
平均粗さ(Ra)であった。以上の理由から本発明で
は、フラットマスクの明るさを優れたレベルとし、且つ
エッチング後のメッキ性を良好なものとするための条件
として、{331}、{210}および{211}の各
結晶面の集積度を、{331}:14%以下、{21
0}:14%以下、{211}:14%以下と規定す
る。
【0022】次に、エッチングファクターを効果的に高
めるためには、合金板表面での{331}、{210}
および{211}の各結晶面の集積度の比率を制御する
ことが必要である。図2は、合金板表面での{33
1}、{210}および{211}の各結晶面の集積度
が本発明範囲内であって、これら結晶面の集積度の比
率:{210}/({331}+{211})が種々異
なるFe−Ni系合金薄板、Fe−Ni−Co系合金薄
板、Fe−Ni−Cr系合金薄板およびFe−Ni−C
o−Cr系合金薄板をフォトエッチングし、結晶面の集
積度の比率:{210}/({331}+{211})
とエッチングファクターおよびフラットマスクのむら品
位との関係を調べたものである。
【0023】ここで、本発明では実用上問題のないエッ
チングファクターの値を1.8以上と定めた。なお、
{331}、{210}および{211}の各結晶面の
集積度は上述したX線回折法により求め、また、エッチ
ングファクターは後述する実施例に示したと同様の方法
で求めた。また、むら品位は肉眼観察により判定したも
ので、ムラのないものをA、ムラが激しく実用上問題の
あるものをEとし、B〜DはAとEとの間をランク付け
したものであり、A〜Cを実用上問題のないものとし
た。
【0024】図2によれば、{210}/({331}
+{211})の値が高くなるにしたがいエッチングフ
ァクターの値が高くなり、{210}/({331}+
{211})の値が0.2以上でエッチングファクター
が1.8以上となる。一方、{210}/({331}
+{211})が1.0を超えるとむら品位が悪くなり
実用上問題がある。以上の理由から本発明では、むら品
位が良好で且つ本発明が目的とする高いエッチングファ
クターが得られる条件として、{210}/({33
1}+{211})の値を0.2〜1.0と規定する。
【0025】このように合金板表面での特定の結晶面の
集積度の比率を制御することによりエッチングファクタ
ーを効果的に高めることができるが、さらにエッチング
ファクターを向上させるためには、合金板の板厚方向の
平均結晶粒径を規制することが有効である。先に述べた
特開昭62−243782号公報(の従来技術)で
は、結晶粒度を粒度番号8.0以上とすることを条件と
しているが、これに開示されている結晶粒度は最も細粒
のものでも粒度番号で10.0、すなわち、〔結晶粒度
番号〕=16.6439−6.6439 log(〔平均結晶粒径〕/1.1
25)の式で計算すると結晶粒径11μmに過ぎない。こ
れに対して特定の結晶面の集積度とそれらの比率を規制
した本発明の合金薄板では、板厚方向での平均結晶粒径
を上記従来技術のレベルより小さい10μm以下(結晶
粒度番号で10.3以上)とすることにより、エッチン
グファクターをさらに向上させ得ることが判った。
【0026】図3は、{331}、{210}および
{211}の各結晶面の集積度が{331}:14%以
下、{210}:14%以下、{211}:14%以下
であって、{210}/({331}+{211})の
値と板厚方向での平均結晶粒径が種々異なるFe−Ni
