JPH0733686Y2 - 爪切りにおける押圧操作てこの支持構造 - Google Patents

爪切りにおける押圧操作てこの支持構造

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JPH0733686Y2
JPH0733686Y2 JP1988167442U JP16744288U JPH0733686Y2 JP H0733686 Y2 JPH0733686 Y2 JP H0733686Y2 JP 1988167442 U JP1988167442 U JP 1988167442U JP 16744288 U JP16744288 U JP 16744288U JP H0733686 Y2 JPH0733686 Y2 JP H0733686Y2
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多茂留 浅野
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Kaijirushi Hamono Center KK
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 [産業上の利用分野] この考案は爪切りにおいてその押圧操作てこの支持構造
に関するものである。
[従来の技術] 従来の爪切りとしては、例えば実開昭62-148202号公報
に示すものがある。この爪切りにおいては、上下両刃体
に挿通された支持ピンのうち、上刃体の上側に突出する
上端部に押圧操作てこが支軸により回動可能に支持され
ているとともに、同支持ピンの下端の頭部が下刃体の下
側に係止され、使用時にこの押圧操作てこを上刃体上で
傾斜させた状態にしてこれを下方へ押すと、上刃体がそ
の弾性に抗して下刃体側へ押圧され、上下両刃体の刃先
が互いに当接するようになっている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、前記支持ピンの頭部と押圧操作てこの支軸と
の間の距離が一定でない場合には、たとえ押圧操作てこ
や上下両刃体に寸法誤差がなくても、上下両刃体の刃先
が互いに当接するまでの押圧操作てこの押圧操作量がま
ちまちになる。これでは製品価値が低下するため、支持
ピンを交換したりそれらの組合わせを変えたりしてこの
距離が一定になるように調節している。又、押圧操作て
こや上下両刃体に寸法誤差があるために、押圧操作てこ
の押圧操作量がまちまちになる場合もあり、この場合も
同様にして調節している。しかし、最適な支持ピンに交
換したり組合わせを変えたりする作業は作業者の勘に頼
るしかなく、その作業は大変面倒であった。
本考案は押圧操作てこの押圧操作量の調節を簡単に行う
ことができるようにすることを目的としている。
考案の構成 [課題を解決するための手段] 本考案はこの目的を達成するため、後記する実施例の図
面に示すように、互いに離間する方向への弾性を有する
上下両刃体1,2の刃先1a,2a近傍に上下一対の係止孔3,4
を設け、この両係止孔3,4に対して支持部材5を貫挿
し、前記上刃体1の上側で支持部材5の上端部5aに押圧
操作てこ7を回動可能に支持する一方、前記下刃体2の
下側で支持部材5の下端部5bを係止し、前記押圧操作て
こ7により上刃体1をその弾性に抗して下刃体2側へ押
圧することにより上下両刃体1,2の刃先1a,2aを当接可能
にした爪切りにおいて、前記支持部材5の下端部5bに支
持部材5の上端部5aに向けて長孔状の内孔6を形成し、
前記下刃体2の下側には前記下側係止孔4と交わるよう
に長溝9を凹設し、この長溝9内にて前記支持部材5下
端部5bの内孔6にスペーサ8を着脱可能に挿入係止した
ものである。
又、前記支持部材5はその下端部5bから上端部5aに至る
まで前記長孔状の内孔6が形成された環状をなし、前記
上刃体1の上側で前記内孔6の上端に挿通係止された支
軸7aに対し押圧操作てこ7を回動可能に支持したものと
してもよい。
[作用] このように構成された爪切りにおいては、その組立て作
業時、上下両刃体1,2の刃先1a,2aが互いに当接するまで
の押圧操作てこ7の押圧操作量が許容範囲内にない場合
には、スペーサ8を交換して上下両刃先1a,2a間の距離
Lを変え、最適な押圧操作量にする。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。
上下両刃体1,2はその後端部で固着され、互いに離間す
る方向への弾性を有している。この上下両刃体1,2の前
端には刃先1a,2aが形成され、その近傍で上下両刃体1,2
には係止孔3,4が形成されている。
前記上下両刃体1,2の係止孔3,4には細長い環状の支持部
材5が回動可能に挿通され、上刃体1と上側と支持部材
