JPH0733315A - 新聞紙、広告紙の取り出し装置 - Google Patents

新聞紙、広告紙の取り出し装置

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JPH0733315A
JPH0733315A JP22401493A JP22401493A JPH0733315A JP H0733315 A JPH0733315 A JP H0733315A JP 22401493 A JP22401493 A JP 22401493A JP 22401493 A JP22401493 A JP 22401493A JP H0733315 A JPH0733315 A JP H0733315A
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roller
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newspapers
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JP22401493A
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Takeshi Aoyama
剛 青山
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目 的】新聞及び広告の取り出し方法を簡素化し、振
動騒音も少なく、製作コストの安い高速で安定に動作す
る簡素な構造の新聞広告折り込み挿入機を提供する。 【構 成】新聞及び広告の端の一端を吸上げる真空パッ
ト9,10と、その吸上げられた新聞及び広告の端を挾
み込み送り出す上下一対のローラ1,2と、前記のロー
ラ1,2により斜めに送り出された新聞及び広告を真っ
直ぐに補整するため、搬送軌道上に設けた上下一対のロ
ーラ3,4と、取り出された新聞及び広告を目的地に搬
送するシュータとの構成。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野]本発明は新聞広告を二つ折の新聞
の中に折り込む[0001]、おもに新聞販売店にて早
朝使用する小型の新聞広告折り込み挿入機に関し[00
02]、新聞広告を二つ折の新聞に折り込む作業を行う
前に新聞及び広告を正確に1部ずつ取り出す必要がある
[0003]。本装置はその新聞及び広告を正確に一部
ずつ取り出す新聞及び広告の取り出し装置[000
4]。
[従来の技術]ここ数年で新聞広告折り込み挿入機も数
機種の試作機が出てきましたが[0005]、処理の安
定度[0006]、処理速度[0007]、運転時の騒
音[0008]、設置面積[0009]、製作コスト等
々の問題で[0010]、未だ一長一短があり、まだ改
良の余地が十分ありそうです。[0011]。
[発明が解決しょうとする課題]以前私の開発しました
新聞広告折り込み挿入機の新聞及び広告の取出し装置は
[0012]、新聞及び広告の端の一端を真空パットに
て持ち上げ[0013]、その隙間に複数の爪を順次挿
入し新聞及び広告をつかむ機構で動作は安定ですがその
機構自体複雑になり[0014]、又つかんだ新聞及び
広告を爪の機構全体で高速移動するため騒音振動も発生
する[0015]。本発明は係る問題を解決するため新
聞及び広告の取り出し方法等を簡素化する事で振動もな
く製作コストは安い[0016]、高速で安定に動作す
る簡素な構造の新聞広告折り込み挿入機を提供する事を
目的とする[0017]。
[問題を解決するための手段]本発明に係る新聞広告折
り込み挿入機の新聞及び広告取り出し装置において[0
018]、パレット上に載置されて最上部にある新聞及
び広告の端の一端を持ち上げる真空パットと[001
9]、持ち上げられた新聞及び広告の端を上下から挾み
送り出す一対のローラと[0020]、シュータに斜め
に送り出される新聞及び広告を真っ直ぐに補整するため
新聞及び広告の搬送軌道上の中央付近に上下から新聞及
