JPH073369Y2 - テ−プ状光フアイバ心線 - Google Patents
テ−プ状光フアイバ心線Info
- Publication number
- JPH073369Y2 JPH073369Y2 JP8645887U JP8645887U JPH073369Y2 JP H073369 Y2 JPH073369 Y2 JP H073369Y2 JP 8645887 U JP8645887 U JP 8645887U JP 8645887 U JP8645887 U JP 8645887U JP H073369 Y2 JPH073369 Y2 JP H073369Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- tape
- coating layer
- fiber core
- shaped optical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、高密度な光通信などにおいて有利に用いるこ
とのできる新規なテープ状光フアイバ心線に関し、とく
に接続の際などの取り扱いが簡便で、かつ耐側圧特性に
も優れた被覆層を備えた構造のテープ状光フアイバ心線
に関するものである。
とのできる新規なテープ状光フアイバ心線に関し、とく
に接続の際などの取り扱いが簡便で、かつ耐側圧特性に
も優れた被覆層を備えた構造のテープ状光フアイバ心線
に関するものである。
昨今の情報通信技術の進歩と共に、信号伝送の高速化へ
の要求が高まつている。このような高速信号伝送技術を
具現化したものとして、光通信技術の実用化が挙げられ
る。即ち、光信号伝送は、光自体の特性による高速伝送
の実現と共に、伝送路たる光フアイバが軽量であり、ま
た磁界、電界等の影響が少ない等の通信技術上での利点
を備えている。しかしながら、このような光フアイバ伝
送路を以つてしても、依然としてより大量の信号伝送へ
の要求は残り、これに対応して信号伝送用光フアイバに
ついても各種の工夫が提案されている。
の要求が高まつている。このような高速信号伝送技術を
具現化したものとして、光通信技術の実用化が挙げられ
る。即ち、光信号伝送は、光自体の特性による高速伝送
の実現と共に、伝送路たる光フアイバが軽量であり、ま
た磁界、電界等の影響が少ない等の通信技術上での利点
を備えている。しかしながら、このような光フアイバ伝
送路を以つてしても、依然としてより大量の信号伝送へ
の要求は残り、これに対応して信号伝送用光フアイバに
ついても各種の工夫が提案されている。
このような背景に立脚して実現されたもののひとつにテ
ープ状光フアイバ心線が挙げられる。即ち、テープ状光
フアイバ心線は、光導波路たる光フアイバ素線を、共通
被覆層によつて一体として構成したもので、簡便な取り
扱いで高密度信号伝送を実現するものとして注目されて
いる。
ープ状光フアイバ心線が挙げられる。即ち、テープ状光
フアイバ心線は、光導波路たる光フアイバ素線を、共通
被覆層によつて一体として構成したもので、簡便な取り
扱いで高密度信号伝送を実現するものとして注目されて
いる。
第5図は、上述のようなテープ状光フアイバ心線の代表
的な構成を示す断面図であり、各々に素線被覆2を備え
た光伝送用の光フアイバ素線1を共通被覆層4によつて
テープ状に形成したものである。尚、従来の技術におい
ては、前述の素線被覆2および共通被覆層4には、例え
ば、共に紫外硬化性ウレタンアクリレートを材料として
形成していた。
的な構成を示す断面図であり、各々に素線被覆2を備え
た光伝送用の光フアイバ素線1を共通被覆層4によつて
テープ状に形成したものである。尚、従来の技術におい
ては、前述の素線被覆2および共通被覆層4には、例え
ば、共に紫外硬化性ウレタンアクリレートを材料として
形成していた。
ところで、このテープ状光フアイバ心線を他の部材、例
えば通常の単芯コア光フアイバに接続する場合あるいは
他のテープ状光フアイバ心線に接続するような場合、テ
ープ状のままであると扱い難く、更に接続による伝送損
失の増加等の問題もあるので、前述の共通被覆層4を除
去して各光フアイバ素線1毎に処理を施す必要が生じ
る。
えば通常の単芯コア光フアイバに接続する場合あるいは
他のテープ状光フアイバ心線に接続するような場合、テ
ープ状のままであると扱い難く、更に接続による伝送損
