JPH0733998A - 顔料調製物 - Google Patents

顔料調製物

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JPH0733998A
JPH0733998A JP14788994A JP14788994A JPH0733998A JP H0733998 A JPH0733998 A JP H0733998A JP 14788994 A JP14788994 A JP 14788994A JP 14788994 A JP14788994 A JP 14788994A JP H0733998 A JPH0733998 A JP H0733998A
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JP
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pigment
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alkyl
alkenyl
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JP14788994A
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Josef Dr Hetzenegger
ヘッツェネッガー ヨーゼフ
Georg Henning
ヘニング ゲオルク
Michael Dr Zirnstein
ツィルンシュタイン ミヒャエル
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BASF SE
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BASF SE
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0033Blends of pigments; Mixtured crystals; Solid solutions
    • C09B67/0034Mixtures of two or more pigments or dyes of the same type
    • C09B67/0038Mixtures of anthraquinones
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0033Blends of pigments; Mixtured crystals; Solid solutions

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分散剤としてアントラキノン誘導体を有する
顔料調製物 【構成】 (a)少なくとも1種の有機顔料、(b)分
散剤として少なくとも1種の下記一般式Iのアントラキ
ノン誘導体、(c)場合により、顔料調製物に常用の他
の添加剤を含有する顔料調製物。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、 (a) 少なくとも1種の有機顔料; (b) 分散剤として、少なくとも1種の、一般式I:
【0002】
【化2】
【0003】[式中、変数は次のものを表わす:Aは、
基=O又は=NR1を表わし、この際、R1は次のものを
表わす;水素原子;C1〜C30−アルキル基又はC3〜C
30−アルケニル基(その炭素鎖は各々、1個又は数個の
基−O−、−S−又は−NR2−によって遮断されてい
てよい、(この際、R2は、水素原子又はC1〜C4−アル
キル基を表わす)かつそれは、各々、C1〜C6−アルコ
キシ基、アミノ基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基及び/
又はカルボキシ基によって置換されていてよく、この
際、基R1は、窒素原子及び場合によりもう1個のヘテ
ロ原子を含有する5−又は6−員環の形成下で、アント
ラキノン骨格と結合していてもよい;C5〜C8−シクロ
アルキシ基又はフェニル基(これは各々、C1〜C6−ア
ルキル基、C1〜C6−アルコキシ基、アミノ基、ハロゲ
ン原子、ヒドロキシ基及び/又はカルボキシ基によって
置換されていてよい);Xは、基−N(R32を表わ
し、この際、基R3は、基R1と同一又は異なっていて、
かつアルキル−又はアルケニル基R3は、窒素原子及び
場合により他のヘテロ原子を含有する5−〜7−員環の
形成下で、相互に結合していてもよい;Yは、基−SO
3~Ka+又は−CO2~Ka+を表わし、この際Ka+は、
次のものを表わす:H+又は金属陽イオンの当量;アン
モニウム陽イオン−+N(R44(ここで、基R4は、基
1と同一又は異なっていて、かつアルキル−又はアル
ケニル基R4の2つの基は、窒素原子及び場合により他
