JPH07336774A - 無線電話tdmaシステムにおいてパケットデータを伝送するシステム - Google Patents
無線電話tdmaシステムにおいてパケットデータを伝送するシステムInfo
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Abstract
るシステムを提供する。 【構成】 パケットデータを伝送するための時分割多重
アクセス(TDMA)無線電話システムであって、基地
局および移動局と、この基地局および移動局の間のパケ
ットデータ通信のためのTDMAスロットからなる少な
くとも一つの論理チャネルとを包含しており、該少なく
とも一つの論理チャネルは、一群の連続するスロットに
より暫定的に離間させられているスロットからなる制御
チャネル(C)と、該制御チャネル(C)を構成するス
ロットを分離している連続するスロットの群からなる情
報チャネル(I)とを有する。
Description
ラシステムのための柔軟な可変速度予約アクセスを有す
るパケットデータを伝送するシステムに関する。
いて効率のよいデータおよび音声サービスを提供する。
しかし、回線交換においては、ある与えられた時点で情
報が送られつつあるか否かに拘らず伝送リンクが接続の
期間の全体を通じて維持されるために、伝送資源を最善
に利用しているとはいえない。伝送資源は他の多くの利
用者と共有されるので、一人の利用者のためにある回線
交換接続を維持すると、必要もないのに他の利用者にと
ってはその伝送資源を無駄にしていることになる。デー
タサービスがバーストで伝送されるという事実も、回線
交換においては不利である。情報のパケット交換伝送方
法を使うことによってチャネル利用率を改善し、最高に
活用することができるようになる。
使用を最適化するためのパケット無線を研究する研究計
画が幾つかある。時分割多重アクセス(TDMA)は古
いシステムでは使われていなかった。最近の研究計画に
おいて、1回の使用について複数のタイムスロットを予
約することができる、すなわち高いデータ転送速度を可
能とする、時分割方式に基づくパケット無線システムが
研究された。
ョン・システム(the universal mobile telecommunica
tion system(UMTS))と呼ばれる未来の第3世代
セルラシステムは、サービス総合デジタル網(ISD
N)や非同期転送モード(ATM)伝送のように回線交
換およびパケット伝送の両方を実行しうるものでなけれ
ばならない。要は、無線パスとの種々のサービスのやり
とりを支援するチャネルを当該エアインターフェースで
効率よく多重化するために最新の多重アクセス技術を利
用するエアインターフェースである。エアインターフェ
ースについてUMTSシステムが設定した要求事項が、
刊行物「モービル・アンド・パーソナル・コミュニケー
ションズ(the Mobile and Personal Communication
s)」(13-15December 1993, カンファレンス パブリ
ケーション(Conference Publication)No.387, IEE 19
93)において公表されたジェイ エム デビル氏(J.
M.Deville)の論文「未来の汎用移動通信シス
テムのための予約に基づく多重アクセス方式(A Reserv
ation Based Multiple Access Scheme for a Future Mo
bile Telecommunications System)」に記述されてい
る。この多重アクセスは、論理チャネルに活動があると
きに限って物理的チャネルを割り当てることによって情
報源の無活動を利用できなければならず、かつ、必要な
ときにフレームの中のタイムスロットが論理チャネルに
割り当てられるように種々のビット伝送速度を支援でき
なければならない。
たすために、パケット化された音声およびデータの伝送
に関連する第3世代のセルラシステムについての提案の
一部であるパケット予約多重アクセス(PRMA++)
と呼ばれる多重アクセス制御方法が提案されている。パ
ケット交換伝送および回線交換伝送の両方にPRMA+
+を多重アクセス制御として使うことができる。PRM
A++法は、パケットデータの伝送において一つのタイ
ムスロットを使うことに努力を集中する。このメカニズ
ムは、そのTDMAフレームに多数のタイムスロットを
有するシステムのために効率のよい多スロット/多ユー
ザー環境を提供する。
重アクセス方式(TDMA)を使用する。これは、ユー
ザーが無線チャネル伝送資源を他のユーザーと一緒に使
うことを可能にする。つぎに、図12を参照して、この
システムについてさらに説明する。TDMAフレームは
タイムスロットに分割され、そのタイムスロットにおい
て伝送されるバーストがデータと、チャネル符号化、検
出、等々に伴う信号とを運ぶ。アップリンク方向、すな
わち移動局からネットワーク(基地局)への方向におい
ては2種類のタイムスロットがある。それは、チャネル
要求バーストを送信するためにのみ使われる予約タイム
スロット、すなわちR−スロットと、情報バーストを送
信するためにのみ使われる情報タイムスロット、すなわ
ちI−スロットとである。チャネル要求バーストにおい
て、移動局は、いわゆるエアインターフェースチャネル
