JPH07336541A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法

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JPH07336541A
JPH07336541A JP6123747A JP12374794A JPH07336541A JP H07336541 A JPH07336541 A JP H07336541A JP 6123747 A JP6123747 A JP 6123747A JP 12374794 A JP12374794 A JP 12374794A JP H07336541 A JPH07336541 A JP H07336541A
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JP
Japan
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image
image processing
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JP6123747A
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Rie Saitou
理絵 齋藤
Akio Ono
晃生 大野
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Canon Inc
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿画像に識別パターンが付加されていた場
合に当該原稿画像は電子写真方式により形成されたもの
であると判断し、電子写真方式特有の階調補正による歪
みを重畳しないように階調補正手段を変更する画像処理
装置及び方法を提供する。 【構成】 識別パターン判定部101で原稿画像信号に
特定の識別パターンが重畳されていると判断されると、
LUT部104において階調補正(γ補正)を行うLU
Tを変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置及び方法に
関し、例えば識別パターンを検出可能な画像処理装置及
び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザビームプリンタ等の電子写
真方式の画像形成装置においては、レーザの発光特性や
感光ドラムの光量特性、現像特性等により、入力された
原稿画像信号値に対する最終的な印刷画像濃度、いわゆ
るγ特性をリニアに近づけることが階調性を保つ上で理
想的である。
【0003】ここで、図23にγ特性の例を示す。図2
3において横軸は入力信号値、縦軸は出力濃度値を示
し、直線が最も理想的なγ特性であり、曲線が各種
装置特性により通常得られるγ特性を示す。従来の画像
形成装置においては、曲線で示されるγ特性を、直線
に示す様にリニアに補正するために、種々の階調補正
手段を用いて、出力画像の階調性を向上させている。
【0004】また、近年のカラー画像形成装置の性能向
上に伴い、有価証券の複写等の不正利用を防止する目的
で、複写画像に例えば器材番号等の識別符号を付加する
ことにより、不正な複写を行った画像形成装置を特定す
る技術が知られている。
【0005】この識別符号は、画像形成装置の出力色成
分であるマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックのう
ち、人間の目で最も視認性の低いイエローにより、出力
画像上に一定間隔で繰り返し付加されるものである。従
って識別符号は出力画像のどの部分においても検出・解
読可能である。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】従来の画像形成装
置において、上述したようにγ特性をリニアに補正する
ために種々の階調補正手段を用いても、図23に示す直
線のように、γ特性を完全にリニアに補正することは
極めて困難であり、例えば図23に示す曲線のよう
な、多少リニアに近づいたγ特性にしか補正できない。
【0007】従って、例えば曲線のγ特性に従って画
像出力を行うと、原稿の淡い部分、即ち低濃度部はより
淡く、また、濃い部分、即ち高濃度部はより濃く、画像
形成が行われてしまう。
【0008】更に、上述したようにγ特性に従って出
力された画像を原稿として、再度複写処理を行った場
合、入力信号は既にγ特性によって階調補正されてい
るため、再度γ特性が重畳されることにより、原稿画
像の淡い部分は更に淡く、高濃度部は更に濃くなり、例
えば図23の曲線で示されるようなγ特性を持つ出力
画像が形成されてしまう。即ち、曲線を補正するため
に曲線のγ特性による出力を行ったはずが、複写処理
を重畳することにより無意味となってしまう。また、更
に複写処理の重畳回数を増やしていく毎に、出力画像の
γ特性は理想値である直線から遠のいてしまい、出力
画像の画質劣化を招いていた。
【0009】従って本発明においては上述した課題を解
決するために、原稿に重畳された特定パターンを検知す
ることにより、該原稿が所定の装置により出力されたも
のであることを認識し、それに応じた階調補正を施すこ
とにより、リニアな階調特性を有する出力画像を得るこ
とができる画像処理装置及び方法を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、本発明は以下の構成を備える。