のヘテロ原子を含有する5−〜7−員環の形成下で、相
互に結合していてもよい);Zは、ハロゲン原子;アル
キル−又はアルケニル基R1の1基(これは、付加的に
フェニル基又はC5〜C8−シクロアルキル基によって置
換されていてもよい);フェニル基又は非置換のシクロ
アルキル基R1の1つの基;C1〜C30−アルコキシ基又
は−アルキルチオ基又はC3〜C30−アルケニルオキシ
基(その炭素鎖は、各々、1個又は数個の基−O−、−
S−又は−NR2−によって遮断されていてよく、かつ
それは、各々、C1〜C6−アルコキシ基、アミノ基、ヒ
ドロキシ基及び/又はカルボキシ基によって置換されて
いてよい);を表わし、mは、1〜4であり、この際、
m>1に対する基Xは同一又は異なっていてよく;n
は、1〜4であり、この際、n>1に対する基Yは同一
又は異なっていてよく;pは、0〜6であり、この際、
p>1に対する基Zは、同一又は異なっていてよい]の
アントラキノン誘導体; (c) 所望の場合には、顔料調製物に常用の他の添加
剤;を含有する新規の顔料調製物に関する。
【0004】更に本発明は、高分子の有機物質の着色の
ためのこの顔料調製物の使用に関する。
【0005】
【従来の技術】合成及び様々の仕上げ方法で得られる有
機顔料は、高分子の有機物質中への加入の際に、種々の
欠点を有する。その原因は、一方では、顔料の難分散性
及び他方では、分散顔料と使用媒体との非相容性であ
る。これは、ラッカー及び印刷インキでは、例えば色彩
に関すること、例えば色濃度の減少及び色調及び飽和度
の変化での損害、光沢を施こすこと(Glanzgeb
ung)での問題及び流動特性の悪化に結びつく。プラ
スチック部分への顔料の加入の際に、色彩に関すること
の侵害のほかに、付加的に、プラスチック部分の機械的
特性の変化が認められる。
【0006】周知のように、顔料の適用技術的特性を、
添加剤を加えることによって改善することが試みられて
いる。無色の、低分子並びに高分子の添加剤のほかに、
部分的に同様に有色である顔料誘導体も次第に使用され
ている。例えば、特願昭(JP−A)57−14145
6号明細書から、アントラキノン誘導体が、顔料用の分
散剤として公知であるが、これは純粋なアミノ基及びス
ルホン酸基を含有していない。
【0007】しかしながら、この誘導体での顔料の処理
は、多くの場合に、満足した結果には結びつかない。す
なわち、殊に高顔料分含有ラッカーは、相変らず流動性
における、かつ色彩に関することにおける欠点を有し、
これは結合剤中の顔料の不十分すぎる安定化に帰因す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、有利
な適用技術特性を有する顔料調製物を製造するという課
題を有する。
【0009】
【課題を解決するための手段】従って、冒頭で定義され
た顔料調製物を発見した。
【0010】更に、高分子の有機物質の着色のためのこ
の顔料調製物の使用を見出した。
【0011】本発明による顔料調製物の成分(a)とし
て、微細形の全ての有機顔料がこれに該当する。好適な
顔料群は、例えば、モノアゾ−、ジスアゾ−、アントラ
キノン−、アントラピリミジン−、キナクリドン−、キ
ノフタロン−、ジケトピロロピロール−、ジオキサジン
−、フラバントロン−、インダントロン−、イソインド
リン−、イソインドリノン−、イソビオラントロン−、
ペリノン−、ペリレン−、フタロシアニン−、ピラント
ロン−、トリフェニルメタン−及びチオインジゴ顔料並
びにこれらの顔料の金属錯体である。詳細には、例えば
次のものが挙げられる: モノアゾ顔料:C.I.ピグメント・ブラウン 25;
C.I.ピグメント・オレンジ 5、36及び67;
C.I.ピグメント・レッド 3、48:4、52:
2、251、121及び170;C.I.ピグメント・
イエロー 1、3、73、74、65、97、151及
び154; ジスアゾ顔料:C.I.ピグメント・レッド 144及
び166;C.I.ピグメント・イエロー 12、1
7、83及び113; アントラキノン顔料:C.I.ピグメント・イエロー
147及び177;C.I.ピグメント・バイオレット
31; アントラピリミジン顔料:C.I.ピグメント・イエロ
ー 108; キナクリドン顔料:C.I.ピグメント・レッド 12
2、202及び20;C.I.ピグメント・バイオレッ
ト 19; キノフタロン顔料:C.I.ピグメント・イエロー 1
38; ジオキサジン顔料:C.I.ピグメント・バイオレット
23及び27; フラバントロン顔料:C.I.ピグメント・イエロー
24; インダントロン顔料:C.I.ピグメント・ブルー 6
0及び64; イソインドリン顔料:C.I.ピグメント・オレンジ
69;C.I.ピグメント・レッド 260;C.I.
ピグメント・イエロー 139; イソインドリノン顔料:C.I.ピグメント・オレンジ
61;C.I.ピグメント・レッド 257;C.