識別子を使用するが、この識別子は、論理チャネルを特
定する移動局のネットワークアドレスを包含していて、
その時点での必要に応じてその使用のためにフレームの
中の1個または数個のタイムスロットを要求する。ダウ
ンリンク方向、すなわちネットワーク(基地局)から移
動局への方向、においても2種類のタイムスロットがあ
る。それは、情報を送るためのI−スロットと、A−ス
ロットすなわち肯定応答タイムスロットとである。移動
局がネットワークへのアクセスを要求するとき、基地局
は、その要求をしている移動局のアドレスとI−スロッ
トの数とを送ることによってA−スロットでその要求に
肯定応答する。このときから、そのI−スロットはその
移動局のために予約される。
ことのできるPRMA++タイムスロットの数Nはシス
テム構成パラメータであるものとする。すると、アップ
リンクチャネルにおいては、1個のTDMAフレームに
1個の予約タイムスロット(R−スロット)と(N−
1)個の情報タイムスロット(I−スロット)とがあ
る。全ての移動局は、R−スロットでチャネル要求を送
ることにより送信を開始するが、もしその要求を送るた
めに数個の移動局が同一のR−スロットを使用すると衝
突が生起することがある。ダウンリンクチャネルにおい
ても、I−スロットと、R−スロットで送られるチャネ
ル予約要求に肯定応答するための上記したA−スロット
とに加えて、着信データ伝送について移動局に知らせる
ための高速呼出タイムスロット(FP−スロット)と情
報伝送タイムスロットとがTDMAフレームの中にあ
る。
ルの中の全ての移動局によりこの目的のために使用され
るR−スロットでチャネル要求を送ることにより接続を
開始する。基地局は、A−スロットの中のダウンリンク
肯定応答バーストでチャネル要求に肯定応答する。もし
R−スロットで何らの要求も送られなかったり、あるい
はそのチャネル上に衝突があることが基地局により識別
されたりすると、基地局は、対応するA−スロットの肯
定応答バーストで「アイドル」フラグを送る。そうする
と移動局は、しばらくしてからチャネル要求をもう一度
送るべきであることを知る。R−スロットで送られたチ
ャネル要求が問題なく受信されたけれども伝送のために
空いているタイムスロットがないというばあいには、移
動局はつぎのダウンリンク肯定応答タイムスロットでそ
の事を知らされる。移動局は、空いているタイムスロッ
トが見つかるまでアクセスのために待ち合わせをする。
と、その移動局のアドレスと、要求された情報タイムス
ロットの数と、回線交換フラグとを含む。このフラグ
は、パケットの持続時間またはそれより長い時間にわた
って予約が有効であるか否かを知らせる。チャネルは、
予約を解除せよという命令が与えられるまでは予約され
ている。A−スロットの中の肯定応答バーストは、チャ
ネルとトラヒックに専用されるチャネルとを要求してい
る移動局のアドレスを含む。移動局は、肯定応答バース
トを受信し、そののちに送受信機を明示されたチャネル
にセットする。そのチャネルでトラヒックが始まり、送
るべきデータまたは音声がある間はトラヒックが続く。
パケットデータ伝送では、一つのチャネル要求ののちに
送られるバースト(このばあいにはパケット)の数を固
定することができる。
局に知らせるために高速呼び出しタイムスロット(FR
−スロット)を使う。移動局は、高速呼び出しチャネル
を監視し、全ての着信メッセージを復号してそれ自身の
コードを発見する。高速呼び出しタイムスロットは、そ
の移動局に割り当てられているI−スロットのリストを
含む。移動局は、高速呼び出し肯定応答タイムスロット
(FR−ack)で肯定応答を送ることによって呼び出
しに肯定応答する。
て無活動状態にあるアップリンク接続およびダウンリン
ク接続の両方にその間は物理的チャネルが割り当てられ
ないということが、提案されているUMTSシステムの
特徴であり、これにより資源の不必要な使用が防止され
ることになる。接続が回線交換接続であるかパケット接
続であるかに拘らず、チャネルは常に同一の方法により
予約される。チャネルの割り当てが動的でなくて、その
ためにパケット使用のために予約されたチャネルを変更
することは容易でないということが、この公知のシステ
ムの一つの欠点である。予約タイムスロット、呼び出し
タイムスロット、および肯定応答タイムスロットは一定
のタイムスロットであって、従来技術のシステムは、こ
れらのタイムスロットの変更に関して何らの立場も取っ
ていない。また、この公知システムは、伝送チャネルを
設定するときにパケット伝送の対称性または非対称性を
特に考慮してはいない。そのために、このシステムは余
り柔軟でないという欠点をもっている。このシステムは
タイムスロットの数が大きいばあいにはよいということ
は事実であるけれどもタイムスロットの数がたとえば1
つとか2つとかいう可変数であるばあいには容易に構成
し難い。
タを伝送するための時分割多重アクセス(TDMA)無
線電話システムを提供する。このシステムは、基地局お
よび移動局と、この基地局および移動局の間のパケット
データ通信のためのTDMAスロットからなる少なくと
も一つの論理チャネルと、少なくとも一つの論理チャネ
ルの一群の連続するスロットにより暫定的に離間させら
れているスロットからなる制御チャネル(C)と、この
制御チャネル(C)を構成するスロットを分離している
