JP2639475B2 - 折丁フィード装置 - Google Patents

折丁フィード装置

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JP2639475B2
JP2639475B2 JP4269521A JP26952192A JP2639475B2 JP 2639475 B2 JP2639475 B2 JP 2639475B2 JP 4269521 A JP4269521 A JP 4269521A JP 26952192 A JP26952192 A JP 26952192A JP 2639475 B2 JP2639475 B2 JP 2639475B2
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soccer
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pinion
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瑛 原
政一 飯干
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NIPPON BOORUDOIN KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の枚葉紙を重ね、外
被紙を二つ折りして前記重ねた枚葉紙を挟み込んだ形態
の集合紙(以下「折丁」という)を本紙に自動的に挟み
込むための折丁フィード装置に関する。
【0002】
【従来の技術】新聞等の本紙に別刷紙を自動的に挟み込
むための装置(インサーター)が各種使用されている。
しかし、広告紙の場合はその集合形態が特殊な為に、新
聞本紙への挟み込みの自動化が遅れている。広告紙の集
合形態は、図10に示すように、新聞本紙1に挟み込む
複数枚の広告紙2bを重ねて集合し、その外側を一枚の
広告紙2aを二つ折りして挟み込んで折丁2を作る。こ
の折丁2は、通常人手によって新聞本紙に挟み込まれる
が、この作業は新聞本紙が新聞販売店に届く、深夜から
早朝にかけて行われており、しかも最終配達時間との関
係から制約された、短い時間で処理されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような折込み広告
紙の集合体、すなわち折丁を自動的に新聞本紙に挟み込
む場合、折丁フィード装置は、図11に示すように、複
数部の折丁2(S1,S2,・・・Sn)を重ねてスト
ッカー14に収容し、このストッカー14から一部づつ
折丁S1,S2,・・Snを取り出し、フィードローラ
対3および4にて給送する。ところで、折丁の外側を形
成する二つ折り枚葉紙(以下「外被紙」と記す)は、そ
の紙質や印刷表面状態によって紙面が滑り易い状態であ
ったり、また逆に滑りにくい状態であったりする。特
に、折丁S1の外被紙の外側と折丁S2の外被紙の外側
とが滑りにくくて、折丁S2の外被紙の内側とそれに接
する枚葉紙の間が滑り易い場合には、先行する折丁S1
の外被紙の上面に接する次の折丁S2の外被紙の下面側
がフィード方向に共連れして引き出され、その部分にた
るみが発生し、次の折丁S2の取出しの際に、サッカー
が紙を確実に吸着し取り出すことができず、ミスフィー
ドしてしまうという問題が発生した。本発明の目的は、
本紙へ挟み込まれる折丁の紙質や印刷面状態によるミス
フィードの発生を防止した折丁フィード装置を提供する
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載された本発明は複数の枚葉紙を重
ね、外被紙を二つ折りして前記重ねた枚葉紙を挟み込ん
だ形態の折丁とし、前記外被紙の二つ折り側を折丁の給
送方向にしかつ積重ねて収容するストッカーと、該スト
ッカー内に積重ねた折丁の底部から一部づつ取出すサッ
カーと、該サッカーにて取出された折丁を給送する固定
側と可動側のローラ対から成るフィードローラとを備え
た折丁フィード装置において、前記サッカーにて取出さ
れて、先行する折丁と前記ストッカー内にある後続の折
丁のそれぞれの外被紙が重合っている間に差込まれる分
離プレートと、前記分離プレートを案内するプレートガ
イド部と、前記分離プレートの動きを前記フィードロー
ラの可動側ローラに同期させる作動機構とを設けた構成
にある。また請求項2に記載された発明は、上記請求項
1に記載の発明において、作動機構は可動側ローラの軸
部に配設されたピニオンと、装置フレームに固定され
た、前記ピニオンに係合するフレーム側ラックと、分離
プレートに固定された、前記ピニオンに係合するプレー
ト側ラックとから構成されている。
【0005】
【作用】上記請求項1の構成によると、可動側ローラを
フィード位置に移動させて折丁を給送するとき、可動側
ローラの動きに同期させて作動機構により分離プレート
を移動させ、サッカーにて取出された先行の折丁とスト
ッカーに収容された後続の折丁のそれぞれの外被紙が重
合っている間に、先行の折丁の給送方向とは逆方向にく
さびの如く差込む。これにより先行する折丁の移動によ
って、後続の折丁の外被紙が共連れによって膨らむのを