I.ピグメント・イエロー 109、110及び17
3; ペリノン顔料:C.I.ピグメント・オレンジ 43;
C.I.ピグメント・レッド 194; ペリレン顔料:C.I.ピグメント・ブラック 31;
C.I.ピグメント・レッド 123、149、17
8、179、190及び224;C.I.ピグメント・
バイオレット 29; ピラントロン顔料:C.I.ピグメント・オレンジ 5
1;C.I.ピグメント・レッド 216; フタロシアニン顔料:C.I.ピグメント・ブルー 1
5、15:1、15:2、15:3、15:4、15:
6及び16;C.I.ピグメント・グリーン 7及び3
6; トリフェニルメタン顔料:C.I.ピグメント・ブルー
61及び62。
【0012】有利な顔料は、アントラキノン顔料、例え
ばC.I.ピグメント・レッド177、キナクリドン顔
料、例えばC.I.ピグメント・バイオレット19、イ
ンダントロン顔料、例えばC.I.ピグメント・ブルー
60及びペリレン顔料、例えばC.I.ピグメント・レ
ッド149及び179及びC.I.ピグメント・バイオ
レット29である。
【0013】本発明による顔料調製物中で、成分(b)
として使用される、式Iのアントラキノン誘導体は、公
知であり、むしろ部分的には市場で得られるか又は公知
方法により製造することができる。スルホン酸誘導体
は、例えばアミン置換のアントラキノンを硫酸、発煙硫
酸又はクロルスルホン酸でスルホン化することによって
製造され得、カルボン酸誘導体は、例えばアルキル置換
のアントラキノンの酸化によって得られる。
【0014】有利な成分(b)は、式中のAが酸素原子
を表わすアントラキノン誘導体Iである。そのほかに、
式中Aが基=NR1を表わすような誘導体も好適であ
る。
【0015】この際、R1は水素原子のほかに次のもの
であってよい:−C1〜C30−アルキル基、有利にC1
18−アルキル基、この際、これらの基のC−鎖は、1
個又は数個の基−O−、−S−又は−NR2−(R2:水
素原子、C1〜C4−アルキル基)によって、遮断されて
いてよく、かつこれらの基はC1〜C6−アルコキシ基、
アミノ基、ハロゲン原子、例えば弗素原子、臭素原子及
び殊に塩素原子、ヒドロキシ基及び/又はカルボキシ基
によって置換されていてよい;例えば次のものが挙げら
れる:メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基、イソブチル基、二級ブチル基、三級ブチ
ル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、
三級ペンチル基、ヘキシル基、2−メチルペンチル基、
ヘプチル基、オクチル基、2−エチルヘキシル基、イソ
オクチル基、ノニル基、イソノニル基、デシル基、イソ
デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、
3,5,5,7−テトラメチルノニル基、イソトリデシ
ル基(前記の表示イソオクチル基、イソノニル基、イソ
デシル基及びイソトリデシル基は、慣用表示であり、か
つオキソ合成により得られるアルコールから由来する−
これについては、Ullmanns Encyklop
aedie der technischen Che
mie、第4版、第7巻、第215〜217頁、並びに
第11巻、第435〜436頁参照)、テトラデシル
基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル
基、オクタデシル基、ノナデシル基、エイコシル基、ベ
ヘニル基;2−メトキシエチル基、2−エトキシエチル
基、2−プロポキシエチル基、2−イソプロポキシエチ
ル基、2−ブトキシエチル基、2−及び3−メトキシプ
ロピル基、2−及び3−エトキシプロピル基、2−及び
3−プロポキシプロピル基、2−及び3−ブトキシプロ
ピル基、2−及び4−メトキシブチル基、2−及び4−
エトキシブチル基、2−及び4−プロポキシブチル基、
2−及び4−ブトキシブチル基、3,6−ジオキサヘプ
チル基、3,6−ジオキシオクチル基、4,8−ジオキ
サノニル基、3,7−ジオキサオクチル基、3,7−ジ
オキサノニル基、4,7−ジオキサオクチル基、4,7
−ジオキサノニル基、4,8−ジオキサデシル基、3,
6,8−トリオキサデシル基、3,6,9−トリオキサ
ウンデシル基、3,6,9,12−テトラオキサトリデ
シル基及び3,6,9,12−テトラオキサテトラデシ
