JPH07337091A - モータ駆動制御方法及び装置 - Google Patents
モータ駆動制御方法及び装置Info
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- JPH07337091A JPH07337091A JP6130148A JP13014894A JPH07337091A JP H07337091 A JPH07337091 A JP H07337091A JP 6130148 A JP6130148 A JP 6130148A JP 13014894 A JP13014894 A JP 13014894A JP H07337091 A JPH07337091 A JP H07337091A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 下位のモータが駆動されている間におけるノ
イズの発生を防止したモータ駆動制御方法及び装置を提
供すること。 【構成】 制御手段13のインバータ14に第1のリー
ド線17aおよび第1の継電器33を介して第1のモー
タ11を接続し、またこの第1のリード線に、第2のリ
ード線17bおよび第2の継電器34を順次介して第2
のモータ12を接続し、制御手段からの制御信号を継電
器により伝達、非伝達してモータを駆動制御する装置に
おいて、第2のリード線の途中に第3の継電器35を介
装し、前記第1の継電器の閉路を指令したときに第3の
継電器の開路を指令するようにした。これにより、モー
タを駆動する場合に、当該駆動されるモータよりも上位
のモータをインバータから遮断してモータ駆動信号が、
前記駆動されるモータよりも上位に伝播するのを遮断す
ることができ、モータ駆動に伴うノイズの発生を防止す
ることができる。
イズの発生を防止したモータ駆動制御方法及び装置を提
供すること。 【構成】 制御手段13のインバータ14に第1のリー
ド線17aおよび第1の継電器33を介して第1のモー
タ11を接続し、またこの第1のリード線に、第2のリ
ード線17bおよび第2の継電器34を順次介して第2
のモータ12を接続し、制御手段からの制御信号を継電
器により伝達、非伝達してモータを駆動制御する装置に
おいて、第2のリード線の途中に第3の継電器35を介
装し、前記第1の継電器の閉路を指令したときに第3の
継電器の開路を指令するようにした。これにより、モー
タを駆動する場合に、当該駆動されるモータよりも上位
のモータをインバータから遮断してモータ駆動信号が、
前記駆動されるモータよりも上位に伝播するのを遮断す
ることができ、モータ駆動に伴うノイズの発生を防止す
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータ駆動制御方法及
び装置、特に複数のモータを駆動制御するに際してノイ
ズの発生を抑えることができるモータ駆動制御方法及び
装置に関するものである。
び装置、特に複数のモータを駆動制御するに際してノイ
ズの発生を抑えることができるモータ駆動制御方法及び
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】立体駐車装置や自動倉庫などにおいて
は、自動車や荷物を昇降および搬送するためにエレベー
タや横送り装置、或いは搬送台車などの運搬装置が用い
られているが、このような運搬装置を備えたものとして
立体駐車装置を挙げてその一例を図2および図3に示
す。この図において、符号1は立体駐車装置を示す。こ
の立体駐車装置1は、自動車2を入出庫させる入出庫口
5と、自動車2を積載する複数のトレー3とを有し、そ
の複数のトレーを並列配置した格納層4が複数段設けら
れるとともに、格納層4の一端部にはこれら複数段の格
納層4間を連絡し且つトレー3の受け渡し通路となる昇
降路6が設けられている。複数の格納層4の各階層に
は、それぞれの格納層4に載置された複数のトレー3を
順次循環させて移送する横送り装置7と、縦送り装置8
とが設置されており、また、昇降路6は入出庫口5に通
じておりこの昇降路6内にはエレベータ装置9が設置さ
れている。そして、前記トレー3を移送する横送り装置
7、縦送り装置8およびエレベータ装置9はいずれもそ
れぞれのモータによって駆動されるようになっており、
運搬装置として動作する。
は、自動車や荷物を昇降および搬送するためにエレベー
タや横送り装置、或いは搬送台車などの運搬装置が用い
られているが、このような運搬装置を備えたものとして
立体駐車装置を挙げてその一例を図2および図3に示
す。この図において、符号1は立体駐車装置を示す。こ
の立体駐車装置1は、自動車2を入出庫させる入出庫口
5と、自動車2を積載する複数のトレー3とを有し、そ
の複数のトレーを並列配置した格納層4が複数段設けら