連続するスロットの群からなる情報チャネル(I)とを
含む。
された各々の論理チャネルが互いに独立しているという
利点を有する。これにより、ユーザーが利用できるパケ
ットデータチャネルの数のネットワークによる変化が容
易になる。よって、ネットワークは、必要に応じてパケ
ットデータ伝送のためにチャネルを動的に割り当てるこ
とができる。このようにして、パケットデータ伝送のた
めに必要なチャネルだけが、そのようなものとして予約
される。
ーのない受信されたデータを支持するために肯定応答/
再伝送要求バースト(ARQ)を含む。よって、エラー
のないデータが受容されないかまたはデータを再構成で
きないばあいには、データの再伝送を要求することがで
きる。
動局への伝送のためのダウンリンク論理チャネルであ
り、制御チャネル(C)は移動局に着信パケットデータ
を知らせるためのパケット呼び出し(PP)データを伝
送することができる。
から送られてきたチャネル予約要求(PRA)に肯定応
答するためにパケットアクセス許可(PAG)信号を伝
送することができる。このようにして、制御チャネル
は、予約要求肯定応答チャネルとして作用することがで
きる。
タイムスロットを必要に応じて変更することのできる柔
軟なシステムを提案する。
に基いている。全ての物理的無線チャネルは同様であ
り、一つの、または最大数に到るまでの、幾つかの、チ
ャネルをパケット用に専用することができる。物理層よ
り上の媒体アクセス制御(MAC)アルゴリズムは使用
されるタイムスロットの数からは影響を受けない。それ
故に、オペレータはTDMAフレームの中の僅か数個の
タイムスロットだけを使ってパケットデータ伝送サービ
スを自由に送り出すことができ、そしてもし必要が生じ
たならば、TDMAフレームの中の全てのタイムスロッ
トを使ってそのサービスの質を向上させることができ
る。適用対象がたとえばGSMやDCS1800や、あ
るいはそれらから派生したようなものであるばあいに
は、一つのフレームは8個のタイムスロットを包含し、
したがってパケットデータ用に1個から8個までのタイ
ムスロットを使うことができる。ネットワークが多スロ
ット伝送を支援するとしても、移動局は依然としてタイ
ムスロットを1個だけ使うこともできる。このとき、単
純な移動局でも、ネットワークが提供するパケットデー
タサービスを使用することができる。
搬送波を使用することによって大容量セルを構築するこ
とができる。アルゴリズムは、オペレータが使用するタ
イムスロットの数とは無関係である。オペレータは、1
個のタイムスロットから出発して、パケット無線の使用
者が増えてきたら最大で8個のタイムスロットまでサー
ビスを向上させることができる。
が、これは多数の独立の搬送波を使うことを意味する。
例を説明する。
用語は、特にそうと述べたばあいを除いては、それ自身
のタイムスロットを伴う連続するTDMAフレームでは
なくて、論理チャネルの連続するタイムスロットを意味
する。たとえばGSMシステムではTDMAフレームに
は8個のタイムスロットがある。
イムスロットTDMAシステムにおいて基地局から見た
ダウンリンクフレームおよびアップリンクフレームを示
す。図1および図2の構造を、もし必要ならばたとえば
GSM51マルチフレームで組み合わせることができ
る。セルに行くTDMAフレームの一つで基地局は制御
データCだけを送り、つぎの4つのフレームの全てのタ
イムスロットは、パケットデータでありうる情報Iを包
含する。このようなばあい、単位時間当たりの情報フレ
ームの数は減少し、その結果として情報伝送速度も低下
する。
ているときには(アップリンク方向)一つのTDMAフ
レームは、移動局から送られる要求、肯定応答、等々を
受信するために使われる制御タイムスロットCだけを含
んでいる。つぎの4個のTDMAフレームは、情報Iを
受け入れるためのタイムスロットだけを含んでいる。こ
こである移動局の視点から状況を考察することにしよ
う。基地局は、各TDMAフレームの同じタイムスロッ
トである移動局に制御または情報を送る。よって、ある
移動局に送られるタイムスロットは、破線の矢印aが付
けられているタイムスロットである。したがって、移動
局は、タイムスロットCで1個の制御バーストを受信
し、そののち、もしその移動局のための情報があれば、
4個の連続するバーストで情報Iを受信する。このシー
ケンスを、この明細書ではフレームと称する。受信され
るべきものがある間はフレームが受信される。これに対
応して、基地局は、破線の矢印bが付けられている連続
するタイムスロットである移動局から受信をする。制御
タイムスロットCと4個の連続する情報タイムスロット
Iで構成されるシーケンスを、この明細書ではフレーム
と称する。
す。アップリンクフレームは上記したように図2におい
て破線の矢印bが付けられているタイムスロットで構成
され、これに対応して、ダウンリンクフレームは破線の
矢印aが付けられているタイムスロットで構成される。
いに関係するものであるが、Iフレームはもっと長くて
も短くてもよい。4個のバーストのIフレームというの
は一例に過ぎず、別の長さ(たとえば8個のバースト)
のTDMAフレームを使うことも可能である。これは最
適化問題である。フレームが長いほど、アクセス遅延お
よび最小パケットサイズが長くなる。よって、フレーム