ル基;2−アミノエチル基、2−及び3−アミノプロピ
ル基、2−及び4−アミノブチル基、5−アミノペチル
基及び6−アミノヘキシル基、2−クロルエチル基、4
−クロルブチル基、6−クロルヘキシル基及び4−ブロ
ムブチル基、2−ヒドロキシエチル基、2−及び3−ヒ
ドロキシプロピル基、2−及び4−ヒドロキシブチル
基、5−ヒドロキシペンチル基、6−ヒドロキシヘキシ
ル基、7−ヒドロキシヘプチル基及び8−ヒドロキシオ
クチル基、カルボキシメチル基、2−カルボキシエチル
基、3−カルボキシプロピル基、4−カルボキシブチル
基及び5−カルボキペンチル基;−C3〜C30−アルケ
ニル基、有利にC3−C18−アルケニル基(そのC−鎖
は同様に−O−、−S−、又は−NR2−によって遮断
されていてよく、かつそれはアルキル基の際に挙げられ
た置換基を有してよい);例えば次のものが挙げられ
る:1−及び2−プロペニル基、1−メチル−2−プロ
ペニル基、1−、2−及び3−ブテニル基、1,3−ブ
タジエニル基、1−、2−、3−及び4−ペンテニル基
及び1,3−、1,4−及び2,4−ペンタジエニル
基;4−メトキシ−2−ブテニル基、3−クロル−2−
プロペニル基、4−クロル−2−ブテニル基、4−ヒド
ロキシ−2−ブテニル及び4−カルボキシ−2−テニル
基;−C5〜C8−シクロアルキル基、有利にC5〜C6
シクロアルキル基(これはC1〜C6−アルキル基、C1
〜C6−アルコキシ基、アミノ基、ハロゲン原子、ヒド
ロキシ基及び/又はカルボキシ基によって置換されてい
てよい);例として次のものが挙げられる:シクロペン
チル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基及びシク
ロオクチル基;3−メチルシクロペンチル基、4−メチ
ル−、4−エチルシクロヘキシル基、4−エトキシシク
ロヘキシル基及び4−クロルシクロヘキシル基;−フェ
ニル基(これはC1〜C6−アルキル基、C1〜C6−アル
コキシ基、アミノ基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基及び
/又はカルボキシ基によって置換されていてよい);例
えば次のものが挙げられる:フェニル基;2−、3−及
び4−トリル基、キシリル基、4−メトキシフェニル
基、4−エトキシフェニル基及び4−ブトキシフェニル
基。
【0016】基R1は、窒素原子及び場合により他のヘ
テロ原子、例えば−O−、−S−、=N−又は−NH−
を含有する環の形成下に、アントラキノン骨格と結合し
ていてもよい。この際、例えば次の構造がこれに該当す
る:
【0017】
【化3】
【0018】基Xはアミノ基−N(R32を表わす。こ
の際、好適な基R3は、前記のR1のために挙げた基であ
り、この際、同様の有利な基があてはまる。特に有利な
基R3は、水素原子及びC1〜C4−アルキル基である。
【0019】基R3は同一が有利であるが、異なってい
てもよい。有利なアミノ基の例として、次のものが挙げ
られる: −N(CH32、−N(C252、−NH(CH3)、
−NH(C25)、−NH(C37)、−NH(C
49)及び殊に−NH2
【0020】更に、アルキル基及び/又はアルケニル基
3は、窒素原子及び場合により他のヘテロ原子、例え
ば、−O−、−S−、=N−、又は−NH−を含有する
5−〜7−員の環の形成下に、相互に結合していてもよ
い。そのような基−N(R32の例は、ピリル基、ピリ
ジル基、ピペリジル基、モルホリニル基、ピラゾリル
基、イミダゾリル基及びチアゾリル基である。
【0021】通例、アントラキノン誘導体Iは、1〜4
個、有利に1〜3個及び特に有利に1〜2個のアミノ基
Xを含有する。
【0022】アントラキノン骨格中の、アミノ基Xの有
利な位置は、オルト−位である。
【0023】基Yは、酸残基−CO2~Ka+及び殊に−
SO3~Ka+を表わす。
【0024】陽イオン基Ka+は、殊に水素原子であ
る。同様に、リチウム、ストロンチウム、マンガン、
銅、ニッケル、コバルト、クロム及び殊にナトリウム、
カリウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム、亜
鉛、鉄及びアルミニウムのような金属陽イオンMq+/q
の当量が好適である。
【0025】他の好適な基Ka+は、アンモニウム陽イ
オン−+N(R44であり、この際、基R4は同一又は異
なっていてよく、かつ前記の基R1を表わし、この際C1