【0011】即ち、画像形成を行う画像処理装置におい
て、入力された画像信号に含まれる識別パターンを検出
する識別パターン検出手段と、所定の補正情報に従って
前記画像信号に対して階調補正を行う階調補正手段と、
前記識別パターン検出手段による識別パターンの検出に
基づいて前記補正情報を変更する補正情報変更手段とを
有することを特徴とする。
【0012】例えば、前記識別パターンは複数の画素の
組み合わせにより構成されることを特徴とする。
【0013】更に、前記階調補正手段は前記補正情報を
保持する保持手段を有し、前記補正情報変更手段による
変更が行われない場合に前記補正情報を前記保持手段に
保持されている情報に戻すことを特徴とする。
【0014】更に、前記補正情報変更手段は前記補正情
報を変更するための情報を保持する第1の変更情報保持
手段を有することを特徴とする。
【0015】更に、画像形成時の出力信号値を検知する
出力信号値検出手段を更に有し、前記出力信号値に基づ
いて前記階調補正手段を変更することを特徴とする。
【0016】更に、前記補正情報変更手段は前記出力信
号値に基づいて前記補正情報を変更する情報を保持する
第2の変更情報保持手段を有することを特徴とする。
【0017】例えば、前記補正情報変更手段は前記識別
パターン検出手段により前記識別パターンが検出された
場合に前記第1の変更情報保持手段と前記第2の変更情
報保持手段とに保持された情報により前記補正情報を変
更し、前記識別パターンが検出されない場合に前記第2
の変更情報保持手段に保持された情報により前記補正情
報を変更することを特徴とする。
【0018】更に、画像形成時の出力信号値を検知する
出力信号値検出手段と、前記出力信号値に基づいて1次
帯電器のコントラスト電位を変更するコントラスト電位
制御手段とを有することを特徴とする。
【0019】例えば、前記補正情報はLUTに保持さ
れ、前記第1の変更情報保持手段、前記第2の変更情報
保持手段はLUTであることを特徴とする。
【0020】
【作用】以上の構成において、原稿画像に識別パターン
が付加されていた場合に当該原稿画像は所定の装置によ
り形成されたものであると判断し、階調補正による歪み
を重畳しないように階調補正手段を変更することができ
る。従って、階調性に優れた画像を形成することができ
るという特有の作用効果がある。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
について詳細に説明する。
【0022】<第1実施例>図1は、本発明の第1実施
例に係る画像形成装置を適用した複写機の一例を示す側
断面図である。図1において、201はイメージスキャ
ナ部であり、原稿204を読取ってディジタル信号処理
を行なう部分である。また202はプリンタ部であり、
イメージスキャナ部201で読み取られた原稿画像に対
応した画像を形成し、記録用紙にフルカラーでプリント
出力する部分である。
【0023】イメージスキャナ部201において、20
0は鏡面圧板であり、原稿台ガラス(以下「プラテン」
とする)203上の原稿204はランプ205で照射さ
れ、ミラー206,207,208に導かれ、レンズ2
09により後述する3ラインセンサ(以下「CCD」と
する)210上に像を結ぶ。そして、フルカラー情報の
レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)成分とし
て、信号処理部211に送られる。
【0024】尚、ランプ205とミラー206は速度v
で、ミラー207,208は速度1/2vで、CCD2
10の電気的走査方向に対して垂直方向に機械的に動く
ことにより原稿204の全面を走査する。
【0025】信号処理部211では読取られたR,G,
Bの信号を電気的に処理し、マゼンタ(M)、シアン
(C)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の各成分に
分解し、プリンタ部202に送る。また、イメージスキ
ャナ部201における一回の原稿走査(スキャン)につ
き、M,C,Y,Bkのうちのひとつの成分がプリンタ
部202に送られ、計4回の原稿走査により一回のプリ
ントアウトが完成する。
【0026】イメージスキャナ部201により送られて
くるM,C,YまたはBkの画像信号は、レーザドライ
バ212に送られる。レーザドライバ212は画像信号
に応じて半導体レーザ213を変調駆動する。レーザ光
はポリゴンミラー214、f−θレンズ215、ミラー
216を介し、感光ドラム217上を走査して静電潜像
を形成する。
【0027】218は回転現像器であり、マゼンタ現像
部219、シアン現像部220、イエロー現像部22
1、ブラック現像部222より構成され、4つの現像器
が交互に感光ドラム217に接することにより、感光ド
ラム217上に形成された静電潜像をそれぞれのトナー
で現像して可視像化する。223は転写ドラムであり、
用紙カセット224又は225より給紙されてきた記録
用紙が転写ドラム223に巻き付けられ、感光ドラム2
17上に現像された可視像を記録用紙に転写する。
【0028】以上説明したようにして記録用紙にM,
C,Y,Bkの計4色が順次転写された後に、記録用紙
は定着ユニット226を通過して排紙される。
【0029】以下、上述したCCD210について図2
及び図3を参照して詳細に説明する。
【0030】図2は、上述した図1に示したイメージス