の長さは物理層においてシステムパラメータである。
号化するとき、公知のGSMシステムにおける独立型専
用制御チャネル(the stand alone dedicates control
channel(SDCCH))のばあいと同じコーディング
を使うことができる。このコードは、4個のバースト、
すなわち456ビットのフレーム長さを有する。(18
4ビットのユーザーデータと、40パリティビットと、
4テールビットとからなる228ビットのブロックが渦
巻き状に456ビットに符号化される。)回線交換デー
タ転送のばあいの19と比べて、インターリーブの深さ
は4であり、このために伝送遅延と最小パケットサイズ
が小さくなる。また、リードソロモン符合のような、他
のコードを使ってフレームを符号化することもできる。
が、これはつぎのように解されるべきである。もし基地
局がパケットデータを受信するとすれば、受信は斜線部
のIタイムスロットで生起する。基地局はダウンリンク
ARQタイムスロット(ARQ U)で肯定応答(ackn
owledge)を送る。従って、接続は斜線部のタイムスロ
ットからなる。これに対応して、基地局がパケットデー
タを送信しているとき、接続は白色のタイムスロットか
らなる。
位の階層へ転送するときにフレーム誤り率を低下させる
ために制御タイムスロットCにおいて自動再伝送要求
(ARQ)が使用される。しかし、ARQの使用は随意
的なものであり、これをシステムに含める必要はない。
データフレームは、誤り訂正コーディングおよびフレー
ム検査が既に行われている4個のバーストからなる。こ
の例では、アップリンク方向およびダウンリンク方向の
両方において5個目毎のバーストが制御目的に使用され
る。当然に、制御バーストの頻度をここに提案した5個
目毎にという頻度より大きくして、移動局の効率と電力
消費を最適化してもよい。ダウンリンク方向では、再伝
送要求ARQを含む制御バーストが通常のバーストとし
て伝送される。アップリンク方向では、ARQは、長い
トレーニングシーケンスを伴うアクセス用のバーストで
伝送される。このとき、そのバーストのデータ部分は通
常のように乱数を含まないが、それらのビットはARQ
ビットで置き換えられる。従って、アクセス型の制御バ
ーストの小さな部分(ここでは12ビットを提案する)
が再伝送要求ARQのために使用される。すると、タイ
ミングの進みを正確には知らない移動局がARQバース
トを送れるようになる。アップリンク方向では、制御バ
ーストはARQビットだけを含んでいる。
送受信機はフレーム肯定応答を監視する。誤りのあるフ
レームはすぐに送り直され、もしフレームが正しく受信
されたならば、伝送が継続して行われる。自動再伝送を
要求するときに正しいフレームを指摘するためにフレー
ムに番号をつけることができる。ARQ肯定応答は、自
分が選択的に肯定応答する同一のフレーム番号を有す
る。番号が付けられた別々に符号化されたブロックを全
てのバーストがもつようにすることも可能である。
この機構をもつ1つのTCH/Fチャネル上で約19.
7kbpsである。一つの移動局(MS)のために8個
のTDMAタイムスロットを全て使用することにより、
処理されていないビット伝送速度は約158kbpsと
なる。自動再伝送要求は、無線パス上で、すなわちMS
と基地局BTSとの間で、使用される。
おける物理層について説明をした。つぎに、この物理層
の上にある制御階層MAC(MACは多重アクセス制御
または媒体アクセス制御を指す略記号である)について
考察する。制御階層は、高度の制御メッセージを転送す
るために使われる。ここでも図2を参照する。MACア
ルゴリズムは階層1の上にある、すなわち5個目毎のバ
ーストが制御目的に使用される。アップリンクチャネル
とダウンリンクチャネルとが非対称的にかつ独立に使用
される。物理的チャネルを非対称的に使用することによ
り、チャネルの効率的使用を最適化することが可能とな
る。データは、通常は、一度に1方向に短い時間間隔を
置いたバーストで送られる。別の短い時間間隔の間、デ
ータの流れは逆方向になることができる。これは別々の
チャネル割り当てにより実行される。独立であるという
ことは、アップリンク方向およびダウンリンク方向の両
方を互いに独立に予約できるということを意味する。本
方法を対称的に使用することもできるが、そのばあいに
はアップリンクチャネルおよびダウンリンクチャネルが
組み合わされて保留される。
れる高度制御メッセージは、パケット呼び出しPPとパ
ケットアクセス許可PAGとである。アップリンクにお
いては、特別の高度制御タイムスロットはないけれど
も、移動局は、チャネルを要求するために、空いている
どのIタイムスロットでもパケットランダムアクセス
(PRA)バーストを送ることができる。物理層では、
アップリンク方向に特別の制御タイムスロットがあり、
それはARQのために使用される。
ロットを考察しよう。パケット呼び出しPPとパケット
アクセス許可PAGとの両方をタイムスロットCの一つ
のバーストにおいて組み合わせることができ、あるいは
この呼び出しおよび要求を別々の制御タイムスロットC
で送ることもできる。パケット呼び出しPPとパケット
アクセス許可PAGとを同一の制御バーストにもつこと
が最善であり、そのセルラシステムにおいて1個のバー