系合金薄板、Fe−Ni−Co系合金薄板、Fe−Ni
−Cr系合金薄板およびFe−Ni−Co−Cr系合金
薄板をフォトエッチングし、エッチングファクターに及
ぼす{210}/({331}+{211})の値と平
均結晶粒径の影響を調べたもので、同図によれば{21
0}/({331}+{211})の値が同じでも、平
均結晶粒径が小さいほどエッチングファクターが高くな
っている。そして、平均結晶粒径が10μmを超えると
{210}/({331}+{211}):0.2にお
いてエッチングファクターが1.8を下回るのに対し、
平均結晶粒径が10μm以下であれば{210}/
({331}+{211}):0.2においても1.8
を超えるエッチングファクターが得られている。以上の
理由から、エッチングファクターをより高めるために
は、合金板の板厚方向の平均結晶粒径を10μm以下と
することが好ましい。図4は、{210}/〔{33
1}+{211}〕:0.25と一定とした場合の合金
板の板厚方向の平均結晶粒径とエッチングファクターと
の関係を示している。
【0027】本発明が規定する{331}、{210}
および{211}の各結晶面の集積度を得るためには、
合金薄板の製造工程において極力これらの結晶面を形成
させない製造条件を採る必要があり、例えば、本発明の
合金薄板を、分塊圧延スラブまたは連続鋳造スラブを熱
間圧延して得られた熱延板、または合金を直接鋳造して
得られた薄鋳板若しくはこれを熱間圧延して得られた熱
延板を素材として製造する場合には、熱間圧延後に熱延
板焼鈍を実施し、且つその焼鈍温度を910〜990℃
の範囲内で適切な温度に制御することが上記各結晶面の
形成を抑制するために有効である。
【0028】また、本発明が規定する{331}、{2
10}および{211}の各結晶面の集積度の比率を得
るためには、上記した熱延板焼鈍後の{331}、{2
10}および{211}の各結晶面の集積度に応じて、
熱延板焼鈍後の冷間圧延−再結晶焼鈍−仕上冷間圧延と
いう一連の工程において、冷間圧延率、再結晶焼鈍条件
(焼鈍温度、時間、加熱速度)、仕上冷間圧延条件の最
適化を行うことが有効である。なお、本発明が規定する
結晶面の集積度を得るには、合金薄板の製造工程におい
て分塊圧延後のスラブまたは連続鋳造スラブを均一化熱
処理することは好ましくない。例えば、この均一化熱処
理が1200℃以上、10時間以上の条件で行われた場
合、{331}、{210}および{211}の各結晶
面の集積度のうち1つ以上が本発明が規定する条件から
外れてしまうので、このような処理は避けなければなら
ない。本発明が規定する各結晶面の集積度は、上記した
方法以外にも急冷凝固法の採用、熱間加工での再結晶の
コントロールによる集合組織制御等により得ることがで
きる。
【0029】
【実施例】取鍋精錬によって表1および表3に示すA〜
C、JおよびLの化学成分の合金塊を得た。これらの合
金塊を手入れ後、分塊圧延、表面疵取り、熱間圧延(加
熱条件:1100℃×3hr)を経て熱延板とした。ま
た、表1〜表3に示すD〜IおよびKの化学成分を有す
る合金については、溶解後、炉外精錬して薄鋳板に直接
鋳造し、引き続き1350〜1000℃にて圧下率30
%で熱間圧延して750℃で巻き取り、熱延板とした。
上記各熱延板を910〜990℃で熱延板焼鈍した後、
冷間圧延、再結晶焼鈍および仕上冷間圧延を順次実施
し、表4および表5に示すような結晶面の集積度および
板厚方向の平均結晶粒径を有する材料No.1〜No.