5の上端部5aとの間で支持部材5の内孔6の上端に挿通
された支軸7aの両端部に対し押圧操作てこ7が上下方向
へ回動可能に支持されている。
特に、下刃体2の下側には第1,3図に示すように下刃体
2の長手方向と直交する方向へ長溝9が凹設され、この
長溝9の底面中央に前記支持部材5の下端部5bが挿通さ
れる下側係止孔4が形成されている。そして、この長溝
9内にて前記支持部材5の内孔6下端にスペーサ9が着
脱可能に挿入係止され、同スペーサ8は前記下刃体2の
下面から外部へ突出しないようになっている。
そして、上下両刃体1,2は前記支軸7a及びスペーサ8を
介して支持部材5の上下両端部5a,5bを押圧している。
さて、使用時には押圧操作てこ7を上刃体1上で傾斜さ
せた状態にしてこれを下方へ押すと、上刃体1がその弾
性に抗して下刃体2側へ押圧され、上下両刃体1,2の刃
先1a,2aが互いに当接する。なお、不使用時には押圧操
作てこ7を反転させて上刃体1上に重ねる。
このように構成された爪切りにおいては、その組立て作
業時、上下両刃体1,2の刃先1a,2aが互いに当接するまで
の押圧操作てこ7の押圧操作量が許容範囲内にない場合
には、スペーサ8を厚さの異なるものに交換して上下両
刃先1a,2a間の距離Lを変え、最適な押圧操作量にす
る。従って、上下両刃体1,2や押圧操作てこ7や支持部
材5の組合わせを変える必要はなく、単にスペーサ8を
交換するだけで、押圧操作量の調節を簡単に行うことが
できる。
しかも、前記スペーサ8は下刃体2の下面に凹設された
長溝9内にて支持部材5の内孔6下端に挿入係止される
ので、使用時及び不使用時のいずれにおいても下刃体2
の下面から前記スペーサ8が突出状態とされることはな
く、使用時における引っ掛かりや不使用時における嵩張
りという問題発生を未然に防止することができる。
考案の効果 本考案によれば、上下両刃体1,2や押圧操作てこ7や支
持部材5の組合わせを変える必要はなく、単にスペーサ
8を交換するだけで、押圧操作てこ7の押圧操作量の調
節を簡単に行うことができ、さらに、前記スペーサ8は
長溝9内にて支持部材5の内孔6下端に挿入係止されて
下刃体2の下面から突出状態とされることはないので、
前記スペーサ8による使用時の引っ掛かりや不使用時に
おける嵩張りという問題の発生も未然に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係る爪切りの使用状態を示す一部切
欠き側面図、第2図は同じく側面図、第3図は同じく底
面図、第4図は不使用状態における平面図である。 1……上刃体、1a……刃先、2……下刃体、2a……刃
先、3,4……係止孔、5……支持部材、5a……上端部、5
b……下端部、6……内孔、7……押圧操作てこ、7a…
…支軸、8……スペーサ、9……長溝。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに離間する方向への弾性を有する上下
    両刃体(1,2)の刃先(1a,2a)近傍に上下一対の係止孔
    (3,4)を設け、この両係止孔(3,4)に対して支持部材
    (5)を貫挿し、前記上刃体(1)の上側で支持部材
    (5)の上端部(5a)に押圧操作てこ(7)を回動可能
    に支持する一方、前記下刃体(2)の下側で支持部材
    (5)の下端部(5b)を係止し、前記押圧操作てこ
    (7)により上刃体(1)をその弾性に抗して下刃体
    (2)側へ押圧することにより上下両刃体(1,2)の刃
    先(1a,2a)を当接可能にした爪切りにおいて、 前記支持部材(5)の下端部(5b)に支持部材(5)の
    上端部(5a)に向けて長孔状の内孔(6)を形成し、前
    記下刃体(2)の下側には前記下側係止孔(4)と交わ
    るように長溝(9)を凹設し、この長溝(9)内にて前
    記支持部材(5)下端部(5b)の内孔(6)にスペーサ
    (8)を着脱可能に挿入係止したことを特徴とする爪切
    りにおける押圧操作てこの支持構造。
  2. 【請求項2】前記支持部材(5)はその下端部(5b)か
    ら上端部(5a)に至るまで前記長孔状の内孔(6)が形
    成された環状をなし、前記上刃体(1)の上側で前記内
    孔(6)の上端に挿通係止された支軸(7a)に対し押圧
    操作てこ(7)を回動可能に支持したものである請求項
    1に記載の爪切りにおける押圧操作てこの支持構造。
JP1988167442U 1988-12-24 1988-12-24 爪切りにおける押圧操作てこの支持構造 Expired - Fee Related JPH0733686Y2 (ja)

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