び広告を挾むよう取りつけられた一対のローラと[00
21]、新聞広告の中入れ作業を行う場所まで搬送する
シュータの手段を有する[0022]。
[作 用]本発明は新聞広告折り込み挿入機の新聞及
び広告の取出し装置において[0023]、パレットに
載置された新聞及び広告の最上部から一部及び一束を正
確に取り出す[0024]。新聞及び広告の端の一端を
真空パットで吸上げ真空パット横上側に設けてあるメイ
ン・ローラと[0025]、下側に設けてある首振りロ
ーラとの間で新聞及び広告を挾み首振りローラを回転さ
せシュータに送り出す[0026]。パレットに載置さ
れている新聞及び広告の最上部の中央前方(新聞及び広
告より15〜20mm前に外れた所)の最上部より2c
m程度上がった所に補助ローラを設け[0027]、そ
の真下(新聞及び広告の搬送軌道より下)に上下に収縮
可能な機構の小型の収縮ローラを設ける[0028]。
新聞及び広告がメイン・ローラにより斜め送り出される
ため[0029]、斜めに送り出された新聞及び広告の
中央部前が収縮ローラ上に達すると[0030]、収縮
ローラが上昇し補助ローラとの間で新聞及び広告を挾み
込み[0031]、収縮ローラを回転させメイン・ロー
ラで斜めに送られた新聞及び広告がシュータ位置に真っ
直ぐに収まる様に補助ローラと収縮ローラにて補整する
[0032]。シュータに達した新聞はシュータのロー
ラに挾まれて加速を付け目的地に搬送される[003
3]。
[実施例]以下本発明の実施例について添付の図面を参
照して説明する[0034]。新聞及び広告の取り出し
装置の機構は[0035]、新聞の取り出し装置も広告
の取り出し装置も全く同じ機構のものである[003
6]。第1図は新聞及び広告の取り出し装置を示す全体
図[0037]、第2図は新聞及び広告の取り出し装置
の拡大図[0038]、第3図は第2図のY−Y′より
下側の平面図[0039]、第4図は第2図のY−Y′
より上側の平面図[0040]、第5図は首振りローラ
2の詳細図[0041]、第6図は紙送り補助ローラ4
の詳細図です[0042]。第2図において[004
3]、13のパレットに新聞及び広告を載置する[00
44]、その最上部をX−X′で示す[0045]。新
聞及び広告が取り出される都度[0046]、常にパレ
ットは上昇し新聞及び広告の最上部がX−X′の位置に
来る[0047]、このX−X′の位置が新聞及び広告
の取り出し位置となる[0048]。第2図及び第4図
の1のローラはワンウエイ・クラッチのゴムローラ(メ
イン・ローラ)で紙送りの方向のみ回転する[004
9]、又1ローラはエアー・シリンダーにより20mm
程度上下する機構で[0050]、通常の原点位置はX
−X′の位置から4cm程度上がった位置で[005
1]、その位置が1のローラの最上位である[005
2]。第2図及び第4図の3のローラもワンウエイ・ク
ラッチのゴムローラ(補助ローラ)で[0053]、紙
送りの方向のみ回転する[0054]、又3のローラ位
置はX−X′ラインより2cm程度上に取り付ける[0
055]。第2図及び第3図の4のローラ(収縮ロー
ラ)は小型のローラで詳細は第6図で[0056]、ベ
ルトにて駆動され4のローラは回転する[0057]、
又4のローラは4−eのスライド・レールに取り付けら
れ上下収縮する機構である[0058]、4のローラは
1のローラ及び2のローラの補助として用いる[005
9]。第2図及び第4図の5のローラ(5−a,5−
b,5−c,5−d)もワンウエイ・クラッチのゴムロ
ーラで[0060]、5のローラを下降させ6のローラ
との間で新聞及び広告を挾むよう設けてある[006
1]。第2図及び第3図の6のローラ(6−a,6−
b,6−c,6−d)もワンウエイ・クラッチのゴムロ
ーラで[0062]、5のローラとの間で新聞及び広告
を挾み[0063]、6のローラ・シャフトを駆動し新
聞及び広告を送り出す[0064]、6のローラ・シャ
フトへの堰効は電磁クラッチを界するが[0094]、
通常は切れた状態である[0065]。8のローラ(8