失の増加等の問題もあるので、前述の共通被覆層4を除
去して各光フアイバ素線1毎に処理を施す必要が生じ
る。
これを解決する手段として、テープ状光フアイバ心線に
おいて、各光フアイバ素線1の素線被覆2と共通被覆層
4との間に、素線被覆2と共通被覆層4の接着または圧
接を阻害する剥離性硬化被覆層を設けた構造が提案され
ている(たとえば実願昭61−126584号.実公平04−0401
79号公報)。
おいて、各光フアイバ素線1の素線被覆2と共通被覆層
4との間に、素線被覆2と共通被覆層4の接着または圧
接を阻害する剥離性硬化被覆層を設けた構造が提案され
ている(たとえば実願昭61−126584号.実公平04−0401
79号公報)。
従来のこの種の構造のテープ状光フアイバ心線は、剥離
性硬化被覆層を構成する材料に対する伝送特性上の検討
が不十分であり、光フアイバ素線へばらす時の作業性を
優先させて材料を選ぶため、テープ状光フアイバ心線の
特性劣化、特に耐側圧特性の劣化を招くことが多かつ
た。例えば光フアイバ素線へばらす時の作業性を優先さ
せると、剥離性硬化被覆層は引つ張り力や剪断力に対す
る強度の弱い材料の方が有利であつたが、こうした強度
の弱い樹脂を選んだ場合伝送特性が悪化し、従つてケー
ブル化による伝送損失の増加などの問題が生じることが
多かつた。
性硬化被覆層を構成する材料に対する伝送特性上の検討
が不十分であり、光フアイバ素線へばらす時の作業性を
優先させて材料を選ぶため、テープ状光フアイバ心線の
特性劣化、特に耐側圧特性の劣化を招くことが多かつ
た。例えば光フアイバ素線へばらす時の作業性を優先さ
せると、剥離性硬化被覆層は引つ張り力や剪断力に対す
る強度の弱い材料の方が有利であつたが、こうした強度
の弱い樹脂を選んだ場合伝送特性が悪化し、従つてケー
ブル化による伝送損失の増加などの問題が生じることが
多かつた。
本考案は、剥離性硬化被覆層を構成する材料として、圧
縮弾性率が、或る範囲内にある材料を用いて剥離性硬化
被覆層を形成すると、テープ状光フアイバ心線の耐側圧
特性が著しく劣化することを考案者らの理論検討および
実験データから確認したことからなされた耐側圧特性の
優れたテープ状光フアイバ心線を提供するもので、本考
案は従来の問題点を解決するため、各光フアイバ素線の
素線被覆と共通被覆層との間に剥離性硬化被覆層を設け
た構造のテープ状光フアイバ心線において、剥離性硬化
被覆層は、圧縮弾性率が5Kg/mm2以上で100Kg/mm2以
下の剥離性硬化被覆層からなる構造を備えていることを
特徴としている。
縮弾性率が、或る範囲内にある材料を用いて剥離性硬化
被覆層を形成すると、テープ状光フアイバ心線の耐側圧
特性が著しく劣化することを考案者らの理論検討および
実験データから確認したことからなされた耐側圧特性の
優れたテープ状光フアイバ心線を提供するもので、本考
案は従来の問題点を解決するため、各光フアイバ素線の
素線被覆と共通被覆層との間に剥離性硬化被覆層を設け
た構造のテープ状光フアイバ心線において、剥離性硬化
被覆層は、圧縮弾性率が5Kg/mm2以上で100Kg/mm2以
下の剥離性硬化被覆層からなる構造を備えていることを
特徴としている。
テープ状光フアイバ心線に側圧が加えられた場合、種々
の被覆層を通して加えられた側圧による外力ガ光フアイ
バ素線を構成しているガラスフアイバに伝わり、ガラス
フアイバに微小な曲がり、すなわちマイクロベンドが生
じて、その部分での伝送損失が増加すると考えられる。
この側圧により生ずるマイクロベンド部分における伝送
損失増加特性は、理論的には、テープ状光フアイバ心線
に外力を加えた際に、ガラスフアイバに発生する応力を
求めることにより評価することができる(たとえば昭和
59年度電子通信学会光・電波部門講演文集NO.2256)。
の被覆層を通して加えられた側圧による外力ガ光フアイ
バ素線を構成しているガラスフアイバに伝わり、ガラス
フアイバに微小な曲がり、すなわちマイクロベンドが生
じて、その部分での伝送損失が増加すると考えられる。
この側圧により生ずるマイクロベンド部分における伝送
損失増加特性は、理論的には、テープ状光フアイバ心線
に外力を加えた際に、ガラスフアイバに発生する応力を
求めることにより評価することができる(たとえば昭和
59年度電子通信学会光・電波部門講演文集NO.2256)。
考案者らは、各光フアイバ素線の素線被覆と共通被覆層