〜C18−アルキル−、C3〜C18−アルケニル−及びC5
〜C6−シクロアルキル基が有利である。この際、アル
キル−及び/又はアルケニル基R4の2基が、窒素原子
及び場合により他のヘテロ原子、例えば−O−、−S
−、=N−又は−NH−を含有する5−〜7−員の環の
形成下に、相互に結合していてもよい。
【0026】有利なアンモニウム陽イオンの例は、モノ
−及びジメチルアンモニウム−、モノ−及びジエチルア
ンモニウム−、モノ−n−ヘキシル−、−n−オクチル
−、−n−デシル−、−n−ドデシル−、−ステアリル
−及び−オレイルアンモニウム−、モノ−シクロヘキシ
ルアンモニウム−並びに3−シクロヘキシルアミノプロ
ピル−、獣脂アルキル−及び3−獣脂アルキルアミンプ
ロピルアンモニウム−陽イオン(Duomeen T:
登録商標Akzo社)である。
【0027】有利な酸残基Yの例として、−COOHの
ほかに、殊に−SO2OHが挙げられる。
【0028】通例、アントラキノン誘導体Iは、1〜4
個、有利に1〜3個及び特に有利に1個の酸残基Yを含
有する。
【0029】酸残基Yは、殊にアントラキノン骨格のペ
リ−位にある。
【0030】更に、アントラキノン誘導体Iは、6個ま
で、特に2個までの基Zによって更に置換されていてよ
い。しかしながら、X及びYのほかに他の置換基を持た
ない誘導体Iが有利である。
【0031】好適な置換基Zは次のものである:−特に
ハロゲン原子、例えば弗素原子及び臭素原子、殊に塩素
原子;−付加的にフェニル基又はC5〜C8−シクロアル
キル基によって置換されていてもよい、基R1のために
挙げたアルキル−及びアルケニル基、例えばシクロヘキ
シルメチル基、ベンジル基、4−トリルメチル基及びフ
ェニルエチル基;C1〜C4−アルキル基が有利である;
−C1〜C30−アルコキシ基、有利にC1〜C18、特に有
利にC1〜C4−アルコキシ基、(そのC−鎖は、1個又
は数個の基−O−、−S−又は−NR2−によって、遮
断されていてよく、かつそれはアミノ基、ハロゲン原
子、ヒドロキシ基及び/又はカルボキシ基によって置換
されていてよい);例えば次のものが挙げられる:メト
キシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ
基、ブトキシ基、イソブトキシ基、ペンチルオキシ基、
ヘキシルオキシ基、ヘプチルオキシ基、オクチルオキシ
基、2−エチルヘキシルオキシ基、イソオクチルオキシ
基、ノニルオキシ基、イソノニルオキシ基、デシルオキ
シ基、イソデシルオキシ基、ウンデシルオキシ基、ドデ
シルオキシ基、トリデシルオキシ基、イソトリデシルオ
キシ基、テトラデシルオキシ基、ペンタデシルオキシ
基、ヘキサデシルオキシ基、ヘプタデシルオキシ基、オ
クタデシルオキシ基、ノナデシルオキシ基、エイコシル
オキシ基、2−メトキシエトキシ基、2−エトキシエト
キシ基、2−プロポキシエトキシ基、2−イソプロポキ
シエトキシ基、2−ブトキシエトキシ基、2−及び3−
メトキシプロポキシ基、2−及び3−エトキシプロポキ
シ基、2−及び3−プロポキシプロポキシ基、2−及び
3−ブトキシプロポキシ基、2−及び4−メトキシブト
キシ基、2−及び4−エトキシブトキシ基、2−及び4
−プロポキシブトキシ基、2−及び4−ブトキシブトキ
シ基、3,6−ジオキサヘプチルオキシ基、3,6−ジ
オキサオクチルオキシ基、4,8−ドキサノニルオキシ
基、3,7−ジオキサオクチルオキシ基、3,7−ドキ
サノニルオキシ基、4,7−ジオキサオクチルオキシ
基、4,7−ジオキサノニルオキシ基、4,8−ドキサ
デシルオキシ基、3,6,8−トリオキサデシルオキシ
基、3,6,9−トリオキサウンデシルオキシ基、3,
6,9,12−テトラオキサトリデシルオキシ基及び
3,6,9,12−テトラオキサテトラデシル基;−C
1〜C30−アルキルチオ基、有利にC1〜C4−アルキル
チオ基、(そのC−鎖は、同様に、1個又は数個の基−
O−、−S−又は−NR2−によって、遮断されていて
よく、かつそれはアミノ基、ハロゲン原子、ヒドロキシ
基及び/又はカルボキシ基によって置換されていてよ
い);例えば次のものが挙げられる:メチル基、エチル
チオ基、プロピルチオ基、イソプロピルチオ基、ブチル
チオ基、ペンチルチオ基、ヘキシルチオ基、ノニルチオ
基及び5−ブチルテトラデシルチオ基;−C3〜C30
アルケニルオキシ基、有利にC3〜C18−アルケニルオ
キシ基(そのC−鎖は、相応する脂肪族基の場合と同様