−a,8−b,8−c,8−d)はシャフトに固定され
たゴムローラで常に回転している[0066]。7のロ
ーラ(7−a,7−b,7−c,7−d)は、フリーの
ローラで新聞及び広告が8のローラまで達すると[00
67]、7のローラが動作し8のローラとの間で挾み8
のローラ速度を新聞及び広告に伝達させる[006
8]。8のローラ速度は6のローラ速度より高速に設定
しており新聞及び広告は搬送速度を加速し目的地に搬送
される[0069]。第5図は2のローラ(首振りロー
ラ)の詳細図で[0070]、2−fはスライド・レー
ルで本体の支柱に取りつける[0071]、2−aのギ
ヤ・ボックス及び2のローラ全体が2cm程度上下する
機構になっている[0072]。2のローラは2−bの
シャフトに連結され2−dのシャフトを駆動する事で2
のローラは回転する[0073]、又駆動は電磁クラッ
チを界して行う[0074]。同じくして2のローラは
2−bのシャフトを中心として左右に旋回する機構で
[0075]、この2のローラの上下左右の運動はエア
ー・シリンダーを連結して行う[0076]。第2図の
5,6,7,8のローラ及びフレーム11,12でシュ
ータを形成しこのシュータにて新聞及び広告を目的地に
搬送する[0077]。第2図においてX−X′の位置
にある新聞及び広告を9,10の真空パットを下降させ
新聞及び広告の端の一端を吸着し1のローラの下位置ま
で持ち上げる[0078]、2のローラが旋回し1のロ
ーラの下(吸上げられた新聞及び広告の下)に入る[0
079]、2のローラ全体が上昇し又1のローラも下降
し新聞及び広告を挾み込む[0080]、9,10の真
空パットは吸着を停止し原点に帰る[0081]。2の
ローラが回転し新聞及び広告を6−aのローラ位置まで
送り出し停止する[0082]。新聞及び広告の1のロ
ーラ側は送り出されているがその反対側は送り出されて
はなく新聞及び広告は斜めになった状態である[008
3]。4のローラを上昇させ3のローラとの間で新聞及
び広告を挾み4のローラを回転させ新聞及び広告を送り
出す[0084]。現在新聞及び広告は1のローラと2
のローラに挾まれている状態である[0085]、この
状態で4のローラにて新聞及び広告を送り出すと新聞及
び広告は1のローラと2のローラに挾まれている点を中
心にして円を描く様に送り出され1のローラの反対側の
新聞及び広告の端は6−dのローラ位置に送り出され6
のローラ上で真っ直ぐに成る[0086]。すなわち
1,2のローラにて斜めに送られた新聞及び広告を3,
4のローラで補整し真っ直ぐにしてシュータに挿入する
事に成る[0087]。新聞及び広告が6のローラに達
すると5のローラが下降し6のローラとの間に新聞及び
広告を挾み込む[0088]、この時点で1,2,4の
ローラは原点に帰る[0089]。6のローラ・シャフ
トを電磁クラッチを界し回転させ新聞及び広告を8のロ
ーラに送る[0090]。新聞及び広告が8のローラに
達すると7のローラが作動し8のローラとの間に新聞及
び広告を挾み8のローラ速度を新聞及び広告に伝達する
[0091]。8のローラ速度は6のローラ速度より高
速に設定してあり6のローラで送られた新聞及び広告は
8のローラにて加速され目的地に搬送される[009
2]。
[発明の効果]以上詳述したように本発明によれば[0
093]、現存の新聞広告折込み挿入機の新聞及び広告
の取り出し方法を簡素化することにより処理能力も向上
し運転時の騒音も軽減し製作コストも大幅に圧縮できる
[0094]。このため本発明は新聞販売店おける省力
化に多大の貢献をなす[0095]。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明の実施例に係る新聞広告折り
込み挿入機の新聞及び広告の取り出し装置を示す図であ
る。第1図はその全体図、第2図は本装置の拡大図、第
3図は第2図のY−Y′より下側の平面図、第4図は第
2図のY−Y′より上側の平面図、第5図は2のローラ
(首振りローラ)の詳細図、第6図は4のローラ(収縮