キャナ部201の詳細構成を示すブロック図である。図
2において、CCD(R)301,CCD(G)30
2,CCD(B)303は、それぞれ上述したCCD2
10を構成するレッド、グリーン、ブルーのラインセン
サである。
【0031】図3に、CCD(R)301、CCD
(G)302、CCD(B)303の光の波長に応じた
相対感度を示す。
【0032】図2において316はアドレスカウンタで
あり、水平同期信号HSYNC,クロックCLKに従っ
てラインセンサ301〜303に対する主走査位置を指
定する主走査アドレスを出力する。すなわち、アドレス
カウンタ316はHSYNCが「1」のときに、不図示
のCPUより所定の主走査アドレス値がセットされ、画
素クロック信号CLKによってインクリメントされる。
【0033】CCD210上に結像された画像は、3つ
のラインセンサ301〜303において光電変換され、
それぞれR成分、G成分、B成分の読取り信号として、
増幅器304〜306、サンプルホールド回路307〜
309及びA/D変換器310〜312を通じて各色8
ビットのディジタル画像信号として出力される。
【0034】以下、図4を参照して信号処理部211に
ついて説明する。図4は、信号処理部211の詳細構成
を示すブロック図である。
【0035】図4において、204は原稿、101は識
別パターンが重畳されていることを判定する識別パター
ン判定部、102はRGB信号をプリント出力のための
イエロー(Y),シアン(C),マゼンタ(M),ブラ
ック(K)のカラー信号に変換する色信号処理部、10
3は識別パターンを付加するパターン付加部、104は
γ補正を行うLUT部、105はパルス幅変調を行うP
WM部であり、106は垂直同期信号(VSYNC)、
水平同期信号(HSYNC)、クロック(CLK)の各
信号を生成して出力する制御部、107は本装置全体を
制御するCPU、108はCPU107が動作するため
のプログラムを格納したROM、109はCPU107
動作時の作業領域として用いられるRAMを示してい
る。
【0036】イメージスキャナ部201によって読取ら
れた原稿204のRGBのデジタルカラー画像信号はま
ず識別パターン判定部101へ入力され、識別パターン
が重畳されていると判断した画素情報をPTN−DT信
号としてLUT部104に送り、入力されたRGB信号
はそのまま色信号処理部102へ出力される。色信号処
理部102では、入力されたRGB信号をYMCK信号
に変換し、パターン付加部103に出力する。パターン
付加部103では、公知の技術によりイエロー(Y)出
力時に機材番号等の識別パターンを画像信号に付加し
て、LUT部104に出力する。詳細は後述するが、L
UT部104では予め設定されたLUTと識別パターン
判定部101から入力されるPTN−DT信号とにより
最適なγ補正が行われ、画像信号をPWM部105に出
力する。PWM部105でパルス幅変調が行われた画像
信号はプリンタ部202に出力され、上述したように可
視像を形成して記録紙上に出力する。
【0037】制御部106ではVSYNC,HSYN
C,CLK等の各種同期信号を発生する。VSYNC信
号は副走査区間信号であり、副走査の画像出力区間を示
す信号である。HSYNC信号は主走査同期信号であ
り、主走査開始の同期をとる信号である。CLKは本画
像形成装置での画像処理における基本クロックである。
【0038】CPU107はマイクロプロセッサ等で構
成され、面順次信号CNOを出力する。本実施例の画像
形成装置では、M(マゼンタ)、C(シアン)、Y(イ
エロー)、K(ブラック)の順に記録用紙に印刷され
る。面順次信号CNOは印刷処理を実行する色を示す信
号であり、CNOが「0」の時にM、「1」の時にC、
「2」の時にY、「3」の時にKが印刷処理される。
【0039】次に、図5〜図9を参照して、図4に示す
パターン付加部103において画像信号上に付加される
識別パターンについて説明する。
【0040】図5は本実施例におけるイエローの識別パ
ターンの一例を示す図である。図5において、領域13
01に含まれる4×4画素については、例えばその画像
信号のイエロー成分の階調が+αとなる様に変調され、
領域1302と1303とに含まれるそれぞれ2×4画
素については、そのイエロー成分の階調が―αとなるよ
うに変調され、領域1301〜1303に含まれない画
素については変調しない。この領域1301〜1303
に含まれる8×4画素を、本実施例において付加される
識別パターンの単位ドットとする。
【0041】図6に、上述した識別パターンが付加され
た主走査方向の所定ライン(以下、アドオンライン)を
示す。図6において1401がアドオンラインであり、
本実施例においては単位ドットが図5で示したように8
×4画素であるため、アドオンライン1401は副走査
方向に4画素の幅である。1401a〜1401eはそ
れぞれ8×4画素の単位ドットである。単位ドット14
01a〜1401eは、主走査方向にd1(例えば12
8画素)の略一定周期で並んでいる。
【0042】図7に、図6に示すアドオンライン140
1が1ページの画像上に複数行並んだ様子を示す。図7
において、1501〜1510はそれぞれ例えば4画素
幅のアドオンラインであり、副走査方向にd2(例えば
16画素)の略一定周期で並んでいる。詳細は後述する
が、例えば、1本のアドオンラインは4ビットの情報を
表し、例えば8本のアドオンライン1502〜1509