に変えられていてよく、かつこれは、そこで挙げられた
置換基を有することができる);−C5〜C8−シクロア
ルキルオキシ−及び−チオ基;例えば次のものが挙げら
れる:シクロペンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ
基、シクロペンチルチオ基及びシクロヘキシルチオ基;
−フェノキシ−又はフェニルチオ基(これは、C1〜C6
−アルキル基、C1〜C6−アルコキシ基、アミノ基、ハ
ロゲン原子、ヒドロキシ基及び/又はカルボキシ基によ
って置換されていてよい);例として次のものが挙げら
れる:フェノキシ基、4−メチルフェノキシ基及びフェ
ニルチオ基。
【0032】アントラキノン誘導体Iは、分散剤として
作用し、かつ本発明による顔料調製物中で、顔料調製物
の所望の使用プロフィルに適応する量で、使用される。
通例、顔料(a)に対して、分散剤(b)0.1〜20
重量%、殊に0.2〜5重量%が使用される。
【0033】本発明による顔料調製物は、使用に応じ
て、更に他の、顔料調製物に通例の添加剤(c)を含有
することができる。これは、例えば顔料湿潤又は−分散
の改善のために、又は軟化剤又は膜形成剤として用いら
れ得る。
【0034】常用の添加剤は、例えば特にロジン及び変
性ロジンを基礎とする樹脂及び樹脂酸、界面活性剤並び
に特に極性アンカー基を有するポリマー及びブロック−
コポリマーである。
【0035】ポリマーとして、特に例えばポリオレフィ
ン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリアミド及びポリ
アクリレートが挙げられる。好適なアンカー基の例は、
アミン−及びアンモニウム基、カルボン酸−及びカルボ
キシレート基、スルホン酸−及びスルホネート基及びホ
スホン酸−及びホスホネート基である。
【0036】有利なポリマーは、窒素原子を有するアン
カー基、殊にアミン−及びポリアルキレンイミン基を有
するもの、並びにポリアルキレンイミン、例えばポリエ
チレンイミンとのブロック−コポリマーである。
【0037】この種の添加剤(c)は、当業者に公知で
ある。それは大部分は市場で得られ(例えば、Sols
perse,ICI;Disperbyk,Byk)、
かつ様々に、例えばJournal of Coati
ngs Technology 58(1986),7
1,Journal of Oil and Colo
ur Chemical Association 1
989,293及び1991,204、西ドイツ国特許
(DE−A)第2162484号明細書、第22641
76号明細書、第2807362号明細書及び第283
0860号明細書及び欧州特許(EP−A)第1893
85号明細書中に、記載されている。
【0038】本発明による顔料調製物は、有利に、
(a)50〜99.9重量%、(b)0.1〜20重量
%及び(c)0〜30重量%を含有し、この際、前記
の、有利なポリマー(c)の5〜20重量%の含量が特
に有利である。
【0039】本発明による顔料調製物の製造は、様々の
方法で行なわれ得る。分散剤(b)(アントラキノン誘
導体I)及び場合により添加剤(c)の添加は、顔料合
成の際にすでに、又は通常の成形過程、例えば粉砕又は
仕上げの1過程中に、又は使用媒体中への顔料の加入の
際にはじめてでも行なってよい。
【0040】この際、分散剤(b)は、固形で又は溶解
された形で、固体として又は水中又は有機溶剤中の分散
液として存在する顔料に、添加されうる。分散剤が難溶
性のアントラキノン塩(I)である場合には、これを直
接固体として添加することができる。しかしながら、遊
離のスルホン−又はカルボン酸又は相応する易溶性塩を
使用し、かつそれから、次の金属塩、アミン又はアンモ
ニウム化合物の添加によって、難溶性の塩を沈殿させる
こともできる。
【0041】本発明による顔料調製物は、良好な使用特
性を特徴とする。これは、例えば使用媒体中の良好な分
散可能性及び凝集安定性及び良好な流動特性を示す。
【0042】本発明による顔料調製物は、優れて、高分
子の有機性物質の着色に好適である。特に印刷インキ及
びラッカーの製造及びプラスチックの着色が挙げられ
る。
【0043】着色すべき物質の例は、次のものである:
天然樹脂;合成樹脂(重合−及び縮合樹脂)、例えばア
ルキド−樹脂、アクリル樹脂、エポキシド樹脂、アミノ
ホルムアルデヒド樹脂、例えばメラミン−及び尿素樹
