JPH10257569A - パケット・データの通信方法 - Google Patents

パケット・データの通信方法

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JPH10257569A
JPH10257569A JP33872897A JP33872897A JPH10257569A JP H10257569 A JPH10257569 A JP H10257569A JP 33872897 A JP33872897 A JP 33872897A JP 33872897 A JP33872897 A JP 33872897A JP H10257569 A JPH10257569 A JP H10257569A
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JP
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JP33872897A
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English (en)
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Brian Chow
ショウ ブライアン
Shawbull Andreas
ショーブル アンドレアス
Konteio Ari
コンティオ アリ
Mistry Rajeshu
ミストリー ラジェシュ
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Nokia Oyj
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Nokia Mobile Phones Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】セルラー無線基地局と移動局間のチャネルの形
式をパケツト・トランザクションの性質に応じて変化さ
せる。 【解決手段】移動局は、大容量一方向形式をとるチャネ
ルを経由した受信を待つ空きモードと、受信をする第1
の能動モードと、送信または受信をする第2の能動モー
ドとをとることができ、基地局がデータ・トランザクシ
ョンを開始したときに空きモードから第1の能動モード
へスイッチするステップと、移動局がデータ・トランザ
クションを開始したときに空きモードから第2の能動モ
ードへスイッチするステップと、データ・トランザクシ
ョン完了後に両能動モード間でスイッチするステップ
と、第1の能動モードでのデータ・トランザクション完
了後の第2の能動モードへのスイッチ後に第2の能動モ
ードでトランザクションを開始するかあるいは第1の能
動モードへ復帰するかを決定するステップとを実行す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気通信システム
におけるパケット・データ通信に関し、特に、RCR−
27パーソナル・ディジタル・セルラー・システムに関
するがこれに限られない。
【0002】
【従来の技術、及び、発明が解決しようとする課題】基
地局と加入者移動局とからなるセル方式の通信システム
では、加入者移動局と基地局との間の多数のパケット・
トランザクションがダウンリンクを非常に大量に使用す
るが、基地局と移動局の間のアップリンクは比較的利用
量が少ない。インターネット・アプリケーションは、大
部分のデータフローがインターネットから加入者へダウ
ンリンクを経由して行われる点で、この例である。他の
例として、電子メールまたはファイル送信がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】これを考慮して、本発明
は、一つの態様によれば、基地局とセルラー無線電話シ
ステムの移動局との間の可変形式チャネルを経由したデ
ータ・トランザクションを実行する方法であって、前記
移動局は、移動局が大容量一方向形式をとるチャネルを
経由した受信を待つ空きモードと、移動局が大容量一方
向形式をとるチャネルを経由した受信をする第1の能動
モードと、移動局が低容量二方向形式をとるチャネルを
経由した送信または受信をする第2の能動モードとをと
ることができ、前記方法が、基地局がデータ・トランザ
クションを開始したときに空きモードから第1の能動モ
ードへスイッチするステップと、移動局がデータ・トラ
ンザクションを開始したときに空きモードから第2の能
動モードへスイッチするステップと、データ・トランザ
クション完了後に両能動モード間でスイッチするステッ
プと、第1の能動モードでのデータ・トランザクション
完了後の第2の能動モードへのスイッチ後に第2の能動