31の合金薄板を得た。なお、{331}、{21
0}、{211}の各結晶面の集積度は先に述べたX線
回折法で求めた。
【0030】上記のようにして得られた各合金薄板の表
面にレジストパターンを設け、レジスト開口径135μ
mにおけるエッチングファクターを測定した。このエッ
チングファクターの測定は、上記試料を45ボーメ、塩
化第2鉄溶液、液温40℃、スプレー圧2.5kg/c
2にて50秒エッチングした後、図5に示す寸法を測
定し算出した。また、材料No.1〜No.24、N
o.29〜No.31の合金薄板をフォトエッチングに
よりフラットマスクに加工してその光線透過量を測定
し、この値を同寸法の低炭素鋼のフラットマスクの光線
透過量で割り、これをフラットマスクの光線透過率とし
た。また、これらのフラットマスクのエッチング端面の
表面粗さを非接触型のレーザー粗さ計で測定した。カッ
トオフ値は0.02mmであり、端面のテーパー形状部
分はうねり成分として除去することにより粗さ曲線を抽
出し、この曲線から中心線平均粗さ(Ra)を求めた。
また、フラットマスクのむら品位は肉眼観察して判定し
たものであり、図2と同じ基準にて求めた。また、材料
No.25〜No.28の各合金薄板については、フォ
トエッチング後のエッチング端面の表面粗さを前記した
と同じ方法で測定した。また、これら試料にはハンダメ
ッキを施し、ハンダメッキ性の良否を評価した。
【0031】表3および表4に示される結果から明らか
なように、本発明範囲内の{331}、{210}およ
び{211}の各結晶面の集積度および{210}/
({331}+{211})の値を有する材料No.6
〜No.27、No.29〜No.31は、エッチング
端面の表面粗さがRa0.90μm以下であり、シャド
ウマスク用材料とした場合のフラットマスクの光線透過
率が1.0以上であって従来の低炭素鋼のフラットマス
ク以上の明るさが得られており、また、ICリードフレ
ーム用材料とした場合のハンダメッキ性にも優れてい
る。また、これらの材料のエッチングファクターはいず
れも1.8以上であり、また、材料No.6〜No.2
4によるフラットマスクのむら品位も実用上問題のない
レベルにある。
【0032】また、材料No.6、No.9〜No.1
4の各合金薄板は、{210}/({331}+{21
1})の値が0.25〜0.26であるが、No.9〜
No.14の各合金薄板は板厚方向の平均結晶粒径が1
0μm以下であるため、板厚方向での平均結晶粒径が1
1.1μmであるNo.6に較べエッチングファクター
はより高い値を示し、エッチング性により優れているこ
とが判る。さらに、材料No.9〜No.14の各合金
薄板の中でも、板厚方向の平均結晶粒径が小さい材料ほ
どエッチングファクターが高くなっており、エッチング
ファクターを高めるには板厚方向の平均結晶粒径を小さ
くすることが有効であることが判る。
【0033】以上の本発明例に対し、材料No.1は
{331}結晶面の集積度が本発明の規定する上限値を
超えた比較例、No.2は{210}結晶面の集積度が
本発明の規定する上限値を超えた比較例、No.3は
{211}結晶面の集積度が本発明の規定する上限値を
超えた比較例であり、これらの比較例はいずれもエッチ
ング端面の表面粗さがRa0.90μmを超え、フラッ
トマスクの光線透過率は1.0未満であって本発明例に
較べてマスクの明るさが劣っている。材料No.4は
{210}/({331}+{211})の値が本発明
の規定する上限値を超えた比較例であり、フラットマス
クのむら品位が本発明例に較べて劣っている。また、材
料No.5は{210}/({331}+{211})
の値が本発明の規定する下限値未満の比較例であり、エ
ッチングファクターが1.80未満であって本発明が目
的とするエッチング性が得られていない。また、材料N
o.28は{210}結晶面および{211}結晶面の
各集積度が本発明の規定する上限値を超えた比較例であ
り、エッチング端面の表面粗さがRa0.90μmを超
え、エッチング後のハンダメッキ性が劣っている。
【0034】以上の実施例から明らかなように、合金板
表面の{331}、{210}および{211}の各結
晶面の集積度を本発明が規定する範囲とすることによ
り、エッチング端面の表面粗さRaを適正化し、これに
よってフラットマスクの光線透過率を優れたレベルと
し、また、ハンダメッキ性も優れたものとすることがで
きる。さらに、各結晶面の集積度の比率:{210}/
({331}+{211})を本発明が規定する範囲内
とすることにより、エッチングファクターを効果的に高
め且つフラットマスクのむら品位を優れたものとするこ
とができ、また、これに加えて合金板の板厚方向での平
均結晶粒径を小さくすることにより、エッチングファク
ターをより高くすることが可能となる。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】
【表4】
【0039】
【表5】
【0040】