れるとともに、格納層4の一端部にはこれら複数段の格
納層4間を連絡し且つトレー3の受け渡し通路となる昇
降路6が設けられている。複数の格納層4の各階層に
は、それぞれの格納層4に載置された複数のトレー3を
順次循環させて移送する横送り装置7と、縦送り装置8
とが設置されており、また、昇降路6は入出庫口5に通
じておりこの昇降路6内にはエレベータ装置9が設置さ
れている。そして、前記トレー3を移送する横送り装置
7、縦送り装置8およびエレベータ装置9はいずれもそ
れぞれのモータによって駆動されるようになっており、
運搬装置として動作する。
【0003】このような横送り装置7などに使われる複
数のモータの駆動制御装置の従来例を図4に示す。図4
において、符号10は従来のモータ駆動制御装置を示
す。11および12は前記運搬装置を作動させる複数の
モータのうちの一部のモータ、13はモータ駆動用の信
号を発生するインバータ14を有するモータ制御部、1
5はインバータ14とモータ11とを接続する中継ボッ
クス、16はインバータ14とモータ12を接続する中
継ボックス、18は中継ボックス15内に設けられ、且
つモータ11用のモータ駆動線17をオン/オフ切り替
えするモータ用継電器、19は中継ボックス16内に設
けられ、且つモータ12をオン/オフ切り替えするモー
タ用継電器であり、これらのモータ用継電器18、19
は通常は開放状態(オフ状態)にあるリレーによって構
成されている。また、符号20は中継ボックス15内に
設けられてモータ用継電器18のオン/オフ動作を制御
するリレー制御部、21は中継ボックス16、内に設け
られてモータ用継電器19のオン/オフ動作を制御する
リレー制御部であり、これらのリレー制御部20、21
はマイクロコンピュータからなる。インバータ14から
延びるモータ駆動線17は、インバータ14により近い
モータ11から順に分岐しながら、より遠い位置にある
モータ12へ向かって延びている。そして、中継ボック
ス15、16は、モータ駆動線17が分岐した後の枝の
部分に各モータ11、12に対応して設けられている。
数のモータの駆動制御装置の従来例を図4に示す。図4
において、符号10は従来のモータ駆動制御装置を示
す。11および12は前記運搬装置を作動させる複数の
モータのうちの一部のモータ、13はモータ駆動用の信
号を発生するインバータ14を有するモータ制御部、1
5はインバータ14とモータ11とを接続する中継ボッ
クス、16はインバータ14とモータ12を接続する中
継ボックス、18は中継ボックス15内に設けられ、且
つモータ11用のモータ駆動線17をオン/オフ切り替
えするモータ用継電器、19は中継ボックス16内に設
けられ、且つモータ12をオン/オフ切り替えするモー
タ用継電器であり、これらのモータ用継電器18、19
は通常は開放状態(オフ状態)にあるリレーによって構
成されている。また、符号20は中継ボックス15内に
設けられてモータ用継電器18のオン/オフ動作を制御
するリレー制御部、21は中継ボックス16、内に設け
られてモータ用継電器19のオン/オフ動作を制御する
リレー制御部であり、これらのリレー制御部20、21
はマイクロコンピュータからなる。インバータ14から
延びるモータ駆動線17は、インバータ14により近い
モータ11から順に分岐しながら、より遠い位置にある
モータ12へ向かって延びている。そして、中継ボック
ス15、16は、モータ駆動線17が分岐した後の枝の
部分に各モータ11、12に対応して設けられている。
【0004】かかる従来のモータ駆動制御装置の動作に
ついて説明する。先ず、モータ11、12のいずれかを
作動させたいときは、モータ制御部13においてモータ
駆動処理が実行され、インバータ14においてモータ駆
動信号が出力される。このモータ駆動信号には、モータ
11、12のうちのいずれのモータを作動させるかの情
報と、実際にモータを作動させる信号が含まれる。この
ようなモータ駆動信号はモータ駆動線17を通って中継
ボックス15および16へ入力される。中継ボックス1
5、16ではそれぞれのリレー制御部20、21がモー
タ駆動信号を解析し、自己のモータ11または12が駆
動されるか否かをチェックする。いま、モータ駆動信号
にはモータ11を駆動すべき情報が含まれているものと
すると、リレー制御部20は、その情報の解析により自
己のモータ11は駆動されるべきであることを認識して
モータ用継電器18を閉動作させモータ11を回転動作
させる。一方、リレー制御部21は、情報解析により自
己のモータ12は駆動されるべきでないことを認識する
からモータ用継電器19を開状態のままにするからモー
タ12は回転動作しない。なお、図4中、符号22はリ
レー制御部20、21へ制御信号を伝達する信号線、2
