JP4083345B2 - 用紙搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、重ねられた用紙を搬送する際の先端の位置ずれを防止した用紙搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
行政機関の広報誌や、飲食店等の情報誌においては、両面に印刷された数枚の用紙(第1の用紙)を綴じ処理することなく重ねて新聞状に2つ折りに折り込み、その中に半分の大きさの用紙(第2の用紙)を挟み込んで利用者に配布する場合がある。第2の用紙も両面に印刷がなされている。このように第2の用紙を用いるのは、第1の用紙のみでは情報量の関係で紙面が過剰となり対応できない場合が生じるためである。
【0003】
図4は、このような2つ折りに折り込んだ用紙に、半分の大きさの用紙を挟み込む例を示す斜視図である。図4の例では、両面に印刷等により文字や図案等の情報が記載されている三枚の第1の用紙51a〜51cを重ねて、中央部51xの位置で2つ折りに折り込む。2つ折りに折り込まれた第1の用紙の間に、同様の情報が記載されている第2の用紙52を挾み込む。
【0004】
図4に示されているような、2つ折りに折り込まれた第1の用紙の間に第2の用紙52を挾み込む処理は、例えば次のようにして行われている。最初に、丁合機を使用して第1の用紙と第2の用紙を重ねる。次に、ステッチャ−を有する綴じ機のスペ−スを利用して、綴じ処理は行なわずに第1の用紙と第2の用紙の先端を揃える。続いて、折り機で第1の用紙を2つ折りに折り込み、間に第2の用紙を挾み込んだ状態で搬出する。
【0005】
図5は、綴じ機において綴じ処理は行なわずにそのスペ−スを利用して、第1の用紙と第2の用紙の先端を揃える例を示す側面図である。図5において、綴じ機11には、丁合機等からの用紙搬入部12、綴じ処理を行なうステッチャ−13と支持台14、駆動ロ−ラ15と支持ロ−ラ16間に張設される横方向搬送ベルト17、横方向搬送ベルト17に沿って配置されるストッパ−18、横方向搬送ベルト17に接着材等により着脱自在に固定される送り板20が設けられている。
【0006】
丁合機で重ねられた二枚の第1の用紙51a、51bと、第2の用紙52は、用紙搬入部12から綴じ機11のスペ−スに搬入され、ストッパ−18の位置で搬送が停止されて先端が揃えられる。通常はストッパ−18の位置で用紙の先端を揃えた状態で、ステッチャ−13と支持台14間に挾まれている用紙に綴じ処理を行なうが、この例では綴じ処理は行なわない。
【0007】
次に、ストッパ−18で第1、第2の用紙の先端を押えている状態で横方向搬送ベルト17を矢視A方向に移動させると、図6の側面図に示すように送り板20の位置が移動して、第1の用紙51a、51bの後端を押圧する。次に、ストッパ−18を横方向搬送ベルト17の下側に回転させて用紙の先端の押えを解除し、横方向搬送ベルト17を更に移動させる。
【0008】
このようにして、第1の用紙51a、51bの後端は送り板20により押圧されて、矢視A方向に搬送される。第2の用紙52も、第1の用紙51a、51bの搬送と連動して矢視A方向に搬送されるが、後端が押圧されていないので先端位置が第1の用紙51a、51bからずれた状態で搬送される。
【0009】
図7は、折り機の概略構成を示す側面図である。図7において、折り機31は、第1の搬送路32、第2の搬送路33、停止板34、折りナイフ35、一対の折りロ−ラ36、37、搬出部38で構成されている。前記綴じ機から搬送されてきた用紙は、第1の搬送路32、第2の搬送路33を通り、先端が停止板34の位置で停止する。
【0010】
この状態で折りナイフ35を矢視B方向に駆動して、一対の折りロ−ラ36、37間に突出させ、一対の折りロ−ラ36、37を回転させて用紙に折形を付与しつつ搬出部38の方向に送り出す。折形を付与された用紙は、搬出部38から矢視C方向に搬出される。
【0011】
図6のように、第1の用紙51a、51bの先端と、第2の用紙52の先端の位置がずれた状態のままで重ねられて折り機に搬送され、折形が付与されると、図7に示すように第2の用紙52にも折形が付与されてしまうことになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
このように、横方向搬送ベルトを有する用紙搬送装置を用いて後工程に用紙を搬送する際に、重ねられた用紙の先端位置が相互にずれてしまうと、後工程の処理が円滑に行なえないという問題があった。
【0013】
本発明はこのような問題に鑑み、重ねられた用紙を搬送する際の先端の位置ずれを防止した用紙搬送装置の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、本発明において用紙搬送装置を、第1の用紙と、当該第1の用紙の半分のサイズの第2の用紙を備え、第2の用紙の上に第1の用紙を重ねて横方向搬送ベルトにより搬送する用紙搬送装置であって、第1の用紙と第2の用紙の搬送を停止させて先端を揃えるストッパ−を前記横方向搬送ベルトに沿って設けると共に、前記横方向搬送ベルトに第1の用紙と第2の用紙の後端をそれぞれ搬送方向に押圧する押圧部材を設ける構成とすることによって達成できる。
【0015】
本発明においては、第1の用紙と第2の用紙の搬送を停止させて先端を揃えるストッパ−を横方向搬送ベルトに沿って設けると共に、横方向搬送ベルトに第1の用紙と第2の用紙の後端をそれぞれ搬送方向に押圧する押圧部材を設ける構成としている。このため、第1の用紙と第2の用紙は先端が揃えられた状態で後工程に搬送されるので、後工程の処理を円滑に行なうことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態である用紙搬送装置について説明する。図1は、本発明の実施の形態である用紙搬送装置を示す側面図である。図1においては、図6、図7で説明したと同様に用紙搬送装置を綴じ機の位置に設定している。図5、図6と同一の部分または対応するところには同一の符号を付与しており、詳細な説明は省略する。