防止する。従って、後続の折丁に弛みが生じることがな
くなり、フィードローラに正しく送込むことができる。
また請求項2の構成によると、可動側ローラの軸部の動
きをピニオンとラックによって分離プレートを移動させ
る機構としているので、可動側ローラがフィード位置に
移動する際に、同時に作動機構も動作し分離プレートの
移動が行われ、確実に先行の折丁と後続の折丁が外被紙
で重合っている間に差込まれる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の折丁フィード装置を上部から見た
構成を示す。また図2は正面から見た主要部の構成を示
す。フィード部10は、固定フィードローラ3と可動フ
ィードローラ4によりフィードローラ対を成すと共に、
固定フィードローラ3を駆動軸6に所定間隔で配置され
た複数のホィールにより構成し、このホィール間にサッ
カー8が配備されている。フィードローラ対にて取り出
された折丁2を折丁挟込部20に案内するガイド板12
が設けられている。折丁挟込部20への本紙搬送タイミ
ングに合わせてフィードローラ対とサッカー8が作動す
る。サッカー8が作動すると、ストッカー14から1部
の折丁2が取り出されてフィードローラ対に送り込む、
そして折丁挟込部20へ送り出され、本紙1に折丁2を
挟み込む。
【0007】次にフィード部を詳しく説明する。図3は
フレームを図示しないときのフィード部の非フィード状
態を側方から見た構成を示す。図4は上記同様のフィー
ド部のフィード状態を側方から見た構成を示す。ストッ
カー14の前側には、折丁2を一部づつ取り出すための
複数のサッカー8が配備されている。各サッカー8のパ
イプ状のサッカーアーム11は、両端がフレームに枢着
されたパイプ状のサッカーアーム取付軸9に取り付けら
れている。各サッカー8は、サッカーアーム11および
サッカーアーム取付軸9を通して図示を省略した真空系
に接続されている。サッカーアーム取付軸9の軸端に
は、レー13が取り付けられており、このレー13
を本紙の搬送タイミングによって動作するサッカーアー
ム作動機構(図示せず)により作動させる。
【0008】レー13によりサッカーアーム11が図
3に示す矢印方向に回動すると、サッカー8が折丁2に
押し当てられ、これに先立って真空系が動作してサッカ
ー8にて折丁2を吸着する。その後に、サッカーアーム
作動機構によりサッカーアーム11か図4に示す矢印方
向に回動すると、この動きに同期してスイングアーム作
動機構(図示せず)が作動し、スイングアーム24を図
4に示す固定フィードローラ3側にスイングさせ、可動
フィードローラ4を非フィード位置からフィード位置に
移動させる。この動作によって、ストッカー14から取
り出された折丁2はフィードローラ対に送り込まれる。
【0009】サッカー8の動きに同期してスイングする
可動フィードローラ4は、図5に示すように、フレーム
30に明けられた長穴31を貫通してフレーム外に延び
る軸部22を備え、このフレーム外の軸部22はスイン
グアーム24に回転自在に支持されており、フィードタ
イミングに合わせて固定フィードローラ3側に移動す
る。可動フィードローラの軸部22の一端側に取り付け
られたベルトプーリー26は、図示を省略した固定フィ
ードローラ3と同じ駆動源に連結され、可動フィードロ
ーラ4を回転駆動する。
【0010】図6は分離プレートのプレート作動機構の
片側の構成を示す。軸部22上には、後述の分離プレー
ト40を可動フィードローラ4のスイング動作に同期さ
せるための一対のピニオン28が回転自在に設けられて
いる。各ピニオン28は、それぞれのフレーム30の内
側に取り付けられたフレーム側ラック32および分離プ
レート40の両端に設けられたプレート側ラック34に
噛合っている。可動フィードローラ4の移動に伴ってピ
ニオン28が回転すると、このピニオン28に噛合って
いるプレート側ラック34を図示の矢印方向に作動さ
せ、この動きによって図7に示す矢印方向、即ち折丁の
給送方向に分離プレート40を進退させる。
【0011】フレーム30の内側には、折丁2の外側紙
の折り目側が位置されるストッカー14の前部に近い位
置に、分離プレート40の両端を案内するプレートガイ
ド36が取り付けられている。このプレートガイド36
は、図7に示すように、分離プレート40のプレート端
が挿入される溝36aを有し、この溝36aはストッカ
ー14の下面レベルLに対して所定角度θを持たせて上
向き傾斜させて取り付けられている。このように構成す
ることにより、サッカー8が取り出す先行の折丁S1と
ストッカー14内にある次に取り出される後続の折丁S
2との間に分離プレート40の先端が円滑かつ確実に差
し込まれる。つまり、分離プレート40は先行の折丁と
後続の折丁のそれぞれの外被紙が重なり合っている間に
くさびの如く差込まれるため、重合っている外被紙の範
囲が少なくなって、先行する折丁の走行による移動で後
続の折丁の外被紙が引きずられにくくなり、後続の折丁
の外被紙の共連れによる膨らみが防止される。
【0012】可動フィードローラ4を軸支するスイング
アーム24は、サッカー8の吸着動作タイミングに合わ
せてフィードローラ作動機構(図示せず)によりフィー