は一組となって32ビットの付加情報を表すことができ
る。尚、アドオンラインは副走査方向に繰返し形成され
るため、例えば、アドオンライン1501と1509と
は同一の情報を表す。
【0043】次に、図8及び図9を参照して、上述した
アドオンラインによる情報の表現方法の一例について説
明する。
【0044】図8において、1601と1602はアド
オンラインであり、両アドオンラインは間隔d2で副走
査方向に隣り合っている。1601a,1601b及び
1602aは単位ドットであり、単位ドット1602a
は図中アドオンライン上で“0”〜“F”で示される部
分の間に位置する。単位ドットによって表されるデータ
は、単位ドット1602aの位置と単位ドット1601
aの位置との位相差によって決定される。図8では、例
えば4ビット情報を表す一例を示しており、単位ドット
1602aはデータ「2」を表している。例えば、単位
ドット1602aが最左端にあればデータ「0」を、単
位ドット1602aが最右端にあればデータ「F」を表
すことになる。また、副走査方向に隣合った各アドオン
ラインの単位ドット同士が接近して目立ってしまうのを
防ぐため、副走査方向に隣合った各アドオンラインの単
位ドット同士は、主走査方向へ少なくともd3(例えば
32画素)の間隔が開くように設定されている。
【0045】次に、図9において、例えば図7に示すラ
イン0〜ライン7の様に全付加情報を表す1組のアドオ
ンラインのうち、図9の(a)は1番目のアドオンライ
ンであるライン0を、(b)は4番目のアドオンライン
であるライン3を表す。
【0046】ライン0には、本来の単位ドット1701
a〜1701dのすべての右側に、間隔d4(例えば1
6画素)でドット1702a〜1702dが追加されて
おり、ライン3には、本体の単位ドット1704a〜1
704dのすべての右側に、間隔d5(例えば32画
素)でドット1705a〜1705dが追加されてい
る。これら追加ドットは、各アドオンラインが何番目の
アドオンラインかを明確にするためのマーカである。な
お、2本のアドオンラインにマーカを追加するのは、出
力画像から識別パターンを検出する場合においても、副
走査方向の上下を確定することができるようにするため
である。
【0047】また、付加するパターンは、人間の目がY
のトナーで描かれたパターンに対しては識別能力が低い
ことを利用して、Yのトナーのみで付加される。
【0048】また、付加パターンの主走査方向のドット
間隔と、副走査方向の全付加情報の繰返間隔とは、出力
画像において付加されたドットが確実に識別できるよう
な薄くて均一な領域へ、確実に全情報が付加されるよう
に定める必要がある。そのため、不正複写防止の対象と
する特定原稿において、ドットが確実に識別できるよう
な薄くて均一な領域の幅の2分の1以下のピッチで情報
を付加する。
【0049】次に、上述した図4に示す識別パターン判
定部101について、図10を参照して詳細に説明す
る。
【0050】図10において、501は上述した識別パ
ターンの単位ドットを検出するドット判定部、502は
各ドットの色を判定する色判定部、510は1ライン遅
延用のラインバッファ、503はNAND回路である。
【0051】識別パターン判定部101において、イメ
ージスキャナ部201から入力されたRGBのデジタル
信号はのうち、B信号のみがドット判定部501に入力
される。ドット判定部501においては、原稿に不正複
写防止の識別パターンが存在すれば上述した図5に示す
ような孤立した単位ドットが存在するため、当該画素が
この単位ドットに該当するか否かを判定し、当該画素が
単位ドットであればHレベルの信号をNAND回路50
3の一方端子に出力する。尚、ドット判定部501では
イエローで重畳された単位ドットを検出するため、イエ
ロー画像に感度の良いB信号を用いて、単位ドットの抽
出を行う。
【0052】また、同時に色判定部502において、当
該画素の色が薄いイエローであるか否かを判定し、薄い
イエローであればHレベルの信号をNAND回路の他方
端子に出力する。これにより、当該画素が薄いイエロー
であり、かつ単位ドット部であると判定された画素につ
いては、NAND回路503からLレベルの信号(PT
N−DT)が出力され、LUT部104へ入力される。
【0053】一方、識別パターン判定部101に入力さ
れたRGB信号はそのまま出力され、色信号処理部10
2へ入力される。
【0054】上述したドット判定部501の詳細構成を
図11に示す。図11において、701はドット検出回
路、702及び703は画素、ライン遅延を行うライン
バッファ、704は分周回路である。分周回路704は
HSYNCを4分周してHS4信号を生成し、ドット検
出回路701ではこれに同期してB信号より単位ドット
を検出し、ドット検出信号を出力する。
【0055】図12及び図13に、ドット検出回路70
1の詳細構成を示し、図14に注目画素iとその周辺画
素を示す。尚、図14において注目画素iとその周辺画
素との間隔は、HSYNC,CLKを4分周することに
より、上下左右共に4画素間隔で処理できる。
【0056】図12において、91―1〜91―9はそ
れぞれDタイプのフリップフロップであり、分周回路9
11によりCLKを4分周したCLK4に同期して、そ
れぞれ図11に示す入力X,Y,ZよりE11〜E33まで
の信号を出力する。各E11〜E33はそれぞれ図14の
a,b,c,d,i,e,f,g,hの各画素に対応し
ており、図13に示すコンパレータ92―1〜92―8