3は駆動されるべきモータ11、12を指示する制御信
号を出力するモータ駆動指令回路である。
ついて説明する。先ず、モータ11、12のいずれかを
作動させたいときは、モータ制御部13においてモータ
駆動処理が実行され、インバータ14においてモータ駆
動信号が出力される。このモータ駆動信号には、モータ
11、12のうちのいずれのモータを作動させるかの情
報と、実際にモータを作動させる信号が含まれる。この
ようなモータ駆動信号はモータ駆動線17を通って中継
ボックス15および16へ入力される。中継ボックス1
5、16ではそれぞれのリレー制御部20、21がモー
タ駆動信号を解析し、自己のモータ11または12が駆
動されるか否かをチェックする。いま、モータ駆動信号
にはモータ11を駆動すべき情報が含まれているものと
すると、リレー制御部20は、その情報の解析により自
己のモータ11は駆動されるべきであることを認識して
モータ用継電器18を閉動作させモータ11を回転動作
させる。一方、リレー制御部21は、情報解析により自
己のモータ12は駆動されるべきでないことを認識する
からモータ用継電器19を開状態のままにするからモー
タ12は回転動作しない。なお、図4中、符号22はリ
レー制御部20、21へ制御信号を伝達する信号線、2
3は駆動されるべきモータ11、12を指示する制御信
号を出力するモータ駆動指令回路である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のモータ駆動制御装置にあっては、中継ボックス1
5、16は分岐されたモータ駆動線17の各モータ1
1、12近辺に設けられているだけであり、また各リレ
ー制御部20、21はそれぞれ対応するモータ用継電器
18、19をオン/オフする機能しか持たないから、例
えば上の例のように下位のモータ11が駆動されている
場合においてもモータ駆動線17は上位のモータ12の
中継ボックス16まで成立していることになる。一方イ
ンバータ14から出力されるモータ駆動信号は高周波の
信号から構成されている。このため、モータ駆動線17
の中継ボックス15に対応する分岐点から中継ボックス
16に達する部位までの回路部分(リード線)が発信ア
ンテナの役割を果たし、高周波の電圧が加わるとノイズ
が発生するという不具合があった。
来のモータ駆動制御装置にあっては、中継ボックス1
5、16は分岐されたモータ駆動線17の各モータ1
1、12近辺に設けられているだけであり、また各リレ
ー制御部20、21はそれぞれ対応するモータ用継電器
18、19をオン/オフする機能しか持たないから、例
えば上の例のように下位のモータ11が駆動されている
場合においてもモータ駆動線17は上位のモータ12の
中継ボックス16まで成立していることになる。一方イ
ンバータ14から出力されるモータ駆動信号は高周波の
信号から構成されている。このため、モータ駆動線17
の中継ボックス15に対応する分岐点から中継ボックス
16に達する部位までの回路部分(リード線)が発信ア
ンテナの役割を果たし、高周波の電圧が加わるとノイズ
が発生するという不具合があった。
【0006】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、下位のモータが駆動されている間にお
けるノイズの発生を防止したモータ駆動制御方法及び装
置を提供することである。
で、その目的は、下位のモータが駆動されている間にお
けるノイズの発生を防止したモータ駆動制御方法及び装
置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、モータ駆動制御装置において、それぞれ
対応するリード線およびモータ駆動用の継電器を介して
インバータに接続される複数のモータのうち、インバー
タにより遠い位置にあるモータを前記インバータに接続
するリード線の途中に回路遮断用の継電器を設け、また
モータ駆動信号に基づいて各継電器の動作をコントロー
ルする制御部を設けたことを要旨とする。
に、本発明は、モータ駆動制御装置において、それぞれ
対応するリード線およびモータ駆動用の継電器を介して
インバータに接続される複数のモータのうち、インバー
タにより遠い位置にあるモータを前記インバータに接続
するリード線の途中に回路遮断用の継電器を設け、また
モータ駆動信号に基づいて各継電器の動作をコントロー
ルする制御部を設けたことを要旨とする。
【0008】
【作用】本発明は、上記構成により、インバータ電源を
リード線およびモータ駆動用継電器を経由してモータに
伝達し当該モータを駆動制御する方式において、制御部
によりモータ駆動信号を処理して該当するモータを作動
させるとともに、回路遮断用継電器を作動させて当該モ
ータよりも上位のモータの駆動線を開放する。これによ
り、モータ駆動信号が、実際に駆動されるモータよりも