との間に剥離性硬化被覆層を設けたテープ状光フアイバ
心線の構造に関して、剥離性硬化被覆層の物性につい
て、これまで何ら検討がなされていないこと、とくに圧
縮弾性率が耐側圧特性に深く関連していることに着目
し、有限要素法による応力解析用プログラムMSC/NASTRN
を用いて、テープ状光フアイバ心線の剥離性硬化被覆層
の圧縮弾性率とガラスフアイバに発生する応力の関係を
調べた。その結果得られた関係を第2図に示す。この計
算には、テープ状光フアイバ心線を構成する各要素の寸
法および物性値として以下の値を用いた。
との間に剥離性硬化被覆層を設けたテープ状光フアイバ
心線の構造に関して、剥離性硬化被覆層の物性につい
て、これまで何ら検討がなされていないこと、とくに圧
縮弾性率が耐側圧特性に深く関連していることに着目
し、有限要素法による応力解析用プログラムMSC/NASTRN
を用いて、テープ状光フアイバ心線の剥離性硬化被覆層
の圧縮弾性率とガラスフアイバに発生する応力の関係を
調べた。その結果得られた関係を第2図に示す。この計
算には、テープ状光フアイバ心線を構成する各要素の寸
法および物性値として以下の値を用いた。
ガラスフアイバ径:0.125mmφ、 ガラスフアイバ圧縮弾性率:7000Kg/mm2、 素線被覆1層目厚さ:0.0375mm、 素線被覆1層目圧縮弾性率:0.15Kg/mm2、 素線被覆2層目厚さ:0.02mm、 素線被覆2層目圧縮弾性率:70Kg/mm2、 共通被覆層最小厚さ:0.06mm、 共通被覆層圧縮弾性率:70Kg/mm2、 第2図によると、ガラスフアイバに発生する応力は剥離
性硬化被覆の圧縮弾性率に大きく依存し、剥離性硬化被
覆の圧縮弾性率が0.5Kg/mm2のとき、ガラスフアイバに
発生する応力は最大となり、圧縮弾性率が0.5Kg/mm2以
上、または0.5Kg/mm2以下では減少している。そして、
剥離性硬化被覆層を設けたことりよるガラスフアイバの
発生応力の増大を20%以内に抑えるためには、剥離性硬
化被覆層の圧縮弾性率を5Kg/mm2以上、もしくは0.04K
g/mm2以下にすればよいことが解る。なお上述の計算例
におけるテープ状光フアイバ心線構成の各要素の寸法・
物性値の各パラメータとは異なる他のパラメータについ
て試算した結果も、ほぼ同様の傾向の結果が得られた。
性硬化被覆の圧縮弾性率に大きく依存し、剥離性硬化被
覆の圧縮弾性率が0.5Kg/mm2のとき、ガラスフアイバに
発生する応力は最大となり、圧縮弾性率が0.5Kg/mm2以
上、または0.5Kg/mm2以下では減少している。そして、
剥離性硬化被覆層を設けたことりよるガラスフアイバの
発生応力の増大を20%以内に抑えるためには、剥離性硬
化被覆層の圧縮弾性率を5Kg/mm2以上、もしくは0.04K
g/mm2以下にすればよいことが解る。なお上述の計算例
におけるテープ状光フアイバ心線構成の各要素の寸法・
物性値の各パラメータとは異なる他のパラメータについ
て試算した結果も、ほぼ同様の傾向の結果が得られた。
剥離性硬化被覆層を形成する材料としては、紫外線硬化
性等の光硬化性あるいは熱硬化性を有して容易に成形で
き、且つ、共通被覆層あるいは各光フアイバ要素の素線
被覆と圧接あるいは接着を生じない各種の樹脂を用いる
ことができる。
性等の光硬化性あるいは熱硬化性を有して容易に成形で
き、且つ、共通被覆層あるいは各光フアイバ要素の素線
被覆と圧接あるいは接着を生じない各種の樹脂を用いる
ことができる。
このような剥離性硬化被覆層の材料樹脂の例としては、
紫外線硬化性シリコン系樹脂あるいは紫外線硬化性弗素
樹脂等を主成分とする剥離剤を挙げることができる。な
お、ここで使用されるシリコン系樹脂あるいは弗素系樹
脂とは、それぞれ分子中に珪素(Si)原子または弗素
(F)原子を持つ有機化合物であつて、熱あるいは光に
よつて硬化が可能であり、硬化物が良好な剥離性を有す
るものをいう。以下に本考案の実施例について説明す
る。
紫外線硬化性シリコン系樹脂あるいは紫外線硬化性弗素
樹脂等を主成分とする剥離剤を挙げることができる。な
お、ここで使用されるシリコン系樹脂あるいは弗素系樹
脂とは、それぞれ分子中に珪素(Si)原子または弗素
(F)原子を持つ有機化合物であつて、熱あるいは光に
よつて硬化が可能であり、硬化物が良好な剥離性を有す
るものをいう。以下に本考案の実施例について説明す
る。