ストで利用できるビットの数が充分であれば、このこと
が可能となる。制御バーストは独立に符号化される、す
なわち何らのインターリーブも行われない。
替構成を、すなわち肯定応答および呼び出しの組み合わ
せバーストの構造を示す。無線資源を管理する基地局
は、チャネルの状態を、すなわちどのチャネルが空いて
いてどのチャネルが予約されているかを、監視する。基
地局は、全てのダウンリンク制御バーストで、このバー
ストの一部分(図3では、バーストの始まりの右側)と
して、空きアップリンクチャネルのビットマップを送
る。このビットマップは、アクセスバーストの形でパケ
ットチャネル要求を送ることのできるその時点で使われ
ていないチャネルを移動局に示す。制御バーストには、
パケット呼び出しPP、パケットアクセス許可PAG、
および、物理層の自動再伝送要求ARQも含まれる。バ
ーストのパケット呼び出しPPの部分は、着信するパケ
ットデータ伝送について移動局に知らせるために使われ
る。この呼び出しは、仮パケット移動局識別子TMPI
と、GSM GRPSでの仮論理リンク識別子TLLI
と、移動局で終わるデータ伝送のためにネットワークに
より予約されるチャネルの記述も含む。制御バーストの
第3の部分は、すなわちパケットアクセス許可PAG
は、種々の要求を識別するために使われる乱数と、その
接続のために保留されたチャネルのビットマップと、タ
イミングの進みTAとを含む。バーストの最後の部分
は、階層1のメッセージに肯定応答するためのARQを
含む。
公知のGSMセルセシステムで使用するばあいには、バ
ーストフィールドのビット内容は、表1の代表的な表の
ようになりうる。PPおよびPAGは合わせて55ビッ
トを占め、ARQは12ビットを占め、これで合計で6
7ビットをバーストに構成する。バースト中の情報ビッ
トの数が充分であること、すなわち情報ビットの数がG
SMシステムにおける数と同じであるかまたはそれより
大きいことを条件として、この組み合わせバーストを如
何なるアプリケーションシステムでも使用することがで
きる。
び肯定応答バーストを転送するための他の代替構成を示
す。これらのバーストは、それ自身の制御バーストにP
PおよびPAGを伴って別々に送られる。PPタイムス
ロットおよびPAGタイムスロットはダウンリンク制御
チャネルを共有する。これらのタイムスロットは、たと
えば、交互に送られる。一つ置きの制御スロットCはパ
ケット呼び出しPPのためのタイムスロットで、残りは
肯定応答PAGのためのタイムスロットである。移動局
は、バーストの中のスチールビット(the steal bit)
を検査することによって呼び出しと肯定応答を識別す
る。PPタイムスロットはスチールビットとして「1」
を有し、PAGタイムスロットは「0」を有し、あるい
はその逆の各々「0」および「1」を有する。時折、そ
の時点でセルに着信するパケット呼び出しPPがなけれ
ば、パケット呼び出しPPの代わりにパケットアクセス
許可PAGを送る必要があるかもしれない。これは、P
AGのためにPPタイムスロットを盗んで移動局にスチ
ールビットで知らせることによって実行することができ
る。
ット呼び出しバースト構造は、第1に、空き/保留チャ
ネルを示すためのビットマップを含む。TDMAフレー
ムが8タイムスロットであれば、このビットマップは8
個の連続するビットからなる。つぎのフィールドは呼び
出しフィールドであり、このフィールドにおいて、第1
の部分は仮移動局識別子TMPIであり、第2の部分
は、パケットデータの伝送のためにネットワークにより
保留されたチャネルを移動局に示すビットマップであ
り、移動局はそのチャネルを使ってパケットデータを受
信しなければならない。最後に、自動再伝送要求のため
のフィルードがある。表2は、セルラ方式ネットワーク
がGSMネットワークであるときの呼び出しフィードの
ビット内容を例として示す。TMPIがGSMの仮移動
局加入者識別子TMSIであれば、このフィールドは6
0ビット包含する。もっと短いTMPI(たとえば25
ビット)でもよい。
ットアクセス許可PAGバーストは、第1に、空き/保
留チャネルを示すためのビットマップを含む。次のフィ
ールドは、移動局から送られるパケットランダムアクセ
スのための肯定応答フィールドである。このフィールド
で、第1の部分は、移動局MSが送った要求に含まれる
乱数である。つぎに、パケットデータの伝送のためにネ
ットワークにより予約されたチャネルを移動局に示すビ
ットマップが続いている。移動局は、これらのチャネル
を使ってパケットデータを送る。最後に、自動再伝送要
求(ARQ)のためのフィールドがある。この要求に使
われる乱数は、パケットアクセス許可を特別の移動局に
示すために使われる(PAGへのPRAのマッピン
グ)。セル内の移動局は、このタイムスロットをきき、
その乱数は、その肯定応答が向けられている特定の移動
局を教える(もし2つの移動局が同じ乱数を選んだら)
衝突の確立を小さくするために、識別のために、要求さ
れたタイムスロットの数または優先度またはパケットラ
ンダムアクセス(PRA)タイムスロットのタイムスロ
ット番号を使用することが可能である(これは、移動局
がチャネルを要求するために使ったタイムスロットを指
す)これらのパラメータは図5に示されていない。
らば、表3は、図5に示されている制御タイムスロット