脂;セルロースエーテル及び−エステル、例えばエチル
セルロース、ニトロセルロース、セルロースアセテート
及びブチレート;ポリウレタン;ポリ塩化ビニル;塩化
ゴム(Chlorkautschuk);ポリオレフィ
ン;ポリアミド;ポリエステル;エポキシエステル;ポ
リカーボネート;フェノプラスト;ゴム;カゼイン;シ
リコーン及びシリコーン樹脂並びに前記の物質の混合
物。
【0044】高分子の有機物質は、着色の際に、可塑性
物質、溶融物、溶液、エマルジョン又は分散液として存
在してよい。ラッカー−及び印刷インキ製造の際に、有
利に溶液又は分散液を使用する。有利なラッカー系の例
として、アルキド/メラミン樹脂ラッカー、アクリル/
メラミン樹脂ラッカー、セルロースアセテート/セルロ
ースブチレートラッカー及びポリイソシアネートと網状
化可能なアクリル樹脂を基礎とする2成分ラッカーが挙
げられる。
【0045】
【実施例】
A.本発明による顔料調製物の製造 1.顔料(a)の製造 C.I.ピグメント・レッド179(例1〜4):ペリ
レン−3,4,9,10−テトラカルボン酸−ジアンヒ
ドリド(水湿性)50g及び水400mlからなる混合
物を、先ず氷400gの添加によって、0℃に冷却し、
次いで40重量%のメチルアミン水溶液50mlを加
え、引続いて20℃で4時間、及び80℃で3時間撹拌
し、かつ最後に60℃に冷却した。
【0046】微細顔料を濾別し、水で洗浄し、かつ真空
中で80℃で乾燥させた。
【0047】例1の顔料調製物の製造の際には、顔料を
乾燥させずに、水で湿っている濾滓として直接使用し
た。
【0048】C.I.ピグメント・バイオレット29
(例5):製造は、ペリレン−3,4,9,10−テト
ラカルボン酸ジアンヒドリド30gと、アンモニアとの
反応によって、同様に行なわれた。
【0049】C.I.ピグメント・レッド177(例
6):製造は、西ドイツ国特許(DE−A)第1205
215号明細書例1と同様に行なわれた。
【0050】C.I.ピグメント・ブルー60(例7〜
9):α−形のC.I.ピグメント・ブルー60(例え
ばPaliogen Blau L 6385)30g
を、メノウ球(直径0.5〜2cm)200gと共に、
500mlメノウ容器中で、Fa.Retsch.Ha
anの遊星型−高速ミルPM4中で、10時間粉砕し
た。
【0051】粉砕顔料を、72重量%の硫酸440g中
に装入した。80℃に4時間加熱した後に、混合物を氷
500g上に注いだ。
【0052】顔料を濾別し、水で洗浄して中性にし、か
つ真空中80℃で乾燥させた。
【0053】2.ポリマー(c)の製造 ポリマー(c1):ポリエチレンイミン(分子量約13
00)の51重量%の水溶液33.9及び6−カプロラ
クトン228gからなる混合物を、水の留去下に、16
0〜170℃に加熱し、かつこの温度で6時間保持し
た。
【0054】得られたポリマーのアミン価は、KOH
0.53mg/gであった。
【0055】ポリマー(c2):西ドイツ国特許(DE
−A)第2807362号明細書例1により、2−(ジ
エチル)−アミノエタノール1gを、150℃で、先ず
酸化エチレン10gと、次いで酸化プロピレン20gと
反応させた。
【0056】得られたポリマーの平均分子量は、170
0g/モルであった。
【0057】3.顔料調製物の製造 顔料調製物1の製造のために、合成の際に得られた水で
湿っている顔料(a)(ピグメント・レッド179:水
含量約60重量%)、分散剤(b)及び水400mlか
らなる混合物を、1時間25℃で撹拌した。添加剤
(c)の添加後に、1時間80℃に加熱した。20℃に
冷却後に、生成物を濾別し、水で洗浄し、かつ80℃で
真空中で乾燥させた。
【0058】顔料調製物2〜4並びに7〜9の製造の際
に、成分(a)、(b)及び(c)を、乳鉢中で一緒に
入念に研和した。
【0059】顔料調製剤5及び6の製造は、成分
(a)、(b)及び(c)を、メノウ球(直径0.5〜
2cm)200gと共に、500mlメノウ容器中で、
Fa.Retsch.Haanの遊星型−高速ミルPM
4中で、8時間粉砕することによって、行なわれた。
【0060】顔料調製物の組成についての他の詳細は、
後記の表から引用される。
【0061】B.流動性及び色彩に関する特性の評価 流動特性の評価のために、不揮発性成分47%を有する
アクリル/メラミン樹脂ラッカー中で、各々の顔料を研
和することによって、顔料含量13重量%を有する着色