モードでトランザクションを開始するかあるいは第1の
能動モードへ復帰するかを決定するステップとを実行す
る移動局を含む方法を提供する。
【0004】これらの特性によって、チャネルの形式を
処理が要求されるパケット・トランザクションの性質に
応じて変化させることができる。
【0005】他の態様によれば、本発明は、セルラー無
線電話システムの基地局との間で可変形式チャネルを経
由して通信できる移動局であって、前記移動局は、移動
局が大容量一方向形式をとるチャネルを経由した受信を
待つ空きモードと、移動局が大容量一方向形式をとるチ
ャネルを経由した受信をする第1の能動モードと、移動
局が低容量二方向形式をとるチャネルを経由した送信ま
たは受信をする第2の能動モードとを持ち、前記移動局
が、基地局による第1の能動モードでのデータ・トラン
ザクションの開始を禁止するための手段と、基地局によ
る第1の能動モードでのデータ・トランザクションの開
始を許可するための手段とを含む移動局を提供する。
【0006】これらの特性によって、移動局のモード間
でのトランザクションが基地局の操作と協調することが
可能になる。
【0007】本発明は、所与のシステム・プロトコルお
よびシステムの特定のハードウェアの限界の中で、パケ
ット・データを持つチャネルの特性をそのシステムのニ
ーズに最適に管理する。
【0008】本発明の例示としての実施形態を添付の図
面を参照しながら以下に記述する。
【0009】
【発明の実施の形態】日本のRCR−27パーソナル・
ディジタル・セルラー・システムは時分割多重アクセス
(TDMA)方式である。本発明の理解を促すためにR
CR−27システムの概要を以下に示す。
【0010】図1によると、基地局制御装置BSCは複
数の基地局BSとリンクされるが、説明のためにそのう
ち2個だけが示されている。基地局制御装置BSCは
(標準OSI7層モデルの)層2エンティティであり、
その基地局BSの操作を指示する。基地局BSと移動局
MSとの間の通信は、図1に示すように、基地局BSか
ら移動局MSへの通信用に確保された1つであるダウン
リンクと移動局MSから基地局BSへの通信用に確保さ
れた1つであるアップリンクとの2つの離散周波数帯を
経由して行われる。図1の例では、ダウンリンクは81
0MHzと826MHzとの間の25kHzの間隔で6
41実キャリヤを担う。ダウンリンク中の各実キャリヤ
に対して、アップリンク中に対応する実キャリヤがあ
る。アップリンクでは、実キャリヤはやはり25kHz
の間隔で940MHzと956MHzの間に位置する。
基地局BSは、ダウンリンクを経由する送信とアップリ
ンクを経由する受信とを同時に行える高度仕様装置であ
る。対照的に、移動局MSは同時送受信のできないポー
タブルで安価な家庭用装置である。
【0011】各実キャリアはスーパーフレームの形式で
そこへ送信されたデータを持つ。図2で言えば、各スー
パーフレーム100は20ms長の36(0...3
5)のフレームで構成され、各フレーム102はそれぞ
れ6.6ms長の3つ(0...2)のスロット104
で構成される。スーパーフレームは720ms続く。各
フレームにはユーザ・トラヒック・チャネルTCHまた
は制御チャネルCCHのいずれかの役割を割り当てるこ
とができる。アップリンクとダウンリンクの中のスーパ
ーフレームは小さな時間的オフセットで送信される。ア
ップリンクの制御チャネルは、どんな場合でもそのチャ
ネルを使用するためにそれを通じてどの移動局MSでも
基地局へ接続できる、共通アクセスである。
【0012】基地局BSへ登録するために、移動局MS
はネットワークのオペレーターによってあらかじめ定義
されているダウンリンクの実キャリアのサブセットをパ
ーチ・チャネルとしてスキャンする。各パーチ・チャネ
ルの信号強度が確認され、信号強度の順にならべられ
る。最大の受信信号強度を持つパーチ・チャネルから順
に、移動局MSは同調とパーチ・チャネルのスロット2
にあるデータの復号化を試みる。このスロットは制御チ
ャネルに、より詳しくは放送制御チャネルBCCHに割
り当てられている。放送制御チャネルBCCHは、たと
えば制御チャネル構造、ネットワーク・アイデンティテ
ィ、ロケーション・エリア、隣接ゾーン、使用制限など
を含めたセルまたはゾーンについての情報を持ってい
る。BCCHの情報には、どのスロットがユーザ・パケ
ット・チャネルUPCHの役割用に確保されているかを
示す情報も含まれる。このUPCHの情報は、実キャリ
アと実キャリア上に送信されたスーパーフレームのスロ
ットを示すデータの形式である。
【0013】最高受信信号強度をもつパーチ・チャネル
からBCCHの情報を復号することができない場合は、
移動局MSは次に高い受信信号強度をもつパーチ・チャ
ネルを試し、以下同様にする。
【0014】BCCHの情報を復号した後、移動局MS
