JPH07335054A - 耐雷ホーン碍子装置 - Google Patents
耐雷ホーン碍子装置Info
- Publication number
- JPH07335054A JPH07335054A JP13067094A JP13067094A JPH07335054A JP H07335054 A JPH07335054 A JP H07335054A JP 13067094 A JP13067094 A JP 13067094A JP 13067094 A JP13067094 A JP 13067094A JP H07335054 A JPH07335054 A JP H07335054A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulator
- lightning protection
- lightning
- horn
- tension
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 大きな避雷碍子を取付けた場合でも、その重
量が耐張碍子に直接曲げモーメントとして作用すること
はなく、振動荷重に対して耐張碍子の信頼性を向上する
ことができる耐雷ホーン碍子装置を提供する。 【構成】 耐張碍子の接地側連結金具4に取付アダプタ
17を介して避雷碍子18をジャンパ線14側の向きに
支持する。避雷碍子18の下端部に接地側放電電極20
を取付け、課電側連結金具8またはジャンパ線14には
課電側放電電極21を取付ける。両放電電極20,21
間には所定の気中放電ギャップG1を形成する。
量が耐張碍子に直接曲げモーメントとして作用すること
はなく、振動荷重に対して耐張碍子の信頼性を向上する
ことができる耐雷ホーン碍子装置を提供する。 【構成】 耐張碍子の接地側連結金具4に取付アダプタ
17を介して避雷碍子18をジャンパ線14側の向きに
支持する。避雷碍子18の下端部に接地側放電電極20
を取付け、課電側連結金具8またはジャンパ線14には
課電側放電電極21を取付ける。両放電電極20,21
間には所定の気中放電ギャップG1を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 この発明は、雷サージによる高
電圧が電線に印加されたとき、それを大地へ速やかに放
電するとともに、その後に生じる続流を遮断して、地絡
事故の発生を防止する耐雷ホーン碍子装置に関するもの
である。
電圧が電線に印加されたとき、それを大地へ速やかに放
電するとともに、その後に生じる続流を遮断して、地絡
事故の発生を防止する耐雷ホーン碍子装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】 従来のこの種の耐雷ホーン碍子装置と
しては、例えば特開平1−279520号公報に示すよ
うな構成のものが知られている。この従来構成において
は、鉄塔の支持アームに接地側連結金具を介して一対の
耐張碍子が連結され、各耐張碍子には課電側連結金具を
介して電線が張設されている。両課電側連結金具間には
ジャンパ線が架設され、一方の耐張碍子のキャップ金具
には取付アダプタを介して避雷碍子がジャンパ線側、す
なわち下向きに支持されている。避雷碍子の下端部には
接地側放電電極が取付けられるとともに、ジャンパ線に
は課電側放電電極が取付けられ、両放電電極間には所定
の気中放電ギャップが形成されている。
しては、例えば特開平1−279520号公報に示すよ
うな構成のものが知られている。この従来構成において
は、鉄塔の支持アームに接地側連結金具を介して一対の
耐張碍子が連結され、各耐張碍子には課電側連結金具を
介して電線が張設されている。両課電側連結金具間には
ジャンパ線が架設され、一方の耐張碍子のキャップ金具
には取付アダプタを介して避雷碍子がジャンパ線側、す
なわち下向きに支持されている。避雷碍子の下端部には
接地側放電電極が取付けられるとともに、ジャンパ線に
は課電側放電電極が取付けられ、両放電電極間には所定
の気中放電ギャップが形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 ところが、この従来
の耐雷ホーン碍子装置においては、避雷碍子が耐張碍子
