JPH052122B2 - - Google Patents

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JPH052122B2
JPH052122B2 JP60185034A JP18503485A JPH052122B2 JP H052122 B2 JPH052122 B2 JP H052122B2 JP 60185034 A JP60185034 A JP 60185034A JP 18503485 A JP18503485 A JP 18503485A JP H052122 B2 JPH052122 B2 JP H052122B2
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JP
Japan
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optical fiber
optical fibers
tensile strength
fiber unit
optical
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JP60185034A
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JPS6247008A (ja
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Shigeru Suzuki
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OCC Corp
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/441Optical cables built up from sub-bundles

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、光フアイバユニツトにかかわり、
特に、海底光ケーブルの通信線路として有用な光
フアイバユニツトに関するものである。
〔従来の技術〕
長距離間の通信手段として利用される海底光ケ
ーブルは、伝送情報を多くするために、通常、複
数本の光フアイバをユニツト化した光フアイバユ
ニツトが中心部に配置されている。
第7図aは従来のかかる光フアイバユニツトの
断面構造の一例を示したもので、10は中心部に
配置されている中心抗張力線(鋼線)で、紫外線
(UV)硬化型のウレタン系樹脂層10aで被覆
されている。20a,20b,20c,20d,
20e,20fは鋼線10の外周に撚られている光
フアイバで、この光フアイバ20a〜20fの
各々には、保護被覆として光フアイバ心線21に
外周にUV硬化ウレタン系樹脂層22、UV硬化
エポキシ系樹脂層23、ナイロン層24で順次被
覆されている。そして、この光フアイバ20a〜
20f相互の空隙部にはUV硬化ウレタン系樹脂
からなるユニツト充実材30が充填されている。
なお、ユニツト充実材30の内層側30aは、
低ヤング率、外周側30bは高ヤング率のUV硬
化ウレタン系樹脂とされている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような光フアイバユニツトは前記3層の保
護被覆によつて光フアイバ20a〜20fが保護
されており、光フアイバユニツト全体は、充実材
30によつて保護されることになるが、以下に示
すような欠点もみられる。
(1) 光フアイバ20a〜20fの製造工程におい
て、熱硬化樹脂、あるいはUV硬化樹脂の被覆
と、ナイロン被覆が別工程になるのでコストア
ツプを招き、また、ナイロンを被覆することに
よつて光フアイバ20a〜20fの径が大きく
なり、その結果ユニツト全体の径も大きくなる
ので高密度集合に適さない。
(2) UV硬化ウレタン系の樹脂が被覆されている
中心抗張力線10の外表面に光フアイバ20a
〜20fを撚り合わせると、撚り合わせ時、あ
るいは後工程の熱の影響により抗張力線に被覆
されているUV硬化ウレタン樹脂が軟らかくな
り、そのため抗張力線の外表面に撚り合わせた
光フアイバが喰い込んで光フアイバ心線にうね
りが発生し易くなり、その結果、マイクロベン
ドによる損失増が起こり易い。
そこで、前記(1)、(2)の問題を改良したものとし