のビット内容を示す。要求されたタイムスロットの数を
示すビットと、優先度を示すビットとは随意的なもので
ある。
本発明のシステムの実施例を説明した。つぎに、移動局
から基地局への伝送について考察しよう。基地局は、ア
ップリンクチャネルの予約を予定する。基地局は空きチ
ャネルおよび予約済みチャネルについての知識をもって
おり、その情報は、上記したように、全てのダウンリン
ク制御バーストで送られる。ビットマップは8ビットか
らなり、もしフレームが8個のタイムスロットを有する
TDMAフレームであるならば、その8ビットの各々の
ビットがTDMAフレームの各タイムスロットに1対1
に対応する。保留されたチャネルにはビット1が付けら
れ、空きチャネルにはビット0が付けられる。もしネッ
トワークがパケット伝送サービスのために8個のタイム
スロットの全部を使ってはいなければ、使用されるチャ
ネルだけに空きの印が付けられてもよい。残りのチャネ
ルは、あたかもそれらが予約されているかのように扱わ
れる、すなわちビット1が送られる。
ータをもっていて、そのデータを送ることを希望してい
る移動局は、ダウンリンクCタイムスロットで送られる
制御バーストを監視する。アップリンクチャネルに空き
の印が付けられていることをビットマップが示すまで監
視が続けられる。空きチャネルが見つかると、ただち
に、図6に一致するアクセスバースト(チャネル要求)
が、空きの印が付されているIタイムスロットで送られ
る。パケットランダムアクセスPRAバーストを運ぶこ
のバーストは、たとえば、もし使用されるフレームが4
バーストであれば、4個の中の1個としてランダムに選
択される。パケットランダムアクセスPRAは、たとえ
ば長いトレーニングシーケンスを伴う、GSMシステム
におけるアクセスバーストに似ている。そのときバース
トのデータ部は、通常のように乱数を含まないが、それ
らのビットはPRAビットで置き換えられる。長いトレ
ーニングシーケンスがあるために、正確なタイミング進
みを知らない移動局は、問題なくPRAバーストを送る
ことができる。二つ以上の移動局が同じタイムスロット
でチャネルを要求するときに生じる可能性のある衝突
は、バックオフ・アルゴリズムで処理される。アクセス
バーストは、肯定応答バーストで基地局から送り返され
る乱数と、移動局が希望しているタイムスロットが何個
かを示す数と、4レベル優先度数と、そのタイムスロッ
トが連続していなければならないか否かを示すビットと
からなる。タイムスロットが連続していなければならな
いという要件は、ある種の移動局を支援するために必要
である。もしたとえばTDMAフレームにおいて2個の
パケットタイムスロットが連続していれば、それらをあ
つかうことのできる移動局があるかもしれないが、もし
それらのタイムスロットがある距離を置いて離れていれ
ば、存在しない。
能なものを示す。バーストは少なくとも11ビットから
なる。基地局がアクセスバーストPRAを受信すると、
基地局は直ちにダウンリンク制御バーストCでパケット
アクセス許可PAGを送る。もしつぎのパケットアクセ
ス許可を送る前に複数の連続するアクセスバーストが受
信されたならば、そのチャネルを移動局に割り当てるた
めに優先度またはランダム選択が使用される。要求され
たのと同数の利用可能なタイムスロットがなくても、基
地局は、空いているものを全て提供することができる。
られてきた肯定応答PAGを移動局が受けとると、移動
局は、最大数にまで及ぶ1個以上のタイムスロットから
なる予約されたチャネルでパケットデータを送り始め
る。少なくとも、通常のX.25の最大パケットサイズ
である128オクテットを、移動局は1予約中に送るこ
とができる。128オクテットは6個の4オクテット・
ブロックと同等である。これは、1予約中に送られるデ
ータの最大量が、使用されるタイムスロットの数に依存
すること、および、伝送が失敗して再伝送が必要である
ばあいには設定された限界値がなければならないという
ことを意味する。再伝送のばあいには、全てを送るため
に6フレームでは不充分であるので、その限界値は6よ
り大きくなければならない。
トについての信号チャートを示す。移動局MSはチャネ
ル要求PRAを送り、これに対して基地局BSはパケッ
トアクセス許可バーストPAGで肯定応答する。その移
動局は1個のフレームのタイムスロットでパケットデー
タを送り、基地局は肯定応答するかまたは再伝送要求を
送る。全てのパケットデータが送られてしまうかまたは
中断が生じるまで、この手順が継続して行われうる。
ット伝送中における移動局での事象を示す状態遷移図で
ある。データバッファが満杯であるとき、移動局はアイ
ドル状態から受信状態へ移って、基地局から第1制御タ
イムスロットで情報を受信する。移動局は、空きチャネ
ルがあるか否か確かめるためにビットマップを参照し、
もしなければ、つぎの制御タイムスロットの情報を検査
する。空いているチャネルが見つかるまで、この手順が
続く。空きチャネルが見つかると、直ちにチャネル要求
がその空きチャネルで送られ、そしてもし基地局が肯定
応答すれば、パケットデータが専用チャネルで送られ
る。もし何らの肯定応答も受信されなければ、移動局は
制御タイムスロットを受信する状態に復帰して空きチャ
ネルを探す。
パケットデータをネットワークが送るばあいを示す。基