のキャップ金具に支持されている。このため、避雷碍子
の重量が耐張碍子のキャップ金具に直接掛かって、耐張
碍子に曲げモーメントが作用する。特に、台風時等にお
いて耐張碍子が揺動した場合には、この曲げモーメント
が大きくなり、耐張碍子に作用する応力も大きくなる。
このため、避雷碍子の自重にも制約があった。従って、
この従来構成の耐雷ホーン碍子装置では、設計上より自
重の大きな避雷碍子を取付けたい場合でも、制約があっ
た。
の耐雷ホーン碍子装置においては、避雷碍子が耐張碍子
のキャップ金具に支持されている。このため、避雷碍子
の重量が耐張碍子のキャップ金具に直接掛かって、耐張
碍子に曲げモーメントが作用する。特に、台風時等にお
いて耐張碍子が揺動した場合には、この曲げモーメント
が大きくなり、耐張碍子に作用する応力も大きくなる。
このため、避雷碍子の自重にも制約があった。従って、
この従来構成の耐雷ホーン碍子装置では、設計上より自
重の大きな避雷碍子を取付けたい場合でも、制約があっ
た。
【0004】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、大きな避雷碍子を取付けた場合でも、そ
の重量が耐張碍子に直接曲げモーメントとして作用する
ことはなく、耐張碍子の振動荷重に対して信頼性を向上
することができる耐雷ホーン碍子装置を提供することに
ある。
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、大きな避雷碍子を取付けた場合でも、そ
の重量が耐張碍子に直接曲げモーメントとして作用する
ことはなく、耐張碍子の振動荷重に対して信頼性を向上
することができる耐雷ホーン碍子装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ために、請求項1に記載の耐雷ホーン碍子装置の発明で
は、鉄塔の支持アームに複数の金具を連結して構成され
る接地側連結金具を介して一対の耐張碍子を連結し、各
耐張碍子には課電側連結金具を介して電線を張設し、両
課電側連結金具間にはジャンパ線を架設し、一方の接地
側連結金具のうちの1つの連結金具には取付アダプタを
介して避雷碍子をジャンパ線側の向きに支持し、その避
雷碍子の下端部には接地側放電電極を取付けるととも
に、課電側連結金具またはジャンパ線には課電側放電電
極を取付け、両放電電極間に所定の気中放電ギャップを
形成したものである。
ために、請求項1に記載の耐雷ホーン碍子装置の発明で
は、鉄塔の支持アームに複数の金具を連結して構成され
る接地側連結金具を介して一対の耐張碍子を連結し、各
耐張碍子には課電側連結金具を介して電線を張設し、両
課電側連結金具間にはジャンパ線を架設し、一方の接地
側連結金具のうちの1つの連結金具には取付アダプタを
介して避雷碍子をジャンパ線側の向きに支持し、その避
雷碍子の下端部には接地側放電電極を取付けるととも
に、課電側連結金具またはジャンパ線には課電側放電電
極を取付け、両放電電極間に所定の気中放電ギャップを
形成したものである。
【0006】請求項2の発明では、請求項1に記載の耐
雷ホーン碍子装置において、前記接地側連結金具のうち
避雷碍子を支持する連結金具が、アークホーンを取付け
るためのホーン取付金具である。
雷ホーン碍子装置において、前記接地側連結金具のうち
避雷碍子を支持する連結金具が、アークホーンを取付け
るためのホーン取付金具である。
【0007】請求項3の発明では、請求項1に記載の耐
雷ホーン碍子装置において、前記接地側連結金具のうち
避雷碍子を支持する連結金具が、複数の耐張碍子を支持
するヨークである。
雷ホーン碍子装置において、前記接地側連結金具のうち
避雷碍子を支持する連結金具が、複数の耐張碍子を支持
するヨークである。
【0008】
【作用】 上記のように構成された耐雷ホーン碍子装置
においては、避雷碍子が耐張碍子に直接取付くことなく
耐張碍子と相互に連結された接地側連結金具に、取付ア
ダプタを介してジャンパ線側の向きに支持されている。
このため、避雷碍子の重量は、耐張碍子に対して軸方向
の荷重として作用し、直接曲げモーメントとして掛かる
ことはない。このため、避雷碍子の揺動下においても耐
張碍子の信頼性を向上することができる。