上位に伝播するのを遮断することができ、ノイズの発生
は防止される。
リード線およびモータ駆動用継電器を経由してモータに
伝達し当該モータを駆動制御する方式において、制御部
によりモータ駆動信号を処理して該当するモータを作動
させるとともに、回路遮断用継電器を作動させて当該モ
ータよりも上位のモータの駆動線を開放する。これによ
り、モータ駆動信号が、実際に駆動されるモータよりも
上位に伝播するのを遮断することができ、ノイズの発生
は防止される。
【0009】
【実施例】図1は本発明によるモータ駆動制御装置の一
実施例を示すブロック図である。この図において、符号
11、12は駆動手段としてのモータ、13はモータ駆
動用の信号を発生するインバータ14を有するモータ制
御部、また17はインバータ14と各モータ11、12
とを接続する回路であるモータ駆動線であり、これらモ
ータ11、12、モータ制御部13、インバータ14お
よびモータ駆動線17は前記従来のモータ駆動制御装置
に用いられているものと基本的に同様である。この実施
例ではモータ11と12のうちモータ11はもっともモ
ータ制御部13に近い位置にあるモータ、すなわち最下
位のモータであり(こちらを第1のモータとする)、モ
ータ12はもっともモータ制御部13から遠い位置にあ
るモータ、すなわち最上位のモータであるとし(こちら
を第2のモータとする)、モータ11とモータ12との
間には他の複数のモータが中間位モータとして存在して
いるものとする。
実施例を示すブロック図である。この図において、符号
11、12は駆動手段としてのモータ、13はモータ駆
動用の信号を発生するインバータ14を有するモータ制
御部、また17はインバータ14と各モータ11、12
とを接続する回路であるモータ駆動線であり、これらモ
ータ11、12、モータ制御部13、インバータ14お
よびモータ駆動線17は前記従来のモータ駆動制御装置
に用いられているものと基本的に同様である。この実施
例ではモータ11と12のうちモータ11はもっともモ
ータ制御部13に近い位置にあるモータ、すなわち最下
位のモータであり(こちらを第1のモータとする)、モ
ータ12はもっともモータ制御部13から遠い位置にあ
るモータ、すなわち最上位のモータであるとし(こちら
を第2のモータとする)、モータ11とモータ12との
間には他の複数のモータが中間位モータとして存在して
いるものとする。
【0010】また、この実施例において、モータ駆動線
17は、インバータ14に直接接続された第1のリード
線17aと、第1のリード線から延びて前記遠い位置に
あるモータへと延びる第2のリード線17bとから構成
されている。符号31は第1のリード線17aとこれに
接続された第1のモータ11との間に介装された中継ボ
ックス、32は第2のリード線17bと第2のモータ1
2との間に介装された中継ボックス、33は中継ボック
ス31内に設けられ、且つ第1のモータ11に達するモ
ータ駆動線17をオン/オフ切り替えするモータ用継電
器としての第1の継電器、34は中継ボックス32内に
設けられ、且つ第2のモータ12に達するモータ駆動線
17をオン/オフ切り替えするモータ用継電器である第
2の継電器、35は中継ボックス31内において第2の
リード線17bの途中に設けられ、且つ第2のモータ1
2、すなわち第1のモータ11よりも上位のモータに達
するモータ駆動線17を遮断、或いは開放する回路遮断
用継電器としての第3の継電器であり、これらの継電器
のうち、第1および第2の継電器33、34は通常は開
放状態(オフ状態)にあるリレーによって構成されてい
る一方、第3の継電器35は通常は閉放状態(オン状
態)にあるリレーによって構成されている。第3の継電
器35は第2のモータ12のみならず他の中間位モータ
に対応する中継ボックス内にも設けられている。但し、
この実施例では、第2のモータ12は最上位モータであ
るからこれに対応する中継ボックス32内には回路遮断
用継電器は設けられていない。
17は、インバータ14に直接接続された第1のリード
線17aと、第1のリード線から延びて前記遠い位置に
あるモータへと延びる第2のリード線17bとから構成
されている。符号31は第1のリード線17aとこれに
接続された第1のモータ11との間に介装された中継ボ
ックス、32は第2のリード線17bと第2のモータ1
2との間に介装された中継ボックス、33は中継ボック
ス31内に設けられ、且つ第1のモータ11に達するモ
ータ駆動線17をオン/オフ切り替えするモータ用継電
器としての第1の継電器、34は中継ボックス32内に
設けられ、且つ第2のモータ12に達するモータ駆動線
17をオン/オフ切り替えするモータ用継電器である第
2の継電器、35は中継ボックス31内において第2の