により注目画素であるiに対応するE22を他の各信号と
比較して、その各判定結果のAND回路93における論
理積が、ドット検出信号として出力される。即ち、図1
4において、ドット検出信号は、各画素の濃度値が以下
の論理式を満たす場合に出力される。
【0057】ドット検出信号=(i<a)∩(i<b)
∩(i<c)∩(i<d)∩(i<e)∩(i<f)∩
(i<g)∩(i<h) 尚、ドット判定部501におけるHSYNCとHS4、
CLKとCLK4の関係を、図15に示す。
【0058】次に、図16に、上述した図10に示す色
判定部502の詳細構成を示す。図16において、60
1はLab変換回路、602、604はLab変換回路
601から出力されたL信号をそれぞれ異なる閾値C
0,C1と比較するコンパレータ、603はLUT、6
05はAND回路である。Lab変換回路601は、入
力されたRGB信号を輝度信号L及び色成分信号a及び
bに変換する3×3の積和演算器である。コンパレータ
602,604は輝度信号Lが所定の値の範囲にあるか
否か、即ちC0<L<C1が成り立つか否かを判定す
る。LUT603はROMにより構成され、色成分信号
a,bが特定の値の範囲、即ち、イエロー成分である場
合にHレベルを出力し、それ以外の場合にはLレベルを
出力する。従ってAND回路605からは、当該画素の
色が所定の濃度値の範囲のイエロー成分であった場合に
のみ、Hレベルで出力される。
【0059】以上説明したようにして、識別パターン判
定部101からパターン検出信号PTN−DTがLUT
部104に出力される。
【0060】次に、図17を参照して、パターン検出信
号PTN−DTによる、LUT部104の動作について
詳細に説明する。図17は、LUT部104の詳細構成
を示す図である。
【0061】図17において、41は本実施例において
実際にγ補正を行うためのLUT、42は後述するLU
T41の補正値を求める補正値演算部、43は補正値演
算部42で得られたLUT41の補正値を記憶するLU
T補正テーブル、44はLUT部104内の各部を制御
するLUT制御部、45はROMである。尚、LUT4
1は、予め図23に示す直線のようなリニアなγ特性
を得る補正を行う様に、設定されており、その値はRO
M45に格納されている。また、各同期信号については
記載を省略する。
【0062】まず、識別パターン判定部101におい
て、単位ドットが検出されなかった場合、即ちPTN−
DT信号がHレベルである場合、LUT制御部44は、
LUT41の内容を変更せずに、予め設定されたままの
値により、γ補正を行う。
【0063】一方、識別パターン判定部101におい
て、単位ドットが検出された場合、即ちPTN−DT信
号がLレベルである場合、LUT制御部44は補正値演
算部42を起動をかける。尚、この時、入力された画像
信号は図23の曲線に示すようなγ特性を持ってい
る。
【0064】補正値演算部42では、入力されたYMC
の濃度信号に基づいて、γ補正の結果が図18に示す特
性となる様なLUTを求め、そのLUTとLUT41と
の差分をLUT41の補正値として、LUT補正テーブ
ル43に格納する。そして、LUT制御部44はLUT
補正テーブル43への補正値の格納が終了したことを検
知すると、LUT41にLUT補正テーブル43に格納
された補正値を加算することにより、LUT41を更新
する。
【0065】従って、原稿画像の図23の曲線に示す
γ特性と、図18に示すγ特性とが更新されたLUT4
1により重畳され、最終的な出力画像のもつγ特性は、
図23の直線に示すようなリニアな特性に近づく。
【0066】そして、該入力画像の形成が終了すれば、
LUT41はROM45に格納されている所定の値に戻
される。
【0067】以上説明したように本実施例によれば、入
力画像信号に合成された識別パターンを検知した際に階
調補正手段を変更する演算をすることにより、γ特性の
歪みを助長することなく、より直線に近い良好な階調性
を得ることができる。
【0068】<第2実施例>以下、本発明に係る第2実
施例について説明する。
【0069】第2実施例においては、上述した第1実施
例を更に拡張した例について説明する。尚、第3実施例
における画像形成装置の側断面図は上述した図1と同様
であるため、説明を省略する。
【0070】一般に電子写真方式による画像形成装置に
おいては、その記録材料であるトナーの補給量や環境の
変化等の経時変化に伴い、感光ドラムの感度、現像特性
が大きく変化する。それに伴い、画像形成装置における
出力信号の濃度レベル、即ち感光ドラム217に照射さ
れる信号強度(以下、出力信号濃度レベル)と、実際に
記録用紙に出力された画像における濃度(以下、出力画
像濃度)との関係を示すプリンタ階調特性は、大きく変
化してしまう。
【0071】図19に、電子写真方式の画像形成装置に
おける出力信号濃度レベルと出力画像濃度との関係、即
ちプリンタ階調特性を示す。図19において、横軸は出
力信号濃度レベルであり、最大値は「FFH」である。
一方、縦軸は出力画像濃度であり、最大値は「1、5」
程度である。図中の直線Cが、出力信号濃度レベルと出
力画像濃度とが理想的に対応しているプリンタ階調特性
を示し、直線Aは出力画像濃度が高めになってしまう例
であり、直線Bは低めになってしまう例を示す。
【0072】例えば、プリンタ階調特性が濃度が低下す
る方向へ変動して例えば直線Bとなった場合、このプリ
ンタが出力できる最大濃度は設定(理想値)である