て第7図bに示すような中心抗張力線10の外表
面に撚り合わせた光フアイバ20a〜20fの2
次被覆とされているナイロン層24を省略した外
径0.4mmの光フアイバを撚り合わせた構造が提案
されているが、光フアイバの1次被覆層である
UV硬化ウレタン系樹脂またはUV硬化エポキシ
系樹脂と空隙部に充填するUV硬化ウレタン系樹
脂が接着するので、端末作業等でユニツトを解体
する時に、光フアイバ同志が容易に分離されない
という問題がある。
この発明はかかる問題点を解消するためになさ
れたもので、伝送損失が小さく、かつ、端末作業
が容易になる光フアイバユニツトを提供すること
を目的としてなされたものである。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示す光フアイバ
ユニツトの断面構造を示したもので、1は鋼線等
の表面に亜鉛メツキが施されている中心抗張力
線、2a〜2fは前記中心抗張力線1の外周辺に
巻回されている光フアイバで、前述したように
UV硬化ウレタン系樹脂またはUV硬化エポキシ
系樹脂が被覆されているものである。
3は前記光フアイバ2a〜2fの空隙部に充填
されているUV硬化型のシリコン、4はUV硬化
型のシリコン3を充填させた光フアイバ心線集合
体の外表面を被覆する低ヤング率、例えば7Kg/
mm2のUV硬化ウレタン樹脂からなる第1の充実
層、5は同じくUV硬化エポキシ樹脂からなる高
ヤング率、例えば40Kg/mm2からなる第2の充実層
である。
この発明の光フアイバユニツトは上述したよう
に従来の光フアイバ(第7図)と比較してユニツ
ト充実材として被覆されているUV硬化ウレタン
系樹脂と光フアイバとの剥離性を良くするために
光フアイバに2次被覆として施されていたナイロ
ン層24が省略されている。
したがつて、光フアイバ2a〜2fの外径は約
0.4mm、中心抗張力線1の外径は0.45mmと小径と
なつている。
中心抗張力線1と光フアイバ2a〜2fの密着
力はUV硬化型のシリコン3に依存することにな
るが、この密着力の大きさは実験によると中心抗
張力線1が亜鉛メツキされているときは25g/mm
であつて、従来の中心抗張力線10にコーテイン
グされているUV硬化ウレタン系の樹脂によるも
のと殆ど変化がなく、中心抗張力線1と光フアイ
バ2a〜2fの間にずれが発生する恐れはない。
なお、ちなみに中心抗張力線1の外表面に銅メ
ツキを施したものでは前記密着力は9g/mmと低
下し、メツキなしの場合は17g/mmであることが
実験によつて確かめられた。
また、充填材として使用されているUV硬化型
の樹脂がシリコンとされている光フアイバの1次
被覆層であるUV硬化ウレタン系樹脂またはUV
硬化エポキシ系樹脂との剥離性が良いため光フア
イバ2a〜2fの口出し作業で、1本ずつ分離し
易くなり、端末作業が容易になる。
さらに、第1の充実層4として低ヤング率の
UV硬化型のウレタン系樹脂のうち1〜10Kg/mm2
のものを使用し、第2の充実層5として高ヤング
率のUV硬化型のウレタン系樹脂のうち30〜70
Kg/mm2のものを使用すると、後述する実験データ
に示すように温度および側圧に対して伝送損失の
増加がもつとも少なくなる。
これは、一般的には第1の低ヤング率のUV硬
化樹脂によつて、温度変化による収縮、曲げ応力
を緩和し、第2の高ヤング率のUV硬化樹脂によ
つて側圧による光フアイバの伝送損失を軽減する
ものである。
第2図a,bは第1、および第2の充実層4,
5のヤング率E(Kg/mm2)に対して、温度および
側圧を変化したとき伝送損失の最大値の傾向を示
すグラフで、実線Aは温度を変化(−30゜〜+
60゜)させたときの伝送損失の増加傾向を示し、
点線Bは温度を一定にしたときの側圧変化によつ
て伝送損失が増加する傾向を示したものである。
この図から理解できるように第1の充実層4、及
び第2の充実層5はヤング率Eが1〜10Kg/mm2
及び30〜70Kg/mm2の間で伝送損失の増加が殆どな
くなる。
第3図a,bは同じく第1、第2の充実層4,
5の外径寸法D1,D2と心線撚り上り径D0の比P1
P2によつて前記温度特性と側圧変化による伝送
損失の増加傾向を示すもので、実線Aは温度変化
による伝送損失の増加傾向を示し、点線Bは側圧
の変化に対して伝送損失が増加する傾向を示して
いる。
この図から、伝送損失の増加傾向は第1、第2
の充実層4,5の外径寸法にも依存していること