はセルまたはゾーン中への登録を要求できる。基地局B
Sへ登録した後、MS局は待機モードにはいる。待機モ
ードでは、MS局は、その局が基地局BSからパケット
または音声トランザクションのために呼び出されたかど
うかを監視するために呼び出しチャネルPCHの役割を
与えられた制御チャネルCCHスーパーフレームのそれ
らのスロットの間だけ稼働する。
【0015】データは一連のIフレームまたは(標準O
SI7層モデルの)層2LAPDmユニットとして送信
される。図3に示すとおり、各Iフレームはヘッド・ユ
ニット52、エンド・ユニット54、およびいくつかの
中間ユニット53からなる。各ユニットはユーザ・パケ
ット・チャネルUPCHの一つのスロットを占用する。
各Iフレームはポーリング・ビットPを含む。ポーリン
グ・ビットPが1にセットされれば、直前にそのIフレ
ームを受信した局であるMS/BSに対して確認信号を
送るよう求めることになる。
【0016】ユーザ・パケット・チャネルUPCHを含
めたアップリンク制御チャネルは共通アクセスであり
(したがって衝突検知機構が必要である)、また移動局
MSは同時に送受信を行うためのハードウェアを持たな
いので、基地局BSと移動局MSとの間のパケット・デ
ータ・トランザクションは、図4(a)および図4
(b)に示された2つのモードで実行される。
【0017】図4(a)は、基地局BSと移動局MSと
の間のパケット・チャネルUPCHが大容量/高速半二
重(ダウンリンクのみ)チャネル形式を採用するための
構成になっている、層1レベルでの1つの操作モードを
示す。この(「マルチ・スロット」と呼ばれる)チャネ
ル形式では、1フレームにつき最大で3個のスロットが
パケット・データを運ぶために配分される。図示された
4フレームにおいて、基地局BSは3個のIフレーム、
d1、Id2、Id3をダウンリンク経由で送信する。Id1
はヘッド・ユニット52、2つの中間ユニット53a、
53b、およびエンド・ユニット54からなり、スロッ
ト0で送信される。Id2はヘッド・ユニット52、1つ
の中間ユニット53a、およびエンド・ユニット54か
らなり、スロット1で送信される。Id3はヘッド・ユニ
ット52、中間ユニット53a、およびエンド・ユニッ
ト54からなり、スロット2で送信される。
【0018】図4(b)は、基地局BSと移動局MSと
の間のパケット・チャネルUPCHが低容量/低速全二
重チャネル形式を採用するための構成になっている、層
1レベルでのもう1つの操作モードを示す。この(「シ
ングル・スロット」と呼ばれる)チャネル形式では、パ
ケット・データを運ぶためにアップリンクおよびダウン
リンクの両方向に向けてフレームの専用スロット1個が
配分される。図の例では、Iu1は最初の5フレームでは
スロット0でアップリンク方向へ送信される。Iu1はヘ
ッド・ユニット52、3つの中間ユニット53a、53
b、53cおよびエンド・ユニット54からなる。UP
CHチャネルのアップリンクは共通アクセス(移動局M
S間で)なので、衝突制御機構を採用する必要がある。
衝突制御機構の操作は図4の矢印62および64で示さ
れる。矢印62は、対応するアップリンク・スロットが
現在使用中かどうかを示すダウンリンクの現在のフレー
ム中のスロット0に関わる空き/話中フラグを復号化す
る移動局MSを表す。この場合のようにそれが「空き」
の場合、移動局MSは対応するアップリンク・スロット
上にIフレームIu1のヘッド・ユニット52を送信す
る。MS局は次に、次のフレームのスロット0上で基地
局BSの応答を待つ。矢印64は基地局BSの応答を示
す。矢印64は部分エコーPEおよび受信/非受信フラ
グR/Nからなる。部分エコーPEはCRCチェックの
合計である。この場合のように、部分エコーPEが送信
されたヘッド・ユニット52の部分エコーとマッチしR
/Nフラグがヘッド・ユニット52が成功裡に受信され
たことを示す場合は、移動局MSは続くフレーム中のI
フレームの以後のユニットの送信用にスロット0を配分
され、かつこの送信を図のとおりに続けたものと推定さ
れる。例えば、他の移動局MSとの衝突のせいでアップ
リンク・アクセスが獲得できない場合(図示せず)、移
動局MSはランダムな再送信間隔の後、アップリンク・
アクセスの獲得を試みる。Id4は最初の2フレーム中で
スロット0上でダウンリンク方向へ送信されている。I
d4はヘッド・ユニット52とエンド・ユニット54から
なる。6番目のフレームでId5がダウンリンク方向へ送
信される。これはヘッド/エンド・ユニット52/54
のみからなる。
【0019】移動局MS(同時送受信をする能力を持た
ない)による同一論理スロット上でのダウンリンクでの
受信およびアップリンクでの送信は、アップリンクとダ