第1図に本考案のテープ状光フアイバ心線の実施例の断
面構造を示す。1は光フアイバ素線、2は内層の1層目
被覆および外層の2層目被覆からなる二層構造の素線被
覆、3は剥離性硬化被覆層、4は共通被覆層である。
面構造を示す。1は光フアイバ素線、2は内層の1層目
被覆および外層の2層目被覆からなる二層構造の素線被
覆、3は剥離性硬化被覆層、4は共通被覆層である。
第1図の構造を備え、各構成要素である光フアイバ素線
1を形成するガラスフアイバの外径,コア径,屈折率分
布,屈折率差,素線被覆2を形成する1層目および2層
目被覆の厚さ,圧縮弾性率、剥離性硬化被覆層3の厚
さ,圧縮弾性率、共通被覆層4の最小厚さ,圧縮弾性率
およびテープ状光フアイバ心線の断面寸法を、それぞれ
次表に示す異つた寸法および物性値により試作した5種
類の実施例1乃至実施例5について側圧特性を評価し
た。
1を形成するガラスフアイバの外径,コア径,屈折率分
布,屈折率差,素線被覆2を形成する1層目および2層
目被覆の厚さ,圧縮弾性率、剥離性硬化被覆層3の厚
さ,圧縮弾性率、共通被覆層4の最小厚さ,圧縮弾性率
およびテープ状光フアイバ心線の断面寸法を、それぞれ
次表に示す異つた寸法および物性値により試作した5種
類の実施例1乃至実施例5について側圧特性を評価し
た。
素線被覆2の1層目被覆,2層目被覆および共通被覆層4
は、紫外線硬化性のウレタンアクリレートにより形成
し、剥離性硬化被覆層は紫外線硬化性のシリコンアクリ
レートにより形成した。
は、紫外線硬化性のウレタンアクリレートにより形成
し、剥離性硬化被覆層は紫外線硬化性のシリコンアクリ
レートにより形成した。
実施例1乃至実施例5のテープ状光フアイバ心線の側圧
特性は、第3図a,bに概要を示す側圧試験法により評価
した。第3図aにおいて、5は光源、6は励振用ダミ、
7は実施例1乃至実施例5のテープ状光フアイバ心線、
8は寸法が50×50mm2の金属製平板で、テープ状光フア
イバ心線7を挾持し、加圧することにより側圧を与える
ものである。9はパワーメータである。第3図bに、テ
ープ状光フアイバ心線7を金属製平板8の間に挾み加圧
する状態の要部断面を示す。
特性は、第3図a,bに概要を示す側圧試験法により評価
した。第3図aにおいて、5は光源、6は励振用ダミ、
7は実施例1乃至実施例5のテープ状光フアイバ心線、
8は寸法が50×50mm2の金属製平板で、テープ状光フア
イバ心線7を挾持し、加圧することにより側圧を与える
ものである。9はパワーメータである。第3図bに、テ
ープ状光フアイバ心線7を金属製平板8の間に挾み加圧
する状態の要部断面を示す。
第4図に実施例1乃至実施例5の側圧特性を評価した結
果を示す。第4図で、評価特性I,II,III,IV,Vは、それ
ぞれ実施例1乃至5の試作テープ状光フアイバ心線に対
応するものである。第4図の評価結果を示すとおり、論
理検討による結果と一致することを確認した。
果を示す。第4図で、評価特性I,II,III,IV,Vは、それ
ぞれ実施例1乃至5の試作テープ状光フアイバ心線に対
応するものである。第4図の評価結果を示すとおり、論
理検討による結果と一致することを確認した。
また、光フアイバ素線へばらす時の作業性も従来とかわ
りないことを確認した。
りないことを確認した。
以上説明したように、本考案のテープ状光フアイバ心線
は、素線被覆の外周に施す剥離性効果被覆層の圧縮弾性
率が5Kg/mm2以上、100Kg/mm2以下の構成を備えてい
ることにより、テープ状光フアイバ心線の耐側圧特性が
向上し、外力による伝送損失の増加を抑制し、その効果
が大きい。
は、素線被覆の外周に施す剥離性効果被覆層の圧縮弾性
率が5Kg/mm2以上、100Kg/mm2以下の構成を備えてい
ることにより、テープ状光フアイバ心線の耐側圧特性が
向上し、外力による伝送損失の増加を抑制し、その効果
が大きい。
第1図は本考案のテープ状光フアイバ心線の断面構造
図、第2図は剥離性硬化被覆層とガラスフアイバに発生
する応力の関係を示す図、 第3図a,bはテープ状光フアイバ心線の側圧試験法を説
明する図、 第4図は実施例のテープ状光フアイバ心線の側圧試験結
果を示す図、 第5図は従来のテープ状光フアイバ心線の断面構造図で
ある。 1……光フアイバ素線 2……素線被覆 3……剥離性硬化被覆層 4……共通被覆層 5……光源 6……励振用ダミ 7……テープ状光フアイバ心線 8……金属製平板 9……パワーメータ