ローラ)の詳細図。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年9月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 新聞紙、広告紙の取り出し装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主として新聞販売店
で使用される、二つ折りに畳まれて積み重ねられた新聞
紙、又は積み重ねられた広告紙を、二つ折りの新聞紙の
間に差し込むため、一つずつ取り出す装置に関する。
【0002】
【従来の技術】新聞販売店では、二つ折の新聞紙の間
に、1枚の広告紙を挟み込む場合もあるが、ふつうに
は、複数枚の広告紙を二つ折りした広告紙の間に挟んで
形成した広告紙の束を、挟み込む作業が早朝に行なわれ
る。そして積み重ねられた二つ折りの新聞紙、積み重ね
られた広告紙の束を一つずつ取り出す作業、及び二つ折
りの新聞紙の間に広告紙の束を挟み込む作業は、全て手
作業で行なわれている。
【0003】前記挟み込み作業に先立って、まず二つ折
りの配達用新聞紙や広告紙の束を一つずつ正確に取り出
す必要がある。この取り出し装置に関し、本願発明者は
先に「新聞広告折込み挿入機」の名称で特許出願をした
(特願昭61−289964)。
【0004】前記挿入機は、積み重ねられた最上位の二
つ折りの新聞紙(又は広告紙の束)の一端を吸盤機構で
持ち上げ、次位の新聞紙(又は広告紙の束)との間に複
数の爪を順次挿入して最上位の新聞紙(又は広告紙の
束)をつかむものである。しかし前記挿入機の作動は極
めて安定であるが、構成が複雑であり、又新聞紙(又は
広告紙の束)をつかんだ爪機構の全体が高速移動するた
め、騒音と振動が発生する欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、前記挿入機の欠点である複雑な構成を簡
素化するとともに、騒音と振動の発生を抑えることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の特徴は次のと
おりである。即ち二つ折りの新聞紙、又は二つ折りした
広告紙と、その間に挟み込まれた広告紙とからなる広告
紙の束を被取り出し物とし、昇降するパレットと、折り
目を搬出側にしてパレットに積み重ねられた被取り出し
物のうち、最上位の被取り出し物を、折り目側の一端を
吸着して持ち上げる吸盤機構と、持ち上げられた被取り
出し物の折り目側の一端を、従動引出しローラとで挟ん
で、被取り出し物を搬出方向に対し斜めの姿勢で引き出
す引出しローラと、引出しローラと従動引出しローラと
に挟まれた被取り出し物を、従動補正ローラとで挟ん
で、姿勢を搬出方向へ補正して送り出す補正ローラと、
補正ローラで送り出された被取り出し物を、従動送りロ
ーラとで挟んで搬出する送りローラとからなる。
【0007】
【実施例】図1ないし図5で示す、被取り出し物である
新聞紙取り出し装置について説明する。なお、広告紙取
り出し装置は、後述するように新聞紙取り出し装置と構
成が対称的である。
【0008】1は基枠、2は基枠1の前部、即ち二つ折
りの新聞紙Waの搬出側(図1では右側)に取付けられ
たカバーで、後方へ開口するコ字状に形成されている。
3は基枠1の内部に設けられたパレットで、駆動用の一
対のエンドレスチェーン4で水平に支持されている。な
お、パレット3の前部は、カバー2の内側にある。パレ
ット3には、図1で示すように、被取り出し物である二
つ折りの新聞紙Waが、折り目を搬出側へ向けられて積
み重ねられ、新聞紙Wa一部の厚みをピッチとして、パ
レット3はチェーン4によって間歇的に上昇する。
【0009】5は前後(図1では左右)一対の吸盤機構
で、基枠1の上部に設けられていて、その先端の吸盤が
エヤシリンダによって昇降自在であり(但し作図の関係
から、吸盤機構5の位置を実施例より上方にあらわして
いる)、図2で示すように、新聞紙Waの折り目側の一
端部、実施例では右側端部を吸着して持ち上げる。