ウンリンクの間の時間的オフセットによって可能にな
る。
【0020】図5によると、最初にいったん移動局MS
と基地局BSとの間のリンクが設定されると、移動局M
SはそのUPCHチャネルのダウンリンクをモニターし
マルチ・スロット・チャネル形式のパケット・データ・
トランザクションを待ち受ける半二重空き状態100に
なる。基地局BSはアップリンクをモニターする。この
設定から2つのシナリオが作成できる。
【0021】<シナリオ1:基地局BSが送信用データ
を持つ。>基地局BSが移動局MSへの送信用データを
持つと、基地局はすぐに移動局MSに割り当てられたU
PCHチャネルのダウンリンクを経由してこのデータの
送信を進める。送信は図4(a)に示されたマルチ・ス
ロット・チャネル形式で行われ、Iフレームをいくつで
も含むことができる。矢印112はこの操作が必然的に
伴う半二重能動状態105への移動局MSの状態の変更
を示す。このトランザクションの最後のIフレームは、
それがこのトランザクションの最後のIフレームである
ことを移動局MSに対して示すべく符号化される。この
符号化は、ヘッド・ユニット52中でポーリング・ビッ
トPを1にセットするという形式をとる。実際にはこの
状態の間は、例えば移動局が正確にIフレームを受信し
たことを認証するために、または壊れたIフレームの再
送信を要求するために移動局MSが基地局BSと通信す
ることができないので、たとえ基地局BSから送信され
るべきデータが非常に増えてもこのモードで連続的に送
信されるIフレームの数は相対的に低いレベルに保たれ
る。トランザクションの最後に移動局MSは矢印114
で示されるように全二重状態110へスイッチする。
【0022】移動局MSから基地局BSへ送信するデー
タがないときは、例えば、受信可フラグRRを含むトー
クンをそのUPCHチャネルのアップリンクの専用スロ
ットを経由して送信し、それが自局から送信するデータ
がないこと、および半二重能動状態105へ復帰するこ
とを示す。矢印116はこの操作が必然的に伴う状態変
更を示す。最終のトランザクションでなんらかのデータ
喪失があった場合には、トークンは単なる肯定応答では
なく喪失データの再送信の要求をも含むものとして作用
することができる。
【0023】他方、移動局MSから基地局BSへ送信す
るデータがあるときは、例えば、受信不可フラグRNR
を含むトークンをそのUPCHチャネルのアップリンク
の専用スロットを経由して送信する。そのとき送信は図
4(b)に示されるシングル・スロット形式をとる。こ
れは下記のシナリオ2でさらに説明される。
【0024】状況によってRNRまたはRRフラグのい
ずれかが、ポーリング・ビットPを1へセットすること
(トランザクションの終わりを示す)の移動局MSから
基地局BSへの肯定応答となる。基地局BSが事前に決
められた時間の経過後にこの肯定応答を受信しない場合
は、基地局はトークンをその移動局MSに割り当てられ
たUPCHチャネルのダウンリンクの専用スロットを経
由して送信する。このトークンはポーリング・ビットP
が1にセットされたRRの形式をとる。基地局BSは移
動局MSから応答を受信するまでこのトークンを再送信
する。
【0025】<シナリオ2:移動局MSが送信用データ
を持つ。>移動局MSからのデータ送信を可能にするに
は、まず矢印118で示されるように半二重空き状態1
00から全二重状態110へスイッチしなければならな
い。移動局MSは、例えば、ポーリング・ビットPが1
にセットされたRNRフラグを含むトークンをそのUP
CHチャネルのアップリンクの専用スロットを経由して
送信する。基地局BSに対するこのRNRフラグは、移
動局MSが状態を変更してデータを送信しようとしてい
ることの信号を示す。その結果、基地局BSは高いデー
タ率/図4(a)および図5の矢印112で特に示され
るようなマルチ・スロット・チャネル形式のトランザク
ションを開始することを妨害される。基地局BSは次に
応答としてその移動局MSに割り当てられたUPCHチ
ャネルのダウンリンクの専用スロットを経由してRRフ
ラグの信号を送ることでRNRフラグの受信を肯定応答
する。移動局MSがこのRRフラグを受信しない場合
は、ポーリング・ビットPが1にセットされたRNRフ
ラグを再送信する。
【0026】次に移動局MSは、シングル・スロット形
式で、および図4(b)に示されるようにデータ送信を
進める。図4(b)の記述から、層1レベルの全二重通
信が可能なことが理解されるだろう。しかし、この本発
明の好適な実施形態では、1つのダウンリンク専用スロ
ットは、例えばアップリンク・データおよびアップリン
ク送信のどこで適切な報告データが喪失したかを肯定応
答するためなど、制御データを送信するためだけに利用
される。これはシングル・スロット・チャネル形式を取