においては、避雷碍子が耐張碍子に直接取付くことなく
耐張碍子と相互に連結された接地側連結金具に、取付ア
ダプタを介してジャンパ線側の向きに支持されている。
このため、避雷碍子の重量は、耐張碍子に対して軸方向
の荷重として作用し、直接曲げモーメントとして掛かる
ことはない。このため、避雷碍子の揺動下においても耐
張碍子の信頼性を向上することができる。
【0009】
【実施例】 以下、この発明を具体化した耐雷ホーン碍
子装置の第1実施例を、図面に基づいて詳細に説明す
る。図1に示すように、取付板1は複数のボルト2によ
り鉄塔の支持アーム3の下面に固定され、その両側には
接地側連結金具としての接地側ホーン取付金具4が取付
リンクとしての一対のUクレビス5を介して揺動可能に
取付けられている。一対の耐張碍子6は各接地側ホーン
取付金具4にボールクレビス7を介して揺動可能に連結
され、それらの先端には課電側連結金具を構成する課電
側ホーン取付金具8がソケットクレビス9を介して揺動
可能に取付けられている。
子装置の第1実施例を、図面に基づいて詳細に説明す
る。図1に示すように、取付板1は複数のボルト2によ
り鉄塔の支持アーム3の下面に固定され、その両側には
接地側連結金具としての接地側ホーン取付金具4が取付
リンクとしての一対のUクレビス5を介して揺動可能に
取付けられている。一対の耐張碍子6は各接地側ホーン
取付金具4にボールクレビス7を介して揺動可能に連結
され、それらの先端には課電側連結金具を構成する課電
側ホーン取付金具8がソケットクレビス9を介して揺動
可能に取付けられている。
【0010】課電側連結金具を構成する電線クランプ1
0は前記課電側ホーン取付金具8に平行クレビス11及
び連結リンク12を介して連結され、各電線クランプ1
0には電線13が張設されている。ジャンパ線14は両
電線クランプ10間に架設され、支持アーム3の下方に
おいてほぼ円弧状に延びている。各一対のアークホーン
15,16は両ホーン取付金具4,8上に対向状態で取
付けられ、耐張碍子6の沿面閃絡時の損傷を防止する。
0は前記課電側ホーン取付金具8に平行クレビス11及
び連結リンク12を介して連結され、各電線クランプ1
0には電線13が張設されている。ジャンパ線14は両
電線クランプ10間に架設され、支持アーム3の下方に
おいてほぼ円弧状に延びている。各一対のアークホーン
15,16は両ホーン取付金具4,8上に対向状態で取
付けられ、耐張碍子6の沿面閃絡時の損傷を防止する。
【0011】取付アダプタ17は一方の接地側ホーン取
付金具4に取付けられ、下方に向かってほぼ垂直に延び
ている。避雷碍子18は支持アーム3とジャンパ線14
との間において下側外方へジャンパ線14に向かって斜
状に延びるように、取付アダプタ17の下端部に下向き
状態で支持され、その内部には電圧−電流特性が非直線
性の限流素子19が収容されている。
付金具4に取付けられ、下方に向かってほぼ垂直に延び
ている。避雷碍子18は支持アーム3とジャンパ線14
との間において下側外方へジャンパ線14に向かって斜
状に延びるように、取付アダプタ17の下端部に下向き
状態で支持され、その内部には電圧−電流特性が非直線
性の限流素子19が収容されている。
【0012】接地側放電電極20は前記避雷碍子18の
下端部に取付けられている。課電側放電電極21は接地
側放電電極20と対向するように、一方の課電側ホーン
取付金具8に取付けられている。そして、この接地側放
電電極20と課電側放電電極21との間には、所定の気
中放電ギャップG1が形成されている。
下端部に取付けられている。課電側放電電極21は接地
側放電電極20と対向するように、一方の課電側ホーン
取付金具8に取付けられている。そして、この接地側放
電電極20と課電側放電電極21との間には、所定の気
中放電ギャップG1が形成されている。
【0013】次に、前記のように構成されたこの実施例
の耐雷ホーン碍子装置について動作を説明する。さて、
この耐雷ホーン碍子装置において、電線13に雷サージ
電流が進入すると、その電流は課電側ホーン取付金具8
等を通って課電側放電電極21に流れた後、気中放電ギ
ャップG1を介して接地側放電電極20にフラッシオー
バする。さらに、雷サージ電流は避雷碍子18内の限流
素子19及び取付アダプタ17等を経て支持アーム3に