地局BSは、制御タイムスロットCでパケット呼び出し
PPを送ることによりダウンリンク伝送を開始する。こ
のパケット呼び出しPPは、移動局の識別子と、予約さ
れたタイムスロットとを含む。これらのタイムスロット
は、つぎのTDMAフレームではじまる。移動局MSが
パケット呼び出しを受け取ると、移動局MSはすぐに規
定されたタイムスロットでの受信を開始する。
らせるために、パケット呼び出しはダウンリンク制御シ
ーケンスの全ての連続するタイムスロットで送られる。
これは、移動局に着信するパケットがあるか否かを知る
ために移動局は全てのパケット呼び出しチャネルを監視
しなければならないということを意味する。そのため
に、当然移動局の電池に蓄えられたエネルギーが使われ
ることになる。電力消費を最適化するために、たとえば
仮識別子またはIMSIに応じて移動局を種々の呼び出
しグループに分けることができる。このばあい、移動局
は、全てのタイムスロットを監視する代わりに、TDM
Aフレームの中の唯一のタイムスロットだけを監視すれ
ばよい。8個のタイムスロットがありうるのであるか
ら、1個のタイムスロットだけを監視する方が実用的で
ある。不連続受信DRXを支援するためには呼び出し頻
度を更に小さくすることができる。しかし、そうすると
遅延が大きくなる。したがってDRXは移動局のための
選択可能なモードであるべきである。現在のGSMシス
テムで使われる呼び出しバーストに「着信パケット」と
いうコードを付加することにより、現在のGSMシステ
ムで使われる呼び出しバーストとDRX電力節約機能と
を組み合わせることができる。このとき移動局は標準の
呼び出しを監視し、このコードは移動局に着信パケット
伝送について知らせる。すると移動局はパケット呼び出
しチャネルPPを監視し始め、このチャネルから必要な
情報を受けとる。もちろん、ネットワークは、移動局が
標準呼び出しチャネルを監視しているか、それともパケ
ット呼び出しチャネルを監視しているかを知る必要があ
る。移動局は、この情報を短い管理メッセージで送る。
7個のフレーム)でARQ肯定応答を受けとらなけれ
ば、移動局は、自分がフレームを正しく受け取っていな
いと判断する。すると、パケット呼び出しが繰り返され
る。
いての移動局の状態遷移図である。図9に関連する記述
に基づいてこの図を理解することは容易であるので、こ
れ以上の説明は不要である。しかし、大半の時間、移動
局は、制御バーストを受けとって、自分に着信するパケ
ットデータがあるか否か判断している、ということを指
摘しておく。
は可変であってもよい。たとえばX.25プロトコルの
ばあいのように128オクテットを最大の長さとするこ
とができる。可変長さはリンク層における肯定応答の数
と予約の数とを減少させる。
の範囲内でシステムをいろいろな態様で実現できる。た
とえば、制御タイムスロットは図2に示されているよう
になっていないくてもよく、図11に示されているよう
に斜めに動かされてもよい。
Cは1個のタイムスロットだけ前に進められ、これによ
り、図11に示されているようにアップリンクおよびダ
ウンリンクの両方において制御タイムスロットの斜めパ
ターンを創り出す。しかし、図2に示されているばあい
と同じく、専用フレームは依然として制御タイムスロッ
トCと4個の情報タイムスロットIとからなっている。
明に係わるものであるかあるいは本発明が扱う問題の中
のいずれかまたは全部をある程度解決するものであるか
に係わらず、明示的にまたは暗示的にここに開示したど
の新規な特徴またはその組合わせまたはその一般化も含
んでいる。出願人は、この出願またはそれから派生した
更なる出願の遂行において新クレームをそのような特徴
に定式化できることをここで述べておく。
ムスロットを必要に応じて変更することのできる柔軟な
システムがえられる。
を示すものである。
ャネル構造を示すものである。
ムスロットの構造を示すものである。
である。
示すものである。
ものである。
を示すものである。
移を示すものである。
を示すものである。
遷移を示すものである。
トの変化を示すものである。
である。
Claims (21)
- 【請求項1】 パケットデータを伝送するための時分割
多重アクセス(TDMA)無線電話システムであって、
基地局および移動局と、この基地局および移動局の間の
パケットデータ通信のためのTDMAスロットからなる
少なくとも一つの論理チャネルとを包含しており、該少
なくとも一つの論理チャネルは、一群の連続するスロッ
トにより暫定的に離間させられているスロットからなる
制御チャネル(C)と、該制御チャネル(C)を構成す
るスロットを分離している連続するスロットの群からな
る情報チャネル(I)とを有することを特徴とするシス
テム。 - 【請求項2】 前記制御チャネル(C)は、誤りのない
受信されたデータを示す肯定応答/再伝送要求バースト
(ARQ)を含むことを特徴とする請求項1記載のシス
テム。 - 【請求項3】 前記論理チャネルは基地局から移動局へ
の伝送のためのダウンリンク論理チャネルであり、前記
制御チャネル(C)は、着信するパケットデータのこと
を移動局に知らせるためにパケット呼び出し(PP)デ
ータを伝送することができることを特徴とする請求項1
または2記載のシステム。 - 【請求項4】 前記制御チャネル(C)は、移動局から