ドローラ作動ロッド(図示せず)をスイングさせ、固定
フィードローラ3側(図4に示すフィード位置)または
固定フィードローラ3から離れた側(図4に示す非フィ
ード位置)に移動させる。
【0013】次にフィード部の作用を説明する。図8お
よび9はフィード部の作動シーケンスを示す。ストッカ
ー14に積み重ねられた折丁2(S1,S2,・・・S
n)のフィード前には、サッカー8と可動フィードロー
ラ4が図8(1)の状態にある。本紙が本紙挟込合部2
0に搬送されてくるタイミングで、サッカーアームがス
トッカー側に回動し、サッカー8が折丁S1の吸着動作
に入る(図8(2)の状態)。次いでサッカーアームが
先の回動方向とは逆向きに動き、折丁S1の先端をスト
ッカーから引き出すと共に、可動フィードローラ4がフ
ィード位置に移動し、同時に分離プレート40を折丁S
1と次の折丁S2の間に進入し、折丁S2の共連れを阻
止する(図9(3)の状態)。その後、サッカー8の吸
引動作が解除されてフィード動作に入る(図9
(4))。
【0014】
【発明の効果】上述のとおり、請求項1の発明によれ
ば、先行の折丁と後続の折丁がそれぞれの外被紙で重合
っている間に差込まれる分離プレートを設けたことによ
り、先行の折丁が後続の折丁の外被紙を共連れによって
引出すのを阻止され、次の折丁のミスフィードが解消さ
れる。また請求項2の発明によれば、可動側ローラの軸
部の動きを利用して分離プレートを移動させる機構とし
たので、可動側ローラのフィード位置への移動と分離プ
レートの差込み動作との同期が簡単な機構により構成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の折丁フィード装置の平面図である。
【図2】 折丁フィード装置の主要部の正面図である。
【図3】 フレームを除いたフィード部の非フィード状
態での模式図である。
【図4】 フレームを除いたフィード部の非フィード状
態での模式図である。
【図5】 可動フィードローラと分離プレートの正面図
である。
【図6】 図5のA−A線に沿った断面図である。
【図7】 分離プレートを説明する図である。
【図8】 折丁のフィード動作を説明するためのシーケ
ンスで、図8(1)はサッカー吸着動作前、図8(2)
はサッカー吸着動作時を示す図である。
【図9】 折丁のフィード動作を説明するためのシーケ
ンスで、図9(3)は折丁取出動作状態、図9(4)は
フィード状態を示す図である。
【図10】 新聞本紙への折丁の挟込みを説明する図で
ある。
【図11】 先行の折丁による後続の折丁の共連れを説
明する図である。
【符号の説明】 1 新聞本紙、2 折丁、3 固定フィードローラ、4
可動フィードローラ、8 サッカー、10 フィード
部、14 ストッカー、20 折丁挟込部、24 スイ
ングアーム、28 ピニオン、30 フレーム、32
フレーム側ラック、34 プレート側ラック、36 プ
レートガイド、40 分離プレート

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の枚葉紙を重ね、外被紙を二つ折り
    して前記重ねた枚葉紙を挟み込んだ形態の折丁とし、前
    記外被紙の二つ折り側を前記折丁の給送方向にしかつ積
    重ねて収容するストッカーと、該ストッカー内に積重ね
    た折丁の底部から一部づつ取出すサッカーと、該サッカ
    ーにて取出された折丁を給送する固定側と可動側のロー
    ラ対から成るフィードローラとを備えた折丁フィード装
    置において、 前記サッカーにて取出されて、先行する折丁と前記スト
    ッカー内にある後続の折丁のそれぞれの外被紙が重合っ
    ている間に、前記折丁の給送方向とは逆方向に差込まれ
    る分離プレートと、 前記分離プレートを案内するプレートガイド部と、 前記分離プレートの動きを前記フィードローラの可動側
    ローラに同期させる作動機構とを設けたことを特徴とす
    る折丁フィード装置。
  2. 【請求項2】 前記作動機構は可動側ローラの軸部に配
    設されたピニオンと、装置フレームに固定された、前記
    ピニオンに係合するフレーム側ラックと、分離プレート
    に固定された、前記ピニオンに係合するプレート側ラッ
    クとから構成されていることを特徴とする請求項1記載
    の折丁フィード装置。
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CH706769A1 (de) * 2012-07-27 2014-01-31 Ferag Ag Vorrichtung zum Abtrennen von einzelnen flachen, biegbaren Gegenständen von der Unterseite eines Stapels solcher Gegenstände.
CN109019086B (zh) * 2018-06-12 2020-03-17 安徽天斯努信息技术股份有限公司 一种云打印机用相纸传输装置

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