「1.5」より低い「1.3」になってしまう。このよ
うな状況では、上述した第1実施例のようにLUT41
をいくら補正しても、「1.3」以上の最大濃度値は出
力されない。同様に、プリンタ特性が直線Aの様になっ
てしまった場合についても、例えば「FFH」の信号レ
ベルに対して「1.6」の濃度で出力することは不可能
である。従って、プリンタ特性が何らかの要因で変化し
てしまった場合には、理想的な出力画像は得られない。
【0073】従って第2実施例では、感光ドラム217
の周囲に濃度検知部を設け、感光ドラム217上に形成
された画像濃度、即ち出力画像濃度を測定することによ
り、これらの経時変化に伴うプリンタ特性の補正を行な
い、その上で階調補正を行うようにする。
【0074】図20に、第2実施例における画像形成装
置のブロック構成図を示す。図20において、上述した
第1実施例に示す図4と同様の構成には同一番号を付
し、説明を省略する。
【0075】図20において、71は感光ドラム217
の周囲に設定された濃度検知部であり、CPU107に
より制御される。
【0076】第2実施例においては、まず画像形成装置
の操作パネル等から操作者の指示により、画像形成時に
プリンタ特性の補正を行う指示がなされると、濃度検知
部71によって感光ドラム217上に形成された画像濃
度を検知し、図19に示す理想的なプリンタ特性Cに照
合して、プリンタ特性が低下しているか否かを判断す
る。濃度検知部71による判断の結果、プリンタ特性が
変化していると判断されると、CPU107はプリンタ
特性の低下率をLUT部104に転送する。
【0077】第2実施例におけるLUT部104の構成
を図21に示す。図21において、上述した第1実施例
の図17に示す構成と同様の構成には同一番号を付し、
説明を省略する。図21において、LUT部104は2
つのLUT補正テーブルA46,LUT補正テーブルB
47を保持している。尚、LUT補正テーブルA46
は、上述した図17に示すLUT補正テーブル43と同
じ働きをするものである。
【0078】濃度検知部71から出力されたプリンタ特
性の変化率はLUT部104内の補正値演算部に送ら
れ、そこでプリンタ特性の変化率に応じて、例えばプリ
ンタ特性が図19の直線Cとなるように、LUT41を
補正すべき値を求め、その補正値の現在のLUT41の
値との差分をLUT補正テーブルB47に格納する。
【0079】そして、PTN−DT信号がHレベルであ
る場合には、LUT補正テーブルB47に格納された補
正差分値をLUT41に加算して、階調補正を行う。
【0080】一方、PTN−DT信号がLレベルである
場合には、上述した第1実施例同様にしてLUT補正テ
ーブルA46を設定し、LUT41にLUT補正テーブ
ルA46に格納された補正差分値と、LUT補正テーブ
ルB47に格納された補正差分値との両方をLUT41
に加算して、階調補正を行う。
【0081】そして、該入力画像の形成が終了すれば、
LUT41はROM45に格納されている所定の値に戻
される。
【0082】尚、LUT補正テーブルB47に格納され
た補正差分値は、再度プリンタ特性を補正する行程が行
なわれるまで、使用される。
【0083】以上説明したように第2実施例によれば、
何らかの要因によりプリンタ特性が変化してしまった場
合においても、それを検知してLUTに対して適切な補
正を加えることにより対応し、その上で階調補正を行う
ことにより、第1実施例同様、階調性のよい画像を形成
・出力することができる。
【0084】<第3実施例>以下、本発明に係る第3実
施例について説明する。
【0085】第3実施例においては、上述した第1実施
例を拡張した例について説明する。尚、第3実施例にお
ける画像形成装置の側断面図は上述した図1と同様であ
るため、説明を省略する。
【0086】上述した第2実施例で図19を参照して説
明したように、プリンタの階調特性は低下してしまうこ
とがあり、図19の直線Cに示す理想的なプリンタ特性
が直線Bに示すように低下してしまった場合、出力され
る画像の濃度も低下してしまい、理想的な出力結果は得
られない。。このようにプリンタ特性そのものは低下し
てしまった場合に出力画像濃度を上げるための制御とし
て、一次帯電器のコントラスト電位を上げる方法が一般
に知られている。
【0087】従って第3実施例では、感光ドラム217
の周囲に濃度検知部を設け、感光ドラム217上に形成
された画像濃度、即ち出力画像濃度に応じてコントラス
ト電位を変更する構成をとる。
【0088】図22に、第3実施例における画像形成装
置のブロック構成図を示す。図22において、上述した
第1実施例に示す図4と同様の構成には同一番号を付
し、説明を省略する。
【0089】図22において、71は感光ドラム217
の周囲に設定された濃度検知部、72は感光ドラム21
7の1次帯電器のコントラスト電位を制御するコントラ
スト電位制御部であり、濃度検知部71,コントラスト
電位制御部72共にCPU107により制御される。
尚、第3実施例においてLUT部104の詳細構成は上
述した第1実施例で示した図17と同様である。
【0090】第3実施例においては、まず画像形成装置
の操作パネル等から操作者の指示により、画像形成時に
プリンタ特性の補正を行う指示がなされると、濃度検知
部71は感光ドラム217上に形成された画像濃度を検
知し、図19に示すプリンタ特性に照合して、プリンタ
特性が低下しているか否かを判断する。濃度検知部71