流れ、鉄塔から大地に放電される。また、その後に生じ
る続流は避雷碍子18内の限流素子19によって抑制さ
れ、両放電電極21,20間の気中放電ギャップG1で
遮断される。
の耐雷ホーン碍子装置について動作を説明する。さて、
この耐雷ホーン碍子装置において、電線13に雷サージ
電流が進入すると、その電流は課電側ホーン取付金具8
等を通って課電側放電電極21に流れた後、気中放電ギ
ャップG1を介して接地側放電電極20にフラッシオー
バする。さらに、雷サージ電流は避雷碍子18内の限流
素子19及び取付アダプタ17等を経て支持アーム3に
流れ、鉄塔から大地に放電される。また、その後に生じ
る続流は避雷碍子18内の限流素子19によって抑制さ
れ、両放電電極21,20間の気中放電ギャップG1で
遮断される。
【0014】上記のように、この実施例の耐雷ホーン碍
子装置においては、避雷碍子18が耐張碍子6の接地側
に位置するホーン取付金具4に対し、取付アダプタ17
を介して下向きに支持されている。このため、避雷碍子
18の重量は耐張碍子6に直接曲げモーメントとして掛
かることはない。
子装置においては、避雷碍子18が耐張碍子6の接地側
に位置するホーン取付金具4に対し、取付アダプタ17
を介して下向きに支持されている。このため、避雷碍子
18の重量は耐張碍子6に直接曲げモーメントとして掛
かることはない。
【0015】従って、台風時等において耐張碍子6が揺
動した場合でも、耐張碍子6に大きな曲げモーメントが
作用することはなく、耐張碍子6が損傷するのを確実に
防止することができる。また、避雷碍子18の重量が耐
張碍子6に直接曲げモーメントとして掛からないため、
設計上より大型の避雷碍子18を必要とする耐雷ホーン
碍子装置にも支障なく実施することができる。
動した場合でも、耐張碍子6に大きな曲げモーメントが
作用することはなく、耐張碍子6が損傷するのを確実に
防止することができる。また、避雷碍子18の重量が耐
張碍子6に直接曲げモーメントとして掛からないため、
設計上より大型の避雷碍子18を必要とする耐雷ホーン
碍子装置にも支障なく実施することができる。
【0016】ちなみに、避雷碍子18は取付アダプタ1
7に対して斜状に取付けられていることから、装置のコ
ンパクト化が図られ、既設の装置の狭いスペースに対す
る適用が容易である。
7に対して斜状に取付けられていることから、装置のコ
ンパクト化が図られ、既設の装置の狭いスペースに対す
る適用が容易である。
【0017】
【別の実施例】 次に、この発明を具体化した耐雷ホー
ン碍子装置の第2実施例を、図2及び図3に基づいて説
明する。さて、この実施例においては、接地側連結金具
としての接地側ヨーク25が取付板1の両側に支軸26
及び連結リンク27を介して取付けられている。各一対
の耐張碍子6は接地側ヨーク25の両側にボールクレビ
ス7を介して揺動可能に連結され、それらの先端部間に
は課電側ヨーク28がソケットクレビス9を介して取付
けられている。課電側連結金具を構成する電線クランプ
10は課電側ヨーク28の両側に連結リンク29及び平
行クレビス30を介して取付けられ、この電線クランプ
10には電線13が張設されている。
ン碍子装置の第2実施例を、図2及び図3に基づいて説
明する。さて、この実施例においては、接地側連結金具
としての接地側ヨーク25が取付板1の両側に支軸26
及び連結リンク27を介して取付けられている。各一対
の耐張碍子6は接地側ヨーク25の両側にボールクレビ
ス7を介して揺動可能に連結され、それらの先端部間に
は課電側ヨーク28がソケットクレビス9を介して取付
けられている。課電側連結金具を構成する電線クランプ
10は課電側ヨーク28の両側に連結リンク29及び平
行クレビス30を介して取付けられ、この電線クランプ
10には電線13が張設されている。
【0018】ジャンパ線14は前記電線クランプ10間
に架設され、その中間部には複数の補強棒31が取付バ
ンド32によって沿設されている。避雷碍子18は支持
アーム3とジャンパ線14との間において垂直に延びる
ように、接地側ヨーク25の下面に取付アダプタ17を
介して下向き状態で支持されている。接地側放電電極2
0は避雷碍子18の下端部に取付けられ、この接地側放
電電極20に所定の気中放電ギャップG1をおいて対向