るために必要な時間を最小化するために行われる。他の
実施形態では、1つのダウンリンク専用スロットは、ト
ラヒック・データを送信するためにも利用される。アッ
プリンク送信が完了すると、UPCHチャネルのアップ
リンクの専用スロットを経由してトークンを送ることに
よって移動局MSが基地局BSへ信号を送ることでこれ
が肯定応答される。このトークンはポーリング・ビット
Pが1にセットされたRRフラグの形式をとる。基地局
BSがこのトークンを受信すると、高いデータ率/マル
チ・スロット・チャネル形式のトランザクションを開始
することへの障害が除去される。基地局BSがこれを受
信したことの肯定応答を移動局MSが受信すると、移動
局は図5の矢印116で示された半二重能動状態へ復帰
する。基地局BSの肯定応答はRRフラグの形式をと
る。
【0027】ある種のトランザクションが生じると(シ
ナリオ1および/またはシナリオ2)、移動局MSは結
局半二重能動状態105へ復帰し、必要に応じていずれ
かのシナリオを繰り返すことができる。加えて移動局M
Sは、移動局MSが基地局BSからデータを受信したと
きに再スタートする空きタイマーT IDLEを含む。
タイマーT IDLEが事前に決められた時間以上に動
き続ける場合は事前に決められた時間内にトランザクシ
ョンが要求されなかったことを示し、そのとき移動局M
Sは矢印120で示される半二重空き状態100へスイ
ッチする。
【0028】前記のことから、移動局MSは半二重能動
状態105であり基地局BSはIフレーム送信中ではな
い場合、移動局MSはタイマーT IDLEの時間切れ
のせいで半二重空き状態100へ復帰した後に限り、ま
たは基地局BSが別のダウンリンク・トランザクション
を開始し完了した後に限り、再送信の機会を得ることが
理解されるだろう。
【0029】本発明の好適な実施形態は大容量半二重チ
ャネル形式と低容量全二重形式との間で必要に応じて高
い信頼性をもってスイッチすることができる。その結
果、好適な実施形態は、それでも時折アップリンク・ア
クセスが要求されるインターネットのようなダウンリン
ク集中アプリケーションへの適合性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】RCRシステムの構造の一部を示し、800 MH
z周波数帯の周波数の分配を示す図。
【図2】RCRシステムにおけるスーパーフレームの構
造を示す図。
【図3】Iフレームまたは層2ユニットの構造を示す
図。
【図4】基地局と移動局との間のパケット・トランザク
ションの例を示す図。
【図5】本発明による基地局の操作を説明する状態図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドレアス ショーブル ドイツ コーンネルン/サアレ 06420 グロッセフライハイト 57A レナーテ アンド フェリックス ランデグラフ内 (72)発明者 アリ コンティオ イギリス サーレイ GU21 2DG ウ ォキング ナップヒル アレクサンドラ ガーデンズ 7 (72)発明者 ラジェシュ ミストリー イギリス サーレイ GU15 2SF キ ャンベルレイ リー ロード 2

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局とセルラー無線電話システムの移
    動局との間の可変形式チャネルを経由したデータ・トラ
    ンザクションを実行する方法であって、前記移動局は、
    移動局が大容量一方向形式をとるチャネルを経由した受
    信を待つ空きモードと、移動局が大容量一方向形式をと
    るチャネルを経由した受信をする第1の能動モードと、
    移動局が低容量二方向形式をとるチャネルを経由した送
    信または受信をする第2の能動モードとをとることがで
    き、前記方法が、 基地局がデータ・トランザクションを開始したときに空
    きモードから第1の能動モードへスイッチするステップ
    と、 移動局がデータ・トランザクションを開始したときに空
    きモードから第2の能動モードへスイッチするステップ
    と、 データ・トランザクション完了後に両能動モード間でス
    イッチするステップと、 第1の能動モードでのデータ・トランザクション完了後
    の第2の能動モードへのスイッチ後に第2の能動モード
    でトランザクションを開始するかあるいは第1の能動モ
    ードへ復帰するかを決定するステップとを実行する移動
    局を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、 第1の能動モードでのデータ・トランザクションが生じ
    ない場合に事前に決められた時間経過後に移動局が空き