リード線17bの途中に設けられ、且つ第2のモータ1
2、すなわち第1のモータ11よりも上位のモータに達
するモータ駆動線17を遮断、或いは開放する回路遮断
用継電器としての第3の継電器であり、これらの継電器
のうち、第1および第2の継電器33、34は通常は開
放状態(オフ状態)にあるリレーによって構成されてい
る一方、第3の継電器35は通常は閉放状態(オン状
態)にあるリレーによって構成されている。第3の継電
器35は第2のモータ12のみならず他の中間位モータ
に対応する中継ボックス内にも設けられている。但し、
この実施例では、第2のモータ12は最上位モータであ
るからこれに対応する中継ボックス32内には回路遮断
用継電器は設けられていない。
【0011】符号36は中継ボックス31内に設けられ
て第1の継電器33および第3の継電器35のオン/オ
フ動作をコントロールする制御部すなわちリレー制御
部、37は中継ボックス32、内に設けられて第2の継
電器34のオン/オフ動作を制御するリレー制御部であ
り、これらのリレー制御部36、37はマイクロコンピ
ュータからなる。インバータ14から延びるモータ駆動
線17は、インバータ14により近い第1のモータ11
から順に分岐しながら、より遠い位置にある第2のモー
タ12へ向かって延びている。そして、中継ボックス3
1は、モータ駆動線17が分岐した後の枝の部分に第1
のモータ11に対応して設けられるとともに、当該中継
ボックス31の中にモータ駆動線17の上位に向かう部
分を引き込んでその部分に第3の継電器35を配設して
いる。一方、中継ボックス32は、従来の中継ボックス
16と同様、モータ駆動線17が分岐した後の枝の部分
に各第2のモータ12に対応して設けられている。ま
た、モータ制御部13内には、モータ11、12の駆動
指令を出力するモータ駆動指令回路23が設けられてい
る。
て第1の継電器33および第3の継電器35のオン/オ
フ動作をコントロールする制御部すなわちリレー制御
部、37は中継ボックス32、内に設けられて第2の継
電器34のオン/オフ動作を制御するリレー制御部であ
り、これらのリレー制御部36、37はマイクロコンピ
ュータからなる。インバータ14から延びるモータ駆動
線17は、インバータ14により近い第1のモータ11
から順に分岐しながら、より遠い位置にある第2のモー
タ12へ向かって延びている。そして、中継ボックス3
1は、モータ駆動線17が分岐した後の枝の部分に第1
のモータ11に対応して設けられるとともに、当該中継
ボックス31の中にモータ駆動線17の上位に向かう部
分を引き込んでその部分に第3の継電器35を配設して
いる。一方、中継ボックス32は、従来の中継ボックス
16と同様、モータ駆動線17が分岐した後の枝の部分
に各第2のモータ12に対応して設けられている。ま
た、モータ制御部13内には、モータ11、12の駆動
指令を出力するモータ駆動指令回路23が設けられてい
る。
【0012】かかる構成を有するモータ駆動制御装置の
動作について説明する。先ず、第1のモータ11から第
2のモータ12までのうちのいずれかを作動させたいと
きは、モータ制御部13においてモータ駆動処理が実行
され、モータ駆動指令回路23からは制御信号が出力さ
れる一方、インバータ14からはモータ駆動信号が出力
される。前記制御信号には、第1および第2のモータ1
1、12を含む複数のモータのうち(ここでは複数のモ
ータを最下位の第1のモータ11、および最上位の第2
のモータ12で代表させる)のどのモータを作動させる
かの情報が含まれる。そして、制御信号は信号線22を
通してリレー制御部36、37へ伝送され、またモータ
駆動信号はモータ駆動線17を通って第1、第2、第3
の継電器33、34、35へ入力される。中継ボックス
31、32ではそれぞれのリレー制御部36、37が制
御信号内のモータ駆動指令を解析し、自己の第1のモー
タ11または第2のモータ12が駆動されるか否かをチ
ェックする。
動作について説明する。先ず、第1のモータ11から第
2のモータ12までのうちのいずれかを作動させたいと
きは、モータ制御部13においてモータ駆動処理が実行
され、モータ駆動指令回路23からは制御信号が出力さ
れる一方、インバータ14からはモータ駆動信号が出力
される。前記制御信号には、第1および第2のモータ1
1、12を含む複数のモータのうち(ここでは複数のモ
ータを最下位の第1のモータ11、および最上位の第2
のモータ12で代表させる)のどのモータを作動させる
かの情報が含まれる。そして、制御信号は信号線22を
通してリレー制御部36、37へ伝送され、またモータ
駆動信号はモータ駆動線17を通って第1、第2、第3
の継電器33、34、35へ入力される。中継ボックス
31、32ではそれぞれのリレー制御部36、37が制