するように、ジャンパ線14の中間部には課電側放電電
極21が取付けられている。
に架設され、その中間部には複数の補強棒31が取付バ
ンド32によって沿設されている。避雷碍子18は支持
アーム3とジャンパ線14との間において垂直に延びる
ように、接地側ヨーク25の下面に取付アダプタ17を
介して下向き状態で支持されている。接地側放電電極2
0は避雷碍子18の下端部に取付けられ、この接地側放
電電極20に所定の気中放電ギャップG1をおいて対向
するように、ジャンパ線14の中間部には課電側放電電
極21が取付けられている。
【0019】従って、この第2実施例においても、前述
した第1実施例の場合とほぼ同様に、避雷碍子18の重
量が耐張碍子6に直接曲げモーメントとして掛かること
はない。このため、台風時等において耐張碍子6に大き
な曲げモーメントが作用することはなく、耐張碍子6の
信頼性を向上することができるとともに、避雷碍子18
として大型のものを装着することができる。
した第1実施例の場合とほぼ同様に、避雷碍子18の重
量が耐張碍子6に直接曲げモーメントとして掛かること
はない。このため、台風時等において耐張碍子6に大き
な曲げモーメントが作用することはなく、耐張碍子6の
信頼性を向上することができるとともに、避雷碍子18
として大型のものを装着することができる。
【0020】なお、この発明は前記実施例の構成に限定
されるものではなく、例えば以下のように各部の構成を
任意に変更して具体化することも可能である。 (a)取付アダプタ17の長さを変えたりして避雷碍子
18の支持位置を上下にずらしたり、放電電極20,2
1の取付位置を適宜変更して気中放電ギャップG1を変
えたりすること。 (b)第2実施例で第1実施例と同様に避雷碍子18を
取付アダプタ17に対して斜状に取付けること。 (c)第1実施例において、課電側放電電極21をジャ
ンパ線14に取付け、接地側放電電極20との間で放電
ギャップG1を形成すること。
されるものではなく、例えば以下のように各部の構成を
任意に変更して具体化することも可能である。 (a)取付アダプタ17の長さを変えたりして避雷碍子
18の支持位置を上下にずらしたり、放電電極20,2
1の取付位置を適宜変更して気中放電ギャップG1を変
えたりすること。 (b)第2実施例で第1実施例と同様に避雷碍子18を
取付アダプタ17に対して斜状に取付けること。 (c)第1実施例において、課電側放電電極21をジャ
ンパ線14に取付け、接地側放電電極20との間で放電
ギャップG1を形成すること。
【0021】ちなみに、前記実施例より把握される請求
項以外の技術的思想について、以下にその効果とともに
記載する。 (1)避雷碍子は接地側連結金具に取付アダプタを介し
て斜状に取付けられている請求項2に記載の耐雷ホーン
碍子装置。この構成によって、既設の碍子装置の狭いス
ペースにも避雷碍子を容易に収容することができる。
項以外の技術的思想について、以下にその効果とともに
記載する。 (1)避雷碍子は接地側連結金具に取付アダプタを介し
て斜状に取付けられている請求項2に記載の耐雷ホーン
碍子装置。この構成によって、既設の碍子装置の狭いス
ペースにも避雷碍子を容易に収容することができる。
【0022】
【発明の効果】 この発明は、以上説明したように構成
されているため、大きな避雷碍子を取付けた場合でも、
その重量が耐張碍子に直接曲げモーメントとして作用す
ることはなく、耐張碍子の信頼性を向上することができ
るという優れた効果を奏する。
されているため、大きな避雷碍子を取付けた場合でも、
その重量が耐張碍子に直接曲げモーメントとして作用す
ることはなく、耐張碍子の信頼性を向上することができ
るという優れた効果を奏する。
【図1】 この発明を具体化した耐雷ホーン碍子装置の
第1実施例を、部分的に断面にして示す正面図である。
第1実施例を、部分的に断面にして示す正面図である。
【図2】 この発明を具体化した耐雷ホーン碍子装置の
第2実施例を、部分的に断面にして示す正面図である。
第2実施例を、部分的に断面にして示す正面図である。
【図3】 その耐雷ホーン碍子装置を、部分的に断面に
して示す平面図である。
して示す平面図である。
1…取付板、3…鉄塔の支持アーム、4…接地側連結金