ラッカーを製造し、これを製造直後に、次の尺度に依
り、評価した: 1 乾燥された 2 やや乾燥された 3 粘稠性 4 流動性 5 希薄液性 比較のために製造した、付加されなかったが他は同様に
処理された顔料を含有する着色ラッカーは、全て1で評
価された。
【0062】流動性評価の他の結果を、同様に表中に挙
げる。
【0063】色彩に関する評価のために、着色ラッカー
を、25重量%のTiO2−ラッカー分散液と、重量比
1:4で混合し、引続いて厚紙上にラーケル塗布した。
【0064】比較のために製造された、非処理顔料を含
有するラッカーのラーケル塗膜は、全て本発明による顔
料調製物の使用下で得られたラーケル塗膜よりも、僅少
な色濃度、不純な色調及び僅少な色飽和度を示した。
【0065】
【表1】
フロントページの続き (72)発明者 ゲオルク ヘニング ドイツ連邦共和国 ルートヴィヒスハーフ ェン トーアヴァルトセンシュトラーセ 3 (72)発明者 ミヒャエル ツィルンシュタイン ドイツ連邦共和国 シュリースハイム ル ーヴェーク 13

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 少なくとも1種の有機顔料; (b) 分散剤として、少なくとも1種の、一般式I: 【化1】 [式中、変数は次のものを表わす:Aは、基=O又は=
    NR1を表わし、この際、R1は次のものを表わす;水素
    原子;C1〜C30−アルキル基又はC3〜C30−アルケニ
    ル基(その炭素鎖は各々、1個又は数個の基、−O−、
    −S−又は−NR2−によって遮断されていてよく、こ
    の際、R2は、水素原子又はC1〜C4−アルキル基を表
    わし、かつ、それは、各々、C1〜C6−アルコキシ基、
    アミノ基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基及び/又は、カ
    ルボキシ基によって置換されていてよい、この際、基R
    1は、窒素原子及び場合によりもう1個のヘテロ原子を
    含有する5−又は6−員環の形成下で、アントラキノン
    骨格と結合していてもよい;C5〜C8−シクロアルキル
    基又はフェニル基(これは各々、C1〜C6−アルキル
    基、C1〜C6−アルコキシ基、アミノ基、ハロゲン原
    子、ヒドロキシ基及び/又は、カルボキシ基によって置
    換されていてよい);Xは、基−N(R32を表わし、
    この際、基R3は、基R1と同一又は異なっていて、かつ
    アルキル−又はアルケニル基R3は、窒素原子及び場合
    により他のヘテロ原子を含有する5−〜7−員環の形成
    下で、相互に結合していてよい;Yは、基−SO3~Ka
    +又は−CO2~Ka+を表わし、ここで、Ka+は次のも
    のを表わす:H+又は金属陽イオンの当量;アンモニウ
    ム陽イオン−+N(R44(ここで、基R4は、基R1
    同一又は異なり、かつアルキル−又はアルケニル基R4
    の2つの基は、窒素原子及び場合により他のヘテロ原子
    を含有する5−〜7−員環の形成下で、相互に結合して
    いてもよい);Zはハロゲン原子;アルキル−又はアル
    ケニル基R1の1基(これは、付加的にフェニル基又は
    5〜C8−シクロアルキル基によって置換されていても
    よい);フェニル基又は 非置換のシクロヘキシル基R
    1の1つの基;C1〜C30−アルコキシ基又は−アルキル
    チオ基又はC3〜C30−アルケニルオキシ基(その炭素
    鎖は、各々、1個又は数個の基−O−、−S−又は−N
    2−によって遮断されていてよく、かつそれは各々、
    1〜C6−アルコキシ基、アミノ基、ハロゲン原子、ヒ
    ドロキシ基及び/又はカルボキシ基によって置換されて
    いてよい)を表わし、mは、1〜4であり、この際、m
    >1に対する基Xは、同一又は異なっていてよく;n
    は、1〜4であり、この際、n>1に対する基Yは、同
    一又は異なっていてよく;pは、0〜6であり、この
    際、p>1に対する基Zは、同一又は異なっていてよ
    い]のアントラキノン誘導体; (c) 所望の場合には、他の顔料調製物に常用の添加
    剤;を含有する顔料調製物。
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