【0010】6は首振り機構で、図2及び図4で詳細に
示すように、取付枠7には鉛直軸8が上下方向に枢支さ
れている。9aは鉛直軸8の上端部に取付けられた傘歯
車で、この傘歯車9aと歯合する傘歯車9bには、首振
り軸10が取付けられている。11は引出しローラであ
って、首振り軸10の先端に枢着されている。なお、取
付枠7は図外エヤシリンダの作動によって昇降する。
【0011】12は上端部にピン13を有する上下方向
の駆動軸で、その上端部は鉛直軸8の下端部に固定した
接続筒14に遊嵌されていて、接続筒14のガイド溝1
5にピン13が係止している。16は駆動軸12の支持
枠で、カバー2の取付部2′を介して基枠1の前部に固
定されている。17はガイドレールで、取付部2′を介
して基枠1の前部上部に固定されている。前記取付枠7
はこのガイドレールに昇降自在に取付けられている。駆
動軸12は、図示しないモータによって回転させられ
る。
【0012】引出しローラ11は、作動待機時には新聞
紙Waの外方であるカバー2の前方に位置しているが、
図示しないエヤシリンダの作動により上昇したのち、取
付枠7とともに上昇する。駆動軸12の回転により、約
90度左へ回動して新聞紙Waの直下へ移動し、そのそ
の結果回転軸は搬出方向aと直交する。
【0013】18は引出しローラ11と対をなす従動引
出しローラであって、新聞紙Waの直下へ回動して作動
位置にある引出しローラ11の直上で、基枠1の上部に
回転自在に支持されている。この従動引出しローラ18
は、図示しないエヤシリンダの作動で引出しローラ11
へ向かって降下する。
【0014】19は補正ローラで、図4で詳細に示すよ
うに、取付枠20の上端部に枢着されていて、図外モー
タによりベルトを介して回転させられる。取付枠20
は、カバー2の前部の中央部から少し右寄りに固定され
たガイドレール21に、昇降自在に取付けられ、図示し
ないエヤシリンダの作動により上昇する。
【0015】22は補正ローラ19と対をなす従動補正
ローラであり、前記補正ローラ19の上方で基枠1の上
部に回転自在に取付けられている。この従動修正ローラ
22も、図外エヤシリンダ作動で補正ローラ19へ向か
って降下する。
【0016】23は4個の第1送りローラで、補正ロー
ラ19の前方へ設置さている。24は第1送りローラ2
3と対をなす4個の第1従動ローラで、第1送りローラ
23の上方でややその前方に設置され、図示しないエヤ
シリンダの作動で、第1送りローラ23側へ降下する。
【0017】25は4個の第2送りローラであって、前
記第1送りローラ23より前方へ設置されており、第2
送りローラ25の前方やや上方には、第2送りローラ2
5と対をなす4個の第2従動ローラ26が設置されてい
る。この第2従動ローラ26も、図示しないエヤシリン
ダの作動によって、第2送りローラ25側へ移動する。
27は上ガイド板、28は下ガイド板である。なお、こ
れら第2送りローラ25、及び第2従動ローラ26は、
設けなくてもよい。
【0018】ここで、従動引出しローラ18、補正ロー
ラ19と従動補正ローラ22、第1送りローラ23と第
1従動ローラ24、第2送りローラ25と第2従動ロー
ラ26の各回転軸は、新聞紙Waの搬出方向aと直交し
て設けられている。又各従動ローラ18、22、24、
26は、いずれもワンウエイ・クラッチにより、新聞紙
Waを搬出させる方向へのみ回転する。
【0019】又実施例では、従動引出しローラ18は、
待機時に新聞紙Waの取り出し位置から約4cm上方に
設置され、約2cmのストロークで降下する。引出しロ
ーラ11、補正ローラ19は待機位置から約2cmのス
トロークで上昇する。
【0020】
【作動】パレット3に載せられた複数の新聞紙Waう
ち、最上位の新聞紙Waの上面が、図1で示す位置、即
ち取り出し位置にあるとき、取り出しが始まる。まず吸
盤機構5が作動して、最上位の新聞紙Waの折り目から
約15〜20cm離れた前側で、右縁より4〜5cm離
れた位置を吸着し(図2参照)、新聞紙Waを約2〜3
cm持ち上げる。
【0021】次いで引出しローラ11が上書したのち、