による判断の結果、プリンタ特性が低下していると判断
されると、CPU107はコントラスト電位制御部72
に対してプリンタ特性の低下率を転送し、コントラスト
電位制御部ではそのプリンタ特性の低下率に応じて、例
えばプリンタ特性が図19の直線Cとなるように、1次
帯電器のコントラスト電位を上げる様に動作する。尚、
コントラスト電位制御部72におけるプリンタ特性の低
下に対するコントラスト電位の上昇率は予め求められて
おり、不図示のROM等に格納されている。
【0091】そして、コントラスト電位制御部72にお
けるコントラスト電位の変更が終了した後に、上述した
第1実施例に示す階調補正処理を加える。
【0092】以上説明したように第3実施例によれば、
何らかの要因によりプリンタ特性そのものが低下してし
まった場合においても、それを検知してコントラスト電
位を上げることにより対応し、その上で階調補正を行う
ことにより、第1実施例同様、階調性のよい画像を形成
・出力することができる。
【0093】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。また、電子写真方式のプリ
ンタに限らず、インクジェットプリンタ等、他の方式の
プリンタであってもよい。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力画像信号に合成された識別パターンを検知した際に、
階調補正を行うLUTを適切に変更することにより、良
好な階調性を得ることができる。
【0095】即ち、所定の装置により画像形成・出力さ
れた画像を原稿として再び複写画像を出力する場合にお
いても、画質の低下を招くことなく良好な階調性を持っ
た画像を出力することができる。
【0096】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例における画像形成装置
の側断面図である。
【図2】本実施例におけるイメージスキャナ部の詳細構
成を示すブロック図である。
【図3】本実施例におけるCCDの分光感度を示す図で
ある。
【図4】本実施例における画像処理部の詳細構成を示す
ブロック図である。
【図5】本実施例における識別パターンの単位ドットを
示す図である。
【図6】本実施例における識別パターンの一例を示す図
である。
【図7】本実施例における識別パターンの一例を示す図
である。
【図8】本実施例における識別パターンの一例を示す図
である。
【図9】本実施例における識別パターンの一例を示す図
である。
【図10】本実施例における識別パターン判定部の詳細
構成を示すブロック図である。
【図11】本実施例におけるドット判定部の詳細構成を
示す図である。
【図12】本実施例におけるドット検出回路の回路構成
を示す図である。
【図13】本実施例におけるドット検出回路の回路構成
を示す図である。
【図14】本実施例におけるドット判定部の動作を説明
するための図である。
【図15】本実施例におけるHSYNCとCLKの4分
周を示すタイミングチャートである。
【図16】本実施例における色判定部の詳細構成を示す
図である。
【図17】本実施例におけるLUT部の詳細構成を示す
ブロック図である。
【図18】本実施例において補正されたγ特性を示す図
である。
【図19】本発明に係る第2実施例におけるプリンタ特
性を示す図である。
【図20】第2実施例における画像処理部の詳細構成を
示す図である。
【図21】第2実施例におけるLUT部の詳細構成を示
すブロック図である。
【図22】本発明に係る第3実施例の画像形成装置にお
ける画像処理部の詳細構成を示すブロック図である。
【図23】従来の電子写真方式による画像形成における
γ特性を示す図である。
【符号の説明】
201 イメージスキャナ 101 識別パターン判定部 102 色信号処理部 103 パターン付加部 104 LUT部 105 PWM部 202 プリンタ部 106 制御部 107 CPU 108 ROM 109 RAM 41 LUT 42 補正値演算部 43 LUT補正テーブル 44 LUT制御部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成を行う画像処理装置において、 入力された画像信号に含まれる識別パターンを検出する
    識別パターン検出手段と、 所定の補正情報に従って前記画像信号に対して階調補正
    を行う階調補正手段と、 前記識別パターン検出手段による識別パターンの検出に
    基づいて前記補正情報を変更する補正情報変更手段とを
    有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記識別パターンは複数の画素の組み合
    わせにより構成されることを特徴とする請求項1記載の
    画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記階調補正手段は前記補正情報を保持
    する保持手段を更に有し、前記補正情報変更手段による
    変更が行われない場合に前記補正情報を前記保持手段に
    保持されている情報に戻すことを特徴とする請求項1記
    載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記補正情報変更手段は前記補正情報を
    変更するための情報を保持する第1の変更情報保持手段
    を有することを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  5. 【請求項5】 画像形成時の出力信号値を検知する出力