【0017】
図1において、横方向搬送ベルト17には、第1の用紙51a、51bの後端を押圧する送り板20の外に、押圧突起21を接着材等により着脱自在に取り付けている。押圧突起21は、第2の用紙52の後端を押圧するものであり、その高さは第2の用紙52の厚さよりも大きく、しかも第1の用紙51a、51bが押圧突起21の位置で突出して撓まない程度の寸法に選定される。
【0018】
また、押圧突起21は、矢視A方向の用紙の搬送方向に対して、送り板20よりも前方で、送り板20と押圧突起21間の長さを、第2の用紙52の幅方向のサイズと同じ長さ、すなわち、第1の用紙51a、51bに設定されている幅方向サイズの半分の長さに選定する。
【0019】
19は、送り板20の位置を検出するセンサで、光電センサ、磁気センサ等の適宜のセンサが用いられる。このセンサは、横方向搬送ベルト17の所定の位置に、着脱自在に取り付けられている送り板20、押圧突起21が脱落していないかどうかを検出するものである。
【0020】
送り板20の横方向搬送ベルト17への取り付け位置は、2つ折りに折り込まれる用紙のサイズに応じて、ストッパ−18からの長さが選定される。このように、送り板20と押圧突起21とを横方向搬送ベルト17に着脱自在に取り付けているので、送り板20と押圧突起21とを横方向搬送ベルト17から除去することにより、綴じ機11による用紙への通常の綴じ処理を支障なく行なうことができる。
【0021】
図2は、綴じ機11に丁合機1と折り機31を連結した状態を示す概略の側面図である。図2において、丁合機1は、1a〜1jの10段の給紙段を有しており、各給紙段に対応して給紙ロ−ラ2a〜2jと、搬送ロ−ラ3a〜3jが設けられている。
【0022】
駆動ロ−ラ4と支持ロ−ラ5間には縦方向搬送ベルト6が張設されており、各給紙段から給紙される用紙を順次丁合しながら縦方向に搬送する。7は連結板で、丁合された用紙を綴じ機11に搬入する。図2に示された丁合機1は、10枚の用紙を丁合できるが、この例では、給紙段1hに用紙51bを、給紙段1iに用紙51aを、給紙段1jに用紙52をそれぞれ載置している。
【0023】
すなわち、図2の例では丁合機1の丁合能力の一部しか利用していない。このように、重ねる用紙の枚数は比較的少ないが、公報誌や情報誌等、作成部数が多い場合には、高速で動作する丁合機の機能を利用すると効率良く処理できる。
【0024】
前記のように、綴じ機11に設けられている横方向搬送ベルト17により、第1の用紙51a、51bと第2の用紙52を搬送する。この際に、第1の用紙51a、51bと第2の用紙52は、横方向搬送ベルト17に沿って設けられているストッパ−18により搬送が停止されて先端が揃えられる。
【0025】
この状態で横方向搬送ベルト17を移動すると、送り板20と押圧突起21により第1の用紙51a、51bと第2の用紙52は後端が押される。ストッパ−18による搬送停止を解除して横方向搬送ベルト17を更に移動すると、第1の用紙51a、51bと第2の用紙52が折り機31に搬入される。
【0026】
折り機31では、図3の側面図に示すように、折りナイフ35と、一対の折りロ−ラ36、37により、第1の用紙51a、51bを2つ折りに折り込み、間に第2の用紙52を挟み込む。この際に、第2の用紙52の後端の位置は、第1の用紙51a、51bの折り位置に正確に位置合わせされ、第2の用紙52が折り込まれることはない。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように本発明においては、第1の用紙と第2の用紙の搬送を停止させて先端を揃えるストッパ−を横方向搬送ベルトに沿って設けると共に、横方向搬送ベルトに第1の用紙と第2の用紙の後端をそれぞれ搬送方向に押圧する押圧部材を設ける構成としている。このため、第1の用紙と第2の用紙は先端が揃えられた状態で後工程に搬送されるので、後工程の処理を円滑に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である用紙搬送装置を示す側面図である。
【図2】図1の用紙送り装置に、丁合機と折り機を連結した例を示す側面図である。
【図3】折り機の動作を説明する側面図である。
【図4】2つ折りに折り込まれた用紙の間に半分の大きさの用紙を挾み込む例を示す斜視図である。
【図5】従来例の用紙送り装置を示す側面図である。
【図6】従来例の用紙送り装置を示す側面図である。
【図7】折り機の動作を説明する従来例の側面図である。
【符号の説明】
1 丁合機
11 綴じ機
12 用紙搬入部
13 ステッチャ−
14 支持台
15 駆動ロ−ラ
16 支持ロ−ラ
17 横方向搬送ベルト
18 ストッパ−
19 センサ
20 送り板
21 押圧突起
31 綴じ機
51a、51b 第1の用紙
52 第2の用紙
Claims (1)
- 第1の用紙と、当該第1の用紙の半分のサイズの第2の用紙を備え、第2の用紙の上に第1の用紙を重ねて横方向搬送ベルトにより搬送する用紙搬送装置であって、第1の用紙と第2の用紙の搬送を停止させて先端を揃えるストッパ−を前記横方向搬送ベルトに沿って設けると共に、前記横方向搬送ベルトに第1の用紙と第2の用紙の後端をそれぞれ搬送方向に押圧する押圧部材を設けたことを特徴とする用紙搬送装置。
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