図、第2図は剥離性硬化被覆層とガラスフアイバに発生
する応力の関係を示す図、 第3図a,bはテープ状光フアイバ心線の側圧試験法を説
明する図、 第4図は実施例のテープ状光フアイバ心線の側圧試験結
果を示す図、 第5図は従来のテープ状光フアイバ心線の断面構造図で
ある。 1……光フアイバ素線 2……素線被覆 3……剥離性硬化被覆層 4……共通被覆層 5……光源 6……励振用ダミ 7……テープ状光フアイバ心線 8……金属製平板 9……パワーメータ
Claims (1)
- 【請求項1】それぞれの素線被覆(2)を具備する複数
の光フアイバ素線(1)が同一平面上に平行に配列さ
れ、前記複数の光フアイバ素線(1)は共通被覆層
(4)により一体に覆われているテープ状光フアイバ心
線であつて、前記各光フアイバ素線(1)の素線被覆
(2)と前記共通被覆層(4)との間に、前記素線被覆
(2)と共通被覆層(4)の接着または圧接を阻害する
剥離性硬化被覆層を設けた構造のテープ状光フアイバ心
線において、 前記剥離性硬化被覆層は、 圧縮弾性率が5Kg/mm2以上、100Kg/mm2以下の剥離性
硬化被覆層(3)からなる ことを特徴とするテープ状光フアイバ心線。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8645887U JPH073369Y2 (ja) | 1987-06-03 | 1987-06-03 | テ−プ状光フアイバ心線 |
CA000568269A CA1307144C (en) | 1987-06-03 | 1988-06-01 | Coated optical fiber tape |
EP88108822A EP0293886B1 (en) | 1987-06-03 | 1988-06-01 | Coated optical fiber tape |
DE88108822T DE3883851T2 (de) | 1987-06-03 | 1988-06-01 | Beschichtung für optisches Fiberband. |
US07/201,407 US4953945A (en) | 1987-06-03 | 1988-06-02 | Transmission protective coated optical fiber tape |
AU17341/88A AU604328B2 (en) | 1987-06-03 | 1988-06-03 | Coated optical fiber tape |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8645887U JPH073369Y2 (ja) | 1987-06-03 | 1987-06-03 | テ−プ状光フアイバ心線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6413018U JPS6413018U (ja) | 1989-01-24 |
JPH073369Y2 true JPH073369Y2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=31311095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8645887U Expired - Lifetime JPH073369Y2 (ja) | 1987-06-03 | 1987-06-03 | テ−プ状光フアイバ心線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073369Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0360185U (ja) * | 1989-10-18 | 1991-06-13 |
-
1987
- 1987-06-03 JP JP8645887U patent/JPH073369Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6413018U (ja) | 1989-01-24 |
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