具としての接地側ホーン取付金具、5…取付リングとし
てのUクレビス、6…耐張碍子、8…課電側連結金具を
構成する課電側ホーン取付金具、10…課電側連結金具
を構成する電線クランプ、13…電線、14…ジャンパ
線、15…アークホーン、16…アークホーン、17…
取付アダプタ、18…避雷碍子、20…接地側放電電
極、21…課電側放電電極、25…接地側連結金具とし
ての接地側ヨーク、28…課電側ヨーク、G1…気中放
電ギャップ。
具としての接地側ホーン取付金具、5…取付リングとし
てのUクレビス、6…耐張碍子、8…課電側連結金具を
構成する課電側ホーン取付金具、10…課電側連結金具
を構成する電線クランプ、13…電線、14…ジャンパ
線、15…アークホーン、16…アークホーン、17…
取付アダプタ、18…避雷碍子、20…接地側放電電
極、21…課電側放電電極、25…接地側連結金具とし
ての接地側ヨーク、28…課電側ヨーク、G1…気中放
電ギャップ。
Claims (3)
- 【請求項1】 鉄塔の支持アームに複数の金具を連結し
て構成される接地側連結金具を介して一対の耐張碍子を
連結し、各耐張碍子には課電側連結金具を介して電線を
張設し、両課電側連結金具間にはジャンパ線を架設し、
一方の接地側連結金具のうちの1つの連結金具には取付
アダプタを介して避雷碍子をジャンパ線側の向きに支持
し、その避雷碍子の下端部には接地側放電電極を取付け
るとともに、課電側連結金具またはジャンパ線には課電
側放電電極を取付け、両放電電極間に所定の気中放電ギ
ャップを形成した耐雷ホーン碍子装置。 - 【請求項2】 前記接地側連結金具のうち避雷碍子を支
持する連結金具が、アークホーンを取付けるためのホー
ン取付金具である請求項1に記載の耐雷ホーン碍子装
置。 - 【請求項3】 前記接地側連結金具のうち避雷碍子を支
持する連結金具が、複数の耐張碍子を支持するヨークで
ある請求項1に記載の耐雷ホーン碍子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13067094A JPH07335054A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 耐雷ホーン碍子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13067094A JPH07335054A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 耐雷ホーン碍子装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07335054A true JPH07335054A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=15039813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13067094A Pending JPH07335054A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 耐雷ホーン碍子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07335054A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107800095A (zh) * | 2016-08-29 | 2018-03-13 | 深圳带路科技有限公司 | 一种地线安全节能连接装置 |
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1994
- 1994-06-13 JP JP13067094A patent/JPH07335054A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107800095A (zh) * | 2016-08-29 | 2018-03-13 | 深圳带路科技有限公司 | 一种地线安全节能连接装置 |
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