御信号内のモータ駆動指令を解析し、自己の第1のモー
タ11または第2のモータ12が駆動されるか否かをチ
ェックする。
【0013】いま、制御信号には第1のモータ11を駆
動すべき情報が含まれているものとすると、リレー制御
部36は、その情報の解析により自己の第1のモータ1
1は駆動されるべきであることを認識して第1の継電器
33の閉路を指令して閉動作させ第1のモータ11を回
転動作させる。さらにリレー制御部36は、第3の継電
器35の開路を指令して開動作させ、第1のリード線1
7aから第2のリード線17bへと続くモータ駆動線1
7を、第2のリード線17bの途中で遮断し、第1のモ
ータ11よりも上位の部分を開放する。これにより、モ
ータ駆動線17の、第1のリード線17aよりも上位の
部分はインバータ14から完全に切り離され、その部分
が発信アンテナとして機能することもなくなるから、高
周波のモータ駆動信号によるノイズを発生することなく
第1のモータ11を駆動することができる。
動すべき情報が含まれているものとすると、リレー制御
部36は、その情報の解析により自己の第1のモータ1
1は駆動されるべきであることを認識して第1の継電器
33の閉路を指令して閉動作させ第1のモータ11を回
転動作させる。さらにリレー制御部36は、第3の継電
器35の開路を指令して開動作させ、第1のリード線1
7aから第2のリード線17bへと続くモータ駆動線1
7を、第2のリード線17bの途中で遮断し、第1のモ
ータ11よりも上位の部分を開放する。これにより、モ
ータ駆動線17の、第1のリード線17aよりも上位の
部分はインバータ14から完全に切り離され、その部分
が発信アンテナとして機能することもなくなるから、高
周波のモータ駆動信号によるノイズを発生することなく
第1のモータ11を駆動することができる。
【0014】一方、リレー制御部37は、情報解析によ
り自己の第2のモータ12は駆動されるべきでないこと
を認識し第2の継電器34を開状態のままに保持するか
ら第2のモータ12は回転動作しない。
り自己の第2のモータ12は駆動されるべきでないこと
を認識し第2の継電器34を開状態のままに保持するか
ら第2のモータ12は回転動作しない。
【0015】第2のモータ12を駆動する場合は、前記
モータ駆動指令回路23からの指令信号により、第2の
継電器34を駆動させ、第2のモータ12を回転駆動さ
せる。このとき第3の継電器による第2のリード線17
bの開路動作はなされないことは述べるまでもない。
モータ駆動指令回路23からの指令信号により、第2の
継電器34を駆動させ、第2のモータ12を回転駆動さ
せる。このとき第3の継電器による第2のリード線17
bの開路動作はなされないことは述べるまでもない。
【0016】以上の動作は、中間位のモータを駆動すべ
きモータ駆動信号がインバータ14から出力されたとき
も、その中間位のモータについて同様に行なわれる。
きモータ駆動信号がインバータ14から出力されたとき
も、その中間位のモータについて同様に行なわれる。
【0017】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、制御手段のインバータに第1のリード線および第1
の継電器を介して第1のモータを接続し、またこの第1
のリード線に、第2のリード線および第2の継電器を順
次介して第2のモータを接続し、制御手段からの制御信
号を継電器により伝達、非伝達してモータを駆動制御す
る装置において、第2のリード線の途中に第3の継電器
を介装し、第1の継電器の閉路を指令したときに第3の
継電器の開路を指令するようにしたため、モータを駆動
する場合に、当該駆動されるモータよりも上位のモータ
をインバータから遮断する。これにより、モータ駆動信
号が、前記駆動されるモータよりも上位に伝播するのを
遮断することができ、モータ駆動に伴うノイズの発生を
防止することができる。
ば、制御手段のインバータに第1のリード線および第1
の継電器を介して第1のモータを接続し、またこの第1
のリード線に、第2のリード線および第2の継電器を順
次介して第2のモータを接続し、制御手段からの制御信
号を継電器により伝達、非伝達してモータを駆動制御す
る装置において、第2のリード線の途中に第3の継電器
を介装し、第1の継電器の閉路を指令したときに第3の
継電器の開路を指令するようにしたため、モータを駆動
する場合に、当該駆動されるモータよりも上位のモータ
をインバータから遮断する。これにより、モータ駆動信
号が、前記駆動されるモータよりも上位に伝播するのを
遮断することができ、モータ駆動に伴うノイズの発生を
防止することができる。
【図1】本発明によるモータ駆動制御装置の一実施例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】本発明を適用するモータ駆動制御装置が組み込