送られたチャネル予約要求(PRA)に対して肯定応答
するためにパケットアクセス許可(PAG)信号を伝送
することができることを特徴とする請求項3記載のシス
テム。 - 【請求項5】 前記パケットアクセス許可(PAG)信
号は、アップリンクパケットデータ伝送のためにどのタ
イムスロットが予約されているかを示すビットマップを
含むことを特徴とする請求項4記載のシステム。 - 【請求項6】 前記パケット呼び出し(PP)データ
は、ダウンリンクパケットデータ伝送のためにどのタイ
ムスロットが予約されたかを示すビットマップを含むこ
とを特徴とする請求項3または4記載のシステム。 - 【請求項7】 パケットデータ伝送のために移動局が何
個のスロットの予約を求めているかについての情報を含
むシステムアクセス型バーストの形のチャネル予約要求
(PRA)に応答することを特徴とする請求項1、2、
3、4、5または6記載のシステム。 - 【請求項8】 ダウンリンク方向において、前記肯定応
答/再伝送要求バースト(ARQ)は、前記パケット呼
び出し(PP)と前記パケットアクセス許可(PAG)
との両方を含む組合わせチャネルバースト(C)の一部
分であることを特徴とする請求項4記載のシステム。 - 【請求項9】 ダウンリンク方向において、前記肯定応
答/再伝送要求バースト(ARQ)は、前記パケット呼
び出し(PP)も含む制御バースト(C)の一部分であ
ることを特徴とする請求項3記載のシステム。 - 【請求項10】 ダウンリンク方向において、前記肯定
応答/再伝送要求バースト(ARQ)は、パケットアク
セス許可(PAG)も含む制御バースト(C)の一部分
であることを特徴とする請求項2記載のシステム。 - 【請求項11】 前記制御バースト(C)は、アップリ
ンク方向における空き論理チャネルおよび予約済み論理
チャネルを示すビットマップを含むことを特徴とする請
求項8、9または10記載のシステム。 - 【請求項12】 前記パケット呼び出し(PP)信号と
前記パケットアクセス許可(PAG)信号とは、制御チ
ャネル(C)の交互のタイムスロットで送られ、この両
方のバーストによって、移動局がこれらパケット呼び出
し(PP)信号とパケットアクセス許可(PAG)信号
を識別することを可能にする識別子を含むことを特徴と
する請求項9または10記載のシステム。 - 【請求項13】 送るべきパケット呼び出し(PP)が
なくてかつ移動局による識別を可能にする識別子をバー
ストが含んでいるならば、前記パケットアクセス許可
(PAG)信号だけが制御チャネル(C)のタイムスロ
ットで送られることを特徴とする請求項9または10記
載のシステム。 - 【請求項14】 パケットデータを移動局から基地局へ
送るために、情報転送に専用される空きチャネルがビッ
トマップ上で特定されるまで移動局はダウンリンクチャ
ネルで送られる制御バーストを監視するようになってお
り、移動局は前記の識別されたチャネルのタイムスロッ
トでチャネル予約要求(PRA)を送るようになってお
り、基地局からのパケットアクセス許可(PAG)信号
の受信に応答して移動局はパケットデータを前記の特定
されたチャネルで送るようになっていることを特徴とす
る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、
11、12、13または14記載のシステム。 - 【請求項15】 チャネル予約要求(PRA)信号は、
移動局の識別子を示すデータと、パケットデータ伝送の
ために必要なタイムスロットの数と、この要求の優先度
とからなることを特徴とする請求項14記載のシステ
ム。 - 【請求項16】 チャネル予約要求(PRA)信号は、
そのタイムスロットが連続している必要があるか否かを
示すデータを更に備えていることを特徴とする請求項1
5記載のシステム。 - 【請求項17】 移動局は、それに割り当てられたチャ
ネルのみの上のパケット呼び出し(PP)を監視するこ
とを特徴とする、請求項3、4、5、6、7、8、9、
11、12、13、14、15または16記載のシステ
ム。 - 【請求項18】 前記チャネル上で、パケット呼び出し
(PP)は、移動局に知られている所定の制御タイムス
ロットにおいてのみ送られ、移動局はそれらのタイムス
ロットの間だけパケット呼び出し(PP)を監視するこ
とを特徴とする請求項17記載のシステム。 - 【請求項19】 移動局は着信するパケットデータの伝
送を示す識別子を目当てとしてシステムの通常呼び出し
コールを監視し、前記識別子の検出に応答して移動局は
パケットデータ呼び出し(PP)を監視し始めることを
特徴とする、請求項3、4、5、6、7、8、9、1
1、12、13、14、15、16、17または18記
載のシステム。 - 【請求項20】 チャネル予約要求(PRA)信号は、
連続する情報チャネルタイムスロットが何個なければな
らないかを示す識別子を含むことを特徴とする請求項7
記載のシステム。 - 【請求項21】 パケット呼び出し(PP)はTDMA
フレームの全てのタイムスロットで送られることを特徴
とする、請求項3、4、5、6、7、8、9、11、1
2、13、14、15、16、17、18、19または
20記載のシステム。
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