新聞紙Waの引出し位置へ回動して、持ち上げた最上位
の新聞紙Waと次位のそれとの間に入る。引出しローラ
11の上昇とともに従動引出しローラ18が降下して、
引出しローラ11と従動引出しローラと18で新聞紙W
aを挟み込むと、吸盤機構5は上昇する。両ローラ1
1、18に挟まれた新聞紙Waは、引出しローラ11の
回転により引き出される。このとき、両ローラ11、1
8に挟まれて持ち上げられている、その前側の右端部を
除いて新聞紙Waの大部分は、次位の新聞紙Waと接し
て抵抗を受けるため、図5の想像線Iで示すように、前
右端部を前にして半時計廻りに旋回して斜めの姿勢で引
き出される。
【0022】引き出された新聞紙Waの前縁が、上昇し
てきた補正ローラ19と降下してきた従動補正ローラ2
2に挟まれると、補正ローラ19の回転によって送り出
される。しかし、新聞紙Waは未だ前右端部が引出しロ
ーラ11と従動引出しローラ18とに挟まれているの
で、両ローラ11、18とに挟まれた点を支点として、
新聞紙Waは姿勢を補正されて、即ちその折り目を搬出
方向aと直交させて、図5の想像線IIで示す状態で送
り出される。引出しローラ11とその従動引出しローラ
18は元の位置に復帰する。
【0023】新聞紙Waが第1送りローラ23と、降下
してきた第1従動ローラ24に挟まれて、第1送りロー
ラ23の回転により送り出されると、補正ローラ19と
従動補正ローラ22は元の位置に復帰する。次いで新聞
紙Waは、第2送りローラ25と第2従動ローラ26に
挟まれ、第2送りローラ25の回転により装置外へ搬出
されて、例えばホッパ31へ落下し、第2従動ローラ2
6は元の位置に復帰する。最上位の新聞紙Waの搬出が
完了すると、引き続いて次位の新聞紙Waの搬出が行な
われれる。なお、第2送りローラ25の周速度を第1送
りローラ23のそれよりも大きく設定しておけば、両ロ
ーラ25、26により新聞紙Waは加速されて搬出され
る。
【0024】広告紙の取り出し装置は、前記のように新
聞紙の送り出し装置と対称的に構成され、図6のよう
に、両送り出し装置は、ホッパ31を挟んで対向して設
置される。なお、Wbは被取り出し物である広告紙の束
で、複数枚の広告紙が、二つ折りした1枚の広告紙の間
に挟まれている。吸盤機構5が広告紙の束Wbを吸着す
る位置も、新聞紙Waを吸着する位置と同じ位置であ
る。
【0025】
【発明の効果】従来のように最上位の新聞紙(又は広告
紙)と次位の新聞紙との間に、順次差し複数の爪を差込
み、爪機構全体を高速移動させる構成に替えて、ローラ
群で新聞紙を搬出するので、騒音、振動が極めて少な
く、取り出し作動も正確、かつ迅速である。
【0026】又構成が簡単で低コストで製作できるう
え、設置面積が少なくてすむので、小規模な新聞販売店
でも実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置の側面図である。
【図2】首振り機構、補正ローラ、第1送りローラ、第
2送りローラなどの配設状態を示す平面図である。
【図3】各従動ローラの配設状態を示す平面図である。
【図4】首振り機構、補正ローラの詳細を示す側面図で
ある。
【図5】引出しローラによる新聞紙の引き出しと、補正
ローラによる新聞紙の姿勢の補正を示す平面略図であ
る。
【図6】新聞紙用の装置と広告紙用の装置との配設状態
を示す平面略図である。
【符号の説明】 3 パレット 5 吸盤機構 6 首振り機構 11 引出しローラ 19 補正ローラ 23 第1送りローラ 25 第2送りローラ Wa 新聞紙 Wb 広告紙の束
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図5】
【図4】
【図6】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】 新聞広告折込み挿入機において、新聞の中に広告を折り
    込む作業以前に各パレットにセットされている新聞及び
    広告の最上部より1部ずつ順次取り出す装置。