    信号値検出手段を更に有し、 前記出力信号値に基づいて前記補正情報を変更すること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記補正情報変更手段は前記出力信号値
    に基づいて前記補正情報を変更する情報を保持する第2
    の変更情報保持手段を更に有することを特徴とする請求
    項5記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記補正情報変更手段は前記識別パター
    ン検出手段により前記識別パターンが検出された場合に
    前記第1の変更情報保持手段と前記第2の変更情報保持
    手段とに保持された情報により前記補正情報を変更し、
    前記識別パターンが検出されない場合に前記第2の変更
    情報保持手段に保持された情報により前記補正情報を変
    更することを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 画像形成時の出力信号値を検知する出力
    信号値検出手段と、 前記出力信号値に基づいて1次帯電器のコントラスト電
    位を変更するコントラスト電位制御手段とを更に有する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記補正情報はLUTに保持されること
    を特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の画像処
    理装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の変更情報保持手段はLUT
    であることを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の変更情報保持手段はLUT
    であることを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 画像形成を行う画像処理装置における
    画像処理方法であって、 入力された画像信号に含まれる識別パターンを検出する
    識別パターン検出工程と、 所定の補正情報に従って前記画像信号に対して階調補正
    を行う階調補正工程と、 前記識別パターン検出工程による識別パターンの検出に
    基づいて前記補正情報を変更する補正情報変更工程とを
    有することを特徴とする画像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記識別パターンは複数の画素の組み
    合わせにより構成されることを特徴とする請求項12記
    載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記階調補正工程は前記補正情報を保
    持手段に保持し、前記補正情報変更工程により変更が行
    われない場合に前記補正情報を前記保持手段に保持され
    ている情報に戻すことを特徴とする請求項12記載の画
    像処理方法。
  15. 【請求項15】 前記補正情報変更工程は前記補正情報
    を変更するための情報を第1の変更情報保持手段に保持
    することを特徴とする請求項12記載の画像処理方法。
  16. 【請求項16】 画像形成時の出力信号値を検知する出
    力信号値検出工程を更に有し、 前記出力信号値に基づいて前記補正情報を変更すること
    を特徴とする請求項12記載の画像処理方法。
  17. 【請求項17】 前記補正情報変更工程は前記出力信号
    値に基づいて前記補正情報を変更する情報を第2の変更
    情報保持手段に保持することを特徴とする請求項16記
    載の画像処理方法。
  18. 【請求項18】 前記補正情報変更工程は前記識別パタ
    ーン検出工程により前記識別パターンが検出された場合
    に、前記第1の変更情報保持手段と前記第2の変更情報
    保持手段とに保持された情報により前記補正情報を変更
    し、前記識別パターンが検出されない場合に前記第2の
    変更情報保持手段に保持された情報により前記補正情報
    を変更することを特徴とする請求項17記載の画像処理
    方法。
  19. 【請求項19】 画像形成時の出力信号値を検知する出
    力信号値検出工程と、 前記出力信号値に基づいて1次帯電器のコントラスト電
    位を変更するコントラスト電位制御工程とを更に有する
    ことを特徴とする請求項12記載の画像処理方法。
JP6123747A 1994-06-06 1994-06-06 画像処理装置及び方法 Withdrawn JPH07336541A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011034535A (ja) * 2009-08-06 2011-02-17 Toshiba Corp 本人確認書類真贋判定装置
JP2020038505A (ja) * 2018-09-04 2020-03-12 キヤノン株式会社 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、及びプログラム

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