    モードへ復帰することを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の方法において、 移動局がトランザクションに含まれる標識によって第1
    の能動モードでのトランザクションの完了を検知するこ
    とを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至4の何れかに記載の方法に
    おいて、 基地局がトランザクションに含まれる標識によって第2
    の能動モードでのトランザクションの完了を検知するこ
    とを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の方法において、 基地局が完了を示す第2の能動モードでのトランザクシ
    ョンを終了するフラグを検知することを特徴とする方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載の方法に
    おいて、 移動局が基地局に対して前記決定のステップの結果を信
    号で通知することを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6の何れかに記載の方法に
    おいて、 第2の能動モードへ入る際に、移動局がチャネルを経由
    して基地局に対して自局が第2の能動モードへ入ったこ
    とを通知することを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の何れかに記載の方法に
    おいて、 第2の能動モードにおいて、チャネルのアップリンクだ
    けがユーザ・データ用に使用されることを特徴とする方
    法。
  9. 【請求項9】 セルラー無線電話システムの基地局との
    間で可変形式チャネルを経由して通信できる移動局であ
    って、 前記移動局は、 移動局が大容量一方向形式をとるチャネルを経由した受
    信を待つ空きモードと、 移動局が大容量一方向形式をとるチャネルを経由した受
    信をする第1の能動モードと、 移動局が低容量二方向形式をとるチャネルを経由した送
    信または受信をする第2の能動モードとを持ち、 前記移動局が、 基地局による第1の能動モードでのデータ・トランザク
    ションの開始を禁止するための手段と、 基地局による第1の能動モードでのデータ・トランザク
    ションの開始を許可するための手段とを含むことを特徴
    とする移動局。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の移動局において、 禁止する手段および許可する手段がチャネルを経由した
    第2の能動モードでのアップリンク信号の送信のための
    手段を含むことを特徴とする移動局。
  11. 【請求項11】 アップリンク通信が共通アクセスであ
    るセルラー無線電話システムの移動局であって、 シングル・スロット形式でアップリンク送信を行う送信
    機と、 シングル・スロットまたは複数連続スロットの形式でダ
    ウンリンク受信を行う受信機とを含み、 対応するアップリンクおよびダウンリンクのスロットは
    実質的に相互に周波数の間隔が空いており、また相互に
    時間的に1スロットの長さより少ない間隔が空いてお
    り、 前記移動局が、ダウンリンク・トランザクションが完了
    したことを判定した後にアップリンク・データ・トラン
    ザクションを開始できることを特徴とする移動局。
JP33872897A 1996-12-09 1997-12-09 パケット・データの通信方法 Pending JPH10257569A (ja)

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GB9625538.5 1996-12-09
GB9625538A GB2321160B (en) 1996-12-09 1996-12-09 Packet data
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GB9713250A GB2326564B (en) 1997-06-20 1997-06-20 Packet data

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010523014A (ja) * 2007-03-08 2010-07-08 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) セミアクティブモードを有する移動局

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