  1. 【請求項1】パレットにセットされてある新聞及び広告
    の最上部の前方端の上約40mm程度の所にゴム・ロー
    ラ(メインローラ)を設ける、このメイン・ローラはワ
    ンウエイ・クラッチのローラで、20mm程度上下可能
    な機構である。このメイン・ローラの下に小型の首振り
    ローラを設け、メイン・ローラと対で作業を行う。首振
    りローラはギヤ・ボックスより横にシャフトを延ばし、
    その先に小型のゴム・ローラを付けた構造で、ギヤ・ボ
    ックスより直角に下に出たシャフトを駆動しローラを回
    転させる。ギヤ・ボックス及びローラは下に出たシャフ
    トを中心に90度旋回でき、又首振りローラ及びギヤ・
    ボックス全体が20mm程度上下する機構である。通常
    首振りローラはメイン・ローラの下にはなく、新聞及び
    広告の上より外に逃げた状態にある。メイン・ローラの
    横に設けてある真空パットにて新聞及び広告の端の一端
    を吸付けメイン・ローラの下位置まで持ち上げる。外に
    ある首振りローラを旋回し、真空パットにて持ち上げら
    れている新聞及び広告の下にローラを挿入する、首振り
    ローラが上昇し又メイン,ローラも下降し両ローラ間に
    て新聞及び広告を挾み込む。真空パットが外れ搬送軌道
    外に退避する(原点に帰る)、首振りローラを回転させ
    新聞及び広告をシュータへ送り出す。メイン・ローラの
    みの送り出しでは新聞及び広告は斜めに送り出された状
    態で、補助ローラを使用し真っ直ぐに補整する。
  2. 【請求項2】メイン・ローラ位置より15cm程、中よ
    りで新聞及び広告位置より前方に15mm程度外れた位
    置で、最上部より20mm程度上がった位置に前記メイ
    ン・ローラと同タイプの補助ローラを設ける。補助ロー
    ラの下(新聞及び広告の搬送軌道より下)に上下収縮可
    能な小型のゴムローラ(収縮ローラ)を設ける。メンイ
    ・ローラで送り出された新聞及び広告が収縮ローラ上に
    達すると、収縮ローラが上昇し、補助ローラとの間で新
    聞及び広告を挾み込み、収縮ローラを回転させ新聞及び
    広告を送り出す。メイン・ローラが停止しても新聞及び
    広告がシュータに真っ直ぐに収まるまで可動し補整す
    る。シュータに達した新聞及び広告をシュータのローラ
    にて挾み、折込み作業をする目的地に搬送する。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5947945A (en) * 1995-08-07 1999-09-07 The Procter & Gamble Company Disposable absorbent article with fit and fluid handling capabilities
US6183587B1 (en) 1997-11-26 2001-02-06 The Procter & Gamble Company Method of making sanitary napkin comprising three dimensionally shaped tube of absorbent material
US6316688B1 (en) 1998-04-27 2001-11-13 The Procter & Gamble Company Sanitary napkin comprising three dimensionally shaped tube of absorbent material
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KR100692990B1 (ko) * 2000-03-07 2007-03-12 유니챰 가부시키가이샤 흡수성 물품

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