まれる立体駐車装置の正面断面図である。
まれる立体駐車装置の正面断面図である。
【図3】前記立体駐車装置の1つの階層の平面図であ
る。
る。
【図4】従来のモータ駆動制御装置の一例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
11 第1のモータ(最下位) 12 第2のモータ(最上位) 13 モータ制御部 14 インバータ 17 モータ駆動線 23 モータ駆動指令回路 31、32 中継ボックス 33 第1の継電器(モータ用継電器) 34 第2の継電器(モータ用継電器) 35 第3の継電器(回路遮断用継電器) 36、37 リレー制御部
Claims (3)
- 【請求項1】 第1のモータを駆動すべき信号の場合は
インバータに接続するリード線を該第1のモータに接続
すると共に、前記リード線と第2のモータとを接続する
第2リード線の途中に配置した第2の遮断機を閉路から
開路に動作させることを特徴とするモータ駆動制御方
法。 - 【請求項2】 モータの電源を出力するインバータを有
する制御手段と、インバータの駆動作用によって動作す
る複数のモータと、インバータと各モータとを接続する
モータ駆動線をオン/オフ切り替えするモータ用継電器
とを有するモータ駆動制御装置において、前記インバー
タに接続した第1のリード線と、 該第1のリード線に、第1の継電器を介して接続した第
1のモータと、 前記第1のリード線に、第2のリード線、および第2の
継電器を順次介して接続した第2のモータと、 指令によって前記第1の継電器、前記第2の継電器をそ
れぞれ駆動する第1および第2の制御部と、 前記第2のリード線の途中に設置され、通常は閉路して
いる第3の継電器と、からなり、 前記第1の制御部は、第1の継電器の閉路を指令した場
合に前記第3の継電器の開路を指令するものであるこ
と、 を特徴とするモータ駆動制御装置。 - 【請求項3】 第1および第2の継電器は通常において
開路しているリレーからなる一方、第3の継電器は通常
において閉路しているリレーからなることを特徴とする
請求項2記載のモータ駆動制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6130148A JPH07337091A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | モータ駆動制御方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6130148A JPH07337091A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | モータ駆動制御方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07337091A true JPH07337091A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=15027129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6130148A Pending JPH07337091A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | モータ駆動制御方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07337091A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11473789B2 (en) | 2018-05-31 | 2022-10-18 | Mitsubishi Electric Corporation | Outdoor unit for a refrigeration cycle apparatus and refrigerating cycle device |
-
1994
- 1994-06-13 JP JP6130148A patent/JPH07337091A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11473789B2 (en) | 2018-05-31 | 2022-10-18 | Mitsubishi Electric Corporation | Outdoor unit for a refrigeration cycle apparatus and refrigerating cycle device |
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