が理解されるが、第1の充実層4の場合はD1
D0が1.2〜1.5の場合にもつとも伝送損失の増加が
少なくなり、第2の充実層5の寸法は、D2/D0
が1.5〜2の範囲で伝送損失で増加が少なくなる
ことが判明した。
なお、第3図a,bのデータは充実層4のヤン
グ率Eを7Kg/mm2、充実層5のヤング率Eを40
Kg/mm2としたものである。
第4図はこの発明の他の実施例を示す光フアイ
バユニツトの断面構造を示したもので、第1図と
同様に、1は外径1.2mmの亜鉛メツキの中心抗張
力線、2a〜2lは12本撚り合わせた光フアイバ
で、前述したようにUV硬化型の樹脂を被覆し、
外径が略04mmに形成されている。3はUV硬化型
のシリコン、4,5はヤング率がそれぞれ7Kg/
mm2、40Kg/mm2とされているUV硬化型樹脂の充実
層で、それぞれ、その外径が2.6mmφ、3.2mmφと
なるようにしたものである。
なお、前記試験のために加える側圧は第5図に
示すように光フアイバユニツトPを100mmの台板
S上で折り返し、その両端に発光源LED、およ
びパワーメータPMを接続した上、アルミ板Aの
上から20Kgステツプで錘りWを0〜200Kgの範囲
で加え、伝送損失の変化を測定するようにしたも
のである。
また、温度特性は光フアイバユニツトPを恒温
槽に収納し、温度を第6図のように、−30〜60゜に
変化させたときの伝送損失の変化を測定したもの
で、このときの伝送損失の増加は一転鎖線で示す
ようにきわめて小さいものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の光フアイバユ
ニツトはUV硬化型シリコンを充填材として使用
するとともに、第1の充実層のヤング率を1〜10
Kg/mm2、第2の充実層のヤング率を20〜70Kg/mm2
に設定することによつて、マイクロベンデイング
が少なく、かつ、温度、側圧の変動によつても伝
送損失の増加も少ないという効果を発揮すること
ができる。また、集合された光フアイバの分離が
容易になるので端末における口出し作業が容易に
なり、側圧の影響が少ないため海底光ケーブルに
採用したときに曲げ耐力が向上するという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す光フアイバ
ユニツトの断面図、第2図a,bは第1、第2の
充実層のヤング率と温度変化および側圧変化に対
応する伝送損失の増加傾向を示すグラフ、第3図
a,bは充実層の径と、光フアイバ集合体の撚り
上がり径の比P1、P2と温度変化および側圧変化
に対応する伝送損失の増加傾向を示すグラフ、第
4図はこの発明の他の実施例を示す光フアイバユ
ニツトの断面図、第5図は側圧を変化するときの
実験の概要図、第6図は温度変化のヒートサイク
ルを示すグラフ、第7図a,bはいずれも従来の
光フアイバユニツトを示す断面図である。 図中、1は中心抗張力線、2a〜2lは光フア
イバ、3はUV硬化型のシリコン、4,5は第
1、第2の充実層を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 亜鉛メツキが施されている中心抗張力線の外
    表面に紫外線硬化型の樹脂で被覆された複数本の
    光フアイバを直接撚り合わせ、前記中心抗張力線
    と、前記複数本の光フアイバとの空隙部、および
    複数本の光フアイバ相互の空隙部に紫外線硬化型
    シリコン樹脂を充填して円形断面の光フアイバ線
    集合体を形成するとともに、前記光フアイバ線集
    合体の外周にヤング率が1〜10Kg/mm2、および30
    〜70Kg/mm2の第1、第2の充実層として紫外線硬
    化型樹脂を被覆したことを特徴とする光フアイバ
    ユニツト。 2 前記第1、第2の充実層の外径が前記光フア
    イバ線集合体の外径に対して、それぞれ1.2〜1.5
    倍、および1.5〜2.0倍に設定されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の光フアイバ
    ユニツト。
JP60185034A 1985-08-24 1985-08-24 光フアイバユニツト Granted JPS6247008A (ja)

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