【発明の効果】以上述べたように本発明の電子用合金薄
板は、エッチングファクターが高いため高精度で且つ均
一なエッチング穿孔が可能であり、また、シャドウマス
ク用材料とした場合のマスクの明るさも優れたレベルを
示し、しかも、マスクのむら品位にも優れている。ま
た、ICリードフレーム用材料とした場合のハンダメッ
キ性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】合金板表面での{331}、{210}および
{211}の各結晶面の集積度が異なる合金薄板につい
て、フラットマスクの光線透過率とエッチング端面の表
面粗さRaとの関係を示すグラフ
【図2】合金板表面での{331}、{210}および
{211}の各結晶面の集積度の比率:{210}/
({331}+{211})とエッチングファクターお
よびフラットマスクのむら品位との関係を示すグラフ
【図3】合金板の板厚方向での平均結晶粒径と合金板表
面での{331}、{210}および{211}の各結
晶面の集積度の比率:{210}/({331}+{2
11})がエッチングファクターに及ぼす影響を示すグ
ラフ
【図4】{210}/〔{331}+{211}〕:
0.25とした時の合金板の板厚方向での平均結晶粒径
とエッチングファクターとの関係を示すグラフ
【図5】エッチングファクターの定義およびエッチング
端面を示す説明図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 23/48 V (72)発明者 清水 義明 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FeおよびNiを主成分とする成分組成
    からなり、合金板表面での{331}、{210}およ
    び{211}の各結晶面の集積度が、{331}:14
    %以下、{210}:14%以下、{211}:14%
    以下であって、且つ下式を満足するエッチング加工性に
    優れた電子用合金薄板。 0.2≦{210}/({331}+{211})≦
    1.0 但し {331}:{331}結晶面の集積度(%) {210}:{210}結晶面の集積度(%) {211}:{211}結晶面の集積度(%)
  2. 【請求項2】 Fe、NiおよびCoを主成分とする成
    分組成からなり、合金板表面での{331}、{21
    0}および{211}の各結晶面の集積度が、{33
    1}:14%以下、{210}:14%以下、{21
    1}:14%以下であって、且つ下式を満足するエッチ
    ング加工性に優れた電子用合金薄板。 0.2≦{210}/({331}+{211})≦
    1.0 但し {331}:{331}結晶面の集積度(%) {210}:{210}結晶面の集積度(%) {211}:{211}結晶面の集積度(%)
  3. 【請求項3】 Fe、NiおよびCrを主成分とする成
    分組成からなり、合金板表面での{331}、{21
    0}および{211}の各結晶面の集積度が、{33
    1}:14%以下、{210}:14%以下、{21
    1}:14%以下であって、且つ下式を満足するエッチ
    ング加工性に優れた電子用合金薄板。 0.2≦{210}/({331}+{211})≦
    1.0 但し {331}:{331}結晶面の集積度(%) {210}:{210}結晶面の集積度(%) {211}:{211}結晶面の集積度(%)
  4. 【請求項4】 Fe、Ni、CoおよびCrを主成分と
    する成分組成からなり、合金板表面での{331}、
    {210}および{211}の各結晶面の集積度が、
    {331}:14%以下、{210}:14%以下、
    {211}:14%以下であって、且つ下式を満足する
    エッチング加工性に優れた電子用合金薄板。 0.2≦{210}/({331}+{211})≦
    1.0 但し {331}:{331}結晶面の集積度(%) {210}:{210}結晶面の集積度(%) {211}:{211}結晶面の集積度(%)
  5. 【請求項5】 板厚方向での平均結晶粒径が10μm以
    下である請求項1、2、3または4に記載のエッチング
    加工性に優れた電子用合金薄板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013503462A (ja) * 2009-08-28 2013-01-31 エミテック ゲゼルシヤフト フユア エミツシオンス テクノロギー ミツト ベシユレンクテル ハフツング 熱電デバイス
JP2014101543A (ja) * 2012-11-20 2014-06-05 Jx Nippon Mining & Metals Corp メタルマスク材料及びメタルマスク

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